かなしいうわさ
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2003年09月27日(土) 203

朝霧JAMやってるね。
うらやましい。
フジロックの携帯のメルマガってのに登録しているので、
そこから朝霧のリアルタイム情報が1時間おきくらいでガンガン入ってくる。
仕事中に。
スカタライツでノリノリで深夜にジョーストラマーの追悼映画でラジオ体操で快晴で富士山バッチリ観えちゃって丼が旨くてマッタリムードでボニーピンクがゲストで大合唱だってやんの。
ムキー。


それにしてもメンツが素晴らしい。観たいのばっかりだ。
Jack Johnsonとかはまだ考えられるとしても
Tony AllenにDepth Chargeだなんて。最っ高。



【今日曲】
 Skatalites /Phenix City
 悔しさ噛み締めつつスキャスキャ




2003年09月24日(水) 202

・Robert Wyatt /Cuckooland
あの声で存分にうたっている。
ヒロシマー、ナガサキー。

相変わらず自分をたったいまこの場所と全くかけ離れさせてしまう音楽であることだね。 
寝起きの音楽に使ったら、起きられなくなって困った。
本人によるトランペットとコルネットもとても良い。
ニューエイジっぽくてださい瞬間もあるけどそんなことは全く問題ない。



・Double Famous /Live In Japan
リトルクリーチャーズにしろダブルフェイマスの既発のアルバムにしろ、
青柳卓司絡みの音はいつも頭でっかちな感じがする。
このアルバムはそれがないから、すごくいい。
はじめて、留保なく心から素ん晴らしい!と思った。
ステージ上で演ってるやつらが楽しくて楽しくて楽しくて仕方が無さそうなのが
いいんだな。ドキドキするし、ワクワクするよ。
観客のゆらーりゆらりと楽しそうにしている様も伝わってくるみたい。
ウッチーのラフなミックスも良。


・Soundtrack /City of God
・Jeff Buckley /Live At Sin-e
・The Very Best of ダウンタウンのごっつええ感じ 4・5巻




82歳のレジデントDJだって!
JazzanovaやTony Allenをかけて朝まで踊るそうです。ヒュー!
>踊るのにイイ感じじゃなー!




【今日曲】
Robert Wyatt /Cukoo Madame


2003年09月21日(日) 201

cover
・SION /光だけが光じゃない+SION-YAON (DVD)
俺がシオンを聴き始めたのは「夜しか泳げない」だった。赤羽の図書館あたりで借りてきて、「うーんおとなのせかいだなぁ」と思いながら良く聴いていた。とくに『12号室』という彼の幼少の頃の話をぽろぽろと語り歌う曲には、よく出来た映画を2時間かけて観るのと同じ程の物語が一曲のなかに詰め込まれていて、それはたとえば当時仰天してとりつかれたように聴いていた真島昌利の『アンダルシアに憧れて』のなかのなかの物語を遥かに超えていて、それはもう凄くて、チンコの毛も生え揃わない当時の俺はそれに感動するというよりもひたすらびびりながら聴いていた。 それ以降のアルバムが俺にはあまりしっくり来なかったのでなんとなく疎遠になり現在に至っていたのだけど、「夜しか」当時のライブが2in1でDVD化で3500円でリリースされたのを知って、あぁそれならお得だ買ってみようと思ってこれを買ってみた。素晴らしかった。なんか普段触られない部分をぐりぐりされたような気になった。今の俺は彼の歌をさすがにびびりはしなくて、すっと感じ入って泣けたりしたんだけど、でもこのぐりぐりされる感覚はむかしチンコ毛なしな俺が感じていたものと同じかもしれないなと思った。そういうふうに昔の自分の気持ち(らしきもの)が今の自分にすっと現れるという事は今まであんまり経験が無くて、なかなか良い感じだな。 俺が見たり聴いたりしてきた、記録物としてのライブ盤&ライブ映像としては、ボ・ガンボスの「Hot Hot Gumbo '92」がベストだと思っていて、これを凌駕するものなんて一生出やしないだろうというか出てたまるかってんだ馬鹿ヤロと思ってたんだけど、シオンのこれが凌駕した、かもしれない、少なくとも同じくらいは良いよ。うーん、よかった、こういう嬉しいことがたまにあると、ふらふらよろよろとでも生き続けていくのもまぁいいかな、と思えるね。


【今日曲】
SION /俺の声

2003年09月18日(木) 200

ずっとずっと探していた山名昇の「寝ぼけ眼のアルファルファ」をヤフオクで落札。
なんでこの人はこんなに持っているんだ。
まぁなんにしてもとても珍しくてすごくおもろい本なので、気になる方は是非に。
コニタンの「これは恋ではない」はこの本の影響を受けている。受け過ぎ。



cover
・Shing02 /SHING02 LIMITED EXPRESS MIX
この人の曲は、アルバム単位で聴くとまるでシンガーソングライターのように
内省的で静かに(俺には)聴こえるんだけど、
こうしてDJミックスされた状態で聴くとそれはもうヒップでホップ。
shing02初体験にも最適。

ただね
Shing02のファーストアルバム「緑黄色人種」(廃盤)には
このアルバムを無断でテープその他に複製、録音することは強く勧められています
とあって、
このたびメリージョイから再発された「緑黄色人種」には
このCDを権利者の許諾なく賃貸業に使用することは禁じられているらしい。
個人的に楽しむなどのほかは、著作権法上、無断複製は禁じられているそうです。

とあるのね。
で、この新作は、CCCDなんだよな。

格好わりーな。






二階堂和美 /また おとしましたよ

さいきん寝る時に聴いている一枚。
アングラ気取りのない気持ちよくて可愛い音。



イルリメ /Live at Net
断然ライブの方がいい。生で観に行かねば。

ECD /失点 in the park
ガツンとかドカンとかじゃなくて、じわじわと浸透してくる音。出口ない音。





なかをみせてくれるらしいですよ!

2003年09月09日(火) 199


・COCCO /Heaven's Hell (News23にて放映)
この前News23で放映してたんだけど、
これがほんとにほんとに良かった。

沖縄じゅうの学校を自分でまわって、
弁論大会に飛び入りして話をして、
自分でビラ作って配って、
一緒に演奏してくれる人を募集して、
素人にアレンジやコーラスをひとつひとつ教え込んで。
という経緯も感動もんだけど、
そんなことよりなにより、もう単純に歌がいい。
何度見ても泣ける。



あと、これを見て、あぁ俺は市井のひとたちが音楽をやったり踊ったりしているのを見るのが好きなんだなぁ、と思った。
この前DVDで観たラッチョ・ドロームとかもしかり。
そういえば、この前仕事で八尾の近くに行ったら、たまたまお祭りで河内音頭をやっていたんだけど
平日ということもあって人も少なく、全然盛り上がってなかった。すごく残念。




・中崎タツヤ /身から出た鯖(四)
じみへんの人。
日々思うよしなしごとをつらつらと書き連ねるというやり方が保坂和志に似ている、かなー。どうかなー。そうでもないかなー。
オチがない話が多いけど、それなのに面白い。すごい。
オチがないというか、オチがないというオチになっているというか。
「寂光」とか、最後の「午後一時のオレンジ色」なんてもう絶妙。




cover
・Rancid /Indestructible
なかなかいい。
近作はハーコーな感じだったけど「...And Out Come The Wolves」の頃のポップでまぜこぜな感じが戻ってきた。
要するにClashっぽいということ。
セカンド(動乱)
っぽいかな。


・ポラリス /檸檬
まあまあ。ジャケがレモンの香りで、モノとしてステキである。




cover
・Louis Armstrong /Louis and the Angels
腹にしみる。一生聴く。



【今日曲】
Cocco /Heaven's Hell
頑張って見つけ出して聴いて(観て)ください。


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