過ぎた時間に。


今から2、3年前の日記を見つけたので読んでみたよ。

やっぱり懐かしかったなぁ。
その頃はまだ鮮明に日記をつけてたせいか、すごかった!
事細かに、言動が記してあるの。いろんなこと。

どんなに印象深かったことでも、忘れてるものだね。


すごく背の高い7歳年上の彼のこととか、

1歳年下の微妙な関係の彼のこと、

ずっと好きだと言いつづけてくれた彼のこと、


それから、今もまだ忘れられない、大好きな人のこと。


気になりだしてから、本気で好きになっていく過程。
その心の揺れ動きが手に取るように思い返せて笑っちゃった。

彼も、変わったなぁ、っておもう。

姿形はもちろんだけれど、表情、態度、言葉とか。
ずいぶん大人になった。やわらかくなった。
彼の目指す方向性がきちんと固まったんだなぁ、きっと。
たぶんそれは、これからの彼の人生の核になってく。
それはもう認めざるを得ない事実。

どんどん、進んでくね。
もちろんそれはちぃも同じだけれど。


あの人は、今も、まだ。


嘘をつくとき「よくわかんない」なんて言って誤魔化したり、

怒ってるときには大袈裟に溜め息をついたり、


そんな風に、するんだろうか。あの頃と同じように。


なにか、変わらないものがあればいいな、なんておもっちゃう、
そんなちぃは良くないのかな?

ひとつでもふたつでもいいから、ほしいよ。
いくつだって構わないから、揺るぎない、なにかが。


「変わらないよ」

なんて、そう言ったのは確か、あの人のほうだったのに。
2005年06月29日(水)

もう戻れないんだけど。


あの頃きみに、もっと色んな話しをしておけば良かったなぁ、

なんて、そんな風におもう。



「好き」



って、それだけじゃなくって、


「ちぃは夏の夕立の雨が好きなんだー」

とか、

「秋風って気持ちいいよね」

とか、

「昨日はすっごい怖い夢みて泣いちゃったよ」

とか、


「あの映画観た?」


「あそこへはもう行った?」


「あの新しいCD聞いた?」


って、もっともっと普通のこと、話せば良かった。


そしたらなにかちょっとだけでも変わったのかな。

ちぃ自身に、ほんの少しだけでも興味もってくれたのかな。

今とは違う未来があったのかな。


なんて、ね。


泣いてなんかないよ。ホントだよ。今は泣けないんだ。

どうしてだろ。ね。

凹むことだって怒ることだってないのに。

おちてるわけでもないのに。


・・・あ。違った。

『なにもないから』だ。

なにもかも、過去すらなかったみたいになってるから、

だからなんだか悲しい気持ちになるんだね。

2005年06月27日(月)

芥の如く。



・・・・・・・・・。


おちてるわけじゃないの。おちてるわけじゃないの。
そうじゃないんだけれどね、違う、んだけれど。


ちぃはきっと、誰かにいちばん大切にしてもらいたいんだ。

特別に、なによりも優先されるべき存在でいたい。


ただそうゆうこと。


実はちょっと前まで、姫と音信不通になってました。
もちろん、仲良くなってからそんなこと初めてで。
ケンカしたとか、そんな単純明快な話しじゃぁなくってね。


積もりに積もった違和感が払拭されずにどんどん深く沈殿して、

とうとう底から腐食していったような。そんな感じ。


連絡を止めたのは、ちぃだった。限界がきたなっておもった。
それでも、お互いそのまま連絡しないでいるってことは、
姫も同じような違和感を感じてたんだ、って、そんな風におもった。
だけど、結局そんなもんか、って、少し傷ついた。
もちろん。
ちぃがすごい勝手なこと言ってるのは重々承知だけれど。


なんでも言えるのはマキに対してだけなの。
我侭も、どーしようもないことも、ぜんぶ言えた。


マキは、ちぃのこと棄てられないって、わかってるから。

どんなちぃだって、受けとめてくれるって、知ってるから。

ちぃのこと好きだって、ぜんぶで感じるから。


とんだ驕りかな。
なんて言いながら、今も確信してるよ。

甘やかして大切にしてくれる。特別な存在でいさせてくれる。
しょーたさんとちぃを、同等としてくれるから。
それがみえるから。きこえるから。教えてくれるから。


昔からマキは姫にヤキモチを妬くんだ。

それをマキの愛情だとおもってる、ちぃは歪んでるのかな。


姫のことね、ちぃはすっごく好きなの。マキと、同じくらいに。

だけど姫はちぃのこと好きかわかんないよ。
どぉだっていい、とか、おもってるのかもしれない、なんて。

そう考えてるとね、ちぃも素直になれない。


元々、姫とは相性最悪なタイプだし、A型とB型だし。
だからなのか、考えてることサッパリわかんないときあるし。
言動もキツかったり自分勝手だったりしすぎるし。
楽しいこと最優先で、真面目なことは関わりたがらないし。

もーーーー正直、なんで仲良いのか意味わかんないけど。


でもね。やっぱりちぃは姫が好きなんだ。大切。
ずっと一緒に笑ってたい友達。これから先も、ずーっとね。

姫に違和感を感じてしまうちぃ自身が許せないよ。


マキはちぃのお姉ちゃん。

姫は二卵性双生児の妹あたりかもね。


なんだか、よくわかんなくなってきたけれど。

ちぃが大切だと想う人には、ちぃのことも想っていてほしいの。
気にかけてほしいし求めてほしい。
人より多くの愛情をかけてほしいとおもっちゃう。


それが間違ってるのかな。


気持ちや人の存在を秤にかけるなんてできないのに。


・・・なんだか、うまくまとまらない。寝不足のせいだね。

それと、今は一応、いつも通りの姫とちぃ。
危うさはいつでも伴ってるってことも、事実だけれど。ね。


『好きなら、どうして諦めるの?』

『好きだからこそ、うまくできないこともあるんだよ』


いつだったか、どっちも云ったことがあるよ。
ホントは、なにが真実なのかな。

なんだかもう、なにひとつとして答えが出ない。
2005年06月23日(木)

心の雨降り。


CD買ったー。BSBのこの間でた新しいの。いいね。

他に、探してるCDが3枚ほどあるんだけど、一向に見つからず。
やっぱり都内とかの外資系ショップ行かないとないか。
けっこーマニアックなとこだしね。

それから、なんか本を読みたいなぁ、っておもって探しに。
でも今日は小説っていう気分じゃなかったのね。
淡々とした文章を読みたいなぁ、って、おもって。

本屋さんハシゴして、気に入った詩集を買った。

その著者の小説は、前に一冊読んだことがあるんだけれど、
小説を読んだときはイマイチだったんだよね。

でも、うん。詩集はよかった。
ちょっぴり泣けた。


その時々の気分で、見たいのも聴きたいのも少しだけ変わる。


なので今日は、たぶん。
ほんのちょっとだけ疲れてるのかもしれない。
なにに疲れてるのか、考えられないくらいに疲れてる。
愛想笑いも、気遣ったメルもできない程度。


明日は雨が降ればいいのに。

そしたら『はてしない物語』でも読もうかな。
小さな頃に大好きだった、ミヒャエル・エンデの。


雨、降ればいいのに。
2005年06月21日(火)

きっと、あのまま。


先週の土曜日、6月18日にちぃは21歳になりました。

何人かにメルもらったり、プレゼントもらったり、
それからわざわざお祝いしてもらったり。
ちぃは単純だから、すっごく嬉しかったなぁ。みんなの気持ち。

だけどね、正直なところ、今、こーやって誕生日を迎えるのは
あんまり嬉しくない、かなぁ(苦笑。

歳をとるのは悪くないんだけれど、なんか進化ないし。
やっぱりさ、こう、去年とは違うの!みたいな、ね。

そーゅうのが必要だとおもったりするわけで。


まぁ、今年こそホントにいー加減、大人になります。


・・・ディズニー&サンリオ好きはやめないけど。
ピンクもキラキラもリボンもレースもまだまだ大好きだけど。

でも色んなことを少しずつ、卒業していきたいな。
もちろん、無理やりなんかじゃなくて、自然体にね。




気楽に、前向きに、穏やかな日々を。



焦らず、騒がず、ゆとりある心を。



そして笑みの多い瞬間を。





あのとき「魔法も持てない」って、そう、言ったけれど、

あたしは十分に、きみに魔法をかけられたと思ってるんだ。

じゃなきゃ、こんなに好きになるわけない。



今はもう遠くなってしまった“いつも”と

いつくるかもわからない、曖昧な“いつか”に

未だ夢を見ずにはいられなくて。

想いを馳せて、恋焦がれて、また。



先は、まだまだ長い。

ちぃのアテにならない『第6感』を従えて、

これからも歩いていかなきゃならないんだから。

でも。

21歳にもなったっていうのにね、

「思考が、巧く働いてくれないんだよ」

きみの、ことになると。


ちぃの気持ちはまだ、あのときのまま変わってないよ。
2005年06月20日(月)

いつか魔法はとけるよね?



忘れちゃいけないな、と、おもう。



この気持ちだけは、棄てちゃいけないな、って。



例えどんなに胸を痛めるようなことがあったとしても。



手放しちゃいけない。絶対に。



きみより、ちょっぴり早く1コお姉さんになるちぃは、



あの頃よりも、ほんの少しだけ、強くなれた。



ほんの、少しだけだけれど。



そんな気がしてるよ。

2005年06月17日(金)

くちゃくちゃに笑った顔が好き。


ママとパパとリビングにいて、でもどこか上の空で。

誰の声も、テレビの音すらも、なんか耳に入ってこなくなって、

きゅーに堪えきれなくなっちゃって、それで。

部屋でひとり泣いてみたら、一気に箍が緩んだみたいになってって

情けない嗚咽と一緒にぽろぽろ涙が出てきて、

それでそれで、なんだか止めらんなくなっちゃって。


どうしたのかな。


実はここ最近、毎日、誰かと会ってて。

だから別に寂しいなんてないしぜんぜん平気じゃん。

なんだ、どってことないや、って。

そうおもってたんだけどな。


今、なら、誰の泣き顔を見ても、

誰の笑顔を見ても、泣けちゃう気がするよ。



なんかもぉ無性に声が聞きたい。



あー、なんだ。こんなに単純な気持ちだったんだ。

なんて、ちょっと他人事みたいにおもう。


愛しいなぁ、ってね、そんな感情が心を満たしてくれて、

体ぜんぶがそれだけで出来てるみたいに、柔らかくて。

でも、

そんなのもなにもかも剥がれ落ちて、

滅茶苦茶に傷つけてやりたい衝動にも駆られるんだ。


好きだとか、付き合いたいとか、きっとそれとも少し違ってて

なんだろ。

もっともっと切羽詰った想い。


潰されないように、しっかり歩かなきゃっておもうのにね、

あたしの足元、膝下30cmに広がる黒が邪魔するよ。



ねぇ、もう、どうにかしてよ。
 

自分じゃどうしたらいいのか、もうわかんないよ。


すべての記憶を消す術なんて、あたしは持ってない。
2005年06月16日(木)

誰かを想ってるよ。


びっくりしちゃった。マキの彼氏のしょーたさんね、
あの人との最期の日、ちぃと同じとこにいたんだって。

しょーたさんに好意を持って近づいてきた女の人の友達が、
あの人の仲間だった人と同棲中の、彼女だったの。
で、よくわかんないけど、招待してもらったんだ、って。


・・・意味、わかんないかなー(苦笑。


とにかくね、そこから火がついて、色々。
しょーたさんに愚痴るつもりなんてなかったのに。

「だって、でも、好きなんだもん」

なんて、ちぃが言ってもね、しょーがないって知ってる。
みんな困るだけって、自分でもわかってる。
それでも、言わずにいられなくなることがあるんだ。


「返事貰えただけ、嬉しいと思わなきゃ」

「“こんな出逢い”って思うかもしれないけど、
  でも、どうでも、出逢えない人だっているんだから」

「伝えられたこと自体、すごいことだよ」


ちぃ、は、あとどれだけ自分の立場を蔑めばいいの?

反論しかけて、でも言い淀んだ。


知ってる。わかってる。



みじめ。



こんなに深く長く

ひとり苦しい想いをしなきゃならないのなら、

最初からなにも知らなければ良かったのにって

ちぃはそんなふうに思っちゃうよ。


出逢わなければ良かったのに、って。


・・・あー、もぉ、違う。そうじゃなくって。

後ろ向きなわけじゃないの。むしろ、今すっごく前向き。

もー絶対ぜ〜ったい泣かない!
・・・は無理だから、なるべく泣かない!とかね。
もう二度とお手紙書かない!
・・・なんて決めないで、お誕生日カードは送ろう!とか。

小さな目標を立てて。気長にね。地道にね。

話せば多少は気がラクになるんね。
ただぽろぽろ零れ出た、ちぃのどぉしよもない言葉に
耳を傾けてくれる人がたくさんたくさん、いる。

人生まだ20年(週末には21年だけど。苦笑。
捨てたもんじゃない。これから、だよね。
2005年06月13日(月)

さよならの足跡。



さよならって、ちぃはそう云って泣いて、

きみは、またね、ってそう言って泣いて、でも笑ってて。

それからもう、なにも云ってはくれなくて。



最後の賭けにちぃは負けたんだね。



大切だよ、って、

寂しいから行かないで、って、

ずっとずっと好きでいてよ、って、

俺だけみてて、って、


言ってくれたら良かったのに。嘘だってなんだっていいから。



「気持ちを大切にできなかったことを、

          俺は一生悔やんで生きようと思う」



そう、言ってくれたときのこと、まだ覚えてるのに。

「ごめんね、ごめんね」って何度も繰り返し。

傷つけたのは、あたしのほうだったのにね。


もう十分だった。

ちぃが欲張りすぎただけ。

ホントはもぉ、とっくに時間は過ぎてたんだ。


一生、って、きみから聞けるなんて夢みたいだね。

一度じゃなくて、二度も。



ちぃは、一生、きみを好きでいるよ。絶対。



さよなら、ってね、云った言葉は偽りなんかじゃないの。


きみが、それを受け入れるなら、揺るがない真実。

だから今度こそ、さよなら、だね。


きっときっと、忘れられないけど。

ずっとずっと、忘れないけど。


だけどちぃは、他の誰かを愛せるようになるよ。




大好きだったよ。世界中の誰より愛してたよ。


大切だった。愛しかった。唯一、かけがえのない存在だった。


きみひとりだけ、この世できらきら輝いて見えた。



本当に本当に、きみだけ。


たったひとり。


大好きだよ、しょー。大好き。

2005年06月10日(金)

やさしさ。



彼が、

あたしの気持ちに少しも応えてくれないのも、

もう今はなにも言ってくれないのも、

黙ったままで知らん顔してるのも、

そのくせ変わらずに言葉を残し続けるのも、


ぜんぶぜんぶ、やさしさかもしれない。




「さよならだね」



って言ったあたしを引き留めてくれなかったのだって



彼なりの、やさしさかもしれない。




もしかしたら、あたしを傷つけないように、って、

そうおもったのかもしれない。



・・・そんなふうに考えられたら、いいね。

立ち読みした本にね、書いてあったの。

「ぜんぶ、やさしさなのかもしれないよ」って。

うん。なんだか。

ほんのちょっとだけ涙が乾く。



彼が、あたしを好きにならないのだって、

やさしさなんだ。きっと。

きっとそうなんだ。


きっと、きっと、そうであれと願う。
2005年06月07日(火)

いつか、きみと。



心なんてなかった。


もう言葉も、気持ちも、なにもなかった。


あたしじゃなかった。


死ぬほど、好きだったなぁ、とおもう。
死にたいくらい、好きだなぁ、とおもう。

たぶん、だから泣けるんだ。


ちゃんと振られたのに、「可能性なんかない」って
もう今度こそはっきりした答えをもらったはずななのに。
それでもまだ好きだなんて、バカみたい。

バカバカしくて、もう涙も出ない。


なにが愛しいかなんてよくわかんなくて、

だから、なにもかもが愛しいんだ。


現実、だよ。今が。
なにもおかしなことなんかじゃない。
わかってたくせに、どこかで続きを夢見てたんだ。



「こうゆう出逢いじゃなかったらって、俺だっておもうよ」



きみの言葉が、今もあたしを離してくれないよ。
ねぇ、だってきみは結局、あのときだって、今だって、
あたしをあたしとして、見てくれなかったじゃない。
きみがそこにいる限り、あたしはただのあたしにはなれないの?

出逢い方がダメだって、そう言うなら、ねぇ。
あたしどんな汚い手だって使うよ。


だからもう一度出逢い直そうよ。


いちばんはじめから、もう一度はじめようよ。

ねぇ、お願いだから。


最後でいい。最後でいいから、なにか言ってみせて。
あたしのこと、いらないわけじゃないんだって、そう言って。

10年後だって50年後だっていいから、一緒にいて。


ただのきみと、ただのあたし。


ねぇそれで、いつか出逢おうよ。
同じ目線で笑い合って、ちゃんとお互いの声で伝えようよ。
「好き」も、「ごめんね」も、文字じゃ伝わらないよ。
泣きながら、笑いながら、戸惑いながら、でも云いたい。


ただの、人対人、になりたい。

きみと、あたしと。
2005年06月06日(月)

その笑顔に平和を。


あたし、まだ、笑えるね。だから大丈夫だ。

あの日だって大丈夫だったんだから。

ちゃんと笑ってられたんだから。

だから、きっと、あたしはまだ大丈夫。

そう思ってたいよ。


彼の言葉に、未だこの心が乱れてしまうのは。

たぶん、まだ彼の顔が、表情が、浮かんできてしまうから。

もう聞き慣れたあの口調で、あのトーンで、

笑いながら、泣きながら、怒りながら、真顔のまま。


そうだね。

楽しいことばっかりじゃないよね。

あたし、は、なんだか悲しいばっかりだよ。

あの日からずっと。


彼の頭の中が、少しだけ垣間見えた気がするんだ。


平和ってなんだろう。

こんなのんきな国に生まれて、安穏と生きてきたあたしが、

そんな大層なことを心の底から祈れるわけなんてない。


求めるものが違いすぎるね。

もー、あたしの知ってる彼じゃない。

それは、明確なこと。


進んでないのはあたしひとりだ。


いつか世界中の人たちが手に手をとって、

いつかいつかこの地球上でまぁるく繋がることができたら。


それはそれはきっと、とても素敵なことだけれど。

でも、あたしにとって重要なのは、

彼が笑顔で「しあわせ」って、言ってくれること。

世界平和よりもまず、彼の平和を願う。


笑ってほしいから、笑うよ。

2005年06月05日(日)

なにもなくなったら。



なんだろう。この、空しさは。

胸にぽっかり穴が空いたみたいな、空虚。


愛しさを想うよりも、もっと違う感情だ。絶望。




一体なにに?




線は切れなかった。そう、たぶん、ぎりぎりのとこで。

だけどなんだろう。


もう、終わりにしたいんだ。

こんな自分は、もう終わりにしたい。
 
ちゃんと心から想う誰かに心から想われたい。

だから、彼を愛しく想う、この気持ちを終わりにしたい。

他の誰かを愛せるようになりたい。


目の前から、彼が消えてしまえば、それで良かったのに。

今はまだ辛くても、きっと思い出にできるから。


それなのに。それなのに。


なにしてるのか、どこにいるのか、わからなくなりたかった。

ただ彼の幸せだけを祈って、ただ笑顔でいることを願って、

そんな日々にどこか憧れてた。


最期の日がくれば、否応無しにそうなるとおもった。

だけど、彼は、消えてくれなかった。


もー疲れちゃったよ。

ずっとひとりでいるのは寂しいよ。





こんなにこんなに好きなのに、ホントなのに、

どうしても、彼に好きになってもらえないことが辛い。




『人は在るんじゃない、成るものなんだ』

でも、在るがままのこの心が、あたしを邪魔するんだ。

心を殺して、あたしはあたしを創り出せばいい?

ねぇ、どうしてあたしは生きてるんだろう。

届かない手を必死に伸ばして、もがいて、あがいて。

なんのために生きてるんだろう。


死にたい、なんておもうわけじゃ、もちろんないけど。

だけど本当に今はわかんないんだ。

生活するために生きるだなんて言うのなら、

なんて意味のないことなんだ、って、おもうよ。



あたしがほしいのは、

本当に本当に、彼ただひとりなんだ。



この想いがなくならない限り、無意味なこと。

他にどんな幸せがあったとしても、満ちることなんてない。

あたしが生きてるのはなんて意味のないことだったんだろう。
2005年06月03日(金)

傷だらけ。


もーいいや。別に。どぉだっていい。

めんどくさいもんね。うん。わかるわかる。

人の愚痴も泣き言も言い訳もできれば聞きたくないよね。

仕事や学校で疲れてたら眠りたいし。

メルのレスなんかいちいち、やってらんない。

そうだよね。そんなもんだよ。

いかなるときでも自分の生活第一。それが当たり前。


でもちぃは。

ちぃは、大切な人には、そんなこと思わないけど。


寂しいって言うなら真夜中だって駆けつけるし、

泣いてるなら一緒に泣いてあげたい。

いくらだって長電話に付き合うし、ちぃが笑わせてあげる。

めんどくさいだなんて、カケラも思わない。


愛情が極端すぎるんだね。ちぃが異常なんだ。

自分以外のことに労力使うのなんてバカバカしいよね。

もーやめよ。



与えた分だけ返してほしいとか、そんなこと思ってるんじゃない。


そんなこと考えて、ちぃは接してるわけじゃない。



気持ち、だよね。なによりも。

なんか、もう、いーや。

ただ笑ってるときだけで、それ以外はいんないね。

幸せに溺れて、溶けちゃったのかな。

それとも、ちぃの心が狭いのかな。


「どぉしよ」なんてもう言わないから安心して。

ただひたすら「大丈夫、もう元気だから」って言っててあげる。

どんなに苦しくたってもうひとりでいいや。


なんか疲れた。もー疲れたよ。

心が擦りへって、もう誰も思い遣れない。


なんかどーだっていい。

ぜんぶ忘れたい。

いらない。


考えすぎて酸欠状態かも。

ひとりでいると、たまに息が出来なくなる瞬間がある。

あのひとのこと想うと吐きそうになる。

これからのことを考えると胃が痛くなる。

無意識のうちにため息が漏れて、黙り込んじゃって。

いきなり涙がぼろぼろ零れてくる。


どーせもう無理なのにね。

ま、どーせ哀れな女だもんね。見てて虚しいでしょ。

裏側なんにも知らないくせに『シアワセ』だって?

どーせ叶わぬ恋のくせにね。

そんな顔じゃ無理だって、そろそろ気付けよ、って?

いい加減、諦めて現実見なよ、って?


どーせ、とか、言うの嫌い。


腹の中でなんて思ってるのかなんて、想像ついちゃうね。

深刻そうな顔しながら、考えてるのは別のことだ。


もーやだ。だめ。限界。


みんな嫌い。みんないらない。

誰の言葉もほしくない。受け入れる余裕ない。

きれいごとなんて、うんざりだ。

取り繕ったように綴った言葉に価値なんて見出せない。

ちぃのこと、大切なふりなんてしないで。

みんなだいっ嫌い。



でも、

こんなこと言う、今のちぃがいちばん嫌い。

今のちぃ、すっごくやな子。

もー、やだ。

ひとり。
2005年06月02日(木)

だいすきだよ。


ずっとずっと笑ってたいよ、って言って

笑っていようね、ってきみが。


唇、噛み締めたんだ。痛いくらいぎゅって。

絶対泣かないんだからって、笑顔でいなくちゃって。

何度も何度も何度も。


なのにね、急に、途端に、泣けてきちゃって。

堰をきったように涙が溢れてきちゃって。


視界?そんなんじゃない。視線。


目と、目が。合ってるのか合ってないのかくらいわかるよ。

それで笑って、笑顔が、返ってくるのだって。

悪戯に指差して笑うから、つられて笑っちゃった。



しあわせ。



本当に幸せだった。楽しかった。大好きだっておもった。

一緒に笑えて、一緒に泣けて、幸せだった。


左手でね、顔を覆って、空を仰いで、誤魔化すんだもん。

泣きそうなくせに、「泣いてないよ」みたいに。

口の端を緩やかに上げて、目を細めて。


「またね」って、彼が。

だけどね、ちぃは言わなかったよ。


最期の最期に残ったのは、きみの後姿。

ずっとずっと追いかけてきた、ちいさな背中。

もう会えないなんて嘘みたいだね。

二度と、もう。会えないなんて。



・・・ねぇ。ばいばい、なんて、そんなの嘘だよ。

最期の精一杯の強がりに、お願いどうか気付いて。



+++++++++++++++++++++++++++


【私信】


メル、ありがとね。それから日記も見たよ。

すっごく嬉しかった。

なにもしてくれなくていいんだよ。

なにも言わなくていい。

ただね、そう思っていてくれるだけで。

バカみたいなんて思わないでいてくれるだけで救いだよ。

それだけで十分。ホントに嬉しかったんだから。

ありがとね。心から。
2005年06月01日(水)

魔法がとけるまで。 / ちぃ。

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