非日常的日常
nao



 疲れる・・・

元気で前向きなキャラを求められるのは、マジ辛い。
病気に負けない、明るいキャラってどうよ。
実際にもう治らないのに、元気で明るくいられるかっての。

闘病なんて、美しくも健気でも涙物でもなく、ひたすら醜い。
そりゃ負けたくないさ。
現実に進行してる病気を、治療法もないのに私が治せるとでも?

身体障害者2級。
今の私だ。

「治らないのに薬なんかいらないっ!」
「治らないんだから、家に帰して!」
それが入院の実態だった。

プレドニンで眠れずに何度マイスリーの追加をしたか。
かつての職場を、患者として入院するのがどんな気持ちか。
昔の自分の仕事を、今もやってる同僚を見るのがどんな気持ちか。

世界が今、滅びてしまってもいいじゃない。
道連れにしてやりたい。

それでも生きていかなくちゃならない。
そういう気持ちを、人に見せないでいることが辛い。

2007年10月18日(木)



 自宅から

外泊中。
やっぱ家がいい。

つーの腹毛を特別に撫でさせていただいたw
この腹毛が触りたくてうずうずしてた。

猫はあんまり腹毛を撫でても喜ばないが、猫キックや噛み噛みと戦いつつ腹を撫でるのが楽しい。


病院はストレスが溜まる。
前回入院の喫煙仲間と、今回も遭遇。
お互い病気の話はしない。
暗黙の了解っていうか。
時々外来に来てる人が「なんの病気?」って聞くが、多発性硬化症と言ってわかるんかいな?とか思ってしまう。

今日と明日は消灯なし。
たとえ眠れなくても平気。

病棟に戻ったら、今度は退院の交渉だ。

2007年10月13日(土)
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