毒茄子
レガお君



 寝具で遊戯

酔っ払って眠った昨夜。

まぁお約束どおり高校教師と「寝具で遊戯」
の運びだったんだけど
何ともうまくいかない。
具体的に数字は挙げないけど
「本当に久しぶりや」という高校教師は
「あかん、緊張するわ」を連発する。

結局3時ごろまでゴソゴソしてもダメで
最後は「手」で終了。
しょうがないので諦めて寝た。
オトコとしてはかなり辛い展開らしく
「神様が焦るなってゆうてるんやろうか」
とか好き勝手な事を言っている。

そういえば今まで寝た男の人の中で
最初から普通にできた人の方が少ない。
魚もそうだったし短大のときの彼氏たちも
最初から完遂したのは3人中ひとり。
何?この貧乳が悪いのか?
なんてこと高校教師に言えるわけも無く。

朝、目がさめて再挑戦を始める。
やっぱりうまくいかない。
明るいところで高校教師のカラダを見ると
「もしかして何もかもサイズが合ってない?」
という状況で私も不安になってきた。
おなかが空いてきたので
結局また「手」で終了。

飲みすぎと寝不足でニキビが出てる。
なかなか不細工でイヤになる。
でも何か食べようと思ったら
出かけないとしょうがないので
極々薄塗りで出かける。
モスが食べたいといったら
バイクで難波へ連れて行かれる。
日曜の難波の人ごみを
ほぼすっぴんで歩くとは想像だにせず。

せっかく難波まで出たので寄り道。
タワレコも規模が大きいから楽しい。
prodigyのキースのシングルを試聴して
後は売り場をウロウロ。
あまり洋楽を聴かない高校教師は
後をついてくるだけ。

マンソンのコーナーを見たら
神戸では見たことのない
spookiy kidsのCDやトリビュート盤。
いろいろ漁って1枚ご購入。
邦楽コーナーも同じように回って
究極のバカCDを高校教師に聴かせるべく
「ドリルキングアンソロジー」を購入。
そのあと高校教師が
ムラスポへ寄るというからついていったら
ボードを見に行くから驚く。
いよいよその気か?

部屋へ戻って一緒にCD聴いたりしてたら
あっという間に夕方になる。
お泊りだったし明日からついに9月だから
今日は早めに撤収の予定。
晩御飯は鶴橋の風月でお好み焼き。
本店らしいけどズラっと人が並んでる。
しょうがないので待ってみる。

2階まで客席があって
思ったよりも早く座れる。
お兄さんが焼いてくれるんだけど
本当においしくてビックリした。
高校教師も行列を敬遠して
今まで本店では食べたことがなかったらしい。

冬の話になる。
毎年恒例の12月前半北海道ツアーは
卒業ケースレポートの事を考えると
不参加が濃厚。
どっちみち平日ボードも無理で
1シーズントータルの日数ではかなり減る。
なら1点豪華バージョンで
お正月に大枚はたいて北海道というのもアリ。
という話をしたら日程を繰り始めた高校教師。
一緒に行くつもりらしい。

あっという間に二日の休みも終了で
明日からはついに新学期。
この夏は本当に盛りだくさんだった。
って、明日の椎名林檎実演ツアーが
超・重要イベントだったりするんだけど。

明日まで死ねない。

2003年08月31日(日)



 オーガスタキャンプ

今日はオーガスタキャンプ。

魚は今日関東から帰ってきて
そのままライブ。
どうせスタートには間に合わないから
のんびり家で構えてたら昼過ぎに連絡。
一緒に行くメンバーも魚も
三宮が近いからって
あんまり時間の余裕がない状況で
いきなり連絡をくれる。

しょうがない、今までいつも
私が先回りで準備して
魚の都合がいいようにスタンバってたから。
開き直って遅刻だな。

化粧をして荷造り。
今日はライブが終わったらそのまま
高校教師宅でお泊りの予定だから
お泊りセットを整えて
神戸あたりで車を置いて
そこから電車に乗り換えて
ポーアイへ行かないといけない。

結局回りくどいことをして
会場に着いたらやっぱりライブは始まってた。
ダフ屋が居たんだけどチケットは定価以下。
グッズ売り場はもう店じまいで
Tシャツをはじめとしてタオルまで
見事に完売らしい。

同行は魚とその友達夫婦。
先にクーラーボックスに山盛り
お酒を買ってくれてて
着くなり冷たいビールにありつく。
あっという間に1本空けるけど
まだ足りない。
会場は芝生だからすわり心地もよくて
見た目もさわやか。
埃まみれのサマソニとは大違い。

野外だから音は散りがち。
元ちとせが出てきてパンフの写真を見たら
見事に顔が引き締まって
あのお嬢さんな雰囲気はどこへやら
私はちょっとふっくらして
朴訥な感じが好きだったのに。
芸能人というのはなかなか大変らしい。

最初は「虹の彼方へ」や
「ハイスクールはダンステリア」
といったカバー曲。何だかいまいちだな。
で、彼女のオリジナルの曲に入る。
やっぱり、あの声が活きるのは
彼女オリジナルの曲。
野外でも伸びのある声は素敵だった。
ただ、途中で音響トラブルがあって
聴き所であるサビが一部台無しになる。
途中で杏子とまさやん登場。
杏子はお支度中で頭にカーラーついてたけど
それがピンクで可愛かった。

出演者から推して知るべし、客は女性が多い。
まさやんが出てきた瞬間、
あちこちから黄色い声が上がって
今までその類のライブに行った事がない私は
何とも変な気分になる。
ひたすらやかましい、歌を聴け。
まさやんの帽子に蝶が止まるという
メルヘンチックなハプニングに
ますます歓声が黄色い。

途中で雨が降ってきて
会場で配ってたゴミ袋をかぶって合羽がわり。
面白い絵だと魚が写メールを撮ってくれたので
それをお留守番の高校教師に送る。
「ヤマスガ」はカバー曲だったけど
選曲が素敵でいい感じ。
スガシカオは初めて見た。
声はいいけどあの関東弁にムシズが走る。
色々喋ってて周りのファンは
キャアキャア反応してるんだけど
どこが笑い所かさっぱり不明。

まさやんのライブが始まると雨は本降り。
でも、後ろでゴソゴソしてる場合じゃないので
魚と一緒にブロックの一番前へ行く。
やっぱり一番盛り上がってたように思うし
声も演奏もよかった。
その後は福耳でアンコール
というのはわかってたけど
最後までいるとブロックごとの退場とか
駅の混雑で帰れなくなるのは解ってる。

という事でまさやんが終わって私だけ撤収。
私と同じこと考えたのかまさやんが終わって
帰る客がゾロゾロと駅へ向かう。
遅刻したライブを早退。
魚には仕事がらみの用事があると言ったけど
まさか他の男の所へ向かってるとは思うまい。

車を取りに行って近くの銭湯で暖まる。
高校教師の家でお風呂を借りるのも
何だか落ち着かないから
化粧もしっかり落としてすっぴんで出撃。
8時に会場を出て
9時過ぎまでにお風呂を済ませて
10時半までには大阪に着きたいという計画。
その計画は事故渋滞で木っ端微塵。
ノロノロ進む車列の中でANDREW.W.Kが吠える。

大阪に着いたのは11時。
どうせお泊りの予定だから時間はたっぷり。
もともと高校教師の家にあったエビスと
私が持って行った黒エビスで
贅沢なハーフ&ハーフを楽しむ。
もともとライブでビール3本と
酎ハイ1本を空けた私は十分酔っ払い。
お風呂で幾分お酒は抜けたものの
渋滞も酔いさましの一環だったわけで
ビールを飲んで、もうまったり。

ANDREW.W.Kの新譜についてたおまけDVDを見る。
本当にバカ満載で大笑い。
高校教師は初めて見る鼻血君で
退くかと思ったらゲラゲラ笑ってた。
「マジメにバカをやるヤツは好き」という事。

最初のアルバムの勢いを愛する私にしたら
今回のアルバムは正直言って
ちょっと物足りなかったんだけど
このおまけDVDは最高。
1000円プラスで初回盤買ったメリットはあった。
今までそれなりに大人しそうな振りをして
爽やかな系統の音楽趣味ばかり披露してたけど
このバカDVDを嬉しそうに見てる私は
ただの小娘状態。
そろそろ私のバカな趣味もバレてきてる。

そ、本当はバカなのでよろしく。

2003年08月30日(土)



 お蔵入りの名札

朝目がさめて体はどこも痛くない。

今日から3年生は登校で国試の模試。
この週末をはさんだら
みんな押し寄せるようにやってきて
実習やら講義やらで寒くなるまで
本当にノンストップ。

出産で1年休んでて
9月から復学する学生の手続きの準備。
私と同い年の学生なんだけど
妊娠して、休んで、結婚して名前が変わって
新しい名札で復学のはずが・・・。
名前が元に戻ったって何?
ベビーはまだ5ヶ月ちょい。

それを聞いた教員一同、唖然。
それでどうやって生活して
学校を続けるつもりなのかさっぱり解らない。
何でも去年はラブラブで、子供ができたときも
「予定通り。これで結婚できるわ」
とニコニコ喜んでたらしいけど
もうあっという間に離婚だなんて。
いちおう作ったダンナの姓の名札はお蔵入り。

9月復学はもう一人いてその学生も産休。
という事でうちの学年は定員オーバーで
来年の実習グループ分けが困難を極める。
各病棟1グループ何人までという
人数制限があるのでそうなると
グループの数そのものを増やさないといけない。
そうすると、実習のクールが増えるわけで
今度は夏休みがなくなってしまう。
お手上げ。
なんなら新たな妊娠者を出して
来年に繰り越すか?

だいたい今の人数でも母性の実習なんかは
お産が少ないから学生二人で
産婦一人を受け持ちとか苦肉の策。
場所を選ばないとお産そのものがなかったり。
小児科然り、9月に入って学校が始まると
夏休みに入院してた子は帰ってしまって
病棟はガラガラだったりする。

明日はオーガスタキャンプ。
あまり気は乗らない。
相変わらずルーズな魚は集合場所とか
時間とか何も連絡してこない。
私もどうしても行きたい訳じゃないから
ほったらかしにしてるし。
多分スタートより遅れて入ることになるけど
そこでまさやん終わってたりしたら撤収。
本当に、何でタイムテーブルが出ないのか?

まぁ、この夏最後の外遊びだから
ビール飲んでゆっくりしよう。
で、まさやん終わったらさっさと撤収して
高校教師に会いに行ってゆっくりするのだ。
こないだ買った鼻血君の新譜についてた
おまけDVDも持っていこう。

初お泊りの予定。

2003年08月29日(金)



 初オカマ

あっという間に週半ば。

今日は午後から古巣の臨床指導者会なので
きちんとスーツ着て出かける。
指導者会では実際の指導場面での問題を
事例検討するという目的があって
私の6月の実習の婦長とのやりとりが
教務からの事例になってる。

お昼は着いてから食べようという事で
教員3人でレガおで出かける。
高速を下りて国道に合流しようと思ったら
いつもよりも渋滞してるから
止まって機会をうかがってた。
そしたら、「ごん。」

車が揺れてとなりに乗ってた主任は
私が急ブレーキを踏んだ衝撃だと思ってた。
でも、違う。追突されてる。
後ろを見たらバンが止まってて中のおじさんが
手で路肩を指してる。
うわー、仕事の移動中に事故なんて最悪。

後ろがどんな感じになってるのか
とりあえず下りてみる。足が震えてる。
ぱっと見は塗装の傷は少ないけど
ラゲッジの傷よけプレートがグニャっとなってる。
さすがに辛くて半泣き。
先方はもう、焦りまくって謝るばかり。
「申し訳ありません、
合流するのに後ろ振り返ってました」
ってそんなことあっさり言っちゃって。

「この場で収めて頂けるなら・・・
手持ちはそんなにはないんですけど」
と言われて我に返る。冗談じゃない。
元値も判らないものをお金でなんか解決できないし
一緒に乗ってる教員が
後で調子悪くなったらどうするかとか
そんなに簡単なことじゃない。
きっぱり「それはお断りさせて頂きます」。

あちらもこちらも仕事の移動中。
むこうはフルスモークのレガシィに追突で
一瞬引いたかもしれないけど
下りてきたのはちっちゃい女が三人、
しかも年齢層はバラバラ。
主任はさっと職場に連絡してくれて、
その後電話したのが主任のご主人。
「なぁ、オカマされてんけどどうしたらええの?」
これもひとつの問題解決策。

修理も何もディーラーで
ちゃんと車を見てもらわないと気がすまない。
ちょっと離れると外見上は全く問題なし。
無頓着な人なら「もうええわ」になりそうでも
私と私のレガおはそうはいかない。
結局警察を呼んで事故届。
警官が来るまで私たちは車の外で待ちぼうけ。
国道で渋滞してる車の運転手に晒される。

指導者会が終わってディーラーへ。
また高速に乗ろうとしたら
私たちが事故したところでまた追突事故。
何だか追突多発地帯であるみたい。
ディーラーヘついたら
担当サービスの人が駐車場にいた。
不思議そうにこっち見てる。
「今度は追突です」という事で見てもらう。

当て逃げ2回と2月の事故と5月の落下物で
本当にバンパーばかり換えまくったあとで
今度は追突って、どの面下げて行ったらいいんだか。
で、見てもらったらラゲッジのドアは板金で
バンパーは交換だという。ボディは問題なし。
外見上は問題なくてもやっぱり一度当たったものは
樹脂のクッション構造や骨組みがダメになるらしい。

今はよくても次に衝撃がかかったときに
バンパーの役目を果たさなくて
ボディーに影響が出たりするのかな?
という事は15万以上の仕事???
本当に、あの場で小金もらわなくって正解。
他人に直してもらうとなるとあっさり太っ腹で
「じゃ、交換で」という話の運びになる。

夜になって相手の保険会社から電話。
バカ丁寧なしゃべり方で
本当にマニュアルどおり謝るプロ。
まぁそこに噛み付く気はないので穏便に話をする。
過失割合は向こうの全面過失。
中には追突しておいて
「お前が急ブレーキ踏んだから」とか
色々言う人がいるから心配してたけど
今回は「後ろ振り返ってました」という
どうしようもない状態。

こちらが過失ゼロなら代車も当然付いてくる。
しかも板金となると
1週間は車を預けないといけない。
ゆっくり代車を乗り回せるという事で
さて、何を借りようか?
保険屋が代車の話を出したので
「今まで代車といえどもディーラーで借りた
インプレッサかレガシィしか乗ったことない」
と行っておく。カモン、新型レガシィ。
私って前向き。

人生初追突。
今まで自分が当てる方ばっかりだったから
ちょっと新鮮。いいもんじゃないけど
ケガさえなかったら
やっぱり普通の事故よりは気楽。
同乗者が身体傷めたりすると話はややこしいし。
まぁ何事もお勉強。

教訓:やっぱその場での即決示談はダメ。

2003年08月28日(木)



 詰所は優雅じゃなくてよい

今日は実習前研修。

夏休み前に実習に行った病院の
今度は違う病棟へ行く。
で、いきなり驚く。
スタッフが水槽に霧吹きで
水分補給してるから何かと思ったら
鈴虫を飼っている。

何で清潔であるべき詰所の
手洗い場のまん前に
ばい菌の塊である腐葉土と
ナスとキュウリと鈴虫を置けるのか。
ああ、優雅さを求めるのって罪。
季節を感じるにも他に方法があるだろう。
で、そのとなりには
メダカの水槽とメダカのえさ。
ここは保育園か?

朝の9時からそういう感じで
出鼻をがっつんとやられる。
スタッフはダラダラと動いて
カンファレンスの時間には帰ってこない。
しょっちゅう「○○さんどこいった?」
って探す声が飛び交ってる。
ナースコールを取ったら用事も聞かずに
受け持ちの所在も把握せずに
「受け持ちに行ってもらいますね」って
あっさり言ってから受け持ちを探す。

スタッフがお互いの所在や
業務を把握してないし
特定のスタッフを探さないと
仕事ができないほど情報の共有がされてない。
っていうか、その人を探すヒマがあるなら
まず自分が患者の用事を聞けばいい。
何だか暗い気分だわね。

それでも、ひとり素敵なスタッフを見つけた。
清拭が丁寧。点滴中の患者もよく見に行く。
一緒に保清ケアに入ったんだけど
足浴がわりに蒸しタオルで足をくるんで
乾いたタオルで覆って
その上からスーパーの袋でラッピング。
そうやっておいてから
身体の他の部分を拭いて、
最後に足のラッピングをあけると
見事に足がふやけてる。
垢がボロボロとれていい感じ。

私がすごいすごいと喜んでたら
家族はそのスタッフについて
「ここまでしてくれるのは○○さんだけよ」
って素直にお礼を言われてて
何だか、こういうのが
当たり前だったら最高なのにと思う。
学生にはやっぱり
モデルになるスタッフを見つけてほしい。
だからこういうスタッフを発見すると
本当に幸せな気分。
今回の実習は3週間、何が起こるやら。
最近は自分のアマチュア加減を痛感。

家に帰ると父親がこないだ死んだPCを
何とか生き返らせてた。
という事で私の仕事はネットの設定。
もう3回目となるとわりとスムーズで
あっさりネットは復旧したけど
コツコツ集めたお気に入りサイトが全部消えてる。
会員制HPのログインパスワードも
記憶させてたのが全部飛んじゃって
やっぱり大迷惑には変わりなし。

火星はろくに見えず。

2003年08月27日(水)



 生きていよう

明け方から豪雨で目がさめる。

まだ4時なのに雷の音が大きい。
「雷が怖い」なんて
ブリブリな事は言わないけど
とにかく目がさめてしまった。
外の音から察するに
こないだの台風以上の雨が降ってる。

こんな日はたいてい高速で事故ってる。
明け方でも事故が大きければ
通勤時間帯までしっかり影響はする。
ということでちょっと早めに家を出たら
案の定、湊川で事故。

今日は夏休み最後のカリキュラム会議。
こないだから話の内容がわかんなくて
毎回眠気で白目むいてたのがバレてるのか
「内容がわかりにくいと辛いわね」
とドキッとするような事を言われる。

今日は早く帰って
ANDREW.W.Kの新譜を買おうと思ってたら訃報。
上司に不幸があって今日がお通夜で明日が葬儀。
って、明日は実習の打ちあわせがあるから
葬儀には行けなくて、
そうなるとお通夜に行くしかないんだけど
よりによって場所が淡路。

仕事を早退して着替えに帰って
それから淡路へ行くことになる。
そう決まったとたんものすごい雨が降ってきて
いやな予感は的中。大渋滞。
それでもめげずにタワレコでCDを買う。

とても期待してた鼻血第2弾。
期待が大きすぎたのか印象はイマイチ。
本当に、鼻血でるほど熱かったのが
鼻血も勢いも止まってしまったみたいで
聴いててライブに行きたくなるような
気持ちを煽られるような雰囲気はない。
slip knot然り、最初のインパクトが強いほど
後はなかなか難しいのかもしれない。

雨は本当にバケツ雨で雷つき。
高速道路も川みたいだし
あちこち水が溜まってハンドルを取られる。
いくらスバルの4駆とはいえ
ミゾの少ないタイヤでは
あまり調子には乗れない。
おまけに上の教員を乗せてるし。

雨と霧で何も見えない。
水溜りに突っ込んで
「ガッ」という音が何度もする。
いきなり明かりが見えたと思ったらトラックだし
トラックからの水しぶきでも目くらまし。

交通事故で亡くなった人のお通夜に行くのに
「何か、もしかしたら連れて行かれるかも」
って真面目に考えたりする。
出発前から半端じゃない雨にびびって
もしかして死んじゃってもいいように
電話で高校教師の声を聞いておこうかとか
普段は考えないような事で
結構ナーバスになってた私。
でも、そんな電話したら心配するだろうなと
これまた真面目なことを考えて電話はせず。

運転手がそんな事を考えてるとは露知らず
となりで先輩はのんびりしてる。
いつも本四道路は空いてて広いから
まったりとくつろいで走れるのに
降りるころにはカチカチに肩が凝ってた。

結局、思うように走れなかったおかげで
お通夜は大遅刻。
で、帰りにはしっかり雨が上がってて
今度は本領発揮、行きに1時間半弱かかった道を
帰りは40分で走破した。
無事帰ってこれて何より。

今まで、誰かに会いたいから
生きて帰ってこようみたいな
そんな気分になったことはなかった。
かつて親に「一人で山に走りになんか行って
誰かに殺されたりしたらどうするの」
って言われて「別に殺されても
埋めてくれたらそれでいい。
勝手に土に戻るから」と答えた私。

「べっつにぃ〜死ぬのはあたしの勝手なんだから
誰が泣くとか泣かないとか
そんなのどっちでもいいし
誰のためにとか何のために生きてるなんて
そんな動機になるものなんてないしぃ〜」
とか親にも平気で言い放つような奴だけど
今日の夕方はちょっと違った。
気をつけて大事にしようと思った。

本当はこういうのが普通の人間なのかな。






2003年08月26日(火)



 DEELUXE入荷

最終週開始。

今週はもう実習打ち合わせとか
オリエンテーションとか
予定は目白押しで平素と変わらない。
週2が板についたデートもまた週1。
まぁ、忙しくしてりゃ
1週間なんてすぐよ、きっと。
今日から通勤BGMはまさやん。

私以外の教員は入試の準備に追われてる。
私は自分の仕事で精一杯で
今日も実習に備えてのお勉強。
何だか、色々ひととおり
やってみてからのほうがプレッシャーは多い。
やりながらどんどん細かい所が見えてきて
今までの至らなさを思い知る。

仕事が終わってから買い物へ。
お酒を買いに行ったら
もうビールが秋モード。
最近は缶チューハイまで秋物があって
ぶどう&白ワインと
りんご&シードルをお買い上げ。
ぶどうのは某メーカーのパクリ?
暑中見舞いメールに
黒エビスの画像を添付したので
秋の挨拶はこの秋用缶チューハイで。

そのあと、薬局で洗顔を買うついでに
サプリメントのコーナーを覗く。
最近視力の低下が本当に気になって
どうにかしたいからブルーベリーか何か
目によさそうなものを探してみる。
・・・と、目についたのは
「エステミックス」なる製品。

なになに?
イソフラボン等女性ホルモン類似作用で
メリハリのあるボディや美しいお肌を・・・。
うー。視力も大事だけど外見も大事。
最初の目的を忘れて美容系サプリを漁る。
この微乳はどうにかしたいし
お肌ももう少し丈夫にしたい。
高校教師は手が大きいから
本当に、ちょっとは豊胸を考えないと。

帰り道、電話が鳴る。ボードショップから。
ついに予約してたDEELUXEのブーツが来た。
最初は9月の納品予定だったけど
まぁ、早い分には文句はない。
で、早速成型の日を決めろという。

確かにDEELUXEは売りっぱなしじゃ使えない。
しかも5月のGWだけで
かなりの数が売れたというから
今度はそれを全部成型するとなると大変。
という事で9月の5日金曜日
実習終わってから夜の7時に予約。
いよいよ冬支度開始だ。

秋用缶チューハイを買って帰って
録画しておいたハンガリーGP観戦。
学校で見たネットニュースで
うっかり見てしまってたリザルト。
びっくりしたけど
モントヤが勝つよりは良いわけで
後の順位は知らずに再生開始。

・・・。どっかでシュー兄の
ものすごい見せ場があるはず。
このままズルズル負けないはず。
間違ってもモントヤとの順位は
きちんとひっくり返すはず。
まさかもう一回は止まらないはず。
が、結果はあのとおりで
あんなに精彩を欠きまくったレースは
本当にいつぐらいぶりだろう。
貫禄も何もあったもんじゃない。

車が遅いとは言わせない。
今までは劣る車で何度でも
トップに立ってきた人なんだから。
表彰台の上に青い帽子がみっつ揃ったのには
本当にやりきれない気分。
見事な失速ぶりで阪神どころじゃない。
さぁてここからどうするか。
この先の勝負の展開と
薄くなっていく竹下アナの頭が見所。

ニュースステーションに古館って、違うと思う。

2003年08月25日(月)



 デスクトップPCご逝去(2回目)

よい天気。

本日はお楽しみの枚方の花火。
昼前に出かけるから二度寝を決め込んだら
母親が起こしに来た。
「ちょっと、パソコンおかしいんやけど
見てみてよ。動かへんねん。」
「はぁ?あたし何もしてへんで」
という事でしぶしぶ見に行くと
マジでおかしい。

ウィンドウズが開かなくって
なぞの英語インフォメーションが出る。
父親がメーカーに電話して
色々電話で聞きながらPCを触るんだけど
フンともスンとも応答しない。
暗い記憶がよみがえる。
PC初期化・・・。データがパァ。
かつて一度PCが死んだことがあって
それでメールアドレスはぶっとび。
ネットの設定もぶっ飛んだことがあった。

父親の返事が歯切れが悪くて
PCの容態は深刻らしい。
結局電話での指示が終わって父親が一言。
「あかんな。」マジっすか・・・。
またあのネット設定手動立ち上げ?
もういややー。

ってそこで固まってる場合ではない。
気を取り直して化粧して出かけねば。
PCの不調をよそに化粧のりはナカナカで
気分も幾分上向き。
胸周りがガッとあいてて
鎖骨がきれいに見えるブラウスでおでかけ。

なぜか道がよく空いてる。
気分よく走ってあっという間に大阪着。
高校教師が駐車場まで迎えに来てくれて
部屋で椎名林檎のDVDを見る。
暑いのにクーラーのリモコンが壊れてて
頼りは扇風機だけ。
クーラーは無事っぽいのに
リモコンが壊れて使えないって
何だか情けない話ではある。
タンカイザリガニも見せてもらう。

椎名林檎のDVDはクリップ集。
やっぱりかっこいいし声も音も素敵。
TVの画面が暗くなると私と高校教師が写る。
身体の大きさと同じく
頭の大きさが全然違うのが不思議。

3時を過ぎたのでバイクで出かける。
バイクはスピードが出ないけど
渋滞は関係ないので楽チン楽チン。
4時前に会場に着いたのに結構人はいる。
それでもバイクは河川敷に止められるので
もう、ギリギリ近くまで乗っていける。
バイク万歳。

レジャーシートを敷いて
二人には十分すぎるスペースを確保。
それからお店を回る。
やっぱお祭りはソース系にビール。
高校教師は運転手なのでビール控えめ。
私は運転まで時間に余裕があるので
調子に乗って缶ビール2本頂く。

明るいうちから酔っ払いで
芝生に敷いたレジャーシートの上でお昼寝。
気持ちよくて顔はユルユル。
高校生らしきカップルも結構いたけど
お酒を飲むわけにもいかず
ボケッと座っていらっしゃる。
オトナって素敵。

花火は淡路ほど近くないけど
一発あたりが大きいので中々の迫力。
高校教師にもたれかかって極楽モード。
フィナーレは昼間以上に
空が明るいんじゃないかというすごさだった。

帰り道は大渋滞の車の横をすり抜ける。
私が酔っ払ってるから
ゆっくり目に走ってくれてかなり優雅。
夜風がめちゃくちゃ気持ちよくって
広い背中にもたれかかって
うっとりする。鼻歌も出る。
エンジンの音できっと奴には聴こえてないはず。
「歌うたいのバラッド」の
サビばっかという壊れた選曲。

高校教師の家に帰って酔い覚まし。
目に付いた生物や化学の教科書をめくって
ノートを覗いて化学式にめまいをおこす。
もう、有機の六角形なんかめっちゃ嫌い。
正直、内容にはほとんど興味なくて
高校教師の書く字が見たかっただけ。

今日は隣に座らない高校教師。
私がもたれてるベッドの上に座ってて
変だなと思ったらベッドに引っ張りあげられた。
しまった。エッチは阻止。

体格が全く違うので、難なく寝技に持ち込まれる。
どっしりした肩幅とか
細すぎず太すぎない腕もいい感じ。
でも、それでウットリしてちゃいけない。
おでこやら耳やら首筋やらあちこちと
何回もキスしてくれるんだけど
しっかり開いてる胸元にキスをされると
もう、どうしようか頭の中がパニック。

「今日、これ着てきたのは間違いやった」
と私が口走ると
「何か俺悪いことしてるみたいやな」って
申し訳ない。
何とかキスで踏みとどまる。
腕の中が居心地よすぎて「帰る」って
中々言い出せない。

来週はついに8月最後の週末で
もう、オーガスタキャンプどころじゃない。
参加メンバーは魚と魚の友達夫婦。
山崎まさよしには興味あるけど
それも「好き」というより「興味」
まさやんが終わったらもう会場を出て
高校教師と会いたいなぁと思うんだけど
タイムテーブルが出ていない。

とてもじゃないけど最後までいて
そのあと魚たち飲みという気分でもない。
最後までいたら駅とか混んで
電車に乗るのも大変でさらに帰るのが遅くなる。
これはまさやん終わったら早退決定やな。

帰り道、オーガスタの予習と称して
まさやんの初期のアルバムを
3枚借りて帰る。
またまたお気に入りの大定番曲を
繰り返し繰り返し聴きながら
高校教師を想う。

会えなくても、こうやって借りたCD聴いてると
ちょっと寂しいのがまぎれるのよね。
O.P.KINGのCDのお気に入りのツボは一緒だし。
YO-KINGの作った歌の中の
「君に会いたいよ君にとても会いたいんだ」
というところが二人とも大好きで
いつからこんなにベタなセンスになったのか
我ながら不思議。

恋愛ボケですな。

2003年08月24日(日)



 タンカイザリガニ

今日は一日引きこもり。

処暑を迎えたというのに
どうやら最高気温は記録更新。
汗ダラダラかきながら仕事。
実習の準備なんて始めたら
もう夏休み気分なんてぶっとぶ。
よく考えたら9月1週目ぐらいで
試験問題も作らなきゃ。ぎゃー。
演習の準備もあるし。ひー。

F1も夏休みが終わってハンガリー。
もう残り4戦なんて本当に早い。
どんどん時間だけ過ぎていって
気持ちばっかり焦る焦る。
本当にタイトル獲れるんだろうね?

一日ぼんやりPCの前に座ってたら
高校教師が写メールをくれた。
「珍しいタンカイザリガニを捕まえたよ」
って画像を見てみたら
でっかい、ずんぐりしたザリガニ。
確かにこんなザリガニ見たことない。
また学校で飼うのかな?

早速「タンカイザリガニ」で検索。
滋賀にある淡海湖にしかいないらしい。
って滋賀にいるのね???
昨日お泊りの誘いをかけて蹴られて
ヒマでザリガニを捕りに行くあたり
やっぱり面白い。
明日見せてもらおう。

明日は高校教師と枚方の花火。
やっとこさ一緒に行ける花火大会で
車は交通規制がすごいから
バイクでお出かけという
至極おいしいイベント。
明るいうちから陣取って
二人でお酒飲んでゴロゴロするんだ。
明日は日曜でお泊りは無理だから
ゴチャゴチャ考えなくて済むし。

花火だし本当は浴衣かなとも思うけど
浴衣でバイク乗る勇気もないし
浴衣じゃ酔ってもゴロゴロできないし。
でも夏行事だからちょっと露出高めで。

何だかんだいって8月も終盤で
雑誌はブーツやコートが出てる。
きっと秋なんてすぐにやってくる。
9月は忙しいのがわかってるから
何だか8月が終わるのが憂鬱で仕方ない。

もともと夏の花火と冬のボードに挟まれて
「秋なんていらんわ」という人間。
普通にしててもいらない秋が
きっと忙しいとくれば逃げたくなる。
冬はまだか?11月ぐらいまでスッ飛ばしたい。

平和なことばかり言っている。

2003年08月23日(土)



 ブレーキ女

真夏が戻ってきた。

今日は会議がない。
自分のために時間を使えるのは今日が最後。
と言うことで図書室にこもる。
相変わらずクーラーがガンガンで
学生がいないから勝手に切ってやる。
9月からの実習は指導技術。
お題の疾患は糖尿病。

患者指導なんてまともにしたことない。
指導案なんてこないだ作った
ターミナルケアの講義用が初めて。
糖尿の患者はいたけど
もれなくケモをやってて
食べられなくなるのは必至だし
予後的な事も考えて、そんなに厳密に
指導なんてしていなかった。
ということでとてもナゾな分野。

夏休み前の実習はみんな
ガンの内科治療の患者ばかりで
それが私の得意分野だから
学生に何をきかれようが
もう、見事にわかりやすく
具体的に説明出来る自信があった。
が、ここからはそうも言っていられない。

と言うことで健康教育や患者指導と
糖尿病についてのお勉強。
久しぶりに「勉強らしい勉強」をやって
肩は凝るし目は疲れるしで大変。
おまけにあっという間に時間が過ぎる。

仕事が終わって古巣の友達とご飯。
彼女は私に高校教師を紹介してくれた子で
「のろけ話聴かせてね」という
変わった希望でご飯に誘ってくれた。
で、高校教師が私にどんな風にコクったか
興味津々であるらしい。

半分言わせたようなものなので
要所要所だけお伝えする。
彼女の彼氏は高校教師と古い友達で
私たちが最初に会った日に
高校教師が私を気に入ったのが
見てて判ったらしい。

高校教師も友達の彼氏に
「見てて判ったと思うけど」
ってメールをしたらしい。
男同士でもそんなモノなのかね??
で、その友達の彼氏は高校教師について
「あいつはちゃんとケジメつける奴や」
って言ってたみたいだけど
現実の告白に代わる場面といえば
いきなり抱きしめて「いい?」なんだもん。

お店は和食でガラスケースに
ウニやら穴子やら美味しそうなもの満載。
岩牡蠣とウニとお造りと・・・イチジクの天ぷら。
友達と二人興味津々で食べたイチジクは
ちょっと不思議な味だったけど
何だか癖になりそうな感じだった。

2軒目でお茶してたら
高校教師からメールが来た。
明日からえびボクサーが封切りで
あさっては枚方の花火だから
泊まりで大阪に来ないかという
またまたストレートなお誘い。
泊まりって微妙よね。

友達は直情型だから
自分からエッチに誘えるような子で
今の彼氏ともそうだったらしい。
私はと言うと今までの恋愛で
エッチというのはもうできるだけ
最後の最後までとっておきたい。
ましてや一目惚れだなんて言われたら
熱病のように盛り上がって
サクッとエッチして終わりとかになったら
本当にもう目も当てられない。

ということで、どこまで引っ張れるか。
本当なら9月いっぱいぐらいまでは
のらりくらりと引っ張りたい所。
まぁ、とりあえずお泊まりにいって
魚の時のようにダラダラと
添い寝で引っ張るという手もあるんだけど。

駆け引きばっかで可愛くない。

2003年08月22日(金)



 魔がさして

今日は三宮出張。

電車通勤二日目でとにかく暑い。
昼間一日三宮に車を置くと
駐車場料金が大変なので我慢我慢。
地下鉄に初めて乗ったんだけど
えらく混んでて驚く。

研修はまる一日で相変わらずクーラーが寒い。
省エネとか言うくせに何でこんなに冷やすのか。
お昼のお茶もキンキンに冷やしてくれて
食後に熱いコーヒーが必要だったりする。
いちいち不経済。

研修が早く終わったので明るいうちに開放。
という事で友達の出産祝いを持っていく。
革のファーストシューズ。
ファミリアの包装はブルーと白。
ティファニーみたいで可愛い。

友達の息子はちょうど八ヶ月で
顔がかなりしっかりしてきた。
つかまり立ちもそろそろで
私の手でも髪でも何でも掴んで引っ張る。
育児休暇中の友達はおうちで退屈らしく
私が仕入れた古巣ネタで盛り上がる。
たいていゴシップ。

秋には育児休暇明けの友達は
自分が復帰する病棟を予想するのに
今ぐらいからの病棟人事の行方は気になる。
もうすぐ産休に入る人とか
色々チェックは入る。

友達の家は自転車で行ける距離。
日も暮れて気分がいいから
よく走る父親の自転車を借りて行く。
で、帰り道涼しいから気分よく
「お散歩」しようと国道に出たのが始まり。

たまには運動しなくちゃという魔がさして
変速機で負荷をかけて真面目に走り出す。
歩道は広いから走りやすくて
風を切ってとても気分がいい。
足首の古傷でジョギングは無理だから
自転車って結構いいかもと
調子に乗って走る。少々息が切れても頑張る。

どんどん走って、結局2駅離れた商業施設へ。
走ってると風が当たるから気分いいんだけど
止まると汗がダラダラ出てくる。
で、帰りも自転車だという
当たり前のことに気がつく。
往復なんだから行きで燃え尽きてる場合じゃない。
後先考えず戻ることを忘れるあたり
あの比叡山から進歩してない。

軽い散歩のつもりで出たから財布を持ってない。
暑くてもお茶も飲めない。
じっとしててもどんどん時間が過ぎるから
しょうがなく引返す。
ものすごい汗でジーンズは重たい。
でも、たまには運動しないといけない。
よく考えたら、ボードで気分よく滑れるだけの
脚力もそろそろ作らないとまたケガするし。

こんなの毎日はできないけど
涼しくなるし、たまには自転車で走ろう。
ちょっと身体を締めないといけないし
本当に、ボードに備えなきゃ。
一心不乱に自転車漕ぐのも
ストレス解消にはいいし。

本当はここでビールが最高なんだけど
それでは運動の意味がない。
冷たけりゃ何でもいいという事で
何年かぶりに牛乳を飲む。
恐ろしく健康的。
結局休憩込みで1時間近く走って
往復17キロぐらい。

何だか、台風より全然遅いし。


2003年08月21日(木)



 たまにやろう。

今日は朝からちゃんと暑い。

久々に電車で通勤。
たまには汗かいて毛穴掃除しないと。
夕方から職場の親睦会でお酒を飲むので
今日はお利口に電車通勤。

午前中は普通に働いて、午後から職場研修。
交通安全についてとか接遇とか省エネとか
色々お題はあるけど退屈。
特に交通安全の講話は退屈で
睡魔が襲ってくる。
必死で頑張ったけどダメ。
結局それで早々に寝たのは
私と教務主任の二人。
暫く寝て気分良く起きたら
他の人が寝かかったところだった。

普段の仕事の終わり際はダラダラしてるのに
アフターが宴会となるとキレのいい人たち。
17時半に終業チャイムが鳴ったら
17時45分にはもう誰もいない。
会場は某ホテルのお庭。
夕暮れ時の海がステキで、潮風も涼しい。
ロケーションは最高。

が、ウエイターの動きは悪いし
肉は言うほどよくないし
ビールはすぐにヌルくなるし
焼酎は薄々に割ってくれるし
アイスは即牛乳になる。
と言うことで総合評価は普通。

会場では阪神−中日戦をやってるんだけど
死のロードよろしく負け試合。
どうせなら裏番組のサッカーを見たい。
サッカーなんてルールもよくわかんないけど
高校教師が見てるはずとなると
それなりにネタとして押さえておきたい。

帰りの電車の中で高校教師がメールをくれる。
高原が2ゴールで嬉しいらしい。
そういえば、最初に会ったときに着てたのが
高原のユニホームだったような??
電車を降りてから家までの自転車道で
声が聴きたくなって電話する。

電話に驚いてるみたいだから
「夜道が暗くて怖いから
帰り着くまで話につきあって」って言う。
今までの男には絶対しなかった甘え方。

高校教師は今日ものんびりして
サッカーが始まるまでに
ご飯食べてお風呂入って
万全の態勢でTVを見てたらしい。

自転車で10分もかからない距離なんだけど
もっと喋っていたいから家の前を素通り。
コンビニにも行って
家の近所をグルグル回る。
バカなことしてるよなぁと思いながら
たまにはこういう可愛い事してもいいやんと
開き直ってグルグル走る。

15分以上走って、キリがないので帰宅。
「またいつでも電話しておいで」
って言ってくれたけど
たまにやるから可愛いのよね、きっと。

さじ加減は難しい。

2003年08月20日(水)



 女でいさせてくれる男

今日はちゃんと暑い。

昨日の夜、高校教師とメールしてて
仕事の後で三宮へ寄り道すると言った。
ごはんにでも誘ってくれないかなぁ
という何のひねりもない
浅い作戦だったんだけど乗ってくれた。
「三宮寄るんやったら飯でも食おか。
レガおの時間の余裕があったらやけど」
ありますとも。

という事で今日も仕事は上の空。
毎日毎日気分が乗らなくて
その日締め切りの仕事を順番に
どうにかこなしていくという
まったくの綱渡り。
気を抜くと高校教師の事を考えちゃうし。
見事に恋煩い。

家が離れてるから普通会えるのは週末だけ。
それでも盛り上がってる時期としては
会えるときは会いたい。
しかもここ2週間の夏休みのおかげで
週2で会う癖がついてるから大変。
仕事帰りのデートって素敵やん。
わざわざ神戸まで来てくれるみたいだし。

という事で、定時で脱出。
6時には着けるかなと言ったら
6時までには着いておくようにするわって
待ってくれてるのって嬉しい。
で、見つけるなり顔に嬉しさが出てしまう。

いっつもTシャツジーンズの高校教師は
仕事帰りの私に合わせてくれたのか
ちょっとオトナめの格好だった。
今日は仕事せずに
家でのんびりしてたらしい。

タワレコで買い物。
ちょうどWポイントセールとなると血が騒ぐ。
今日出る椎名林檎のDVDと
FATBOY SLIMのアルバムを買う。
そのままムラスポでボードを見て
ガリウムワックスのパンフレットもらって
新しい板を見てと高校教師を引っ張りまわす。

気が済んだので、ごはん。
ずっと和食ばかりだから今日はカフェ系。
ソファ席が空いてないから
窓に向かった椅子席で並んでごはん。
仕事の話も十分楽しい。
雰囲気のおおらかさに癒される。

軽く飲んでお店を出たらまだ20時すぎ。
「何しよ」と高校教師、
帰るつもりはないらしい。
ポーアイに行った事がないというのでご案内。
車での移動中、ちょうどBGMが
「歌うたいのバラッド」でもう、素敵。
うっとりしてたら高校教師、
「この歌、キーが高すぎて歌えん」何?
私がそのうち歌えというのを察したのか?

北公園で夜景をみて風に当たる。
ふつーにくっついて座って
他愛もないことを喋ってるんだけど
遠慮がちに肩に手を持ってくるのがかわいい。
一旦座ると長い二人は今日もお尻に根が。
近くにいた家族連れに
やたら視線をやる高校教師。
「絵に描いたような幸せ家族やな」って
興味津々。

小一時間座って撤収する。
車に戻ってちょっと休憩、
いつでもキスできるようにしてやったのに
アクションなし。もう。
車のメーターを見ると
6万キロまで残り12キロ。走るしかない。
「あと12キロ付き合ってくれる?」って
聞いたら笑ってた。

ポーアイからウイングスタジアムまで行って
神戸駅に帰る途中で見事6万キロ走破。
一緒にお祝いする。
ちょうど曲も「歩いて帰ろう」になって
高校教師は電車で帰った。

一緒にいた時間と移動時間が
あんまり変わらないかもしれないけど
ちょっとした時間があるときに
会えるのっていいなぁと思う。
別れ際、素直に「来てくれてありがと」
とかしおらしいことも言ってみたくなるし。
っていうか、そういう気分にさせる人。

圧倒的な体格の差もさることながら
いつもどっしり構えてる安心感。
私が少々背伸びしても全然意味がないくらい
色々面白いことを知ってる。
こいつに負けられないという
私の変な意地を刺激しない次元にいる人。
だから強がったり悪ぶったりしなくて
甘えるところは甘えて
自然に側にいられるのかも。
男からしてもそっちのほうが
絶対魅力的だろうし。

やっぱ、何事も相互作用ですな。


2003年08月19日(火)



 ボケ虫が一匹

現実に戻ろう。

世の中みんな一斉に平日モード。
おボケ人が事故ったりしてると大変だから
ちゃんと早めに家を出てご出勤。
今日からBGMは斉藤和義。
高校教師に借りたベスト盤から
「歌うたいのバラッド」を延々リピート。
音がとれるサビだけ大きな声で歌う。

「今日だってあなたを思いながら
歌うたいは唄うよ〜」
本当に、渋滞の中で空を眺めて歌うと
何とも切ない気分になるから不思議。
朝っぱらから緊張感まるでナシ。

産休の代替教員が交代。
今日は新しい教員が登場の日で
「ごっつい綺麗な人」って事務が騒いでたから
密かに楽しみにしてたりする。
で、あらわれた本人。
一目見て「あ、モントヤ。」
色が黒くて目鼻立ちがハッキリ。
南米系の濃ゆい顔立ちで30歳ちょっとすぎの人。

今日は会議はナシ。
一日自分に使える貴重な日。
と言うことで頑張るんだけど、如何せんボケ頭。
秋に行く研修の事前レポートを仕上げるという
至上命題をクリアしたら糸がプッツリ。
ぼんやりネットをしながら時間が過ぎていく。
頭の中は「歌うたいのバラッド」
ふぬけすぎる。

もう、今日は休み明けのリハビリと言うことで
開き直って定時まで机に座る練習でもしよう。
こんなんで給料もらっていいのかという話だけど
9月から頑張るから許して。
3時過ぎると眠くなって来るし。

お盆明けの職場は帰省や旅行の土産が飛び交う。
各地のおやつが机にどんどんたまって
逆バイキング状態。
こんなの全部食べてたら大変な事になる。

ネットで黒エビスを検索してたら
普通のエビスと黒エビスを混ぜて
エビスでハーフ&ハーフという
ヨダレモノの飲み方が載ってた。
チャレンジしてみなくっちゃと言うことで
難しい顔でPC睨みながら頭の中はトロトロ。

延々怠けモードで座ってる。
クーラーが寒いのは相変わらずだけど
とろけた脳みそが固まるわけでもない。
高校教師は今日も休みかな?
出かけてるのかな?
あのしっかりした肩幅は最高。
大きな手もいい感じ。もう、大変。

何とか定時まで座って脱出。
帰り道も「歌うたいのバラッド」を延々歌う。
一日ボケボケやなぁと反省しながら
高校教師にメール。
返信が「遊びほうけた反動で仕事がはかどった」
って、なぁにぃ〜!!!
私だけ呆けててもしょうがない。

負けずに頑張らなくっちゃ。

2003年08月18日(月)



 脳みそ濁ってる

今日こそは仕事するぞ。

昨夜は遅かったから目が覚めたら昼前。
なんとなくネットしながら
「だめ、仕事しなくっちゃ。」と思いながら
結局はダラダラして時間が過ぎていく。
外は雨で出かける気もしないし。

ぼんやりと高校教師は何してるかなと考える。
昨日の事を思い出しながらぼんやり。
完全に脳みそがダメになってる感じで
どうしようもない。
休みボケというよりは恋愛ボケだろうな。
結局仕事にかかったのは夕方。

濁った頭で考えても
いまいち仕事ははかどらず。
親が旅行に行ってて晩ご飯がないから
買い物の必要にかられて外へ出る。
天気が悪いから空気はひんやりして
結構スッキリといい気分。

せっかく外へ出たからお買い物。
最近疲れ目がひどいから
ピント調節機能を助ける成分が入ってるのを。
普通のビタミン剤目薬とは明らかに値段が違う。
さて、それで効くのかどうか。

あとはCD−R。
高校教師にCDを借りたのをコピーしなくっちゃ。
O.P.KINGに斎藤和義、結構ハマってる。
テクノなんて暫く聴いてなくて
影響されやすいなぁと我ながら思う。

高校教師に借りて久々に
「歌うたいのバラッド」を聴く。いい歌。
何度も何度も繰り返して聴いては口ずさんで
またまたぼんやり。

が、ぼんやりもしてられなくなる。
CDのコピーがうまくいかない。
手持ちのデスクトップPCで使ってた
コピー用のアプリケーションを
ノートにインストールしたら互換性がないと判明。
ノートで使えるアプリケーションでCDを作ると
レガおのマッキンがまた壊れそうだし。
うー。

結局アプリケーションをインストールして
使えなくてアンインストールしてたら
何だか元々のメディアプレーヤーまで不調。
がーん。
動作確認をするのに昔の写真を見てみる。
作業が進まないからイラついてたけど
バカ写真の数々でちょっと和む。
で、魚や古巣の子だちとの宴会の写真が登場。
2ショット連発に複雑な気分。

明日からはまた毎日仕事。
平日休みなんて来年の夏までないかも。
嫌々でも頑張らなくっちゃ9月は目前。
この2週間休み休み働いて
週に2回高校教師と会って楽しかったのに
来週からはまたフルで1週間連勤。
デートも週1で耐えられるのか???

適応力ありすぎるのも大変。

2003年08月17日(日)



 下心満願

朝、きちんと目が覚めて雨は降ってない。

高校教師のバイクは完全晴れ仕様で
雨ならすることがなくなる。
予報はだいたい曇りのところが多くて
なんとも微妙な感じ。
もう、これは降らないって
信じるしかないやろうと
ひとり勝手に強気になってたら
高校教師からメール。

「微妙な天気やな、どうしよう。
とりあえずうちに来て様子見る?」
用事はともあれ、とにかく
私を部屋へ呼びたい高校教師と
雨は降らないと勝手に決めて
どうしてもバイクに乗りたい私。
「賭けましょう」ということで出かける。

手土産は黒エビス。
昼間はバイクで走って、晩ご飯食べて
部屋で黒エビス飲んでさて、どうなるか。
というちょっと下心がこもった手土産。

お盆の昼間と言うことで
阪神高速の東行きは本当にガラガラ。
一度通れば覚えてる道。
高速を下りて高校教師に一応連絡して
家の近くまで来たら
細い路地に入る曲がり角のところで
私を待っててくれた。

その心遣いはかなりの高ポイント。
そんなことは知らないから
コンビニに寄り道してたりして申し訳ない。
「おれんち集合」で部屋で洗濯とかしてて
終わるまで待たせる誰かさんとは大違い。

とりあえず部屋に来る?ということで
初めてのお宅訪問。
モノは多いけどちゃんと片づいてる部屋。
壁には映画やら魚のポスターに混じって
何人か女優のポスターも貼ってある。
見事にそろって目力ありのネコ顔女優。
わかりやすい人だわね。

バイクとご対面。
エンジンの音の大きさに最初は驚いたけど
排ガスのにおいとか、とてもいい感じ。
学生時代以来のバイクの2ケツで
顔がニヤついてしょうがない。

バイクは風が直に当たってとても気持ちいい。
車の間をすり抜けるのは
かなりスリリングで面白いんだけど
信号で止まると右向いても左向いても
車の中の人と目が合うから困る。
大阪市街はお盆休みで車が少ないから
本当に好きなように走れる。
長堀通やら御堂筋のど真ん中、
車とは全然違った景色が流れる。

バイクの後ろに乗るとなると
運転手に抱きつくのはしょうがない。
腰のあたりに手を置いて乗る。
最初は照れくさくて困ったのだけど
スピードが上がるとしょうがない。
ぴたっとひっついてお腹に手を回すと
ちょっと柔らかいお肉があったりするのは
やっぱり三十路手前の男の人???
つまみたくなる衝動を抑えるのに必死。

大きな背中は本当に安心感があって
結局はうっとりもたれてたりする。
天保山から北港、大阪城を回って帰ってくる。
で、黒エビスが登場して一緒に野球見て
酔いが回ると肩にも手が回る。
高校教師の学生時代の写真を見せてもらう。
今より2周りほど太めでびっくりする。

高校教師お気に入りの「猟奇的な彼女」を
DVDで見せてもらう。
酔っぱらって恋愛映画見て
だんだんこっち寄ってきてってわかりやすすぎる。
本編が終わっておまけを見る。
本編が見事にハッピーエンドだったのに
おまけは嘔吐シーンの連続で
キスでもしたいなという気持ちは萎えてしまった。

DVD見終わったらもう23時。
タイムリミットは近づいてて
TVはにぎやかなバラエティーばっかで
全然気分は盛り上がらない。
それは高校教師も同じなのか
やたらチャンネルを変えるのが見てて面白い。

結局地味なニュース番組に落ち着いたと思ったら
肩にあった腕がぐるっと回ってきて
後ろから抱きしめられる。
顔が近づいて「いい?」って聞くから
なんて答えようか困ってたらキスされてしまった。
「いい?」と聞かれても、何がいいなのか不明。
「キスはいいけどエッチはダメだぞー」
と言いたいんだけどどう切り出していいのか。

いちおうキスで止まったんだけど離れない。
もう一度キスしようとするから
「私のこと、どう思ってるの?」
って月並みな言葉を投げてみる。
一瞬かたまった高校教師、ぽつりぽつりと話す。

「ずっと一緒に行けたらって思ってるで
先は長いし。恥ずかしいから『好き』とか
中々よう言わんけど、言わななぁと思っててん」
「ついでに言うといたら、今まではずっと
友達からとか長い知り合いの子とつきあいよって
今回初めて一目惚れで
どうしてええか判らんかってん」
そこまで言って頂けたら十分。

長い腕とでっかい胸板で
ちょっとゆっくりしてから帰る事にする。
バイク乗って遊んで
ビール飲んで恋愛映画見てその気になって
高校教師とけじめをつけて
ちょっとスキンシップして・・・。

見事満願の一日でありました。

2003年08月16日(土)



 タイミングがズレた例

八月も半分終わり。

今日は魚と飲み。
春以来寄りついてなかった
行きつけの居酒屋へ行く予定。
仕事が終わった魚が電話をくれて
迎えに行こうか?とか言うから驚く。

でも、たまには魚に車出してもらおう。
私の車は異様に距離が伸びてたり
リアシートにヘルメットが登場してたりで
色々様子が変わってるから。
魚を乗せると色々とチェックは入る。
いちいち説明するのもうっとおしいし。

私は連日の飲みが祟って顔は丸いし
ニキビも出てる。魚は容赦なく突っ込む。
ずっと太る一方だった魚は
最近仕事のあと、近所を走っているらしい。
しかも短パンとかはいて。
信じられない。想像もつかない。

私と魚がつきあってると
思いこんで久しい居酒屋の大将。
いつ私たちが結婚するのかとか
色々聞いてくる。
「魚はまだまだ遊びたい人やから
そんなん全然考えてへんわ〜」と濁したら
魚が「いちおう30歳までにはしようと思ってる」
ってそれまた信じられないし想像もつかない。

「35ぐらいまでブラブラするんやと思ってたわ」
って言ってやったら「それはさすがにヤバいやろ」
って、よくわかってらっしゃるけど
御歳28歳と6ヶ月の魚にしたら
後半年で相手を見つけないと「30歳まで」は無理。
見合いでもするのか???
今回はおおかたしょうもない話ばっかで
ゲラゲラ笑って過ごす。

魚だけじゃなく一般の男の性分なのか
やっぱり逃げるものを追いかけるのか?
この2ヶ月、私からは
ろくに連絡をとってない状態で
魚はやれB4に乗りに行こうだの
映画を見に行こうだの色々お誘いがある。
以前はそういうのが面白かったけど
今となっては、ただの気まぐれで
いちいちつきあうのが
バカバカしいようにも思ったりする。

相変わらず料理がものすごい。
赤出汁にでっかいクエの切り身が入ってる。
刺身用のカンパチが焼いて出てくる。
お盆スペシャルだわね。
日本酒もごちそうになって
一人2500円はありえない。

21時スタートであっという間に24時の閉店。
そこからカラオケに行こうと言われて
まぁ、酔い覚ましについて行ってみる。
誰が相手であろうと二人でカラオケなんて
行ったことがないから変な感じ。
洋楽が充実してるから魚はレッチリとか歌ってて
私は早速新曲にあった
「O.P.KINGのテーマ」を歌ってみる。

明日は高校教師とバイクでお出かけだから
さっさと帰ろうと思ってたのに
結局2時まで遊んでしまった。
なんだかんだ言って一緒にいると楽。
でもそれはドキドキする高校教師がいるから
単純に魚を友達として見たらの場合。
皮肉にも5月末に魚が言ってた
「もう、なぁなぁになってしまって」
の意味が今となってはよくわかる。

だからもう、じたばたしない。

2003年08月15日(金)



 豪雨のお出かけ

朝から豪雨。

北米では大停電で、カナダでは
それに乗じた略奪行為がおきてるらしい。
そういえば、カナダ人は
家にカギかけないんだった。
(ボウリング・フォー・コロンバイン参照)
なのにみんないい人とは限らないとは。

今日はヘルメットを買いに行く予定。
高校教師がわざわざ明石まで来てくれたけど
本当にものすごい雨で大変。
めげずに何軒もお店を回る気満々。
西区から始まって須磨へ回って・・・。

行くお店ごとでちょっとずつ品揃えが違う。
ヘルメットだから見かけだけじゃなくて
ちゃんとしたやつがいいなぁと
色々探すんだけどビジュアルも気にはなる。
ルパンの次元モデルというのを発見。
はっきしいって原付用?ぐらいに
頼りない作りなんだけど面白すぎる。

棚にずらりと並んだヘルメット。
派手なのから地味なのまで本当に色々。
一番上にあるのは手が届かないから
高校教師にとってもらって
あれこれ被ってみる。
紺のラメ入りのは「ボウリングの球みたい」
と笑われる。

アイボリーがメインでピンクのライン、
シールドもピンクという
恐ろしくかわいいメット発見。
超・ギャル使用のメットで被ってみたら
サイズもまずまず。

ただ、これを後ろに乗っけて走る
高校教師の身になるとちょっと可哀想。
実際、三十路手前でピンクのメットというのも
ちょっとどころか、かなりイタい。
「急に冷静になるなぁ」と笑う高校教師。

いくつか気に入ったのは見つかって
でも、どれも決め手に欠けるので
伊丹まで足をのばす。
で、それまで寄った店は開いてたのに
よりによってそこだけお盆休み。

北神戸線を移動しながら何となく、
そんなオチがつくような気もしてたので
そんなにショックじゃなかった。
まぁ、気持ちよく走れたしと笑い飛ばしたら
高校教師も笑いながら
「へこたれんようになってきたな。心配や」
って。「二人ともそうなってしまったら
どっちかが止めな」と冷静な事をいう。
魚とならイケイケの煽りあいになりそうな。

移動中、高校教師が持ってきた
O.P.KINGのアルバムを聴く。
こないだ買ってからハマりまくってるらしい。
一緒に聴いて、私もハマった。
かっこいいし面白い。
30分足らずのミニアルバムを何度もリピート。

ヘルメットをどれにするか。
どれもそれなりに気に入ってるんだけど
決め手がない。
高校教師は積極的には何も言わない。
意見を聞いてみるとうーんと考える。
「このブルーがTWの色と一緒やねん」
それを聞いて即決。

今まであんまり女の子を乗せた事はないらしい。
「バイクに関しては硬派気取ってたから」
男の子って、よくそう言うのよね。
そういわれるとますます乗ってみたくなるし。
気に入った女の子をのせて走るのって
きっと楽しいと思うよ。
何げにスキンシップもあるわけだし。

ということで週末は高校教師とバイクでおでかけ。
何とか雨は避けたいところ。
その前に、明日は久々に魚と飲み。
これまた微妙なタイミングなんだけど
今のところ優先順位は高校教師が完全にリード。

今のところと言わず、このままずっとだといいな。

2003年08月14日(木)



 特別美味しくなかった

県外ナンバーが増えてきた。

世の中は盆休みで私は今日も出勤。
レガおの走行距離も激しく伸びて
もう5万9500キロ。
8月中には6万キロを超えて
そろそろ本腰を入れてタイヤを探さねば。
ミシュランを履きたいのです。

今日は産休代替教員の送別会。
昼からみんなでお食事という事で
みんなでレストランへ。
「勤務時間中だからそれなりに近くで」
という縛りがある中で選んだお店、
ウナギのカナッペなんて出てきて不思議。
食事が終わったら学校に戻って
また会議だからノンアルコールお食事会。

クーラーで冷えすぎた会議室で
今頃後輩は沖縄の座間味で
優雅にダイビングしてるんだろうなぁと
ぼんやり考え出すともう、会議は頭に入らない。
いったん集中力が切れると
途中から高校教師のことを考え出して
頭はますますダメな方向へ。

もう、8月も半ばで仕事はいまいち進んでない。
新米なので一人で出来る仕事も少ない。
だから余計にさっさとしなくちゃいけないのに
遅々として進まない。
史上もっとも短く感じた8月になるのは確実。
そして9月はさらに忙しい。

椎名林檎のライブで幕をあけて実習三昧で
間に講義と演習とテスト。
でも、それのしめくくりはマンソンのライブという
まさしく「飴と鞭月間」。
そう、テスト問題を考えなくちゃいけない。
何だかテストの問題も想起とか問題解決とか
色々種類はあるらしく、聞きながらやらなくちゃ。

もともと、興味が勝って飛び込んだこの世界。
本当に複雑で奥が深くてつかみどころがない。
講義とか実習引率とか、やっていくに従って
自分の未熟さを実感するばかり。
カリキュラム会議で「看護とは」「人間とは」
とか概念の世界で泳いでると
いかに自分の理解や見方が定まってないかに直面する。
ここからが本当の勉強。
今から色々積み上げて自信をつけていけばいい。
ということで明日はお休みでメットを買いに行こう。

本当にやる気はあるのかい?

2003年08月13日(水)



 宴会週間2日目

今日も会議だ。

昨日寝たのが遅いから頭がぼんやり。
行きの高速で初めて
走りながら寝そうになってかなり危ない。
ワインクーラーしか飲んでないのに
何だかしんどいから、やっぱりワインは嫌い。

午前中は会議。カリキュラムの会議。
もう、毎日人間とは健康とは看護とはの世界。
哲学は嫌いじゃないけど
途中から国語表現の問題になってきて
それはそれは眠気を誘う。
クーラーはガンガンだし。

午後からは神戸である研修会。
色んな学校の教員が集まってくるらしい。
助かった、寝られる。
一日このペースで会議をされたら大変。
神戸まで出かけるついでにみんなでランチ。
マダムがずらっと7人並んで、隅っこに小娘。

大きなお盆に乗った○○膳は
サンプルの写真以上の豪華さで驚く。
それを注文とした教員は嬉々としてる。
で、私はイクラご飯を頼んでたから
さぞかし、イクラてんこ盛りで来るんだろうと
期待を膨らませてたら・・・地肌見えてるし。
同じものを注文した先輩の方をみたら
先輩もこっちを見てた「やられた」。

研修会の会場はやっぱりマダムだらけ。
みんな教員養成課程の同期とかを見つけては
近況報告をしあってるんだけど
私はそんな知り合いはいないので
ぼんやり待ってる。で、眠くなる。
そろっと周りを見回して同年代ぐらいを探すけど
全然見あたらない。
頑張って起きようとしたけど、
結局寝てしまった・・・。

会場の近くにバイクが止まってた。
銀色のネイキッドタイプでとてもいい感じ。
行きに見つけて印象に残ってて
通り過ぎても振り返りながら見てたら
帰りになってもまだあった。

近づいてみたら、カッコ良すぎる。
「W650」って書いてある。
これって高校教師が次に買うっていうバイク。
・・・カッコよすぎる。
これの後ろに乗せてもらえるのを想像して
もう、ヨダレが出そうになる。

夜は夜でまた飲み会。
古巣で一緒だった愛すべき後輩が遊びに来た。
春に地元に帰ってつとめた病院を
すぐに辞めちゃって今は保健師。
違う畑の人間と話すのは楽しい。
しかも彼女のフィルターを通した話であるのが
余計に面白かったりする。

昨日はフレンチで今日は焼き鳥。
毎日美味しいもの食べて飲んで遊びほうけ週間。
昼間の仕事が苦痛なだけに夜が楽しい。
家で晩ご飯食べた日が週に何回あるんだか?
9月に入っちゃえばまた実習で
こうやって羽根を伸ばせる日も少ない。
今のうち、今のうち。

ほぼ毎日、夕方には高校教師からメールが来てた。
今日はない。こないだ言ってたとおり
習慣になっちゃうとそれがズレた時が難しい。
で、こっちから昨日のメールの続きを返信したら
返事がない。・・・やな感じ。

結局、寝る前に返信が来た。
「今日は大学の連れと焼き肉食べてきた。
その後ビリヤードで泣きそうなぐらい負けた」
何てことないメールなのに
とても嬉しかったりする。

ハマっておりますな。


2003年08月12日(火)



 死ぬのは負けじゃない

月曜になってしまった。

久々に定時出勤してだるい。
今日から3日は会議漬けで
おまけにカリキュラムのことなんて
さっぱりわかんないのに
8人の会議じゃ寝るわけにもいかないし。
さらに今日は終わってから古巣の先輩と飲み。

ここ暫くフレンチを食べた記憶がないから
女二人で三宮でフレンチ。
あまりお酒が飲めない人なので
飲み代も食べ物に使える→うまいものに当たる。
たまにはこういうのもいいかもね。
ワインが苦手だから、なお良し。

うちの教員も結構酒飲みが多いけど
みんなワインとチーズの世界の人で
私みたいに日本酒と刺身・漬け物という
おっさんのような人はいない。
お互いお酒は好きなのに
一緒には飲みに行けず。

ワインは好きじゃないけど
いちおうワインクーラーにしてみる。
カクテル系なら別によそでも飲めるし。
思ったより飲みやすい
けど、1杯だけにしておく。
なぜなら、明日も飲み会だから。

先輩は臨床でのネタを喋る喋る。
文字通り、ぶちまけるように。
今回のネタは医者のムンテラのまずさ。
若い医者はガン患者に「治らない」と言えない。
家族に「大丈夫ですよね?」と
何度も念を押されて思わず「大丈夫です」
と口走る。→家族大喜び。
こんなんで良いいわけないし。

もう自分の病気に対する治療がないと
きちんと悟った患者が
「先生、もうしんどいことはしたくない」と
ケモ拒否の姿勢を見せたら
「家族の人がそれでいいと言ったらやめる」と
堂々と患者に言っちゃうあたり
患者の気持ちなんて全然無視。
誰の人生だと思ってるんだか。

患者に悪いニュースが伝えられない。
それを伝える自分が悪者になるわけでもないのに
患者を悲しませたくない一心で
必要な事が言えないなんて一番薄情。
自分が辛くても言わないといけないことはある。
患者が悲しむのを見るのは辛いけど
そこに一緒にとどまってあげられる
強さがないと患者は救われない。

病気を治して命の恩人だと感謝されれば
それはそれは気持ちいいに違いない。
その気持ちよさのために頑張れるのは
別に当たり前のこと。
治らない患者に向き合って毎日一緒に悩んで
無力感を味わって、それはしんどい過程だけど
そこに寄り添ってあげられる
勇気を持っていてほしい。

だいたい、死ぬのを負けだと思っている間は
ターミナルの患者とは向かい合えない。
人間死ぬのは当たり前で、大切なのは
死ぬ日までどう生きるかという生活の質。
その前向きなチャレンジに目を向けてほしい。
家族は家族で「とにかく生きててほしい」って
治療で苦しむのは患者なのに。

苦しい治療を側で支える勇気があるなら
「生きててほしい」って言えばいいけど
仕事だからと週1の面会だけで
あとは何とか頑張れってそんなのムシが良すぎる。
医者は医者でそんな家族の言いなり。

確かに家族の希望するとおりに治療を続けてれば
患者は苦しむけど、医者は
「自分は治療を続けてる」
→まだ役には立ってるという錯覚を味わえる。
そこから抜け出して
誰のためにどうする事が患者のベストか
ちゃんと考えてほしい。それが倫理じゃないかい?

久々にお仕事ネタで盛り上がって楽しかった。

2003年08月11日(月)



 ボケ日

今日は引きこもり。

本当はノルマの仕事はあるんだけど
全然気分が乗らなくてダラダラ。
ちょっと暑かったりするからなおさら。
ちょっとパソコン触っては
ベッドへ上がってダラダラを繰り返す。

昨日会った高校教師にまた会いたくなる。
見事にハマってるわ。
昼過ぎになったら「メールが来るかな」と
そわそわしながら過ごしてるあたり
ダメダメな展開。

下手にお決まりの展開が出来上がっちゃうと
それが崩れた時の不安が大きいのよね。
今はお互い仕事に余裕があるけど
忙しくなったらどーすんだか。

昨日「バイクに乗りたい」と言ったら
バイクで行けそうな場所を探してくれて
「その前にメットを買いに行こう」
という事になる。
MYヘルメット、結構素敵な響き。

単純なので早速ネットで見てみる。
かわいいのが沢山あって目移り。
内側が革張りとか凝ったのもある。
いつか大型に乗せてもらうには
ちゃんとしたのを買っておこう。
中にはドイツの交機がかぶってるという
カーキの渋いのもある。
ドイツだけにシューベルト製だし。

とりあえず平日に会えるのは今週だけ。
週半ばぐらいでお買い物に行って
週末にバイクで遊べたらベスト。
ついでに花火もしたりして
思いっきり盛り上がるのだ。

盛りだくさんな今年の夏。
花火見に行って映画見に行って
水族館行って山寺。
地名で言ったら
淡路に徳島に大阪に京都に滋賀。
毎週飲みに出て
来週はフレンチ→和食→イタリアン→和食
→和食と食べすぎ週間で夏バテとは無縁だ。

昼寝をしすぎて寝付けず。
道路地図を広げてぼんやりする。
こないだ走った道のおさらいに、
枚方の花火はどのルートで行こうか
来年教員養成課程に行くならどのあたりかとか
お酒飲みながら地図眺めて変なヤツ。

BGMはちゃんと斉藤和義で
何曲か鼻歌歌える曲もできた。
やっぱ恋愛すると見事に影響されてる私。
っていうか魚以来、
こっちが影響されたくなるような
相手に会ったのが久しぶり。
さて、いつまで浮かれてるのでしょう?

結局、仕事はひとつも進まなかった。

2003年08月10日(日)



 エビスはどこだ

台風一過。

大阪まで出て行くし
先週は山歩き仕様で小汚かったので
今日はきちんとお嬢さんにしていく。
スカートはいて青がきれいなノースリで
おだんご結ってかんざし挿して
見事なまでの女の子仕様。

土曜の大阪は人間だらけ。
地下鉄で心斎橋まで。暑苦しい。
ドキドキしながら改札を探したら
ちゃんと高校教師はいた。
デカイ人は本当に見つけやすい。
むこうはオレンジのTシャツで私は真青
えらく派手な二人。

今日のメインは「八月のかりゆし」
私にしたら松田龍平が出てる。
高校教師にしたら斎藤和義が出てる。
高校教師は先にチケット買っててくれて
なかなかのマメっぷり。
映画館はイスが全部ソファーで、かなりいい感じ。
こんなのは初めてだけど
1人では行き難いかも??

並んでソファに坐ると私の前の人が大きい。
で、高校教師に席を替わってもらう。
そしたら後ろに坐ってる人が席を替わる。
確かに高校教師が前にすわったら
前が見えない人の方が多いと思う。
という事でドミノ式に席替えがあってちょっと笑う。
映画は、とても夏らしい映画でのんびりしてた。
初日の初回と言う事もあって
席はまずまずいっぱいになってる。

映画が終わって外へ出たら何と雨。
昼からの予報は晴だったから驚く。
心斎橋からアーケードを歩いて難波まで
人ごみにもまれてたどり着く。
で、グリコの看板を見たり
かに道楽とかくいだおれ人形とか
おのぼりさん観光コース。

法善寺横町を回って水掛不動で水かけて
NGKの土産物屋を見て周って
道具屋筋から難波の駅まで。
無印の革張りソファで長居をして
眼鏡売り場で遊んでとゴソゴソしてたら
あっという間に6時。

梅田へ出てごはんのお店を探す。
黒エビスを探してウロウロするんだけど
なかなか店先に「エビスあります」と
わかりやすく出てる店なんてなくて
一軒見つけたけどお好み焼き屋さん。
サッポロつながりで北海道料理の店に行くも
ちゃんとした表示はないので諦める。

エビスが見つからないとなると
あとは目指せ地酒と言う事で
刺身とお寿司が食べられるお店へ。
カウンターで貝柱やウニが呼んでる。
ウニは苦手な高校教師、
私がご満悦で食べてる顔を見て笑ってる。

バイクの話で盛り上がる。
昔は400ccに乗ってて
今は200ccに乗ってる大きな高校教師。
せっかく限定解除もしたんだし、
早く大型に乗ってよね。
で、私を乗っけるのだよ。

二人共地酒に手を出して、気分よく酔っ払い。
お店を出てどうしようという事になって
自分でも驚くぐらいかわいらしく
「スカイビルに連れってって♪」と言ってみる。
という事で手をつないで歩き出す。
近道の地下道の入り口がわからないから
ひたすらぐるっと福島の方まで。

スカイビルは土曜ということもあって混んでる。
でも、台風の後の風で空気がきれいだから絶景。
遠く明石海峡大橋まで見える。
高校教師は景色を見るのに私の真後ろに立つ。
私の頭越しでも余裕で景色を見てる。
私の立ってる両側に腕をおいて
もう、ほとんど後ろから抱きしめてる状態で
顔も何だか近いからドキドキする。

背だけじゃなくて肩幅もしっかりあるから
高校教師が立ってると私は完全に影に隠れて
足が4本あるから二人居るのが判る感じ。
私には触らないのに
ものすごい近くに居るという変な距離感。

あっという間に10時半になって撤収。
大阪まで出ると帰りの電車がややこしい。
大阪駅の近辺には赤白の
デカいバッグを持った人があちこちにいる。
ホームにもいる。
年齢層がバラバラだから
どこかでセールでもやったのかと思って
袋の字を読み始めると・・・。

スマップのライブ帰りの人達だった。
親子連れもいるし同年代もいるし
40代に手が届きそうな4人組とか
ものすごいバリエーションで、恐るべしスマップ。

帰りの電車、メールが来る。
「楽しかったな。次は何しよ?
考えといて。俺も考えとくから」
今までは映画や遠足と目的があったけど
来週は特にない。再来週は枚方の花火。
別に会えたら何だっていいんだけどね。

今日、バイクの話になったし
そろそろいいかなと思って「バイクに乗せて」
と返信しておく。
バイクに乗りに行って
ちょっとお部屋にもお邪魔してみよう。
それで何のアクションも起きなかったら
それはそれで、けじめをつけないといけない。

親もちょうど旅行に行くから
帰りが遅くても怒られないし
居酒屋では黒エビスが見つからないから
近所で買って行ってお土産にしよう。
ついでに二人共今年は花火をしてないから
花火も買っていこう。
おお、見事にイベントひとつ出来上がり。

お気に入りの女の子を
バイクに乗っけて遊びに行って
ビール飲んで花火して部屋に上げて
それで何もない男だったら・・・。

それでもその気にさせない私が悪いのか??

2003年08月09日(土)



 ミミズ

立秋です。秋です。冬が近いです。

という事で何気に嬉しい朝は
台風が近づいてるから涼しくていい気分。
今日は一度出勤して仕事の整理と
植木の水遣りと休みボケ防止をしよう。
いちおう休日で申請してるから
朝は定時で出ず、まったりしてから出勤。
で、駐車場までの道中
公園を横切ってると大きなミミズ発見。

何せデカすぎる。私の足よりも長い。
高校教師のおかげで生き物バカになってる私は
こういうのを見つけると目がキラキラ。
という事で公園の真中でしゃがみこんで眺める。
伸びたり縮んだりして少しずつ進んでるんだけど
伸びると本当に30センチ近くにはなりそう。
どうやったらこのデカさが伝わるだろうと
色々悩んだ挙句、近くに手をついた状態と
足と比べた状態と、2種類写メールをとった。
ふっふっふ、ものすごい写真が撮れたぞ。

と喜んでから我に返る。
確かに普通じゃない生き物だから
高校教師に見せてみたいし
面白がってくれそうだなぁと思うんだけど
何せネタがミミズ。
これを嬉しそうに高校教師に送りつけるのが
オンナとして正しい道なのかは怪しい。

名残惜しいけどミミズと別れて出勤。
何と今日はワックスがけの日だった。
台風目前でワックス?乾くわけなかろう??
せっかく出勤したけどしばらく所在無く過ごす。
他の教員も結構来てた。
行くと色々仕事はあって、植木の苔も乾いてて
ゴソゴソしてるとすぐに時間がたつ。

昼から風がかなり強くなってきて
ぼちぼちと台風モード。
定時まで働いて帰ろう。と思ってたら
昼の3時ごろにメールが来た。
魚から飲みのお誘い。
何?試験勉強でもしてろよ。

明日は高校教師と映画を見に行く。
めったに行かない心斎橋で、
待ち合わせにかなり不安あり。
映画の時間があるから
あまり時間が狂ってもいけないし
人は多そうだしでちょっと憂鬱。

まずは何時の回を見るか相談。
「初日の初回は混むかなぁ?」
「混むって言ったらこないだの
踊る大捜査線のトラウマが・・・」
「11時ぐらいからチケット買えるから
先に行ってチケット買ってから連絡しようか?
そしたら待ち時間少ないやろ?」
・・・何て便利なお申し出。
さすがにそこまでは悪いかなと思って
すぐに見られなかったらミナミ観光という事に。

待ち合わせの場所を考える。
判りやすい場所をあれこれ探してくれんだけど
本当に土地勘がないから不安は大きい。
チケットを先に買ってなくていいから
梅田まで迎えに来てとわがままを言いたいところ。

結局、早めに着いておくから
困ったらいつでも電話しておいでという事になる。
本当に、待つのが苦にならない人らしい。
そののんびりさに癒される。
でも、押す所はきちんと押してよねと思ったり。

結局、巨大ミミズの写メールは保留。

2003年08月08日(金)



 なまける日。

仕事も3日休むと身体が変。

朝起きたら何となくふくらはぎが張ってる。
昨日たくさん歩いたせいだろうけど
ふくらはぎが張るっていうのは初めて。
でも、これが明日に出るのと
今日から出るのとでは気分が全然違う。
ふふふ、まだババアではないな。

朝からゆっくり新聞読んで
パソコン触ってゴロゴロする。
何にも予定のない平日休みなんて贅沢すぎ。
日曜から淡路、京都、徳島、滋賀と
遠出続きの身体を休めなくっちゃ。
今日は出歩かないから化粧もしないぞー。

部屋の掃除をしながら
高校教師に借りた斎藤和義のアルバムを聴く。
ずっと名前は知ってたけど10年選手とは知らず
他のも聴いてみようかなと思う。
高校教師が好きだと言ってた歌を繰り返して
歌詞を見て、何が彼のツボなのか考えたりする。

お昼に高校教師からメールが来て
「きのう食べたいって言ってたから
思い出してモスを食べてきた。おいしかった。」
そういや、そんなこと言ったなぁ。
という私はお昼ご飯代わりにポテチ。

そうこうしてると、だんだん足の張りが強くなる。
結局、症状の完成は遅めなわけで
それを考えると何だか複雑な気分はババア予備軍。
高校教師の足はどうもないらしい。
やっぱ自転車こぎでも運動してると違うのね。

疲れがたまってるのか昼寝をしても体が重い。
本当に、純粋なる遊び疲れってすごい。
これでこの週末はまた映画を見に行って
月曜は先輩とごはんで火曜は後輩と飲み。
この8月は史上最強の遊びっぷり。

仕事は残ってる。
前クールの実習評価にテストの準備
次クールの実習前の研修計画に
実習準備に秋の研修の事前レポート。
今こうやって挙げながら
どんどんブルーになる。
本当は明日も休みだけど一度出勤しておこう。
植木に水もやらないといけないし。
ちょうど台風で遊びに行ける状態ではないし
2日続けてダラけたら頭が腐る。

臨床に居た頃は時間は沢山あって
2日続けて引きこもりとか怠け者生活とか
それでも全然平気でいた。休みボケもしなかった。
今、そこまでやっちゃうと
糸が切れてしまいそうに思う。
贅沢なのかムダなのか、わからない時間の使い方。
そんなのはもうないんだろうか?
比叡山の景色や雰囲気を思い出してぼんやり。
ああ、よかったなぁって
身体の中のイライラがほどける感じ。
やっぱ、山寺やな。

という事で明日は立秋。冬は近い。

2003年08月07日(木)



 比叡山万歳

比叡山へ。

教員同士で話してて
「レガお先生の夏休みは?」と聞かれ
「比叡山へ行きます」って即答したら
「ええっ?」ととても驚かれたという
渋々スポットの比叡山。
涼しいし景色はいいし庭はキレイだし
本当に浮世離れできるすごい所。

散髪して変な髪型になってしまった
高校教師を大阪市内へ迎えに行って名神へ。
名神は相変わらずの渋滞で
その渋滞に自衛隊のトラックが混ざってる。
で、その荷台で隊員が坐って寝てる。
物珍しくて見てたら、起きた人と目が合う。

道中長いので何かCDを持ってきてと言ったら
サザンと斎藤和義を持ってきた高校教師。
サザンも自分では買う気がしないけど
ベストっぽい選曲のCDはなかなかよかった。
ちょうど天気も良くて夏の雰囲気全開だし。

去年は東塔地区しか回れなかった。
今年は山歩きで西塔から横川まで全部回る予定。
東塔に車を止めて出発。
ちょうど1200年の記念行事で
お堂のライトアップや
薪歌舞伎とか催しがいっぱい。
参道に灯篭が置いてあってとてもいい雰囲気。

最初の根本中堂でまた長居をする。
今年も書道の入選作品が貼ってあって
回廊に坐って苔生した庭をぼんやり眺める。
蝉の声もしない静かさで
風が渡る音だけが聞こえる。
ここで冷たいお茶飲みながら本読んで
庭眺めて昼寝できたら・・・最高なのに。
国宝のお堂で昼寝。

そこから西塔地区まで歩く。
参道ではなくて自然遊歩道という名前。
名前のとおり、整備はされてない山道で
みんな山歩き装備で歩いてる。
歩幅が定まらないし木の根は出まくってるしで
本当に、六甲の山歩きをしてる感じ。

木の匂いがしてマイナスイオンたっぷり?
周りは真っ直ぐで太い杉が沢山ある。
本当に、何百年も誰にも邪魔されずに伸びると
こういう神々しい
迫力のある木ができるんだなぁと感動する。

西塔で浄土院というお堂があって
周りの石灯篭に「御廟前」ってあるから
誰のお墓かなとかボケた事を言いながら中へ入る。
庭が本当にきれいで二人で座り込んで見とれる。
静かなのは一緒で聞こえるのは風の音だけ。
涼しい風がすーっと吹いてくるから
歩いても歩いても汗だくにはならない。
浄土院は誰のお墓?って伝教大師だったりする。

で、そこから横川へ。
片道4キロ程度だから1時間もあれば歩けるかと
安易に考えてたらものすごい山道で驚く。
最初はお散歩気分だったのに
途中から立派な修行モード。
それでもカミキリ虫とかオニヤンマとか
普段は滅多に見られない生き物に遭遇しては
騒ぎながら山道を行く。

途中から喉はかわくし足は疲れるしで
横川に着いたら何と4時半。
お堂はもう閉まってて庭だけ。
時間切れで見残しって須磨水族園の二の舞。
やっとこさたどりついた冷たいお茶が
文字通り五臓六腑に染みる。

それでも庭でまったりして
帰りはもうあの山道は大変だから
バスに乗ろうという事になる。
で、バス停で絶句。最終バスは4時半発だった。
今思えば横川に着いた時に出たバスがあって
あれが最終だったのだ。

もう5時半前でこれから日が暮れるのに
4キロの山道はかなりしんどいし危ない。
歩くなら歩行者立ち入り禁止のドライブウェイ。
そこも街灯がないから日が暮れる前に
辿り着かなきゃかなり危険。
とんでもなくピンチな展開で
「落ちついて考えよ」と高校教師。
私の腹は決まってる。ドライブウェイを歩く。
そこで危ないとかで係の車が来たら
開き直って乗せて貰えばいい。

車道しかないな
という事で二人して歩き出す。
歩行者立ち入り禁止の看板の横をすりぬけて
テクテクとドライブウェイの路肩を歩く。
山道よりは数倍歩きやすいからペースはまずまず。
何台か通る車がこっちを見てる。
まわりはどんどん薄暗くなってきて
東塔に帰りついたら7時前だった。

で、昼はガラガラだった駐車場がいっぱい。
歌舞伎が始まってて音が洩れて聴こえる。
日が暮れたおかげで
灯篭に灯りがともってとても幻想的。
歌舞伎の舞台の近くまで行ってみる。
幕が張ってあるから中は全然見えないけど
音はものすごい迫力。
席料は1万5千円〜2万。なのに満席ぽい。
ずっとそこで聴いててもしょうがないから撤収。

山を下りかけて展望台へ。
夕方の京都の街に灯りがともってる。
そこでまた30分程坐ってると
周りはすっかり暗くなって
見事な夜景が出来上がった。遠くには大阪も。

普段、全然歩かない私にしたら
歩いての往復はかなりしんどかったけど
それで時間を稼いだおかげで
灯篭がついた境内の雰囲気や京都の夜景が見れた。
人生万事塞翁が馬とはよく言ったもので
やっぱり遠足はハプニング付じゃないと。

大阪へ帰ってごはん。
飲酒運転を心配する高校教師の視線に負けて
烏龍茶で焼き鳥を頂く。
いつもは刺身の私だけど、
運動した後はやっぱり肉系でしょう。
高校教師だけ、ビール飲んでるし。
高校教師をマンションの前まで送っていく。
上がっていくかと言われたけど
車の路駐はイヤだからとお利口な理由で退散。
斎藤和義のCDをそのまま借りて帰る。

疲れたけど、最高に楽しかった。
ハプニングがあった旅行の思い出って強烈。
これまでも飛行機が飛ばなかったり
バスから荷物落とされたり色々あったけど
今回のも立派にネタとして成立するし
高校教師が、お寺の庭で呆けたり
山道を探検したりという「私的に面白い遊び」を
一緒に楽しんでくれたのもとてもよかった。

あのシュチエーションを
文句ひとつ言わず楽しめるのは
きっとタフで前向きでチャレンジ精神旺盛な
私並みに面白いやつに違いない。
帰ったら「よっぱらいから愛をこめて」
というメールが来てた。

ふふ、いよいよその気になったか?

2003年08月06日(水)



 徳島行き

今日から私の夏休み。

多分1年ぶりぐらいで徳島へ。
2月に出産した子のところへお祝いにいく。
休みといえども朝は6時半に目が覚めて
いつまでも寝ていられた去年とは違う。
早起きすると一日は長いけど
朝寝を贅沢だと思うと
ちゃんと目が覚めるのが
貧乏症のようにも思えてきて複雑。

ここんとこレガおは過労気味なので
のんびりとバスで行く。
9時半のバスで鳴門についたら10時半。
今まで高速のバス停でバスから降りたら
下の駐車場までかなりの坂を
ノコノコ歩かないといけなかった。
が、何やら乗り物がついている。
その名も「スロッピー」本当にそのまんま。
おかげで楽に下まで到着。

今日は「タクシーの日」らしく
なぜか観光案内所で
スダチのパックと乾燥ワカメをもらう。
阿波踊りも近いし、色々PRは必要だわね。
友達が迎えに来てくれて車で高松へ。
道中、お昼ごはんはやっぱりうどん。
山田屋で久々においしいうどん。玉子も忘れず。
お祝いのベビー服を買って丸亀へ。
高松市街から坂出方面の道は
高松道が開通して景色が大きく変わってる。

友達がひどい妊娠中毒や
切迫流産と闘いながら産んだ娘は
6ヶ月にして80センチ、9キロというデカ娘。
顔が丸々してて笑うと本当に福の神。
何を肥やしにこんなけ成長するわけ?
って聞いたら「母乳オンリー」って怖すぎ。

医者の娘のオモチャは英語を喋る。
もう英才教育開始???
友達の旦那は精神科の医者で格闘技マニア。
ベランダに接するサッシの所に
何気に木刀なんかがおいてあって怖い。
友達の出産に際して、ダンナが偶然立ち会う。
で、出産直前のでかいお腹や
胎脂まみれのベビーとか写真をとりまくってて
それを見せてもらう。

普通の公立病院で産んだ友達。
だから部屋は大部屋で、普通の病院と一緒。
白い寝具にカーテンで仕切り。
頭の上に荷物をおく棚とベッド横に床頭台。
古巣の友達は開業医で産んで
部屋は個室、内装はピンクや木目だから
はっきり言ってまるでラブホテル。
何だか全然違うのね。

帰りはせっかく出来た高松道を使ってみる。
今までは国道11号を渋滞にもまれながら
2時間近くかけて行ってたのを
何と1時間足らずで鳴門まで帰ってくる。
対面通行の田舎高速だけど効果は絶大。

おととい淡路、昨日は仕事で京都、今日が徳島で
8月の移動距離は結構すごい。
で、明日はその総仕上げとなる比叡山への遠足。
去年思いつきで行ってみてとてもよかったので
今年も是非と言う企画。
で、高校教師を誘いたいんだけど
相手の反応が見たいのもあって
回りくどくアプローチ。

計画どおり高校教師は私の行き先に興味を持って
比叡山に行くと言ったら
「行きたい」と言い出した。ふふふ。
去年後輩と行った時は思いつきだったので
お買い物モードのハイヒールで出かけ
殆ど歩き回れなかったから
今回は3地区全部、歩いて制覇してやるつもり。
高校教師には「山歩きと山涼みなので
盛大に歩く予定でお越しください」と伝える。

遊びすぎ。

2003年08月05日(火)



 10年ぶりの新幹線

今日働いたら夏休み。

午前中は学校で昼から京都出張。
午前だけで片付くような
あっさりした仕事はないし
京都行きの軍資金もいるから
お金を下ろしに出かける。

公用車の赤い自転車を借りて
日陰を選んで出発。
ゆっくりこいでもかなり気持ちいい。
まだ10時前でそんなに暑くないし
とてもいい感じ。
国道沿いは排気ガスも臭うけど
ビルの谷間なので風が通って
それなりに涼しい。

京都でのセミナーが12時半スタート。
一緒に行く教員の仕事が終わらないから
学校を出たのが11時ごろ。
時間的にはカツカツで
新神戸までの乗り継ぎとかを考えたら
どうやら新快速の方が早いという噂。
でも、移動で時間いっぱいで
ランチの時間がない。

新幹線なら車内でお弁当広げても
別にどうってことはない
新快速ではお弁当どころか坐れる保証もない。
しょうがない、ランチはお預けで新快速。
計算上は何とかなりそうな気配。

京都駅で電車を降りるのは初めて。
あたりまえだけど駅が大きいのに驚く。
外国人も沢山いてあちこちに人だかり。
タクシーに乗ったら運転手さんがブツブツ言う。
「メーターが下りない。」
メーターを見たら前のお客が乗った料金に
今乗った私たちの料金が足されていってる。

ちょっと焦る。いくら請求されるんだろう?
運転手さんが先手。
「大丈夫です。よく行ってるところだから
普段の料金で行かせてもらいます。
だいたい930円ぐらいです。」
そう言ってもらうとちょっと安心。
で、実際会場について言われたのは800円。
本当にそれで大丈夫?

セミナーは退屈だった。
あちこちの学校の成人看護担当教員が来てたけど
年齢層は高めで子連れまでいる。
気持ちはわからなくはないけど
会場のイスひとつは子供にとられてるし。
小学生ぐらいの子なんだから、どうにかならない?

お昼を食べてないから終わる頃にはヘトヘト。
ご飯を食べて帰ることになる。
せっかくの京都だから和食で、お豆腐料理。
お値段も良かったけど内容もそれなりでご満悦。
やっぱり、出張はこうでなきゃ。

で、帰りは新幹線でという事になる。
先輩たちにつられて乗ったものの
新大阪で乗り換えて先輩たちは姫路まで
私は西明石まで。
姫路にはひかりが止まるけど
西明石は止まったり止まらなかったり。

私が乗れる新幹線は20分待ち。
こんなん、在来線の新快速の方が絶対速い。
よく父親が「新幹線はのぞみに乗らないと
あまり便利じゃない」ってボヤいてたけど
それを娘も実感する事になる。
便利な思いをしたかったら都会に住んで
のぞみ用特急料金を払わないといけないのだ。
JRめ。

録画してたドイツGP。
学校のネットニュースで
うっかりリザルトを知ってしまってた私。
でも、シュー兄とライコネンの
位置関係こそが重要と言う事で
あまりへこまずに観戦。
お供は昨日の残りの黒エビス。

で、スタートからあの状態で
ライコネンのチャンピオンシップは
事実上終了なのかもしれない。
っていうかマクラーレンの新車は結局どうなる?
新車が出なかったって、後まで言われる珍事かも。

ちゃっかりと2位まで浮上のシュー兄に
これでかなり楽な展開、
「さすがポイントかき集めたら世界一」とか
油断してたらあのパンク。
それでも何気にポイントは追加してて
確実にチャンピオンには近づいてる。
この勝負強さにしびれる。

さて、明日から私の夏休み。


2003年08月04日(月)



 そろそろ本気で決別を

この夏のメインイベント。

それは淡路の花火。
去年三宮の花火の翌日に行って
あまりの迫力に感動して
来年は淡路をメインにしようと決意。
今日は昼から出かけて場所取り。
レジャーシートとクーラーボックスと
UNOをもって遠足。

深夜明けのボケボケ茄子を拾っていざ淡路。
昨日から急に夏になって気分は盛り上がる。
調子よく高速を走って
洲本のジャスコで買出し。
お酒の種類はもう決めてる。黒エビス。
昨日まで頭のなかのテーマ曲は
「踊る大捜査線」だったのに今朝から
「エビスのテーマ」安直過ぎ。

エビス買って氷結の白ブドウ買って
クーラーボックス用に
無料の氷のサービス発見。
「お一人様2袋まででお願いします」
ふむふむ、私達は4人。
8袋取ればクーラーボックスには十分。

厚かましいのは承知で氷をザクザク奪う。
製氷機の氷はどんどん減る。
店員さんが寄って来て
「あのー2袋まででお願いできますか?」
私はにっこり笑って「4人いるんです」。
店員退散。もう、十分おばさん。
来年、あそこの氷が「1グループ2袋」
って書いてあったらそれは私たちのせい。

駐車場でクーラーに氷とお酒を入れる。
「ちゃーららららーん、ちゃらーん
ちゃーららららーん、ちゃらーん」
とエビスのテーマを口ずさんで
ニヤニヤ笑いながらクーラーを囲む
三十路手前の女4人。恐ろしい。
カチ割り氷にエビスが埋もれて
もう、最高に涼しげ。

会場についてレジャーシートを広げる。
これまた贅沢に4人で4畳相当。
打ち上げ場のほぼ正面の特等席。
それぞれが楽に寝転んで
空から降る花火を見られるようにする。
ただでさえ人がひしめく会場、
広めに場所を取ってれば風通しもいいから
涼しくてなお宜しい。

で、昼間っから宴会開始。
もう、ビールがキンキンに冷えてて最高。
友達がゆで玉子を作ってきてて
冷やして食べると旨いという。
半信半疑でクーラーの氷に埋めてた玉子。
歯にしみるぐらい冷たいのを
塩で食べたらとても美味しい。絶賛。

黒エビス、枝豆、焼き鳥、焼きそば、おにぎり、
ポテチ、アイスと食べきれない。
周りの人達はちっこいゴザに体操坐りなのに
女の子4人は最前でビールがぶがぶ飲んで
おやつバリバリ食べて寝転んでUNO。
この姿、学生に見られたら終わり。
優雅なのかガラが悪いのか判らない。

長い待ち時間も日がくれて終了。花火が始まる。
本当にものすごい音で、
坐って見上げると首が疲れる。
寝転んで見ると本当に空から花火が降る感じで
その迫力に圧倒される。
きっとこういうのを絶景って言うんだ。
先週三宮の花火に行った友達が
やっぱりこっちのほうがいいと絶賛。
去年もそうだった。数も迫力も上回ってる。
フィナーレは鳥肌どころか涙目になるし。

あっという間に終わってしまって
余韻で呆然とする。酔っ払ってるし。
駐車場までの道のりを酔い覚ましをかねて歩く。
夜風が最高に気持ちいい。
高校教師を思い出して友達と手をつないで歩く。

で、それを高校教師にメールする。
「酔っ払いは〇〇と手をつないで歩いてます」
「なんか、ヤキモチ」という、こそばい返事が来て
私は私で酔わないと言えないような
恥ずかしいセリフを返信する。
そしたら「こっちはしらふなので
これ以上はまた酔っ払った時にきいて」
という意味深な返事。
何だかドキドキする展開になってきた。

帰りの高速で空を見上げると
真っ暗なそらにたくさんの星。
室津のSAで車を止めて星を眺める。
遠くには加古川近辺の工場の明かりがみえて
これまたとても心洗われる景色。
夏も悪くないなぁ。

高校教師とはいい感じで盛り上がってきた。
私的にはかなりお気に入り。
むこうもそれなりに
私の事を気に入ってるのはわかる。
そろそろ出逢って1ヶ月で毎週会ってるし
それなりに答えが出そうな気がする。

・・・と思いながらベッドに入ったらメール。
高校教師は寝る時間でないかい?と思ったら
なんと魚からだった。
「おーす。上司が変わって
仕事のモチベーション上がって来たよ。
林檎さん9月1日やっけ?」
だから何で、人がこう盛り上がった所に
ものすごいタイミングで
こやつはメールをよこすんだろう。
神様が私を試してる。
メールは嬉しくはなかった。ただただ呆れる。

腐れ縁の魚は冷凍庫に閉じ込めたい。
そうすれば腐りきらないし、目にも付かない。
もしかしたら一生凍ったままかもしれない。
でもいつか解凍したくなるのかもしれない。
いちど凍らせたものを解凍したら
もう2度と凍らせる事はできない。
その時は本当にもう腐るだけ。

あ、一昨年の秋に一度凍らせて春に解凍して
夏に凍らせてたんだった。
この春は2度目の解凍。
なぁぁんだ、もうとっくにダメだったんだ。
大事に持ってても臭くなるだけやん。
臭さが染み付いたら大変大変。

つべこべ言わず、土にでも埋めよう。

2003年08月03日(日)



 後遺症

やっとこさ夏日。

待ちに待った土曜。
早起きして化粧してちと早めに出かける。
お迎えに行きながら、何して過ごすか
一生懸命考える。
メインのイベントは天文科学館の
プラネタリウム。
明石に来るのは初めての高校教師。
私が御案内せねばなるまい。

15分前に着いて、次に来る電車は何分かな?
と時刻表を見に行ったら彼はもう来てた。
そのまま明石焼きを食べに行く。
お気に入りのお店は毎度の事ながら行列。
並んでいいかと聞いたらOK。
並んでる間も落ち着いてじっと待ってられる人。

腹ごしらえが終わって天文科学館へ。
移動が大変だし明石は駅前で
一日潰せるような所ではないのでレガお同伴。
で、高校教師とレガおがご対面。
身長が185センチの高校教師、
坐るとシートが一杯。膝が折れてしんどそう。
今までどんな車も楽に乗った記憶がないらしい。
何だか気の毒な。
私は5ナンバーのレガおで、とてもゆったり。

天文科学館は久し振り。
多分小学校か中学校以来来ていない。
プラネタリウムが始まるまで
展示を見て周るんだけど
またまたペースの遅い二人。
ひとつひとつ立ち止まっては
あれこれ言うからあっという間に1時間。
プラネタリウム開始の案内が始まる。

結構大きなプラネタリウムで
周りの景色もとてもリアル。
客層はほとんど親子連れ。
ちょっとずつ日が暮れて夜になっていく。
一番星が出て2番星が出て・・・
最近の夜空は街明かりで星があまり見えない。
「もしも日本中の電気を消したら」って
照明を落としたら本当にものすごい星の数。
おもわず「うわぁ」って言ってしまって
それは周りの親子連れも一緒。感動。

時間が進んで火星が上がってきた。
明石海峡大橋の位置から考えて
やっぱり私が火星だと思ってたのは本物の火星。
一時間弱の投影だったけど
想像以上によかった。

そこからまた展示を見に行く。
二人共ちょっと焦る。
ゆっくり見すぎて閉館時間という
須磨の二の舞は避けねばならない。
何とか展示は見切って展望台へたどり着く。
明石海峡が足元でなかなか壮観。
イスがあったのでそこでゆっくり坐る。
坐ると根が生える二人なので
そのまま閉館時間になる。

ご飯を食べに行くのは早いから
舞子の海岸でゆっくりする。
小さい頃に泳いでた海。
潮風が最高に気持ちよくて和む。
しばらくは並んで坐ってたのを
途中からジーンズの裾をめくって
二人で海水足浴。思ったより水は冷たくない。
ちゃんと夏だ。

そこからご飯を食べに行ってまた海に戻る。
明石海峡大橋と星とがバッチリ見える。
大阪では見えなかったリアル火星も見事。
風も少しあって本当に気持ちいい。
全然釣れないのに粘ってる
釣り人を眺めながら色々話す。
飲んだ後で「顔赤いけど大丈夫?」って
頭をナデナデされてちょっと嬉しい。
こないだ私の手のひらをつかまえた高校教師は
今日は私の肩を捕まえるのが目標らしい。

何度も微妙な動きをするのが面白くて
私は知らん振りで近づいたり離れたり。
結局は一瞬肩を抱いたけど
後は背中のあたりで手がゴソゴソしてる。
潮風で髪がハネるのを気にしてたら
一緒に髪を撫でてくれる。
撤収する段になって柵を乗り越える。

ミュールを履いているので
普通に飛び降りるわけにはいかず
高校教師の手を借りる。チャンスやな。
と言う事で後ろから捕まえられる。
身体の大きさがよくわかる。

潮風でちょっと冷えてた私の肩に
あたたかい大きな手が乗っかって
もう、グニャグニャになるほど気持ちいい。
そのままでは歩けないからするりと逃げて
手をつないで車まで。
昔よこちゃんと海で酔い覚ましして
後ろから抱きしめられたのを思い出す。

ボチボチとスキンシップが増えてきて
彼がそれなりに私を気に入ってるのが判る。
でも高校教師は自分の気持ちは「言わない」。
紹介してくれた友達が「もう付き合ってるの?」
って聞いてくるけど返事は「まだ」
としか言いようがない。
行動だけで魚の気持ちを推測して大失敗した私。
やっぱり気持ちは言葉でも確認したい。

悔しいけど魚は私にしっかり影響を残してる。

2003年08月02日(土)



 浮かれすぎ

職員検診の日。

うちの職場は29歳以下は採血や透視がない。
なので、29歳以下は検診の日もランチ可。
それでも検診直前のランチは
尿糖が出やすいから一応避けようという事で
11時ごろに1人でランチタイム開始。
「今日は検診なので、早めにお昼頂きますね」
と一言断ったら上の教員が
「え?食べていいの?あ、いいのか。」

去年までこの学校に
29歳以下の教員は1人も居なかった。
今年私が登場して1人だけ検診の用紙も違う。
が、この目立つシュチエーションもあと一年で
再来年からは晴れて皆様と同じ昼絶食。
いいのか悪いのか。
男会社のOLなら「私だけ20歳代」って
調子に乗れるかもしれないけど
ここでは何か自分の未熟さを思い知らされる。

今まで検診は全部深夜明けに受けてた。
日勤中に時間をやり繰りするのが面倒だし
準夜の前もせわしなくてやだ。
だからといって休みの日に来るなんて言語道断。
で、深夜明けで検診をすると異常値だらけ。

尿の色からして爽やかじゃなくって
蛋白もウロビリもプラス。
浮腫んでるから体重は重くて身長は縮む。
視力も全然ダメという三重苦。
さて、今年はどんな結果かしらん。

外部の検診機関へいって検診を受ける。
尿検OK。身長は初めて146センチ台へ。
視力はやっぱり悪くなってた。
毎日毎日パソコンとにらめっこの生活。
転勤して失ったものは、視力と夜勤手当。

検診は15分程度で終わってしまった。
せっかく神戸まで出てるからそのまま有給。
久々に「平日のお買い物をしよう」と
ハーバーへ足を伸ばす。
明日高校教師と会うのに何を着ようかなと
悩みながら阪急をウロウロ。
オーガスタへ行ったらなんと改装中。
夏休み期間に改装してどうすんのよ。
使えんなぁ。

デートの前に服を買うなんていつ以来?
私もまだまだ女の子。
もう、セールも終わりの時期だから
大した物は残ってない。
結局セール対象外の新着モノに手を出す。

トリコロールカラーのボーダーのノースリ。
とっても爽やかでいい感じ。
カーディガンをあわせたら職場でも使えそう。
で、目を引いたのが真っ赤なプチバトー。
フェラーリ並みの真っ赤で
いい感じの胸の開き。こちらはかなりお姉さん。
これでやめとくはずだったのに
青いタートルのノースリ。
スーツのインナーにいいなとか
軽い気持ちで見たら780円。買ってしまった。

明日は明石近辺で遊ぶから
早速爽やかめのボーダーを投入。
で、高校教師は私の相棒であるレガおとご対面。
高校教師の相棒であるTWは写メールで見たけど
VESPAはいつ会わせてもらえるのやら。
って、バイク2台持ってる人って初めて。
この週末は土曜がデートで日曜は淡路の花火。
昼から席取りして一日遊ぶのだ。

浮かれすぎ。

2003年08月01日(金)
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