かなしいうわさ
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酔っているしもう遅いしで更新する予定なかったのですが、フジロックのすっぱぬきがあったので軽く。つうかフジに興味ない人が読んでも良くわかんないと思いますいません。http://www.fujirockers.org/07/headline/730.html#more すごすぎる。 出演者の2/3はオーライ、そしてその中に激烈に観たいものがにポロッポロ入ってる。きっと観たいの被りまくるんだろう。でもそれはそれでまたよし。疲れ果てて動けなくて全然観る予定じゃなかったアーティストを観るはめになって、それが意外にも最高に良かったりとかするんだ。スマッシュのブッキングには魔法がかかっているから大丈夫。 ジョナサンはヘブンでまったし聴けそうで一安心。レッドマーキーになっっちゃった日にゃどうしようかと思ってたよ。きっとアヴァロンか苗場食堂でももう1ステージくらいやってくれるはず... 3日目は俺ずっとヘブンに居ればいいかもしれないな。ドゥルッティ・コラムもヘブンのトリっぽいし。でもソウルフラワーやらヒートウェイヴやら何時も観てるバンドばっかりだからわざわざフジで観なくてもいいかも。いや、でも野外でHeatwaveのド傑作「land of music」のゆったりとしたでっかいグルーヴを体験できるなんて夢のようだぜ... 青く晴れた空に山口のちょっと抑えて感情をグッと込めた歌声がすーーーーっと吸い込まれてゆくんだ、きっと。満月の夕が2回聴けちゃうかもしらんね。いかん、夢想しただけで心が3秒くらい天国に行ってしまう(゚ー`) しかしフリクションがレッドなのは痛い。遠すぎる。まぁ走るか、ホテホテと。ロベルト吉野とサイプレス上野で〆るのもエエなあ。 もう雨降らなければ最高の時間を過ごせると確信した。7月の終わりまで終わらない、確かな幸せをひとつ手に入れた。もう夏までどんなに仕事辛くてもいいよ。バッチコイだよ。 Eddi Readerの最新作。夜も朝もこればかり聴いている。一聴するだけだと、ただの地味めな女性SSWのアルバムに聴こえるかもしれない。でも、無理の一切ないさらりとした歌に、すっと込められた"思い"が、アルバム全体に息づき、控えめにだけどしっかりと、きらめいている。そのきらめきの美しさ。音数少なめな演奏にさらりと入るアイリッシュなアレンジは、まるでPoguesの優れたバラッドのようだ。 Fairground Attraction以降のソロも良いけれど、この確固たる決意に満ちたきらめきは無かった。前作あたりから掴んだみたいだね。やるべきことをしっかりと見つけたんだね。よかったね、ありがとう。 聴きながら寝ます。お休みなさい。
2007年05月23日(水)
慌しいほうが更新する気になるのは何でだろうなあ。
こんばんは。酔ってます 会社からの帰り道、チューハイ飲みながら音楽聴いてふらふら歩くのが愉しいです。慌しい日々に点在する、ささやかな祭り。ハレハレ。 本日はラリーヤングで頭振ってノリノリで帰宅しました。 すげえいかしたファンクアルバム。そこいらのスピリチュアル・ジャズにはない風通しの良さと狂気すれすれのアホ具合。 当人のラリーときたら、マヌケ過ぎるかっこわるい音色のキーボードをビヨビヨペロ〜ペロと弾きくさるのみ。 バカである。アホである。だけどそのマヌケ音がもたらす陶酔感ときたら!たまらんよ。 アルバム全体通して優れていて、もちろんブレイクビーツ・クラシックの「Turn Off the Lights」も最高だが、 ラストの「New York Electric Street Music」は好調時のボアダムスのよな陶酔感に溢れている。 フリクションの演奏のうえで、酔っ払ったギル・スコット・ヘロンがくだを巻くよな突っ走りまくりの最高のハード・ファンクなのだが、 間奏でラリーのキーボードがぺろぺろり〜と入ってきた瞬間、視界がぐんにょりと曲がる。 ああああああッそれ!それ!それ!それ!それそれそれそれそれそれそれそれそれそれだ! それしかねえええええその音色で死ぬまで弾き倒してくれもうこの世の希望はラリーのキーボードの音にしかねええええ!!!もうこのまま殺して! いやいやもうとことん活きちゃう!!!! という痛快な気分になります(´ー`) 酔っています プレミアムモルツを飲んでお休みなさい
2007年05月17日(木)
新潟は、進めど進めど道が茶色く
新潟出張中です。今晩は。 写真がないので春一番のレポは又今度。 今更ですが...週間プレイボーる 日本ハム−楽天(田中幸雄2000本安打)5/17 コユキは俺がハムファンになる前からハムにいた。 4番を打ったこともあったし何度もオールスターにファン投票で選出されていたというのに本当に地味な選手だった。 打率が3割を超えることは一年もなかった。でも長打もあり、俊足、守備も鉄壁。器用貧乏。 怪我に泣かされながらも、脇目もふらず、23年間勤勉にハム一筋で野球ばっかりやってきた。 最近は、確かに2000本達成の"ため"に野球をやっていたのは否定できない。 勝負の世界において個人の成績なんて下らないし、名球会なんてクソ下らない権威主義でしかないだろう。 けれど、最後に少しだけ評価されたっていいじゃないか。 それでもいいじゃん、と言えてしまうのがハムという球団だと俺は思うし、その甘っちょろいところも含めて好きなんだ。 そう、本当にハムらしい、いやハムそのもののような選手だよ 本当におめでとうございます 東京で打ててよかったね(´ー`) カラ兄、やっとこ3巻読破。 長ーい本だし、言い回しはクドイし、読むのは正直辛い。でも長く読みにくく辛いからこそ生まれるグルーヴにはまったら抜けられなくなる。 イワンの問わず語り「大審問官」の狂気が炸裂する2巻にも度肝を抜かれたけれど、ミーチャが遂に爆裂する3巻ときたら、もう...ハードコア過ぎる.. と次巻を買いにいったらまだ出てない!刊行予定もなし!つうか訳してる途中!古訳の岩波版は本屋に売ってねえし(;´Д`) 俺のたぎる気持ちをどうしたら(;´Д`) ということで他の本を10冊程買ってもうた(;´Д`) ほいで買ったこれとか相当良かった 哀しい。哀しいなぁ。 ラッタウット・ラープチャルーンサップさんの処女作です。 ひしひし感じた既視感に、こんなに上っ面をオサレにデコレートしちゃった今の日本も、ほんとはきちんとアジアなんだよなぁ、と思ったりしました。 ラジオ久々に更新し ました リスニングのページに行くと、変な警告文が出るかも。「無視する」選んで進めば普通に聴けたけど、鬱陶しいなぁ。Live365もそろそろ潮時かしらん。 これは何度観ても笑ってしまうな飛井類司のうんちおっぱいちんこカレーハンバーグ、おまんじゅう さんで知りました トリスを飲んで、おやすみなさい。
2007年05月14日(月)
春一番のレポートが途中ですが
コンビニ弁当を喰おうと箸を開けた際に爪楊枝をずっぷし1センチ位指に刺してしまい社長印まで戴いた大切な契約書を血に染めました石井ですどうも。 まぁ血判つうことでよ(`Д´) フジロック すっぱぬきhttp://www.fujirockers.org/07/headline/post_18.html す ご す ぎ る ここ数年でも稀に見る充実ぶりだ。 Altz /Tight 20 あのTightシリーズになんとAltzが! テラテラと黒光りする低速フォンク&サイケMIX。お見事。 俺の聴いたどのAltzのMixモノよりいい。つうか今年聴いた音源のなかで一番好みだわ。 深刻にならない、いやなれない、ユーモアでデコレートせずにはおれない、そのシャイさが又たまらんのです。 すぐに無くなって買えなくなると思います。 すみやかに手に入れて、春うららな毎日にフォンクを注ぎ込んで下さい。 以上。寝ます。
行ってきました。写真はこちらにまとめてます。 5/3 深夜バスで昼前に着いたものの、体が痛くて漫画喫茶でシャワー浴びてマッサージ。午後になってノタノタと服部緑地へ。晴れてるねえ。 辿り着いたらいきなり桜川唯丸(二代目)が! りりしいねえヽ(´ー`) ノ 初代唯丸さんが築き上げたフェラ・クティばりのファンクネス溢れる江州音頭!アガります!よいとよいやまっか どっこいさのせ〜 着いていきなり汗だく。 有山じゅんじさん! ありゃ、有山さんの顔が写ってねえや。まあ問題なしだよ。 ギターも声もサイコー。スウィンギーなアコギのピッキングは天上の音色。そこにネチリとしたイカした声がのりますディビダバ。 ジョン・ハートとかライ・クーダーもいいけど、ありやまさんも聴こうぜ ハリー・ベラフォンテ「さらばジャマイカ」の日本語カバーといえばふちがみとふなとか西岡恭蔵なわけですが、有山さんのカバーもエエね。「ジャマ イカもすいすい泳ぐよォ〜」「ジャマ イカしたあの子に会えるよォ〜」 最後、金森さんとのデュエット「ふたりは青空をみてた」で落涙しそうに... マダムギター長見潤 ギター一本でGris Gris!御柱のごとしBoogie3曲かましてザッと帰ってった。エエでエエで! そのほか、小川美潮のジャジーなバンドや、金子マリオールスターズなどなど。良かった。 年寄りも若造も皆おどるよ〜ヽ(´ー`) ノ 最後はマリさんによるサム・クックのChange is Gonna Comeのカバーで〆。 おつかれっした〜 天気もいいし、いいステージばっかりだったし、お客さんも相変わらず糞ピースな人たちばかりだし、たくさん踊れたし。 いや、やっぱりいい風吹いてるよ、このイベント。最高だ。 その後、仕事が終わって意地で駆けつけたマサオ君と新世界へ。スマートボール で大当たりして翌日の菓子3つゲット後、 渚にての柴山夫妻がよく訪れるというジャンジャン横丁の小料理屋で飲み。 おいしく、やすい。 その後、そのまま西成のドヤに投宿。 1800〜2500円くらい出せば普通のホテルとさして変わらないところにも泊まれるんだけど、ちょい奥の一泊1000円のところにしました。 カギはなかったがテレビはあった。布団も清潔。 会場で話した人も和歌山から来てドヤに泊まっていると言ってた。 服部緑地へもアクセスがいいので、遠方から春一番来る人にはドヤ宿泊はうってつけなのかもわからんね。 でも翌朝道路に倒れてピクピクしているおじいさんを助けて、 ああやはりここは観光気分で気軽に来てはいかんところだよなあとも思いました。 5/4 9時にチェックアウトしたものの、ゆったり飯喰らってたら開演時間過ぎてもた(;´Д`) アチャコ見逃した! ほいで着いてほどなく、曽我部。 君たちゃ春一ではまだまだペーペーなのよ的時間帯ではあるものの、ガラガラです! 若者がちょっとだけステージ前には来ていたけど、この娘たちは他の出演者観ないで帰っちゃうのかなぁ、という感じ。 演奏はダッルダルのユルッユル。 しかしこの天気、この時間このロケーションにドンピシャではまってた。 ラストの「ラブシック」はとても気持ちよかった。 ふちがみとふなと 春一で観るふちふなは格別の愉しさだ。 まさかの白熊大迷惑まで飛び出したが、最後は友部さんとワキaiai もっともっと多くの人に触れてほしい。もっともっと多くの人に気に入ってもらえるバンドだからね。とくにこのサイト見てるキトクな貴方と貴女、ぜひともー シヴヤ毅オケ やっぱり良い。しびれます。古澤さんのドラムがロッキン&ドライヴィン。林さんのフルートが泥酔した体にピーヒョロと心地よく。 大塚まさじと月夜のカルテット あああすばらしいよおおうううう TACOさんのスティールギター、ふなとさんのベース、そんな贅沢な音のカタマリのうえをまさじさんの天然ビブラートがかかった着実な歌がテクテクホテホテと歩く。俺にとっては本日最大のハイライトでした。 松田ARI幸一グループ ぜんぜん知らない方だったのですが、かなりぶっといファンクとラケンローをかましてくれて吃驚。ARIさんのブルースハープ、とろけそう。ええねえ。御歳60歳! 友部正人 春一番のスタッフ、山田くんのことを唄った「山田くんと山田くん」からスタート。途中、ふちふなのふなとさんがゲストで登場。「友部とふなとです」とギターを置き、ふなとさんのベースだけで歌う。軽快なラケンローを「言葉は風景をつれーてやってくるんるん、ルンルン、ルンルン、ルンルン」と踊る友部さんはまるでジョナサン・リッチマンのようだ。さぁ皆もやりましょう、といって皆に踊らせるんるん、ルンルン、ルンルン。 「あ、またハーモニカ吹くの忘れちゃった」 最後はまたひとりで、僕は君を探しにきたんだでシメ。調子のよいときの「君は僕を...」は本当に胸に刺さる。僕は君を探しに来たんだ 僕は海を離れ山を越えてやってきた 話し上手の君にも会いたかったし ぼくのいない町で暮らしたかったから じんじんしながら今日も終了。 終わってから、天満にて友人と旨い飲茶を喰らったのち、梅田のレコードバーjokeにてジョンガジョンガと呑み、友人宅にて宿泊。皆で「うしろゆびさされ組」を聴きながら眠る。 5/5 ゆるりと昼前に着くと、カオリーニョ藤原さんのバンド、Voceの最中。カオリーニョさんのボーカルが聴けないのは残念だけど、「テーゲー」というタイトルの気のいい沖縄サンバを、三線を弾きながらうたう女性ヴォーカルの方もすばらしく。歓心。 奄美島唄のおっちゃん。 祝いと別れの歌をブルージーに。渋いワー。 島崎智子 ぎゃーアク強い!惚れた!こうなんかムニムニマニマニしてんのに、凛としてんの。なにこれ。いまは東京で活動しているようなので、ぜひライブに行きたい。なんだか北とぴあのプラネタリウムでライブするらしいのでこれは必ず行きます。CDも買います。 滝本恭三&フレンズ 写真どおりのラケンロー。良いアホである。良いアホであったことは写真に写っている皆の笑顔でわかっていただけるかと。本気さにすけて見えるテレが可愛いったらなかった。 宮里ひろし a.k.a.小さいおっちゃん しかし皆ステージにあがりすぎですよ! 今日もよっぱらってへろへろ〜という曲がよかったネ。 「みんな、のってるかい。ほう、そいつぁよかった。」 遠藤ミチロウ あ、しもた、これはミチロウのシャウトを聴きながらハッスルしている岡本サンだった。ミチロウの写真ないわ。スターリンの「虫」とかやってました。去年演った「Mr.Bojungles」の日本語カバーをもう一度聴きたかったけど、叶わず。 酒井泰三ユニット 写真ないですが。かっこよかった!ヘヴィ・ファンキィ・ラケンロロロッローでした。最前列で数人のスキモノ達と踊り狂った。ご本人の日記 の感想 やっぱり古澤さんの ドラムはすげえなぁ。激テク、というかんじでは全くないのだけど、頭を直接ポコスカと叩かれるような感じがする。 坂田明Yahhoo! 前に観たときはあまり良い印象がなかったんだけど、いやいやコレは。音のフリーさは抑え目に、その分フリーキーかつ哀愁漂う詩の朗読(?)や曲構成に魂込めていて、じつに聴きやすい。 山中一平と河内オンドリャーズ 初日に出てしまった江州音頭@唯丸を見逃した友人たちと一緒に心待ちにしていた音頭タイム。しかしまさかの演歌熱唱タイムに。そりゃ「釜山港へ帰れ」はいい歌だけどさあ、という俺らを尻目に演歌を続ける一平。これは駄目か?駄目なのか?!と思ったら、最後の最後に音頭来た!会場の通路まで音頭の輪ができた。若いのから死に底無いまで皆でワシワシおどるよー まぁ、唯丸さんの音に比べたらヘチャい音だったのは否めないけど、皆で愉しく踊れたので満足です。 この日はマサオくんちに宿泊。 つづく。