長いお別れ
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孤独を抱えて秘密を重ねてそれでも独りで生きてゆけるのかな。
鬼みたいな人間だと言われた事、ある? 私はそれがトラウマになって人に深入りするのをセーブしてしまう事がある。 最後には鬼になってしまうんじゃないかと思うと実際の人間関係が築けない。 ネット上でなら、こうして心を開く事もできるのに。 夢も希望も捨てた。自分の手で。なのにそれが恋しくて泣く。 年齢の事もあるし不安がいっぱい増えていく。 ひとりっきりにしないで、そう言いながらもう何年ひとりでいるだろう。 日々は悲しみの塊。当たり前の顔をしていつも強がってしまうけど。 本当は誰かの胸で泣きたいよ。伝わる温もりで明日を戦えるように。
頼る人が欲しい。手を繋いで心を委ねられたらどんなに幸せだろうか。 やっと見つけたと思った友達になれそうな人にもメールしていない。 なんだか愚痴ばっかりを書きそうで。それならここで思いっきり駄目だって確認する方がいい。 一歩も前に進んでいない。私をとりまく全てのものに取り残されている。 鏡にうつる自分の顔は暗く醜い。笑ってると可愛いと昔の友達が言ってくれた事を思い出す。 笑ってみる。すぐに視界が歪んでしまって泣いてるんだと気づく。 泣けるだけましなんだ。それすら忘れてしまっている人が多いのに。 目が腫れ上がるほど泣いて身を震わせて泣いて。だけど何も変わらない。 この見えないトンネルの先に何があるのか。それを知りたくて。 でもそんなのは綺麗事で本当は生かされているから生きているのかもしれない。 本当にしたい事は何?本当に欲しいものは何? 全てを投げ出して私だけを守ってくれる人はもういない。 これからもあらわれないだろう。おとぎ話じゃあるまいし。 せめて友達とだけは、世界が病んでも信じあえる事を願ってる。
昨日は病院に行った。 待ち時間が長かったので思いきって隣に座っている女性に声をかけた。 「こんにちは」 というと女性は驚いた顔をしたけれど笑って「こんにちは」と答えてくれた。 それから今持ってる病気のこととかどれくらい通っているかとか当り障りのない話をしてその間にも心の中でお友達になれないかなあと思っていました。 デイケアの人達にはどうしても馴染む事ができないので1人でこうして声をかけるようになった。 先に診断が終わった女性とは手を振って別れた。 そして薬を取りに行くとその女性が入ってきた。 すごい偶然が続いたので駅までの短い道のりでもう一度声をかけた。 そうしたらお茶を一緒に飲む事になって嬉しかった。 月に1回くらいこうしてお茶が飲めるといいねと言って別れた。 なんと3時間も喋っていたのだ。 長く人と話してない私の咽にはそれさえも苦しくて今日になっても咽の腫のようなものが引かない。 つばを飲み込むのが苦しい。咽飴があればよかったのに空っぽだ。 でも優しい人でよかったなとつくづく思った。暫くはメール交換からかな。
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