かなしいうわさ
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2007年11月26日(月) おれ的わたし的ベスト2007

おはようございます こんにちは こんばんは。




おれ的わたし的ベスト2007


懲りずに今年も実施します。
よろしければひとつお付き合いください。


どんなものか?
そうですね、 
こちらをご覧ください。

2006年

2005年

2004年

2003年



【ご応募】
下記の項目を、
メールにて whistleman_アットマークhotmail.com (「アットマーク」を"@"に変更して下さい) まで
お送り下さい。


下記の項目を新規メールに貼って
こまめに保存しながら、ゆっくりと書き上げてください。


【期限】
12/20をいったんの締切とします。
それ以降でもオーライです。




------ココカラ---------------------------------------------

■お名前(匿名OK)

■サイトをお持ちの方は、サイト名・アドレス
(サイトへの掲載の可否もご記入ください)

■2007年にリリースされた音楽で、良かったものベスト10を挙げてください。
(一枚づつに感想があると嬉しいです。無くてもいいです。
10枚じゃ収まらねえ、という方は順位を増やしたり、次点をつけていただくなり、お好きに粋にやって下さい。)

■2007年にリリースされた作品以外で、よく聴いた音楽があれば挙げてください。
(同上。)

■あなたの「今年のこの1曲」は?

■ライブ、イベント等々で良かったものがあれば挙げてください。

■音楽以外でのベスト10があれば挙げてください
(なんでもどうぞ。)

■自己紹介をどうぞ
(なくてもいいです。あると嬉しいです。)

■2007年はどんな年でしたか?
(なくてもいいです。あると嬉しい。)

■石井への連絡・コメント
(ベストには掲載しません あると非常に嬉しいです)

------ココマデ---------------------------------------------



その他、不明点があればなんなりとメールください。


自分がおもろいと感じたり、心動かされたりしたものを共有しあう、わかちあう、わかりあう、
人生の喜びってそこにしかないじゃないですか。

んなこたないか。
まぁ、楽しいし。

気楽に。楽しみましょう。

皆様のご応募お待ちしてます。

よろしくお願いします!















ラジオは終わりました。
ご愛顧、本当にありがとうございました!
また別の形で。















ウィスット・ポンニミット /帽子の下の煙



書き下ろしの単行本。
これはタイ版の表紙。日本版やっとやっと出たよ。
ボーイ・ミーツ・ガールもので
他愛ないっちゃ他愛ないストーリー。
だけど、語り方がいい。
得も言われぬ読後感。
非常に心地の良い切なさだ。

マムアンちゃんとかサケロックのPVとかの
"かーいらしいタム君"しか知らん人に
是非読んで欲しい。



























全然筋と関係ないとことってもた(;´Д`)勿体無いのでアプ

















グディングス・リナ /大都市を電車はゆく



これはせつない。
せつない。
せつないよ。

心臓をグリグリと抉られているみたいな気分になる。何度聴いても。














2007年11月18日(日) ひとりコミティア

コミティアという、漫画同人誌の即売会に行ってきました。

http://www.comitia.co.jp/
一般的な「マンガ同人誌」はいわゆるパロディと呼ばれるファンフィクションが主流ですが、
コミティアは「創作物の発表の場」として販売物はオリジナル作品のみに限定しています。
なお、オリジナル作品であればマンガ以外の表現、絵画、小説、評論、音楽、グッズ、…などの販売も可です。



買ったり貰ったりしたもの。


疲れたけど、とても楽しめた。

いろんな人がいた。いろんな作品があった。
素人の手遊びレベルのものが殆どだ。でも、「それでも尚」の面白さというのもある。そして「だからこそ」の面白さってのもある。
表紙が気になったら、パラパラっと立ち読みして、面白かったら買って、作者さんと会話して。
俺にとって「だからこそ」がピョンと飛びぬけていると感じたものはサクサク購入。
これが即売会場での楽しみ方と割り切って散財した。まぁ安いしね。
みんな楽しそうなのがいい。でもはしゃぐ事もなくまじめに漫画に向き合っているのがまたいい。
壮年のおっさんやお姉さま方も沢山いてすごく元気だったのもうれしかった。
三峯徹さんライクな作品も結構あるのな...って思ってたら三峯徹さんのTシャツが売られていたっ(;´Д`)買えなかった俺はチキンです

西原理恵子の「毎日こばくち」は売り切れていた(転売、クソ高え...)けれど、お目当ての「小百合のひとりめし」や山川直人、山崎浩は買えたので満足。
小田扉(みりめとる)、こうの史代さんは出展なしみたい。


ざざっと読んだけど、やはり一番良かったのは山川直人さん全般。
ご本人の作品も素晴らしいのはもちろん、
菅原克己という詩人の作品を漫画化した冊子2冊が、
ちょっと、
ほんとに、
もう.....



どんなに忍耐強く、
小さく、黙って、
人は生きてきたことだろう。
となりのおじさんは
こどもと二人ぐらしで、
勤めが終わると
こどものために市場で
魚や大根を買って帰る。
道で出会うと
大根を振りながら笑う。
ぼくが詩を書くのは
まさしく、
そのことが詩であるからであって、
詩が芸術であるからではない。

「ヒバリとニワトリが鳴くまで」より




菅原克己の詩もすばらしいし、
その世界観と完全に合致した山川さんの漫画がもう...

高田渡が曲つけて歌ったりもしてたんだな。
アマゾンで菅原克己さんの詩集も注文してしまいました。




山川さんとこで買った本は、ぜんぶちょっとタバコの香りがしみついている。
品のよい香りに感じてしまうのは、コーヒーの香りとブレンドされているからか、俺がちょっと贔屓目すぎるからか。








デザインフェスタも隣で開催されていたけれど、流石にこれからまた沢山の素人作品を観たくも無いなあ、ということで素通り。








おまけ

2アンリミテッドを歌うビョークヽ(´ー`)ノ
http://www.youtube.com/watch?v=-2vdWFbv1_k

須田信太郎「やさしい女は何処にいる」がちょこっと読める
http://suda.mo-blog.jp/sintarou/2007/11/post_a302.html
ああ、このあたり含めて江戸川ハートブレイカーズ再発されねえかなあ。






・ひとくち情報 1
皆様におかれましては12/22の夕方〜夜は予定を空けておくといいですよ、
きっと。
年末の忙しい折に時間を割いていただくに吝かでないモノのはず。
多分。



・ひとくち情報 2
今年も懲りずにやります。
おれわたし2007ベスト 
応募は近日開始します。






角瓶をラッパ飲みして、お休みなさい。








2007年11月13日(火) またも一回休み


最近、仕事でひとり長時間ドライブすることが多い。
iPodをシガーソケットに繋いで、シャッフルでたらたらと聴いている。



今日はRobert Palmerの「Stella」と
つれれこ社中の「トリちゃんの夢」と
ニューエスト・モデルの「ニュー人生ゲーム」がかかった。
ただの機械のくせに粋な選曲をしやがる。

以前、ボ・ガンボスの「あこがれの地へ」の次にソウルフラワーの「荒れ地にて」がかかったことがある。
こりゃあんまりにもあんまりな偶然だ。恥ずかしながら泣けた。







「ニュー人生ゲーム」を聴く度、人生ゲームってよく出来てるよなぁ、と思う。
子供も楽しめる痛烈な社会批判なのだな。
真っ赤な約束手形は子供ながらに怖かったよなあ。



楽しい仕返し 
人生ゲームの醍醐味さ
子供を増やそう 
ゲームの最後に売れるから

若いとき選んだ
仕事で決まるのさ
保険なら入るさ 
老後が安心だろ

時に奴は何処に?
またも一回休み

賭けようにも手元にゃ
約束手形しかない
ラッキーカードはあるけど
立ち往生している

時に奴は何処に?
またも一回休み

楽しい仕返し 
人生ゲームの醍醐味さ
子供を増やそう 
ゲームの最後に売れるから

世界旅行したいな
お金があったらできるよ
君に株があったら
賭けてもよい



これに収録
cover


辛辣な皮肉の部分よりも、一回休んでる"奴"のとこがキモなのだと思う。
皆休むべ休むべヽ(´ー`)ノ













叔父がろくでもないな(´ー`)










2007年11月05日(月) 俺には俺がついている

ハム負けた。
今年の中日の「熱」は素晴らしかった。そりゃ負けるよ。完敗。









Devendra Banhart /Smokey Rolls Down Thunder Canyon


前作と相も変わらず。ひとりトロピカリズモ絶賛継続中。ブレない、というのも才能のうちだな。
曲調はけっこう暗いのに、どうしようもなく楽しげなのがいい。感情ぜんぶトロトロに蕩けさせて万事オーライ。彼岸の音楽。
ロックのダイナミズムにやられたい!とか、ポップなメロディの魔法に打ちのめされたい!てな風に意気込んで聴くと肩透かしを食らうかもしれないので
まぁタラタリランと気楽に聴き流してみて頂戴。









Jose Gonzalez /IN OUR NATURE


デヴェンドラが「弛め」だとしたら、こちらは「締め」。
歌とギターのみ。ギターのミニマルなカッティングと、冷たく透き通ったハイトーンな歌声。そのふたつが寄り添い、絡み合い、淡々と音楽が進んでいく。
音の空気はひんやりと冷たい。ミニマルなギターの音色が醸し出す陶酔感とあいまって、ひんやりと醒めながらもどんどんとはまりこんでいく感じ。
寒い夜、凍えながらホテホテ歩く道すがらに聴いたらじんじんと沁みるだろう。
マッシヴ・アタックの「Teardrop」のカバーも素晴らしい。
ニック・ドレイク、ベン・ワット、アーサー・ラッセルの歌もの、ロバート・ワイアット。これらのキーワードに少しでも引っかかった人はぜひともぜひとも。
北欧の人なので、ROCKの棚じゃなくてワールドの棚にあるかも。レコ屋で探すときは要注意。










Tribe Called West vol.2 “BUN BUN the MC”



1★狂(いちばんぼしくるー)にも在籍していた、大阪のレゲエDJ Bun Bun The MCが
様々なアーティストの音源に客演したものを集めた一枚。
気張りすぎてなくて、すっとぼけてるのがいい。ゆるいのにブッ太い。この感じはレゲエ以外ではありえないねえ。

フェラ・クティばりのアフロファンクに乗せてガナる1曲目「feel like insects」、
ココロモチ次第でどこだってパラダイス〜、とゆるゆる歌うBush Of Ghostsの「カオサンrd」、
ステッパーズなリズムに乗ってスモーキーなリリックを繰り出す「My Sweet Buds Feat Hamatai」がお気に入り。
駅の前で体揺らしながら問わず語りしている酔っ払いのおっちゃんにファンクを感じてしまう人にはぜひとも聴いてほしい。
限定1000枚って勿体無いなあ(;´Д`)
視聴










風邪ひかないように暖かくしてお休みなさいませ。









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