長いお別れ
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なんだか私は自分の足で立ってない気がする。 だからなのかなこの胸騒ぎは。 目も両目を開いているつもりが片目しか開いていないような気がする。 頭がいいのと賢いのは違う。 私は賢く生きてみたい。今からじゃもう無理だろうか。 何をすれば賢いのかそれはまだわからない。 だってやっと自分の両足が地に着いてない事に気づいたんだから。 ちゃんと足がついても歩けるようになるかはまだ解らない。 立ち止まったまま誰かに踏みつけにされるのかもしれない。 それでも起き上がり歩こうとすることが自分にできるかどうかも怪しい。 解ったフリはもう止めにしよう、解らないこと答えのないことばかりだ。 せめて前を向いていたい。向かい風に流されても前を向いていたい。
今欲しいものは人の温もりかな。 こればかりは1人で解決できない。 だからって誰でもいいなんて思えなくて。 貼るカイロぺたぺた貼って少しだけ温まってる。 なりたい自分になるためにどうすればいいのかも解らなくて。 私の人生にだってマイソウル乗っけてるつもりだから。 くたくたの元気。ジーンズと一緒に洗ってしまえればいいのに。 曖昧すぎる人生に期待したくて。だけど怖くて。 やっぱり欲しいのは人の温もりなんだな。 そんなもの一生触る事もできないような気がする。 幸せは何時でも形を変えてそばにあると信じられれば。 明日はもう少し幸せに近づいているかもしれない。 大丈夫だよ、そう言うしかないじゃない。 困らせたりしたくないから。私なら大丈夫。
友達と音楽と本と好きなアーティストのDVD とインターネット。 今の私が手放せないもの。 寝る前の安定剤が4錠増えた。それでも早朝覚醒してしまう。 暖かな布団の中でいつも思うこと。 私は精一杯生きたいのか仕方なく生きるのかということ。 今のところ後者かもしれない。 また目が覚めた。ぼんやり思いながら今日1日何しようと思う。 何のビジョンもない。ヘッドフォンして耳元で大音響ミュージック。 この歌から何を学ぼうかと考えながら1曲1曲丁寧に聴く。 言葉の意味が解らなければ辞書もひく。 皆、愛が欲しいと歌ってる。幸せになろうと歌ってる。頑張れって歌ってる。
だけど世の中は平等じゃない。そのくらい解ってる。
この日記にも以前書いたけど1年間近く10日に1回電話してくる友人がいた。 それがある日突然ぷっつりと止んだ。 電話代かかるかなかなと思っていたけど違ったみたい。 あまりにも連絡が途絶えがちになって私からも何回もかけたけど いつも話中か留守電だった。 この前かけたとき彼女は歯を磨いている最中だった。 「後からかけなおして」って言われると思ったら彼女はそのまま話し始めた。 いかにも面倒と言う感じが電話線を伝って感じた。 私はなんだか呆然としてしまって「元気ならいい」と言って電話を切った。 頭をかすめたのは利用してもうどうでもいい存在になったんだなって事。 私なんかに頼らなくても活生きていけるって事、 彼女の傷はそれで癒えたのかもしれないけれど私はぽつんと置き去りにされた。 でももう私から電話はしない。しても空しいだけだもの。 かかってきても前のようには話せないだろう。 こんなことでへこむ私が弱いんだ。もっとしたたかに生きなきゃダメなんだ。 解ってるけどできない。できない自分が一番嫌い。
新しい自分を見つけたい そう言って上京した友達がいる。 いつも彼女のことが気になってた。彼女一人とはいえないけど 大切な人の一人として元気かなって思ってた。 そうしたら先日電話が来てあんまり嬉しくて泣いてしまった。 「友達の心配をするなんて当たり前の事じゃん」 そう言って「気にしてるんだよ」と何気なく言われたとき 本当に嬉しかった。昨日死ななくてよかったと思った。 「明日何が起こるかわからない」 私はこの言葉のくらい面だけを見つめてきたけれど あんなふうに優しい電話をもらうこともできるんだって本当に嬉しかった。 6歳も年下の子に頼ってるなんて情けないけど今の私にはこれが精一杯。 私の心の友達皆に響け!愛してるよ、心から。 大好きだよ。元気でいてね。
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