| バカ恋 | back index next |
■ アンインストール ■ 如何しようもない身体の乾きに襲われる。 求める潤いは遥か遠く、 手を伸ばしたところで届かない彼方。 其れでもアタシは伸ばし続けるのだろう。 この手を。 アタシの中で塵みたいに小さな不安物質が、 住み着いてつけ込んでる。 何時しか「信頼」と云う最も大事な行為を根底から揺るがし、 翻弄される日々が数週間続いた。 信じる気持ち、信じたいと願う気持ち、其れらを否定する気持ち。 あらゆる思いが螺旋になり、錯綜して、 益々アタシを追い詰めたけど、 結局、最後は 此処に居たいから居る と云う意思で締めくくられる。 今日と云う日を待ちわびていた訳ではなく、 恐らくアタシは、 シュウの口から発せられた「覚悟」の真意を確かめたかっただけだろう。 其れが一体如何程のモノなのか・・・。 彼にとって、アタシにとって、 誰かにとって。 少なくとも当時のアタシは、 彼の其の言葉に心酔しきっていて、 譬え、其の言葉群が薄っぺらなモノだとしても、 アタシを縋りつかせるには十分だった。 けれど、 「待つ」と云う日々はアタシを更に貪欲にさせ、 何時の間にか、言葉だけでは眠れなくなっていたのだ。 確固たる証として公にして欲しかった。 今日と云う日が、アタシにとって何かしらの意味を持つのだとしたら、 其れはきっと戒めだろう。 |
■ 嘆くなり我が夜のファンタジィ ■ 今日の天気は荒れ模様だね。 嵐だね。台風並みだね。 現場仕事してるシュウくんは無事だろうか。 嗚呼、心配。 先日、会社の駐車場ですっ転んじまいまして、 腰を軽く捻って、しばし歩行困難に相成りました。 運動不足の賜物だと言われましたが、 この間の肉体疲労といい、今回の転倒事故といい、 此れって所謂 厄年故？ みたいな。 やっぱり厄払いしとくべきなのだろうか。まぢ悩む。 厄年此ノ野郎！かかってこいっ！ とか騒いでいたら あかねって本厄？ って素敵彼氏シュウくんが御聞きになるので、 今年後厄、去年本厄。思えば災いばかりでした・・・ と言った所で、シュウの顔色激変。 俺達がこうなったのも災いなのか・・・しょぼおおおん あ・・・・・いや・・・・・・ 其れは其れ。 此れは此れ。 キミとの出会いは人生で何番目かの幸福です。 まあ、そんな感じで、たぶん此の先壱年間は、 不幸な出来事満作で過ごして行かなければならないのでしょう。 うわぁあん。 と、そんな時にタイムリィな話が飛び込んで来たのです。 ＲＲＲＲＲＲＲＲ おうちのテレフォンが鳴り響き、 電話の御相手はスーさんの御学友の母上。 あのぉ今年のＰＴＡの役員を引き受けて頂けないでしょうかあ？ 逃げに逃げていたＰＴＡの役員活動。 とうとう追い詰められてしまったのでした。 なんでも、父兄の中で参人が候補に上がったらしく、 其の中の弐人が役員にならなきゃいけない構図になってまして、 如何やら其れを子供達のじゃんけんぽんで決めるって話でした。 全てはスーさんのゴォルデンハンドに委ねられたのです。 そして、案の定、 スーさん負けて帰って来やがりました。 オォォノォォォォォォ！ 本日、所属する委員会が発表になりまして、 |
■ 漫喫な夜 ■ 気が付けば、もう木曜日、燃えるゴミの日です。 そして思い切り寝坊しました。 起きたのは八時半。 出勤したのは九時四拾八分。 一体アタシは何分で御化粧したのでしょう。 本日、かなり手抜きのぼっさくれです。 昨日は、シュウの帰りがめさめさ早く、 アタシが自宅に帰った頃は、既に入浴済み。 濡れ髪に水滴が一粒光ってて、 筋肉質の艶やかな肉体が眩しくて、 アタシの瞳は何時も以上に素敵メンズなシュウに釘付けで、 帰宅直後の肉体疲労を引きずっているにも関わらず、 雌魂がズバコーンと燃え上がり、 シュウの懐に潜り込んで其の侭暫く動けませんでした。 あいらぶ☆シュウ しかしながら、身体は何時も正直で、 『腹減った』のサインが爆音と共にアタシを現実世界に引き戻し、 アタシは名残惜しむかのようにシュウから身体を離して、 夕飯の準備に取り掛かったのでした。 何時もより早めの夕食を済ませた後、 アタシとシュウは、 近所の漫喫＆ネットカフェ＆ビリヤード＆ゲェセン＠２４時間営業 の店に行って、お気に入りの漫画を貪り読んで来ました。 アタシはずっと読んでなかったアノ漫画を。 ちょっとの間で随分と話が進んでて、 すんげぇ事になってたヨ。びつくりだったヨ。興奮したヨ。 だってさあ、蝕でもないのに因果律が起こってるしさ。 |
■ 零リターン ■ ええ、本日も御日柄良く。 すっかり伸びた髪がウザくて、 髪切りてえええ！！ と云う衝動と戦っているアタシ。そんな今日この頃。 皆様如何御過ごしですか？ 最近、アタシのしてる事は人の道に外れているのではないかと、 酷く深刻に考えてしまいます。 考えても仕方の無い事も承知。 自分の気持ちに正直に生きていく故の選択である事も承知。 ならば何故、今になってそんな不安を抱くのか。 暗くて深い井戸の底に石を投げ入れたら、 何時まで経っても水音が聞こえない・・・ そんな状態。 矛盾しまくって支離滅裂な心情を持て余しているのです。 如何してだろうね。 きっとアタシは欲深い人間なんだろうね。 きっと「間違ってないよ」って言ってほしいだけなんだろうね。 誰かを傷つけてまで、自分を傷つけてまで守りたいもの、 |
■ プラズマ回路 ■ ぎゃおおおん。わおぉおおおん。 いやあ、先週は酷かった。 何が酷かったって、会社の引越しで酷かった。 事務所の新社屋が完成して、ピカピカの事務所に移転しました。 因みに、社長の自宅兼事務所につき、 プライベエト丸見えです。嫌だねアタシなら。 そんなわけで、 身体共にボロボロのボロ雑巾状態になってました。 週明けまでバタバタしてたけど、 何となく仕事する環境は整って、 マイパソのネット環境も整って、 今度は会社からオンライン☆ 此れで更新も少しは増えるかもしれない。わかんないけど。 其れから学校に通学する事にしました。 学校と云うよりは塾に近いかも。 今年がラストチャンスなのです。ええ。 大枚叩くことになるけど、背に腹は代えられねえのです。 其れから其れから 何となくシュウに対しての信頼感と云うか、信用と云うか、 心の絆みたいなモノが少し認識し辛かった日が続いてたけど、 如何やら其れも解決したみたいなしないみたいな。 解決ってのは可笑しいけど、 シュウの色んな思いを彼の言葉でアタシに伝える事によって、 アタシの気持ちの中で絡まっていた何かが、 少しだけ解けたようなそんな感じです。 気が付けば、四月も半ば。 黄金週間は直ぐ其処までやって来ていて、 此れから愉しい事がたくさん在るわけなのですよ。 気温も上昇中だし、ネバギバだし、授業料高いし。 |
■ 春花寒空鼻汁烈出 ■ 禁煙生活壱週間目。 かなりしんどい状況になってます。 手が勝手に煙草に伸びてます。 口が知らないうちにとんがってます。 此れが噂の禁断症状なのでしょうか。 はっきし言って怖いです。 昨日はあんなに良い御天気でうきうき気分を満喫していたのに、 今日のこの天気は何ですか？ 具合も悪くなるっつーの。 しかも今朝はごみ御当番の日。 寒空の下でボォーっと立つ事壱時間弱。 春だというのに凍え死にそうになったので、 早々と退却してきました。 そうそうそうそう。 シュウが現場で怪我したんすよ。 額の辺りをパックリ切って出血大サービス。 作業服も靴も血だらけで帰ってきました。南無。 また、シュウの怪我自慢コレクションが壱つ増えました。 此れ以上馬鹿にならない事を祈らずにはいられません。 シュウの怪我とかがあったり、 アタシの体調不良があったりで、 先週は御互い仕事を休み気味。 何となく空気が澱んでいて、家中が湿った感じだったけど、 日曜日の昨日は、シュウの怪我もアタシの体調も落ち着いて、 外は晴れてて気分も良かったので、 みんなで御買い物に行ってきましたのです。 素敵な雑貨屋で御揃いのコップを買ったり、 最近凝ってるミニポット系の植物を買ったりしました。 家の中の緑が増えつつあり、ジャングル化するのも時間の問題です。 なので、 ディスプレイも兼ねて収納出来る棚をシュウに作って貰いました。 ホームセンタァで材木と工具を購入して、 職人シュウが早速作成に取り掛かり、あっという間に完成。 されど時刻は夜の壱拾時。御近所の皆様御免なさい。 |
■ 思い立ったが吉日ライフ ■ ええと、皆様こんにちは。 久しく日記更新を怠慢してました。 すんまそ。つーのもね、体調悪くてね、ええ。 全身に纏わりつく倦怠感に悩まされてます。 今日は御仕事してますがね。 金曜日には体調不良で貧血起こしましてね、 頭がクラァっとなってしまって、 社員様に御迷惑をかけましたです。 なので、昨日から健康のために黒酢飲んでます。やずややずや。 溜まった疲れが取れないってのは、 やはり年齢のせいなのでしょうかあ！ 最近、ほんとに歳食ったなぁと実感してしまいます。 先日、癌の番組を見ながら 煙草って怖いわあ と 酷く驚愕してしまいました。 よって、早速禁煙宣言。 此処の会社も、全員揃って喫煙野郎どもで、 家でもシュウが横で煙草吸いやがります。 喫煙歴拾数年のアタシにとっては剣山みたいな状況なのですわよ。 アタシ壱人が禁煙したって廻りがパカパカ吸ってりゃ、 まったくぜんぜんさっぱり意味が無いわけですわよ。 なので、 喫煙野郎な社員達（除社長）をも巻き込んで、声高らかに 大禁煙祭り 開催中。 罰金制ありありで。 |
■ 身体ノ秘密 ■ うわあああああ、 そろそろ出るのか？出るんだろ？ええ？ と、思っていたら、やはり。 思いっきり出やがりました。御熱。 久々の高熱にテンションややあがりました。 熱が小康状態に落ち着いたのが昨日。 今日の出勤が非常にダルかったっす。 つー事で、 思うように動かない身体に苛立って、 シュウやスーさんに八つ当たりな数日間。 彼等のアタシへの対応が微妙に粗雑になったような気がします。 いやはや。 だってイライラするんだもんよお。 アイスが如何しても食べたかったんだもんよお。 布団が厚くて寝られなかったんだもんよお。 熱が出た時くらい、世界の中心がアタシであってもよいではないか。 病み上がりでヘロヘロな上に、 キュートなハスキーヴォイスで出勤したのですが、 心配するどころか、軽く笑われました。 社長に至っては 知恵熱出たの？ と、 優しさの微塵も感じられない御言葉を掛けて頂き、 この会社でもアタシのポジショニングはこんなものかと、 心底痛感致した次第で御座います。 何時の日か、奴等に天罰が下るで在りましょう。 実は、アタシをイライラさせたのは、 だるい身体だけではないのです。 先行き不透明なこの生活と、 |
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