この一年、本当に早かった。今年は、何より震災のことだね。一生涯忘れることのできない出来事だったし、あれで人生観が大きく変わったね。俺たちは生き残った者として、これからいかに生きるべきか、重い課題を背負ってしまったんだと思う。
忘年会というけれど、この一年のことは忘れられないな。 今日は、<沙羅双樹ふたたび>と<MaMa&T>の合同忘年会だったんだけどね。仲間とセッションしたり、酒を呑んで楽しい時間を過ごせることって、すごく幸せなんだと思う。 人生は儚く、俺たちに与えられている時間も長くはないのだろう。だからこそ、限られた時間を精一杯かみしめるように生きていかなくちゃ、って思う。
2011年12月23日(金) |
パンク歌舞伎『リア王』 |
ハラ・プロジェクトのパンク歌舞伎『リア王』を、名古屋能楽堂で観てきた。 昨年の『マクベス』に次ぐ第二弾。豊田のロックバンド<タートルアイランド>による生演奏は素晴らしかったし、芝居のリズムもそんなに悪くはなかったが、客の心理としては去年よりスケールアップしたものを期待してしまうもの。そうした意味では若干不満は残った。たぶん迫力感という点かな?
吉田泰子プロデュース、菱田一雄演出の芝居『はなほう』を、千種文化小劇場に観に行ってきた。 若くして亡くなられた役者・吉田泰子さんと生前関わった演劇人の呼びかけに応じて制作されたこの作品は、円形劇場というハードを使いながら、<不条理劇><静かな演劇><アクション時代劇>という趣の異なる3つの芝居が並行的に進行する仕掛けとなっていた。 今年はやはり東日本大震災もあってか、人の死を強く意識させられる年だったな。芝居を観ながら、人の死ということにあれこれ思いを巡らしていたよ。
クラリネット奏者・岡林和歌さんにお誘いを受け、春日井市某所で行われた演奏会に行って来た。 クラリネットに、マリンバに、バイオリン、そしてパーカッションという編成。これまで触れることのなかった、それぞれの楽器の魅力、そして、それらが重なり合ったときに織りなす響きの妙を感じたよ。
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