毒茄子
レガお君



 当て逃げの次は駐禁

今日から古巣で実習。

やっぱり何となく気分が楽で嬉しい。
この2週間でちょっと
仕事しながらもリフレッシュしよう。
お昼ご飯は本当にワンパターンで
イマイチなものしか手に入らないけど
ダイエット中の私にはちょうどいい。

昨日の昼の春雨は本当にもう
全然ダメだった。
それでも古巣の売店のお弁当は
揚げ物のオンパレードなので
数量限定のオムライスを
早々の昼休憩で買いに行く。

実習病棟は臨床指導者が変更で
こないだまでサブ的なポジションだった人が
一躍メインに踊り出て
とても熱心な人だからどうなるかと思ってたら
見事に力みすぎ。

学生をスタッフに紹介するのに
学生が自分で受け持ち患者と
今回の実習の目的や期間を言うのが通例。
学生も挨拶のセリフを考えてたのが
指導者さん、期間と実習目的を言っちゃった。
キョトンとしてるから学生には
もう、そのまま黙ってて頂く。

病棟を引き上げてからのカンファレンスでも
かなり頑張る指導者。
学生が一人一人思うところを述べて
学生の司会が「では指導者さん」と
話を振ったところから司会を横取り。
色々アドバイスを述べて学生が質問して
それに答えた後、一人質問をしなかった学生に
「○○さん、何か質問は?」と発言を促して
その学生が「ありません」と答えると
「では、先生。」と私にバトンタッチ。
って、そうやって仕切るのは学生じゃないと。

挨拶の時同様、学生はポカーンとしてる。
やれやれ、初日からこれ。
他病棟の超・力みすぎ指導者のおかげで
レギュラーコースの教員が辟易してたけど
ここにもその弟子がいたぞ。
まぁうまく使えればいいんだろうけど
どんな風にうまく立てていくかね。

比較的気楽な古巣とはいえ
やっぱり実習は疲れる。
21時には眠気が来て22時が限界。
と言う事で頑張って腹筋してお休み。
・・・と魚からメールが来る。

こないだ当て逃げされて
かなりのダメージだったらしいけど
それには当て逃げ保障が使える事になって
ちょっと喜んだのもつかの間
駐禁でレッカー移動されたらしい。
「そのうちボクのレガをは盗まれるか
廃車になりそうな気がする」って
私もそう思う。

ま、生きてる事に感謝しよう。

2003年09月30日(火)



 デブ道と春雨生活

と言ったら、本当にすごいレースだった。

もう、カッコ良すぎてクラクラ。
本当は何だか嫌な予感もあって
8時前まで残業した後のお疲れモードで
レースの録画を見るかどうか
かなり迷ったけど一念発起。
スタートのジャンプアップで喜び
最初の雨で気分はどん底であったのが
まぁ最後にはあんな結末。

バリチェロとモントヤが絡んだときは
一瞬ぞっとしたけど
シュー兄の横っ腹にタイヤ跡見つけて
ハラハラしたけど
ストレートで追い越した時の黄旗も
ドキドキしたけど
やっぱ勝負強いというか
何もかも味方につけたかのような爆走。

このシーズン、何だかもうひとつ
精彩を欠いてる気がしてたけど
このレースでチャラ。
やっぱり兄は兄と惚れ直したレース。
って、モントヤの不運な事。
文字通り「踏んだり蹴ったり」で
「流れ」ってあるんだなぁと実感。

昨日先輩に「髪切ったからかな?
ふっくらして見えるね」と言われて
何気に体重計に乗ったのが事の始まり。
体重自体は記録更新はしておらず。
が、体脂肪率を出してみて目を疑う。
28%って何??

知らない間に立派な小デブになっていた。
正直に言ったら知らない間にというのはウソで
先週はポテチ2袋は食べたし
寝る前のアルコールも欠かさなかった。
やっぱり人間、理由ナシには太らない。
と言うことで元・大デブの高校教師に報告。
「乗られるほうの身にもなるように」
とずいぶんなお言葉を頂く。
ふん、レガおは文句言わないぞ。

高校教師とダイエットの話しになって
何でも奴は徒歩通勤一ヶ月で
体脂肪率4%削減に成功したらしい。
香取慎吾のダイエット本を買おうとか
やっぱり運動やでとか
まことしやかなアドバイスをくれる。

ちょっと真面目に考えなきゃという事で
本日のランチは春雨スープにしてみる。
食べてるときはそれなりに
食べでがあってまずまずの印象だったのに
夕方にはあっという間におなかが空いて
この腹持ちの悪さでは先が思いやられる。
続けられるかはかなり怪しいけど
続けたらカロリーも食費もかなりOFF。

ただカロリーだけを減らしても
貧弱なお胸がさらに貧相になると困るので
腹筋もプラスする。30回×3セット。
腹筋だけやって腰を傷めるのもいやだから
背筋も30回×3セット。
さて、いつまで続けられるか。
ボードに向けてもどっちみち必要な運動。
あとはお菓子をやめて、アルコールも我慢。

さて、私はどこでストレスを発散しよう?

2003年09月29日(月)



 垣間見よう

今日は職場の行事で出勤。

朝からきちっとスーツを着たらまだ暑い。
でも、ジャケットを脱いで
半そでニットだとちょっと寒い。
見事な季節の変わり目で困る。
と言う事で三宮まで。

今日は落語家が来るイベントがあって
私はその案内係をおおせつかる。
まずは13時にマネージャーさんが来て
楽屋とかの段取りをしてから
噺家さん御一向到着と言う流れで予定を聞く。
で、定刻ちょっと前に車が一台到着。

中から同年代のにいちゃんと
30歳は過ぎてる人が出てきて荷物を降ろし始める。
手伝いながら多分この人たちが
マネージャーさんと付き人かなと勝手に思い込む。
で、そうやってると駅のほうから茶髪の兄ちゃん。
「あの〜本日お世話になります
○○芸能のものですが・・・」

どうやらこっちがマネージャーさんで
目の前でせっせと働いてる人たちは
実は本日出演予定の若手の噺家だった。
芸人オーラまるでナシ。
Tシャツにジーンズ、背中にはリュック。
マネージャーさんは先に着くはずが遅刻で
恐縮しては噺家に謝る。
一番若手にも「さん」づけで。

で、もうすぐ師匠の車が着くから
待っててと言われて車種を聞いたらサーフ。
噺家がサーフ?と思ってたら
さらに不思議な事に師匠の運転で現れる。
師匠、7:3分けにアロハシャツですぐわかる。
同い年ぐらいの噺家さんは
駐車場まで案内する途中の雑談も
「みなさん神戸のかたでっか?」と
もうすっかり噺家語彙が染み付いてるみたい。

お世話係って何をするんだかと不安に思ってたら
若手の噺家が全部自分たちでやる。
弁当を出したら自分たちで
お茶やおしぼりを並べて
師匠に水を汲んだと思ったら
食後の薬を飲むための水だった。
さすが弟子、やる事が細かい。

何だか芸人の世界を垣間見るのは新鮮。
TVどおりに「師匠」「兄さん」って読んでて
皆自分も相手も芸名で呼んで
そのしっかりした序列とか
マネージャーとかとの力関係と、
師匠クラスの人たちでも色んなランクがある。

その人たちが自分たちで車を運転して
会場を渡り歩くんだと思ったら
全国で名が通ってる人たちって
どんなにすごいのかと思う。
きっとあの一行のサーフと事故をしたとして
「わてら噺家ですねん」って言われても
にわかには信じられないと思う。
なかなか貴重な経験。

夕方ネットで遊んでたら
アメリカGPの予選結果が出てた。
PPがライコネンなのはまぁしょうがないとして
シュー兄の順位を探したら8位って。
モントヤに前へ出られるなんてもう最悪。
トラブル続きなのはわかるけど
本当にやる気あるのか?
シュー兄もフェラーリも本当にやる気があったら
こんな事にはならないように思う。

さて、どうするか。
これまでものすごい逆境も
自分の気合と力で跳ね返してきた。
そういう実績が有る人だからこそ
そういうところに惚れたからこそ
ブツブツ言いながらも見捨てずについていく。

鳥肌たつような、ものすごい事やってくれい。

2003年09月28日(日)



 余るミッシェル

今日はちゃんと午前中にお目覚め。

今日こそはという事で
お部屋の掃除にとりかかる。
BGMはライブ後なのでマンソンで
ライブは相変わらずhate anthemや
beautiful peopleが良かったから
懐かしいantichrist superstarを聴く。
やっぱ、これが原点よね。
sweet dreamsも忘れずにやってたし。

BGMはグロいけど外は爽やかな秋晴れで
まずは莫大にたまった雑誌を捨てよう。
何やら2月分からたまってて
コート姿が暑苦しい。
で、まとめて我が家の新聞置き場へ。

たまってるはずの雑誌、新聞が全部ない。
もしかしてと思って前の公園を見ると
そこには新聞の山。
よりによって今日が廃品回収の日。
しかも雑誌をくくってるうちに
トラックが来てあっという間に
積まれた新聞を持って行ってしまった。

ゴミ収集車が目の前で行っちゃったのと同じ。
親に怒られるだろうなと思いながら
今朝スッキリしたばかりの
新聞置き場に雑誌を山積み。
母親に見つかって案の定怒られる。
ごめんよ、タイミング悪すぎる時に
片付ける気になった娘を許して。

午後になってディーラーから連絡がある。
レガおを迎えに行ってご対面。
おお、ピカピカのミシュランタイヤ。
溝の一本一本、角がビシッと刻まれてて
サイドも黒々と光ってる。
さぁて、どんな感じかな?

前のタイヤよりちょっと静かかな?
って前のタイヤはもうヘロへロだったから
比較しても全然意味がないんだけど。
ブレーキの感じはあんまり変わらなくって
まぁ、そんなもんかなと思ってたけど
交差点でハンドルを切ると
前よりもキュッと曲がる感じ。

まぁ、性能は客観的に燃費で測るとしよう。
早く月曜にならないかな。
第二神明でガッツンと踏んでみよう。
後は雨が降ってるときの感触が楽しみ。
何よりも、雨でドキドキしながら
走らなくていいという安心感が大きいかも。

高校教師と会わない週末は多分7月以来で
ひたすらのんびり、ちょっと淋しく過ごす。
その高校教師が今日は
余りもののミッシェルのポスターをゲット。
何でミッシェルが残るのかと思ったけど
高校教師曰く「ガキにはわからんらしい」
あのシブさがわかんないって、頼むよ高校生。

普段なら21時からF1の予選生中継なんだけど
今回はアメリカなので
ヨーロッパシリーズとは全然時間が違う。
しょうがないから民放を見るけど
全然つまんない。
ちょうど改編時期だし
よくわかんない特番ばっか。

と言う事で、早々に酔っ払っておやすみ。

2003年09月27日(土)



 父の生き様

今日はお休み。

久方ぶりの平日休みなので
のんびり2度寝から3度寝るを決め込む。
動き出したのは2時。あちゃー。
昨日高校教師に「明日の休み何するん?」
って聞かれて「部屋の掃除」とか
面白くない返事をしたんだけど
昼過ぎから大掃除をする気にもなれず。

実際部屋の散らかりようは凄まじい。
もともと車の写真とかがあって
女の子仕様な部屋ではないんだけれど
「今日もまた足の踏み場はない
小部屋が孤独を甘やかす」という
林檎様の歌詞よろしく
そこらじゅうに色んなものが落ちていて
高校教師の部屋より数段ひどい部屋。

今日しなくちゃいけないのは
レガおをタイヤ交換に連れて行くこと。
そればっかりは明日と言うわけにいかないので
手抜きなお化粧で出かける。
タイヤ交換はカー用品店でしてもらったら
あっという間に終わるらしいけど
ディーラーだとそうはいかない。

何やらディーラーでレガおのホイールを外して
ホイールだけ取引のあるタイヤ屋さんに入れて
そこでタイヤを付け替えてもらって
再度ディーラーでレガおに装着して
ホイールバランスを調整すると言う
至極回りくどい作業過程になるらしい。
が、そのおかげでまた代車遊びができるのだ。

こないだは代車でついに
新型レガシィが出たけど今回はどうなるか。
さすがにspecBとか出たばかりの6気筒は
貸してくれないだろうなぁと
余り期待せずに行ってみたら
出てきたのはフォレスター。そうくるか。
でも、ちゃんとターボ付きのクロススポーツ。

車高が微妙に高い以外は
良く走るしハンドリングもまずまず。
ただ、レガおほど静かじゃない。
もう夕方で道も混むだろうから
遠出はせずに近場を回る。

夜、なんとなく辰吉の試合を見てみる。
当たり前だけど息子が大きくなってる。
辰吉父が案外ダンディーで素敵で
ヤンキー丸出しの辰吉とはまた違う迫力。
もひとつすごいのは、奥さんが老けてない。

勝つには勝ったけど
素人目に見ても内容はいまひとつ。
これまでの試合は勝っても負けても
「これが辰吉」っていう迫力があった。
足の怪我があるにせよ、今回はそれがない。

息子たちは今までの試合後にリングへ上がり
勝っても負けても泣いてて、泣きながら
父親のすごさは感じてるみたいだったけど
今回は試合後にぼーっとしてる感じ。
あの試合で辰吉は大切な息子に
何を見せてやれたんだろうと
他人事ながらぼんやり考えた。
次のタイトル戦はどうなるのかなぁ。

ヤイコを好きな高校教師が
椎名林檎のポスターをゲットしたらしい。
なんでも学園祭のゲームの景品として
生徒が持ってきたのを頂いたとの事。
本命のヤイコの品はなかったけど
他にも色々あって、持田香織も欲しかったけど
それは諦めたとの事。

男子生徒が嬉しそうに
福山のポスターを持って帰ったりと
なかなか面白かったみたいだけど
よく考えたら学園祭ってまだじゃなかった?
みんなで景品を持ち寄っても
客に出すのは余りモノらしい。

林檎様のポスター、どうやって横取るか考えよう。

2003年09月26日(金)



 マンソンの黒塗りミッキー

朝から大雨。

今回はまた初めての病棟で偵察。
カルテで患者さんの状況を把握するのに
情報用紙の隅に書いてある
「IDカードまだ預かってません」を
「エロカードまだ預かってません」と
見違えて、余りのくだらなさに
一人でクスクス笑うんだけど
それを共有する相手がいない。
まぁ、こんな事を学生に言っても
「先生アホやな」で終わるよな。

今日のメインは当然マンソン。
仕事はさっさと終わらせるべく
2時45分には撤収準備で
3時には見事に詰所から撤収。
それから一旦家に帰って
着替えて化粧もやり直して出撃。
見事に雨はやんでるし。

やっぱマンソンは黒でしょという事で
胸元のガッツリ開いた黒いブラウスと
それなりにキレイに見えるよう
ベージュのワイドパンツにする。
こういう時は髪が長くてゴージャスに
巻きが入ってた方がサマになるけど
切っちゃったものは仕方が無い。

前座のバクチクは正直どっちでもいいので
開演は7時だけど急がずに行く。
電車の中では「城ホール行き丸出し」な
派手な人がちらほらいる。
それとは対照的な
制服の地味なメガネ小僧たちは
高校教師の勤め先の子。
こんな子たちを相手にしてるのね。

公園駅に着いたら6時半過ぎてる。
会場内は缶類持込禁止だろうから
露天でビールを買う。
露天のおっちゃんは私を気に入ったらしく
「一人で来たんか?もう一本いるか?
よう冷えたのにしとくわな。
また帰り一人で寄ってくれるか?」と
しつこく言いたい事を言ってくる。

噴水近くの植込に座ってビールを飲む。
飲んでると7時になって、構わずそのまま。
駅前からダフ屋さん達が移動してきて
「姉ちゃん、ほんまにチケットあるのん?」
「うん、あるよ」「何で入らへんの?」
「バクチクはどっちでもええし
それやったら先に飲みたいねん」
「バクチクはええってか?」という状況。
私の他にもまだ外で過ごしてる人はいるし。

それでも始まって暗くなったら
席が探しにくいから場内へ。
ちょうどアリーナのPA席横で今までで一番前。
ステージはバクチク仕様で黒い幕がかかってる。
あの幕の後ろにどんなセットが隠れてるんだか。

バクチクが始まって、歓声が黄色い。
内容は知らない曲ばかりだから
マンソンに向けて座って聴く。
途中、職場からメールが入って
ライブ真っ最中に仕事のメールのやり取り。
いい感じでビールが回ってきてるのに
バクチクが終わらない。

終わったら終わったでセットチェンジが長い。
待ってるうちにトイレに行きたくなって来て
結局開演前のビールは
マンソンが始まる前に覚めちゃって
トイレですっきり流れて行ってしまった。

客電が落ちて登場のSEが流れてマンソン登場。
もう、カッコよすぎ。
いきなり「THIS IS THE NEW SHIT」で
かなり嬉しい。が、何せ椅子席。
もうちょっとどうにかならんものかね?
2年ぶりに正々堂々と両手中指突き立てて
腕を振り回して騒ぐ。ああ、スッキリ。

キャリアが長くなってきてるけど
マンソンの持ち味は見事に健在。
セットはこまめに変わるし
曲は変わっても背は伸びるし
壇上パフォーマンスはあるし
ダンサーは卑猥だし。
壇上でマンソンはミッキーの帽子をかぶって
ディズニーの曲をご披露。
自分のキャラをわかってパロってるのがさすが。

私の目論見では9時過ぎにライブが終わって
その後高校教師と晩御飯食べる予定だった。
平日で終電は11時半すぎるから
お泊りの誘いもあったけどそれは却下。
で、実際に終わったら10時。
あまり時間が無い。

それでも高校教師は京橋で待っててくれて
一緒にラーメンを食べる。
私はライブで耳をやられてるので
喋るのに声がデカくならないよう注意。
高校教師曰く、「急にグロいTシャツとか
化粧の人が増えて、みんな声がデカイから
ライブが終わったんだとすぐわかった」と。

ラーメン食べただけでもう11時前で
全然ゆっくりできず、しょうがないから撤収。
初めてホームの上まで送ってくれて
私が電車に乗った別れ際、
「実は今日はオトナな格好やったんやな」
って何さ今ごろ。気づかないよりいいけど。
って、化粧も小技効かせてたのに。

まぁ、男の人ってこんなもんかな。

2003年09月25日(木)



 問題は使いよう

もう、一気に秋の気配。

微妙な季節だけど服も秋仕様。
今日はみなさん実習なので
私一人でお留守番。
掃除サボって朝イチのお茶も入れず
ぼんやりして過ごす。

明日は実習前の研修であさっては休暇。
と言う事で今日中に諸々の仕事を片付ける。
こないだのターミナルのテストの採点を
始めたはいいけど結構緊張する。
○×式なので珍答のしようがないから
何だかつまんない。

点数の良し悪しがある程度
予想できてる学生もいるけど中には伏兵あり。
ちゃんと講義聴いてたのにイマイチな人とか
寝てたくせにまずまずの学生。
何だか世渡りと言うか要領というか
努力とは別の世界を垣間見る。

午後から実習の打合わせで古巣へ。
久々の古巣は、ゲートの屋根がボロボロ。
こないだの台風もどきか何かで
飛んだのかもしれないけど
昔は雨漏りもしてたしでそろそろトシ?

実習で使う病棟の臨床指導者は
途中交代+妊婦という状態。
大きな助力にはならないかもしれないけど
大きくペースを乱されることもない。
他病棟で実習してる教員からは
該当病棟の指導者が「熱心すぎて」
学生の目標以上の関わりを求めたりしてて
やんわり牽制すると「目標は高いほうが」
みたいな大きなお世話を言うらしい。

ベテラン教員にしたらウザい事この上なし。
打合せに行ったら勝手に臨床指導者側の
週案が出来上がってたとか
初日のオリエンテーションで9時から昼まで
ほぼ喋りっぱなしで
学生はそのテンションに圧倒されてるらしい。

実習終盤の3年生に向かって
「コミュニケーションのとり方は・・・」
とか、いまさらゲンナリな感じ。
私が指導者のときって、
どんな風に思われてたんやろう。
今は教員サイドで一緒に働いてるわけだし。

明日は一日、実習病院で研修。
それが終わったらマンソンのライブで城ホール。
今回は椅子席のなのが気に食わないんだけど
2年ぶりだし楽しんでこよう。

問題は雨。

2003年09月24日(水)



 彼岸のケダモノ

お彼岸の中日で寒いぐらい。

今日はえびボクサーを見る前に
王子動物園へ行った。
こないだ高校教師と喋ってて
なぜか「体育祭」を「動物園」と
言い間違えた私。
そのよしみ(?)で動物園へ。
生物の先生連れて動物園、また面白そう。

動物園に入ってまず
「何を見よう?」と言う事になって猛獣舎へ。
祝日なので園内は家族連れの嵐なんだけど
こどもに混じってガラスにへばりつく。
ライオンも豹もトラもジャガーも
みんな一様に正面の高みからガン垂れてる。
裏へ回るとちょうどメスライオンが振り向く。

そのまま立ってたら近づいて来て・・・
こっちを睨みつけてものすごい声で吼える。
私が気になるのかもう、ずっと吼えてる。
人が近づいてきて「すごい〜」って言うけど
ライオン相手に私の着てた
真っ赤なニットは影響するんだろうか?

そのあと豹を見に行ったら
つがいで取っ組み合いを始める。
これまたものすごい剣幕で
ガラス越しでもビビるほど。
カバは水の中からでっかい口を開けて
アタマをブンブン揺さぶって暴れてる。

ホッキョクグマを見に行っても
2頭で何やら威嚇しながら追いかけあったりで
私と高校教師の行く先々で
穏やかでないケダモノ達の姿を見る。
まぁ、面白いっちゃ面白いんだけど。
みなさんテンションが尋常じゃない。

高校教師も私も「ゆっくり回りすぎて
閉園時間になってしまった」
須磨水族園の二の舞は避けたいんだけど
やっぱりお気に入りの動物はじっくり見たい。
と言う事はどこで時間を節約するか。
・・・パンダとコアラやな。
上記2種は特に面白くもなく執着ナシ。

私が一番楽しみにしてたのは爬虫類舎。
が、高校教師は男のくせに生物教師のくせに
でかい図体のくせにヘビが嫌いだとか言う。
ヘビの水槽の前で私が立ち止まろうとしたら
体格にモノを言わせて私を
ズルズル引きずって連れて行ってしまった。
懲りずに戻ってもまた連れ戻される。

何よ。ちっこいアオダイショウとか
デカすぎて色も派手だから人形みたいで
生きてる実感なんてないニシキヘビだから
そんなに嫌がらなくってもいいのに。
キリンやシマウマを見た帰り
爬虫類舎の前を通ったら、私がまた
ヘビを見に行くんじゃないかと思ったらしく
ご丁寧に腕を掴んで歩いてくれるし。

予想通り楽しめた動物園。
閉園間際になって「見残した動物は?」って
考え直したら・・・やっぱりパンダが抜けてた。
いちおう王子動物園に行ったら
パンダは見ないといけないみたいだから
本当に「とりあえず」見に行く。

動物園の後は三宮でごはん。
トアロードの方まで行って
せっかく電車だから日本酒に手を出す。
さんまの唐揚げがおいしくて
黒豆の枝豆もお気に入りに。

二人ともしっかり酔っ払ってからえびボクサー。
結構お客がいてビックリする。
内容は大方の予想通り「B級バカ映画」で
笑いも起こるけど、全ては「失笑」。
酔っ払って道を歩きながら
高校教師が「酔ったレガおの相手も慣れてきた」
とか言う。飽きが近づくんだから慣れちゃダメ。
何か新ネタを考えなくっちゃ。

あ、動物園でフラミンゴ見るの忘れた。

2003年09月23日(火)



 若返って出勤

暑さ寒さも彼岸まで。

本当にそのとおりで朝から涼しい。
急な温度変化で着ていくものに迷うけど
車通勤だからまだマシな方。
職場のクーラー地獄もそろそろ終わりかな。
って、秋に着るものを考えたら
お買い物に行かないといけない雰囲気。

明日が休みだからという事で
仕事は今日締め切りで目白押し。
髪をバッサリ切っての初出勤で
周りのリアクションを楽しみつつ過ごす。
やっぱり短い方がだいぶ若く見えるらしい。
まぁ、本人もそのつもりで切ったんだけど。

演習に入ったら学生が遠巻きに見てて
そろりそろりと近づいては
「先生、髪切ったん?」「若返ったなぁ」
「そっちの方が可愛いで」って
当たり障りのない事をいう。
散髪→即、失恋という発想だった臨床とは大違い。
まぁ裏で何を言われてるかは知らんぷりで。

外来講師の案内や諸々の事務処理で
あっという間に時間がなくなるのは一緒。
自分の仕事にとりかかったのは昼過ぎで
何もする事がなかった4月が懐かしい。
今日は終業後のお買い物という
大きな目標があるので仕事は進む。

まずまずの時間に職場を出て大丸へ。
平日の夕方だけど、売り場はごった返している。
靴売り場もブーツ試着のお姉さんだらけで
私もパンプスを探すんだけど
これといったのが見当たらない。
目先を変えて化粧品を買いに行って
冬に向けての保湿系コスメを薦められる。
案の定だわね。

そのまま1階だけで撤収してればいいものを
3階へ上がってニットやらスカートやら
カーディガンやら秋物を物色。
ベージュの7部袖ニットと
水色のジップアップカーデ購入。
やっぱ女の子は恋愛すると
お洋服にお金がかかりがちになるのです。

帰り道、メールが来て久々の魚だった。
なんでも車が「また」当て逃げにあって
今までは放置できるレベルの傷だったのに
今回はボンネットまでいってしまったらしい。
何だかだんだん大事になってて
いつか魚がケガするんじゃないかとか
ちょっと不吉な事を思ったり。

ほっておこうかと思ったけど
お気の毒な状況なのでご愁傷様メールをレス。
魚にメールしてない出来事は色々あるけど
こちらの近況報告はせずにおく。
魚に近況報告したところで
何を期待することもないわけで。

帰ってPCを開けたら懐かしい後輩からメール。
奇しくも昼間にKEMURIのメンバーの訃報があって
KEMURIの大ファンでライブも行きまくってた
彼女の事を思い出したとこだった。
彼女と一緒に行ったミッシェルも解散だし
時間というのは刻々と流れて
状況もどんどん変わっていくんだなあとしみじみ。

明日はついにえびボクサー。


2003年09月22日(月)



 ココイチデビュー

何だか天気が悪い。

ゆうべはまたしっかり酔っ払って
朝起きたら顔がむくんでる。
髪切っちゃったから寝癖もひどくて
見事なまでの爆発頭。
これから毎朝こうなのね。

とか考えてる私にはお構いなしで
高校教師は触りたいように触って
ひっつきたいようにひっついて
昼ごろまでゴロゴロじゃれあって過ごす。
文字通り「まったり」。

日曜の昼前のTVは芸能番組が多い。
二人でワイドショーネタのはしごをして
あーでもないこーでもないと
くだらない事言ってたら本当にお昼。
何か食べに行くにもお支度が面倒な二人。
出かけるとなると私は化粧しないといけないし
億劫でウダウダしてたらそれを察したのか
高校教師が近所の「しょうゆたこ焼き」
なるものを買ってきてくれる。

小腹が満たされたところで
またゴロゴロしてそのままお昼寝。
寝起きで高校教師がデジカメを取り出して
私のスッピンを撮ろうとする。
眉毛無しファンデーション無しの顔なんて
後に残されたらもう大変。

必死で抵抗するけど力では勝てず。
押さえ込まれてカメラを向けられたから
そのまま白目を剥いて
ひたすら笑いに走ってやる。
眼球上転したスッピンという
ホラー雑誌みたいな写真の出来上がり。
本当にものすごいヒドい顔。
それでもメモリにおいとく高校教師。
変態め。

私も勝手にカメラ触って
高校教師のひげ面を撮ってやろうと思うんだけど
なかなかヒゲの感じがうまく出ない。
しょうがないから動画撮影で遊ぶ。
高校教師がトイレに逃げて、
追いかけたらしっかり鍵をかけられてしまった。
しょうがないから冷蔵庫の中身とか
しょうもないものを撮って
トイレから出てきた高校教師をまた動画で撮る。

別に普通に部屋の中をうろうろする高校教師を
私が「何か喋ってよ〜」とか言いながら
後を追いかけていく至極普通な内容。
それでも「いちゃいちゃな雰囲気」は
しっかり出てて何だか面白かったりする。

晩御飯で初めてココイチに連れて行ってもらう。
今まで「カレー屋」なるお店と言えば
魚に教えてもらった梅田のお店ぐらいで
別に興味もなかったんだけど
行ってみたらトッピングとか色々あって面白い。
鶏肉とタマゴを乗っけて好きなようにする。
カレー食べて帰りにコンビニでアイス買って
ご満悦の晩御飯。

あっという間に週末も終わりで
リフレッシュ完了。
来週は実習準備の研修やら打ち合わせやら
細かい用事が目白押しなんだけど
そこにマンソンのライブが挟まっている。
サマソニ以来2年ぶりの来日で、
ツィギーはいなくなっちゃったけど楽しみ。

しかしアリーナも椅子というのはいかがなものか。

2003年09月21日(日)



 断髪

朝から雨。

昨日の夜更かしがたたって
朝から散髪に行くという計画は
昼からに変更。
もう長い間、それこそ2年近く
長めヘアでいたけど久しぶりに切ろう。

伸ばしに伸ばして、一番長い毛は
背中の真中に届きそう。
しっとりと滝のように背中に広がる髪は
それなりにゴージャスな感じだけど
さすがに飽きて来ちゃった。
高校教師も短かめが好きだというし。
ガラっとイメチェンだ。

サロンでスタイリストさんと相談。
もう4年のお付き合いになる彼女は
今まで何度か私の伸ばしきった髪を
ショートにするという「断髪式」をしてくれた。
今回は約2年ぶりで嬉しそう。
やっぱり毛先をチマチマ切るよりは
ザックリ豪快にやるほうが楽しいらしい。

ニヤニヤしながら私の髪をぐっと掴んで
そのままザクザクっとはさみを入れる。
掴んだ毛束を見せてくれて、私も握ってみる。
シャンプーにお金をかけた分
手触りはいい感じで違いが出てる。

肩につくぐらいの長さになって
アタマが軽くなる。
多分シャンプーの減り具合も変わる。
なんと言っても実習で
髪の毛をくくらなくていい。
お団子に費やしてた時間に新聞が読めるのだ。

結局仕上がったのは夕方4時半。
そこから大阪に向かう。雨でもれなく渋滞。
二人で鳴門金時を食べるつもりで
私が慣れない料理をするから時間がいるのに
大阪についたら6時。

本当なら電車で行って
駅まで迎えに来てもらって
髪を切った私に気づくかどうか
ちょっと試してみたかったけど
荷物もあるししょうがない。
玄関開けて一目見て、特にリアクションはナシ。
不本意な展開だわと思ってたら
「いい感じやな」ってまぁ許そう。

そこから二人でスーパーで買い物。
普段料理なんてしないけど
いちおう揚げ芋を作る。
芋の切り方とか細かい動作を
見る人が見たら私の料理の腕前が
見事にバレるんだろうけど
高校教師はそこまで詳しくはないらしい。
TV前とキッチンを行ったり来たりしてる。

さすがは鳴門金時と言う事で
色がキレイだし揚げただけでも充分おいしい。
エビスでハーフ&ハーフを作って
贅沢な雰囲気で。
洗い物をして一緒にTV見ながら
あーでもないこーでもないと言いながら
また飲んで。

今週は実習のシメやら何やらバタバタで
あっという間に終わってしまったけど
本当にくたびれた。
気温も下がってくっつきやすくなったので
週末はせいぜい甘えて過ごそう。

アタマがすーすーする。

2003年09月20日(土)



 初めて学生と飲む。

朝からバタバタ。

外来講師のお世話やら電話の応対やら
基礎演習の指導やらゴソゴソしてると
もうあっという間に時間が過ぎる。
学生も私も焼肉に向けて
非常に焦っている。

前の実習で一緒だった学生から
私は「アセスメントができなければ
後にコンパがあろうが7時でも残す」
と聞いているらしく学生はみんな必死。
私もその雰囲気は読めたから
何だかお互い気を使い合ってたり。
焼肉は行きたいけど
いいかげんなとこで妥協はしないと
先に宣言しておく。

で、昨日とっ散らかってた学生。
アセスメントも当然難アリ。
先週に直さないといけない所を
あらかじめ行ってて直してきたんだけど
程度が甘いのでまだ追加が必要。

で、直すように言ったら
「フロッピーを持ってきてない」はぁ?
一発合格だと思ったのか?一番出来が悪いのに。
とはさすがに言えないので
「もう完璧やと思ったわけ?
それとは別にこれ以上直す気がないわけ?」
と意地悪な質問をしてしまった。
甘すぎる。

結局1年生の基礎演習の発表会場の
隅っこで3年生の実習記録を見るという
内職審査員で時間を節約。
その甲斐あって見事5時半には全員OKとなる。
喜び勇んで焼肉屋。

学生と私、総勢11名で大騒ぎ。
学生は店というよりは
このランクの焼肉が初めてで
生で食べられる塩タンに大喜び。
私も初めて食べてみる。
生肉って本当にものすごい食感。

ものすごいサシの入ったトロトロの牛肉。
学生はギャアギャア騒ぎながら食べてて
本当に幸せそうにしてる。
やっぱり食べ物がおいしいって幸せだし
頑張った後ならなおさら。

そこで一人の学生の携帯にメールが入る。
学生の一人が就職試験に合格した。
その学生は私も6月に一緒に実習して
ものすごいガッツと臨床家としての
勘というかセンスというか
何かあるなぁと思ってた学生。
ものすごく自然に患者に近づけるし
とにかくへこたれない。

彼女はターミナルケアに興味があって
ホスピスで働きたいと言い
私が実習中に話した
ガン看護やターミナルの話を嬉しそうに聞き
去年代替教員がビデオ流しただけで終わった
ターミナルケアの講義を
私が2年生にした講義内容で
補講をして欲しいとまで言った。

私にしたら自分が認めた学生が
自分が好きな分野に興味を持って
熱心に勉強してくれたらそんなに嬉しい事はない。
で、彼女が合格したのは
「全国で一番有名かもしれないホスピス」
を擁する病院。

私も一時は憧れたし、今でも憧れる人は多い。
それこそ受験会場には
全国から有名な大学の学生や
臨床経験者が沢山いたらしい。
彼女は気後れしたところもあったみたいだけど
見事に選考を勝ち抜いた。
すぐにホスピスに行けるるわけではないけど
じっくり腰を据えて頑張ってほしい。

あまりに嬉しかったから
学生がメールを返信する途中で
「メールじゃなくて電話して。私が喋りたいねん」
と勝手な事を言って電話してもらう。
お祝いを言いながら不覚にも涙が出る。
周りではしゃいでた学生は驚いて黙る。

お腹がいっぱいになって
なせか二次会のカラオケまでお付き合い。
ほぼ同年代の学生が集まったので
もう立場は忘れて「歌舞伎町の女王」を
熱唱させていただく。
「学生の前でこれ歌える先生っておらんよな」
とごもっともな事を言われながら大騒ぎして
帰ったら12時過ぎ。さすがにぐったりで
高校教師のメールに気がつかず。
奴は今日も焼肉だったらしい。

明日はお互いヘルシーに過ごそう。

2003年09月19日(金)



 実習終了

実習最終日。

ここへ来てひとりとっ散らかった学生出現。
もともとズレがちな学生だったんだけど
最後の最後に訳のわかんない展開の
計画を上げてきてガックリ。
なんでこうなる前に修正できなかったのか
自分の無力を呪う。

色々言うんだけど伝わらない。
こちらもテンションが上がってきて
声も大きくなってくる。
詰所の中で話してると
見事にスタッフの手が止まってる。

昨日の体育祭の後遺症で
私は昨夜から太ももが張って
二の腕も痛かった。
朝、学生に様子を聞いたら無症状だったのに
昼過ぎから症状が出てきたらしい。
ふっふっふ。私より若い学生が
私より後に筋肉痛。
露骨に喜んで嫌な顔をされる。

3週間の実習はあっという間で
何だかわかんないうちに終わってしまった。
初めて学生と言い合いもしたし
正直、自分も迷いながら
指導してた事もあったからキツかった。
学生なりに達成感はあったみたいで
それはそれで大きな成果だけど
私の課題は多い。
今まででいちばんくたびれた実習かも。

清々とした気分で引き上げてくる。
明日レポートを仕上げたらお楽しみの週末だし。
ってそのレポートの仕上げが
本当に本当に大変なんだけど。
例によって学生は軽く考えてるみたいで
打ち上げの予約時間は5時半。
はっきり言って甘いなりよ。

前回同様本当は今日こそ飲みたいけど
そこはぐっと我慢して。
今回の学生は先にけん制してあるから
今日の飲み会はないだろうと
いちおう学生を信頼して。

帰りにディーラーでタイヤの相談。
結局4本交換の工賃込みで8ユキチちょい。
まぁ、こんなもんかなぁという事で
取り寄せをお願いする。
「ありがとうございます」って
深々と頭下げられて
「私ってホンマにええカモよなぁ」と思う。

高校教師は今夜は焼肉。
かなり楽しかったらしくテンション高そうな
誤字の多いメールをくれる。酔っ払いか?
私は地味にカレー。
でも昼にカツ飯を食べておいたのだ。
糖尿の患者さん相手に実習してて
何だか自分の食生活について
先々心配になる事もあったけど
この際ストレス解消は食べる事。

めざせ焼肉。



2003年09月18日(木)



 教員DJ

めっきり涼しくなって。

徳島から鳴門金時とすだちが届いた。
毎年恒例の秋のご挨拶で
春はこちらからイカナゴの釘煮を送る。
今年の鳴門金時はまた例年以上に立派で
大ぶりなのがゴロゴロ入ってる。
さて、どうするか。

せっかくだから
高校教師にも味わってもらいたい。
とにかくおいしいものが好きだから
きっと喜ぶに違いない。
メールで知らせたら「揚げて食べよう」
と言う話になる。
どこまでもカロリー高めの人らしい。

と言うことは高校教師の家でお料理。
恥ずかしくないモノが出来上がるのか?
向こうは自作カレーを作るような人で
もしかしたら私より料理を知ってるかも。
まぁ、このさいジタバタしてもしょうがない。
包丁ぐらいはどうにか使いこなして
スマートにお芋をサバきたい。

体育祭で目論見どおりBGMを牛耳る。
朝の準備の時から「無罪モラトリアム」で
競技が始まったらANDREW.W.Kとか
ハイスタといったやたら勢いのある選曲。
私は音響卓で好きなように
アッパーな曲ばかりを選んで流す。
好きな曲は何気に何度も流す。

とりあえず競技中は洋楽で押して
昼休みは椎名林檎ワールドと決めてた。
学生にも実習中にリクエストを募って
昼休み開始と同時に「正しい街」が大音響。
気分よくお昼を食べ始めたら歌舞伎町。
学生の席を見たら椎名林檎ファンが
こっちを見て手を振りながら踊ってる。
私も嬉しくなって立場を忘れて踊る。

・・・といきなり音量が下がる。
まさに「水入り」で踊ってた学生も呆然。
よりによって歌舞伎町で切らなくても。
フライだらけで食べる気がしない弁当を見切って
下のフロアへ再度音量を上げに行く。
歌舞伎町の恨みは怖いぞ。

さっき踊ってた学生も来る。
二人で事情を聞いたら音が外に漏れてて
近所からクレームが来たらしい。
と言う事で学生を廊下に立たせて
私が音量を触って適当なところでBGM再開。
もう、完全に学生と同じレベルで遊んでる。
ご丁寧にもういちど「歌舞伎町の女王」。
そのまま最後まで流れて行って
「ここでキスして」が終わる頃に
CDを代えに行ったらまた学生が待ってる。
「せんせ、次は?」続きは「勝訴ストリップ」。

一緒に実習に行った学生は、
会場BGMが全部私好みだと知っている。
「先生、趣味濃いよなぁ」といいながら
CDを見に来て彼らにウケたのは鼻血君。
狙いどおりやな。

明日は実習最終日。
もう、何だかまとまらない感じだけど
終わりは終わりでどうにかしなきゃ。
きっと明日なんてあっという間に終わって
金曜はシメのレポートで潰れて
そのあと学生と焼肉に行ったらまた週末で
本当に怒涛の9月。

乗り遅れそう。




2003年09月17日(水)



 帰ってきたレガお

連休終了で現実に戻ろう。

昨日帰ってからもう一仕事
イタリアGPの録画を見た。
もう、後が無いながらも
タイヤのごたごたで状況は流動的。
シュー兄がPP獲ったのは知ってたから
期待しながらスタートを迎える。

オープニングは生きた心地がしなかった。
久々に純粋に楽しめたレースで
泣いても笑ってもあと二つ。
モントヤの逆転はちょっと難しくなってるけど
フェラーリも安定してるとは言いがたい。

と言う事で寝たのが2時前で
今日はまた6時起きで実習。
実習も大詰めで今日と木曜の残り2日。
学生も教員も手探りのままだけど
前と違ってスタッフとは皆うまくやってる。
まぁ、前のグループに気が短いのが揃ったのと
受けるスタッフのレベルも
はっきり言ってイマイチだったんだけど。

実習が終わってレガおを迎えに行く。
土曜には治ってたんだけど
新型でもう少し遊びたかったから
適当な理由をつけて今日まで引っ張った。
レガおに乗るのは1週間ぶり。
汚れ放題で真っ黒なまま修理に出したら
ピカピカで帰ってきてご満悦。
後ろバンパーのプレートは
今までちょっとずつ入ってた傷が一新。
わーい。

結局総額20ユキチ相当のお修理+代車料金で
本当に事故直後に簡単に示談しなくてよかった。
外見はほとんど何もなかったのに
実際に直すとこの状態で
車はやっぱお金がかかるし
車の保険ってすごいシステム。

私のレガお、乗ってみて新車と比較。
内装の古臭さは否めず。
もう、本当に全然違う。何もかも違う。
ステアリングホイールは向こうがコンパクトで
でもその厚みはやっぱレガおの方がいい感じ。
オーディオはさすがはマッキンで
ディーラー純正とは全然違う。

見事に旧車になっちゃった感じだけど
過給気がかかった瞬間の気持ちよさとか
なじんできた革シートとか
どっしりしたフロントの印象とか
やっぱり私はレガおを愛してる。

ついでにタイヤのお見積もり。
結局ミシュランのプライマシーに決定。
カー用品チェーン店じゃなくて
ディーラー経由の取り寄せという
一番割引のないルートとはいえ
1本1万9千円ちょい。そこに工賃がかかる。
なかなかである。

サービスの人は
「国産ならもっと安くでありますよ」
って言うんだけど高いのは承知の上。
と言う事で、このままいっちゃえ〜。
抱き合わせでオイル交換とか
12ヶ月点検もするから全部まとめて
端数ぐらいは値切ってやろうかな。
そうやってメンテナンス完了したら
後は走るだけ。

どーこーへーいーこーうーかーなー。

2003年09月16日(火)



 思い出をわけてもらう

朝から外で大きな声。

高校教師宅の近くの公園で
何やらイベントがあるらしく
朝からマイクで「あーあー」という声と
ハングル?が聞こえる。
カラオケか何か知らないけど
途中から誰かが歌いだす。
高校教師によると
「今日は多分一日唄いまくる」らしい。

で、奴の顔を見てびっくり。
昨日以上のヒゲ面で、ものすごい。
もともとヒゲが濃いんだけど
金曜の朝に剃ったきりの無精ヒゲで
今日一日剃るつもりはないらしい。

新型レガシィお披露目会を兼ねて
高校教師が卒業した大学方面へ。
まずは近くのコスモス畑へ行く。
道中、高校教師は通学を思い出して
嬉しそうにキョロキョロしてる。
コスモス畑は満開には遠いけど
本当に一面コスモスで結構背丈が高い。
高校教師は胸から上が見えるけど
私は完全に立ってても隠れるから驚く。

あぜ道で座ってのんびりして
高校教師がこっちジロジロ見てるから
何かと思ったら「目、どないしたん?」
紺色のマスカラが透けて
真っ青に見えるらしいんだけど
結構細かいところ見てるのね。

大学へいってキャンパス内探検。
高校教師が卒業したのは5年前。
当たり前のように建物の中に入って行くから
ドキドキしながらついていく。
よく溜まってた教室、研究室、ロビーと
あちこち案内してくれる。
馴染みの教授の部屋に行って
そこで院生に間違われて嬉しがる
29歳目前のヒゲ男。

出会ってすぐの頃から高校教師は
大学時代の楽しかった話をよくしてくれた。
元々女子学生の多い学校で、
女友達の話もよく出てくるから
私にしたら面白い反面
知らない時期の事を言われると
ちょっとジェラシーもあったりする。

写真で見せてもらった景色が
目の前に広がってて
そこで大学時代とあんまり変わらない
高校教師がウロウロしてる。
私もタイムスリップしたみたいな気分。

それを知ってか知らずか
構内を解説つきで詳しく案内してくれて
ちょっと気分が楽になる。
広い構内をウロウロして
庭の池のそばに座って
またいつものように二人で呆ける。

私は金魚の群れに夢中で
高校教師は昼寝。
枝で水面を叩くと
その「ぱちゃぱちゃ」が金魚を刺激するのか
あちこちから金魚が寄ってきて
飛ぶわ跳ねるわの大騒ぎ。
それが面白くてやめられず、
ほとぼりを冷ましては
枝で金魚を集めるのを繰り返す。

あっという間に日が暮れかかったので撤収。
高校教師にレガシィを任せてみる。
大学時代は軽4に乗ってて
後はバイクだけという紙ドライバー。
恐る恐る構内を回って公道へ。
結局帰りは全部運転してもらう。

近くの公園のお祭りをのぞいてみる。
韓国系のお祭りで夜店が出ててるから
チヂミとか変わったものがあれば
買って帰って食べようと思ったら・・・。
メニューが全部ハングルで解読不能。
やたら民族衣装風の人が多いと思ったら
本当に韓国人のお祭りだった。

帰り着いてTVつけたら
ちょうど甲子園は9回表で同点。
そこからのサヨナラ劇で
タイミングが良すぎる。
見事に試合には勝ったけどヤクルト待ち。
おかげでTV前から動けなくなる。

胴上げ待ちで柔道見てたら学生から電話。
記録を書く相談にのった後
「先生、何してるの?」って
「彼氏の腕の中で胴上げ待ちの柔道見てる」
とはさすがに言えず、適当に濁す。

7時半ごろに優勝が決まって
そこからはお祭り騒ぎ。
あちこちの特番をはしごして見る。
18年ぶりという歴史的瞬間で
しばらく、こういうのはないだろう。

またいつか阪神が優勝したとき
前の優勝の時は何してた?
とかいう話になったら
きっと高校教師を思い出すのかな?
その時私の隣には誰がいるんだろう。

ヒゲ面の大男希望。

2003年09月15日(月)



 酔娘

見事な秋晴れで。

新型レガシィで高校教師宅へ出発。
初の高速だけどやっぱりNAで
「料金所ダッシュ」とか
私の好きな「上り坂カーブで全開加速」
が全然物足りない。
走ってて不自由はないけど
面白くはないというのが正直な感想。
乗ってみたいなぁ、水平6気筒。

大阪についたらちょうど3時前で
玄関で迎えてくれた高校教師の
ものすごいヒゲ面に驚く。
二人でTVの前に座ってスタンバイ。
ナゴヤドーム最終戦だけど
何だか阪神が勝つ気がしない。
しかも広島とヤクルト待ちなんて
いまひとつピリッとしないなぁ。

とか言ってたら結果はあのとおり。
途中、試合が中だるみしたところで
高校教師は私を捕まえて
顔から首から背中から
好きなところにキスをくれて
昼間っから盛り上がる。

あっさり野球が終わって
ニュースが終わって柔道が始まる。
今日のメインは田村亮子だけど
阪神優勝とかち合わなくてよかったね。
柔道の試合をちゃんと見るのは
本当に久しぶりだったけど
キレのいい技がバシバシと決まって
判りやすく1本勝ちというのは楽しい。

無差別級?の大きな女子選手を
男子選手と見間違えた私。
高校教師も見間違えて二人で大笑いする。
アラブ系の選手が「男なのにTシャツ着てる」
と言う高校教師。

私が全然突っ込みもせず
「襟元じゃなくて胸毛引っ張って
投げられたら痛いからちゃうのん」と
即答したのがツボだったらしく、ゲラゲラ笑う。
結局はそれも見間違いでよくわからない。

結局柔道が終わったら
9時なんてとっくに過ぎてて
初めてべスパに二人乗りして近所の王将へ。
何だか涼しくなってて夜風がいい気分で
阪神優勝が延びたから大騒ぎもなく静か。

お互い新学期が始まって
仕事が忙しくなったので
バタバタしてると平日はあっという間に過ぎる。
まだ9月2週目なのに「お疲れ会」とか
適当な事を言ってお酒を飲む。
高校教師が7月アタマの出張で買って来た
北海道限定の地酒で、桐の箱入り。

かなり気分良く酔った私は
アタマが子供に戻ってしまって
高校教師の脇をくすぐったり髪を引っ張ったり
嫌がられる事ばかりをした挙句
寝入ってしまったらしい。

夜中に気がついたら私のお腹が出てて
そのまま寝返りを打ったら
Tシャツを伸ばしてお腹を隠してくれる。
お酒が抜けかけで
のどが渇いたら氷水を出してくれて
くしゃみをしたら掛け物を足してくれて
自分も酔ってるくせに甲斐甲斐しい。
ひたすらお礼を言うのみ。

暴れん坊万歳。

2003年09月14日(日)



 スポーツ≠芸能

たどり着いたお休み。

今日は家でのんびりして
昼から阪神戦を見るけど結果はあの通り。
監督が優勝は15日って予言したらしいけど
多分当たりそうな感じ。
月曜がナイターなら大阪からの帰りは
電車だと駅で大騒ぎに巻き込まれる?

ぼさっとTVつけてたら柔道が始まった。
相変わらずのCXはスポーツ番組に芸能人。
選手にはテキトーなキャッチフレーズ。
野球も水泳も柔道もF1も
全部バラエティーにしてくれるな。
それとも、そうしないと興味が持てないほど
その競技の魅力がないのか?
日本人のアタマが鈍いのか?
スポーツ中継をそんな風にしたのは古館。

藤原紀香は格闘技番組やってたから
それなりに話がわかって出てるみたいだけど
何ゆえ加藤晴彦?
確か合気道か何かの映画には出てたけど?
その藤原紀香も「勝った」「負けた」
「頑張れ」ぐらいの内容で出てる意味が判らない。

明日は田村亮子が出るけど
彼女にどんなキャッチフレーズをつけるつもりか。
田村亮子のものすごい実績から言って
そんなに軽くキャッチフレーズなんて
つけられないと思う。
という事であっさりキャッチフレーズを
つけられる選手をTV局はどんな風に見てるのか?
それを考えるとイヤな気分になる。
ドラマを盛り上げるための
出演キャラクターじゃないぞ。

一人で勝手に気分を悪くして
夜は久々にF1の予選。
いよいよ後が無いイタリアでシュー兄は見事にPP。
モントヤが前〜中盤で上回ったときは
本当に背中にヘンな汗が出そうだったけど
土壇場で踏みとどまってさぁどうなる?

明日は高校教師宅でお泊り。
とりあえず一緒に野球見て夜は柔道見たいし
えびボクサーも見に行きたい。
でも昼に阪神が勝ったら夜に出歩いて
大騒ぎを見に行くのも・・・。
いい天気みたいだからお月見でお酒も飲みたい。

だんじリ祭りが始まるから行ってみたいし
せっかく新型が手元にあるから乗り回したい。
夕方、ディーラーから電話があって
レガおの修理が上がったという。
お車の入れ替えをって言われたんだけど
今日新型を返してしまったら
高校教師に見せびらかせない。

「仕事で車は火曜まで返しに行けない。」
と好き放題言ってみる。
レンタカー代は向こう持ちなので
態度のデカいこと。
この後はタイヤ交換+足回り調整と
10月の12ヶ月点検という事で
代車の機会は多い。何が出るか楽しみ。

スバル万歳。



2003年09月13日(土)



 ヤンキーバックス

見事二百二十日近辺の台風。

昨日、新任の教員の歓迎昼食会があって
わざわざ神戸のお店から
お弁当を配達してもらった。
春に宴会で使って
すごくよかったお店のお弁当で
俗に言うケータリングサービス?
お重に入ったおかずとお櫃のお寿司と
お味噌汁にデザート。
お味噌汁はポットに入ってやって来た。

お部屋はボロの会議室だけど
テーブルにかわいいお花を生けて
それなりにちゃんとしてる。
お弁当の値段はまだ聞いてないけど
なかなか優雅だわね。お味も最高。
周りがお姉さまな分、
私もちょっと背伸びの世界を体験。

実習はあっという間に2週が終わって
残りは正味2日という大詰め。
見よう見真似でやってみた指導の実習で
本当にこれでいいのか迷いながらの手探り。
学生の中ではもう打ち上げの話が出て
こないだ古巣のメンバーと行った
激ウマ焼肉に決定。
私も連れていってくれるらしいけど
おごらされたらどうしよう。

実習が終わってからタイヤを見に
スーパーオートバックスへ行ってみる。
夕方5時にいる客なんてヤンキーばっかで
駐車場でも明日からやるイベントの準備の
係員は皆さん茶髪というよりは金髪。
並べてる車は黒いワンボックスの
ヤンキードレスアップ仕様。
ここまで揃うとウンザリだわね。

一応候補はミシュランのプレマシー。
相談に乗ってくれた店員も金髪。
「そうっすねぇ〜」って
足をクネクネ貧乏ゆすりしながら話をする。
金髪が悪いとは言わないけど
もうちょっと落ち着いた
普通の雰囲気のお店はないのですか?

明日から3連休で阪神の優勝も控えてる。
本当は3連休終わって甲子園で決めてくれたら
本当にすごいと思うんだけど、さてどうなるか。
私は高校教師と日曜の夜に
梅田まで映画を見に行くから
そこで優勝の大騒ぎを見てみたかったり
トラブルには巻き込まれなくなかったり。

学生は自分の受け持ち患者
(アルコール性肝硬変+腹水)が
優勝祝いでお酒を飲むんじゃないかと
気が気じゃないようで
いろんな人の思惑がある週末。
さて、どうなるか。

ちょっとリフレッシュしよう。



2003年09月12日(金)



 2年経って

今日は学校へ出勤。

教員用の駐車スペースは複雑で
一回り太ったレガシィを入れるのは躊躇う。
という事で朝から堂々と
玄関正面の来客用駐車場で新型をご披露。
男の子の多い学校だったら
リアクションが楽しみなんだけど
何せここは看護学校。

で、新聞見たらレガシィシリーズに
3リッター6気筒が追加。
おお、これを待ってたのよ。
前型ではモデル後半になってから出た6気筒。
今回は早めのお出ましという事で
やっぱり人気なのかな?
全部3ナンバーになっちゃった事だし
あっさり排気量増やしてもいいよね。
とても気になる一台。

今日は一日記録の添削に追われる。
おまけに会議もあって自分の時間が無い。
さっさと終わらせて大丸に行く予定だったのに
職場を出たのが20時って最悪。
渋々まっすぐ帰って何時もどおりに過ごす。
今日は十五夜で雲の切れ間からきれいな月。
涼しげな明かりにちょっと癒される。
本格的に秋の気配。

ご飯食べて阪神ーヤクルト戦。
面白い試合だけど引き分けってなぁ。
まぁ阪神の優勝は決まってるわけだから
それは後の楽しみにとっておくとして
勝ち負けつくまで見たかった。
で、延長戦にお付き合いしながら
気がついたらビール1本とポテチ1袋がカラ。
やばし。

結局優勝決定は週末にもつれこんで
この週末は高校教師とゆっくり過ごすつもり。
阪神の優勝という歴史的瞬間を
一緒に見られたらと思って思い出したのは魚。
近鉄が2年前にリーグ優勝を決めた夜
宴会の帰りに魚の家に泊まって
初めてエッチした。しかも生理中。

高校教師との初めてのエッチが
阪神優勝の夜だったとしたら
しかもただ今生理中。
魚と似たシュチエーションって縁起悪いな。
お泊りは日曜だから
優勝は土曜のうちに決めてもらうかな。
でも、それだと日曜のお出かけは
優勝セールとかで大変かな。
相変わらず平和すぎる悩み。

生理中だからかわかんないけど
最近ブラの余り方が違うような気がする。
何だかお胸が成長してる?太った?
この年で成長というのもなぁ・・・。

しばらく要注意観察。

2003年09月11日(木)



 楽屋接待拝命

新型レガシィでご出勤。

狭い実習病院の職員駐車場がおっくうで
外来駐車場に車を置いて歩く。
で、雨が降ってくる。やな感じ。
銀色のレガシィは雨をツブツブと弾いて
まさに新車の輝き。
うちのレガおだと雨はべっとり流れるのみ。

実習はヤマ場で学生がそろそろテンパってる。
クヨクヨしたかと思えば開き直ったりで
見てて楽しいけど本人は大変。
私がネットで見つけてきた
「どう乗り切る?実習ストレス」
というテキストを食い入るように見てる。

今回の病棟は前の病棟よりマシ。
だからって看護のレベルも学生への対応も
いいとは言えない微妙な感じ。
レポートの添削ひとつ頼むにも
「この計画自体の良し悪しでなくて
学生の計画が患者の個々の状態に合ってるか
という視点でアドバイスを下さい」
といちいち念押しが必要。

でないと「これは教育プランじゃなくて
観察プランに入ると思うけど」とか
重箱の隅をつつくような事だけ言われて
臨床家からアドバイスを貰う意味がなくなる。
学生には「先生、何だかんだ言って
ごっつい気ぃ張ってない?」とか
分かった風な事を言われて何だか恥ずかしい。
おお、気は張ってるとも。
おかげで毎晩22時には意識レベルが下がる。

実習が終わってまだ外が明るいから
レガシィのお手並み拝見ドライブに。
NAだから大きな期待はしてないけど
いちおう妹君が住んでる相生まで
バイパス経由で出かけるけど
夕方となると道は混んでてイマイチ。
普通に走るのに不自由はないけど
楽しいというレベルの性能ではなくて
まぁ、こんなモノでしょう。

こないだの会議で
月末にある学校行事の話が出た。
同窓会主催のイベントで
私は何も関わってなかったんだけど
いきなりお役が当たったと主任に言われる。
で、そのお役が「接待」。
メインイベントの落語の会があるんだけど
そこに出る噺家の楽屋接待が私の任務。

噺家にお茶を出せるほどの
きちんとしたお行儀は備えていない私。
多分上は「まぁ若い人に任せて」
ぐらいにしか思ってないのかもしれないけど
そんな安直過ぎる計画もないだろうに。
憂鬱だけど果たして誰が来るのか
ちゃっかり情報収集は開始。

寝る前に高校教師がメールをくれて
一日の報告みたいな感じのやりとり。
7月のアタマにメールをくれるようになってから
毎日毎日メールをくれて嬉しいんだけど
そうなるともっと会いたいなぁと
贅沢な事を思う。
まぁ、今週も半分終わったし
この週末はまた泊まりでゆっくりしようかな。

半週間お疲れさまの黒エビスで入眠。

2003年09月10日(水)



 望みどおりの玩具

実習2週目。

何だかあっという間にここまで来て
3週目は正味2日だから焦る焦る。
今日は看護計画の発表の日で
学生は朝から緊張で固まってる。
おまけにスタッフに見てもらう膨大な資料を
コピーしたのはいいんだけど
それを仕分けてホッチキスでまとめてると
ものすごい時間がかかる。

その時間がもったいないから
私がやることにしたんだけど
狭い詰所に沢山の書類を広げるスペースもなく
あちこちで邪魔者にされる。

学生の受け持ち患者69歳。
週末にちょっとヘンな言動があったらしい。
弟が部屋に入ってきてTVの後ろに入ったとか
夜中にガスが撒かれたと
病室のドアに中からつっかえ棒をしたとか。
婦長さんが気になるからと朝一番で
わざわざ口頭で教えてくださる。

ドキドキしながら学生と一緒に行って見ると
今朝の患者さんは別に変わった様子もなく
穏やかに挨拶してくださった。
「その時」にどんな感じだったのか
把握しておこうと詰所に戻って
学生と一緒にカルテを繰る。

・・・。何も書いてない。
一緒に便失禁があったらしいけど
それすら書いてない。
という事で何も分からない。
だから明日来たスタッフに伝わる事もない。
いちおう申し送りは廃止という事らしいけど
それでこの記録の内容の薄さで
本当に継続したケアが提供できるとは思わない。

それだけじゃない。
医者の治療方針も前回の入院の記録も
外科から転科してきた患者の外科での経過も
カルテを見ても何も分からない。
他科カルテは分冊になってるんだけど
患者さんはひとりなんだから
全部つなげてその人を丸ごと観るという
基本の視点がすっぽりと病院ぐるみで抜けてる。
だんだんイライラしてくる。

運動負荷の指示はOP後から3週間一緒で
変更の記録がなく実際変わってないみたいだとか
未告知の患者への統一した説明内容も不明。
血糖チェックの間隔が独特な患者で
その間隔の根拠もどこからも分からない。
だからスタッフにきいたら
「どうなんやろうね、先生に聞いてみるわ」
って、それで仕事に困らないのか?

何とか仕事を終わらせてディーラーへ。
着くと駐車場にヴィヴィオと新型レガシィ。
どっちが代車かで天国と地獄という状況で
サービスの人が案内してくれる。
「お車準備しております」と言われて
後をついて行きながらドキドキしてると
「レガシィをどうぞ」ってやったぁ。

先方の保険屋に代車の相談をされて
「レガシィかインプレッサにしか
乗った事がないので他は困ります」とか
好き放題言ってたけど、言ってみるものね。
目論見どおりでかなりゴキゲン。
私がメチャクチャ嬉しそうな顔をしたのを見て
「ターボはついてないですよ」って念を押される。

この際どっちでもいいのだ。
ブラックメーターじゃないけど
エアコンやオーディオ周りの内装は
全然見劣りしなくてかっこいい。
もちろんクラクラするほどの新車のにおいだし。
新車のレガシィ、レンタカーで借りたらいくら?

本当に静かで、ウインカーも点いてるのを忘れる。
ハンドリングも機敏なんだけど
それって私のレガおのズルズルタイヤと
比べるのが悪いのかもしれない。
もう、無意識にアクセルを
3000rpmまであけるんだけどそこはやっぱりNA。
何も劇的な事は起こらなかった。

軽量化と低燃費を売ってるだけあって
センターのディスプレイに燃費が出る。
NAだけど街乗り12キロってマジっすか??
やっぱりどんどん進化してる。
しかもガソリン満タンにしてくれてて
これは走れということよね。
という事でバイパスへ出向くも渋滞。

1泊2日の代車ならもう晩御飯抜きで走るけど
今回は1週間弱、ゆっくり遊べる予定なので
今日のところは撤収。
家の前で写メールを撮って
浮かれ丸出しの内容で高校教師に送りつける。
1週間限定の私のおもちゃだ。

堪能しなくっちゃ。

2003年09月09日(火)



 お風呂で教えてあげる

週があけて。

朝からバタバタしっぱなし。
学生がレポート出しに来て
実習でいなかった間の事務処理をして
回覧もいっぱい回ってきてて
1年生の技術演習のお手伝いをして
何が何だかもう。

ベテラン教員がひとり帯状疱疹で
ゾビラックスの点滴持参で出勤。
臨床ブランク最短ということから
その点滴係に任命されたのだけど
かなりふくよかな体型なので
血管なんて浮いてない。
腕の見せ所なんだけど相手が先輩。

みんな悩む腕みたいであちこちに内出血。
オーソドックスな肘はつぶされてて
結構好きな手首近辺も使用済み。
何とかしなくっちゃの場面で
ぎゅうぎゅうに腕を縛って
久々に前腕のまっすぐなところで探り当てる。

先輩は失敗されてるので
何も見えないところを私が探り出すと
露骨に心配そうな顔をする。
唯一の救いは私が看てた患者さんより若くて
ケモで血管が傷んでない。
何とかルート確保成功。

いい気分に浸ってたら学生がレポートを提出。
ひとりアタマA4にびっしりのアセスメントを8枚。
それが5人。理想は今日中に見て
明日返却してさっそくそれで計画。
って、寝るなということですね?

とてもじゃないから家に持って帰って
部屋で紙の束を眺める。
とりあえずご飯を食べて・・・逃避が始まる。
PC触って新聞読んで・・・さらに逃げる。
で、もういいやと開き直って
お風呂に入ってたら母親が来た。
「学生さんから電話がかかってる」
って、私はスッパダカなわけで。

子機を持ってきてもらってお風呂で喋る。
声が響いて変な感じ。
学生は必死でそんな事には気づいてなくて
色々喋った挙句「先生は進んでます?」
「・・・お風呂入ってるねん。」

頑張らなくっちゃしょうがない。
エビスはお預けで紙をめくる。
字が小さいから目がショボショボしながら
目薬さしながら途中半分寝ながら
何とか3人チェックして力尽きる。
時計見たら1時。
久しぶりにここまで頑張った。
明日はレガおの入院日。気になる代車は?

もちろん夜はドライブよね。

2003年09月08日(月)



 タイヤを探そう

起きたら昼だった。

先の事を考えたら
来週末は実習記録の添削で忙殺の予定。
その次も記録死にの予定。
という事は9月でゆっくりできる日曜は
もしかしなくても今日だけ。
という事で開き直って二度寝。

ネット三昧しようとPCの前に座って
あちこち巡る。
真面目にタイヤの事を考えなきゃという事で
ミシュランのページへ行って
使用レポなんかを検索しては読み漁る。
あんまりガチガチのスポーツ仕様はいらない。
ということでプレマシーかプレサダか
どっちがどうなんだか読み比べる。

読んでるとどちらにしてもそれなりの性能で
私がその違いを引き出せるような
運転テクニックを持ってるかといえば
何だかというか全然自信がない。
昔、B4に乗ってる医者が
予算の都合でピレリのサルーン用を履いて
「B4にサルーン用?」って私が聞いたら
「違いがわからない自分が恨めしい」
って言ってたっけ。

もう、お金もないし
インチアップなんかしたらチェーンが困るので
そのまま純正のホイールはそのままで
シンプルにタイヤだけ替えよう。
それでも新しい真っ黒のタイヤ履かせたら
レガおも締まって見えるかな。
で、足がしっかりしたら久しぶりに
四国へドライブに行くんだ。
高校教師とお泊りで。

結局日暮れまでPCで遊んで
夕方から昨日乗って帰れなかった
自転車を迎えに行く。
日が暮れると涼しくてものすごく気持ちいい。
駅まですっぴんでテクテク歩いて
帰りは地味な下り坂。
稲穂はあんまり垂れてないけど
トンボも飛んでて秋の風情満載。

こんな感じで叙情的な気分になると
高校教師の出番。
私の頭で勝手にお月見の計画が持ち上がって
高校教師の家の前の公園で
のんびりお酒が飲めたら最高。
で、奴の返事が「ハロウィンでコスプレしたい」
はぁ?
かわい過ぎるお申し出。

高校教師の勤め先はミッション系の学校。
「学校でハロウィンとかするの?」
って聞いたらさすがに違った。
男子校でハロウィンもないか・・・。
で、何がしたいのか聞いたら
「普通の飲み屋で変な格好して宴会」
変な格好の飲み会なら
披露宴で赤影とか白影とか
セーラームーンな見た事ある。
彼もまた、真面目にバカやるのが好きらしく
私との一番の共通点かもしれない。

来週も平日が短いといいな。



2003年09月07日(日)



 ナインソウルズ

たどりついたお休み。

今日は高校教師と映画。
お楽しみの「ナインソウルズ」は
初回に舞台挨拶があるという事で
混むと嫌だから外して2回目に。
松田龍平が出るなら朝からでも並ぶけど
監督と千原弟。板尾ぐらいいても・・・。

で、テアトルに行ったら
2回目の頭にも挨拶をするという。
整理券をもらったら1時間前で
すでに50番超えてるし。
結構人気あるのかしらん?

私は松田龍平と板尾がお目当てで
高校教師は伊東美咲も京野ことみも
何より松たか子が好きという事で
利害は一致。

並んでるとご年配の3人組みが浮いてる。
その人たちは1回目の上映が終わった後
中へ入って舞台挨拶だけ聞いて
また出てきて私たちと一緒に
2回目の舞台挨拶と上映を見た。
係員の対応と3人の話の内容を聞いてると
多分監督か千原弟の関係者。

舞台挨拶が始まって
千原弟の外見のコワさに驚く。
昔っからガラは悪かったけど
若かったから迫力はあまりなかった。
それがもういい年となるとすごい。
監督は監督で千原弟が言うように
「偽みうらじゅん」そのものだし。
大楽源太も急遽参加。

映画が始まって、ベテラン俳優陣が
本当に豪華で板尾は役がやっぱAVの帝王で
9人各々のキャラがものすごい。
要所要所に笑いが入ってて
ベタな女装もあるし
龍平君が板尾課長のギャグを言ったりして
なかなか楽しい感じ。

女優さんがきれいどころばかりで
どうやって使うのかと思ったら
それぞれコマ切れで出てきて
確かにこういう使い方しかできないかなぁと。
でも、松たか子が子持ちの役立ったので驚く。
みんな、年いくよな。

後はお決まりの血まみれシーン。
「青い春」のトイレ刺殺シーンが
とっても「キレイ」で印象深かったんだけど
今回もやっぱり血まみれ×3。
一番好きだったのは板尾の「結婚はタダやで」。

映画が終わってぶらぶらして
阪急でかばんを買う。
仕事用のナイロントートが汚くなってて
ラシットを覗いたら新色が出てた。
ナイロンのほうでこげ茶とゴールド。
命名:黒エビス。→缶の配色と同じ。

その後服を見に行ったんだけど
売り場は女の人ばかりで
高校教師がかわいそうになって撤収。
ヨドバシカメラに行ってPCを見る。
高校教師はMacユーザーで
新機種を狙ってるんだけどデカい。
キレイなんだけど家具みたいな迫力。
どうやら今の部屋には置けないらしい。

オーディオを見に行って100万円超のTVとか
聞いた事も無いようなマニアックなメーカーの
アンプやスピーカーを見て回って過ごす。
漆塗りのTVなんて。革張りのTVなんて。
あるところにはお金があるのね。

せっかくの電車なので夜は日本酒に手を出す。
もう秋メニューになってて
サツマイモの天ぷらが甘くておいしかった。
混んでるからと2時間で出されて
またスカイビルに向かう。

前は出会って間もない頃だったから
普通に並んで立ってたけど
今回はしっかり後ろ抱きの高校教師。
高いところで風があったけど暖かかった。
やたら頬ずりするからキスされるかと思ったけど
さすがにお外ではなし。

早くえびボクサー見ないと終わっちゃう。

2003年09月06日(土)



 ブーツ成型

あっという間の金曜日。

今日は1週間で集めた情報を統合して
来週からの計画の方向性を出せるのが目標。
が、肝心の治療方針が
カルテ見てていまいちよくわかんない。
乳癌OP後の糖尿病患者の
運動負荷の指示がお盆のOP直後から
見事に全然変わってない。

で、今はどうなってるんですか?って
スタッフに聞いたら「また先生に聞いてみる」
って、指示の変更忘れかと思ったら
本当に指示が変わってなかったわけ?
アンギオで一時的に肝機能が下がって
血糖が乱れそうな患者さんの
血糖チェック回数も「どうするんやろうね」
って、こっちが聞きたいわ。

患者さんは病院食はあまり食べてなくて
見舞いが来ればコーヒーを飲みに行き
薬の後味で口が苦ければ氷砂糖をなめてる。
看護師はそれを知ってか知らずか
カルテの食事欄は全量摂取のオンパレード。
全量摂取してから何を追加してるかは
おそらく知る由もない。
で、血糖が落ち着かないわよね。ってバカ?

そんな感じで一日クラクラして過ごす。
クーラーがきつくて昼からは頭痛。
学生も質問の度に「先生に聞いておくわね」
という答えばかりなのでうんざり。
先生にって、自分の脳みそで考えないのか?

とりあえず一週間乗り切って
今日はブーツの成型の日。
19時に予約入れてたんだけど
早くフリーになったので
友達をお供にショップへ行く。
私のヘビ柄ブーツを箱から出してもらってご対面。
DEELUXEのサーモインナーに
他社のインソールを追加してという贅沢仕様。
まぁ、一回大怪我してるし足回りは大切に。

成型部屋に連れて行かれて
最初はインソールから。
何やらスポーツ選手が自分の競技用の靴に入れる
本格的なインソールらしくてそれも加熱成型。
まぁ、値段も9000円ってなかなかだし。
外反母趾の扁平足という
めちゃくちゃな形の私の足用インソール。
扁平足はちょっと矯正気味に成型。

で、お次はメインのブーツインナー。
靴下履いて足を突っ込んだら
もう温かくて気持ちいい。
友達はひたすら興味深げに
ブーツ成型の過程を見てる。
店や作業者の腕によって仕上がりは違うらしい。
踵落とし連発でアキレス腱周りをなじませる。
で、しばし待って出来上がり。

そこから兄ちゃんのウンチクが始まる。
「ブーツの使い方」と称して結局は荷重の掛け方。
言われるようにやってみると
本当に今までの感じと違う。
今までフロントと言えば
いやというほど「つま先」に力入れてたけど
そうじゃなくても母指球に力がかかれば充分だとか
結局は足よりも腹筋と背筋だとか
なかなか面白かった。

今日はとりあえず成型だけ。
もう少し涼しくなってから
残金の4万円握り締めてブーツをお迎えに。

お支度、余念なし。

2003年09月05日(金)



 対決の予感

今日は帰校日。

朝から車がガラ空きで気分よく出勤。
勝訴ストリップを最初から
大声で歌いながらドライブ。
何よりのストレス解消かも。

自分のクラスのテスト監督で
机の間を行ったり来たりしながら
解いてるテストを覗き見る。
交感神経を交換神経って書いてたりすると
もう、情けなくなる。
みんなが正答になる難易度の問題も
ひとりだけ全然違う事を書いてたり。

実習が始まると一日があっという間で
その積み重ねの1週間も
本当にさっさと過ぎていく。
明日頑張れば週末で高校教師と映画だ。

という事は肝心の実習も
あっという間に終わってしまうから
ぼさっとしてたら中身がないまま
あっさり終わってしまうわけで。
今日は2日間で集めた情報のアセスメント。

約一名、チンプンカンプン。
昨日受け持ち交代した学生なんだけど
患者から「学生としての謙虚さがない」とか
至極真っ当な指摘を頂き
私がそれを彼女に伝えて振り返ったつもりが
まぁ全然解ってないみたい。
二人めの受け持ち患者のアセスメントに
「この患者は人間としての礼儀をわきまえてる」
とか「あんた何様」という言葉が飛び出す。

こんなのはアセスメントじゃない。
前の患者への不消化なわだかまりを
別の患者の記録上でぶちまけてるだけで
全く意味のない事。
それを指摘したら「あら、バレた?」
ってふざけるなよ。

今まで学生相手にイライラした事はなかったけど
今回始めてムカっとして語気が強くなった。
実習3日目でこれだから後はどうなるのか。
上の教員に相談したら
「難しいやろ、私も話しててイラつく」
うー、難しい。

浅すぎるアセスメントの数々で
解ってないのかと思って指摘したら
「え?私そんな事書いてた?」とか
白々しいにも程があったり
「もう、はやく仕上げようと思って
そんな風に書いたけど、それもバレるのね」
って、なめるなよ。
わかってるならちゃんと書け。
わかんないなら素直にわからないと言え。

去年関わった新人がそうだった。
何かをやって解ってなさそうだから指摘したら
「やっぱそうですよね〜。
そうかなと思ったんですけど」みたいな
変な逃げ方をする。
別に解ってないからって責めたりはしないのに
わかってない自分というのを認められず
変な意地張ってるからこっちもイヤになる。

明日あたり、対学生の初バトルになるかも。

2003年09月04日(木)



 体験は看護の資源

実習2日目。

朝から受け持ち患者変更×2。
ひとりは学生も患者もお互い拒否反応。
ひとりは患者から申し入れがあって
理由:「男子学生が来るとは思ってなかった。
女の子がよかった」本気か??
患者は39歳の独身男性。
臨床はどんな同意のとりかたをしたのか。

冗談とも本気ともつきかねる申し出で
どーにかならないかと思ったけど
臨床側の協力がないと進まないのが実習。
「外す」と言われればしょうがない。
もうひとりの学生は患者が
雑誌のエログラビアを見せたのをセクハラととり
もう、とてもマズい関わりをしたので
患者もイヤになってしまって受け持ち変更。

もともと患者と関わるのに
上からモノを見る傾向がある学生なので
これを機会に振り返りをと思うけど
「患者のマナーが悪い」の一点張りで
思うように話が進まない。
患者は変わったけど彼女の態度が変わらない限り
多分次の患者でも問題は起こる。前途多難。

「患者のマナーが悪いから
私の関わりが変わっただけで今度は大丈夫」
って傍から見てたら全然そんな風には思わない。
学生の年齢が40歳代というのもあるのか
本当にプライドが高くて難しい。

また別の学生がスタッフと話してる。
乳癌のOP後の患者がリハビリが進まない。
患側の腕を上げるのに「怖い」とか
「何だか痛そう」という事でためらってる。
ひとりのスタッフはその患者に
「ちょっと痛くてもまだ頑張れるよ!」とか
わりと色々言葉をかけては積極的に関わってる。

そのスタッフが学生と話してる内容を聞いてみる。
「私にはあの人(患者)に
色々言える強みがあるねん。それが何かわかる?」
私は「おお、すごい!プライマリーナースかな?
きっと患者とは長い付き合いで
信頼関係ができてるという自信があるのかな?
こういう人の話をしっかり聴かせなきゃ」
と思って目が輝く。

学生も興味津々で「何なんですか?」って聞いたら
「ふふ、私もOPしたのよ。3年前に。
それを乗り越えたっていうのがあるからね。」
   はぁ?   コケそうになる。
「あの人はまだ切って3ヶ月でしょ
痛くて当たり前なのよ。
3年経ってる私でも冷えたりしたら痛いんだから
3ヶ月ぐらいで色々言ってちゃダメ。
まぁ、あの人の傷は大きくて私の小さいんだけど」

期待した分落胆は大きい。
この学生は25歳で特に病気の経験も無い。
確かに自分の経験も看護の資源にはなるけど
それを学生に聴かせてどうしろと?
「私もOPしたから」って励ますのが看護なら
近所の同病のおばちゃんにだってやれる。
で、「痛いのは当たり前なのよ」って
今患者が体験してる事を
受け止めてあげる気持ちはないのか?

マネのできないことを言われても
学生にしたら「私にはできんわな」って
がっくり来るだけ。
体験してなくても患者の気持ちに沿おうと
かかわりを重ねて行くのが看護の力じゃない?
じゃないと糖尿病にならないと
糖尿病患者の気持ちには沿えなくて
ガンになってみないとガン患者には深く関われず
死んでみないとターミナルケアはできなくなる。

スタッフはまだ喋る。
「本当に仕事もできるようになったし
色々大変だけど頑張らなくっちゃという事よ。」
要は自分の頑張りを認めてほしいのか?
患者の話をしてるはずなのに
何だか自分に焦点が当たってて
聞いてる学生も目が泳いでる。

結局私はそのスタッフの話に
うんうんとうなづいて相槌を打ちながら
「大変な所を頑張って乗り切ってこられたんですね」
と理解の姿勢を示して聞いておしまい。
お前が患者になってどうする。気が済んだか??
スタッフは「まぁ、頑張ってね」と
つながらない事を言ってご満悦で行ってしまう。

話が終わったので学生を詰所から連れ出す。
「先生、さっきの話聞いて
結局私はどうしたらいいんですか?」
やっぱり学生はわかってる。
「うーん、自分の知識も経験も看護者丸ごとが
援助の資源になるという事になるのかな。」
こんな意味付けでいいんだろうか?
「何か途中から自分の闘病記になってて
先生が傾聴してて、どうしようかと思ったんです」
ごめんよ。

「でも経験が一番大事なわけじゃないよ。
じゃないと病気したことがない人は
病人と深く関われない事になるやん。
体験してなくても知ろうとすること、
その姿勢が一番大事なんやから」

実習中って本当に盛りだくさん。

2003年09月03日(水)



 ついに解散

朝から、ぼー。

昨日寝たのが1時過ぎてて
朝からぼんやりしてる。
それでも忘れずにマジックで
腕にほくろを書いて出かける。
ふふふ、椎名林檎と同じ所にホクロ。
やってることはストーカー並み。
実習初日からこんな感じで良いのか?

出勤のBGMは椎名林檎で
声だけ聴きながら頭は昨日の絵を思い出す。
余韻に浸るどころか
一度も脳みそが帰ってきてないような気が。
昨日ライブに行ったことを知ってる学生は
「先生、よかった?」って聞くから
バカな事に何のセーブもせず
「もう、めっちゃ最高やったわ。
靴ズレまで見えて鼻血出そうやってん」
と只のねーちゃんな返事をする。イタい。

詰所では例の鈴虫が鳴いてた。
気づいた学生が「鈴虫がいますね」って
間違っても「いい感じ」とか誉めるなよ。
詰所に虫がいて良いわけないんだから。
詰所のクーラーが寒くてダメ。
途中で居眠り寸前まで意識レベルが下がる。

帰り道で高校教師がメールをくれる。
暑すぎということでバテてるらしい。
私は昼間に撮った腕のほくろの写メールを返信。
「今日は椎名林檎と同じ場所に
マジックでホクロをかいて実習してます」
で、その返信は・・・。
「何や、顔かと思って
ドキドキしながら添付ファイル開けたのに」

さすがに顔にホクロは書けなくってよ。
だいたい誰もが知ってる場所のほくろより
間近で見た極少人数しか知らない場所のほうが
何だか威張れるような気がするし。
本当にやってることはミーハーの極みで
ものすごい自己満足の世界。

で、帰ってゆっくりネットしてたら
RUSH BALLにCOCCOが出演って何???
オーガスタキャンプ行ってる場合じゃなかった。
だいたい何でdragon ashとゆら帝とCOCCO?
また何か表立ったことするんだろうか?

で、さらにびっくりニュース。
TMGE解散って・・・・。
みんなどうするんだろう。
チバさんなんかはまた
あちこちで色々やるんだろうけど
気になるのはウエノさん。

まぁ、路線は固まってたし
Mステーションなんかにも出ちゃって
どーするんだと思ってたら
なぁんだ、そういう伏線だったのね。
って、何だか本当にさびしいなぁ。
この先、ああいう存在感のバンドって
本当に出てくるのかな?

こうやって、時代は変わっていく。

2003年09月02日(火)



 双六エクスタシー

今朝ほど目がさめたのを喜ぶ日も無い。

世の中の学生は
ブルー極まりない日かもしれないけど
私にとっちゃ本当に待ちに待った9月1日。
朝からソワソワで派手めの洋服で出撃。
あえてBGMはまさやんにしておく。

とにかくさっさと仕事をして
4時半に職場を脱出しないといけない。
魚は午後に丸ごと休みを取ってて
何時も以上のやる気が感じられる。
「先生、今日は若作り〜」とか言われながら
明日からの実習オリもさっさと終わらせて
忘れてた組合の会合もきちんと早退して
見事4時40分に脱出。

国際会館についたらちょうど5時。
開場一時間前なのにテラスに人が長蛇の列。
おまけにちょっとずつ進んでたりする。
??グッズ販売??開場前に??
チケットなくても買えるということ??
急がねば売り切れる。

で、うまーいこと潜り込んだと思った
グッズ売り場で絶句。もう売り切れ???
会場限定Tシャツやお手ごろ価格の扇子は完売。
しょうがないので普通のTシャツ。
Tシャツは自分のとお土産。
かっこいい手ぬぐいとパンフを買ったら
あっさり1ユキチ。

魚が現れる。一言めで「今日は派手めやな」。
そう、私が派手めに見えるぐらい
まわりは案外普通のいでたち。
でもひとりだけものすごいコスプレの子がいて
服装より腕の根性焼きや
傷の瘢がすごくて退く。同行の男は普通。

会場が開いていよいよ中へ。
最前列って頭でわかってても実感が無い。
大きなホールではステージと客席の
間が大きいのはよくあること。
城ホールならメートル単位で空いてるし。

で、席について圧倒される。
2歩あるいたらステージ。
本当に鼻血でそう。
ファンクラブ先行抽選で決まった席だけに
自分の運の有効利用を喜ぶ。
魚も「ほんま、よう獲ったなぁ」と
しみじみ何度か言う。

開演までの一時間、私も魚もちょっとハイで
ベラベラしゃべり続ける。
国際会館は初めてだけどきれいな会場。
舞台は緞帳が下りてて機材は見えない。
開演前のアナウンスが流れて客電が落ちる。
ずっと能や歌舞伎調のSEだったのが
クラシック系に変わっていよいよ開演。
席を立って、係員がロープを張ってる
ギリギリのところまで行くと
もう、手を伸ばしたらステージに手が届く。

緞帳が上がって、そこに椎名林檎がいた。
なんだかぼーっとしてしまって
夢か現実がわからない感じ。
思ったより小柄だけど、まぎれもない本物。
ものすごい声の凄みで圧倒される。
となりに魚じゃなくて
高校教師がいたらと思う。

歌いながらステージの上を歩いてこっちへ来る。
手を伸ばしたら本当に触れる。
でも、だれも手を伸ばさない。
セキュリティが見てるからそうなのか
あの椎名林檎の雰囲気がそうさせるのか
本当にあっさり触って
自分の身近に感じようという気分にさせない。
届きそうで届かない
本当にいつまでもいつまでも
高嶺に置いておきたい人という感じ。

顔はもちろん口元のホクロ見えて
顎の下にもほくろがあって足には靴ズレ。
ペディキュアはラメで・・・。
もう、変態の気分で姿を眼に焼き付ける。
とにかくもう、本当に唄い手。
声の多彩さも迫力もものすごい。
マジで、オーラが出てる。

2時間なんてあっという間だった。
会場を出て魚とごはん食べに行ったけど
二人ともぼんやり。お楽しみは終わってしまった。
魚はもうちょっとしたら海外へ行くらしい。
一人旅で、「レガおは海外とか興味あるか?」
「ニュージーランドに滑りに行かんか?」
と好き放題言ってる。

この後はもう魚と会う予定はない。
だから借りてたCDと本を持ってきたのに
魚は私が貸したCDを持ってきてなかった。
もう、こうやってズルズル踏ん切りがつかない。
今年も毎週ボード行くぞとか
本当に勝手な事ばっか言ってる。

魚を送っていって「今日はいい席をありがとう」
って言われて驚く。
ちゃんとお礼言える奴だったのね。
本当に、これ以上いい席はないし
これ以上素敵なライブはないはず。
そうやって一生覚えてろ。
私にしたら冥土の土産。帰り道で死んだら本望。

明日、実習に出て頭が働くだろうか?
余韻でメロメロかもしれない。
っていうか余韻に浸りたい。
今日見つけた椎名林檎の腕のほくろ。
近くで見た人じゃないと知らないほくろ。
それをお揃いにしよう。
マジックでホクロ書いて、白衣着て実習。

バカも真面目にやると素敵かも。変態と紙一重。

2003年09月01日(月)
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