かなしいうわさ
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2003年08月29日(金) 198

沢山CD買ってしまった。
こんなに聴けないんじゃないですか、俺よ。


・オクノ修 /唄う人

3日前に買って以来、何度も何度も繰り返し聴いている。
凛とした声がすばらしく、その声に合った曲もすばらしく、気取りも照れ隠しもない歌詞がすばらしい。
いつもならアルバムは聴きたい曲だけ早送りでピンピン飛ばしながら聴いてしまうんだけど、
このアルバムは、一度再生すると、早送りし難く、停止し難い。
適当な瞬間がまるでないから、ずーっと流れるまま聴く以外にない。
もし俺が英語が解することができたなら、
ニック・ドレイクの「Pink Moon」はこの「唄う人」みたいに聴こえるんじゃないかな、と思う。

地味ながらしっかりとバックを支えるミュージシャンも素晴らしくて、特に渋谷毅のピアノがいい。ほんとにいい。
渋谷毅のピアノは聴くとすぐわかる独特のやわらかな感じが素晴らしい。
その渋谷のピアノと、オクノの声が絡み合って進んでいく曲は、何度聴いてもせつなく、せつなく。
あー。





以下は更新滞り期間中〜昨日までに買ったCDとか。

・VA /Blue Beat Bop ! presents Island Reggae Classics 70's→80's
・ソウルフラワーユニオン /Shaloam Salaam
・Stive Winwood /About Time
・Chet Baker /Hall Of Fame
・Bagdad Cafe the Trench Town /Love Sunset
・Goma /jungle Champlu
・Black Bottom Brass Band /Happy Rush!
・Funcadelic /ST
・Daniel Johnston Early Recordings (Songs Of Pain/More Songs Of Pain)
・Jill Scott /Experience 826
・畠山美由紀 /Wild and Gentle
・Fairport Convention /Full House
・Sion /光だけが光じゃない/SION YAON (DVD)
・VA /琉球レアグルーヴ
・韻踏合組合 /ジャンガル
・カセットコンロス /カプリソ
・ILLMURA /Fast Lane
・Neil Young /On The Beach
・The Maytals /Monkey Man
・Bunny Wailer /Communication
・Shiro The Goodman /踊り続けて飯が腐るのだ
・King Biscuti Boy /ST
・Yellowman /Mister yellowman
・Trey Anastasio /ST
・Date Corse Pentagon Royal Garden /Musical From Chaos
・Ice-T /The Iceberg
・和田アキ子 /ルンバでブンブン
・Led Zeppelin /伝説のライブ
・Metallica /St.Anger


あああああ、今日はこのあたりで寝ます、すいません



【今日曲】
オクノ修 /ブルーにこんがらがって





2003年08月26日(火) 197

ぺったらぺたらこぺったっこ。
既成事実とこれを推進する向きとの漠々とした対決。

うさみみじごくさんで知ったのですが、
突然ダンボールの蔦木栄一さんが亡くなられたそうです。
非常にショックです。
「抑止音力」はその昔何度も何度も何度も何度も聴いたなぁ。



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[647] ありがとう。 投稿者:蔦木俊二 投稿日:2003/08/26(Tue) 01:10 [返信]
25日16時22分蔦木栄一 肝不全(肝硬変)の為、死去しました。享年49歳、今迄応援してくださった皆さん、ありがとう。これからも兄の意志を次いで「突然段ボール」の火は消しません。これからも宜しくお願いします。


2003年08月21日(木) 196

毎度のことだけど、徹夜明けの休日は晴れている。



帰り際、疲れてフラフラになりながらも「あー今年は海を見ていないから海の方へ行こう」と、
家に帰らずそのまま原付で海の方へ行ってみる。
臨海地帯ってのは、工場が多くて人が少なくて寂れていていいなーいいなー、
などと思いながらオザケンのeclecticを聴きつつふらふら。



しているうちに、USJ近くからでっかい橋に乗ってしまって、対岸に着いてみると







あー、これはヴァッサーの設計したゴミ焼却場じゃないか

前から気になっていたけどこんなところにあるとは。
殺風景な臨海地帯にどう考えても異様な建物。





うああ




ひゃああ


初の生ヴァッサーをこんなところで見れるとは。

でかくて、バカで、美しくて、非常に良い。
ゴミ収集車とでかいトラックしかいない僻地で、静かにブリブリと馬鹿力を放出してた。

太陽の塔と同じオーラがあるよ。

関西建築見学会-舞浜工場



その後は、絶妙な公園でテトラポットにあたる波のゴポゴポとした音を聴きながら昼寝。
このあたりは寂れ具合が絶妙だな。また来よう。




あ、また歯医者行くのわすれた





【今日曲】
 小沢健二 /あらし
 「eclectic」はやっぱり今いちしっくりこないな、と思っていたんだけど
 友人が「これはいいね、これはニューヨークに住んでないと出せない音だよね、ニューヨーク行きたくなるよ」と
 いうことを言っていたので、聴きなおしたらまさにそうだな、と納得がいき、好きになった。
 音楽の聴き方なんて聴き手の気分次第で変わってしまうものですよ。

 

2003年08月16日(土) 195

涼しいねー。


・カンバセイション・ピース /保坂和志

cover

いつもながらカバーもいいので、大きく掲載しとこ。

まださわりだけしか読んでないけど、すばらしいや。
この人の小説はどれも、つまみ読みでも最後まで読んでもそのすばらしさが変わらない。
もちろん褒め言葉。

→作家に聞こう 保坂和志





・お笑い男の星座 /浅草キッド

cover

今回は、とにかくエガちゃんの話がいい。 他の話はエガちゃんの話のオマケに過ぎない。
五号橋のマクドナルド禁煙席で遅い昼飯を食いながらこれを読んで俺は泣いた。






【今日曲】
 バンクロバー〜ビッグ・アップル〜杓子定木〜戦火のかなた /Soul Flower Union
 新しいアルバムは気の入り方と抜け方が絶妙で、すごーく良い。

2003年08月15日(金) 194

寝る前(明け方)にソウル飼育をやっていると、
海外に住んでいる日本の音楽好きとチャットが始まってしまい
寝るのが遅くなってしまうことがたまにある。
「anata ha nihon jin desuka?」
なんて感じで話しかけてくる。
少しの日本語と適当英語でゆるゆるとチャットするのはなかなか楽しい。

今日は「日本語ラップ」好きなアメリカ人と話した。
ドラゴンアッシュとDABOとキングギドラとThink Tankが好きらしい。ほー。
俺はECDと韻踏合組合が好きだ、と言ったら「俺も好きだ、全部持ってる」と言われた。
ほー。
こないだは、「日本パンク」好きのメキシコ人と話をしたんだった。
ハイスタやスターリンが好きらしい。
「俺の友達のバンドを聴いてくれ」と言われて聴いたら、
スペイン語で歌ってる175Rみたいで面白かった。
「なかなかイイんじゃないかな、でもオリジナリティがないからこれからガンバレ」
とか適当な感想を適当な英語で言ったら、 彼はhe he heと卑屈そうに笑った。
ああ、このバンドは「彼の友達のバンド」なんかじゃなくて、きっと彼本人のバンドなんだな。
下手な世辞は言わないほうがいいのは日本もメキシコも同じだね。 
ごめーん。


・Lemonjelly /Lost Horizon
cover
牧歌的ジャム・バンドというか、なんというか、ありそうでなかった音。
とことん能天気ですごく気持ちいい。 全力疾走でノホホン、ノホホン。
全盛期のThe ORBが好きな人は聴いて損なし。
フジに出ていたのに見逃したぁぁ。



【今日曲】
 Contortions /I can't stand myself
 「No New York」収録。
 DCPRGのライブ盤を聴いていたら、無性にコントーションズが聴きたくなった。
 ジェームズ・ホワイトのチャルメラSAXはやっぱりカッコ良い。
 プピャカプリプキキュピョー
 Raptureの「House of jelous Lovers」はこの曲の子供でしょ。


2003年08月14日(木) 193

間が空いてしまいましたが、
ぼちぼち再開します。


いろいろありましたが、フジには無事に行けました。
いやいや、今年も楽しかった。
ベストアクトはエンケンさん!



相変わらず散財しています。
最近のオキニ

・Miceteeth /Meeting

正直いまいち冴えないバンドだと思う。
思うけど、でも惚れた。メロメロだ。完全にまいってる。
1日に何回も何回も何回も聴いている。
とにかく歌が猛烈にせづねぇ。
ユニコーンの同名異曲を超えてしまったとすら思う
「素晴らしい日々」を仕事中にふと思い出すだけで、
我ながらバカバカしいが、泣きそうになってしまうここ最近だ。
インスト曲もなかなかにせづなぐ、歌入り曲とのバランスもすごく良い。
いかにもスカです!という曲よりも、オールドタイミーなジャズテイストの
ある曲のが良いな。



・エキゾ音楽超特急 どびだせジャパニ! /サラーム海上
ワールド系の本ってどうしても「お勉強」な感じが拭えないけれど
この本はディープハウスと辺境の音楽を並列で聴いてしまう
著者のフットワークの軽さがいい。
ディスクレビューも旅行記もすごく感覚的で良いんだ。
趣味の合う友人の「お前、これすげー良かったぞ、聴けよ」という
おすすめと同じレベルで信用のできる文章だ。
おかげで欲しいCDが50枚くらい、行きたい外国が20箇所くらい増えちまったよモー!
とりあえず、ジャワのガムランものとスアール・アグンとUSのフィールドレコーディングものとジャーウォーブルのモラームダブとチベット僧の説法とフン・タンとザキール・フセインとアラブ近代歌謡ものとカイロのコーラン朗読とトルコ音楽のSP盤起こしのコンピとタブラビートサイエンスとアンリ・サルバドールのベストとラシッド・タハのCD、
それにラッチョ・ドロームのDVDはすぐにでも買う。
あとフィールドレコーディング用のMDとマイクも買うぞ買うぞ。
あとクスクスも喰う。ラクも飲む。
TVブロスの連載を纏めたものなので、ひとつひとつのコラムが短いのが残念、
もっとまとめて書いた文章も読んでみたい。

ボサノヴァとかレゲエ以外のワールドミュージックも聴いてみたいなぁ、と
思っている方はぜひぜひ。 背中を押しまくってくれるでしょう。
思ってない方もこれまた是非ね。
サラームの家
若山ユリ子の部屋



まだまだいろいろ
ありますよ
フジのレポート含め、
ぼちぼちやります。



【今日曲】
朝のあいだ /Miceteeth


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