長いお別れ
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2003年06月20日(金)

去年の今頃に比べたら、幸せすぎる日々を送っている。
少なくとも、自分を好きでいてくれる人がいることを
思い出せるくらいには、落ち着いている。
それでも淋しくて毎日泣いてしまう。
このままずっと一人で生きていくのかと思うと淋しい。
だけど、昔の暮らしに戻りたいとは思わない。
あの頃も孤独だった。独りだった。
一緒に眠る人がいるのに、一人で震えて泣いていた。
あんな涙は二度と流したく無い。
ひとりでいい、ひとりでいい。誰も傷つけずにすむのなら。
時々思い出してくれればそれでいい。


2003年06月01日(日)

ふと立ち寄ったコンビニで流れていた歌が頭から離れない。
たぶんJーPOPの男の子達の歌だと思うけれど、歌詞が甘くて
歌声も甘くて、なんだか、切ない気持ちになった。

新しい季節は巡ってくるけれど、私はどこにも行けない。
ただ、立ちすくんで空を見上げている。
この手をとって、さあ、と歩き出してくれる誰かに会いたい。
どんな明日でもいいと思えればいいのに。
考え込むだけでは何も変わったりしないのに。

本当に、生きている価値がない。私には価値がない。
でも自分で死ぬ勇気もない。どこかへ逃げ出す元気もない。
途方にくれて泣くだけだ。
倒れた時に死んでいれば良かった。
どうして自分を信じられないの。愛してやれないの。


志乃 |MAIL

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