気がつけば、もう10日以上更新していなかったのですね。忙しかったというよりは、気持ちの上で余裕がなかったわけでして、休みの日なども何事かしようという気も起こらないような状態でした。体力的にもつらいですし・・・。と言っても、ライブとかも行ったし、映画にも行ったし、今日は「ぽえ茶」(詩の朗読会)に参加しました。 「ぽえ茶」では、中森明菜「少女A」の朗読、『開かれた扉〜ハンセン病裁判を闘った人たち』という本の帯に書かれた文の朗読、そして即興詩の朗読を行いました。朗読にはまだまだ開拓されていない分野がいっぱいあるように思います。というか、表現というものには限りない可能性があるということでしょうけど。 それにしても、もうすぐ8月だというのに、まったく夏らしくありませんね。8月に入ったら早速、名古屋むすめ歌舞伎と大須オペラ(スーパー一座)を観に行きます。 脈絡のない文章になってしまいましたが、今の私の生活そのものが脈絡がなくなっているとも言えるのでしょう。
2003年07月16日(水) |
慣れること、慣れないこと |
新たな職場に異動して半月が過ぎた。まだまだ慣れないことも多く、戸惑う毎日が続く。前の職場とは気を遣う点が違う。まあ、どちらがいいとか悪いとか一概には言えないが。 今の職場に早く慣れればそれだけ早く楽になるとは思うものの、一方では完全に慣れきらないでいたい気持ちもある。慣れるとは、逆に言えば、マンネリに陥るということだ。大切にしたいと思っている自らの思いを忘れずに、周囲の人々と協調していきたい。 いい意味で「わがままでありたい」と思う昨今である。
2003年07月14日(月) |
「新宿梁山泊」観劇計画決行 |
今年も、田原町に「新宿梁山泊」の紫テントがやってきた。今回の公演は、唐十郎作品「唐版・風の又三郎」だ。3時間を超える上演時間、終演時には終電は終了しているというので、その夜は豊橋のビジネスホテルを予約しておいた。何しろ昨年の公演が素晴らしかったので、そうまでして観に行きたかったのさ。 結論から言うと、ちょっと期待はずれではあった。ある程度の水準は保っていたと思うけど、昨年の公演に比べてしまうと不満の残る内容だった。主演の近藤結宥花がいまひとつ乗りきれていなかったようだし、全体的にもややパワー不足に思われた。 でも、客演の大久保鷹はよかった。そこに存在するだけで十分魅せる役者だと思ったね。 これからも、梁山泊の芝居は観つづけるつもりだし、もっともっといい芝居ができるはずだと信じている。
で、豊橋で一泊して、今日は午後から夜9時すぎまで仕事であった。新たな職場環境にもローテーション勤務にもまだまだ慣れていないし、疲れることは多いが、この前までの職場の時より早く帰宅している。まあ、どっちがいいとは一概には言えないけど。 でもって明日はお休み。と言って計画はなく、骨休めと部屋の片付けってとこかな?
仕事の疲れはなかなかとれないが、でも、どっかで楽しみの時間は持ちたいもの。芝居は特に活力を与えてくれる。この世にいい芝居がある限り、私は今日も元気に生きていこうと思うのさ。
2003年07月11日(金) |
24時間、闘えますか? |
夕方6時、家で寝そべっていると、電話のベル。受話器を取ると、いきなり「曽根攻さん、いらっしゃいますか?」 おいおい、まずは、自分の名を名乗れよ。「失礼ですが、どちらさまですか」と尋ねると知り合いにもいそうな苗字だったので、そのまま用件を聞き始める。案の定何かの勧誘のようだったので、適当な事を言って、早めに電話を切った。いくら温厚な私であっても、礼儀知らずの輩にはそれなりの対応をするぜ(事と場合によっては、考え得る様々な方法を用いる)。
新たな職場に異動して10日ほどが過ぎた。まだまだわからないことだらけだが、雰囲気には何となく慣れてきた。で、昨日から今日にかけて「宿直勤務」。まあ、いろいろとすべき仕事はあって仮眠2時間。昨日の午前9時前に職場に入り、今朝職場を出たのが午前10時過ぎ、都合25時間ぐらい職場にいたことになる。帰宅後、早めの昼食をとり、本格的な睡眠をとる。夕方目覚めるが、一瞬夕方なのか朝なのか判然とせず、テレビをつけ、新聞のテレビ欄と照合してみる。あぁ、夕方でよかったぁ〜(すぐにまた出勤しなければならないかと思い焦っていたので)。 それにしても、新しい職場にはまだ慣れず、あたふたとすることが多い。毎日、一日の勤務が終わってみると「たいして何もしないうちに、アッという間に一日が終わってしまった」という感想をもつことばかりだ。
やれやれ、芝居からはますます遠ざかるばかりで、私の精神バランスもどこまでもつことやら、さっぱりわからない。 何とか社会的に適応しつつも、根っこの部分ではわがままな(わがままは本来の意味においてはいいことだと思う)私は、現在内面的には危機的状況にあると言ってもよい。でも、そうした状況をええ加減にやりすごすのではなく、しっかりと向き合ってみたいと思う今日この頃である。
仕事が終わってから、職場の同僚数人と飲みに行った。でも、私は神経性胃炎みたいな症状があって、あまり食が進まなかった。 その後、流れてカラオケへ。「涙そうそう」「さとうきび畑」「I LOVE YOU」(尾崎豊)「もののけ姫」などを熱唱。疲れを忘れて、しばし楽しい時間を過ごした。まあ、人生、楽しみもなければ辛いからね〜。
2003年07月02日(水) |
金時鐘(詩人)&ソシエテ・コントル・レタLIVE |
新たな職場で2日目のお仕事。仕事が終わった時、身体は疲れ切っていたが、足は既に愛知県芸術劇場リハーサル室に向いていた。 そこでは、在日コリアンでもある詩人の金時鐘(キム・シジョン)氏による詩の朗読とソシエテ・コントル・レタ(ジャズバンド?)による演奏とのコラボレーションが行われていた。パフォーマンスとしてはいまひとつの感があったね。キムさんの詩はすばらしいと思うし、演奏だって悪くはなかった。でも、キムさんご自身の朗読がこちらには十分に伝わってくることがなかった。在日であることを含めての自らのアイデンティティの核心に触れようとする態度、言葉と格闘する姿勢がキムさんのなかに感じられるだけに、誠に残念であった。
配置換え(?)で今日から新たな職場で働くこととなった。これまでとは勝手も違って、今日一日は疲れたな。やっぱり次の予測が立たない状況で働くっていうのは疲れるものなのね。今日は早く寝よう、っと。
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