毒茄子
レガお君



 ソース系ハロウィン

今日はお休み。

ものすごーく久しぶりの平日休みで
友達の家でたこ焼きパーティーの予定。
昼までゆっくりしてから出かける。
集まるのは毎年恒例の
北海道初滑りメンバーで
私の北海道行きは別日程だけど
とりあえず参加しておく。

今日が正真正銘のハロウィンなので
こないだ高校教師に披露した
馬面マスクを持っていく。
友達は気持ち悪いと言いながらも
かなり興味はあるらしく
私がマスク被ったまま携帯電話を
触ってる場面がかなり面白いとの事で
そのまま写メールに収める。

お客は三々五々やってくるんだけど
誰か来るたびに私は馬面マスクを被って
玄関でお出迎えては驚かれる。
なかなか楽しいけど初対面の人がいて
「学校の教員がいるよ」と先に聞いてるのに
そこにいるのは馬面マスク被った酔っ払い。
学校のメンツ、丸つぶれかも。

今夜のメニューはたこ焼きとお好み焼きで
見事なまでのソース系。
みんなの家のたこ焼きを参考にしながら
キャベツとコーンとタコとチーズが入った
恐ろしくへヴィなたこ焼きが出来上がる。
カロリーなんてお構いなしで
空きっ腹には何でも入るのだ。

途中、高校教師がメールをくれる。
写メールにやたらでっかい
ダイヤの指輪が写ってる。
高校教師の指の途中まで入ってるんだけど
指の太さと比べてもものすごい大きさ。

で、本文には「2.5カラットらしい」って
母上の指輪であるらしい。
えらいものを拝借して写真とったのね。
まぁ、ダイヤに興味を持つのは大いに結構。
よーくお勉強して私に良いモノを買って下され。
・・・2.5カラットで車一台余裕で買えるって?

私は酔っ払いでゴキゲンなので
馬面かぶった写真や
友達の家にあるモアイ像のティッシュケースや
ワイヤーで蝶がつながれた
おバカなカチューシャの写真を撮っては
写メールで送りまくる。

送った後で我に返る。
今夜、高校教師は実家に帰ってる。
実家には息子の彼女に興味津々の母と
第一報をリークした姉がいて
まさかこんなおバカな写メール見せないよね?
でも高校教師が酔っ払ってたりしたら
かなりマズいかもしれない。
って、これぞ後の祭り。

結局、友達宅で1時まで大騒ぎする。
帰る頃には酔いも覚めて寒いぐらい。
明日は南港のスノボ安売りイベントに行くから
8時には起きないといけないけど
今から帰って寝たら2時がいいとこで
しかも二日酔いって明日はバテそう。

いよいよ11月、霜月。

2003年10月31日(金)



 感無量の最終日

実習最終日。

春からの長い長い領域別実習が今日で終了。
ついに終わりだなぁとしみじみ気分で
ぼんやり窓の外なんて眺めてみたりして
学生に「先生、目ぇ遠いで」って
突っ込みを入れられたりして。

今日のメインは最終カンファレンス。
実習中にへそ曲げてた学生も
何とか気分が戻ってきてる。
もともとへそを曲げてた原因が
自分の意見が通らない事が発端だった。
患者のケアについては
彼女なりに一生懸命考えてて
それが的外れだった事もあるから
時には教員とも衝突するんだけど
患者に対する気遣いや気がかりは
十分持ってたと言う事は私たちにもわかる。

で、その受け持ち患者というのが
こないだ書いた「甘えてADL低下」という人で
学生は怒ってる患者と
患者を頑張らせようとするスタッフとの間で
見事に板ばさみになってた。
学生がとても辛い状況なのは教員も患者も
患者の家族もわかってた。

自分たちの怒りを分かってくれて
一緒に巻き込まれながら考えてくれる学生は
意図的に巻き込まれるという
高等な技は使えない。
だから巻き込まれて混乱するしかないんだけど
患者や家族にしたら彼女は
何よりの味方だったんだと思う。
その学生とも今日でお別れで
一緒に挨拶に行く。

学生は部屋に入る前から泣いてて
「この先のことを考えたら
患者と別れるのが辛い」という。
家族は家族で中に入ったらもう泣いてる。
娘さん、化粧ぐちゃぐちゃ。
「本当にようしてもらって」
「あんたやったらええ看護婦さんになれるわ」
「頑張って試験とおりよ」
「あんたがおってくれて良かったわ」
口々にお別れの言葉を頂いて
学生は患者と握手してまた泣いてる。

もともと知識は足りないし思考も浅い学生。
それでもこの患者と家族にとっては
本当に救いになってたんだろう。
やっぱり脳味噌だけでは
人の心は動かないんだと実感する。
脳味噌がなくて良いわけはないんだけど。

実習が終われば打ち上げは必要。
高校教師におつきあい頂いて
美味しいものを食べよう。
三宮に向かう道中で
ケーススタディで担当してる学生に
受け持ち患者の事で連絡。
その学生も今日で実習が終わって
グループで打ち上げをしてる最中に
私が連絡したらしい。

そのグループは私が夏前に指導したグループで
話のわからないスタッフに対して
私も学生もとても苦労した実習だった。
毎日毎日スタッフへの不満や怒りを
つらつらと話す学生につきあって
私はひたすら彼女たちの思いを聴いて
学生が泣こうが罵ろうが怒ろうが
否定も肯定もせず受け止める事に徹した。
俗に言うカウンセリング的関わり。

そのテンションと言ったら
怒りまくるガンの患者さんとほぼ一緒で
実際私は途中から
「学生を患者だと思おう」としたし
学生も実習終了後に「私たちって患者でしたね。
先生に話し聞いてもらって楽になりました」
って私の関わりの意味を分かってたらしい。

そういう「一緒にしんどい所を乗り切った」
という連帯感があるのか
そのグループの中での私の評価は高いようで
自称「レガおストーカー」まで現れる。
ストーカーと言う割に私の苗字の漢字を
同音の別の字と間違えてたりするんだけど。

その学生たちから一年の実習の最終日に
「先生がいてくれて良かった」とか
「先生みたいな看護師になりたい」とか
「ターミナルの授業が最高」とか
嬉しすぎる事を言ってもらえるなんて幸せ。

毎日の手ごたえってなかなかわかんないけど
自分のした事についての評価はいずれ
きちんと帰ってくる。
毎日手探りだったけど頑張った甲斐はあった。
しんどい事も多いけど教員になってよかった。

打ち上げはエビスビールと、とろける神戸牛。

2003年10月30日(木)



 専門職って?

午前中は会議で学校へ。

夏から凍結してたカリキュラム検討会議。
ここに来てまた動き出した。
相変わらず内容はチンプンカンプンで
眠くて眠くてしょうがない。
今日の私の席は教務主任のお向かいで
何度か船漕いでたのはおそらくバレてる。

午後からの実習に向かう車の中で
同乗の先輩教員に昨日あったことや
これまでのこと、全部ひっくるめて
実習病棟への不満をぶちまける。
先輩の話によると看護のレベルがまずいのは
何も私が入ってる病棟だけではなく
病院レベルでイマイチらしい。

私の古巣病院は実習病院と経営系列は一緒で
先輩の古巣病院もそれは一緒。
と言う事でその3つの病院の看護師は同じ給料。
で、仕事の内容がここまで違うのっておかしい。
惚れ惚れするほどよく考え、よく動く私の後輩と
詰所でずっと座ってる50代の看護師では
ボーナスが倍ほど違うのも全然納得いかない。

今日も詰所の隅っこで
ベテランナースと婦長が話してる。
どうやら研修に出たスタッフが出した
出張報告書について。
「研修内容はきちんと書けてるけど
研修に行って学んだ事や
今後の課題も報告書に入れるように」と
婦長が言ったらそのスタッフの返事。

「今後の課題ってそんなん書いたら
またそれについて色々と
しないといけなくなるでしょ
そういうのって時間外が多いし」って。

看護は専門職だと頑張ってアピールしてる
看護協会の頑張りを見事に覆すお言葉。
継続学習がイヤなんだったら
看護師なんて辞めたらいい。
「看護師であるまえに団体に勤める
一職員であるから時間外業務は減らしたいし
自己研鑽の名のもとに職員に競争や負担を
上のものは強いてはいけない」っていうらしい。

看護師免許を持ってるから
その団体の職員になれたんじゃないの?
何の資格も無ければよっぽどいい大学を出ないと
その団体の正規職員にはなれないと思う。
それは私も同じ事で
看護師としての仕事ができなければ
この団体に役立つ事はないわけで
免許失ったらクビだわね。
そういう状況では団体職員である前に
看護師なんだから専門職である看護師らしく
日々勉強をして後輩の育成もきちんとやらなきゃ。

って横から割って入るわけにもいかず
イライラと話を聴きながら
「婦長頑張れビーム」を発するのみ。
婦長は婦長で立場は難しい。
私が上に書いたようなことを実際に口走ると
今度は労働者に対する脅迫だとか言って
労働組合が噛みついてくるのは目に見えてる。

組合は必要かもしれないけど
よりよい医療のための努力を排除するのはおかしい。
病院は職員のためにあるのか
利用する患者のためにあるのか
設置主体が儲けるためにあるのか。
競争も何も無ければ職員は楽だけど
患者にしたら医療の質が上がらないのは不利益。

職員が働きやすい職場と
患者が頼りにできる病院って
一致しないわけはないと思うんだけど?
だいたい、働きやすいというのは
看護師としての努力がしやすいという意味で
仕事が少なくて楽だというサボリ寄りに
意味を履き違えてるようにも思う。
楽がしたいならもともと看護師なんて無理。
毎日スッキリしないけど
看護管理って面白そうだなぁと思う今日この頃。

好き放題言っている。

2003年10月29日(水)



 患者は甘えたらあかんの?

朝から臨床指導者にムカつく。

学生の受け持ち患者が眠前と明け方に
頻繁にナースコールを押すらしい。
で、用事はというと
「カーテンを開けてくれ」
「布団をズラしてくれ」といった内容。
排尿も看護師介助にお任せで
「看護婦なんだからそれぐらいしろ」と
言ったとか言わないとか。
昼間は自分で排尿してるという患者さん。

指導者は「患者さんは甘えてる。
私達から見たらもっと出来るはずだけど
全然やる気が無くてコールも多い。
学生さんも指導という目的があるんだから
日常生活の動作について
もっと自分で頑張るように言って欲しい」
って。

言いたくないです、そんな事。
どうしてナースコールが多いといけないのか。
自分たちが困ってるだけなんじゃないの?
だいたい個室で一人で寝てる患者が
甘えだしてADLが落ちるなんてザラにある事で
それってその裏にある淋しさとか不安とか
患者の感情に目を向けないまま
「自分でやれ」では何の解決にもならない上に
患者にしたら「わかってくれない」って
ますます気分がコジれると思うんだけど。

患者はスタッフの見立てどおりのADLを
達成しないといけないのか?
原因不明の低蛋白で腰椎の圧迫骨折もあって
思うように動きにくい患者に
重たい布団を持ち上げられるだろうか?
一人で個室にいて淋しくて誰かの顔を
見たくなる事もあると思う。
それを家族の面会を増やすとかもしないで
患者だけ頑張れって?

だいたい「カーテン開けてくれ」って
深夜の朝イチで検温に行ったら
環境を整えるという視点では
患者さんは言わなくてもカーテン開けて当たり前。
「排尿介助も頻繁で」って言うけど
患者さんのパジャマを見たら上下の模様が違う。
どうしたのか聞いたら「おしっここぼした」って
本当に看護師が毎回介助してたら
そうそうパジャマにおしっこをこぼすわけが無い。

自分たちが言いにくい事を
学生に言わせようったってそうはいかない。
患者さんと話をしてたら
現に看護師への不満はあるらしい。
腰椎圧迫骨折がある状態でレントゲンを撮るのに
看護師は患者さんを車椅子に乗せて
家族に「行ってらっしゃい」って。

骨折したてで痛がってる患者にそういう対応?
そういう積み重ねがあって患者さんは
「ここの看護師はサボってる」と思ってて
それは至極真っ当な解釈だと思う。
だから排尿介助の時に患者さんが
「それぐらいの事はやれ」って言ったとして
確かに看護師も気分は悪いだろうけど
患者さんだけが悪いわけじゃない。
自分たちも患者さんに色々言わせるような事
やってるっていう自覚ってないの?

と言う事で私も学生も
スタッフの言い分には全然納得がいかない。
「スタッフが決めてる目標と
患者さんのしようと思ってるADLに
ズレがあるんですね?」って
暗に「あんた達が勝手に決めてるんだよ」
っていうメッセージを込めて話しても
「そうなんですよ」ってあっさり答えるあたり
本当に何も気がついてない。

ターミナルケアに力を入れてるとか言いながら
患者の気持ちなんて全然わかってない。
自立も大事だけど患者さんがその気にならなければ
本当に「看護師が楽をしたいだけだ」と
思われてもしょうがない。
色々勉強してるとか研究してるとか言うけど
実践に活きなきゃ何の意味も無いのに。
学生は学生で混乱してるからフォローが必要。

いかにやる気にさせるかが腕の見せ所だと思うけど。

2003年10月28日(火)



 いい年こいて

ついに10月最終週。

昨日寝る前に見たケース計画書。
今日はそれをコメントつきで返して
学生が訂正して今日中に提出って
本当にできるのか?
言葉の定義すらままならない学生もいて
はっきし言って前途多難。

各領域別実習も大詰めで
そのレポートも見ないといけないんだけど
学生は目先のケースで手一杯で
誰も実習記録は持ってこない。
私も出されてもなかなか見られないから
あえて放置してみる。本当に誰も来ない。
何だか淋しい。

お昼前に自分のクラスの教室に上がったら
なんとも和やかなランチ風景。
本来なら自己学習形態での演習の時間。
教員が席を外したら堂々たる早昼で
ドアを開けた私の顔を見て凍り付いてる。
私はブチ切れ。

「今が何の時間かわかってますか?」
みんなまずい展開だなと思ってはいるんだけど
口に入った食べものは噛まなきゃしょうがない。
神妙な表情でうつむいたまま
口はモグモグ動いているという間抜けっぷり。
クラスメンバーの平均年齢29歳が聞いて呆れる。
内容は小学生以下。
自由と好き勝手を履き違えてはいけない。

教室を出て教員室へ向かうときに
お昼を買いに行く男子学生と一緒になる。
「先生、また髪型変えたん?」「うん」
「男もコロコロ変えてんちゃうん?」「・・・。」
口の減らないヤツめ、セクハラか?
「そうやったら人生楽しいけど」って
当り障りのある返答をしておく。

いつまでもムカついててもしょうがないから
私もお昼を食べて、その後は銀行へ。
クリスマス北海道ツアーの予約金
入金日が近づいてる。
もう、ほぼ本命ツアーに決定なので早々に入金。
2番手ツアーはクレジット引き落としで
12月まではキャンセル金もかからないから
もうしばらくキープ。
こういう時の私の行動は素早い。

午後からも結局はバタバタで
気がついたら日暮れ。
毎週月曜日は鬼門で
たいてい帰りは7時を過ぎる。
今日も途中で主任がラジオをつけて
日本シリーズの戦況にブツブツ小言を言い出す。
それで血圧が上がっても困るので結局は撤収。

今週はついに実習終了。
5月からの長い長い実習が終わって
来週からは間髪入れずにケースの実習だけど
とにかく気分は一区切り。
と言う事で打ち上げをしたいし
それなら相手は高校教師がいい。

木曜の予定を聞いたら定時で帰ってくれるという。
わーい。木曜は飲み。
で、翌日は以前の休日出勤の代休で休み。
ちょっとノンビリできるかしら。

遊びの予定作りは怠らない。

2003年10月27日(月)



 母バレ

今日も今日とていい天気。

先週の週末は文字の如く
「寝過ごした」二人。
今日はレガおでドライブ。
行き先はとりあえず南のほう。
大阪の街中を抜けて堺も通りすぎて
気がついたら岸和田で泉佐野で
泉南で・・・。和歌山目前。

高校教師の地元ということで
案内してもらう。
実家は細い路地の奥にあって
車で行って見つかるのも気まずいので
近くを通り過ぎるだけ。
でも、走ってると「そっちがウチ」
「そこ通ってもウチに着く」
ってやたら家までの道のりを教えてくれる。
・・・。行けという事か?と思いつつ
結局最後まで知らん振り。

関空までの海沿いの道は広くて
おまけにすいてていくらでも飛ばせる。
が、ちゃんと白バイがいたりして
あんまり気持ちよくは走れず。

道中、高校教師に聞いてみる
「誕生日に欲しいものってある?」
すぐに来た返事が「家」って。
「先週やったら板(スノボ)やったけど」
とか言うけど何でその次が家なのか。
家は高校教師に買って頂いて
そうしたら私がステキな
革のソファを買ってさし上げると
よくわからないお約束をする。

意味も目的もなく走って
結局和歌山まで来てしまう。
ここまで来たら和歌山ラーメンでもいいけど
日曜の昼に和歌山ラーメンって
行列に並びに行くような感じだから
敬遠してモスバーガーへ。
わざわざ和歌山まで来てモスバーガー。
ある意味贅沢かもしれない。

しかもあと15分待てば
「匠バーガー発売時刻」なのに
待ちもせずに普通に食べなれたメニュー。
二人ともマイペースすぎる。
それでも発売時刻になったら
どこからともなく匠バーガー目当てか
人が沸いて出てくるから不思議。

車内のBGMはひたすら林檎様。
高校教師に運転を任せて私は気分よく熱唱。
和歌山城は無視してそのまま岸和田城や
高校教師の母校を案内してもらう。
何だか思い出を分けてもらうみたいで
とっても楽しい。
結局、和歌山へはモスを食べに行っただけ。

部屋へ帰り着いて日本シリーズ。
内容はとってもイマイチで
ダラダラと見るというかは眺めるのみ。
というところで高校教師に電話。
相手はどうやら母上で
向こうが一方的に喋ってる。
喋りながらこっちを伺う高校教師。何?

電話が終わって「やられた、筒抜けや」って。
どうやら母上に私の存在がバレて
どうなってるのかと色々聞かれたらしい。
情報源は彼の姉上と言う事で、
姉上には高校教師自らリークしたらしい。

それが甘いというのだよ。
まぁ、娘に彼氏が出来るのと
息子に彼女が出来るのとでは
親の気分も違うだろうなと。
電話を切った高校教師が
「電話でレガおの事色々聞くから
何やったら今変わったろうかって思ったわ」
怖すぎる。

野球の戦況もイマイチなので撤収。
帰ったらFAXが沢山来てる。・・・学生から。
月曜がケースの計画書提出日ということで
週末にFAXで送って
コメントが欲しかったらしい。
私が土曜日に気分よく飲んでたら
「FAXでレポート送りました」って
ぶち壊しなメールをくれた奴がいた。

私は週末までに送って欲しくて
月曜にFAXの番号教えたのに
よりによって土曜の夜って・・・。
知らない。私はいないからね。
ってスネながらも仕事だからしょうがない。
レポート見ようと思って早めに帰ったのに
一人分だと思ったら三人分来てる。
ぎゃー。

日曜夜からすでに現実。

2003年10月26日(日)



 血まみれコメディー

とっても爽やかな秋晴れで。

今週も週末はレガおで大阪。
毎週のお泊りは親への言い訳が大変で
そろそろヤバイ雰囲気。
どうしようかね。11月はちょっと自粛かね?
今週末の最重要パーツである馬面も
忘れずにラゲッジへ仕込む。

大阪について、馬面ぶら下げて
高校教師宅まで歩く。
玄関もエレベーターも防犯カメラありだから
うかつな事は出来ない。
エレベーター降りてから
玄関前で馬面スタンバイ。
チャイムを押したら中で音がしてる。

高校教師がドアを開けた瞬間の
奴のリアクションが楽しみだったのに
馬の鼻の穴からではよく見えず。
笑ってるのは笑っててまずまずかな。
顔は馬だけど首から下はお嬢系で
足元は黒いロングブーツだし。

マスクは暑いし圧迫感もあって息苦しい。
それでも頑張ってかぶり続けて
デジカメで写真をとってもらう。
後はマスクを高校教師にかぶせて
今度は私が撮影隊。
でっかい高校教師には馬面のサイズがピッタリ。
で、奴の部屋にはすでにコタツがスタンバイ。

ひととおり遊んでから出かける。
本日のイベントは「キル・ビル」で
ユマ・サーマンがお目当て。
ネットのレビューで面白いとか座頭市が翳むとか
色々前評判はあったんだけど
とりあえず行ってみる。

映画までの時間潰しにミナミをお散歩。
せっかくだからスニーカーを探して
ホーキンスのレザースニーカーをお買い上げ。
靴屋で店員さんに靴紐を結んでもらってる私を
高校教師は遠巻きで見てて
「何や女王様気分か?」って。確かに。

映画は面白かった。
かなりグロくてブラックなところもあるけど
あれは基本的にアクションコメディーよね。
女優陣の立ち回りがものすごくカッコよくて
かなり楽しめた。
何か春ぐらいに続編やるらしいけど
さてどうなるやら。

映画の後はごはん。
宗右衛門町で飲み屋を探すんだけど
風俗の勧誘の黒服が沢山いて
歩くのもうっとおしいぐらい。
適当に目についたお店に入ったら当たり。
ごはんもおいしいしお酒も色々ある。

お酒はダイエット続行中なので焼酎にして
夢想仙楽という原酒を試しに頼んだら
メイプルシロップみたいな
ものすごく甘いいい香りがしてご満悦。
が、原酒なのでアルコール度は45%。
お店の人に「お酒強いですか?」と聞かれて
「弱いです」と返事して心配されながらも
チビチビと結局全部飲んじゃう。

帰り道は酔っ払いで上機嫌。
高校教師と手をつないで夜風にあたって
駅からてくてく歩く。
部屋へ帰って、高校の
卒業アルバムを見せてもらう。
デッカイのには変わりないけど
何だかやっぱり幼くて笑う。
私の友達のダンナになる奴の友達が
本当に全然変わってなくてこれまた大笑い。
男の子って化粧もしないから変わらない?

まぁ、化けなきゃ女じゃないでしょ。

2003年10月25日(土)



 馬面計画

本日は研修会にて一人で神戸。

そんなに堅苦しいものではないので
カジュアル目の服装で出かける。
気温も低めで歩くのも気持ちいい。
久方ぶりに電車にも乗って
駅前で美味しそうなパンを買って・・・。

講義はやっぱり退屈。
時計に目をやっては皆今ごろ
どうしてるかなぁと実習を思う。
昨夜は寝るのも遅かったから
振り払っても振り払っても睡魔。

途中で友達がメールをよこして
北海道の話になって
初滑りは諦めたかと思った私が
クリスマス計画を立ち上げた事について
「執念」という評価を頂く。
当たり前や、雪を踏まずに年が越せるか。

という事で研修の方は集中力切れ。
先輩からしっかり聞いてきて
また内容を教えてねと言われてるけど
もう、知らない。
午前中と午後と満遍なく意識がない。

それでも研修の後は三宮へ出て
お買い物をするという目的がある。
来週はハロウィンだけど会えそうにないから
明日のうちに高校教師に仮装をご披露。
そのための小道具の買出し。

狙ってるのは馬の顔のかぶりもの。
その昔スペースシャワーでやってた
「メガロマニアクス」というバカ番組で
スタッフや番組レポーターが
なかなかリアルな馬面の
ゴムマスクをかぶってて面白かった。
私はずっとそれが欲しくて欲しくて
機会を狙ってたけど
ついに使えるチャンスが到来。

明日、高校教師が玄関を開けたら
グロい感じの馬面マスクを被って
服はかわいくブリッコ系という私が立ってる。
という一発芸的な計画を立てて
いざお買い物へ。

ハンズに行けば間違いなく手に入る。
学生によるとドンキホーテにも
あるかもしれないという事で
お店両方回る事にする。
で、ドンキホーテのメチャクチャな数の商品に
圧倒されていると学生からメール。

先週の休みにメールをしてきた22歳男子学生。
昨日も夕方にメールしてきてた。
それは気がつくのが遅かったから
シカトしてたんだけど
今日は実習終わって直ぐぐらいの時間。
「先生、研修お疲れ様でした。(絵文字)
こちらのカンファレンスは難なく終わりました
お目あての馬の顔はありましたか?(絵文字)」

あったとも。いい感じに大きくてグロい馬面。
家へ帰ったら写メールしてやろう。
その後まだ行ってなかったマルイへ寄って
オレンジのカシミアマフラーご購入。
高校教師のお誕生日プレゼントも
いいかげん考えなくっちゃ。

明日は馬面デビューだ。

2003年10月24日(金)



 今度は上司と勝負

今日は帰校日。

朝から集中してレポート添削。
月曜と違って他の学年がいないから
仕事がはかどるのが嬉しい。
気合を入れてお昼も豪華めに。

って、午前中は調子良かったのに
昼からの教務会議から雲行きが怪しくなる。
しばらく棚上げしてたカリキュラム見直しを
そろそろやらなくっちゃという事に。
で、よりによってケース発表が終わってから
12月24日から連日会議をやるという。
北海道行きと会議が思いっきりかぶる予定。
まずい。かなーりまずい。

ケースは26日の提出日に間に合うよう
早めに何とかするという話で
ケース担当教員のOKはもらった。
クラス運営も主担任から
問題なしと返事をもらった。
そこで急に会議の話が出るなんて・・・。

と言う事で最後の関門、教務主任。
小細工してもしょうがないので
正直に「12月24日からお休みを頂こうと思って
会議が入るとは予想せず○○先生と
××先生の了解は頂いてから
旅行の予定を入れてしまったんですが
会議の日程が入るという事は・・・
休んじゃまずいですかね?」

「・・・。」嫌な沈黙。
「困ったわねぇ。私はどうぞとは言わないし、
だからって行くなとも言えないしねぇ」
きゃー、怖すぎ。・・・。
腹をくくるしかありません。
高校教師は板も買ったし今さら退けるもんか。
相手が主任といえどもここは勝負どころ。

「わかりました。
業務に支障がないよう調整しますので
お休みを頂きます。」
って、きゃー言っちゃったよー。
ハッタリ以外の何者でもありません。
業務に支障がないようにって
どうしたらそうなるのか
わかんないから今から考えるという状態。

先の読めてないバカ新人と思われても
今年の北海道は諦められない。
去年のニセコでは転勤の予想も無く
「来年も12月第一週は北海道」と思ってた。
今年行ったらもう、当分は
もしかしたら一生行けない覚悟で遊んでくる。
ずぇったい行ってやるー。

と決意を新たにしたところで友達からメール。
私が初滑り不参加と聞いて「残念だね」って
彼女もお嫁入り準備で初滑り不参加の予定。
本当は行きたいけど彼氏のお許しが出ないらしい。
彼女は私のクリスマスの計画を知らないので
休むと宣言した後でもあるし
「転んでもタダでは起きないぞ計画」をご披露。

それを聞いた友達は
「いいねぇ。私も○○くん(彼氏)と
北海道行きの予定立てようかなと言う
やる気が出てきました」おお、素晴らしい。
彼女こそすぐに子作りを目論む旦那がいるんだから
今年は何としても行っておかなきゃ。
私がツアー2個押さえてるから
片っぽ分けてあげてもよろしくてよ。
「ふかふかの雪が呼んでるでー」と
精一杯煽っておく。

日本シリーズは接戦続きで目が離せない。
父親は昨日の中継を最初から見てたのに
途中で寝てしまって、あのサヨナラシーンを
見事見逃すヌケっぷり。
さすがに今日は頑張って起きてる。
ゲームもすごいんだけど
ゲストの高津が次々と
予言的解説をしては見事に当たる。
某監督の置き土産かしら
理屈わかって言ってるのがとっても素敵。

さてさて明日は霜降で、その次が立冬。


2003年10月23日(木)



 性悪教員

昨日の学生。

朝から表向きは元気だけど
教員には挨拶もせず目も合わせず。
俗に言う、シカトというやつ。
教員無視して実習ができると思うなよ。
無理矢理近づくと露骨に嫌そうにしてる。
人生、嫌な奴を完全に避けきって
生きては行けないのだよ。
ふっふっふ。思い知れ。

出来がイマイチなので
何をするにも心配で教員が付いて回る。
それがまた不満の種らしい。
患者さんの前でもぎこちない態度で
さすがにそれはあんまりなので
検温やケアは臨床指導者に
学生の付き添いをお願いする。

が、その学生の患者さんは
食事動作に問題があって
どんな動作で食事を摂ってるか
よく見ておく必要がある。
昼食となるとスタッフも交代があるので
私が学生と一緒に患者さんのランチを見守る。
って、それが策略。

一緒に患者さんのランチに付き合ったら
私たちのランチも時間がずれる。
他の学生は時間どおりにランチに行く。
と言う事はその学生は避けたい私と
二人でランチに行く事になる。
彼女にしてはさぞかし不味い昼ご飯になりそう。
 
私にしたら精一杯30分ぐらいは
時間をずらしたかったんだけど
結局は15分差ぐらいで
あまりその学生と
2人きりになれる事はなかった。
まぁ、こんなものかな。

就職したら嫌な先輩と二人で夜勤もする。
ランチで文句言ってたら
夜勤はどうなる事やら。
今のうちにこの気まずさに慣れておけ
どっちみちその性格なら
気持ちよく仕事が出来る仲間なんて少ない。
向こうが良くしてくれても
学生自身の受け止めに問題があれば
彼女にとっては全員が敵であって
ものすごく生きにくいだろうに。
それに早く気づいてほしいなぁと。

って人に嫌がられながら
私は自分の楽しみもきちんと追いかける。
今日は昨日ゲットしたツアーパンフから
目ぼしいツアーを押さえなきゃ。
と言う事で朝から肌寒いのに
わざとカーディガンを着ずに出て
10時過ぎに取りに行くと言って
控え室から旅行会社に電話をする。

主催社の回線が混んでるらしく
なかなかつながらない。
昨日か一昨日発売のツアーだから
予約が殺到してるのかと思うと落ち着かない。
つながり次第、予約して置いてください
と言う事で結果を留守電に入れてもらう事に。
押さえるだけ押さえたら
キャンセル料かかる前に切ればいいし。

で、ドキドキの昼休み。
携帯見たら着信ありで結果は上々。やったぁ。
あとはじっくり比べて悩むだけ。
もう、目先の実習やらケースやら
高校教師のお誕生日プレゼントやら
考える事が多すぎて大変。
この頭の中身を学生に知られたら
たぶんぶっ殺されるんだろうな。

平和すぎる。

2003年10月22日(水)



 絶対、オマエが悪い

久々にしっかり雨が降ってる。

実習2週目で今日は計画発表。
で、前クールからイマイチだった学生が
患者さんの朝の薬がゴミ箱に捨ててあって
きちんと飲めてないのを知りながら
それをスタッフに報告できていなかった。
昼前になって事実が判明。

さらに患者さんの食事量。
患者さんは病院食が口に合わなくて
食べてるのはほとんど差し入れ。
学生はそれは知ってるんだけど
スタッフへの報告は「全量摂取」としていた。
全量摂取といえば病院食の話で
差し入れはどれだけ食べようが差し入れ。

それをスタッフに注意されて学生が逆ギレ。
「スタッフは自分がしないといけない事を
学生に押し付けてる。
自分が出来てない事を棚に上げて
こっちに色々言わないでほしい。」
はぁ?

確かに受け持ちの最終責任は
病棟スタッフになるんだけど
学生が知ってて報告できないというのは落ち度。
しかも実習って患者さんの
リハビリとか指導とか、
それだけやってていいわけじゃない。
この学生は患者さんの枕もとに積み上げられた
おやつや新聞やなど環境には目が向いてない。
要は、患者さんの生活丸ごとは見られてない。

それで今回の出来ごと。
報告がきちんとできないというのは
患者さんの安全に関わる問題で
このまま放っておくわけにはいかない。
ちゃんと話をして振り返りは必要なんだけど
さて、どうやって話そう?

もともと頑張りもせず文句を言う
私の一番苦手なタイプの人間。
実習に来たら朝一番で「ああ、しんどい」
何か声をかけたら「もう、いやや」って
そうやってブツブツ言っても何も変わらない。
しんどいなら帰れば良いし
いやなら辞めたらいい。
そうやって人のやる気をそぐような奴
いるだけで迷惑。

で、その学生に対して私がイライラしてるのを
察したのか上の教員が学生と話を始める。
さすがベテラン教員で穏やかに話し出す。
が、学生は相変わらずぶーたれモードで
話がどんどん逸れていく。
「もう、何もかも腹が立つ。指導者が
私たちのこと学生ちゃんって呼ぶのも
ものすごい下に見られてるみたいで最悪。」

その指導者は誰にでも「ちゃん」づけで話してる。
病棟スタッフもほぼ全員「○○ちゃん」で
別に学生だけをそうやって呼んでる訳じゃない。
自分の落ち度を指摘されて
悔し紛れに指導者への不満を並べてるだけ。
あんまりなので私が口を挟む。
「あの人はだれにでもちゃん付けや。
下に見られて最悪って、自分ら何やと思ってる?
あの人らは先輩やで?」

急に私がきつく言ったからか、学生絶句。
一緒に部屋にいた学生も静まり返る。
学生は顔が真っ赤になって部屋から出て行く。
先輩教員もあらら〜という感じで
もしかしてこれが私の初・怒鳴り?

結局学生は最後まで部屋へ戻って来ず
私も先輩も迎えに行かず
更衣室で目もあわせず本日は撤収。
しかし、イライラする。
前クールからずーっと一緒だから
お互い煮つまりやすいかも。

帰り道にボード屋でツアーパンフを漁る。
とりあえず最低ラインは押さえてるけど
さらに条件がいいところも探したい。
と言う事で去年使った激安パンフを見たら
今年もいいのがあった。
今のより千円高いけどゲレンデは徒歩2分。
ちゃんとホテルで露天風呂もある。
が、内装はかなりシンプルみたい。

今押さえてるところは内装は申し分ないけど
ゲレンデまで車で5分でお風呂はユニットバス。
夕食はついてないしスキーロッカーもない。
車で5分の距離は、雪道徒歩だとかなりかかる。
しかも板を担いでボードブーツって
かなりの重労働。
昼間滑る分には送迎があるけど
夜に温泉や飲みに出るとなると動きがとれない。

うー。悩ましい。
取りあえずは両方押さえてゆっくり悩もう。
11月いっぱいはキャンセル料金かからないし
高校教師とあれこれ相談するのも楽しい。
あちこち検索してグルグル悩んで
そうやって現実から目をそらして遊ぶのだ。

もう、現実から逃げっぱなし。

2003年10月21日(火)



 免許取消し裁判所行き?

だらけまくった贅沢週末は終了。

毎週月曜は怒涛の帰校日。
朝一番で学生が実習レポートを出してくれる。
それの添削をするためには
まずは書類が溜まりまくった机の上を
キレイにしないといけないんだけど
裁いても裁いても減らない書類。

そうこうしてると2時間目で
2時間目は私が仕切る演習。
午前中は実習レポートを放置で
さらに3年生のケース実習計画書も
一緒に話をして煮詰めなきゃいけない。
それも午前中放置。

で、午後はというと私が講義で
結局実習レポートに取り掛かったのは
夕方4時半。って学生はとっくに帰る時間。
申し訳ないけどそこで居残りになる。
それでも出してくれたレポート全部は見られず
取り急ぎの看護計画だけ流し読み。
ごめんよ。

毎週毎週月曜はこんな感じで
本当に実習してるほうが楽かも。
あれもこれも同時進行で
優先順位とか時間配分とか
頭の中がぐちゃぐちゃ。

それでも気を取り直して終業後は三宮へ。
お目当てはボードツアーのパンフレットで
そろそろ安いところも出始める。
駅前の旅行会社を回って
手当たり次第パンフを持って帰る。

その時点で夜8時。
しんどいから早く帰ろうと言う事で
阪神高速山手線を利用。
きれいで空いてる道だし
神戸線〜第2神明ルートより200円安くて
長田から明石西まで30分弱という
それなりにお得な感じなので最近お気に入り。

で、北神戸線に入って快調に走る。
今日が20日だというのはちょっとひっかかるけど
もう夜だしと言う事でちょっと自制を怠る。
出会う車の一団を快調に追い抜いて
追い越し車線をどんどん行く。
当然、スピードメーターはそれなりの状態。

で、急にその車の群れから軽4が一台。
私の後ろにくっついて「煽ってる?」
と言いたくなるような車間距離で走る。
うっとおしいので走行車線によけたその瞬間
軽4の後ろでサイレンが鳴った。
パトランプも回ってる。交機の覆面登場。
私はもちろん周りの車も凍りつく。
一瞬にして60キロのノロノロ運転で
軽4は私の前に入れられて
その前には覆面パト。

とりあえずその軽4は間違いなく検挙。
で、私はどうなるの?
サイレンが鳴った瞬間はギリギリ左車線。
それってセーフよね?ってそうじゃないと困る。
ちょうど一年前、本当に今ごろの時期に
私は車検の代車を返しに行く時に
20キロオーバーという
微妙な違反で山陽道の覆面に捕まった。
ただ今その執行猶予中なので
今日捕まったらまずいし今回の違反はかなりで
裁判所モノというか免許取り消し。

路肩が広くなったところで
パトカーと軽4は停車。
私は恐る恐る横を通り抜けて・・・。
何もリアクションがないのでそのまま逃走。
アクセル踏んでるけど足は震えてて
今まで追い越した車に抜き返される。
何だか、周りの車に「お前セコいなー」
「ホンマはお前が捕まるとこやったのに」
とか色々言われてるような気がして
一気に小心者モードへ。

第2神明に合流するところで
ちょっと気分が楽になる。
でも、何だかハイになってしまって
珍しく高校教師に電話して
事の顛末を報告する。
高校教師によると交通違反は
捕まったその1年後にまた同じ事を
繰り返しやすいという法則があるらしい。
見事にそのとおりで、何とか逃げ切った。

現行犯検挙が旨だとわかっていても
「後で手配書が来たりしたらどうしよう」って
晩御飯もあまり食べられずドキドキして過ごす。
でも、間一髪で運転免許と
かなりの額のお金が助かるなんて
滅多に無い事。

私ってツイてる。

2003年10月20日(月)



 引きこもり教員カップル

昨日のお買い物の途中。

学生からメールが入った。
かわいらしいとあちこちで評判の22歳男子。
こないだ飲み会をしようという話になって
実習関係の連絡にかこつけて
メールアドレスを教えてたら休日のメール。
「件名;○○です。(><)
先生、今日はボードに
ワックス入れたんですか(顔文字)?
何となく時間があいてメールしてみたのですが」

ほう。
金曜に「週末何するんですか?」って聞かれて
「ワックスでも入れようかな」って
適当に答えたのを覚えてたらしい。
こもってレポート書いてるんだろうけど
時間が空いて私を思い出すって可愛いやん。
と言う事で高校教師がボードを前に悩んでる横で
こっそりその男子学生にレス。

「今日は天気がいいので篭るのはやめて
他人の板を買うのに付き合ってます。
(><)ってブルー入ってんの?」
すぐレスが来て「煮詰まってます(顔文字)
先生は板買わないの?」
返事してもすぐにレスが来て奴もヒマらしい。

そんな感じで何度かレスをやり取りして
高校教師は別に気にしてる様子もなく。
まぁ、相手が男子学生だと知ったら
かなり気分悪いだろうけど。
学生にも彼女はいるから怒られても困る。
かわいくて人気のある学生とのやりとりって
なかなかドキドキして楽しい。
にしてもやっぱり顔文字だらけなわけね。
最終的には目から星が出てる
ウインクしてるような顔文字がついてて
何だか退いてしまう。

今日は朝からダラダラダラダラ
ほぼ一日布団から出られず。高校教師は
もともとマッタリのんびりするのが好きな人で
昨日は無理矢理連れ出したから休憩してもらおう。
って、私にしたら天気もいいし
ドライブにでも行きたかったんだけど。
一度目が覚めたのは8時ごろで
そこからお遊戯に入るもハプニングで中断。

で、2度寝したら昼過ぎで
そこからまたじゃれては昼寝を繰り返したら
あっという間に夕方5時。結局一日寝過ごした。
朝8時から夕方5時まで、二人とも歩いたのは
トイレまでの数歩と言う
恐ろしいまでのグウタラぶり。

そこから化粧して出かけるのもおっくうなので
結局宅配ピザを頼んでそれをパクつきながら
二人で日本シリーズ観戦。
それもあんまりな内容だから
高校教師は途中からまたウトウト。
一日数歩の歩行で食べたのもピザだけ。
不健康極まりないお休みもそろそろ終わりで
私が帰るのに高校教師が駐車場まで
送ってくれたのが本日初の外の空気。
喋った人間はお互いだけ。

引きこもる教員コンビって怪しい。

2003年10月19日(日)



 人の買い物で盛り上がる

とてもいい天気のお休み。

今日は高校教師が昼まで仕事なので
私は午前中おうちでのんびりして
午後から出かける。
けっこう車が多くて西宮からは立派な渋滞。
何でも緊急工事らしいけど
そのダラダラ渋滞で
ブレーキを踏み損ねたのか追突事故あり。
気の毒に。

高校教師は自分が帰っても私が来ないから
心配になったのかメールをくれる。
待ち時間を潰せるように宿題を差し上げる。
「スポーツバーを探しておいて頂けると
たいそう嬉しゅうございます。」
そう、今日は日本シリーズ緒戦。
でもミナミでご飯も食べたいし
という欲張りな私はスポーツバーで
TV見ながらご飯食べればいいんだという
何のひねりもない案を思いつく。

やっとこさたどりついて
マンションの前まできたらベランダから
高校教師が顔を出してる。
待っててくれたのは嬉しいけど
スポーツバーは見つかったのか???

電車に乗り換えてミナミへ。
昨日、「明日は板を探しに行こう」って
私が言ったら「仕事の後の体力と相談」
とのお返事だったんだけど
そこは強引に、着くなり調子を聞く事もなく
「ブーツのサイズどうやった?」
「とりあえずスポタカ?」
とお出かけの話を進める。

ミナミは相変わらずの人ごみで
慣れない私は歩くのもひと苦労。
昼間っから手をつなぐのも恥ずかしいから
必死で後をついていく。
結果的に3歩下がってついていくという
非常に私らしくない状態でお店まで。

高校教師がこないだ一目ぼれした板は
BURTONのカスタムだった。
カスタムならモノに間違いはない。
外見もとてもシンプルで微妙なラメが私もツボ。
ただ、盗難には十分すぎるほど注意が必要だし
お揃いの人も多い。

私のお勧めであるscooterを見に行く。
カスタムとのスペック比較のために
携帯のメモにデータを入れてうろつくという
とても徹底したお買い物に高校教師驚く。
色々比較しては悩み、奴が下した決断はscooter。
BURTON好きなミーハ−だと思われるのが
何となくイヤだという
さすが私の彼氏と言う答え。
ビンディングは黒いFLUXでそれは私の言うまま。

他人のお買い物って楽しい。
様子があまりわかってない高校教師のために
私が色々交渉してあげるというか
それで私が遊んでるんだけど
よく、おまけで付いてくる
ペラペラのボードケースはいらないから
ちゃんとしたボードケースの代金を
割り引けといったら店員は渋い顔。

「他所でよくそうやって買わせてもらってる」
って言ってやったらうーーーんと考えた店員。
「ホットワックスをサービスします」やったぁ。
ボードケース1000円割引より
ワックス入れてもらったほうがお得よね。
高校教師は横でそのやり取りを傍観。
途中から店員は高校教師の買い物なのに
私に向かって喋りだしたりしてる。

早速私のボード仲間に報告。
仲間内でのお揃いを嫌がる私たち。
scooterはみんな「いいなぁ」と言いながら
まだ誰も手を出してなかった。
と言う事でscooterはいただき。
友達のダンナが去年、
DEELUXEのSNAKEを狙ってたのを
今年私がお買い上げ。
そのダンナが目をつけてたscooterのCLを
高校教師がお買い上げ。

思うようにスポーツバーは見つからず
結局普通の飲み屋で晩御飯。
途中友達にメールで
日本シリーズの試合経過を教えてもらう。
何度か戎橋を往復したけど
盛り上がりはイマイチで
新聞で見たとおり標識や信号には有刺鉄線。
試合結果はあのとおりで
結局道頓堀は静かなままだった。

私は酔っ払ってはしゃいでたけど。

2003年10月18日(土)



 うどんに2時間

星野監督がお辞めになるそうで。

おととい大吐血してた患者さんは
今日行ったらもういなかった。
入院して1週間で
あんな亡くなり方をするなんて。
朝からショックでしばらくぼんやりする。

実習してると毎日があっという間。
学生はそれなりに頑張ってるんだけど
なかなか前途多難なのは変わらず。
ただ、今回は私の相談役に
上の教員が一緒に来て下さってるから助かる。
やっぱりこの道10数年の先輩の技はすごくて
先輩教員が学生と話をしてる横で
私も一緒にフムフムと話を聴く。

この実習で各看護学の実習は終了。
春に実習スケジュールもらった時には
遠大なる道のりだと思ったけど
終わってみればあっという間で
特に夏休みが明けてからは
それこそ怒涛の毎日。
こんな感じであっさり年末まで行くのかな。

長い間CDを買っていない。
最後に買ったのは何だったかも思い出せない。
最近はまた無罪モラトリアムにハマったり
いきなり古いエンヤが登場したり
ジュンスカが出てみたりのナツメロ街道。
忙しくてスカパー見てなかったら
なかなか新ネタが入らない。

山ほどいる日本のパンクバンドも
もうさっぱり何が何だかわかんないし
ラップ系のグループなんてもっとナゾ。
まぁ、30歳手前だし
本当はもっと落ち着いてるのかしら皆さん。

明日はお休みだから高校教師宅。
奴の板を見に行く予定なんだけど
「午前中は仕事なので
私の体力と相談して決めましょう」って
ダメ、絶対行くんだから。
他人の買い物で盛り上がる私。

なんばパークスにも行きたいけど
何やら強烈に混むらしい。
先週行った学生の情報によると
讃岐うどんやラーメン屋が集まったゾーンは
そこに入るのに入場制限があって
入ったら入ったでそのゾーン内にある店は
それぞれ90分待ちだったりするらしい。
と言う事でうどん食べるのに
2時間は待つってちょっと異常。
願い下げだわね。

最近は土日しか休めないおかげで
人ごみに出かけるの事も多い。
11月だって春から予定されてたセミナーの日に
阪神の御堂筋パレードが重なって
混雑と大騒ぎを考えるともう今から気分は重い。
これで日本シリーズに勝とうものなら
どんな騒ぎになるのやら。

でも、11月も目前。立冬よ、立冬。


2003年10月17日(金)



 そろそろ真面目に冬支度

祝、04年WRC北海道ラリー開催。

学生時代から「いつかは日本でWRCを」って
楽しみにしてたのが現実に。
もう平日休みは取れないから
実際には見に行けないのが残念だけど
嬉しいのには変わらず。

今日は帰校日で一日学校。
主担任も来てるから
12月のボード休みがとれるかどうかという
ものすごく大切な相談をしなくっちゃ。
ここをクリアしたらもう邪魔者はいない。

内容が内容なので
話し掛けるタイミングが難しい。
午後から機会を伺いつつ
結局声をかけられたのは夕方6時。
「あのー、12月の冬休み前って
クラス運営で何か特別な事ってありますか?」
注目のお返事は「特にないよ」やったぁ。
だって、先にツアー申し込んじゃったもん。

家へ帰って思う存分ツアー検索。
やっぱり今押さえてるの以上は
これと言って見当たらない。
ニセコからだいぶ離れたペンションですら
キレイ系は年末すでに満室で
キャンセル待ちまで出てる。

高校教師は今日、板を見に行ったらしく
その報告をしてくれる。
burtonの板に一目ぼれをしたと思ったら
他にも気になるのはあって困ると。
こないだ私と一緒に見つけたscooterも
やっぱり気になるらしい。
こうなると多分決めるのは私かな?

私的にはscooterをお薦めしたい。
去年の試乗会でもやはりscooterや
grayは乗りやすくて素敵だった。
質の割に値段も安い。
burtonの今年モデルを連れてニセコなんて
盗難の事とか考えたら気分が滅入る。
後は「猫も杓子もバートン」
って言う感じがまだまだあるから
何だかなぁというイメージの問題。
まぁ、カスタムはいい板だと思うけど。

私の周りはburton1本、NITROが1本
サロモンとSIMSが2本ずつで
MOSSとHAMMERとYONEXと私のFANATIC。
見事にバラバラだけど
次に何を買うかと言ったら
scooterは高率で候補に挙がる。
みんなカブらないように考えるから
先にscooter買っちゃえ、高校教師。
まぁ、勝負は10月中である。

去年の今ごろ、私は人生の分かれ道。
キャリア開発研修を受けて
教員になりたいと真面目に考え始めたころ。
初滑り計画もだいたい出来上がってたし
来週には板が来て・・・。
月末には次長と面接して腹を決めるのである。
1年経つと様子は随分変わる。
高校教師もいたりするし。

さて、来年は何してるかね?

2003年10月16日(木)



 私は明日も生きてるか?

ツアー探しの手は緩めない。

今日は朝から結構寒くて
もう、早く息が白くならないかなぁ。
北海道は冠雪した所もあるみたいだし
毎朝見るレガおの温度計が
ある日一ケタになるのを心待ちに。
学生なんて駅から実習病院まで歩くから
革のジャケット着てる子もいるし。
冬支度大歓迎。

実習2日目。
本当は受け持たせてもらうはずだった
50歳代中盤の患者さん。
先週末に「精神状態が不安定なので」
と言う事で初日から受け持ち候補から外した。
今日は朝からものすごい吐血をしてる。

先週末にいきなり
悪性疾患である旨の説明がされて
動揺しながら治療に入ったところでこの状態。
今までにその疾患からと思われる症状で
ちゃんと他院を受診してたのに
そこの医師が患者はおろか家族にも
病名を理解させていなかったというお粗末さ。

本格的に調子が悪くなって入院したときには
もう末期の状態だといきなり知らされて
挙句にイチかバチかのケモをして
それが悪く転んだのか
治療2週目で大量吐血で生死を彷徨うだなんて
人生、やっぱり明日はわからない。

学生はその患者の事はもちろん知らない。
だからその患者の部屋から嘔吐の声がしても
廊下で家族が泣いてても
ある意味さらりと通り過ぎてくる。
でも、私は受け持ち患者候補として
その患者の経過や容態を把握してた。
その患者はどんな人かを想像して
学生がどんな役に立てるだろうかと考えた。
一度はその人のために
自分の頭と感情を動かした事になる。

だから今はその部屋の中がとても気になる。
家族の人にも何か声を掛けてあげたい。
患者さんも家族も私の事は知らないし
私が心配して心を痛めてる事も知らない。
まぁ、知ってもらう必要も無いんだけど
患者の容態の変化がもう少し遅ければ
学生の受け持ち患者となり
私と今実習に来てる誰かがその部屋の中で
患者と家族の傍らにいたかもしれない。
縁って不思議だなぁと改めて思う。

としみじみしながら家に帰れば頭は雪山。
あちこちツアーパンフや旅行社サイトを回る。
ゲレンデから車で3分のログハウスより
ゲレンデ徒歩0分のホテルのほうがお安い
というナゾのプラン発見。グルグル悩む。
近いに越した事はないんだけど
果たして優雅な内装かどうか。

色々比べるとそのホテルには
何とエレベーターがない。
最終日に撤収する時間帯にお風呂に入れない。
そしてなんと夏場は閉鎖してるらしい。
それって、優雅な内装ではないよな?
可愛らしい素敵なお部屋なら
夏場でもゴルフや何やでお客取るよね?

今日も平和に悩む。


2003年10月15日(水)



 ケテーイ

今日から実習最終クール。

メンバーは前クールと同じなんだけど
実習病棟は変わってと内容はさらに深化。
前クールの出来がよぉく判ってるだけに
一抹の不安もある。
まぁ今日はご挨拶がメインだから
そんなにイライラしなくて済むかも。

病棟では先週受け持ちと決めた患者さんが
一人は亡くなり、一人は容態が大急変。
なにやらバタバタしてるし
実際、患者選定が振り出しに戻ってしまう。
何やら不安げな学生を気にしながら
新しい患者さんを選んでもらう。
ええ、もうこうなったら成人の実習とはいえ
チョットぐらいお年が高くても全然平気。

実習初日でバタバタしながらも
私の頭から初滑り計画は抜けてない。
今日一緒にいる教員はケースの責任者。
12月中旬から下旬のスケジュールは
よく把握してるはず。
と言う事で回りくどい事はせず
単刀直入に質問。

「17日に発表が終わって抄録を作りますよね?
その後最終提出は2月と言う事は
23日から26日ぐらいまで
休もうと思ったら休めますか?」
お返事はあっさり「大丈夫じゃないかしら」。
大丈夫って、そのぶん仕事が減るわけではなく
私が自分のやるべき事を先回りして
頑張らなくてはいけない事はよくわかってる。

でも、これでひとつ関門はクリア。
あとはクラスの主担任に相談して
そこからOKが出れば教務主任も文句は言うまい。
となると善は急げという事で
カバンに隠し持ってたパンフを見て
昼休みに更衣室から旅行会社へ電話する。
我ながら周到。

狙ってるのはヒラフのログハウス。
ゲレンデからちょっと離れてるけど
まだ新しくて内装もいい感じ。
女8人ならそんなところ見向きもせずに
ひたすら安くて便利な所を探すけど
なんせ彼氏と初めてのクリスマスとなると
雰囲気はかなり大事にしたいという
ミーハ−気分フルスロットル。

同じような発想をしてる人は
かなり多いようにも思うので
予約が取れるか心配してたけど結果はOK。
さすがは10月中旬、紅葉前。
それでもお正月プランはもうダメらしい。
お正月は3万以上値段が高くてその状態って
その値段のつけ方がさっぱりわかんない。

とりあえず、最低の行き先は確保した。
キャンセル料金は12月までかからないから
ここからもうひと踏ん張り、
さらに条件のいいツアーを探すのだ。
昼休みが終わった私の顔が
余りにニヤニヤしていると
学生からご指摘を頂く。
「そう、私はゴキゲン」と開き直っておく。
雪を踏まずに年が越せるか。

帰ってくつろいでたら高校教師。
「やったで!俺はやったで!
ついに1部昇格したで!」
サッカーゲームにハマってるらしく
最近その話題が多い。
私は私で「私もやりました。23日出発の
3泊4日リフト券2日分付きで6万ちょい」

めでたすぎる二人。

2003年10月14日(火)



 北海道でクリスマス

三連休最終日は華々しく大雨。

今日は行事で休日出勤なので
スーツを着なくちゃなんだけど
本当にものすごい事になってて
上から下から横から雨が降ってる。
出勤時間も普段より早いしで
あまり気分はよくない。

でも、今日はそれが終わったら夜デート。
高校教師のリクエストで三宮で中華料理。
何とか気持ちを奮い立たせるも
ご一緒した学生のバカさ加減に呆れる。
参加票に氏名・学校名・学年を書くんだけど
その紙を眺めて「何書くん?」
・・・だから「氏名」の下の空白に名前
「学校名」の下の空白に学校名
「学年」の下に学年書くんだよ。

一秒たりとも自分の頭で考えたくないんだなぁと
ある意味感動してたらとどめの一撃。
「センモンのモンって、口いったっけ?」
×専問 ○専門・・・本当に入試をクリアしたか?
何で小学校一年生で習うレベルの
学校名に入る字がわからんのだ。

京都からはるばるおバカを晒しに来たわけ?
他にも参加票に何も書かずに出す奴
ゴミの始末が出来ない奴、
発表中に騒ぐ奴。あまりのお行儀の悪さに
イライラはフルスロットル。

行事は丸一日かかって
休日出勤の代休をもらう権利があるんだけど
いつ入れていいのかサッパリわかんない。
10月中は全部実習なのにいつ休めと?
11月アタマの連休も最終日は
セミナーで潰されてまた代休。
代休ばかりが溜まっていくのだ。

行事は予想よりはやく終わって
高校教師と元町で待ち合わせて
南京町をウロウロする。
私はあらかじめスーツ予告してたから
いちおう合わせてジャケット着てきてくれた。
革靴だし。何だかおぼっちゃんだわね。

体調不良だった高校教師は
アッサリめの中華がいいのかと思いきや
「辛いのん」と言う事で四川系に決定。
こないだ職場の宴会で
美味しくない中華を食べたという高校教師。
チリソース煮やら牛肉煮込みでご満悦。
私はカエルが食べたかったけど
何となく言い出せず。

高校教師はもともと
「肩先の触れ合う距離で中華料理を食べよう」
というリクエストをくれたんだけど
結局そんなお店はなくて差し向かいで頂く。
5時に待ち合わせて5時半には食べ始めて
おなかがいっぱいになったらまだ7時。
料理は美味しかったから
後は肩先が触れあえばと言う事で飲み足しに行く。

ソファのあるお店でマッタリする。
今日の私の使命は北海道行きの相談をする事。
高校教師のお休みは20日からで
その後は職場の慰安旅行らしい。
帰ってくるのは22日なんだけど
北海道の旅費はそこからは1日単位で
どんどん高くなっていく。

一日も早く出発せねば。
と言う事で私が提案したのは23日出発。
そこから3泊しても休前日はないから
まだマシな値段設定。
お正月料金は27日からで
23日出発とは3万円弱の差が出てくる。
23日出発から3泊4日って、もしかしなくても
クリスマスは二人で北海道。
ミーハ−にもほどがある企画。

さすがにルスツやキロロ、
富良野にトマム、サホロといった
リゾートホテルは無理なので
ニセコのキレイなプチホテルを
お宿指定コースで狙ってみよう。
それでリフト券がついて6万円台。
果たしてお目当てのプランは残ってる?

高校教師は21・22日が九州湯布院で
23〜26日が北海道って豪華すぎる日程。
でも、飛行機が嫌いで
それが続くからかなりブルー入ってる。
九州は新幹線で行きたいらしい。贅沢な。

こうやって脳みそは現実から逃げていく。



2003年10月13日(月)



 今年も終了

昨夜から悶々としている。

北海道初滑り激安ツアーが諦めきれない。
高校教師と一緒に行きたいのもあるけど
行きうる一番安いツアーと
お正月料金では3万近く差が出る。
3万は大きい。

とてもじゃないけどルスツは無理で
キロロもマウンテンホテルでカツカツ。
ニセコでもゲレンデから離れた
ペンションがいいところという状態。
平日の激安ツアーを漁って
優雅にルスツで3泊4日という
贅沢な遊びはもう2度とないらしい。

友達は友達で私が参加すると
面白いのと引率が楽なのがあるから
「やっぱり12月は1年お疲れ様で
リゾートホテルで贅沢しなきゃ」とか
「5万円でリフト券も付くなんて最高」とか
私の決心を揺るがすべく茶々を入れてくる。
私も激安で行きたいのは山々なのに
ケンカ売ってんの?

今日はレガおの12ヶ月点検とオイル交換。
朝から車を入れて、お楽しみの代車は
前に借りた事があるフラット6。
色々借りたけどこれが一番お気に入り。
もし買い換えるとしたらダントツの第一候補。
レガおともかれこれ4年のお付き合いで
タイヤ換えてオイルも換えたところで
すっきり走りに行きたいけど
休みも軍資金もない。

ちょうど2時過ぎでF1が始まる。
今回の実況アナは久々の人だったけど
どいつもこいつも頓珍漢なのは変わらない。
かみ合わないままテンションだけが高いという
一番嫌いなシュチエーションではなかった。

でも、実況が何か言うたびにことごとく
内容がズレてるとか読みが浅いとかで
解説陣が「いや」「というよりも」
「そうではなくて」って度々内容を覆す。
これで意味不明の芸能人ゲストがいたりしたら
本当に目も当てられない。

何だかピリっとしないレース。
ピリっとはしないんだけどハラハラは満載で
佐藤がシュー兄と絡んだときは
本当に佐藤をぶっ殺してやりたかった。
正直バリチェロとライコネンを比べたら
ライコネンが上でそれを止められそうなのは
モントヤぐらいかなと思ってたら
モントヤがコケちゃうし。

どんな展開になるかはわかんないけど
まわりの自滅で決まるチャンプって情けない。
とりあえずシュー兄が1ポイントとって
堂々と自力で決めて欲しくて
途中は順位経過とにらめっこ。

久々に「攻める兄」を見たけど
「焦る兄」も見たし
インタビューでは小心者丸出しだった。
チャンピオンを派手に優勝で飾るという
圧倒的な勢いはなくって
ちょっとさびしかったのは事実。
何となく去っていく日の事を思った。

何年前だったか忘れたけど
スパでいきなり緑色のジョーダンが
予選6位に浮上して、すごいと思ってたら
あっという間にリタイヤしちゃって
どんな人かと思ったら
運転手は笑うしかないぐらい
アゴがピンピンにとんがってた。

下克上を体現したターミネーターも
今じゃ中年よろしくアゴの下には肉。
おでこも広くなっちゃって。
こんなにすごい人になるとは思わなかった。
デビューから知ってて成功した
初めてのドライバーがシュー兄。
歴史に残るドライバーになるんだろうけど
それをリアルタイムに見てるってすごいかも。

とりあえずシーズン終了。マジで冬を待つだけ。

2003年10月12日(日)



 寝巻用スーツ

3連休幕開け。

が、デートは月曜の夜だけ。
今日は一日ゆっくりしようという計画。
給料日直前の3連休なんて迷惑で
本当はデートしてもよかったんだけど
何せ先立つものがない。
生理中でエッチもできない。
そんな事で会わない私は変ですか?

お昼前までダラダラしてたら
高校教師がメールをよこした。
「日本橋へ出た帰りにスーツ見てたら
色んな店員が お仕事用ですか?
って言うんやけど寝巻きですって答えたら
どんな返事をくれるんやろう。」
・・・確かに。
リクルートスーツを買うには
出遅れすぎてるこの時期。
仕事用以外で普通のスーツ買う奴がいるのか?

高校教師のスーツ姿が見たいんだけど
なかなか見る機会がない。
職場では毎日スーツ着用なのに
行き帰りはジャージに着替えて自転車だったり
平日の仕事の後に会っても
定時で脱出して着替えて来たりする。

一緒にお買い物に行って
スーツを試着させるしかないかしら?
身長185センチ、さぞかし着映えするだろうなと
勝手に想像してウットリ。

今日のメインイベントはF1の予選。
何せ抜きにくい鈴鹿だし
何年か前にシュー兄VSハッキネンが演じた
しびれるような予選のイメージが強烈で
今年も何か起こるかも。
って、何だよあの雨のタイミングは。
レース的には面白くなるんだろうけど。

最終戦はどんな感じになるのかな。
フレンツェンは多分ラストラン。
若い選手が台頭してきて
まさかのシュー兄引退説もある。
って、ジャックはあっさり消えちゃった訳だし。
TVはTVで佐藤佐藤とうるさいけど
私はホンダもトヨタも佐藤もどっちでもいい。

夜、から騒ぎを見てたらモックンが出てた。
かっこいいんだけど、やっぱりヘン。
天才肌の人ってものすごく変わってる。
新人の女の子が気に食わないなぁと思ってたら
すでにメンバー内でも嫌な雰囲気みたいで
遠まわしにチクチク言われてた。
でも、から騒ぎメンバーって
昔のほうが圧倒的にキレイだったし面白かった。

久しぶりにゆっくりTVを見た日かも。

2003年10月11日(土)



 初シカト

レポート仕上げ日。

アセスメント内容が
チンプンカンプンの学生は
駄作をPCで訂正してきた。
手書きよりもぱっと見はキレイだけど
「大事なのは内容です」と言う事で
やはり再訂正は多い。

で、FD持ってきたかと問うと答えはNO。
FDがないから訂正はしないという。
はぁ?このアセスメント内容で
合格できる自信があったわけ?
甘いとしか言いようが無いんだけど
同じような出来事が以前
別の学生であったのを思い出す。

そいつも内容はまるでダメなんだけど
PC打ちで見栄えは良くて
訂正をするように言ったら
「FD持ってきてないからできない」とか
どう考えても通らない言い訳をする。
今後私の実習はPC禁止令だしてやろうかと
時代に逆行するプランを練る。

仕事が終わったら古巣の友達に会いに行く。
だから一生懸命頑張ってみたんだけど
結局開放されたら、日がとっぷり暮れてた。
が、友達も残業してるらしく
ちょっとホッとする。
今日の目的は初滑りの相談。

毎年みんなで行ってた北海道初滑り。
3年生のケース発表が10日〜17日なので
やっぱり私は参加できそうにない。
それを言いに行くのと臨床からの情報収集と
お正月雪山プランの相談もしなくっちゃ。

友達が持ってたお正月プランを見せてもらう。
10万なんて余裕で超えてる。
まだ安いところのツアーは出てないけど
だんだんブルーになってくる。
どうしよう、高校教師と行くなら
26日以降の出発になって激高。

あーでもないこーでもないと色々話してたら
高校教師からメールが入ってる。
「怒涛の一週間が終わりました。
体調を崩しかけてるから週末はゆっくりします。
レガおも気ぃつけや」
素晴らしく優しいお言葉で
私が連日実習でイライラしてるのも
きちんとわかってての労わりのお言葉。

で、嬉しくて嬉しくて
友達がいるのも気にせず返信を作成してたら
よりによってバッテリーがゼロに。
昼過ぎという微妙な時間にバッテリー残量が
1メモリになったからヤバいとは思ってたけど
このタイミングで切れなくても。
・・・どうしよう。
今までメール返信をサボったことないのに。

充電をするだけに帰るわけもいかず
なんとも落ち着かないまま過ごす。
落ち着いてないくせに初滑りはすっ飛ばして
2月第一週に友達夫婦と乗鞍高原へ行くという
勝手な話はほぼ決めて帰ってくる。
帰り着いたら1時前。
お疲れの高校教師が起きてるかは怪しい。

どうしよう。起こしたら悪いかな。
でも、しんどかったらメールじゃ起きないよね。
メールに返事しないままっていうのも
何だかイヤな気分だしな。

「夜分恐れ入ります」と控えめに
一方的にスノボ旅行のお誘いを送りつける。
返信がないのは寝てるのかな?
これでゴキゲン崩されてもしょうがないんだけど。
やっぱね、冬の話をしてると
私は冷静じゃなくなるのよ。
決して忘れてたわけじゃないのよ。
何だか勝手に言い訳しててもしょうがない。

寝よう。

2003年10月10日(金)



 社会人はホウ・レン・ソウ。

結局ジャックは鈴鹿を走らないって。

何よ〜。そんな中途半端な消え方って。
仮にもチャンピオン経験者なんだし
ものすごい力と人気のある
かっこいいドライバーなんだから
もっとこう、他にやり方があると思うけど。

次世代は着々と育ってるけど
親子でフェラーリとか夢見てたファンも
世界中にいただろうに。
私、シュー兄が好きだけどジャックも好き。
その二人が仲悪くても私には関係なし。

まぁ、ジャックが勝手に
シュー兄を嫌ってるだけのような気もする。
チームメイトを心療内科送りにしたとか
そういうアクの強さとか大好き。
で、この先どうするんだよ〜。

今日で実習はひと区切り。
古巣での実習も来年まで、もしかして
私が教員研修に行ったら再来年までなし。
最近はしょちゅう人事異動があるから
この病棟も次来た時には誰がいるんだか。

学生は相変わらずダメダメのまま。
夕方、上の教員に会ったから
2週間の報告をする。
報告というのは名目上で
私がグチをぶちまけただけなんだけど。
先輩は忍耐強く聞いて下さる。

で、「このグループ、今までは言うほど
クローズアップはされてなかったけど
実際は知識も少ないし浅いから
気にはなってたんよ。
だって、ここは5人で組んであるやろ?
何でかって言うたら出来が悪いからよ」って。
ひたすら私の力不足だけが原因ではないらしい。
ちょっと気分が楽になる。

こうやって話せる人がいるのは有難い。
何でも話し合いだった茄子時代と違って
教員同士でカンファレンスってあまり無い。
でも一人でなにもかもやれるほど私に力は無くて
全て報告・連絡・相談で、社会人の基本。
それが仕事の進みを遅らせる事もあるけど
癒される事もあるわけで。

で、普段の癒しである高校教師。
奴は奴で今週は大変だったらしくお疲れの模様。
この週末はゆっくりしたいと言うけど
私の予定は月曜の夜しか空いてない。
土曜はひとりでゆっくりしたいし
日曜は鈴鹿をTV観戦で高校教師宅は
CSがないから、一緒に見ると言っても
フジの地上波なんて見る気しないので
必然的に自宅でお篭り。
おまけにレガおの点検が一日かかるし。

で、月曜に何をしようか相談したら
先日のお付き合い宴席で
お酒も料理も不味かったらしく
おいしい中華料理が食べたいと言い出した。
どうやら神戸→南京町→中華らしい。
で、「肩先の触れる距離で中華料理を食べよう」
と何やら誰かの歌詞にありそうな事を言う。

肩先が触れるといったらカウンター。
おいしい中華料理屋で
テーブルや円卓じゃなくてカウンター?
かなりナゾの多いシュチエーションである。

できるだけご期待に添おうと思って
「上海・四川・広東・北京など
ジャンルのご希望はありますか?
料理の質と肩先の距離の好みが両立しない場合
どちらを優先されますか?」って聞いたら
「内容は任せますが、肩先の距離優先で」

行き先は王将かな。

2003年10月09日(木)



 可愛い男子学生と

週半ばであるが、嫌気がさしてる。

実習は約1名チンプンカンプンのまま。
私は昼から次の実習の打合わせで出かけるから
午前中に何とかしたいんだけど
あれもこれも言い出すと
見る見るうちに学生の目が泳ぎだす。
頼む、聞いてくれ。

打合せに行くと今回の私の相談役教員が
白衣を持ってない。打合せで何で私服なのか。
車に白衣を積んでるというので
駐車場まで取りに戻っていただく。
もともと先輩ながらボケた所あるよなぁと
密かに思う事も何度かあったので
イライラは募る。

この教員は今私が実習してるグループを
「一番いいグループじゃないかしら」
って言うんだけど、私にはそうは思えず。
毎日四苦八苦しては
「これで出来がいいなら他はどうなるのか」と
心配する事しきり。
今よりもっと複雑になる実習なのに
今からこれだったらどうなるのか。

夕方、ブルー入ってたら月がとてもキレイ。
暦の上では十三夜で十五夜と並ぶ名月。
しばし見とれながら・・・明日は寒露。
本当に、10月っていらないのよ。
月を見ながら高校教師のメールを待つんだけど
いつもの時間帯にメールがない。
昨日イライラしたままだから
ますます気持ちは不安定。

結局寝る前にメールが来た。
「レポートはどうなった?」って
私が困ってたのちゃんと覚えててくれたんだ。
単純なもので一気に気持ちが和む。
私のことをちゃんと覚えててくれるのが嬉しい。

ポテチが好きなのを覚えてて
私が来る前にコンビ二に行ったときに
「ポテチ買っておいたら喜ぶかな」って考えて
「でもダイエット中って言ってたな」と
また考え直したらしい。
ポテチにはありつけなかったけど、まぁいいか。

さっきまでの不機嫌はどこへやら
今度は甘々の気分になって「まだ水曜だけど、
はやく○○くんに会いたいなぁと思いました」
という大サービスメールを返信する。
早く会いたいなぁと言いながら
この3連休は月曜しか会えないんだけど。
だって、日曜は鈴鹿決戦だし。
鈴鹿といえばジャックはどうなる?

男子学生に飲みに誘われる。
22歳のなかなか可愛らしい子で
今までの実習先でも看護師やら
保健師やら助産師やらというスタッフに大評判。
今の病棟の婦長にも見事に気に入られてる。

顔が可愛いし人当たりがよくて良く気がつく。
まさにお姉さまキラーなわけだけど
その子の友達が「看護婦さんと飲み会がしたい」
としつこいらしく古巣の茄子仲間と
しょっちゅう飲みに行くという
私に声をかけてきた。

22歳の子3人って
ものすごいギャップがあるかも。
でもみんな可愛いみたいだし面白そうだから
古巣のお姉さん達を誘ってみよう。
と言う事でメールでメンバー募集するんだけど
食いつきがあまりよくない。
やっぱりこんな浮いた事考えてるのは
私だけなんだろうか。

色々と潤いと刺激は必要だ。

2003年10月08日(水)



 病む神無月

怒涛の月曜が終わって。

レガおのタイヤをミシュランにしてから
初の満タン給油がやってきた。
ミシュランの性能を客観的に評価するべく
燃費を計算してみる。
交換前は6km/l中盤だったのが
交換後は限りなく8km/lに近い。
しかもダラダラアイドリングしてた事もあった。

この伸び幅が大きいのかどうかはわからないけど
確実に燃費は伸びている。素晴らしい。
最初8km/lだった燃費が悪くなったのは
レガおが古くなったせいだと思ってたけど
タイヤの要因もあったらしい。
たかがタイヤ、されどタイヤ。地球にやさしい。

学校にいるよりは実習が楽しい。
が、昨日アセスメントが出せなかった学生が
今日出したモノの出来は散々。
内容も日本語そのものもチンプンカンプンで
何が何だかわからない。
就職試験や何やでいまいち実習に
集中できてないのはわかってたけど
それにしてもひどすぎる。
「疾患について受容はできてないが
受容していっていると思われる」って何それ。

添削しながら悶々とする。
学生の力が足りないのと私の力が足りないのと
お互い様ながらそれをどうにかするのは
やっぱり私の役目。
あれこれアドバイスするにしても
パニクってる学生相手に
まとまらない事を言っても逆効果。
まとめると言ってももう、言いたい事が多すぎて
何からどう言って良いのかわからない。

ウダウダ悩んでたらTVで原監督が挨拶してる。
阪神ファンも監督にタツノリコールなんかして
なかなか稀に見る「いい話」かも。
って、思いながら仕事は進まない。
で、高校教師からメールが来たと思ったら
「サッカーゲームで機械がすごく強い」って。
う、遊んでるのね。まぁ遊ぶなとは言わないけど
私も辛いところなのよ。

と言う事で上記内容をグチってみたら
「大変そうやな」って。
それもそうなんだけど
頑張れと言って欲しかったりする。
何かスッキリしない。うー。
まぁ言葉で色々言われるより長い腕で
ギュッとしてくれたらそれでいいんだけど
あちらは大阪在住なのでそうもいかず。

しんどいときはタイムリーに甘えたいのだ。
レポートだけじゃなくて昨日の研修の話とか
私の中でモヤモヤしたものは色々あって
でも高校教師に「私が東京に行ったらどうする?」
とか聞いてみたところで
決まっちゃえばしょうがないし
多分「行くな」とは言わないだろうし。

何だか毎年10月はいい思い出がない。
去年の今ごろの日記を読んでても
魚相手に悶々としてて、その前の年なんか
9月は魚と旅行に行って楽しかったのが
そのあと彼女がいたと判明して
ものすごく気持ちがささくれ立ってたのも
確か10月だったような。

11月になればボードの準備もあるし
白子とかおいしいものも出始めるし
コートもブーツも登場するしで
ちょっとはお楽しみが増えるのに。
今年は高校教師のお誕生日もあるし。
ああ、もう10月はいらない。
何だか久々に病んでるわね。

そういえば生理前だ。

2003年10月07日(火)



 仕事のキャリアと恋愛

月曜日。

今日は先週の実習でとった情報を元に
アセスメントと看護計画が出る日。
それから3年生の
ケースレポート計画書の提出日。
それから1年生の技術演習の指導日。
さらに週に1度の担任業務消化日。

と言う事で朝からバタバタ。
学生のレポートを見てたら外来講師が来て
挨拶してたらケースの学生が来て
その相手をしてたら主任から
新しいプロジェクターの作動確認を仰せつかる。
で、気がついたらあっという間に昼。

昼からは一年生の相手も混じって
実験でとったデータの解析に
統計ソフトを使うとか言い出すから
そのソフトを保健学科から借りてインストール。
インストールしたところで
統計学が欠点だった私に使えるわけもなく。

その合間に午前中に見た実習記録を
コメント言いながら一人ずつ返して
ケースの計画書の内容も練り直し。
気ぃーがぁーくぅるぅいそおー。
懐かしいブルーハーツ。

夕方、ちょっと落ち着いたなと思ったら
上司に呼ばれて面接。お題は来年の事。
私はまだ教員養成課程を受けてないので
近いうちに研修には出なきゃいけない。
研修は八ヶ月から一年という長期で
毎年兵庫県内であるとは限らない。

上司が言うには主任と相談の上
私を東京である1年間の研修に
推薦しようと思うんだけどという打診だった。
そこまで手間隙かけて
私を育てようとしてくれてるのは有難い。

でも、東京で一年って冗談じゃない。
私の希望としては兵庫が無理ならせめて大阪。
とはいっても私と一緒に来た新任教員が
子連れで遠方での研修は無理と言う事で
必然的に私は遠くに行く事になる。

伏線はあった。
主任に「若いし、独身で身軽やしどこでも行く?」
と聞かれたことがあってその時はOKしてた。
だって、高校教師とは出会ってなかったから。
で、候補として愛知と大阪が出てて
愛知は1年かけての研修なので
確かにしっかりゆっくり研修は受けられる。
大阪なら高校教師のご近所に住めるという
下心以外の何物でもない目論見もあった。

一時遠くに行くにしても
この先のキャリアを考えたら
出張扱いで東京でゆっくり基礎の研修なんて
こんなにありがたい話はない。
でも、私の人生は仕事のキャリアだけじゃない。
恋愛も結婚も家庭も色々経験したい。
近くでも研修が受けられるならそのほうがいい。

高校教師の傍にいる事だけを考えるなら
大阪か兵庫で研修が受けられる年度まで
研修を受けるのを延ばしてもいい。
でも、最近の進学コースは准看養成が減って
そこからの進学者が減ったら
私の職場としていつまで存続するかわからない。
私が研修を受けない間に学校が無くなったら
教員免許のない私には
臨床以外行き場がなくなる。それも困る。

遠くには行きたくない。研修は早く受けたい。
優先順位をきちんと出して交渉しないといけない。
ちょっと考えて結局伝えたのは
「できれば近くで。研修も早く受けたいけど
大阪より遠くへは行けない」と
勝手に親を体調不良と言うことにして
自分の都合だけ行っておく。
後は上が調整する事でダメなら従うしかない。
黙っておくよりはダメもとでも言っておきたい。

春に転職しただけで
たいそうな事をやり遂げた気分だったけど
まだまだ人生の選択は続く。
東京の研修に全く未練が無いといえば嘘になる。
でも、高校教師とは離れたくない。
今の私にはそれが一番。
1年が8ヶ月になるぶんは私が頑張ればすむ事。

後は神頼み。


2003年10月06日(月)



 板を買わそう

爽やかな秋晴れの日曜日。

高校教師と一緒にミナミをお散歩。
お目当ての店は船場なんだけど
電車で難波まで出て
そこから堀江まで歩いてお昼を食べて
船場まであるいて心斎橋へ引き返す。
天気も良くて涼しくて
堀江近辺は人も少ないから歩きやすい。

何やらかわいい家具屋さんとか
小綺麗なカフェとか服屋とか
お店は色々あるみたいなんだけど
予習を全然してなかったので
ちょっともったいない。
ダラダラとウインドウショッピング。

で、ちょっと外れた所で面白い店発見。
その名も「RIKI TAKEUCHI」
で、中にはそのままナニワ金融道の
衣装になりそうなテイストの服ばかり。

・・・あの人がプロデュースしてるとしか
考えようがないんだけど
また大阪とか名古屋でしか着られないような
なんとも言えない感じ。
えらいもん作るなぁと呆れたけど
需要はそれなりにありそう。

ぐるっと回ってたどり着いた心斎橋。
新しいビームスが出来てたり
歩道にずらっと並んだバイクを眺めたり
ヴァンクリの前で立ち止まったり。
高校教師はヴァンクリを知らないから
「なんや、ガードマンがおるですごいなぁ」
って素直に驚いてた。

その横で私は
「そう、来年ぐらいはココへ来て
どれがいい?とか言ってくれないかしら」と
勝手な野望を膨らませてたけど
奴にしたら知る由もなし。

で、スポタカへ。
高校教師はボードの板を買う気になってる。
鉄は熱いうちに打たなくちゃという事で
1階のBURTON売り場は冷やかしで
上の板売り場へ直行。
短い板がなくて困った身長146センチの私。
185センチの高校教師もサイズが合わない。
いい感じの長さの板はたいがいアルペン。
もしくはプロシグネチャーモデル。

って、ほぼ初心者の高校教師に
長さが良いからって上級者用は勧められず
アルペンは論外だしと言う事で
ウロウロ回ってたらスクーターの
ちゃんと165センチ近辺のサイズで
初級〜中級向けの板があった。
スクーターと言えば去年、
試乗会でとても乗りやすくて感動したメーカー。

色もシルバーラメでかっこいい。
他人の買い物だけど夢は膨らむ。
「ええよ〜この板、乗りやすいと思うわ」
と絶賛しておく。
が、ソールの感じが気に入らないと言う。
「表だけ見たらもう即決でもいいねんけど」
って、板の裏なんて関係ないのコトよ。
「どーせ裏見えるほど上手く滑れんしな」
って、その通り。さてどうなるか。

あっという間に週末はおしまい。
高校教師は昨日の出勤のお疲れが抜けないのか
ミナミから引き上げたらグッタリ。
私が雑誌読んでたら膝枕で延々寝てる。
ちょっと退屈だけどしょうがない。
でっかい寝顔を触っても
リアクションに乏しく本当に眠そう。

明日からまた現実。


2003年10月05日(日)



 やる曲がないライブ

実習やってるとあっという間に週末。

今日は高校教師の都合で夕方から出撃。
もう週末はお泊りが恒例になりつつある。
昼間はのんびり自分の仕事をして
昼過ぎから地図とにらめっこ。
高校教師の職場はどこだ??

今日は休日出勤で
はやめに大阪に着くなら職場まで
自宅のカギを取りに来いとか
なかなか大胆な事をおっしゃる。
で、先に部屋へ入って
こないだのヤンジャンのグラビアに載ってた
広末涼子と同じ格好で待っててって。
その格好とは裸にワイシャツ。バカめ。

一瞬白衣でも着てやろうかと思ったけど
あまりにバカバカしいのと
とにかく職場に潜入なんて大胆なので却下。
でも早めに出て職場の周りをウロウロして
雰囲気を味わってみようかなと。

と言う事で土曜夕方の大阪の街中を
車をかきわけ一方通行の嵐にもめげず
奴の職場を探してさまよう。
・・・交差点に看板があって
「不発弾処理のため○日は図の地域を
立ち入り禁止とします」って
こんな街中でそんなものが出るのね。

職場の周りを徘徊。
生徒がウロウロしてる。なんとも地味な子達。
ふーん、こういう子達の相手してるのね。
どっかで高校教師を待ち伏せしようかと
ぐるぐる回るけど電車通勤とは限らない。
と言う事であっさり一足先に撤収。

マンションの玄関を見たら自転車が無い。
待っていなくて正解と言う事で
マンションのエントランスで待ってたら
奴が帰ってきた。
いっつもTシャツとジーンズだから
ビシッとスーツ姿が見られるかと思いきや
なんとジャージだった。

体格もいいからどう見ても体育教師。
ジャージ脱いだらTシャツは私が差し上げた
椎名林檎の理想印刷Tシャツ。
背中にでっかい黒豹がいてなかなか素敵。
で、学生は誰も気づかず。

先週末が私の仕事の都合で
会えなかったからお泊りは久々。
と言う事で先月末にCSでやってたO.P.KINGの
ライブ生中継の録画を持っていく。
ダイエット中なので二人ともお酒なしで
純粋にライブを楽しむ。

前座バンドは見た事ある顔ばかりなんだけど
ちゃんと名前は思い出せず
イライラしてたらメンバークレジットが出て
やっとこさすっきり。
ボーカルとドラムはグレイプバインだった。
残りも他のバンドの誰か。
メインが豪華寄せ集めなら
前座もなかなかおもしろい寄せ集めだったのだ。
ライブ見て一緒に腹筋してお風呂入って・・・。

後は寝具で遊戯。


2003年10月04日(土)



 初滑り対策室始動。

お昼休みは古巣の職員食堂。

と言う事でご飯食べてると友達に会う。
毎年一緒にボード行ってる子がやってきて
「そろそろやな」と初滑りの話になる。
毎年12月1ケタ日出発の初滑りツアーは
茄子ばかり揃いもそろって8人の大所帯。
行き先は「北海道のどこか」で今年は
去年の初滑りの時にキロロと決まってる。

毎年11月初旬にある南港のイベントで
各社の初滑りパンフが出たら
友達と私の幹事役の二人が
各社のプランを電卓片手に計算。
出発日ごとのフライトと宿泊のアップ料金や
リフト券割引とか全ての諸費用を
全部込みこみで出した後に比較検討するのが常。

今年はひとりが嫁入り準備で参加は難しく
私も3年生のケーススタディの仕上げと
発表の時期に重なるからかなり厳しい。
6人となると3人一部屋×2部屋で
お得度はちょっと下がるのだ。

やだー。北海道行かないと1年終わらない〜。
何が何でも行ってやるー。
とはいっても北海道となると
初滑り期間の後はクリスマスからお正月まで
飛行機も宿泊も値段が何倍もにハネ上がる。
と言う事でほんのちょっとでも
お得なプランを探そうと思うと思えば
ツアーのプランが出た時点で
早々に押さえる必要があるわけで。

と言う事で重要なのは情報。
各代理店のHPを巡ってツアー情報を見るけど
内容はまだまだ紅葉がメイン。
って言いながら某掲示板によると
昨年は10月中旬に航空系各社の
ツアー予定が発表されて
発表後2日ぐらいで完売だったとか
ドキドキな事が書いてある。

何が何でも冬休み突入と同時に北海道。
願わくば3泊4日でゆっくりしたい。
みんなで行けなかったら
お供は飛行機嫌いの高校教師。

もう、一気に冬支度の気分で
秋は仕事も忙しいから現実逃避に持ってこい。
と言う事で近いうちに
初滑り幹事の片割れに会って
参加人数とか行き先や日程を詰めなきゃ。
さてさて忙しくなりますわよ。

もしかして三宮のマルイって今日オープン?


2003年10月03日(金)



 学生が死と向かい合う事

もう、毎朝寒いぐらい。

ただいま古巣での実習は3クール目。
前のクールは夏休み前の
6月末から7月だったんだけど
その頃の患者さんがまだ残ってる。
本来なら7月中には
外来ケモに移行するはずだった患者さんが
何やら激ヤセして病棟を歩いてる。

気になるからカルテを見たら
元々はケモ後の白血球の立ち上がりが悪くて
退院できずにズルズルとケモを続行。
そうしてるうちに
膵臓の原発巣が大きくなって
隣接臓器の十二指腸に浸潤、潰瘍ができて
そこから大量出血したらしい。

そこから患者さんは絶食。
内視鏡下で何度か止血したらしいけど
所詮効果は一時的。ケモも無効で根治は無理。
と言うことで外科でバイパスを作り
何とか経口摂取ができるようにして帰そう
と言う話になった。
あくまでも姑息手段なので患者さんの予後は
かなり厳しいところまで来ているのは間違いなし。

で、夏にその患者さんを受け持ってた学生が
今は同じ病院の外科病棟で実習中。
彼女はてっきり患者さんが
退院していると思ってたから私の話を聴いて驚く。
彼女は今日が実習最終日だから
患者さんに会って話をしたいと言い出した。

患者さんと学生の出会いなんて
本当にものすごい縁だし
彼女は浅いながらも患者さんの事を
必死に理解しようとしてた。
受け持ってた夏から時間は経ってるけど
患者さんの事を細かく覚えてて
その人の事を大事に思ってるんだというのが
私にも良くわかる。
と言う事で一緒に患者さんに会いに行く。
事実上、今生のお別れ。

患者さんはとても驚かれたけどニコニコしてた。
「痩せてしまって・・・」って言われた時は
学生も絶句してたけど暫くお互いの近況報告。
患者さんは学生とよく
息子の話をしていたらしいけど
夏の間にその息子の就職も決まったらしい。
それを聞いた学生は本当に喜んでて
実習中に「共感って何ですかぁ〜」とか
悩んでた学生だったけど
今は本当に患者さんと一緒に喜んでる。
やっぱ、頭で考えるばかりでもないよな。

「手術頑張ってくださいね」と挨拶して退出。
で、学生のほうを振り返ったらいきなり泣いてる。
「先生、もう本当に○○さんって
命が残り少ないんですか?奇跡ってないんですか?
あんなに真面目に一生懸命生きてきた人なのに」
って言いながら涙ボロボロこぼしてる。

「きっと大丈夫」ってごまかしても意味がない。
きちんとフォローすれば学生のうちに
人が亡くなるという事に
直面する体験があってもいい。
だから「うん、ガン自体を取る手術じゃないし
病気がどんどん進んでの今回の出血だから
息子さんの入社式まで生きられるかも
本当のところ定かでないよ。」
また泣く学生。

二十歳ちょっと超えたとこで、まだまだ若く
なかなか患者さんの細かい心理が
理解できない学生かと思ってたけど
それでも患者さんを大事に思って
心配して心を傷めてる。

沢山の患者さんを見送って
「人が亡くなるのは淋しいけど避けられない事」と
実感して割り切ってる私と
精一杯その命を「何とか助からないか」
と惜しんでる学生。
知ってる者の強みより知らない者の純粋さに
何だか心がジーンとする。

頑張れ、市子。


2003年10月02日(木)



 損したいです。

今日から10月で秋本番。冬は近い。

と言う事で衣替えに相応しい
本当にひんやりした朝。
車には露が下りてて
そのうち水垢との戦いが始まる。
ダラダラと縦に水が流れて
車がシマウマになるからなぁ。

昼にお弁当を買って歩いてたら
久々に部長先生に会う。
で、声をかけたらいきなり
「ボクの車は死んでしまった。」って。
BMWの3シリーズに乗ってた先生は
高速道路の事故で流れた
オイルに乗っかって自分も盛大にスピンし
制御不能のまま蛇行で壁に当たって
車は昇天してたしまったと。

何だか聞いてるだけでも怖い話だけど
先生自身は怪我はナシ。
バーコード頭を指して
「毛がなくて怪我ない」って言う。
若い医者は対応に困るかもしれないけど
私は容赦なく笑うぞ。

と言う事で魚を思い出す。
奇しくも魚は昨日のメールで
自分の車が廃車になるんじゃないかと言ってた。
その元上司の車が一足お先に廃車。
帰ってその話をメールしてやろうと思って
昨日のメールを見返したら・・・。

「当て逃げ保障が使える」んじゃなくて
「使えない」って書いてある。
と言う事で魚は20万は余裕で掛かるであろう
ボンネットの修理費を出した挙句
駐禁で罰金を払うという
踏んだり蹴ったりな状態だったわけで。
うはははは。
因み部長先生は次の車をご購入。
今度はBMWのワゴンって好きモノ。

夜、ぼけっとしてたら高校教師からメール。
「6チャン見てる?地底人がいたらしい。
見ぃな損するで」って、はぁ?地底人?
いる訳ないやんと思いながら番組欄見たら
「藤岡弘探検隊」ってあの眉毛の凄い人?
懐かしい川口浩の2番煎じ。
「見ないと損する」って豪語してるけど
きっとバカバカしくて
見たほうが損しそうだから放置。

で、時間を置いて高校教師にメール。
「地底人はどんな感じ?」
「何か本当は宇宙人だという話になってる」
胡散臭いにもほどが有る。
番組終わりぐらいに「どう?」って聞いたら
「洞窟の奥へ追い詰めて入り口を壊そうとしたら
それまで何も言わなかった現地人に止められて
それで調査は終了になった。」
うーん。都合よすぎる現地人。

高校教師は本当に
地底人発見を信じてこの番組を見て
最後の現地人による都合よすぎな
調査ストップを残念に思ってるのだろうか?
純粋なのかバカなのか何だか心配になってくる。
だって、生物教師が宇宙人とか地底人とか
意味不明の生き物で盛り上がるなんて・・・。
あ、生物好きだからそれでいいのか?
私は看護師、科学の子。

霊は信じても地底人は無視。

2003年10月01日(水)
初日 最新 目次 MAIL


My追加