カタルシス
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昼過ぎに待ちあわせてランチの後映画鑑賞 浅野氏ブームが訪れている友人に誘われて『茶の味』を観に行きました
友人2人は朝の5時半から渋谷入りして 浅野忠信の舞台挨拶があった『地球最後の二人』を観てきた後で 生浅野の興奮冷めやらぬといった感 その褒めちぎり振りに 大して彼の作品を観たことがない私まで浅野ウィルスに侵されそうになりました というかこれから『茶の味』観に行くっちゅーねん(汗)
自慢じゃないですが邦画を映画館で観るなんて滅多にない私 前回は去年の9月に観た『陰陽師2』でその前が6月の『踊る大捜査線 THE MOVIE 2』その前は… もう思い出せないくらい昔です それが唐突に先週(ポッター観に行ったときに)誘われて つい「行く」と言ってしまった私
いや 浅野氏に興味あったし 何か評判良いって聞いてたからさー『茶の味』
そんな訳で上映時刻の1時間前に並びに行ったら前から3組目だったので もっとフラフラ遊んでれば良かったね などと苦笑いしながら それでも「毎回お立見です」と窓口のお姉さんに言われていたので 早くて困ることもあるまいと納得することにしました
待ち時間中 朝4時半起きだった友人は睡魔に襲われ 家が遠いので昨晩は舞台挨拶のために池袋に前泊した友人は 生浅野のインパクトが余程強烈だったと見えて 終始元気満々 こんなに一日中動き回っていたらグロッキーになってもおかしくない普段の彼女を思えば 浅野効果がどれほどのものだったのかが伺えます
恐るべし浅野忠信!
そして開扉の時刻 何しろ3組目で入場だったので 好きな席取り放題です 前方のスクリーンを振り返り振り返り 手頃な間合いを取って席を選びます 「…あー 寝ちゃいそう」椅子に腰を沈めて友人が放った第一声 ダメよー 折角1時間も待ってたんだから寝ないでねー(^^;) 頑張ってねー
上映開始
物語は… ええ?何て説明したら良いの??(汗) ええと のどかないなかの町で暮らす家族の日常と叙情? 面白かったけど どう伝えたら良いのか解らない系統でした 観た方が早い でも映画館でなくても良いかも(苦笑)
出演者は個人的に高橋一生くんと水橋研二くんの出演に「あ!」って感じ そして子役の坂野真弥ちゃん 見覚えがあると思ったら 去年の戦隊モノにレギュラー出演してた女の子でした どおりで見たことあると…
その他 特別出演・カメオ出演が結構豪華でした 思わぬ顔が見つかるのでゼヒゼヒ探してみて下さい
サラリ
『家族のかたち』2002年/イギリス
ネットオークションで落札した商品がいっぺんに2つ届いた♪
1つは『マスター・アンド・コマンダー』の未開封新品DVD〜v メール便だっていうからもっと日数かかると思ってたけど 思いの外早く着いて超ご機嫌
もう1つは古い小説雑誌なんだけど ショーン・パトリック・フラナリー氏のインタビューが載ってる号 ヤングインディ人気真っ直中な頃に来日した時のインタビューなので ざっと10年前の記事になります うおー年代物! 他のページの記事や広告が面白い
古本はイイなぁ(笑)
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…あ?
う ギャー! 『天切り松』録るの忘れたー!! っつーか 録るどころか見るのすら忘れてたッ(>Д<)""
何のんきにルパン三世なんて見てたんだろワシ(涙)・。 ああ いや ルパンも好きなんスけどね 山上正月の単行本全部揃ってるし(アクションにて連載中) 声優の声が老いてきたな〜とか 妙な感慨に浸ってる場合じゃなかったゼ
ああう 謙さん出てたのに… 桔平ちゃんも出てたのに… ※主役は中村勘九郎(笑)
『太陽をぶち落とせ』1958年/日本
とうとう我慢ならずJETのDVDつきアルバムを購入 でも定価で買うのは癪だったので 中古・新品卸の『RECOfan』で国内盤新品を10%の会員割引で買う
同じアルバムが家に2枚… いやいや 元々持ってるのは実は妹の物だから 今回のは自分用と思えば… いやいや いやいや(黙)
奇しくも明日から FUJI ROCK FESTIVAL'04 がスタート 今年はメインの GREEN STAGE に立つんだもんね 頑張れやJET☆ ←8/1(日)
なんか悔しいので 現在ヘビーローテーション 喝ッ!
『HEY KIDS』JET
どうも 私実は今日が誕生日でございます(苦笑)
日付が変わった頃からパソコンや携帯にメールやら サイトの掲示板に書き込みやら頂きまして ありがとうございました 覚えていて下さった方 掲示板を見て思い出してたり偶然知ってメッセージ下さった方も 本当ありがとうございました 「おめでとう」の一言だけで嬉しかったです 感謝感謝
僕ぁ〜 幸せだなぁ〜
突然ですが携帯メールで面白いのもらったのでご紹介
Happy Birthday to you 〜 Happy Birthday to you 〜 Happy Birthday Dear KOREsan 〜 Happy Birthday to you 〜 ♪〜(´□.`)
解る? 解ります?! 最後の顔文字にご注目よ! 見た瞬間にクリティカルヒット☆だったのですよワタクシ 即行で
ありがとう! 大統領気分が味わえました!
と返信しました 洒落っ気あるよねぇ(笑)
あとはね25日に撮ってもらった春山さんとのツーショット送ってもらったりとか メールと掲示板と両方でお祝いしてくれたりとか とんとご無沙汰だった友人から書き込みもらったりとか 毎年欠かさずメールくれる人とか
全部嬉しかったです
いやーさー 子供の頃は丁度夏休みに入って落ち着き出す頃だから 友達みんなどっか行っちゃって誕生日会とかもまともにしたことなかったんですよ(苦笑) だもんで 家族以外の人に「おめでとう」って言われることは未だに貴重な感覚なのです ありがたや ありがたや
いくつになったかは そろそろ考えたくない年齢ですが 生まれた日をお祝いしてもらうのは いくつになっても嬉しいもので いやホント 皆さんに感謝!!
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夜は高円寺でPOWDERのライブ 誕生日当日に好きなバンドのライブがあるって すごいプレゼントだよね
ただあるだけでも嬉しいのに 前回に劣らぬ弾けたライブで 更には新曲が2曲もあって
うわー!うわー!! と興奮することひっきりなし 今回出番がトリだったので アンコールにも応えてくれて それが『アゲイン』 締めるとこしっかり締めてくれました
良いライブだったよー 聴いてて気持ちが良かった 今日は一日ご機嫌な私♪
終演後 フロアに残ってアンケートを書いていたら 一通りファンの人らの相手を終えたクリさんが近寄って来て 「誕生日だったろ?おめでとう」 とサイン入りのスティックを1本手渡し
?!
「やー! ありがとうクリさん大好きーッ!!」 スティックごと両手を掴んでブンブン振り回して喜んだら 「こんなときばっか調子いいこと言ってー」と周りにいた友人に呆れられました が! 嬉しいもんは嬉しいんじゃいっ 好きなのも本当だも〜んv
すごーいクリさん!チラっと言ったこと ちゃんと覚えてたよ(驚) お祭り騒ぎの中だったし お酒も入ってただろうから その場では聞いてくれてても忘れちゃうかなと思ってたのに スティックもらったこと以上に「覚えて」いてくれたことのが嬉しかったのですよ そしてやはり「おめでとう」はシンプルでサイコーのプレゼントだと思うです
すごい!今年の誕生日は嬉しいこと多すぎ! 何かあるのかしらッ?! ドキドキ…
スーさんとさなやんには帰り際に挨拶する程度しか接触しなかったけれど その分クリさんが話相手になってくれていたからイイのだ 今日は演奏中もクリさんいっぱい見てたしね♪ 私も前回言ったこと実行したんだゼぃ☆ ふふ〜ん
話の中で8月31日がクリ夫妻のご結婚記念日だと知りました その日は2人でお祝いするんだってー 仲良くて素敵ね そんなクリさんだから好きなんだv 奥様も気さくで明るい人だったし この夫にしてこの妻あり みたいなご夫婦でね あの雰囲気見てる分には結婚も悪くないなと思うんですけどね〜… 私の身近にいる既婚者って結構ドラマ顔負けなところ多くて 本能的に「怖い」と思ってる部分があるんですよねぇ(^^;)ゞ 彼らのようなご夫婦は見ててホッとします
8/31にはお祝いの言葉を忘れないぞ!(自分に言い聞かす)
ちなみに クリさんと同じように今日をアピールしておいたスーさんは 案の定というか当然というか 何も覚えていなかったみたいです(笑) 端から期待してませんでしたが クリさんが覚えていてくれたので一瞬 夢見ました(爆) そんな訳で 見事玉砕で〜すv あっはは あたり前さ〜 さ〜 さ〜…
残念ッ!
『お熱いのがお好き』1959年/アメリカ
ネットオークションで『マスター・アンド・コマンダー』の新品未開封DVDが 定価の3割引くらいで出品されているのを発見 しかも送料込ときたもんだ!
即行入札!!
〜4時間後〜
無事落札できましたv
しかし 23日にセル&レンタル同時開始したばかりなのに もうオークションに出ちゃうんだねぇ… 結構な大作だから廉価版が出そうな気もするけど まぁいいや マチュリン先生(asポール・ベタニー)を早く自宅で見たいもん♪ 特典映像楽しみだな〜vv えっへへ☆
同じ日にセル&レンタルが始まってる『ドッグヴィル』にもベタニー氏は出ております でも見たことない作品をイキナリ買う根性はありません(苦笑)
一応ね ニコール・キッドマンの相手役なんでね 出番は多い方だと思うんですが …見るまでは正直ナンとも言えませんね〜(^^;)ゞ
『個人授業』フィンガー5
3月末〜6月末の四半期でHIV感染者の新規報告件数が199件 四半期では過去最多だったらしい 今までの最多は昨年9月末〜12月末の194件で エイズ患者の報告数は78件 性別では男性がHIV感染者全体の9割以上を占め エイズ患者も9割近い件数なんだとか 感染経路は 同性間の性的接触が最多数を占めている なんてニュースをTVで見た
日本の話だよ 日本の ちょっとショッキングなニュースだなぁと思って聞いていたんだけどもさ ここで基本的な疑問を持ち出しても良いかな?
何で同性間の接触が感染経路のTOPになるんだろう?
同性間と言ってもこの場合 男性同士のことを差すんだろうけどさ HIVウィルスって自然発生するもんじゃないじゃない 学生の時分宿題に出されたことがあったから多少の知識が残ってるけど どこからかウィルスを持って来た人がいたとして その人が誰と接触を持とうが 相手には感染の怖れがある訳でしょう? その部分に男女の差はないと思うんだけど 何で男性ばっかが感染するんやろ?
考えられるとすれば避妊の徹底スかね??
女性と違って何してもデキる訳じゃないから気が緩むとか? とすると確かに確率は断然男性の方が上がっちゃうわな 行為の最中に怪我する可能性も高いだろうし
ああ何か考えたら生々しい話になってきちゃったヨ…
とにかく今回のニュースで率直に思ったのは 「日本にも結構いるんだなぁ…」ってこと 何がって? …さぁ〜ね〜 ( ̄. ̄)〜♪ 聞くところによると ノーマルな人でも遊び半分にできちゃうらしいからね 男の子は不思議さ
同性間でも避妊は必要らしい リスクはむしろそっちの方が切実だ っつー話
お粗末
『バナナの涙』うしろゆびさされ組
今見るとすごいタイトルの歌だよなぁ… ユニット名もかなりどうかしてる
「美味しいそばが食べてみたい」
何ヶ月も前 唐突に放った私の言葉を覚えていたのか 父母が青梅の方で美味しい蕎麦屋があると言って誘いをかけてきた 数日後に迫った私の誕生日の前祝いを兼ねてくれるらしい 断るには惜しい話だったので夜のライブを気にしながらもOKをする
11時に出かけるからと事前に聞かされていたので 遅れぬように支度をして連絡を待っていたが 10分経っても何の音沙汰もない 変に思って本家へ電話を入れてみると まだ家にいたようで 「ごめんごめん 電話が長引いちゃって〜 もうちょっと待って」と母の声
おいおい 時間決めたのそっちでしょ 遅れるならそう連絡頂戴よ というか店に予約してんのに時間大丈夫なの?車で1時間かかるって言ってたのに…
それから30分以上経ってやっと連絡が来た こんなに時間があったのなら色々できることあったんですけど!この後のライブで人に渡すMDのダビングとか 返さなきゃいけないメールの返信とか!!きぃっ
そして車で1時間 目的地は奥多摩の山中に構える『そば・うどん 丹三郎』という店 建て構えからして風情たっぷり! もともとは古い民家だった建物を使い 近年蕎麦処として開業したらしい まだ1年経っていないというから新しい店には違いないが 漂う雰囲気は既に玄人肌といったところ
予約は13時に入れていたらしく 何とかギリギリ間に合う時間に到着できた さあ来たからには満喫しちゃうよ♪
と言うわけで 詳しくは写真日記にUPしています 7/25の記載をチェックしてみてください ちなみに『丹三郎』のHPはここ↓ http://sky.zero.ad.jp/tanzaburou/
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大急ぎで自宅に戻り身支度 すぐさま家を飛びだして一路渋谷を目指す 今日は春山さんが主宰するライブイベント『HARUYAMA ZERO TWO』の日なのだ♪
この開催が決まる前にO-EASTである悠さんのソロツアーファイナルに申込みをしてしまっていて 届いた指定席の番号が前から3列目(^^;) マジですかい? でも そんな良席でも心は既に春山イベントだったので 良席なのをいいことにブルーム友達にサッサと譲ってしまいました 会場渋谷同士だし悠さんライブは5時スタートだったんで ハシゴして間に合わないこともなかったんですが 多分一番手にSTEPが来るんじゃないかと予想立てていたので やっぱり初めから春シフトでいこうと 一緒にチケットを申し込んだ友人と決意し合ったのでした
5時に渋谷入り 愛知から来た友人と 一緒に悠さんをばっくれた友人と 合流して軽く食事のできる店に入ってひと涼み その後更に1人加わって開場時刻がくるまで歓談 時計を見て移動を始めます
会場に着いたら既に階段には列ができていたので 空調の冷気が届かない密閉された螺旋状の狭い階段に 仕方なく並びます 前回開場に遅れて行ったら席がギリギリだったので 今回は早めに…と思っていたんですが 今回イス出しておりませんで(苦笑)オールスタンディングでした ありゃ 愛知からの友人だけでも座らせてあげたかったにゃ
入ってすぐのところでチップの受付があって ここでチップを払うともれなくBahahaのCDがもらえるという仕組みだったので 早速GET☆ 「金額はいくらでもいい」と言われてましたが 前回の5曲入りCDが1000円だったので 今回も5曲収録なのを確認して千円を渡したら「こんなにイイの?!」と受付の山田さん(元BAMBIドラム・サンダー)が彼女ともども嬉々とした対応をしてくれました 何か気分いいよ これ(笑)
そのままステージに向かって進み 前方右寄りの場所へ行ったらすぐ横のカウンターの中で セッセとDJの準備をしていた春山さんに気づき 「CD買ったよー」とモノを見せながら声をかけました すると首を伸ばして「ありがとぉー」と笑顔
金髪の坊主になったと先日グルタミンの日に聞いていたので一体どんな状態なんだ?!と思っていたけれど 金髪って程の色じゃなくちょっとホッ… 坊主刈りも前回したときのようなDT松本風味にはなっていなかったので素直に「カッコイイよ」と言えました というかカッコイイ人は何してもカッコイイんだよな ううむ…(自分を省みて無言)
春山さんはDJも喋りも前回より全然こなれてて うまくなったなー…と感心しました 前回は初回だった所為かスゴく緊張した様子で見てるこっちまで肩凝ってきちゃったりしてて(^^;)ゞ 今回はずいぶんリラックスしてやってるみたいだな〜
そしてゲストの一番手 やっぱりSTEPでしたね 『Swing The Earthy Parade』Bahahaの梅ちゃんさんがベースを担当しているので 何度か見たことのあるバンドですが 今回はキーボードがいなくて でもタップは入ってた 前回見たときもタップ踏む人がいたけれど あのときはゲスト扱いだったような気がしたのに今回は普通にメンバー紹介してました? 正規にメンバーなのかなタップの人 手足長くてカッコイイんだよなー… そしてVo.いくみさんのスタイルが実は好きだったりするv 小柄で出るところと引っ込むところがイイ感じで憧れる〜 仕草とか色っぽいのですよ 女性的でいいなーと でも喋るとサバッサバしてて これがまた小気味良くて(笑) 「いくみさん!」と何度声をかけようとしたことかー でも他の人に先?を越されたので やめちゃいました☆えへ!
2番手の宇山さんは後ろの方で聴いていたのですが アコースティックでフォークな音楽 うん 嫌いじゃないぞ♪ アコギの音やっぱり好きだー そんで彼上手に弾いてました 技巧的にどうこうはよく解りませんが アコギの特性を活かして 自分の声をうまく乗せて 雰囲気良かったです 話もラジオ番組持ってるだけあって間合いが良く聞きやすかったし ホッとできるアーティストでした
そして3番手にPOWDER こーれーが 良かった! 最近連チャンで調子良いな〜 POWDER! いいぞ いいぞv ギターの音も徐々にこなれていって 前回くらいから耳に苦じゃなくなってきた ゆわんゆわんしてて面白い 弦切っても 後ろにひっくり返っても 全然気にならなかった 他で吹き飛ばしてた 良しッ!
個人的にぐっと来たのは『アゲイン』ね 実はPOWDERのフルバンドで聴くの初めてでした スーソロのアコとか プチワンマンの時のアコバンド?形態では聴いてましたが バリバリバンドのアレンジは今回が初聴き 5月6月で結構演ってたんですけど ことごとく『アゲイン』の日にはライブ行けてなくて(苦笑)やっと会えたって感慨と 今日は元BAMBIのメンバーが奇しくも全員揃っていたので よりにもよってこの曲か…という気分も内心あったりして 正直複雑な心境でした
“要らないものは捨てなくちゃ” “もう要らないんだ”って歌詞 刺さるよねーこの時ばかりは さ(苦笑)
…そういや出だしのSEがいつもの『星に願いを』じゃなかったな あの曲は誰の何て曲だったんでしょ?(話題を変えてみる)
最後に大トリのBahaha… の前にDJキャプテンの見せ場です 各々は短かったですが それでも次々と色んな曲をかけていって すっかり手慣れた感じ タロウ・ファンクJrおすすめの曲に始まって バイクメン グルタミン スプリングベル VESSE STEP Bahaha などなど解るというか懐かしいというか 小憎らしい選曲にズパッと脳ミソ射ぬかれたのでした! チクショー!DJキャプテンめー くそカッコイイぜ!(>m<)""
でBahahaの番っと もうテンション上がったままで 楽しくてしょうがない STEPの時もPOWDERのときも右隅で聴いていたのだけれど Bahahaはもうちょっと真ん中寄りに移動して堪能♪ ここからだと人の間からのぞくメンバーが一人ずつしか見えないんだけど 順繰りに4人を見回して始終ニッコニコしてました どうしても笑っちゃうんですよ もー 楽しくってねv 新曲も全く初めて聴くのが1曲 春ソロで聴いていたのが2曲 Bahaha的には3曲新曲ってことになるのかな?『MOON WALK』は大人っぽく 『I'm Whatching TV』はソロよりやや明るくなってて 『ローリング・タンバリン』は微弱にキャッチーな感じ
最後の曲で春山さんが放ったピックが丁度頭上に降ってきた …ように見えたので手を伸ばしてみたんですがスカっちゃいまして(^^;)ゞ ありゃ?失敗!っと思って落下を予測したら
ぽて
ぽて? のけ反った胸元に青いピックが ちょこんと乗っていたのでした Σ(°°;)うわわわ!ラッキー?!
やったね私! 自慢じゃないけどこういうの 取ったの初めてなんス!嬉しい〜ッ!!
アンコールを終えて片づけに入っているメンバーの様子をうかがいながら春山さんに 「サインください♪」とピックとマジックを渡したら 「誕生日おめでとう これあげるよ」 「ありがとう… え?なんで知ってるの?」 ホイっと渡されたものに目を落とす と さっきまで春山さんが手首につけていた「02」と刺繍が入ったリストバンド
「28日?」 「なんで?なんで知ってんの???」 「んんー」 何やら誤魔化すようにピックのサインに集中する春山さん
何だかよく解らないままピックにサインしてもらって 本日一番の立役者である春山さんを拘束する訳にもいかず ピックとマジックが返って来たら大人しく退散 去り際に手に持っていたリストバンドのことを思いだして「本当に貰っていいの?」と確認したら 笑ってうんうん頷いてる いいんだー?もらっちゃって… でも何で誕生日を知っていたのかは謎なまま はて?どっかに書き込みでもしてたかな?私??
マジックを貸してくれた友人に返却しにいったついでに「見て見て〜v」とサインしてもらった面を相手に向けてつまんで見せたら
…ん? こっち側にも何か書いてある…
“HAPPY BIRTHDAY これちゃん”
Σ(@△@;)
何じゃこりゃぁああッ?!!
嬉!
しばらく狂喜乱舞の私 かなり舞い上がってます! 当社比2.7倍 足浮いてるかと思った マジで
しばらく経って春山さんが誰の相手もしていない隙を狙い 小走りで近寄って行って 「春山さん!これありがとう すっごい嬉しいー!」 うんうんって笑ってる春山さんにもう一度さっきの質問をしてみる 「何で知ってたの?誕生日」 「実は黙ってろって言われたんだけど○○ちゃんに教えてもらった」 「あ〜… なるほど(笑)」 謎が解けた!
その後 名前の出た友人にお礼を言いに行ったら 「言っちゃったんだ!ごめんね〜余計なことして」と謝るので お礼を言いに行ったのになんで謝るんだよー!と小突いて笑いました
春山さんが私の誕生日を知ってるなんて端から思ってないから どうして知っていたのかが気になってたんだけど 気を利かせた友人がこっそり教えてくれていたのなら合点がいくし お陰様で思いがけぬプレゼントがもらえたのだから 嬉しいの他の感情は出て来ません とにかく全てが嬉しくて 楽しくて 異常にテンションの高い夜になったことだけは確か
更にこの日はバイクメンのドラム葛迫さんを見つけたので声をかけたら 以前みたいにバカな話がダラダラとできてしまい ただでさえ高いテンションはもう天井知らず
ほんとにサイコーだ!『HARUYAMA ZERO TWO』!! 春山玲!!!
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POWDERのメンバーも それぞれとっ掴まえて良かったことを伝えた 特にスーさんには「弦切っちゃっても全然気にならないくらい良かった!惚れ直したよ」と言ったら 「コケちゃった」とテレ笑い あはは そういやひっくり返ってたっけ 「それを入れても良かった 次もカッコイイの見せてね… あ!次のライブ私誕生日当日だから!マジでカッコいいのお願いね!!」 「え〜 それはどうかなぁ」 …グーを腹に入れてやる 「いたー」 知らん 知らん
フラフラしていたらクリさんに掴まる 「今日は全然見えなかったよー 次はクリさんの見えるところに行くから… あ!次のライブ私の〜」 とスーさんと同じアピールをしたら ガッシリ握手されて 「おっし!おめでとう まかせとけ!」 とか何とか この対応の違いはなんだ スージー見てるか?おいこら
さなやんには演奏の他に 着ていたシャツと色が薄めのサングラスを褒めたら 随分喜んでくれた様子で 声かけて良かったな〜と思った 真っ黒サングラスより今日ぐらいのがイイよ 目が見えてホッとすんの んね!
帰り際にSBの時に手伝いに来てくれていたベテランドラマー・ヨコタクさんを発見したので スーさんに 「スーさんヨコタクさんに会った?」と訊いたら 「え!どこどこ?」とキョロキョロし出すので 彼のいる方を指して教えてあげた
ファンの子達の対応が終わったら一目散に彼の背中に飛びついてた 彼ら同士会うの久しぶりだったんだ… 何か色んな同窓会みたいな日だなー あはは
『MEMORIES』1995年/日本
やっと観て来ました『ハリー・ポッターとアズガバンの囚人』 ゲイリー♪ゲイリー♪
2作目がかなりのヘッポコだったので 今回割合評判の良い3作目でしたが 私的には「…うーん」というのが感想です やっぱり散漫な気がする どこに重点があるのか 落ち着かない
ただ前回に比べたらテンポ良かったし 世界感を味わうには充分なシーンが満載だったと思います でも映画作品としてというよりは 原作を知ってる人がアイテムや場面の再現加減を楽しむ内容だったんじゃないかと思いました 別に悪いって言ってんじゃないですよ 客観的にはそうでしょうと
じゃあ今度は個人的感想をGO!
ツボは何と言ってもウィーズリー兄弟! まずはジョージ&フレッド 彼らが透明マントをかぶったハリーを目ざとく見つけて両脇からガッチリ掴まえ 物陰に連れ込むところから ハリーに秘密アイテムを渡すときの息の合った台詞まわしは必見!たたみかけるようなテンポで交互にまくし立てる様子は双子ならではのコンビネーションでした そしてパーシー 寮に入ろうとしてトラブってるシーンで 寮生が騒ぐ中「首席の僕に従って!」とリーダーシップを取ろうとしますが騒ぐ寮生達には馬耳東風 「僕は首席だぞー!」と一人で頑張っちゃってるパースが地味に笑えました ところで彼女のぺネロピーって映画には出て来ないの? チョウ・チャンもいなかったぞ?? んでやっぱりロン ロン可愛いよーやっぱ 帽子とか寝言とかいちいち愛らしい(笑)そして今回ロンとハーマイオニーのちょっぴりラブな雰囲気が出てきてて良ろしかったですv あのカップル可愛いってばよ
今回からダンブルダドア校長を演じているマイケル・ガンボン違和感なし 全くなし! 眼鏡とおヒゲであのコスチュームを纏えば 誰だってある程度似るもんだろうけど 本当に自然でビックリしました 前作までより活き活きと活動的だったのは まぁ 当たり前と申しますか そんな部分に違いを感じるなという話でもありますね リチャード・ハリス氏のご冥福を祈って…
それに引きかえ子供たちは育っててビックリだね ハリーはもちろんだけど ネビル!あんなに伸びたらキャラが違うでしょ(苦笑)ドラコももう 別の子にしてあげて欲しかったよ すっかりお兄さんになっちゃって… しかも今回役柄的に情けなさに拍車がかかっていたので見てて痛々しいくらいでした 子役の身体的な成長はどうにもならんねー
期待不安のゲイリー・オールドマンは予想通りの微弱出演で(^^;) でも思った以上にキュートなシリウスで楽しめました ルーピン先生のデビッド・シューリスも悪くなかった もともと柔和な雰囲気の俳優さんだし 血気に逸るシリウスとの親友っぷりも美味しかったなと そして彼らの級友(という設定は映画見ただけじゃ伝わらないけど)スネイプ先生のヘタれ具合が可笑しくて アラン・リックマン面白がって演ってんだろうなー 素のリックマン氏めさめさ優しそうなオジサマなのに あのしかめっ面ったら!吹き飛ばされっぷりったら!(笑) もっと出番が欲しかったですー
それからエンドロール凝ってて可愛かったです 今回登場のアイテム“忍びの地図”はその魔法的機能はもちろんですが デザインが良い!不思議な機能がなくても充分魅力的な地図でした 可愛い!
…え 見方が変? 今更何言ってんですか 独断と偏見を綴る日記じゃないですか ここ 私の天下です 俺様ページですよ♪
よくよく考えたら いや考えなくても 面子がものすごいです 今回エマ・トンプソンやティモシー・スポール出てましたしね 次回はケイト・ウィンスレットの出演が決まっているそうです ワーナー側は噂を否定しているようですけど「例のあの人」役にジョン・マルコビッチなんて まことしやかな噂まで流れている昨今
エマもケイトも「子供が喜ぶから」という理由がオファーに応えた要因だったようで マルコビッチも子供は丁度ポッターとか好きそうな年齢(娘90年生・息子92年生)なのでもしかして?と一瞬思いましたが 彼 米国人なんですよね(苦笑) んー残念!
ポッターにはこのまま英国俳優で固めたキャスティングを貫いちゃって欲しいです
楽しみ方は色々ってことですよ(笑)
『学園天国』フィンガー5
今更ながら『ブレイド』を鑑賞
ノーマンの出てる『ブレイド2』を先に見ちゃってて 大まかな部分しか知らなかったんで 見なくちゃなぁ〜とずっと思っていたのですよ やっと実行に移せました
公開当時スティーブン・ドーフが来日してたのとか知ってたんですけどね〜 映画情報番組毎週見てましたからね〜 でも 全ッ然興味湧かなかったんですよね 作品的に(苦笑) 今回見たのも『ブレイド』が見たいというより フロスト(as スティーブン・ドーフ)が見たかった感が色濃くて… ゴホゴホ
妊娠中にヴァンパイヤに襲われた女性が産んだ赤ん坊が 成長してヴァンパイヤ退治をしていく話 人間とヴァンパイヤの能力を持ちあわせる彼“ブレイド”(ウェズリー・スナイプス)は 異常に高い身体能力と人間離れした治癒能力を誇りながら 定期的に訪れる“血”への渇望に悩まされている 人間と同じ速度で年をとり 銀や日光にも脅かされないため ヴァンパイヤの間では「デイウォーカー=昼間歩く人」と呼ばれ恐れられていた 日夜おぞましい存在の駆除に駆け回るブレイドは 長年の宿敵フロスト(スティーブン・ドーフ)の邪悪な計画を知り それを阻止すべく戦いを挑むのだった
はいー こんな話でした 本国で人気のコミックヒーローを実写化したんだそうです
ヴァンパイヤの弱点は 日光・純銀・ニンニク 十字架は無力だそうです まぁ十字架OKにしちゃうとお手軽になりすぎて収集つかなくなっちゃうからだろうと思います 雑多とはいえアメリカは一応キリスト教圏だから ロザリオ身に付けてる人がいてもおかしくないもんね
色々アイテムを使ってヴァンパイヤの退治をしていくブレイドなんですが そのメインになっている武器が銀製の剣 両刃なので“刀”ではなんですが 見た目の形は日本刀に近い細めの刀身でまったくの無反り それを背中に仕込んだ鞘に収めて動いてるんですが 背骨に沿って真っすぐくっついていて 頭の上に柄が少し飛び出ています 後ろ姿を見ると 重厚な漆黒の革製ロングコート …の首元辺りに穴が開いていてそっから にゅっ!と剣の柄が出てる
どうもカッコイイつもりらしいんですが 私の目にはその様子がギャグにしか見えなくて ウェズリーがシリアスな演技をすればするほど 可笑しいったらないのです だいたい あの長さで無反りの剣をまっすぐ背中に収めてたりしたら 抜けないだろ 忍者が何で斜めに背負ってるのか解ってるのかなぁ? 刀に反りがついてるのが何故なのか知ってるのかなぁ?
アメコミは無理と矛盾の宝庫です
最大の敵フロストは日焼け止めを塗って昼間の街を歩いたりします そんなヴァンパイヤも面白過ぎです(笑) 作品的にはやっぱりピンとこない映画でしたが 重箱の隅をつつくような見方をすれば なかなか楽しい場面が沢山でした あとはスティーブン・ドーフが演じたフロストの 色気なヴァンパイヤが見物だったのかな と 思いました
それからー 先に『〜2』を先に見た立場としては ブレイドの相棒ウィスラーがあのあとどうなってるのかが 全然納得いきませんでした! 更に今回の相手役?になってる黒人の女医さんは どこに行っちゃうのか ヴァンパイヤ側にいた東欧系の女性より断然綺麗でした 美人だわ スタイル良いわ カッコイイわ 『〜2』にも出せばいいのに〜
…とも思いましたが ノーマンがいれば他はどうでもいいや
結局そこに落ち着くのでした
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『私は「うつ依存症」の女』鑑賞
原作者エリザベス・ワーツェルのベストセラー自伝を映画化した作品です 主演のクリスティーナ・リッチが熱演しているんですが かなりカルトです なーんでこんなモン借りて来てんだうちの妹は(苦笑)
内容はタイトルまんまというか 鬱の女の子の病的な日々を綴ったものです あんまり気持ちは良くない
助演にジェシカ・ラング チョイ役にジョナサン・リース・マイヤーズ 役者的に目がとまるのもそのくらい クリスティーナ体型スリムです 無意味に裸になったりしてました 女優として演じ甲斐のある役だったのかも知れませんが 見る側にしてみたら何でこんな映画作ったんだよ というのが正直な感想 「鬱」に関わったことのない人には とっつきにくい話です 逆に「鬱」が解る人には共感が得られたりするのかも知れませんが 私には解りませんでした
原題は『Prozac Nation』Prozacは代表的な抗鬱剤の名称で Nationは国民とか国家とかという意味 「プロザック国家」とでも訳すんでしょうか? アメリカでは うつ病の人だけでなく「積極的にになれる・明るくなれる」 との理由から一般的なビジネスマンまでもが服用している薬だそうです
薬の力で人格が変わってしまう自覚を得ながら それでも一般的な生活を送るためには薬に頼るしかない 「私の目には薬局がドラッグの売人に見える 処方箋を持って薬を買いに来る客は みんなジャンキー」
ううーん 確かにそれは 一理あるご意見
良くも悪くもドラッグ大国USA(苦笑)
『渇きの街』1997年/日本
2004年07月22日(木) |
スクリーンが回る キラキラ揺れる |
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下北沢 BASEMENT BAR にてグルタミンライブ! いつもよりちょっと早めの19:40頃出番
友人と早めに下北入りし イタトマで軽く食事をしてから会場に向かったら 丁度セッティング中でギリギリセーフだった(汗) あ 危ねぇ…
毎回思うにこのハコ 何か魔法でもかかってんのか?ってくらい 演奏がカッコ良く見える 聴こえる ハリマオ然り Bahaha然り そして グルタミン然り
そして更に魔法でもかかってんのか?ってくらい 常連客の顔ぶれが少ない たまたまなんだろうけど 何でこんな日に限って来てないのよみんな!みたいな感じ ハリマオ然り Bahaha然り そして グルタミンも 然り(苦笑)
カッコイかったのに〜 見逃した人いっぱいいたハズだよ 勿体ない〜
今日は久々の『パラノイア』と『終わりなき世界』にビリビリときて 最近よく演る『研ぎ澄まされていく』のエッジが効いてて素晴らしくツボ! スゲー!スゲー!なにこれ 「カッコイイ」の他の言葉が見つからないよ それ以上の良さを伝えるボキャブラリーを誰か私に頂戴よ! わー うわー きゃー… (これじゃまるきりアホの子だ・。)
終わってからアンケートを書こうとして外に出たら 豪さんが来てくれたので 書くより先に思ったことを直接ベラベラとまくしたてた 暑い日に相当暑苦しいファンだと思ったけど 今日はこの興奮を伝えなきゃ帰れないと思ったから 暑苦しいのには目をつぶってもらおう(苦笑)
ライブハウスを出てすぐの歩道で話し込んでいたら 店のスタッフに「近所の迷惑になるのでここにたまらないでください」とにべもなく追い払われ 豪さん工藤さん我々の5人で駅方面に向かって移動 三叉路にあるコンビニの前まで来て話のつづきを始めた
何故だか途中で映画の話になって 最近面白い映画観た?と豪さんに訊かれた我々 映画好きの豪さんにススメられる映画なんて見てるかな?(汗)記憶をたぐってみる
「『ノッキン・オン・ヘブンズドア』は観ました?」 …ごめん 本当マジツボだったんスよ私(^^;)ゞ 男性向けかどうかは微妙な気がしたけど つい口からツルっと出てしまった
思いの外興味を示してくれた豪さんに 何故か少々後ろめたいものを感じながら 『es』を勧めときゃ良かったかな なんて次点策を練ってみたり(苦笑)
グルタミンのHPで見られる豪さんのひとくちレビューが面白くてよく見ていたので 彼のイチオシ映画が『マルホランド・ドライブ』だと知っていた私 まだ見たことのない映画だったので 豪さんが『ノッキン〜』を見てくれるなら 私は『マルホ〜』見てみようかなと 交換条件のような展開になってきた
最終的に私は 豪さん推薦の『マルホダンド・ドライブ』『レザボアドックス』の2本を 豪さんは 私が推した『ノッキン・オン・ヘブンズドア』『es』を 機会つくって観てみようじゃないか という話に落ち着いた
…後半前々ライブとは関係ない話してたけど まぁいいかな スゴイ良かったことだけは伝えられたし
おべっかでも世辞でもなく 本人目の前にしてあんだけ誉めたなんてのは 思い出すとこっちが恥ずかしくなってくるけれど 「イイ時は目一杯誉める」をモットーに「イケてない時はザクッと突っ込む」を裏モットーに 掲げて生きるワタクシ的にはまずまずなデキだったんじゃないかと 自負して帰って来たのだった
------------------------------------- 〜余談〜 「昨日は香港映画観てました」 「アジア系好きだよね 韓国モノとかも観るの?」 「嫌いじゃないけど あんまり観てないですね」 「TVも? ホラ あいつとか えっと ペ様?」
ペ様?
「豪さん それを言うなら“ヨン様”でしょ」
一同大爆笑! 確かに“ペ”さんですけどね(笑)
『ハートブレイク・ムービー・シアター』Bahaha Orchestra
香港映画『トランサー -霊幻警察-』鑑賞
TSUTAYAの棚を眺めてて たまたま見つけた1本です ニコラス・ツェとスティーブン・フォンが主演だったので手に取ったら 吹替が松田悟志&萩野崇と書かれていたので ちと興味が湧きレンタルってきました 松田氏 萩野氏は 前々クールの仮面ライダーでレギュラーだった人達です(苦笑)
ニコとスティーブンと ちょっとだけどサム・リーも出てて 『ジェネックス・コップ』から4年振りの共演だったらしいです それぞれ育っていて感慨深し
ニコは骨太になった分 前回感じたような美少年度が下がっていて残念 「綺麗」からは離れちゃったけど男ぶりは上がったと言っておきましょうか
スティーブンは短く刈った髪がとてもよく似合っていて◎! 往々にして長髪というか 半端に長い髪型の役が多いので気付きませんでしたが これなら充分アイドルで通ります イケるイケる(笑)
初っ端にチョロっとだけ出てくるサム・リーは相変わらずのコミカルキャラ でもちょっと肉ついた?何かゴツくなってて意外でした 虚弱なガリガリ体型だと思っていたら いつの間にかしっかりした体つきになっていて… 嬉しいような残念なような(何故?!)
ストーリーはむっちゃ香港的 他の国には定着しないだろうって設定でした 何しろ「霊幻」ですから ハイ キョンシーこそ出てきませんが 主人公は道士です 道士という表現もされていませんでしたが 彼らのやっていることは それそのもの 姿形やアイテムが近代化しているだけで 根底にあるものは昔ながらの霊力魂魄の世界 古い習わしをそのまま現代風にアレンジしたようなものでした
つまりはちゃちなオカルトです(苦笑)
あーのねー 設定自体は面白いと思うんですよ 天涯孤独の星の元に生まれた青年が 類い希な霊能力を活かして人間界と霊界の狭間で起こるトラブルを解決していくというね ベタなコミック・ヒーロー設定で
彼に関わる者は薄命の運命を辿ると占見されてから 極力誰とも関わらないように生きてきた主人公の もの悲しい身の上とか トランサーの仕事はペアでしなきゃいけないんだけど 同僚になっただけでも彼の運命に影響されるんで どうしても守護霊と人間のペアになってしまうとか めちゃくちゃなようで割とつじつまが合ってるところがスゴイ
や つじつまっつっても あくまで霊幻な話なんでね 一般常識のそれとは端から違うんですけど(苦笑)
主人公ヤウ(ニコラス・ツェ)は革製の黒づくめ衣装でお仕事をこなします どうもこれが制服のようなものらしいです ロングコートの中に霊幻アイテムを忍ばせていて 前をバサっと開くと内側に色々仕込んである みたいなオモロ服(笑)そしてその格好が『仮面ライダー龍騎』の登場人物・秋山蓮のしていた格好と瓜二つで大笑い 蓮は当時松田氏が演じてらっしゃいました 吹替はもちろん松田氏が主人公ヤウ!
一方のフォン(スティーブン・フォン)は真面目で実直 でも大らかで穿ったところのない好青年 一般警官だった彼はたまたま霊視ができる体質だったため 仕事中のヤウと居合わせたことから特警(トランサー)に興味を抱き 仲間にして欲しいと名乗りを上げてくる
魂再生の周期にあたる相棒(守護霊)を再生させてやるために コンビを解消したばかりだったヤウは フォンの申し出を受けて複雑な心境になるのだった
彼は天涯孤独の運命を背負っている 相棒にするということは その相手の死が近いことを意味するのだ
希望に燃え 人々の役に立ちたいと願う青年フォン その純真さが かえってヤウを悩ませる
…なんか先が読めるでしょ? だってコンビ組むしかないじゃん 2人が主役の話なんだから(苦笑) そんで友情芽生えちゃうんでしょ? そんで更に悩んじゃうんでしょ? ほうら クールに見えて実は人情味溢れてるヤウ本来の姿が見えてきた!
あとは最後をどうまとめるかがポイントよね
大筋は友情とアクション 間にはさまる淡い恋の物語 ところどころに散りばめられたバカギャグ いいね いいね 実に香港チックなエンターテインメント 有無をも言わさぬ強引な展開も嫌いじゃない 難点を挙げるなら女の子が可愛くない 何とかしてよ 街を歩けば美人にあたる香港じゃない 他にもっと可愛い子いたでしょうに(不満)
霊が普通に見えちゃってる彼らの周囲には 外を歩いてる時も 屋内でくつろいでる時も 当たり前のように霊体がいるんです それらに対して さも普通そうに対応している様子が地味に面白い しかも フォンは霊視ができるくせに恐がりで 突然現れる幽霊に驚いて腰を抜かしたりする そんなヘタれとシマりの加減が絶妙の 登場人物たちが魅力的で その他のC級具合には目をつぶってあげよう という気分になれちゃうんです キャラの強さは重要だよ(笑)
人間の涙は執着の証 霊の涙は愛と再生の象徴
少年の霊が 下の子を出産の際に母親が命を落とすと知り その霊を迎えに来るシーンで使われた言葉 母親の霊は病院の廊下で泣き崩れる夫を不憫に思い せめて子供だけでもと 夭逝した我が子の霊に赤ちゃんの体に入って生まれ変わるように言い含めます「お父さんを元気づけてあげて」と落とす涙 少年はその涙を手に 再び「生」の世界に生まれ落ちるのです
この言葉 名文句! この後の展開にも関わってくる伏線になっているのですが とても自然に入り込んでいて「うまい!」と感心してしまいました 直接メインのストーリーに関わってくるわけじゃないんですが ところどころに現れる「普通にいる幽霊」がキーワードを運んでくるところなんかは よくできてると思います
が
変なところで手を抜くのやめようよなー 少年の霊が車に跳ねられるシーンなんて どう見ても人形じゃんかー(笑)他にも思わず吹き出してしまう演出がチラホラあって シリアスなんだかコメディなんだか って印象 アクションシーンでのワイヤー技術はスゴイくせに CGいまいち使いこなせてないよ もそっと頑張れ!
水鬼(水霊 …ちゅーか“水”の霊って何?)役のアレックス・フォン 『仮面ライダー龍騎』で萩野氏が演じていた浅倉にクリソツで爆笑 萩野氏はフォンの声あててましたが こっちの方が良かったんでないの?ってくらい 瓜二つ
なんなんだこの映画!(笑)
最後に特典映像のインタビューを見ていて気づいたこと 主人公の「ヤウ」って名前は本当の名前じゃなかったようです 通し名とかコードネームの類だったのかな?でも劇中の訳にはそんな説明いっさい出てきません
そこで考えた 「ヤウ」ってもしかして 漢字にすると「有」なんじゃないかしら? つまり「存在する」ってだけの意味
とかまで考えて調べてみたら「潮」と書くらしい。全然関係なかったか(^^;)ゞ
『霊幻道士』1985年/香港
2004年07月20日(火) |
Let's Go Summer Days! |
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最高気温39.5℃だってよ…
異常だ! 異常だ! 異常だ!
陽差しを日傘で遮っても 熱を持ったアスファルトが 下からジリジリと何かを発してる そんなん何で遮ったら良いのやら 半笑いで歩く速度を早めるのがせいぜいで ソールの薄いサンダルなんて履いた日にゃ 足の裏低温やけどしかねない こんな日に犬を散歩させてる人の気が知れないよ 肉球焼けちゃうよ アチチチチ…
ああ 恐ろしや 恐ろしや
何が恐ろしいって この暑さが自然のものじゃないってことだ お台場や新橋に高層ビルを建てた所為で 海風が内陸に入ってこれなくなってるらしい 例えば埼玉の熊谷なんて 元々熱気のこもる地形の場所なのに その熱気を唯一動かしてくれていた海からの風が完全に遮断されて この世の灼熱地獄を現実のものにしているわけだ 暑がりの私が絶対に住めないと思う土地
香港 台湾 熊谷
京都も若干その気があるけど 春秋の季節の良さにほだされて我慢できるかも知れないから 候補には入れないでおく 香港と台湾は食や文化は大好きだけど あの湿度と気温は ありえない 言葉の壁以前に立ちはだかる 猛暑の壁 旅行も夏には絶対行かない 行っても外に出られない 意味がない
…何の話だ? ああそう「暑い」って話だ
自分が小さな子供だった頃 こんなイヤラシイ暑さに悩まされたという記憶がない 記憶にないんじゃなくて実際に気温はもっと穏やかだった
そもそも25℃以上を「夏日」30℃以上を「真夏日」という言い方から考えたって 昔は25℃で充分暑かったってことじゃないか それが最近じゃ30℃以上なんて当たり前 35℃以上の日を「超真夏日」なんて言うようになってるとか? 確かに「真夏日」を「超えた」暑さだけどさ 気温の高さにだけじゃなく その呼称そのものに気分が萎えるのは私だけなのか
「超」って 「ちょー」って響きが 何かね…(--;)
暑いのキラーイ 夏生まれだからって イヤなもんはイヤなんじゃい!
------------------------------------------------- 『愛され作戦』鑑賞 ドイツの映画です 妹が「バカっぽそうなんで気楽に見れるかと思って」と借りてきたものですが バカっぽいというか ちょっとカルトな雰囲気漂ってたんですけど…(苦笑)
主人公の女性ファニーは妙齢を迎えているにも関わらず男運がなく 出会うのはゲイや妻帯者ばかり 仕事は順調だが縁遠いことを同僚に揶揄られる毎日に辟易している そんなこんなで自分自身を見つめるつもりか「死に方講座」なる奇妙な講習会に通い続けている彼女は ある日 集合住宅のエレベーターで 同じ階に住む奇妙な出で立ちの黒人青年と乗り合わせた
古い住宅のエレベーターは時々突然動かなくなり住人達を困らせていたが この時2人が乗ったエレベーターも電圧不足で動かなくなってしまう 暗闇で得体の知れない黒人男性と2人閉じこめられたファニーはパニックを起こしかけるが 突然奇声をあげながらエレベーター中を踊り回る男性に呆気に取られてしまう すると彼がダンスを終わらせた途端にエレベーターは動きだした 驚きを隠せずにいる彼女に それまで無愛想だった男性は白い歯をニッカリと見せて名刺を差し出すのだ
占い・お祓い おまかせください オルフェオ
それから数日後 半信半疑のままファニーは占い師オルフェオの部屋を訪れる この鬱屈とした日々から抜け出すための導きが欲しかったのだ
…うーん どこまで話のスジを説明したらいいんでしょう(汗)あちこちに話が飛んで主題が分らなくなる展開だったので 何ともかんともなんですが 箇条書きにしてみると
●オルフェオはゲイで ショーパブのステージに立ったりして日銭を稼いだりもしています ●集合住宅は老朽化に伴い修繕工事が始まり 新任の経営者が住民に挨拶に回ってきます ●新任の経営者は身なりの良い青年で ちょっとキザ 高級車に乗ってやってきます ●オルフェオは悩み相談をしてきたファニーに 運命の男性の特徴を挙げて「出会いは近い」と示唆しますが その特徴は全て新任経営者のことを差しています ●経営者に会って運命を感じちゃったファニーの恋愛アピールが始まります(この辺が「愛され作戦」かな?) ●色んなことがうまく行き始めて急速に友情を深めていくオルフェオとファニー ●でもやっぱりダメで文句を言いにいったら オルフェオの方も彼に捨てられてメルトダウン中 しまいにゃ家賃滞納で部屋を追い出されて 行くあてがないのでファニーの部屋に居候をし始める でも元気が出せないままそのうちよく解らない病気になって弱っていって 最後には消えてしまう ●よき理解者だったオルフェオがいなくなって心にポッカリ穴が空いてしまったファニー 相変わらず通い続けていた「死に方講座」で新たな出会いを得るものの 元気が出なくてその気になれず放置 しかしその相手がオルフェオの部屋に越してきた新たな住人だったことを知り 彼が引き合わせた運命と思って前向きに対処しようと心に決める
…これが全部です ネタバレぶちまけていますが どうせこんなマイナーでカルトな映画 誰も見ないでしょ(苦笑)
えー 疑問点を挙げますと オルフェオには本当にそういう能力があったのか 最後に姿を消したのはファンタジーだったのかトンズラこいただけなのか 悪い人には見えなかったけど ちょっと詐欺紛いな雰囲気も否めず 見方に困った部分です
途中で軽くロマンスった経営者の 後半の存在意義は希薄です ハッキリいって不要だったと思いますが ラストの1カットにはちょっと笑いました
『リード・マイ・リップス』の時も思いましたが どうして縁遠い妙齢の女性主人公には 子持ちなのにモテモテの女友達がいるんでしょう どっちの話でも子供を預けて男に会いに行ってるんだよなー… 奔放というか大らかというか
悪いことだとは思いませんが「不満に思うなら子守を引き受けるな主人公 そして独身だからっていつでも預かってくれると思うな友達 そんなん頼ってるんじゃなくて利用してるだけだろ」と思ってしまうわけですよ 頼みをきいてくれるのが当たり前だと思っている態度が小ムカつくんですわ 親しき仲にも礼儀有り 感謝と敬意が介在しなければ友人関係というのも怪しく思えてくるものです
ちょっと実体験とかぶる部分があるので反応しちゃうんでしょうけれど 「ありがとう」と「ごめんなさい」はその言葉自体はもちろんですが 意味合いまでが大事だと思うんですよ
って 一体誰に説教たれてんでしょ(苦笑) ← 答:例のあの人(今月の日記にこの呼び方で出てきてます)
『Let's Go Summer Days』BIKEMEN
2004年07月19日(月) |
僕の肩をはねて 時間は振り返りもせず |
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『恋の骨折り損?』2回目観劇
前回下手側の席だったのが今回は上手側で 別視点が楽しめて良し! 下手さ加減はおいそれと変わるものじゃないが それでも回をこなしてきた分の成長は見られたので まま良し 本日が楽日の所為かアドリブもポンポン飛ばしていて 勢い的には非常に良し でも勢いつけすぎてカミカミだったのは 悪し!
今日同行の友人は夜の部(千秋楽)も取っているので 終演後は別行動 ちなみに彼女次の回最前列のど真ん中の席が取れてたようで(当日引き換えなので直前まで席番は解らない)相当興奮のご様子 そりゃ最前のど真ん中じゃ 色々見えるでしょう まるまる見えるでしょう(笑)
------------------------------------------------- 私はその後 渋谷BOXXにて松ヶ下氏のバンドスタイル・ワンマンライブに参加 久しぶりにFC先行らしい番号のチケットが届いたので チケットを一緒に申し込んだ友人と2人で開場に間に合うように列についた が 予定時刻になっても扉は開放されず 結局猛暑の中20分以上待たされる
17:30開場/18:00開演なのに20分以上遅れて開場ってどうなのヨ? 新幹線とかで地方から来てる人途中で帰らす気?馬鹿ッ!
何を隠そう今回の番号は10・11!BOXXだったらギリギリ最前狙えるだろうと目算つけていたらドンピシャリ☆ 端から4〜5人目だったが最前列に立つことができた うおお この距離で松氏を見るのは何年ぶりだ?! にわかに盛り上がる私と友人
キャパ300くらいだろ?ってBOXXに一体何人詰め込んだんだか チラっと耳にしたところによると400入れたとか入れないとか?本当かよ そりゃ無茶だろ(汗) その割に前の方は列の前後に余裕があり 空調もガンガンにきいているので待っている間は自分の腕を抱えてブルブルしているような有り様だった 表との気温差は一体どれほどのものだろうか…
今回のワンマンはソロになってから初めてのバンドスタイルだ サポートの面々は ソロバイオリンにミオさん(岡村美央/バイオリニスト) ドラムにコッジー(児島英雄/ザ・カレイドスコープ) ベースにやま(山口寛雄/THE UNCOLOURED) ギターに可久さん(伊藤可久/千綿ヒデノリ他サポート) カルテットに桐朋学園の皆さん(1st・2ndバイオリン&ヴィオラは19歳の女子 チェロは23歳の男子・若狭くん/笑)という ファンにはお馴染みのメンバーが勢ぞろい やまとコッジーは自分のバンド活動どうしたんだ?!って突っ込みたい衝動に駆られながらも かろうじて我慢する
えーと全部で18曲? だったかな 更にアンコール3曲 更更にWアンコール1曲という椀飯振舞いで 緩急取り混ぜた選曲も憎らしいメニューだった 実は白状すると今年月一で発売されている月刊CDを 買ったまま聴かずに放置とか何ヶ月もしていたので 今回演奏された曲の半分くらいは初めて聴く曲だったんだけれども 何というか 安心できる「松ヶ下節」で成り立っているので どの曲も違和感なく入り込めて全然困らなかったし かえって新鮮な気分で臨めたので 昔のわだかまりなど忘れて大いに楽しんでいたのだが 最後の最後Wアンコールで歌った曲が
『君と僕と約束』ってさ… アンタそんな伝家の宝刀振りかざされては 泣くに泣けませんが 私
この曲はブルーム時代のしかも割合初期の頃の作品だ 確か…6枚目のシングル かな?の それもカップリング 主に作詞を別所氏・作曲を松ヶ下氏が担当していた彼らにしてはイレギュラーな 詞曲共に松ヶ下氏の手によるものだ しかも現役バリバリの頃から名高い名曲
この曲 前奏なしで歌のソロから入るのだが その第一声を聴いた瞬間に「やられた!」と思った 体が動かなくなって 瞬きの回数が極端に減る そのくらいの威力は充分にある 今この瞬間での『君と僕と約束』だった
元々歌う人ではない松ヶ下氏がボーカルをとるようになったのはソロになってからのことで ブルームの頃は専らコーラス程度 大昔からの持ち歌があったにはあったが 滅多に披露されることはなく 基本的に歌わない彼のリードボーカルが意外と評判良いことに気づいたのか 頻繁に歌われるようになったのはロシアから戻ってしばらく経ってからのこと タイミング的には休止の日から数えた方が早い時期だ この頃になるとだいぶ歌い込まれているので そこそこ技巧的にも上達を見せていた
それでもそれはその曲に限った話であって ソロになったばかりの頃の歌といったら 正直お粗末なレベルだったとしか言い様がない そりゃそれまでメインで歌ったことなどなかった人なんだから仕方のないことだが ファンの立場で聴いても少々難ありな状態だった
そんなぎこちなさも回を追う毎にこなれていき 確実に上手くなっていくのを聴いていて 彼に別のボーカルは不要になってしまうのか…とうら寂しく思う部分もあったりなかったりで なかなかに複雑だった心境も 徐々に落ち着きを見せ 最近では素直に「上手くなったなぁ〜」と感心できるようになっていたのに
それなのに 今更それを歌うわけ?
今日のライブ 松ヶ下氏が担当するギター・ピアノ・ボーカルの中で 一番拙かったのは明らかにボーカルだ ワンマンで時間は長いし バンドスタイルということで月一ライブのように座ったまま演奏出来るわけでもないから 息があがるのも当然だし 伴って音程や声量がおかしなことになっても 仕方ないことだと思う それでも それなのに この曲を歌ったときの松ヶ下氏の安定感は驚くべきものだった
相当歌い込んでるんだ…
咄嗟にそう思った というか確信した 絶対歌ってたんだこの人 この曲ずっと歌いつづけてたんだ!
全く泣けてくる話じゃあないか 感動モノだよ本当 でも滅多に泣かない私は この時も残念ながら涙を流すことはなかった そんな柄じゃないのは百も承知だが 今回はそれだけが理由じゃない
松ヶ下氏があれほどの歌と演奏を聴かせているというのに 何故すすり泣くか!
感極まって泣いてしまうのは許そう 心境はいたいほどよく解る でも 歌い出しの一言で突然スイッチ入れたみたいに泣き出すのはいかがなものなのか 何か「泣き出すタイミングをはかってました」「私たちあなたの歌でこんなに泣いてるのよ」と主張してるみたいで ものすごーく萎えてしまったのだが… 私の見方が穿ち過ぎなんだろうか?
ぐしぐしと鼻をすする 嗚咽はかむ 咳き込んで しゃくり上げて…
うがーッ!ウザい!! 松ヶ下氏の歌に集中できん!!(怒)
アンタら彼の歌聴く気あんのか?! 泣くのには目をつぶるが 声を殺さんかい 声を! そこそこの価格のチケットを事前予約で手数料も取られて買って 暑い中30分並んで ものすごく楽しみにして
アンタらの泣き声を聴きに来たわけじゃないわい
解れ馬鹿ッ 泣くのがファンと思うのかも知らんが 涙を堪えるのもファンなんだよッ 自分家でCD聴いてる分にはいくらでも大声出して泣いてりゃいい でも今は違うだろ!っての
ブルームの後半から何が嫌だったって そういう変に芝居じみた行動をとる人達の台頭が目に余っていたところだったんだ 超良いライブだったのに つまらんことで一気に熱が冷めちゃったじゃないか
許すまじ! 許すまじ!! 許すまじ!!!
本当 松ヶ下氏のライブは 超良かったんだよ〜ぅ これは確か 絶対 間違いなく! ありがとう松氏 そんでもって こんな心の狭い私を許してくれ…・。
『君と僕と約束』Bluem of Youth
渋谷ル・シネマにて『キッチン・ストーリー』を鑑賞〜
第二次世界大戦後 家政学の専門家たちが 台所の効率化による経済効果に着目し始める スウェーデンでは家庭調査協会が主婦の台所での習慣を調査して新製品を次々と開発していたが 1950年代初頭 さらに「ノルウェーとフィンランドにおける独身男性の台所での習慣」の調査に乗り出した
調査団の車には1台に1台ずつ寝泊まり用のトレーラーが引かれ その屋根には脚高監視台がくくりつけてある そんな奇妙な様子の車が何台も連なって国境を越え 左側通行のスウェーデンから右側通行のノルウェーに乗り入れて行く 元を辿れば始祖を同じくする民族でありながら 大戦中は中立を保ったスウェーデンと ドイツの占領下にあったノルウェー お互い心中に秘めた微妙なわだかまりのようなものがあるが 表面上は隣国同士 友好的な関係を保っている そんな状況下で始動したこのプロジェクトは果たして成功するのだろうか?
各被験者宅にトレーラーごと乗りつけた調査員は キッチンの一角に脚高な椅子を持ち込み 一日中その上に腰掛けて台所における被験者の行動パターンを観察し記録する といった地味な仕事を24時間体制で行わなければならない しかもこの実験の間 調査員と被験者はいっさい口をきいてはいけないし あらゆる交流を持たないことがルールとされていた 調査員はただ被験者の行動を椅子の上で見ているだけ 許されているのは ただそれだけだ
しかし被験者も調査員も人の子 毎日顔を合わせながら挨拶の一言も交わせないなどという関係が そういつまでも続くわけがなかった… 監督・脚本を務めたベント・ハーメルが実際にスウェーデンの家庭調査協会が1950年に発表した「主婦の台所での動線図」に強い印象を受け これをモチーフにストーリーを構築した ノルウェー&スウェーデンの合作映画です 淡々とした展開の割にテンポというか 「間」が良くて思っていたより退屈しませんでした そして予想通りのほのぼの感と滑稽さ(笑)
老齢の被験者と壮年を越そうかという調査員のぎくしゃくした交流の様子が 何とも微笑ましい 徐々に心を通わせるおじさん2人の関係は 被験者の元々の親友が嫉妬してしまうほどに温かく 雪と氷に閉ざされた国境を溶かしていくような穏やかさと強さに満ちあふれています
期待以上のものではありませんでしたが 期待していた分の満足はして帰って来ました 観に行って良かった(笑)
それにしても一番早い時間に行った所為か客が少なくてちょっとビックリ 自分らの前の席ほとんど埋まってませんでした…(^^;)ゞ あはは
------------------------------ まったくの余談 被験者の元々の親友グラントを演じていた俳優さんを見て「…ノーマンっぽい」と言ったら 一緒に見ていた妹も賛同してくれました 意外! 昨日の今日だったので「誰でもかれでもノーマンに見えるんじゃないの?!」と言われるかと思った(^^;)ゞ ああ でも昨日のマーティンは認めてくれませんでした(苦笑) グラント ノーマンが歳とったら あんな感じかな〜?なんて
『氷の国のノイ』2003年/アイスランド・ドイツ・イギリス・デンマーク
2004年07月17日(土) |
Love's La bour's Lost |
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劇団たいしゅう公演『恋の骨折り損?』観劇
舞台は戦国 織田信長と濃姫の恋物語を主軸にした時代劇風の芝居だが ベースとなっているストーリーは 1594-95年に書かれたシェイクスピアの喜劇『恋の骨折り損(Love's Labour's Lost)』である
織田信長に村上幸平 豊臣秀吉に綾野剛 明智光秀に唐橋充 この3人は前クールの仮面ライダーに出演していた いわゆる”イケメン俳優”というヤツで 彼らの出演がきっかけになっているという邪な理由が今回の観劇の裏にあることは 敢えて否定しない どうせミーハーだもんね
濃姫役に三船美香 あの三船敏郎の孫娘だってことは チケット手配の際頭の隅にあったハズなのに 実際に舞台を観ているときには全然思い出さなくて 「あの子一人で貫禄あるなぁ…」 と のん気な感想を抱いていたりした
ええと 前半は結構おチャラけた展開で イケメンさんファンのウケを狙ったようなあざとい演出もちょこちょこ入ってきて 気楽に笑える展開 後半は重々しく切ない倒錯が生む悲劇を披露していた
…悲劇?
あらすじくらいはと思って調べておいた『恋の骨折り損』はシェイクスピアの喜劇 だったハズですが?!
本来の『恋の骨折り損』は 気まぐれなナヴァールの若き王が学問に打ち込むためといって 彼に従う貴族3人と共に 粗食・1日3時間睡眠・女人禁制の誓いを立てる ところがフランス王の遣いといって訪れた王女と3人の侍女にそれぞれが揃って一目惚れ 誓いの手前堂々と愛を打ち明けることができず 各人内緒の恋愛ゲームに四苦八苦する様子を 面白可笑しく けれども知的さを保った展開で愉しむ作品である
最終的には4人とも求婚し あと一歩で大団円というタイミングで フランス国王の訃報が届き 王女たちは「1年間その愛を保つことができたら求婚を受けましょう」という約束を残しナヴァールを去ってしまう という「お預け」段階で終幕を迎えてしまう話だ
今回の舞台ではこの先が描かれており むしろこっちがメインといった風情だった 要するに オリジナルなんじゃん!(苦笑)
個人的にはシェイクスピアよりも信長サイドの矛盾の方がスゴく感じて 何だってわざわざこの時代というか 彼らに置き換えて話を作ったんだろう?と疑問に思ったので調べてみたところ シェイクスピアがこの作品を書いた時代を日本史にすり合わせると丁度秀吉の時代で「太閤検地」を始めた頃になる もしかしたらそのつながりに注目してのことだったのかも知れないが いかんせん無理が多過ぎた
濃姫の侍女に ねね(秀吉の正室おね/北の政所)と ひろこ(光秀の正室煕子)ってところからしてイキナリ「ありえねぇ!」と思っちゃったし 百歩譲って煕子は美濃出身だから流すとしても ねねの方は尾張出身だっちゅーねん(笑)
いや チラシ見たとき ひろこなんてまた随分マニアックな人を出すんだなと 感心したのだが(光秀は糟糠の妻である彼女の他に側室を持たず生涯一筋を貫いている) 人間関係全然違ってたし… ねねは有名だからいいけど あれじゃ煕子がちょっと可哀想だよ
そして終始耳についた「信長」と呼び捨てにしてる光秀(笑)これもまた ありえねぇだろってばよ 一緒に観ていた友人は「家臣には信長のこと“お館様”と呼んで欲しかった」などとこぼしていたが そこまで要求するのは酷というものだろう
そもそも信長が無血平和を目指すって段階で違和感があるし 歴史創作であるにせよ 暗殺に失敗してお咎めなしなんて それこそありえないしなー…
それに濃姫と信長結婚してないじゃん!あの奇人にこの妻ありな夫婦だってのに 何年も離れ離れに過ごして やっと会えたと思ったら死に別れかよ 濃姫78歳まで生きてるっつーのよ(1612年没) 秀吉よりも長生きだよ
ありえねー ありえねー…
ちなみにアーマード(スペイン人)は いきなりシェイクスピア版の人物そのままで登場 一瞬「誰?」と思った 伝教者かと…(の割にはナマグサ/苦笑)
面白いな ここまでメチャクチャだと かえって面白い いっそ潔いというか 何というか…
明後日また同じ舞台を別の友人と観ることになっているのだが 何だか今回でお腹一杯になってしまった感があり 微弱に不安が残る
せめてもそっと上手に演ってくれないかね 数人を除く出演者のみなさん方(苦笑)
------------------------------------------------- 『I LOVE ペッカー』鑑賞〜
エドワード・ファーロング主演のハートフル・コメディ かな? 青春ドラマにもかかってくる内容かも… 監督ジョン・ウォーターズが故郷ボルチモアへの愛を表現してるとかしてないとか 言われている賛否両極端なコメディ映画です
ボルチモアの小さな町で バーガー店のスタッフとして働く青年ペッカーは今 母親にもらった中古のカメラに夢中だ 町のあちこちで出会う何気ない場面を撮っては 個展に飾る作品に仕上げていく 個展といっても職場の壁面を借りて展示するだけのささやかなものだが それでも彼にとっては自分の作品を町のみんなに見てもらえる 最高のギャラリーだ
いよいよ個展開催の日 町の人々がペッカーの写真を愉む中 N.Y.でギャラリーを営む女性ディーラーが彼の写真に興味を示し ペッカーに「N.Y.で個展を開く気はない?」と持ちかける その場に居合わせた家族共々大喜びのペッカーが 家族や親友・恋人を連れてN.Y.へと乗り出すと 彼の写真はあらゆるメディアで評価され またたく間に一躍有名人に!
全てが順風満帆に見えていたペッカーの出世劇 しかし のどかな町ボルチモアで生まれ育った彼らに 段々とその名声が重荷となっていく
ペッカーの作品をどんどん売り込みたいディーラーと 有名になる前の生活に戻りたいペッカー達 彼らの利害は一致を見せることができるのか?
特別何かスゴイことが起きるわけでもないし 感動ストーリーが展開されるわけでもありません 何気なかったハズの日々が 何かの切っ掛けによって大転回してしまうというハプニングに 右往左往してしまう人心がコミカルに描かれているだけです あとはもう 登場人物達の個性がどれだけ立っているかって部分がポイントなんじゃないかと(苦笑)
エドワード・ファーロングは非常に可愛いらしかったです ペッカーという青年は 年齢的には大人なハズなんですが 思い切り無邪気な感じの男の子 でもちゃんと恋人がいて ひと通りのことはもちろん解っている一般的な青少年でもあります
恋人のシェリーを演じるのはクリスティーナ・リッチ 外見的には幼い印象が抜けない彼女ですが その姿に反する大人びた雰囲気を持つ 一種独特な女優さん
この2人が違和感なくラブラブ・カップル(笑)に見えるのが とても可愛い ちょっとポヤっとしているペッカーと シャキシャキして勢いのあるシェリーの バランスが絶妙でナイスな配役です
古着屋を営んで ホームレス達と仲の良い母 プールバーを経営している父 自宅の脇にだしたドライブスルーのビーフサンド屋が大人気の祖母は 自作のマリア像に熱心な祈りを奉げる敬虔なクリスチャン 異常なくらいにお菓子が大好きな妹 ホモ好きでゲイバーで働くことに生き甲斐を感じている姉 ペッカーの家族はみんな個性的
いつもペッカーのモデルを快く引き受けてくれる親友のマットは気の良いヤツですが 万引きの常習犯で その手癖の悪さが災いして働き口が見つからないのが 悩みといったら悩みのタネ その他にもペッカーを囲むボルチモアの人々は 気の良い どこかのんびりと構えた 個性的な人物ばかりです
年若い青年が何気なく撮っていた写真が アート界に一大センセーションを巻き起こす様子から「アメリカのアート批判」と受け取る評論家もいたようですが ウォーターズ監督はそこまで考えてないんじゃないかと 何となく思います 何というか彼の作品 お馬鹿映画ばっかりだからさ(苦笑) 何も考えてないでしょ?みたいな印象 あるんだもん…
この作品のタイトルで検索してみると沢山のレビューが引っかかりますが 本当にてんでバラバラな感想が記されています 個人サイトの感想とかスゴイ面白いです(笑) 結構メタクソにけなしまくっている人が多いんですが 私はそんなにキライじゃありませんでした
どうせ映画の良し悪しなんか解らないし 結局最後は個人の好みの問題でしょ イイじゃん好きでも嫌いでも 見方に間違いなんてありはしないよ 私も嫌いな作品はけなす方向でいかせてもらってますんで(笑)あくまでも独断と偏見のサイトだってご了承の上ご覧下さいましね
うーんと ペッカーが注目される切っ掛けになった1枚の写真に写っているものが本当は何なのか 実はこれが気になって映画を見たハズだったんですが 結局何だったのか解らず終いでした(汗)
何かねこの映画R−15指定入ってるんですよ 何で15禁なのか全然解らない バトロワと同じなんて信じられない 何が引っかかってんですか?? そこで「あの写真が実はヤバいものなのかも?!」と変な目算をつけてみた訳なんですがね サッパリでしたね 画面止めて色んな角度から見てみましたが 解らなーい もしかして私 監督の罠に引っかかったクチなんでしょうか…(^^;)ゞ
まぁいいや
最後は故郷賛歌にふさわしい大団円で締め 観賞後に何か残ったかと問われると「…何も?」って言うしかない内容のなさですが 無条件ハッピーな気分には なれるラストでした
意味なんてないんですよ 多分 「楽しけりゃイイじゃん」って そんな映画
------------------------------------------------- 『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』を鑑賞〜
余命幾ばくもないと診断された2人の男性が 入院していた病院を抜け出して 見たことのなかった海を目指すのだが 病院を抜ける際に拝借した車が 金を運ぶ途中のギャングのものだったことから ギャングと警察の両方に追われるという危ない旅になってしまう それぞれに末期の難病を抱えた2人は 無事に海まで辿り着けるのだろうか
話は簡単それだけです 逃げて追われて 撒いて撒かれて 時折しんみり・じんわり・ほんわり でも全体的なテンポが良くて 主人公の2人が病人だってことを忘れてしまうくらい賑やかしくコミカルな展開です
目的は役者でも監督でもなく ただタイトルが有名な歌と同じで棚で見かける度に気になっていたってことと ドイツ映画だってことと あらすじ見たら面白そうだったって理由から借りてきた1本だったのですが 個人的に激ヒット でして!
主人公の一人マーティン(ティル・シュワイガー)が見せる上目遣いが ノーマンに似てる!絶対似てる!! と思ってしまい 妄想止まらず…(結局ノーマンかよ) 相方のルディの底なしに穏やかなキャラがまた絶妙なバランスで隣にいるもんだから この2人のちぐはぐなコンビにツボ突かれてしまったのでした
彼らを追いかけるギャングの方もヌケてて笑えるのにヤボったくなく また 警官をかわすときも洒落を利かせるのを忘れない 命の終末を告げられてあそこまで陽気になれるかは別にして 1つのことに固執して どんな手を使ってでも達成させたいと願う想いの強さは 実際の場合と違いはないのかも知れない そんな風にも見られる映画でした
天国では海の話をするのが流行り
ドイツにそういう定説があるのか それともこの映画の中だけの常識なのか解りませんが 海を見ずに死んだら天国の話題に入れないぞ というのが根底にあって 海への憧憬を深めていく主人公たちの ひたむきさが何ともいえない雰囲気を醸し出しています いい歳をした大の大人2人なんですが まるで少年のようなやんちゃぶりです
イカンなぁ… やんちゃなオッサンには弱いんだよ 本当まいっちゃうよなぁ…(苦笑)
そんな訳で マーティン強力プッシュです (どんな訳だ!)
『Love's La bour's Lost』2000年/アメリカ・イギリス
仕事の話
コンサルが仕事の会社なのに何故か 月刊フライヤー(A3ペラ両面刷り)の注文をとってきた社員 聞けばこれもコンサルの一環とのことだが 割付も面組も記事の中身まで請け負ってきたらしい ただでさえ忙しく仕事をしている彼らに 取材やら原稿づくりやら そんな面倒なことができる訳がない だったら誰に回すつもりだ? 気をつけろ!
先方から資料をもらって 何とかかんとかまとめたラフを 校正してもらったら
◆字体が太く、字間が空いているので読み難い。 明朝体ではなく、細ゴシック等にしてみては? ◆文章の終わり(「〜です。」「〜ません。」等)が行頭にきてしまって いるので、文字数・句読点等でうまく調整してください。 ◆イラストに統一感を出してください。色々なタッチのイラストがありすぎて、 ちょっと垢抜けない感じがします。(細い線のイラストにして欲しい。)
◆タイトルが硬いように思います。英語を織り交ぜる等、もう少し おしゃれにしてみたい。 ◆よく保険のおばさんが持ってくる新聞と似ている。内容は女性向け だと思うので、見た目も、もう少し女性を意識した感じにして欲しい。
と返って来た
最初の2つは何とかできるとして 残りの3つはスケジュール的に無理だ! というか「ありもの使ってください」と資料をくれたのはお前たちだろう!イラストの統一ってのは「全部描きおろせ」ということなんだぞ 解っているのか!
それに 描くなら描くで 雑誌の切り抜きでも何でも持ってきて「こんなタッチの絵」とかの 指示をくれ タイトルをおしゃれにしろと言われても オリエンも受けてないのにそっちの好みなんて解るわけないだろう! 保険おばさんの新聞が嫌なら「女性を意識した感じ」の見本を示せ! 先週末に注文寄越して今日入稿ってスケジュールからして おかしいのに 昨日の午後にこの校正を返して来るって
ありえないだろ
どこまで懲りたいんだか知らないが 出版をナメてるな? でなけりゃ パソコンは何でもできる魔法の箱だとでも 思っているのか! アイデア出すのもパソコン使うのも 結局は人間なんだ!
常識でものを言え 常識で!
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チケットの話
毎度のことながら新感線のチケットが取れない 取れないったら取れない FC先行プレも e+先行プレも 箸にも棒にもかからない状態だ 残るは7/24の一般発売か! 窓口に走れ!
『ドラゴン怒りの鉄拳』1972年/香港
毎年恒例のみたままつり集会の日がやって参りました
みたままつり(御魂祭)とは毎年7/13〜16の日程固定で執り行われている靖国神社のお祭りで 的屋の軒連ねは祭好きの心を揺さぶります
私は学生時代から友人とちょくちょく通っていたのですが 今からさかのぼること4年 学生の頃からの友人が私とライブで知り合った友人を誘って企画してくれた「みたま集会」に ライブ友達が我々とは初対面の友達を連れて参加して来まして 以来毎年その4人が定番メンバーとなって集まるようになり 今年で5年目を迎えるという
今や立派な年中行事となっている集会なのです
この4人というのがまた 何が接点で一緒にいるのか解らぬほど それぞれの趣味が四方八方に飛び散っておりまして にも関わらず誰がどの話を振っても 1人の脱落者もなく話題についていけるという 大変稀有で珍しいコミュニティーでもあります だからこそ毎年廃れずに集いつづけているのではないかと 不肖ワタクシ思うのであります
1年目は私的にはブルーム全盛期で 某アーケードゲームにもハマっていた時期でもあったので そっち方面の話
2年目は 新規の友達を連れてきた友人が欠席だったので 1回しか面識のない相手を含めたぎこちない3人で集まったハズが 時代劇や歌舞伎役者なんかの話で異常にヒートアップして 確か帰りが終電ギリギリになったような…
3年目はSB全盛期でしたね私 かなり熱く語らっていた記憶があって 他の皆も段々各々のハマりものの世界を語り出し
4年目は持ち寄っている話題が4人ともてんでバラバラで 一人は某ミュージカルで出会った役者さん 一人はウンナンの内村さん(笑) 一人はメタルバンド陰陽座 私はこの時ハリー・ポッタープチブームが訪れていたので そんな話題 んで 今年が5年目と…
今回の持ちよりは ミュージカル役者さんのその後 陰陽座のその後 ナルト ノーマン・リーダス だったんですがー 時間がなくて新ネタの2つは語られず終いでした! 無念!!
どうした訳だか「種の保存」について かなりの時間を割いた白熱トークをしてしまったような気がするんですが… どういう展開であんな話になったんでしたっけ???
飲食いしたものを列記 ビール コーラ ラムネ パールミルクティー 串軟骨 串焼豚 冷しトマト タンドリーチキン サモサ ドネルケバブ トムヤンラーメン じゃがバター
意図的に多国籍なセレクションにしてみました 最近の的屋さんは国際色豊かでオモロイです(笑)
毎年のことながら蒸し蒸しのベトベト気候 平日だってのに大した盛況で人いきれでもムンムンしています 汗ダラダラさせながら 馬鹿丸出しな会話で盛り上がってる女子4人というのも 何だか異様な集団かも知れませんが 1年寝かせた話のお披露目みたいな会なので皆燃えております メラメラと ギラギラと そりゃもう真っ白になるまでは燻りつづけます
テーブル確保していた店の閉店に合わせて解散となりましたが 年々語りの深さが増していくので時間が全然足りません 今年は本当いい加減 年1集会とか言ってないで年2とか季節1とかに会う回数増やせよ!って結論に達したのでありました
そんな訳で ここを見ているかも知れない「同志」の皆さん もう少し過ごしやすい気候になった頃 腰据えて話せる場を設けましょう! ゼヒ!! ね 幹事!(←誰だよ/笑)
『PARTY7』2000年/日本
2004年07月14日(水) |
GRAPEFRUITS DAYS |
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えー 確か去年の12月ぶりのコブクロです 渋谷公会堂です しかも今回チケットを手配してくれた友人の強運により
1階3列目中央よりやや右寄り
という良席でございます(汗) コブクロって割と毎回良い席だと思ってたけど これは史上1・2を争うな… いつだか前から2列目のど真ん中だったのに バイクメン(春山さん所属のロカビリーバンド)のライブのために中座して来たことがあったけど それ以来じゃなかろうか ←っつーかそんな席を1時間で中座して来んな?(苦笑)
着いてみたら右ブロックの真中くらいの席で 既にみな腰をかけている前を「すみません すみません!」と言いながら自分の席まで何とか入り込んでホッとため息 それにしても渋谷公会堂の席ってこんなに前後キツかったっけ? 立ったり座ったりするにも前の席に膝が当たって鬱陶しいたらない もしや可動式の席なのか? …せま
実は今日一緒にステージを見るはずだった友人は急な仕事の関係で参加を断念せざるを得ず こんな良席にも関わらず泣く泣くチケットを知人に譲ったといういきさつがありまして 本来なら友人が座っているハズの椅子には彼女のお友達さんがいらっしゃった
私の到着を確認するなり素敵な笑顔で「○○さんのお友達ですか?はじめまして」と自己紹介されたので 汗をふきふき慌てて対応 「どうも初めまして これです」と言ったら不思議そうな顔をしていたので もしやと思いブルーム関係で使っているHNを口にしたら 「あ そうそう そのお名前で伺ってましたv」 あはは やっぱり? 今日来れなかった友人とは元々ブルームつながりで 彼女がコブクロで遠征した際偶然別のブルーム友達と鉢合わせして(向こうもコブクロ参戦だった/苦笑) その時に知り合ったのが今日代理で来てくれている美人さんだというね 人間どこでどう繋がってるか解りませんな
そんでもって私 一体いくつ名前を使い分けてんでしょね(^^;)ゞ
A:4つ (うち3つはPN兼用ですな… あはははは!/過去)
コブクロ最近サボり気味だったので 新しい曲ほど聴き込んでないんですが 今回の選曲はそんなのあまり問題にならない感じで 新旧まじゃまじゃだったし このツアーで初披露という新曲が何曲もあって 今回は今日のみ参加の私にしてみたら 新曲ばっかでワオー!て感じ 元々曲固定の振りとかは無視して気ままにノってる人間なので 振りが解らなくてオロオロするってこともなかったし 演奏も歌も申し分ないクオリティで 毎度の事ながらスゴイ子らやな〜と思うデス 悔しいことにギリギリ年下 ちっ…
この人らの面白いのは喋りが立ってるってトコ ミュージシャンなんですけどね 芸人さん顔負けのオモロトークを毎回聞かせてくれます しかも内容かぶりません 毎度新ネタです(笑)
この人らをスゴいと思うのは どんな曲でも1曲ごとに調弦をするトコ 今回みたいなデカい公演のときは演奏が終るたびに別のギターを持って来るスタッフがいて スムーズに交換していきますが インストアイベントなんかで本当に2人きりで演奏するときも 絶対1曲終る毎にチューニングしています その間お得意のオモロトークで隙間を埋めるから間延びの印象は残らないし ごく短い時間でサクっと直しちゃうので そもそもチューニングの間自体が短いんだと思います 毎回してりゃ大幅に狂うこともない訳で
その辺はデビュー前に見たときから全然変わっていなくて そんな不変な姿勢にも感心していたりするんですけれども
今回もたっぷり歌って喋って 隙間のない2時間半を提供してもらいました 平日でも無理して行った甲斐があったぞ♪
彼らの楽日は17日(土)の名古屋 チケットが余っているからと声かけられたのですが コブクロで遠征は考えていないので断りました そしたら翌日18日(日)にPOWDERが名古屋初遠征とか入りやがんのね(苦笑) どっちにしてもこの連休で遠出の予定はナッシングだったので 仕方ない 仕方ない
コブクロもPOWDERも 尾張(終り)名古屋で頑張りまっしょい☆
『GRAPEFRUITS DAYS』コブクロ
週末でいなかに帰っていた母が(最近祖母の具合が芳しくないので月1で数日間様子をみに行っている)昨日戻って来ていて 事前に「カニとかウニとか買って帰るから夜来られるならいらっしゃい」とお誘いを受けていたのだけれど 昨日はグルタミンだったんで仕方なく断ったら ご丁寧に今日改めてお誘いをかけてくれた
あらあら 残しておいて下さったの? もちろん頂きに上がりますわv
そんな訳で夜は本家でちょっぴり豪華なお夕飯 またもや生ウニ激美味〜
美味ご飯を頂きながら祖母の様子を訊く 体は元気なんだけど 痴呆の気配があるそうな… 昔のことは覚えてるけど最近のことをすぐ忘れるってヤツ それも数分前のこと忘れちゃうんだって(汗)
あわわ おばあちゃん大丈夫かなぁ…・。
『イディオッツ』1998年/フランス・イタリア・デンマーク・オランダ
2004年07月12日(月) |
ないものねだりは暴力的だ |
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週明け一番にグルタミンライブ 今日はいつもよりちょびっとだけ出番の予定時間が早かったのと いい加減仕事がエラいことになってきたのとで 職場から直行した下北沢 CLUB 251
ここのところ日々テンパっていたので チケットの予約をし忘れていて 今更遅いだろうなぁ…と思いつつ ダメ元でグルタミンの掲示板を覗いてみたら「携帯からの閲覧・書き込み」ができるようリニューアルされていた
あ?もしかして見てもらえる可能性 ある? そう思って午前中のうちに書き込みしておいたのを 職場を出る間際にチェックしてみたらVo.豪さんから「OK」とレスが入っていた うわーい ビバ☆携帯板! そんな訳で心置きなく会場に向かえたと
「巻くかも知れないから早めに来ておいてね」というご注意を頂いていたので心持ち余裕を持って入ったつもりが 前のバンド最後の曲だったので ギリギリだった様子… あぶねーあぶねー(汗)
251はいつもセッティングや待ち時間の間 ステージの目隠し代わりにしているスクリーンや側面に並んだモニターで映画を流しているんだけど 今日は『スパイダーマン』で(笑) 2が先週末に公開だったからものすごくタイムリーで ちょっと笑ってしまった ここで流す作品を選んでる人 一体どんな人なんだろう?
本日のグルタミンさん(ドコサヘキサ菌酸?/笑)ベースとドラムが先行の“レコ発スタイル”で 1曲目はやっぱり前奏の長い『ネムレ9DEATH』だった
…うーん “長い前奏”というより 1曲の“インスト曲”のように聴こえるんだけどどうなのかしら? BAMBIやPOWDERの『ICE』みたいな感じ はてさて
そしてイキナリ総評に飛んじゃうけれど 今日良かった スゴく良かった ぶっちゃけ
6/19のレコ発んときより良かったっス
と アンケートにもハッキリ書いちゃったし 実際本人達にもそう伝えた だってねぇ あくまでも主観だけどさ イイもんはイイんだもんさ
で そのときにベースの工藤さんに1曲目のことを訊いてみたら やっぱり独立した1曲のインストだったみたい グルタミンのテーマなんだって(笑)
テーマ 良いね テーマ好きよ私 『ICE』然り 『バイクメンのテーマ』然り 『嵐のテーマ』&『荒野のテーマ』然り 定番の看板曲って面白いよね
今後どんな風にこなれていくのかにもよるけれど 1曲目は何だろー?と思うドキドキ感も捨て難いので グルさんには一筋縄ではいかない“定番”を期待したいと思イマス☆
今回ちょっとショックだったこと ドラムの高橋さんに 「何かつまんなそうだったね(苦笑)」 と言われた…
マジすか?! 私 超ゴキゲンで聴いてたつもりなんスけど!!(泣)
ショックで口をパクパクさせていたら 隣にいた友人に「疲れが出てるんだよ」と肩を叩かれた
うそぉー
しょぼ〜ん…・。
『ネムレ9DEATH』グルタミン
2004年07月11日(日) |
サークル・オブ・フレンズ |
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3月 中学校時代の友人から唐突に連絡があり 「○○ちゃんに今日偶然会ったんだけど 今度結婚するんだって!二次会に呼んでくれるらしいよ」
懐かしい名前が出てきたもんだと感心しながら「いつなの?」と訊いてみたら 「来週末」
…おいおい 急過ぎるだろ それ(汗)
結局その時は都合がつけられず それでも彼女には会いたかったので 日を改めて有志数名で軽く会食でも企画しましょうよ という話でまとめた 今日がその日という訳
集まるのは主賓の友人の他4名で総勢5名 土曜は仕事の人がいたので日曜にして 時間も夜ではなく昼間に設定した 中学の友達なので休みの日だったら地元の店にしよう そんな条件を満たすために近所のフランス料理店でランチをとることになった
一番初めに話を持ち込んできた友人はそいういう企画や連絡等を任せるには心もとないタイプの人だったので 何故か私が幹事のような状態になって 日程や場所や時間やの連絡や店予約をすべて私がしなければならず 元来そういうのが得意な方ではないので 結構いっぱいいっぱいになっていたのだが それでも久しぶりの面々に会うためだと思い 不備のないようにと気をつけてことを運んだのだった
皆知っている店だったので現地集合にして13時集合 毎日暑いし今日は雨との予報だったので 着いた順に席に着いていてもらうようにと連絡しておいた 今は地元は離れてしまっている一人と少し早めに待ち合わせて 2人で花屋へ寄りお祝いの花束を用意した
店に着いたら先に2人が来ていたので あと一人を残すのみ しかし その一人 今回の話を持ち込んできた人であり この店に一番近いところ(徒歩でも2〜3分の場所)に住んでいる
…おいおい なんでキミが遅れてるのかな 主賓も来てるちゅーのに(黙)
彼女が着くまで注文を待って軽く歓談 みんな久しぶりなのに面影どころか全然変わってなくて 安心というか新鮮というか(笑) 中学生の時のイメージとほとんど変化なしってスゴくない?!こんなに久々な集まりって今までになかったので色んな意味でドキドキわくわくな時間だった
20分ほど遅れて例のあの人(ウォルデモート卿に非ず)が到着 結構本気で詰ってみたがあまり堪えていない様子に さもありなんと溜息をつく だからこういう人なんだってばさ もう諦めろ自分(苦笑)
彼女が到着したのでメニューの注文をして サラダ ジュース スープ 主食1品 デザート 食後のお茶 というランチを頂きながら それぞれの近況を報告しあったのだった
16時くらいまで話し込んでいたけれど いい加減店に居辛くなってきたので解散 まだまだ話足りなかったが お互い連絡先を交換したことだし また近いうちに会えるだろう ということで そもそも今日の主賓の子 私と同じ集合住宅の しかも2棟隣に住んでるらしい 住所を聞いてビックリした(近!)
そんじゃま またね〜ん♪
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先週の引っ越し祝いでも一緒だった友人(今回の面子で唯一地元を離れていた人)仕事が忙し過ぎて「鬱」手前っぽい雰囲気を2週連続で感じてしまい やや心配 …「やや」じゃなくてスゴい心配(汗) 仕事環境に問題があると自覚してるのに 持ち前の責任感というか 結構完璧を求める自分に厳しい性格の人なんで 一人で背負い込んでしまう傾向あり 先週今週一緒にいるってことで解るかも知れないけれど 高校も中学も一緒 ついでに小学校も一緒でいわゆる“幼なじみ”って間柄なんよ 彼女の今の情況は手に取るように解るのに 私の力では窮地から救ってあげる術がない 向こうも助けを求めたりする人じゃないしさ〜 ジレンマ〜… うぐぐ
せめて愚痴聞いて 一緒に文句垂れたり笑い飛ばしたり していよう それが少しでも彼女の気晴らしになることを祈って
『サークル・オブ・フレンズ』1995年/アイルランド ・アメリカ
2004年07月10日(土) |
怪人プチオの密かな愉しみ |
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昼 日本武道館まで 山本寛斎監督・総指揮のスーパー・ショー『アボルダージュ』を観に行った
初めてこの企画の存在をしったのは5月 明治座の『燃えよ剣』公演で配られた束のチラシの中に紛れていた告知でだった
「アボルダージュ」と見た瞬間に「ああ幕末モノだ」と解ったのだけれど 寛斎が監督・総指揮ってところにちとヒいてしまって その時点では特別興味を持たずに流していたのだった
が 友人が「最前(SS席)をネットオークションで落とした」と 嬉々としているのを見て そんなに人気あんの?と公式ページを見てみたら なるほど 何やら面白そうなことやるみたいじゃん? だったら帰りにでもチケット窓口で余りがあるか訊いてみよう
と 向かった窓口で存外アッサリS席が取れてしまった 最前列じゃなくても全然いいよ 充分充分
2階席の前から3列目でそう遠くもなかったし 遠いかも知れないことを見越してオペラグラスも用意していたので ショーを楽しむには問題なかった というよりむしろ 水を多用してあちこちに飛ばすものだから1階の前2〜3列目くらいまでは覆いのビニールでカバーしていても 足りないくらいにびしょ濡れになっているようだったので その様子を眺めながら黒い笑みを浮かべてしまった
ふ… S席で丁度いいじゃん
そもそもアボルダージュとは何なのか 幕末の乱世も終盤の時期 元号は明治に代わり新政府軍の台頭が日本全土を掌握しようとしていた時代に 最後まで戦った旧幕府軍激戦の舞台の一つ宮古湾 敗戦を重ね徐々に北上し追い詰められていく旧幕府軍は蝦夷に独立国家を樹立させようと新たな目的を見出し 北の大地を目指すものの それ追う新政府軍は新鋭の軍艦を配備して戦力の差は歴然 その窮地を打破しようと考えたのが決死の接舷攻撃だった 当時旧幕府軍の軍事はフランス式 仏海軍用語である「アボルダージュ」はその際に突撃の号令として使用された言葉である
山本寛斎がこの題材を元にショーを企画したのには色々な理由があったのだと思うが 8割方「アボルダージュ関係ないじゃん(苦笑)」という内容だった ただ これを主軸にすることによってインスピレーションを広げたのだということも解ったので 敢えてこの題材なんだろうな とも理解する それでも一般的な感覚で見たら何を表現したものだったのか解りづらかったんじゃないかと… 演出蜷川幸雄だし(見た目に美しいけれど解釈が難解なんだもんこの人の演出…)
水と炎 宙を飛び回る侍 艶やかな着物 見終わっての感想は
オッサンがやりたこと 思いっきりやっちゃった という印象だった(笑)
本人が一番楽しんでたんじゃないかなーと 思ったな いや 思いの外見応えあって私も面白かったっス
『怪人プチオの密かな愉しみ』1990年/フランス
早朝 「今日のはるちん行く?」 という友人からのメールに 何だそりゃ?と思って朝からパソコンを立ち上げてBahahaの掲示板を確認したら ================================================================ 突然ですが… キャプテン春山 2004/07/08 21:02
明日、7/9吉祥寺曼陀羅にてライブをすることになった。んです。 え?そりゃーあんた突然すぎるぜ!とお思いの方、 すんません、その通りです。そうなんです。ですが、 ぐっどにゅーすというのはなかなかどうして突然やって来るもので して、このクソ暑いさなか僕のさぶいトークで鳥肌がたつ程涼しく なれる納涼!ライブです。夏バテ気味のPCモニターの前のそこの あなた。天然冷房『キャプテンクーラー』の豪風を感じに来ないか!?
・・・7:00よりスタートします。 ================================================================ なーんて書き込みがあって 「ああ これかぁ…」と理解する 友人には「行けたら行ってみます」と返信して 仕事カバンにMDセットを加えて家を出た
そして定時 出番の時間に間に合うように仕事を切り上げて吉祥寺に直行 暑いので走るまいと思って前押し前押しで動いていたお陰で 開演10分前には会場に入ることができた ひと涼みできるな… と 奥へ進む
き 客は私だけか?!
どう見ても他にいるのは会場スタッフと出演者の関係者といった数人のみ ここ これはかなり ドキドキするな…(汗) 椅子なんか1つも埋まっていないから どこに座るも好き放題だったのだけれど とても真ん中に座ろうなどと 思える雰囲気じゃなかったので 壁際のテーブル席に隠れるようにして陣取った
開演時刻になって さすがに少しの入りがあったものの それでも春山さんを目的に来ている人は数えるくらいで… というか1組? それから今日のこの情報を知らせてくれた友人と Bahahaの櫻井さんと ハリマオの夢立さん くらいしかいなかったんじゃないかと… 思うよ?
そんな入りの少ない中 春山さんの演奏は素晴らしく 喋ると声が掠れ気味で「夏バテかな?」と思わせたものの 歌うとそなもんどこ吹く風の美声で またもやスゲーなー…と惚れ惚れしてしまう しかも新曲が2曲もあって SB時代の幻の名曲『化石のサイドボード』まで歌ってくれた 生で聴くのが初めてだった私は この感動を伝える相手がないことに 挙動った動きをしてしまう
うわー!何でみんな いないんだー!!
A:告知が激遅だったからです
おおう… やんぬるかな・。
実は午前中 Bahahaメールが来て「今夜歌います」みたいな連絡があったんだよね だから聴くだけだったら何とでもできたんだけど 録音セットは出かける前じゃなきゃ間に合わないから 友人の早朝メールが 今日のこの明暗を分けた訳だ 大感謝だよホント おかげさまで自分を誉めたいようなキレイさで完璧録音できたよ〜 最近調子良くて好きよマイ・ケンウッドv
そんな訳で 今日涙の断念をした人で その音源が欲しいという方は 喜んでダビング致しますのでご連絡ください 生MDと交換でお渡し致しまっせ☆
------------------------------------------------- 『耳に残るは君の歌声』鑑賞〜
クリスティーナ・リッチ主演の生き様映画(笑) いや あの とにかく予期せぬ出来事の連続だけど頑張って乗り越えていく女の子の話です ハイ
で 彼女の相手役にジョニー・デップ 『スリーピー・ホロウ』『ラスベガスをやっつけろ』でも共演していた2人が この作品でとうとう濡れ場入り(オイ) という部分に興味が湧いて借りてきたという下心なセレクトです
時代は1920年代初頭 母を亡くしたユダヤの少女フィゲルは父と祖母とロシアの貧しい村で暮らしていたが 生活が苦しく歌手である父は出稼ぎのため渡米 ゆくゆく娘を呼び寄せるつもりがユダヤ迫害の戦火の中 何とか難を逃れたフィゲルは イギリスへ辿り着きスージーと名づけられてキリスト教徒の家庭で育てられことになった 10年後 成長したスージー(クリスティーナ・リッチ)はようやく父を探す旅に出ることにしたが 旅費を稼ぐためにコーラス・ガールとしてパリで働くことになり 一座の花形であり出世心の強いローラ(ケイト・ブランシェット)と友達になってルームシェアしながら新たな生活をはじめるのだが ナチス台頭の影響がフランスにも及び ユダヤ系のスージーは徐々に居場所を追われていく 立場を追われるという部分では身の上が似ているジプシーに幼い頃の自分達を投影させていたスージーは 同じ劇団で働くジプシーの青年チェーザー(ジョニー・デップ)と心を通わせるようになるのだが…
原題は『The Man Who Cried』直訳すると『泣いた男』ですが これが誰を差すのかは微妙な内容でした ただ印象的だったのはチェーザーの涙だったんですけどね あれ ちょっとビックリしました イキナリだったというか キャラが違うというか(苦笑) あのシーン見るまで寡黙で大人っぽい人物だと思っていたチェーザーが 一気にカワイ子ちゃんに見えてしまいました… デップさんよう ありゃ反則ですゼ
その点でいくと邦題のニュアンスの方が作品全体の雰囲気を読み取れるタイトルになっていますが それでも「歌声」がそれほどキーポイントにもなっていなくて どこが主点なのか途中で混乱してくる話でした
父親探しがメインなのか 切ない恋物語がメインなのか 一人で生き抜く逞しさがメインなのか(そんなに苦労してるようにも見えなかったけど) 個人的にはすっかり忘れ去られてるローラがちょっと可哀想に思えました
何だかんだ言って彼女に助けられてたじゃんよー 友情薄過ぎだよアンタ…
『I’m watching television』/春山玲
2004年07月08日(木) |
彼女のことはよく知っていた |
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下北沢440にて鈴木祐樹のアコースティック・ソロ ライブあり 出番がトップで時間的にどうだろう?と危ぶんでいたものの 思いの外早く職場を出られたので 先に現地入りしていた友人に連絡を取って合流した
440は椅子にかけてゆっくりじっくり堪能したいハコだったので 開場の時間に間に合うように移動した にも関わらずまだ準備中でなかなか「OPEN」にしてくれない
暑いんですけど 暑いんですけど 暑いんですけど!(不快)
結局15分蒸し風呂のような歩道で待たされた後 汗だく状態で中へ雪崩れ込んだ 待ってる間 「440って出演者にけ結構うるさいんだって一回失敗したら出してもらえないらしいよ」 スー氏のソロ演奏を心配する友人の言葉を聞いて
「他人に厳しいんだったら自分にも厳しくなれ(怒)」 と思わず毒づいていたら 程なく開場
お陰様で前の方の席を確保することができ 一息ついてからドリンク交換に行く 440は音が大人し目なのと 各テーブルに置かれた無料のつまみ(塩コショウで味付けした棒状の揚げスパゲティ)が嬉しいハコ ライブハウスというより「生演奏が聴ける昼カフェ・夜バー」といった店だ 真下には同系列のライブハウス251がある 440へはスプリングベルで2回 別アーティストで1度訪れたことがあったが 最後に来たのは一昨年11月のSBだから随分と久しぶりのことになる
そんな感慨にふけりつつ聴いたスー氏のソロは 出演者に厳しい440も文句は言うまい と思えるくらいの演奏を披露していた 1曲目が妙にヌルいテンポだったのと後半気忙しくなったのを除けば ファンの耳にも遜色のなく聴こえたことだろう カバー曲の『アンダルシアに憧れて』などはオリジナル以上の気合いが込められていたようで なんでその歌やねん(汗)と苦笑が漏れた あとは贅沢言わせてもらえば最後の曲に入る前に一度調弦して欲しかったなーと
ファンなんてもんは どこまでも我が儘なもんだな(苦笑)
------------------------------------------------- 『アイ・ウォント・ユー/あなたが欲しい』を鑑賞 レイチェル・ワイズ主演のヒューマン・ミステリーとでも言うんでしょうか? 英国映画です 舞台はある海辺の街 口の利けない少年が美しい女性に出会うところから物語は始まります
まだあどけなさの残る14歳のホンダは その年上の彼女にほのかな恋心を寄せるものの 彼女の方は「自分のファン」くらいにしか思っておらず それでも好かれていることには気をよくしているので何かと優しい対応をする セクシャルな関係は一切ないまま徐々に仲良くなっていく2人だったが 彼女の元恋人が街に戻ってきたことによって 少しずつ少しずつ 正しい形をしていたハズのものが 実はひどく歪んだものだったことが解ってくる
真実は一体どこにあるのか?
登場人物は残らず全てどこか歪んだ人間になっています 純真な少年も幼い頃のトラウマによって利けなくなった口の所為か 音に固執する盗聴マニアでしたし その姉は毎晩違った男性と肌を重ねる奔放なセックスライフを送っています けれどもこの姉弟に卑猥なイメージは全く抱きません 姉弟の仲は良くお互い家族愛でつながっているほのぼのとした関係で スゴく不思議な人物像でした
そして主人公?のヘレン(レイチェル)は美しく清楚な趣がある半面 男性を魅了する艶なテイストを醸し出していて 聖女にも娼婦にも見えるような人物でした 気が強いのか弱いのか 貞淑なのか尻軽なのか 見ている中で色々な顔を見せる女性です
その元恋人のマーティンは殺人の罪で刑務所に服役していて仮釈放になったばかり ヘレンのことが忘れられず街に舞い戻って来たのですが 初めから何やら意味深な様子です トリッキーなのかと思うと やたらリリカルで奥深い人物にも見えてくる
街の人間も一見善良そうに見えて その実性悪な内面をチラチラさせているという皮肉な人間模様です
ヘレンとマーティンが共有する忌まわしい過去を軸に ときに傍観者となり ときに先導者となり 無意識のまま真実の核心に近づいていく年若い姉と弟 地味なりにスリリングな緊張感を与えてくる映画でした
役者的には ホンダの男の子が可愛かった!お姉ちゃんもボーイッシュなのに可愛くて良かったし マーティン役の兄さんは登場してから数分で「あ!『リーチ・ザ・ロック』の人だ!」と気付きました
『リーチ・ザ・ロック/闇からの脱出』で主演していたアレッサンドロ・ニヴォラ ノーマンが2分くらい出ている青春映画っスよ(←もちろんそのために見た/笑) 青春映画と言っても“キャピキャピ&エッチー”な方じゃなくて “悩める青少年の図”の方ですが
そんでもってレイチェル・ワイズ 実はこの人『ハムナプトラ』や『アバウト・ア・ボーイ』で見ていたハズなのに ちゃんと彼女と認識したのは『スカートの翼ひろげて』でのチョイ役だったという 自分的に目覚めの遅かった女優さんなんですが この作品ではエライことになってました! オールヌードにこそなりませんが 上も下もご開帳〜状態で(汗)
ええ?レイチェル・ワイズってここまでする女優なの?!
みたいな マジでビックリでした
皆まで言うとネタバレになっちゃうので控えますが ところどころ修正の入った映画でしたよ(苦笑) とか書くとエロ映画かと思われそうですが 見た目とはうらはらに内面啓示な内容です ヘレンの心情がイマイチ図りかねましたが 誰もが抱える「歪み」がテーマなら あれもアリかな という印象でした
『彼女のことはよく知っていた(Io la conoscevo bene)』1965年/イタリア
今日は暑かった とことん暑かった
突然ですがお中元の季節です 毎年届く品の中に瓶ジュースの詰め合わせがあるんですが 今年もそれが来たので 職場の冷蔵庫には今 数本の瓶がゴロゴロしています 社員が飲んだり客に出したり適当に消費している訳です
で こんな日に午後から来客があったので 暑い中ご苦労様と思い 冷たいものに出してあげようと 冷凍庫から氷を出そうとした私 開けた途端に我が目を疑いました
何で冷凍庫に瓶ジュースが?!
500mlの瓶がゴロリと3本くらい突っ込んであったんです 朝氷を作った時はなかったのに 結構凍り始めていたので「いつの間に!(汗)」と慌てて全部取り出しました
液体の入った密閉瓶を冷凍庫に入れるなんて非常識な… 気づかなかったらどうなっていたことか!!(戦慄)
生活の知恵以前に 小学校で習うだろうがー! っつーか瓶にも「破裂する恐れがあるので凍らせないでください」って明記してあるじゃんよ!オッサン!
…犯人は追及しなくても解ります こんなことすんのはアナタでしょ? 社・長
これから来るであろうお客さんに出すつもりだったものが半凍りになっていて 首の細くなった瓶の口に塊が詰まって栓をしている状態に… あああ 面倒なことしてくれたなぁーもう(涙)
ストローを使って口の部分をシャクシャク突きながら奮闘していたら キッチンに社長が入ってきて「もう凍ってた?」と曰うたものだから間髪入れず
「危ないからもうしないでください!」
多少のことなら黙って後始末するけど 爆発した冷凍庫なんて手に負えんわい!!
------------------------------------------------- 『リード・マイ・リップス』鑑賞〜
目的は露骨にヴァンサン・カッセルです(笑) とある方のレヴューを読んでいたら見たくなってしまったのです Tシャツ姿のヴァンサン氏を!
土地開発会社に勤めるカルラ(エマニュエル・ドゥヴォス)は 難聴というハンディキャップを抱えながら書類整理や電話交換という やり甲斐のないルーティンワークに追われ毎日を過ごしていた 会社では社長や同僚に軽んじられ 私生活では孤独を募らせる そんなカルラの前にある日 粗野だがワイルドな魅力を持った青年ポール(ヴァンサン・カッセル)が 彼女の助手として面接にやって来た 2年ほど刑務所にいて仮釈放中 今も保護観察が付いていると知りながらひと目で彼に興味を抱くカルラ 一方 彼女が難聴ゆえの読唇術の持ち主であることを知ったポールは その特技を利用して 闇の組織から大金をくすねる算段を思いつく 2人が向かう結末とは…?
ストーリーはこんな感じ ヴァンサン氏小汚いです(笑) でも 確かに魅力的 鼻筋とか曲がってるんですが これはこの映画だけのものなのか 元々の彼の造作なんだか解りませんでした 他の映画ではあんなに曲がってなかったと思いましたが そう本数を見ていないので自信ありませぬ (最近何かのプレミアで 身重の妻モニカ・ベルッチを連れて報道陣の前に現われたヴァン氏の鼻筋はキレイに通っていましたし)
話自体はね それでイイんか?って終り方だったんですが 途中 闇組織を出し抜く様子とかはスリリングで面白かったし ヴァンサンは色気垂れ流しな感じでした あの 微妙に若造な位置がオイシイ!
主演のエマニュエル・ドゥヴォスがあまり魅力的に見えなくて残念なような でも役柄的にはあれで良かったような いまひとつスッキリしないキャラクター 障害を理由に自分から卑屈になってってる感じで表情もそんな感じ だから素敵に見えない… 一緒に見ていた妹が「ブズな女優だね」と言ってましたが エマニュエル自身は不細工な訳じゃないんです むしろ地味なりに整った顔の女優さんでしたが カルラがね 心不細工なんですよ(苦笑)
DVDで借りたので吹替の方も聞いてみたんですが 字幕で見るより更にブスな印象でした あんなぶっきらぼうで解釈は正しいのかしら(汗) あ ちなみにヴァンサンの声は山路和弘です キャスト見たら彼の名があったので吹替聞く気になったんですけどね 今回は割合ハマってましたですよ 控え目な口調で ボソっとやるのが上手いよね山路氏
ヴァンサンは初めカルラの助手としてオフィスに就職するので Yシャツにネクタイといった出で立ちなんですが それがまた似合わなくて(笑) ヴァンサン自身はちゃんとスーツを着こなす人なのに ムショ帰りのポールには似合わない 役者ってスゲーな!と思いました もちろん そういう風に演出してるスタッフもスゴいんですけど
で 噂に聞いていたシャツ姿が このYシャツだと思ってしまって 「えーカッコ良くないじゃん!カワイイけど(笑)」と半笑いで見ていたら その後バーで働くときの黒Tシャツ姿で現われ 「?!!」
ビビるほどカッコ良くなってました!
この!着こなしの違いには注目です! ヴァンサン目的で借りた甲斐の8割くらいはこれでクリアできます どうでもいいことですが「ヴァンサン」てアメリカ読みすると「ヴィンセント」なのね 仏語は「h」と語尾につく「t」は発音しないって 基本中の基本を思い出しましたヨ(笑)
メインになっている2人の他に ポールの保護観察官の物語も薄っすら描かれているのですが こっちはハッキリいって
何が言いたいのか解りませんでした
結局なんだったの?あのサイドストーリーは 誰か説明して下さいよー うおー
『普通じゃない』1997年/アメリカ
2004年07月06日(火) |
ワールド・イズ・ノット・イナフ |
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仕事帰りに本屋に立ち寄って資格取得のコーナーを覗く 個人的に挑戦してみたいと思いつづけて早何年経っているのか解らなくなっていた広東語の教材と 来期に合わせて受験でもしてみようかと思っている技能資格の養成学校案内 夏だしそろそろ今年版のが出てるかな〜と思ったんだけど まだだったみたい フライング(苦笑)
自宅に戻って買ったままだったタブレットを接続してみる ペン型マウスの筆圧感知に驚愕 すごい!さすがは1024段階!(だから高額だった) 試しにしばらく落書きに興じる 使いこなすのは難しそうだけど マスターできたら楽しそうだなぁ 新たな目標ができた♪
オマケについていたアプリケーション(本当はいらなかったんだけどソフト付属版しかなかった… 当然ながらその分高くなる/黙)の中で唯一価値を感じていた『コミックスタジオ』がWinのみ対応だったので憤慨! 他に付いていたソフト(フォトショップとペインター)はもう持ってるっつの!世の中Macユーザーを冷遇し過ぎだ 我は平等を求め訴える!エロイムエッサイム〜(>m<) ちっ モノクロ原稿の作成に便利と思ったのに使えないんじゃ話にならんぜ くそう
スクロールボタンのついた2Dマウスはなかなかに重宝 というか 今まで使っていたのが悪名高き初期G4の“正円マウス”だったので 何を出されても「便利!」って思うに決まってんだけど(苦笑)
タブレットとペン型マウスと2Dマウスを メインに使うには机の上にもうちょっとスペース作らんとな… むーん 友達も呼べない状態(死)
あちこちから頼まれていたMDのダビングを開始 POWDERとか スーソロとか またPOWDERとか グルタミンとかBahahaとか 色々 頼まれたもの間違わずに移さなきゃ(汗)できれば7/8のスーソロでみんなに渡したい ファイトォウ!
妹が早く帰ってきたらレンタル映画を何か見ようと思ったけど 全然そんな時間に帰って来なかったので諦めた 遊んでんじゃないのよ 仕事よ仕事 平日に自分のことなんて何もできてないだろうさ 最近鬱な愚痴が増えたようだし そろそろ限界じゃん?って思う さっさと辞めちまえそんな会社
さて
金曜までに返却せなアカン映画が3本残ってるんだけど 何気に私もこれから仕事詰まって来るし 木曜はスーソロがあるしでちょっとピンチ? ああでも 出番早いからサッサと帰れば1本くらい見れんのかな…
半額だからって借り過ぎだ っつー話
『007・ワールド・イズ・ノット・イナフ』1999年/イギリス・アメリカ
渋谷 CHELSEA HOTELにてPOWDERのライブ
前回かんなり調子が良くて 弦切りで流れが止まっちゃったのさえなければ文句なしだった彼らの 次なるお手並み拝見なのだ
出番が20:50頃と聞いていたので遅くても20:00には職場を出ていようと思っていたのに 何だかんだで20:10になってしまい 非常に慌てる おおう!おおう! いっつもヒマ持て余してるくせに 何でこういう時ばっか仕事が詰まるんじゃい!(涙) 押しててくんないと間に合わねーよーう…
半泣きで渋谷に向かう
行き慣れた道の所為か はたまた徹底的に人ごみを避けたコース選択が幸いしたのか 奇跡的に20:45に会場入りすることができた ワオー!頑張ったな自分!よくやった!エラいぞッ\(>∀<)/バンザイ
こんな汗だくの努力をしたんだから 今日も良いライブ見せてくれなきゃキライになんぞ!と思って臨んだら これがまー 本当に良くて 失礼ならが心底ビックリしてしまう
うわ ホントに調子良いでやんの… 心臓バクバクいってます 顔はニヤけたまんまです
スーさんアロハシャツなんか着ちゃってて 髪もいつもより小奇麗にセット?されてて ちょっぴりいつもと違う雰囲気 歌にも気合が入ってる ほへぇ〜…
今日はずっとスーさんを見てたかも どったのかしら最近 いや 好調なのはメサメサ嬉しいので追及はせんときやす
前回弦を切って無念の締めをした『落とし穴しかない場所』が初っ端にもってこられて 入魂のギターソロ(笑)前回のミスが余程悔しかったんだと思われ
『ICE』はどんどんカッコ良くなってるみたい BAMBI時代のアレンジが好きな私も そろそろ認めざるを得ないな チクショウめ
と思ったら『すべてはジャムのように』で歌い出しのタイミングを逃して一瞬演奏がガタガタになった ありゃー 気ぃ抜けちゃったのかね(^^;)ゞ でも手を抜いててズラした訳じゃなくて 感極まって入り損ねたって印象だったので 仕方ないなと思えた
熱いのは評価するっ
トリだったのでECに応えてくれて『風に聴け』を演奏 最後の最後で歌詞が変テコになっていたけど(しかも あそこを間違うか/苦笑) 一言一言丁寧に歌っていて思わず前のめりに… いやー この調子だったら名古屋殴り込みもうまいこといくかもだよ 他の出演者に負けずにファンかっさらって来て欲しいもんだ
そういや9月のPOWDER主催ライブに 哲平さんのSPEAKERを誘ってみたそうけど「映像班が一緒じゃないとダメ」って断られたらしい… えっと あのさ 何か ふうん…て感じなんだけど イイのかなぁそれで 何か ふうん…てさ 何かね
都内一発目のお披露目みたいなライブに行ったきり 「もう少しこなれてから見に行こう」と思ってスケジュールを知りつつも ずっと行ってなかったSPEAKERなんだけども
ステージの懲り方とかコンセプト立ててるのは見ても解かったけど 格好ばかり気にしているように思えて好きになれなくて 哲平さんの声が他の音色にかき消されてたってのも かなり致命的だったんだけどもさ そんな話を聞いちゃったら余計にね
スゴく萎えたわ ガッカリ
『風に聴け』BAMBI → POWDER
学生時代の友人が5月から一人暮らしを始めたと連絡をくれた と同時に 少年マガジンの新人賞で佳作を取って 本誌に作品の掲載が決まったとの報告もあったので それじゃあ一発お祝いに行かなくちゃなんめぇ!と 泊り込みアシスタントの仕事が明けた頃の彼女に連絡を取って サクサク新居襲撃の手筈を整えた 日程を大体決めてから学生時代の友人数名に「ご一緒しませんか?」とメールでお伺い 4人に送って4人とも「行く!」の返信をくれた
その実行日が今日だった訳
お祝いに何か用意しようと思って考えたものの 一般的なもので済ますには ちょっと個性的な友人だったので いっそ本人に訊いてしまうか!と尋ねたところ「炊飯器が欲しい」という返事が来た(笑)確かに一人暮らしだと「米」が遠のくよな うん 解る解る
ということで 本人ご所望の3合炊きの炊飯器を都心の大型家電店にてチェック 昨日地元で最終チェックをした結果 地元の方が同じ物の価格が低かったので即買い 予算を下回ったので1kgの米を2種買ってオマケにつけることにした のだが…
重ッ!
炊飯器なんてかさばる箱を持った上 現地の店が近所にあるか解らなかったので 地元から米を持って行ったらアンタ 一体何kgの荷物を持って歩いてんだよ私は! しかも天気はギラギラ真夏日だって話だ 荷物は仕方ないにしろ この暑さは恨めしい ムカムカムカ…
待ち合わせの駅に着いたら友人が迎えに来ていて 汗だくで大荷物の私に労いの言葉をくれた むぅ…少しは報われたのか? 遅れてくる1人を残し一旦友人の家へ向かう この荷物が降ろせるなら駅から家までの往復くらい何とでも(苦笑)
友人の家は駅からそう遠くない場所にあるワンルームマンションだった 駅からずっと商店街を抜けて行くような道だったので 夜道が危険ということもなさそうだ(極端な時間帯は除いてだが) 元々住んでいた実家は駅の向こう側にあり 最寄の駅は以前と変わらない
「いい所 見つけたね」というと 「これさんを見習って 実家に近い所を探したんだ」とのこと
…確かにうちの実家は隣町 しかもお互い町境に住んでいるので 歩いても数分で行き来できるという近さなのだ 友人の目にはその体制が理想的に映ったらしい(苦笑) いや 実際自分でも理想的だと思うし うん
遅れていた1人から連絡が入ったので昼食を取りがてら全員で迎えに出る 商店街には食事やお茶のできる店が沢山あって そんな部分からも便利さを伺わせていた
…ちなみに品川区内 駅から徒歩7・8分 住み込み管理人がいて割と安心なワンルームの角部屋で お家賃8万円/月 だそうだ 収入を考えると結構キビシそう(苦笑)
でも
自分の城って感じじゃん! 頑張れや一人暮らし!!
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18時半で退散 帰りがけTSUTAYAに寄って 妹に頼まれていた『ラスベガスをやっつけろ』をレンタル 衝動的に『耳に残るは君の歌声』もレンタル(借り過ぎ)
今日は半額レンタルの 最 終 日
『ギラギラ』スプリングベル/春山レイ
レンタルしていたDVD類を返却しに新宿まで行くという以外 特別用事もなく午前中をのんびり過ごそうと思っていたら実家の母から電話が来て 「投票いかない?」 と切り出された
断る理由もないし 投票日に自分で行くのも割と面倒なので お昼を食べに行きつつ市民センターへ向かうことにする
父も休みだったし 妹もヒマだったようで 4人でブラリとドライブまがいの時間を過ごした 一番棄権しそうな弟はデートで不参加 ある意味正しい休日の使い方だ(苦笑) 結局行きつけ?の寿司屋でランチ 何か毎回同じとこ行ってる気がするけど まぁいいや
明日 引越しした友人宅へ初襲撃の予定だったので 引っ越し祝いに所望された炊飯器を地元の家電店でチェックする 新宿で数件見てたんだけど地元って安いんだな〜…(驚) 数人の友人と折半になるので金額にはあまりこだわってないつもりだったが 同じ物だったら安価な方が良いじゃんね
という訳で即時現金購入 余裕が出た分で米をつけた 実用的ではあるけど果てしなく所帯じみた祝品だよなぁ ぶはは(苦笑)
買った荷物を両親の車に残し 途中で降ろしてもらった駅から電車に乗ったのが14時半頃 そっからノコノコと新宿へ向かった TSUTAYAにレンタルしてたものを返して 母に頼まれた買い物をしに三越のギフトフロアへ立ち寄る ただ今全フロア改装中の三越さんは あちこち仕切りがしてあって動きづらいわ店見つけにくいわ買い物し難いわ…
「さようなら百貨店〜」という改装閉館セールのコピーが とにかくもの悲しい 実は仕事でちょっぴり内情を聞いていたので ここへ来ると切ないものを感じてしまう ああきっと散々お世話になったD'URBANの売場も 悲惨なことになってんだろうなぁ〜(苦笑)
あちこち小さな寄り道をしながら地元に戻ったら18時半 頼まれた買い物を届けにと 炊飯器を引き上げに本家に行かねばならず「何時に行ったらいい?」とメールしたら「もう来て」との返信
ちょっとひと休みしたかったんだけど…
仕方ないのでそのまますぐに向かったら どこだかからのもらい物だとか言って 高級和牛の肉を持ち出してきた 発泡スチロールの箱の中に桐?の箱が入っていて その上下は保冷剤で挟まれている 桐箱のフタを上げるとキレイに並べられた牛肉と 特性の胡麻だれがセッティングしてあった 一見して「しゃぶしゃぶ用」と解る代物だ
「しゃぶしゃぶ すんの?」と尋ねると 「そんな鍋ないから 焼くわ!」
わお 相変わらず豪気な母上様(汗)
結局 フレンチ風に調理された高級和牛に柿安特製の胡麻だれをつけて食べることになった 見た目には不届き感があるものの これがなかなか美味で家族揃って舌鼓を打つ
さすが高級和牛だゼ! 柿安バンザイ!!
「○○時に帰る」と連絡をよこしても 大抵その時間通りには帰ってこない弟が 何故か今夜はきっちり宣言した時間(しかも21時半なんて早い時間)に帰って来たので 「珍しいねー時間通りじゃん!」と感歎の声を上げたら 「これがあったから…」と出された皿の肉を指差した
…ゲンキンなやっちゃな〜 (^^;)
------------------------------------------------- 自宅に戻って『ザ・プロデューサー』を鑑賞
フランク・ホエーリー主演の映画業界でのサクセス・サスペンス…でしょうか ケビン・スペイシーがメインパーソンですが これを借りてきた妹の目的は ベニチオ・デル・トロ(笑) っつっても彼 本当にホンのちょっとしか出て来ませんでしたけどね
「彼の元で下積みをした者は必ず道が拓ける」と名高い大物プロデューサー・バディ(スペイシー)の元に 業界での成功を夢見てやってきた新人秘書のガイ 仕事はできるが酷く身勝手で意地悪の堪えないバディに毎日こき使われ 目まぐるしく仕事をこなしながら不満を募らせていくガイだったが 敏腕女性プロデューサーのドーンとの甘い関係を心の支えに頑張っている しかし そのドーンすらもバディにとっては顎で自在に操る対象だった ガイとドーンの関係を知りながら彼女にある話を持ちかけるバディと それを知って衝動的に彼の前に現れたガイ 出世を糧に生きてきた3人が辿る末路とは?
原題は「THE BUDDY FACTOR」バディは映画会社の腕利きプロデューサーの名ですが 「相棒」という意味もある言葉です 誰と誰とがどういった相棒になるのかは映画を最後まで観ていれば解ることなんですが そう考えると意味深なタイトルだってことが解ります 邦題にはその辺の意味合いが全く含まれていないので この絶妙さは伝わらないかもですね 私も原題見るまで全然思わんかったし ただ「バディ」って面白い名前だな〜 くらいの印象でした(苦笑)
要は我慢の限界に達した主人公が 上司に対する鬱憤を爆発させて暴走しちゃうって内容だったのですが 確かにバディは意地が悪かったけれど あの程度のこと一般社会にだってありそうなレベルだったし 辞めたきゃ辞めちゃえば良かったのに「必ず成功する」という蜜から離れられずに 不満ばかり募らせてて 何だか往生際の悪い男に見えました
「1年間もこき使いやがって!」という台詞を聞いた瞬間「たった1年かよ!」と同時ツッコミした私と妹
キツイのなんて承知の上で来たんだろー? 1年でねを上げるな軟弱者!
ちなみにデル・トロはガイの前任者で 別の映画会社にヘッドハンティングされての退社でした 転任先ではいきなり副社長だそうです ガイも1年で着実にスキルアップしてたし 業界での顔も広がっていて バディ効果は如実に現れていたというのに 全くまー
そんな若造が最後に選んだ“道”とはなんだったのでしょう
気持ちの良い話ではありませんでしたが 現実にあってもおかしくない話だな〜とは思いました
あるレビューでは“ブラック・コメディ”と評されていましたが 「コメディじゃないだろこれは(汗)」と私は思います ブラックはブラックでしたが どこがコメディなんだよ 説明してくれよ…
『ジョニーの事情』1991年/イタリア
『ジェネックス・コップ2』を鑑賞〜
『1』が面白かったんで借りてみたんだけれども 本編を見る前にDVD特典の「オリジナル予告編」を見て
ヤバい こりゃ失敗だったかも…(汗)
と一人黙り込む 予告編から感じ取れたのは かなりの三流作品 三流というかB級…いやC級くらいのオーラ(苦笑) 続編はやっぱりキビシかったか(--;)
ため息半分に見始めたこの作品 予想通りにチャチい部分と 意外にこだわっている部分が極端で 『1』とは別の意味で面白く見られてしまった
なんだ!結構イケんじゃん!!(笑)
前作に引き続き出演のサム・リーとスティーブン・フォンに 今回はエディソン・チャンが3人目として加わる サムの演じるエイリアンと スティーブンが扮するマッチは 前作の設定をそのまま使っているのに 前作トリオを組んでいたジャック(ニコラス・ツェ)は影も形もない 迷コンビという設定になっていた
おああ なかったことになってるよジャック…(汗) 実はこの役を演じていたニコラスくん 傷害事件を多発して一時芸能活動をホされていたことがあり しばらく経って自ら「芸能活動休止宣言」なんてものをしてしまった 話題の多いアイドルくんなんですな この2作目製作の時期はちょうどホされてたくらいの頃でしょか (^^;)
そして前作でも周囲を固めるベテラン俳優陣には驚いていたけれど 今回はさらにパワーアップしてて 特別出演にアンソニー・ウォン エリック・コッ ヴィンセント・コク etc その他ちょい役にクリスティー・チョンなんかがおいでなすってて 笑いが止まらない だってみんな変な役なんだもんよー!(爆笑)
前作同様余計な動きや演出をギリギリまで削ぎ落としたテンポ重視の展開 そして またもや無駄に派手で危険なアクションを 俳優自身がこなすこと こなすこと(苦笑) 爆発の規模や回数も増していて 特典映像の中には撮影中のトラブルや事故の様子が数多く映ってた 危ねーったらねーよ この監督
天才少年がハイテクを駆使して生み出した最強マシンを 軍事用に横取りしちゃうアメリカさん 彼らに復讐を仕掛ける天才少年 その幼馴染のエディソン(この子役名もそのまま“エディソン・チャン”だった) 新人のエディソンをサポートしていて事件に巻き込まれ犯罪の加担者として拘留されてしまうエイリアンとマッチ 軍事マシンのセキュリティを一任されていたFBI捜査官達 軍事マシン展覧会に参加していた中国の研究家(アンソニー・ウォンとエリック・コッ)
可笑しい!とにかく ありえねーよ!って展開のオンパレードで バカバカしいのにアクションは見応えあるから ついつい見入ってしまう
軍事マシンの というかロボットなんだけど あのロボコップ失敗版みたいなデザインさえもうちょっと何とかなってたら 充分イケる映画だと思ったぞな いかんせん あのロボットがシャバ僧過ぎてテンションを下げる… ああ もったいねー もったいねー
FBIの女性捜査官を演じていたマギー・Qって人のクールビューティーさにウットリv マッチの彼女?も可愛かったにゃー クリスティーのちょっとズレた女性長官もキュートだったし 今回女性陣がかなりツボだったv
エディソンは表情に生気がない子だと思っていたけど 来日記者会見の様子を見ていたらイメージが変わった… 整った顔は折り紙つきだし 監督が彼の起用を決めた理由の「大人に見えるのにあどけなさが残る顔」という形容はドンピシャリ 劇中でも「キュートな彼」とか言われてて アイドル路線で行くならポスト・ニコラスも頷ける配役だと思う
エディソンの幼馴染にしてトリッキーな天才少年カートを演じた子(名前忘れた!)は 決して美形ではないのに あのトコトンまでイッちゃった演技がタダ者じゃなさを醸し出していて 気持ち悪いくらいだった 特典映像でインタビューを受けているときの様子は どこにでもいる普通の男の子だったのにねぇ 役者なのねぇ…
スティーブンも前作より味が出てて良い感じ でもやっぱり今回もサム・リーが可愛くてたまらんかった(笑)
結局はここに落ち着く
『若者はゆく−続若者たち−』1969年/日本
この日記を提供してくれているMEMORIZEのサービスが 7月いっぱいで別プロバイダーに移行されるというお知らせが少し前に届いた
今まで個人で運営していたものが 利用数に伴う運営コストの増加により個人運営の継続が難しい状態になってきたという 確かに事情はよく解る
とはいえ 数あるレンタルサービスの中からここを選んだのにはそれなりの理由があった訳で 利用できる容量だとか 操作性だとか カスタマイズのし易さだとか ちょっとした部分での便利が 自分の希望に最も近いと判断して登録をした
一番気に入っていたのは日記に付随してくるメールフォームと掲示板が使えることで 別の場所からレンタルする必要もないし 日記の操作画面でアクセス解析がいっぺんに出来ていたしで勝手が良かったのだ まったく個人運営のサービスとは思えないレベルの高さだったと 今更ながらに思う
今回の移行は「移行」と言えば聞こえはいいが 要するに大手プロバイダーとの統合であり ぶっちゃけた話吸収されてしまうようなもの 試しにIDを移行手続きにのっとって新たな日記板を提供してもらったら インターフェイスも何もかもが全く別ものになってしまっていた
提供されているデザインでは不満だが カスタマイズで直せる範疇じゃない 何より一番利便性を感じていた掲示板とフォームの関連サービスはないようだ
こんなんだったら別のサービス先探すわい(不快)
ちなみに統合先は 今をトキメくlivedoor 球団買おうとしてニュースになってるよね最近 社長31歳だってよ スゲェな
でも会社のスゴさが解ったところで 今の私にはなんの意味もなく 必要さえも満たされぬ無駄で空虚な名声でしかない 移行するんならサービス丸ごと移行してよ ぷー!
----------------------------------------------- ドイツ映画『テルレスの青春』を鑑賞〜
1966年製作のモノクロ映画で 少年青年らが親元を離れて寄宿学校生活を贈りながら勉学に励む姿が描かれています メインの登場人物は4人 そのうち主人公と彼の面倒を任された先輩学生の2人はスゴイ美少年(青年?)でした モノクロ万歳!(意味不明)
真面目で潔癖気味だが幼く頼りな気な主人公が 学友同士の微妙な関係の変遷に注目し 観察し 哲学思想を築き上げていくという 割と内面向きな話
窃盗 脅迫 秘密 いじめ 葛藤
少年から大人へと成長していく過程で出会う ごくありふれた小さな出来事が 人間を瞬時に別のものにしてしまうと悟った主人公テルレス 彼は短い寄宿生活の中で一体何を学んだのだろうか…
学生服(ツメエリなのだv)に肩隠し型の外套を羽織り 学帽をかぶる美少年(笑) おっそろしく絵になってました! 主人公の子は特にスタイルが良くて 全身が映るカットになると どうしても声が出る「スタイルええな〜…」
いじめの内容が結構えげつない割に 映像では表現されていないのであまり実感は湧きません 言葉での表現も元々の台詞回しなのか 翻訳の仕方なのか 具体的で生々しい言葉を避けているような 文学的で美しい言い回しが多く見られました
耽美というには妖しさが低いし 無邪気というにはあまりにも世俗に染まった学生さん達だったので どう見たら良かったのか解らないまま見終わってしまいましたが 哲学検知での人間観とか そういう方向の作品だったんじゃないでしょうか?
不安定な若者特有の疑問や悩みや迷いが表現されていたので「青春」ってタイトルなんだろうな… って 邦題はこうだけど原題はどんな意味だったんだろ?(ドイツ語なんて解りゃせんわい)
『es』(DAS EXPERIMENT)2001年/ドイツ
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