カタルシス
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特別ドラマの『丹下左膳』を見た
中村獅童主演と知り 映画の豊川悦司よりゃ期待できそうかな?と思った訳だったんだけども 獅童くんはさ 立ち回りが派手でイイ感じなのに 喋るとあちゃ〜ってくらい声が軽くてね(苦笑) 実は豊悦も私的には声がネックなのよね
RIKIYAって人の演技の下手さ加減に砂を吐きそうになりながら 真逆をいく戸田恵子の芝居の際立ちに笑いが収まらず ともさかの姐さん喋りが意外にもハマっていて驚くものの 顔を見るとどうしても「ともさかりえ」にしか見えないので 違和感が 違和感が…
見てくれはハマっているのに声がイケてない獅童くんと 見てくれはイケてないけど声がイイ感じだった ともさか 似たもの夫婦(役)でバランスが取れてるんだか いないんだか (^^;)
途中で大岡越前が出てきたもんだから「ん?するとさっきの風間杜夫は吉宗だったのか???」と初めて左膳の時代設定を知り プチ「へぇ」 でも越前が西田敏行っていうのは 笑いどころだよね? 良いんだよね笑って わははは は
RIKIYAが出てくる度に耳を塞ぎたい衝動に駆られて それでも我慢して見ていたら 身のこなしの軽さに驚いた え?何この人 元スポーツ選手か何か? 獅童くんのケレン味たっぷりな殺陣の背面で ダイナミックな動きをかますRIKIYA 違和感を感じるのはきっと刀が重そうに見えない所為だ
あんなに軽々と振り回さんでくれ…(黙)
右手を封じて左のみの立ち回りは さぞや骨の折れる演技だろうと思っていた左膳の殺陣を 体よく見せていた獅童くんはさすがの歌舞伎者… もとい「歌舞伎役者」だと思った
惜しむらくはあの軽い声と 滑舌の不明瞭さか(苦笑)
後半話が急展開でまとまりきっていなかったのが不満 忍びのオッサンとの変な対決はいらんかっただろ その分をエピローグに使えや(怒)
しっかし 丹下左膳でかぶるのは解るけど 話の主軸まで映画と同じでイイんか?(→百万両の壷) 協賛してるんだか対抗してるんだか よく解らんぞなもし
『ひゃくまんつぶの涙』THE BOOM
オークションに出てたSBのマキシシングル 2周目の出品で落札されてました! スタート価格の380円でしたけど… 落としてもらえて良かったの か な? 送料の140円を足しても 520円(苦笑)
そして自分はというと ノーマン・リーダス出演『GOSSIP』の洋版未開封DVDを落札してしまいました 昨年10月頃に海外通販したのと同じものなんですが 私が買ったDVDシネスコサイズ本編の一部が5分程飛んでおりまして… 他の人のシーンだったら放っておく程度のものなんですが よりにもよってノーマンが一人で映る意味深なシーンだったので コンチクショー!とね 思っていたのですよ (国内版も見ていますが 販売はレンタル版のみなのです…)
でも 海外通販ってことはさ 英語でクレームせななりませんで… そのまま半年が過ぎていたという話
今回の出品は未開封品だし 相手はもちろん日本人ということで 即座に入札!ってな感じです
まとめて買うなら海外通販安いんですよ 新品でも1枚¥1300〜2000で買えちゃう もちろん字幕ついてないんですけど 元々翻訳版がない作品が目当てなので その点は全く問題ありませんし でも1枚だけ買うのは輸送費等々割高になってしまうので買い直しに躊躇していたのです もし買うならまだ持っていない作品をついでに頼んでしまおうか?とか 余計なこと考えたりもしてて(苦笑)
持ってなくて発売メディアが出ている作品としては ●『Let The Devil Wear Black』 ●『Octane』 ←ジョナサン・リース・マイヤーズ主演で国内版期待してんのに! ●『Killer Queen』 ●『Tough Luck』
『Comfortably Numb』はこれからDVDになんのかしら? 『Until the Night』はノーマン主役だし スタッフに日本人が大勢いるんでぜひとも国内版出して欲しいんですが! 無理ですかね やっぱり?!
発売メディアのない『The Beat Nicks』『Nobody Nees to Know』『Davis Is Dead』に至っては どうやって見たら良いのやら(泣)
まだまだ先は長い ノーマン観賞の旅 ・。
ついでに そのノム氏がイメージキャラクターを務めている紳士ブランドD'URBANで カタログプレゼント週間やってます 7/11までエントリー募集中☆
『ガン・クレイジー』1992年/アメリカ
2004年06月28日(月) |
君の声が聞きたいだけだ |
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今日のPOWDERライブは下北沢に21:15 ふむ 定時に職場を出れば一旦家に帰れるな と考えて実行
一度自宅に戻ってシャワーする余裕もあったので軽く汗を流し 着る物を取替える 仕事着より幾分涼しい格好ができて暑がりな私はホッとした
暑いだけならまだしも汗かくからイヤなんよ夏 汗染みが解るのが嫌で着る服の色は極端に制限されるし 人に触れたりすると自分だけじゃなく相手にも気持ち悪い思いさせるじゃない 新陳代謝の良い体質は感謝する瞬間以上に鬱陶しく感じることの方が多い 贅沢なこと言ってる自覚はあれども 不快なものは不快なんだ!
…いやいや 話をライブに戻そう(汗)
遅刻してはならぬと思い21時には下北沢に着けるように家を出た そのまま予定通り会場の251目指し場内に入ったのが21時を5分ほど過ぎた頃 チコチェアーが演奏中で「次が最後の曲です」と言って次の曲を歌い始めた
21:10… 確か今日はトリだったはずだけど 時間全然押してないなんてことがあるのかな?押すどころか若干巻いてるくらいだし もしかして1バンド分ズレてるとか?
会場の最後方で一人考えながら 前に移動するかどうかを躊躇っていたところに 控え室からスーさんが現われた いつものトイレタイムのご様子(笑) 前をすり抜けようとする彼を呼び止めて「次?」とだけ尋ねると「うん」と返ってきたので ありがとうとばかりに人ごみを掻き分け 前方への移動する
チコチェアーやサザーランドといった 名の知れている面々が出演していたこともあり 客の入りは結構なものだった それはトリであるPOWDERにとって魅力的なお膳立てなハズで 新規客を引き込む大チャンスに他ならない それにどうした訳だか普段のライブで見かける顔が少なく 最前列に並ぶ中に面識のある人はほとんどいなかった ぶっちゃけた言い方をしてしまうと比較的一見さんにもとっつきやすい雰囲気だったのだ
ほら あんまり大袈裟に盛り上がってるファンって見えない「壁」を作るじゃない? アーティスト本人じゃなくて そっちにヒいちゃうこと多いんだよね 一般の人 少なくとも私はそうなんで(苦笑)
照明が落ちて SEが流れて ステージに上がったメンバーがシルエットで浮かび上がる いつもより前の方で聴くことにしたのは たまたまのことだったが この場の雰囲気が自然とそうさせたのだと 後になったら思えてきた …だってさ
初っ端からスゴい良かったんだよ スーさんの声が
思わず「おお?!」と顔が前に出た 何かちょっと 何かちょっと イイ感じじゃないかい?
次の歌も その次の歌も テンション下げずに歌っていて 先週断念したことを初めて本気で後悔した 私のバカ!
前回人の壁で見られなかった新ギターを初めてちゃんと目にして あんなデザインだったのかーと小さく感心 ハコの所為か苦手と思った音色もさほど気にならない 服装もまた冴えないおっさんシャツを着ていて「誰かスタイリストしてやって〜(泣)」と声にしてしまうほどの無頓着さ加減だったが(その点さなやんはいつも小奇麗な格好してて良いよね クリさんも普段は小洒落た服着てるんだけど 今回のはなぁ…/黙) 何故か今日はそれすらも どうでも良いことのように思えた
光ってるねー…
そんな感じ スー氏はこうでなきゃ面白くないっつーの! 今日は来て良かった 当たり当たり♪
最後の最後でまたもや弦を切り 良い感じだった流れがブツリと切れる 指に絡まる不要の弦を引き抜く仕草に 少々イラ立ちの空気を感じた 本人相当テンション下げたっぽい(苦笑) 次の曲が最後の曲で でも控えのギターに持ち替えて ジャラーンと弾いたその音があまりにも調子っぱずれだったので 思わずガクリときてしまう
代えのギターを用意するところまでは良かったんだけどね! チューニングくらいしておいてちょーだいよ!(泣)
ってかそんなもん メンバーじゃなくたって出来るじゃん! ねぇ マネージャーさん! だもんで それから調弦して やっと演奏再開という段になったら さっきまでの流れはすっかりどこかえ消えてしまっていた
つぁ〜… 勿体ない! 勿体ないよ ものスゴく!!
本来だったら弦を切らないように気をつけて演奏するのがプロなんだろうけれど そんなことに気を削がれて肝心要の演奏に身が入らないようでは面白くないから 感極まって弦を切ってしまうところまでは良いとしよう でも代えのギターのチューニングが合ってないってのはナシでしょ 何の為の「代え」なんだっつー話でしょ もうー もうー! せっかく良い演奏してたのにー 台無しじゃんー!(悔涙)
それでも
そんな納得のいかないハプニングを含めても 今日のPOWDERは良いと思えたので アンケートではたくさん褒めておこうと思いフライヤーの束を選り分けたら
POWDERはアンケートどころか活動告知のフライヤーすら入っていなかった
…確かに出番ギリギリに入ったこっちも悪いけど アンケートやフライヤーが足りないっての 割としょっちゅうしでかしてない? こないだも「チラシちょーだい」ってメンバーに言われたんだけど ファンに「チラシくれ」ってどういうことなんよ? それで渡したチラシを他の人にあげちゃうってのは いかがなものなのか
私らだったら自主的に調べると思ってナメてるだろ? メルマガも受けてるから平気とタカくくってるだろ?
まぁ百歩譲って私らは 確かに何とでもできるからいいけどさ 足りないフライヤーがどれだけ勿体ない結果になってるのかってこと 考えた方が良いと思うぞ そこで落ちてく客は確実にいるでしょ
アンケートがないので本人達を探して直接「良かったよ」と声をかけた
スーさんに声をかけたとき 敢えて批は突っ込まずに褒め言葉だけを伝えたのに「また切っちゃった!」とわざわざ向こうから言って来た 茶化したような口調だったが 結構気にしてたんだなぁアレ と 直感する 「うん惜しかったね アレがなかったら完璧だったのにね」と返して お疲れ様と肩を叩いて帰ろうとしたら 無言のまま けれども凶悪なくらいの笑顔を向けられた
うわ 何じゃそら(汗)
一瞬ビックリして見返したら すぐに普段の顔に戻ってしまう 気の所為?見間違い? あんな風に笑うのなんて恐ろしく久し振りに見た気がするな… 機嫌が良かったのかな? 普段も もっとああいう表情すればいいのに
気を取り直してバイバイする
クリさんにも声をかけて 中盤元気なかったけど体調でも悪いのかと訊いたら 「間違っちゃったの!」とテレ笑い え?そうだったの? 全然気付かなかったわー
さなやんとカリーさんにもご挨拶 「今日スゴく良かったですよー こないだはどうだったんですか?」 「こないだも良かったんだよ でもPOWDERで予約して来てくれた人2人くらいしかいなくて…」 「?!」
ど ドタキャンなんかして 申し訳ございません!(汗)
土下座の勢いで謝った マジで マジで 「次は絶対行きますー!」ったら さなやんに「ゲンキンだ」と笑われてしまった うう 返す言葉もありゃしない ・。
そんな訳で全員に「良かった」感想を伝えられたので 一応の満足を得て退散 去り際にぺんぺんさんに声をかけられて 「9月3日POWDERのイベントに ラクライの出演が正式に決まりました!」との報告に 条件反射で「よろしくお願いします!」と頭を下げてしまう …あれ??
ぺんぺんさんはご自分でもアーティスト活動をしつつ お仕事ではバンドのマネージメントやバックアップ イベントのセッティング等をしている人だ
去年グルタミンのライブにお客さんとして来ていたときに知り合って その気さくなキャラが好印象を残した 以来顔を合わせるたびに軽く会話をする程度の間柄だが 過日POWDERが新横浜でライブをしたときに 彼女がお世話をしているバンドのメンバー太陽さんが たまたま知り合いのツテでその場に居合わせて 次回のPOWDERがグルタミンのイベントだと聞いて
「グルタミン知ってますよ!」という話になり その次は251(今日)と言ったら今度は 「チコチェ知り合いです!」ってな展開で POWDERと太陽さんは3連ちゃんで顔を合わせる結果になり 急速に友好が深まったと(笑)
その太陽さんの所属しているバンドが『ラクライ』さん ほら 繋がった(笑)
という訳でご紹介〜 ●ぺんぺんさんHP ●ラクライHP ●太陽さんHP
太陽さん体つきが良いから初めドラムとかだと思っていたら「彼ピアノ弾くんです」と紹介されて ええ!そうなんですか?!って衝撃的な第一印象 ライブ中に軽く紹介されただけだったのに次に会った時には既に顔と名前を覚えていてくれてて 友人と2人ビックリしたという逸話付き なかなか機会が合わずラクライも太陽さんもライブ未見なままだったが 遅くても9月には参加できそうなことが解って ちょっと嬉しい うふーv
『落とし穴しかない場所』BAMBI → POWDER
今日は夕方からお出かけ 新宿JAMでハリマオのライブなんです♪
前回の4月に行けなかったので えっと… 12月7日の高円寺以来?! うわ そんな久しぶりなの?(汗) 1回毎のスパンが長くなってきてるから逃すと次までが空いちゃうんだなぁ ハズさないように気をつけよう 実は今回もうっかり別のライブのチケット申込みしちゃって 後から慌てて知り合いに引き取ってもらったりする 微妙に学習能力のないアタシ
出番がトップということなので開場の時間を目指して行ったら まだ店が開いていなかった そんな早く着いた訳じゃないのに… しばらくしたら扉が開いたのでサッサと中に入り涼んで待つことにした 外はジメっとムシっと暑かったからね 暑いの嫌いなんだもん …夏生まれだけど
今日のハリマオはどうだったかというと 正直言ってよく解りませんでした(苦笑) というのも 音がね わんわんでオンオンでもう 何がなにやら… 耳の弱い私にはメインボーカルの声が7・8割方聴き取れませんでした
何だよあのハコ!歌聴かせろよ歌をよッ!
聴いてて「ん?!」と思った曲はアンケートのセットリストで確認したところによると『サンシャイン』 初めて聴く曲…だよね? 何かこれイイ感じっぽいんだけど… やっぱりちゃんと聴こえないよ〜 頼むよ〜・。
ボーカルが聞こえない分ギターとベースの音が妙に耳に残った ギターかっこイかった 気がする ←自信ない
音は拾い辛いけど夢立さんの歌っている時の姿というか 動きというか 独特のパフォーマンスは相変わらず健在で ステージを狭しと練り回る様子を見ていると理屈抜きで楽しくなる ライブの醍醐味だよなーと見るたびに思うんだよね
これで歌がちゃんと聞こえてたらサイコーなのに 勿体ないのぅ… トホ
今日は終わったらサクサク帰るつもりでいたので 終演後は急いでアンケートを書いて 今日発売だったCDを買ってv メンバーに挨拶したら退散する …つもりだったのに 外へ出たところで夢立さんに掴まって(苦笑) 話せるのは嬉しいから「帰ります帰ります」と口では言いながらズルズルと居続けてしまい 気づいたら新宿の飲み屋に腰を据えていた
おいおい 一体どこまで意志薄弱なんだよ 私
家を出る前に「今日は早く帰れると思う」と言ってしまったので 訂正のメールを妹に入れ それでも21時を目処に席を立つ 幸いメンバー全員が揃っていたので4人ともに挨拶ができて なけなしの達成感は得られたから良しとしよう うん (^^;)
帰りの道々妹に頼まれていた買い物をしようとドンキに寄って 目的のものがなくてコンビニに寄って それでもなくて百均に寄って それでも買えなかったので地元まで戻ってスーパーに立ち寄って やっと見つけて購入
多分割高な買い物したと思うけど この際仕方がない
己の意志の弱さが 仇なしたことだから
ぐはッ…
『共鳴』ハリマオ
先週フラれたベラルーシ料理のお店へ再チャレンジ! 出かける時間を決めるために「何時からなの?」と妹に尋ねたところ「さぁ?」との返事 おいおい 調べておきなさいよ(苦笑)
「11:30に出よう」と言われたのが10時になってからだったので ちょっと慌てて支度にかかる 天気が良かったので洗濯物なんかしちゃってて メサメサのんびりブッこいてたもんで(汗)
結局10分ほどオーバーしてしまい 電車に乗れたのが12時ちょっと前 そのまま真っ直ぐ六本木に出て 目的の店に到着したのが13:15だった 店内は先週のように閑散としておらずテーブルはセッティングされていたし照明も入っている 道路側からそれを確認してホッと安堵の息をつく
『CLOSED』
「ええ?!(汗)」 入口の外に出された譜面台にメニューが広げて置いてあり その上に乗せてあるプレートには『CLOSED』の文字 よくよく確認したら土曜の営業は14時からだったらしく 要するに今の時間帯は『準備中』なのだ
私「…だから確認しろって言ったじゃん」 妹「ご ごめ〜ん…」 平日は1000円のランチがある店だが 土曜のメニューには単品とディナーコースしか載っていなかったので おそらくランチはなしと見た まぁ これもちょっと予測していたことだったので
私「せっかく来たし面白そうだから多少高くても食べて帰ろう」 妹「アズ・ユー・ライクです 何でも言うこと聞きます」
という訳で ここで食べるのを決めたのは良いとして のこり45分間をどう潰したものだろう 涼めるような施設はないし 店も全然見当たらない また六本木まで引き返すのはできれば避けたいので 店の周辺をクルリと回ってみることにした
坂を少し下って住宅地に入ると マンションと木々に囲まれた小さな公園が見えた 砂場と滑り台とブランコとベンチがあるだけのシンプルな造りだったが きちんと整備されていて小奇麗な印象だったし 時間帯の所為か人気がない 更には全面的に木陰になっていて都合が良い ブランコに腰掛けて足を振れば自前でも風が起こせるし 高い建物の隙間に位置した場所なので すり抜ける風もなかなかのものだった
一歩公園に踏み入れた瞬間 どこからともなくハトの群れがバタバタと羽音を立てて一斉に降りてきた 思わずひるんだものの ハトがなんぼのもんじゃい!と奥へ進んで行く我々 を 何くわぬ顔で取り囲むハト …何故逃げない
私「…誰か餌付けしてんな」 妹「間違いないね」 ヤツらを無視してブランコに腰掛けると しばらく辺りをウロついていたヤツらも「餌がもらえない」ことが解ってきたらしく 降りてきたときと同じように一斉に飛び立って 公園前の通りの電線に一羽残らずズラリと並んでとまった
フン 一昨日来やがれってんだ
入口を背にしてブランコに乗ると 公園の一番奥の正面に何かの碑があって その脇にトラ猫が1匹こちらに背を向けて座っているのが見えた ピンと背筋を伸ばして碑の裏側を見つめているような様子である 私らは何となくその猫の観察を始めていた
程なくして碑の向こうから同じようなトラ猫が出てきた 毛の様子はそっくりだったが サイズが若干小さいので 子供かな?と思う じゃれたり 寝転んだり 座って一点を見つめたりしている2匹を実況付きで見ていた我々の視界に いつの間にか薄いグレーの毛をした猫がふてぶてしい動きで入り込んで来た
ありゃ誰だ? さっきの親猫が母親だとしたら こっちは親父かねぇ?
よく動くトラ2匹とは対照的に ベンチに伏せたまま目をつぶって微動だにしない灰猫 丁度正面からその寝姿を見ていた我々には 彼(勝手に雄と判断)のフォルムがお饅頭のように見えて それはそれで笑える図になっていたのだが…
トラ2匹がこちらを警戒しながらブランコの脇までやって来た 我々が何もしないと解ると 注意を入口近くの砂場の方へと向ける 砂場は一段下がった場所にあるので我々の位置からは何があるのか見えなかったが 猫達には何かが見えている様子だった
「何見てんだろ?」 「さぁー…」 ふと 灰猫の元へ一旦引き上げる2匹 寝ていた灰猫がのっそりと動き出し先ほどまで2匹がいた辺りへ出てきた こちらを伺う気配はまるでない トラ2匹は灰猫の少し後ろをついて行くといった立ち位置で やはり灰猫は父親か 或るいはボスといった立場の猫と思われた
ギあ! バサバサバサッ…
突然の奇声と羽音に驚いて振り向くと 砂場に降りる段の手前にいた灰猫の姿が消えていて いつの間に降りていたのかハトの群れが またぞろ一斉に飛び立ち電線に並び直した トラ2匹がササっとスロープを降りて行く
ハトを驚かして遊んでいるのか(笑) そんな猫の生態を観察しているうちに時間が頃合になって来たので 妹と2人店に戻ろうと公園の入口に向かって延びるスロープを降りる 降りきったところの砂場に何気なく目をやれば 高さ1m程の段から飛び降りた灰猫の着地点らしい深めの足跡が見えた その延長線上に大き目の… 穴?
先を行く妹に続こうと首を捻った瞬間に 目が 合った
「? …おねえちゃん?」 無言のまま立ち止まっている私を訝しく思ったのか 妹が数歩引き返して来て 固まった私の視線の先を目で追う 「うわ!」
猫がいた
2匹のトラ猫を間近に従えた あの灰猫が
バサバサとわななく一羽のハトを咥えて 立っていたのだ
妹の声に少々身じろいだものの 灰猫はしっかりとハトの喉元に喰らいついたまま その息の根が止まるまで決して顎を緩めそうにない 2匹のトラ猫は少し距離をあけた位置に座って彼をジッと見つめていた
うおお!見事だ親父!(勝手に父猫と決め込む) オトコだよあんた!「漢」と書いて オ ト コ !
六本木のこんな閑静な小さな公園で 猫の野生を目の当たりにしようとは ついぞ思わず 妙な感動と興奮に包まれて もう 褒めちぎる 褒めちぎる 改めて砂場を見やれば 穴の脇に1枚の羽が落ちていて 入口を出てすぐの道路には数枚が散乱しているのに気がついた
あの一瞬の間に命の大格闘が繰り広がったんだ…
レストランのことを思い出して公園を後にするものの その3匹の猫がムショーに気になって 何度も何度も振り返り歩いたのだった
…本題だったハズのベラルーシ料理のネタが何やら霞む勢いで打ち込んでしまったが そのくらい驚愕の出来事だったということをご理解頂きたい 普通見れないって あんな場面
思うでしょ? でしょ?!
『ひげよさらば』1984〜1985年/NHK ------------------------------------------------- ベラルーシ料理の内容 Aコース(1人前) ●フレッシュトマトのガーリックチーズ ●鰊とビーツのサラダ [毛皮を着た鰊] ●ミンスク風ボルシチ ●パン(3種) ●豚肉のサワークリーム煮 [マチャンカ] ●デザート(チョコケーキ) ●コーヒーor紅茶 単品 ○豚肉を使ったオードブルの盛り合わせ(3種が3つずつ) ○焼きキャベツのクレープ包みサワークリームソースがけ
以上を2人で食べました
『ミンクスの台所』という名前のお店です コースは一人分のハズですが かなりのボリュームです 2人分頼まずに単品を2品プラスしましたが その等分でも多いくらいでした
単品の料理は正確な名称が思い出せなかったので 料理の内容を説明しています
ベラルーシとは「白いロシア」という意味だそうです なんでも「白」は「自由」の象徴であり ロシアより自由な国風だったためにそう呼ばれるようになったとか? 位置的にはロシア西部 ポーランドとの国境地帯にある小国で 古くからロシア・ポーランドの影響を受けてきた土地でした
ベラルーシ料理は野菜が中心で特にジャガイモが多用されています 代表的なのは『ドラニキ』というジャガイモを潰し小麦粉と卵をまぜて焼いた料理です ハンバーグのような見た目 中にひき肉が入ったタイプもあります
肉は豚がメインのようです 魚はお店の人に「ベラルーシはあまり魚美味しくない」と言われたくらい(笑) あとはクレープを使った品がメニューで目につきました
何が美味しかったって ボルシチに入っていたキャベツと クレープに巻かれた焼きキャベツが一番でしたね 火が通っているのに歯ごたえが残っていて ほんのり甘いの 火の入れ加減が絶妙でした〜v
どれも美味しかったんですが 唯一食べ残してしまったものが1品あり… それはオードブルの盛り合わせの中にあった『豚肉の脂の塩漬け』(汗) 本当に脂ですよ しょっぱいしロウソク食べてるみたいでした お店の看板支配人ヴィクトリアさん(まさに東欧美人)にお聞きしたところ 「ベラルーシの人 これをおつまみにウォッカ飲むのが大好きです」
だそうです(苦笑)
2004年06月25日(金) |
忘れられたジャムのように |
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昼に事務所に予約入れたにも関わらず のっぺきならない体調不良に見舞われてPOWDERのライブを断念 時間がね もっと早かったら頑張ったかも知れないんだけどね 21:45出で大岡山はちと酷でしたのよ ドタキャンしちゃって スンマセン スンマセン…(涙)
元気だったらTSUTAYAで何かレンタルして帰ろうと思っていましたが そんな訳だったんで職場を定時であがってサクっと帰宅 それでも週末だったので前々から目をつけていたタブレットを買いに 無理矢理ビックパソコン館なんかに寄ってしまいました これは外せない!という性能を重視して サイズは贅沢を言わずにA5版にとどめて\29,800 ひゃー買っちゃったよ 私にしてみたら結構大きな買い物だよ えっへへへ〜v
気分だけ 少し元気を取り戻す
家に着いてジッとしているのもナンだったのでTVをつけたら20時から『ハリー・ポッターと賢者の石』の放映があるらしい前宣伝をやっていて どうせ何もすることないし…と思いそのまま見ていたら主演子役(まだ子役と言ってていいのか?/汗)3人のインタビューが始まり 明日から公開の『〜アズガバンの囚人』の告知映像がやや長めに映し出されました わー!うわー!
本編はさておき この映像録っておきたかった! …というくらい俳優陣の説明がされていて TVの前で一人もんどりうつ私
いや あの 妹がゲイリー・オールドマン好きなんですよ 私はアラン・リックマンとデビッド・シューリスが気になってまして そんな感じで多分そのうち『〜アズガバンの囚人』も観に行っちゃうんだろうなぁ〜という気がします
そしてそのまま『〜賢者の石』を最後まで観てしまい ああ やっぱり子供は小さいに限るね なんて思ってみたり オリバー・ウッド役のショーン・ビガースタッフ君の影に隠れた演技にニヤニヤしてみたり へたくそな子役吹替などものともしない楽しみ方で盛り上がっておりました
オリバーさ〜 ハリーにニンバスが届くシーンとか後ろで見え隠れする演技が良いのですよ(笑)芸が細かいっつーか この子はいっぱしの「役者」なんだなって感じがして 後はクィディッチの試合でゴールを防いだあと一瞬作る表情ね 可愛いです 機会があったら見てみて頂戴ませ☆
改めて見ると矛盾というか 曖昧な設定がやっぱり多かったなぁ 最後の対決には不思議なままのことが一杯だよね ダンブルドア校長の説明も意味不明だし とってつけたようじゃん でも 細かいことはどうでもイイんでしょう
何てたって ファンタジーですから(笑)
おまけ:『スリーピー・ホロウ』の判事で『ゴーメンガースト』のコック長だったオッサン ダーズリーおじさんでした! 通りで見覚えが!!
『すべてはジャムのように』POWDER
2004年06月24日(木) |
カムズ・ア・ホースマン |
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今日は“ジョニー・デップがキュートな作品”の私的上位にランキングされている『スリーピー・ホロウ』が民放で放映される日でした 珍しく事前にそのことを知っていた私は 仕事帰りに明日からレンタル半額が開始になるTSUTAYAに寄って棚をチェックしている最中に 唐突に思い出して慌てて家に帰ります ゴールデンタイムの民放だと吹替になっちゃうんですが たまには吹替で見るのも良いし なんて思いまして(笑)
そんな訳で放送時間ギリギリに帰宅し すぐにTVをつけました やってるやってる♪ ふふふ やっぱりイガボット可愛いゾー
吹替が堀内賢雄と番組欄に書かれていたので「けんゆうさん〜?(不審)」と思っていましたが そんなに気になるほど嫌でもありませんでした 彼も結構誰かれ構わず声あてる人ですが 山路和弘ほど一辺倒な声色じゃないのには「さすが声優」と思うのです
時は1799年 NY市警の捜査官イガボット・クレーンは連続殺人事件捜査のため スリーピーホロウという田舎の村へ派遣される 被害者はみな首を刎ねられた無残な死に様をさらしており 村人は首無し騎士(ホースマン)の亡霊の仕業と怖れおののいていたが 世の近代化に反し因習にとらわれたままの世俗を快く思っていない現実主義のイカボッドは あくまでも科学的捜査で真犯人を突き止めようと孤軍奮闘を開始するのだが…
恐るべしティム・バートン! いっぱしのホラーサスペンスかと思いきや 一筋縄ではいかない突飛な展開に拍手喝采と失笑を贈ります(笑) って初めて見たときにも思ったんですけどね 実は笑える作品です
首なし騎士がクリストファー・ウォーケンってところでもう既にウケちゃうんですけれど 現実派イガボットの科学捜査は決してズレていないのに 事件の真相が大きく現実からズレているという大オチです 見事です イガボットのトラウマやら市警での立場は すかり忘れられて素敵なエンディングを迎えています いっそ清清しいほどに痛快です
みんな見なきゃダメよ! 正義と勇気と愛の主人公イガボット・クレーン 子供のように取り乱し気絶するわ少年を楯にして歩くわヘタれ度も超級の主人公イガボット・クレーン こんな2面性を持った人物をキュートに演じるジョニー・デップは必見です☆ クリスティーナ・リッチもお人形さんみたいで可愛いよん
村の判事が『ゴーメンガースト』に出てきたコック長だった 普通に出てたな〜…(『ゴーメン〜』での役はえらいアクが強いキャラだったので/苦笑)
『カムズ・ア・ホースマン』1978年/アメリカ
あんなに命乞いしてたのにね
掻き切る瞬間までビデオに収められていたらしい 確かに惨いし卑怯だけれど 「そんなやつらを恐れてはならない」なんて
あ ん た が 言 う な (怒)
伝えてるだけの彼らが悪い訳じゃない でも 何でも伝えればいいってもんじゃ ないとも思うんだよなぁ…
どこまで相手に主張させればいいのか 甚だ難しい …というか
そもそも 何でこんな状態になってんのか 考えてる?
あんたのことだよ
あんた!
『華氏911』2004年/アメリカ ------------------------------------------------- 水曜のレディースデーを利用して『真珠の耳飾りの少女』を観てきました やっと観られた〜v
オランダ フランドルの画家 ヨハネス・フェルメールが描いた1枚の肖像画からインスピレーションを得て生み出された 少女の物語
主人公の少女グリート(マルガリータ)を演じるは『ロスト・イン・トランスレーション』のスカーレット・ヨハンソン フェルメールには『ブリジット・ジョーンズの日記』や『ラブ・アクチュアリー』のコリン・ファース どちらも割合好きな俳優さんだったので その辺での期待もあったのですが 実際に観てみたらもう 主役は彼らじゃないんだってことがしみじみと解りました
では誰が主役なのか? それは画面の美しさ 光と色彩
何気ない一瞬の場面が本当に綺麗で うわー…って感じ そして極端に台詞が少ないので ことさら画面に集中してしまうのが きっと絶妙なコンビネーションになってるんだなーと 勝手に思って勝手に感心していました
家族の生活を助けるために住み込みの働きに出た若く清純な少女 彼女が光や色の機微に聡いと気づき画作の手伝いをさせるフェルメール その2人の間に生まれる不思議な疏通感 とてもとても近いところにいるのに 決して縮むことのない大きな距離 それは隣り合って絵の具を調合する近さであり 隔たれた身分の違いであり 同じ波動を刻む感覚であり 許されざる淡い想いを封じ込める心情
触れ合えているようで 触れてはいない もどかしくも張りつめた間柄が程良い緊張感を保っていて ともすれば退屈にも感じそうな緩やかな場面展開が 軽く引き締めている プラトニックとエロスの危うい均衡を行ったり来たりする2人
場面が切り変わるたびに溜息ついちゃうような感覚で観ていました
まー とにかく綺麗な作品です 特に光の表現が素晴らしかった フェルメールだけじゃなく レンブラント辺りの絵も連想するような 明暗の妙が楽しめます 近世のオランダが舞台なので英語では言葉が違うのですが あまり気になりませんでした 台詞少なかったしね(苦笑)
マルガリータの愛称「グリート」には真珠の意味があり 真珠には「純真」の意味が込められているそうです 隠された意味合いが読み取れると更に面白く見られる作品なんだろうと思いました
ちなみにフェルメールの作品もちょっと知っていると 場面の端々に映る物の関連に気がつきます 例えばフェルメール夫人が登場する時に着ている服 あれは彼の作品に描かれているものを連想させます どの絵だか解るでしょうか?(笑)
2004年06月22日(火) |
働く人はびゅーちふる |
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晴れ過ぎだよ! 暑ぃよ! 台風一過にもほどがあらぁ!
イライラ蒸し蒸し 嫌な季節だ…
------------------------------- 最近面白いことに気付いた TVドラマ『アット・ホーム・ダット』 来週最終回だってよ あーらら 3回くらいしか見てないのに残念
篠原涼子演じる奥さんのお仕事が ちょびっと自分の職種の範疇であったりするのも 面白くみていた要因のひとつだったんだけどね
ああ 最近は全然あんな仕事してませんな〜…
『働く人はびゅーちふる』びゅーちふるず
台風だったのでサッサと帰ろうと思って新宿まで行って地下通路を歩いていたら JRの業務連絡が放送で《○○線人身事故で上下線不通〜》と言っているのが聞こえた ○○線ってそれ乗らないと私 家まで帰れないんだけど…
実際ここまで来たらルート変更は難しかったので様子を見に一応その私鉄駅まで行ってみた訳 そしたら改札にロープが張られて構内に入れなくなっていて その手前からずーっと人だかりが続いて すし詰めの蒸し風呂状態よ(汗)
こりゃーしばらく動きそうがないな と判断して駅を離れた 時間が早かったので気晴らしに映画でも観てみる?という気になって歌舞伎町へ足を向けたものの 今から観るのに手ごろで観たいと思う作品に該当するものが1本もなく
観たいもんがない! 結局トロイの木馬(セット展示中)を一周しただけに終った
雨はおさまりかけていたが豪風が吹き止まず 傘をさすのが難儀な巻き風だった 頭上のあちこちでガン!とかバリバリ!なんていう正体不明の激音がひっきりなしに聞こえてくるので ちょっと外にいるのが恐くなって手近なファーストフード店に逃げ込む 適当に注文して時間を潰すか…
皆考えることは似たようなもので どの店もその場凌ぎの客であふれている様子 駆け込んだのはそんな中でもすぐに座れそうな客入り具合だったからであって 別段その店が好きなわけではない しかし背に腹は代えられないと諦めて 不本意な夕食をそこで済ますことになった
ハンバーガーとポテトと飲み物を前に メールしてみたり 運行状況を知る為のサイトを探してみたり 携帯電話とにらめっこすること数十分 飲食いにも携帯にもいい加減飽きてきたので時間を確認すると 店に入ってから1時間が過ぎていた
…そろそろ動きがあったかな?
探してみたけれどJRの運行状況しか知ることができなかったので 私鉄が今どうなっているのか不明なままだったが とりあえず様子を見に戻ることにした これでダメだったらJRまで戻って中央線で国分寺→私鉄 のコースで帰るしかない ひたすら面倒くさいがこの際仕方ない
再び訪れた駅は1時間半前と変わらぬ混雑ぶりで一気に気分が萎える思いだった こんなことなら時間つぶしなど考えずさっさとJRでぐるっと回って帰るんだった… と今更ながらの大後悔
JRに戻る前に振替輸送の切符をもらってやろうと思い ギュウギュウの改札前に挑みかかろうとしたとき 人ごみの先頭が急に流れ出した ?!
改札が開放されたのだ
ってことは運行復旧したんだな? となると振替切符は発行されないか… 流れ出した人ごみに加わると 遅々とした進みにイライラが募る それを必死に堪えて汗と一緒に拭うこと十数分 いや それ以上か? やっと改札を抜けることができた ある種の解放感を得て気の所為か呼吸が楽になる… と思ったら 今度はホームが黒い人だかり(汗)
既に到着して出発を待つばかりの電車は これ以上入らないだろ?!ってくらいに人が乗り込んでいるのに まだまだ後からグイグイと押し入っていく人が後を絶たない あんな電車にゃ乗りたくない と思った私は いつ来るか知れない次の電車を待つことにした 待つ列もそれなりの人数になっていたので次で席に座れるかは解らなかったが それ以上待つほどの気分でもなかったので 座れようが座れまいが「次で帰る」と決めて どんどん乗り込みがキツくなっていく目前の車両を見ながら 頭の奥では地獄絵図を連想していた
「ひゃあっ…」 ドサッ!
…ドサッ? 自分のいるホームの少し先の方で 短い悲鳴と重たく鈍い地響きが聞こえた 周囲の人間がいっせいに同じ方向に顔を向ける 向こう側のホームに列を成していた人たちも 皆同じ一点を見つめていた
ややあって駅員がバタバタと駆け抜けて行き 何やら立ち騒ぐ気配が伝わってくる 程なくして構内放送がかかり 《業務連絡 業務連絡〜 2番に人が降りた模様》
「落ちた」んだろ? 人ごみで何も見えないが そのくらいのことは誰にだって解る(苦笑)
《業務連絡 業務連絡〜 2番に担架要請》
あらら 怪我して上がれなくなっちゃった? それとも気ぃ失ってんのかな?
《担架持ってきて》
《担架だよ!》
何か乱暴な構内放送だなぁ…
《早く担架持って来いっつってんだろ!》
キレた(苦笑)
ホームの逆端から担架を持った駅員が小走りにやってくる 「すみません すみません 通してください すみません!」
ホームは次の電車を待っている人であふれ返ってる訳だから ただ通り過ぎるのだって簡単にはいかない そんな所を担架持って動いてんだから時間もかかるってもんだ
でもさ
どうせ要請した先はホームの下なんだし 全線不通で電車は入って来ないんだし いっそ線路に降りて走った方が 早いし安全なんじゃないの? なんて思うのは私だけか? 後ろを横切った担架運びの駅員を見て「あんたまで落ちるぞ」と失笑したのは 私だけか??
そんな騒ぎと同時進行で 目の前の電車が発車しようとするアナウンスがかかっていて 《3番 発車しま〜す》プシュー… ドアが閉まらず 硬直する車内の客の 震える腕や脚
《3番 発車します》 ドアは閉まった でも発車はしない
《3番?》 《3番発車できません! ××がかかってます!》←別の声(××は聞き取れず)
『踊る大捜査線』かよ(笑)
思わず「あっちもこっちもテンパってるなぁ…」とボソったら 隣のOLさんにウケられた みんな思ってんだろ?同じこと(苦笑)
その後 3番線も2番線もトラブルを何とか乗り越えて 次来た電車は比較的空いたままの発車となった 座れなかったけど そんなにキツくはなかったので良しとする 当初人身事故と聞いていた遅れの原因は他の場所での倒木が更なる遅れを招いたらしい 台風で線路上に樹が倒れていてその撤去に時間がかかったと そりゃ時間もかかるわな(苦笑)
結局予定をまるまる2時間オーバーしての帰宅となったが 別段用事があった訳でもなかったので ひと息入れたらもう笑い話になっていた
あまりのヒマさに逐一実況中継をメールで送りつけていた妹が夜中になって帰って来て 「姉ちゃんのメールかなりウケたよ」との感想をくれた
あの状況をそんな風に楽しんでもらえたなら まーいっかね(苦笑)
『嵐が丘』1988年/日本
打ち上げオール明けで5:40頃に帰宅 軽くシャワーを浴びて即行で寝る
9:00起床 髪の毛だけ洗って身支度に取り掛かる 10:30家を出る
11:40六本木着 炎天下の中日傘に身を隠しつつ黙々と目的地を目指す
テレ朝通りの専称寺というお寺さんが目当ての場所だが 近づくにつれ逆流の面々に“それらしき”雰囲気を感じ始める 予想していたこととは言え 若干萎え
何だってオール明けを押してそんなところに行ってるかというと 年に一度お墓が一般に向けて開門される特別な日だったからだ 誰のお墓かって?
沖田総司
今 大河ドラマで新撰組やってるじゃん? あれで藤原達也くんが演ってる子よ お墓が六本木って ちょっと意外でしょ(笑)
そんな訳でお寺さんに到着 墓前に手を合わせて 用事は終了 たったこれだけの為に寝不足を押して来た訳だ 本当だったらお花やお線香やお供物を持って来たいところだが 数年前から一切禁止されてしまったので せめて手を合わすことくらいは…という気分でね
地下で眠ってる人にしてみたら 縁もゆかりもない人間が大勢集まって何事だと思うだろうけどね こっちの自己満足なんで 大目にみてもらいたい(苦笑)
特別誰とも待ち合わせはしていなかったが 現地で会った顔見知り数名としばらく歓談 その後ランチを摂るべく移動を始めた友人たちに混じってヒルズ付近まで同行 そこからは私一人離脱
「六本木一丁目にベラルーシ料理の店があるから行ってみない?」と妹に言われていたので 彼女の六本木到着を待ってアマンド前(ベタな…)にて合流 このとき12:45
そこから歩きで一丁目の方へ向かい 目的の店は案外すぐに見つけられたものの 日祝休業の看板が… いや 何となくそんな気してたんだけどね 事前に妹が道順とか調べて来たって言ってるから 大丈夫なのかな?と思い直して向かったんだけどもね やっぱりね この手の場所は平日が稼ぎ時なんだろう(苦笑)
猛暑の中歩きつづけたために 意識が朦朧としていたし 妹はひたすら平謝りをしているので怒る気にもなれず 仕方なく元来た道を引き返して適当な店を探すことにした
高架まで行く前のビルにあった ちょっと小洒落た中華レストランのランチメニューに目が止まり この内容でこの価格なら イイんじゃない?とウキウキ入店 ついさっきベラルーシにフラれたことは 割とキレイに忘れている
薄暗い店内はシックでモダンなインテリア いかにも「デザイナーズです」と言わんばかりの空間&照明演出 身なりの良い中年男性が女の子数名を連れてランチを楽しんでいたが 全くもってそんな雰囲気 ジーンズにTシャツみたいな我々では少々カジュアル過ぎる感があったが ランチの価格が\950〜\1500というのは 充分にカジュアルだと思って そ知らぬ顔でスタッフの案内に従った
妹は点心(蒸篭に5種1個ずつ)と粥(おかわり自由)の膳(手作り風杏仁豆腐付き) 私は五目そばの定食(焼売とスープとデザートが付く) 料理が来るまでの間に出された飲み物は茉莉花茶 ホットかアイスかを訊かれたので つい外の猛暑をイメージしてアイスを頼んだが 店内は寒いくらいの冷房だったので すぐに失敗と気付き後悔 温かいのを頼んでいたらポットできたんだろうか…(ため息)
ないものをお互いに味見交換して食べてみたが どれも結構美味で十二分に楽しめた 成り行きで入った店の割には当たり☆
その後 大江戸線で新宿に出てフラフラ買い物等をしながら帰宅 今日は16日に誕生日だった弟のお祝いと 父の日の感謝会?を同時開催(笑)と家族召集がかかっていた日だったので 夜 頃合を見計らって本家を尋ねた
いつの間にか彼女が別の子になっていた弟には 妹とお遊び気分で選んだメンズフレグランス 父には帰りに寄った酒屋でお手頃ワイン 大分出張のとき焼酎をお土産にしたばかりだったので 今回は洋酒で というか 母の日(歳三忌の後Bahahaライブだった…/汗)に何もしてあげてないので 母にも飲めるお酒という観点でセレクト
何事も気持ちだよ 気持ち! な!
『人生は上々だ』UNICORN
待ちに待ったグルタミンのレコ発ライブ当日です!
会場のある吉祥寺は自宅から最短のコースで移動すると30分で着ける場所なので いつもより体がちょっと楽v 今日はBahahaもPOWDERも招待出演なので1度に3回美味しいイベントライブなのであ〜る♪
この豪華な出演陣のために 普段なかなか会えない久し振りの面々が足を運ぶと聞いていたので 開演前にお茶でもしましょうと 心当たりに手当たり次第のお誘いメールを送信しておいたら 5人の人たちが賛同してくれたので 16時半に駅改札に集合することになりました
そして私は それとはまた別に成さねばならない用事があったので もう少し早目に吉祥寺入り その使命とは
お祝いの品を用意すること
先週会っていた友人からの発案で レコ発のグルタミンに祝酒でも用意しませんかーという話になり それに賛同してくれたのが我々のほかに3人 で 御酒と決めたところまでは良かったんですが みんなして下戸だったもんで酒の良し悪しがサッパリ解らない 自分の記憶を思い返してみても 普段の打ち上げで彼らが飲むものといったらビールか焼酎なので 祝酒にはちょっと相応しくないだろうと考えあぐねいてしまい 2日前まで悩んだ末仕方なく豪さん本人に訊いてみたところ
「日本酒より洋酒」という返答が(汗)
洋酒ってまた範疇広いな〜… ウヰスキーとかバーボンとかスコッチとか 色々あるじゃない? 飲む人にしてみたら全部別物みたいだし これまた困ったことになっちゃった訳ですよ でも 二度目を本人に訊くのはさすがに気が引けて 悶々としていたところに ポンと浮かんだナイス・アイディア
夢立さんに訊いてみたらどうかしら?!
彼もミュージシャンで感覚近そうだし 豪さんの従兄弟だから実際に近しい人な訳だし 即行でメール!「アドバイス頂けませんか?!」云々 するとすぐに返信が届き いくつかの候補を教えてもらえました ありがたや夢立さん!神様仏様夢立様!(>.<)""
別の友人もお酒に詳しい知り合いに聞いてみてくれたようで その人からの提案と合わせたら4・5種類の候補ができて 万一第一希望が手に入らなくても この内のどれかは見つかるでしょ そう思って吉祥寺の酒屋を訪ねたのでした
連名の皆さんはそれぞれ仕事や移動に時間を取られて開場ギリギリ着という話だったので 私が一人で品物選びの大任を果たさなければなりません アドバイスのメールを頼りに店員に声をかけました 「“メーカーズ・マーク”ありますか?できれば赤黒1つずつ」 「あ!今ちょうど切らしています」 店を替える
「“メーカーズ・マーク”ありますか?できれば赤黒1つずつ」 「あ〜… 先週売り出しだったんで赤はないんですよー 黒なら棚に出ているのが最後の1本です」 百貨店でちょっと高めだったし 店頭品ということで箱から表に晒された状態だったしで 少し考えてから 店を替える
元の酒屋に戻って別の種類があるかどうか聞いてみることにしました 「すみませーん“ブラントン”か“オールドグランダット”はありませんか?」 「…え?もう一度」 「“ブラントン”か“オールドグランダット”」 「…どんな種類のものでしょうか?」
ダメだこりゃ (--;)
「じゃあ えっと“シーバス・リーガル”?」 「それでしたらこちらです」 …予算より大幅に安いんですが(汗) 高いのはある程度平気なんだけど 安過ぎるのは困るなぁ どんどん候補がなくなっていき とうとうネタがなくなりました 自前では何も出てきやしません 予想外の展開でした
時間は刻一刻と過ぎていくし お酒は見つからないし 待ち合わせの時間に遅れるわけにもいかないしでプチパニック状態だった私は とりあえずシーバスを購入 慌てて待ち合わせの改札へ向かいました
会場のプラネットKに近いアンナミラーズでお茶 というか 私は朝から何も食べてなかったので食事(苦笑)
今回の面子はスゴイのよ 新潟から来てくれた人とその仲良しさん(両名とも元SB仲間)今日が初POWDERになる人2名(元BAMBI仲間)そして先週POWDERを蹴って関内のライブに走った友人 すっごい久し振りの珍しい取り合わせでした 会場時間になるまで尽きない歓談を続けます
18時 妹が友達を連れて来てくれるという話だったので 場内へは入らず外で彼女らと合流 ドリンク代だけ持ってもらって後はオイラ持ち 来てもらえるだけでありがたいもーん 中へ入ったら「じゃテキトーに」てな具合で別行動 その方がお互い気ぃ遣わないしね
いつも一緒にグルタミンライブに通っている友人も ひとり友人を連れて来ていて場内で合流 私とも共通の友人なので近くに集まってライブ観賞となりました
トップバッターはBahaha 初っ端の所為か前の方はお客さんがまばらで のっけからステージを降りて客イジりをするボーカルの春山さん また髪を結わいていたけれど 何かちょっと切ったのかな?それとも固めてるだけかな?? シルエットしか見えてなかった登場の瞬間は坊主頭になったのかと思ってビビりました 違って良かった-3(そうなのか?)
4月の『HARUYAMA ZERO ONE』で最前席に座ったために散々イジられて対応に困っていた友人 今日は我々の影に隠れるようにして春山さんの客イジりを伺っているようでした 彼女の方を見たら目が合ってお互いに苦笑 学習したのね(笑)
ベースにモッティさんがサポートに入ってくれていたんですが 手の甲が隠れるくらいの長さの袖とインテリ風の眼鏡に思い切りツボを突かれて 初め真中に居たのを左前隅まで移動してポールによりかかりながら残りの時間をモッティメインの視界で楽しんでしまいました 真中は前の人の背が高くて見づらかったというのもあったんだけど ベース弾いてるときのモッティさんが本当好きでさ〜… そんでもって彼とオカッチさんのアイコンタクトがまたね 見てて嬉しくなっちゃうような表情なんだよね 普段のオカッチさんてば春&櫻同士の絡みほど2人とアイコンタクトしないんだもん …ってか モッティさんが周りをよく見るのかな?だから好きなのかしら??
春山さん ところどころ歌詞飛んだりしてて あらら?と思いつつ テンション高いままファイナル あまりの短さに思わず時計を見たら30分しか経っていませんでした 今日の持ち時間は30分なのかー 40分ずつでグルだけ60分くらいだと思ってた!短い!!
2番手レストラン・ギャングさん いつもグルタミンのライブで素の姿を見ているボーカルのタローさん ステージに上がると別人みたいでやっぱり面白い ドラムが女の子になったと教えてもらって その後グルの打ち上げで紹介してもらった彼女は小柄で可愛らしい人で この人がレスギャンでドラム叩くのかー!とビックリしたものでしたが 音的に違和感は全然感じませんでした ただ 私のいた位置からは これっぽっちも彼女の姿が見えず とてもとても残念(涙)・。 前の方のお客さんがスゴイ盛り上がっていてスゴイなーと思いました
3番手チキンマスターズさん レスギャンとチキンの2バンドを聞く限り POWDERはちょっと異色 Bahahaはもっと異色ですね? ぶっちゃけ“身内”だから呼んでくれたのかな?なんて卑屈なこと考えました レスギャンもチキンもバリ☆っとロックですもんね〜…
4番手われらがPOWDER 観客フロアは位置の総入れ替えが行われますが自分等は不動 実はBahahaの時からあまり動いてなかったんですけど(モッティさん見に行ったのは別にして)他のお客さんたちの変動でステージの見え方がガラっと変ってしまうのが なかなか面白かったです
スーさんの新ギターは今日が初お目見えのワタクシですが 例の如く手元なんてちぃとも見えやしません しかし演奏が始まって聴こえた音に「苦手系かも…」と耳をざわつかせてしまったのでした 途中で弦切ってギター替えてましたが あの赤いのも結構苦手な音色なんですよね なんと言うかギンギンしてません? 多分ね 私の耳が苦手な高さの音波出してるんだと思うんですよ でもスーさんはその辺の音が好きなんでしょうね 2本とも似てるんだもん 音
音程微妙でしたがいつも危うい歌詞が今日はちゃんと歌えてた? お やったじゃん? なんてこと思いました でもMCのキャラが最近イヤだ …っつっても他にはウケてるみたいなんで仕方ないのかな ちゃんと話せば面白いこと言うのになー 「funny」じゃなくて「interesting」なこと
なんてね 偏見かもね ごめん ごめん
そしていよいよ真打グルタミン 今夜の主役です!メインです!一番です!
バンド紹介に春山さんが登場 色々喋ってましたが 最前列で見ていた限り いっぱい いっぱい な感じでつい可笑しくなってしまいました(笑) いや 素敵よホント 大好きだから
そんなテンパった春山さんの紹介で登場したグルタミン 本日のSEは『ゴット・ファーザー』 普段はしないベースとドラム先行の登場&前奏で 後から走り込むようにして現われた豪さんの動きが 何となくぎこちない …と思うのは気の所為でしたか? いつもとは違った演出でしばらく1曲目の前奏?が続き歌い出されたのは『ネムレ9DEATH』でした うおっ 歌うまで解らなかった!(汗)
テンション的には普段の2割増しくらいで怒涛のステージでしたが なーんかちょっと豪さん 声 不調じゃなかった? ううーむ 気にし過ぎなんかなぁ… レコ発でメインと言ってもイベント主宰ってことは いうなれば世話役だもんね 何か色々大変で疲れが出てんのかも知れないよな 殴り込むより込まれる方がキビシそうだし うん
総評 カッコ良かったけど満点はあげない 「まだまだ足りないのだ」!なんつって(笑)
その後打ち上げに参加 終演した時点で帰れない人がいたので その辺も巻き込みながら店に流れました 妹たちは最後まで演奏を聴いててくれて お友達もちゃんと挨拶してくれてから2人で帰って行きました ありがとう心の友よ〜(実の妹だろって)
打ち上げはまー 予想通りの大人数で 会話なんてろくろく成り立ちませんわ それでも豪さんは回って来てくれたので少し話ができました モッティさんも掴まえて話したし 乾杯だけなら春山さんとも接触できた? 帰り際POWDERのさなやん・クリさん マネージャーのカリーさん Bahahaとも最後のお別れくらいはメンバー全員に挨拶できたけど スー!鈴木祐樹!!
バイバイくらい言わせろよ!
何も向こうの通路通って帰ることないだろー(涙) 話ができないのはあの人数じゃ仕方ないと思うけどさー バイバイくらい… しくしく・。
覚えてやがれ!あの酔っ払いめぇッ ↑ 無理 絶対何も覚えてないから(断言)
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我々仲間内は 4時半過ぎくらいの電車に乗って帰ります 私11時半には六本木へ墓参りの予定です ちゃんと起きられるでしょうか(苦笑)
あ そうそう ライブハウス途中でコソっと抜けて“メーカーズマーク”の黒買って来ました こちら有志3名でシーバスとは別個に贈呈 やっぱりあげるならこのくらいでないとね(苦笑)
『愚か者の夜空』グルタミン
2004年06月18日(金) |
進め!ミスター・.アンラッキーマン |
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いよいよレコ発記念ライブを明日に控えたグルタミン その発売されるアルバムを先先週新星堂に発注したものの まだ入荷の連絡が来ないので 仕事を終えた帰り際 仕方なくこちらから電話で問合せをした
タイトルとアーティスト名と 注文した日と発売日を訊かれたので答えると しばらく待たされた挙句に「折り返します」との返事 この時点でかなりイヤな予感はしていた訳で 案の定 ほどなくして携帯に入った店員の報告は「まだ入荷していません」とのこと
明日レコ発だっちゅーねん
「注文時に確認をしたら発売日の2・3日後には届くと言われたのでお願いしたんですが 今日まで何も連絡なしってどういうことなんでしょう?」 「申し訳ありません 明日か明後日には届くと思うのですが…」
「明日そのアーティストのレコ発記念ライブなんですよ 会場行けば当然売ってる訳ですよね 明日か明後日の入荷を待っていたら 明日の会場にCD持って行けないってことですよね」 「あー… それではその場でお買いになりたいですよね…」
「こちらの心情としては勿論そうしたいところですよね」 「…では キャンセルということに?」
「できるんですか」 「…はぁ」
煮え切らないのでいい加減ムカついてきて 「じゃあ明日の午前中までに連絡頂けなければ会場で買います キャンセルしてください」 「わかりました」 「こちらからご連絡する場合にはどなた宛にかけたら良いですか」 「誰が出ても解るようにしておきます」
とまぁ こんなやり取りをして通話終了 全く使えないったらありゃしない
インディーズ盤を注文するのに発売前1週間じゃ確かにキツいと思って 入荷日の確認をしたっていうのに何でこうなっちゃうのさ それもレコ発前日のギリギリまで待ってこっちから連絡入れて 折り返しの番号も再度教えてさ 注文書にハッキリ書いただろ!っつの
もう向こうから言われなくてもキャンセルするつもりだったもんね 入荷できたらインディーズの棚にでも並べておいて頂戴な もう二度と新星堂でインディーズ盤の注文はせんッ
------------------------------------------------- 『ゴーメンガースト』2巻観賞 今度は『オスカー・ワイルド』のスティーヴン・フライが出てきた 特にカッコイイ訳でもないオッサンなのに やたら印象に残る人なんだよなー… オスカー同様博識な人物をコミカルかつシニカルに好演
物語の全容はまず ゴーメンガーストという国?だか都市だかの おとぎ話なんだということを認識していないと 頭の中がこんがらがったままになる どこかの国の常識やしきたりのようで どこの国の常識でもしきたりでもないものが この作品の中で表現されていた 完全なるファンタジーだと思ってもらえば良い
石の都ゴーメンガーストは代々伯爵家が統治し 古くから綿々と受け継がれてきたしきたりを守ることで栄えてきた そしてその伯爵家に待望の男児が誕生する つまり次期当主となる跡取息子である
一族は当主とその妻 その間には年頃を迎える長女と生まれたばかりの長男 そして当主の姉にあたる双子の婦人 これら6名が直系に属する伯爵家の人間だ 慣例に沿った毎日を義務付けられ 日々を退屈に過ごしている彼らの前に現われた聡明な青年スティアパイク 良くも悪くも安穏と過ごしていた今までの生活が この青年の登場によって大きく変化していくのである
鬱屈なしきたり 繰り返される慣例 押さえ込まれた自由 名ばかりの名声 そして身分の違い それぞれに繋がれた目に見えない枷が外されるとき
その奥底に眠る 暗くひずんだ感情が 目を覚ます
全編を通してダークな展開 完璧なるおとぎ世界であるにも関わらず えらく殺伐としていて どの年齢層を狙って作られた話なのかサッパリ解らない内容だった
ところどころ笑えるエピソードも挟まれているのだが それも大人向けな皮肉めいた種類のもので しかも本編の展開とは無関係なことが多い …今のは?みたいな後味
登場するどの人の感情も解るようで解らず 解釈に難しいキャラクターが勢ぞろいしている 個性的ではあるが心情把握ができないのは 正直ちょっとしんどかった
最後の最後に一番共感できたのが 幼いまま代を受け継いだ息子に代わって執政を取り仕切っていた母(先代の妻)のみだったというのがまた 自分的に驚き 初めて見たときは絶対好きにならないタイプ!と思っていたもので…(汗)
厳密に言えば好きになった訳でもないのだが ただ 共感はできるなと 一番心情が理解できたなと そう思っただけのこと
作品的にはイマイチ気持ちの良いものではないが ジョナサン・リース・マイヤーズはずっと出ずっぱりなので 彼が好きな人なら充分楽しめるだろう 中世ヨーロッパ貴族風の衣装はとてもよく彼に似合っていたし 台詞もアップも申し分ない量だと思った
最終的に彼が演じていた青年の不幸な境遇を 「憐れ」と思うか「自業自得」と思うかで だいぶ印象が変ってくる作品なんだろう
『進め!Mr.Unlucky Man』BAMBI
夕方のラジオで面白い話をしてました 「今中国ではレスリー・チャン生存説が まことしやかに語られています」
…え? 何それ!
何でも 去年亡くなったとされているレスリーは引退しただけで実は生きていて 香港を離れ静かに暮らしている なんて噂があるらしい
ブエノスアイレスで彼を見たという目撃証言が後を絶たず 親友のウォン・カーワイ(王家輝/映画監督)が彼に会いにブエノスアイレスを訪ねに行ったとか何とか
健在の頃から伝説化している部分があった人なので そんな噂で湧き立つ民衆の気持ちはすごく良く解るけど まずあり得ないだろうと苦笑いをもらしてしまうのでした
そして その噂のことよりも「親友のウォン・カーワイ」という部分に引っかかってしまったワタクシ
レスリーは生前「彼とはもう一緒に仕事をしたくない」と公言しています 「結局何作も関わるハメになった腐れ縁には参ったよ」
確かに仲良さそうにも聞こえる発言ですが 私これ 本心だったんじゃないかと踏んでおります だって王氏の仕事振りを聞くだに 「ぜってー関わりたくないタイプ!」と思ってましたから(苦笑)
他にも彼の作品の常連には トニー・レオンやマギー・チャン何かが名を連ねていますが 本当に組みたくて組んでるのかどうか訝しんでいたりして(^^;) まぁ王さんのこた どうでもイイですね
初めて知ったレスリーの生存説に「チンギス・ハーンかよ!」と内心思ってしまった私でした
------------------------------------------------- 英国の長編TV映画『ゴーメンガースト』 1巻鑑賞 ジョナサン・リース・マイヤーズ主演の歴史ファンタジック・サスペンス? どうジャンル分けしたら良いんだかサッパリ解りません(苦笑)
貧民出の青年が身一つでのし上がり 国を治める伯爵家を破滅させていく野望の話 『ロード・オブ・ザ・リング』のクリストファー・リーや 『ハリー・ポッター』シリーズのゾー・ワナメイカー フィオナ・ショウが出てました ジョン・セッションズって人も見たことありそうなんだけど 出演作に心当たりがなく…???
『欲望の翼』1990年/香港
朝から弟にメールで誕生祝いのメッセージを送りました 今日で21ですよ 大人なハズなんですけどね どーもね(苦笑)
水曜日のレディースデーを利用して『ロスト・イン・トランスレーション』を観に新宿武蔵野館へ この館ではモーニングショーとレイトショーのみの上映をしているので 当然レイトショー狙いです
帰り時間を自分で操作できる私が早めに行って整理番号をもらってから フラフラと近辺を徘徊 妹が仕事を終えて合流するまで時間をつぶします 最近ちょっと欲しくなってきてるペン型マウス&タブレットの機能と価格を確認しながら一人で唸っていたら 店員さんに声をかけられて そそくさと退散 まだ今日は買う予定じゃないので… でも価格を見てたら物欲が更に具現化してきて益々欲しくなってきちゃいました(^^;) \17,000〜24,000くらい
…買うならまず机の掃除だ!
少年マガジン賞を取ったと報告があった友人の作品批評が 今発売されている号に載っているらしく 朝のメールのお礼と共に弟からの返信で知らせが来ました 「批評載ってたよ ベタ褒めだったよ」 うおお そりゃ見てみたいな 本屋 本屋…(汗)
妹と合流して印度カレー屋でお夕飯 「印度カレー」と堂々と書かれているのに何故かタイカレーやパスタなんかもあったりして フリーダムな感じ いや 多国籍・無国籍どんとこい!なんで全然OKです
そして映画鑑賞 噂で聞いていたほど退屈はしませんでした というか 東京が舞台なんで知ってる場所がたくさん映って面白かったです ベタな日本人の体質が多少強調されていましたが あのくらいの脚色は日本でもするだろう程度で まま許せる範疇です(苦笑)
GGやアカデミーの主演男優賞にノミネートされていたビル・マーレイ コメディ部門扱いと聞いて「そんな映画なのか?」と思っていましたが 作品どうこうじゃなくビルの演技は確かにコメディでした!これがまた絶妙で!!(笑)
若い頃の彼がよく演じていた たたみ掛けるような台詞回しや ベタベタなアメリカンジョークで笑わせるような道化役ではなく あくまでもアメリカの大物俳優(最近落ち目?)を演じているだけなんですが この忘れられかけている人気俳優という皮肉と 言葉も文化も相容れない異国でのカルチャーギャップ 大勢の中にいても常に孤独を感じてしまう やるせなさの中に ほのかな滑稽さを上手に見せていて 往年の喜劇俳優ここに極まれり!という印象
そして日本人を知り尽くしているようなキャラクターの演出に 拍手 拍手 (もちろん大袈裟に描かれてはいますけど)
終り方も割と可愛らしくまとまっていて後味も悪くなかったです 捕らえどころがないっちゃないかも知れませんが 私は嫌いじゃなかったな
敢えてツッコむのなら 日本を体験したことのある外国人と日本人 以外の人には面白さが伝わらないんじゃないかな?とは思いました そんくらいかな 低予算で撮ってる作品としては充分じゃない? うん
本編が始まる前に数本の作品予告があったのですが 『ドリーマーズ』ってフランス映画のお知らせの中に「世界一高額!「モトベカン」付特別鑑賞券 \250,000」という既述を見つけて 一瞬の間を空けてからケタを数えて爆笑してしまいました(笑)
劇中で使われているモペット(『アメリ』で二人乗りしてたバイク←フランスっぽくて可愛い・普通に買うと約20万円くらい)が付いてくるらしいです 確かに可愛いけどさ〜 馬ッ鹿だな〜(まだウケ)
『風をあつめて』はっぴぃえんど -------------------------------------------------
そういえばこないだ落札した AUDIOSLAVEの1stアルバム 同じ出品者がまたオークションに出していて 720円で落札されてました アイヤ! 自分の時より500円も安いんでやんの 品物からしたら決して損はしていないんだけど こんなにすぐだとやっぱ ヘコむわなぁ…(^^;)
ネットオークションで気まぐれに「スプリングベル」って検索かけたら スプリング・ベルトとかに紛れて SBのマキシシングルが出品されてました(驚)
『Rainbow Fifh』でしたよ… プロモーション用マキシシングルって書いてありましたが 開始価格380円?
行く末が気になるのでウォッチリストに登録(--;)
『キミの涙と二つの影』スプリングベル/鈴木ユウキ
2004年06月14日(月) |
ショーより素敵な商売はない |
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気温29℃とか言っていたので暑いのを覚悟していたけれど 天気が良くて 風が爽やかで 暑いのは確かだけど気持ちの良い一日だった 湿度50%くらいだったらしいね 気温じゃないんだなやっぱ
不快指数=湿度 を痛感
地元に帰ったら 普段よく立ち寄るスーパーで野菜が妙に安かったので 大根と胡瓜と舞茸をついつい購入 それらと豆腐と納豆を合わせて不思議なサラダを作ってお夕飯
食べながら2時間ドラマを何となく見てしまったけれど 浅野ゆう子と柳葉敏郎の2ショットが何やら懐かしい(笑)でもそれぞれにトレンディドラマ最盛期とは違ったキャラを頑張って演っていて ほんのり時の流れを感じてしまった
神保悟志また悪者だったよ 津田寛治出番少なッ! 風間トオルはン何故出た? ←友情出演 秋野太作カッチョエエじいさんを好演
9割方冴えない女性財務調査官だった浅野ゆう子 やっぱり最後にはお約束通りあかぬけた容姿になっちゃってたけれど 冴えない格好の方が綺麗さが引き立ってたと思ったな 『大奥』でのベタな演技は痒かったしド派手なメイクは無駄に迫力出てたけど 今回みたいなトボけたキャラを控え目なメイクで演じると「なんだかんだ言ってもやっぱり綺麗だなぁ」と素直に感心できちゃうからスゴイ 芸能人のあの「年齢不詳」加減には驚いちゃうよねぇ…
来週は元芸者の旅館女将が主役のドラマだってさ 芸者時代の源氏名が「菊千代」ってなってて 何となくブルーになった月曜の夜 (家茂の幼名が菊千代なんス/苦笑)
サウンドトラック『アニーよ銃を取れ』1950年/アメリカ
ハネて仕方のなかった髪にストパーをかけました 何とか収まったか?(汗)
大河ドラマ『新選組!』八・一八の政変までいっちゃいましたか… 久坂と桂が大奮闘だったんだろうなぁ 三条って誰が演ってるんでしたっけ? とりあえず録画(苦笑)
午後のお茶と夕飯を本家でご馳走になりました 向こうはBSが見れるので生テープとメモを持って 15日の深夜に放送される『港のロキシー』録画をお願いしてきました スプリングベルの『夏がきたら海に行こう』がサントラに使われている …ハズ
夕食後の団欒中にPOWDERニュースが携帯に届き 6/25と7/5に追加スケジュールが入ったことを知りました 7/8には下北沢440でスーさんソロ ニュースではまだ知らせがなかったけれど7/25の『HARUYAMA ZERO TWO』にお呼ばれも決まっているので やたらめったら活動的なPOWDERさん スタミナ切らさず頑張ってちょ☆
『世界ウルルン滞在記』を見ていたら 海外に旅に出たくなりました それにしても毎回思うのは 1週間であんなに溶け込めるもんですね 密着滞在するなら3週間くらい居たらいいのに 経費は半分ギャラから差っ引くとか(笑) 昼に見かけたフランス・ローヌ地方の街にはもっと興味をそそられていて 魚のすり身で作る「コッペル」とかいう食べ物(製造工程を見ている限り"かまぼこ"のような感じ)が 食べてみたくなったのでした 日本では売ってないのかなぁ?
『平凡』オーノキヨフミ
2004年06月12日(土) マイ・ソウル
吉祥寺曼荼羅 本日は20:30頃の出番でBahaha Orchestraのライブがあったので 一人でサクサクと移動する 最近曼荼羅ではプチポカが多い為 今日こそは時間に遅れないように うまく録音できるようにと 半ば祈るような思いで臨んでいた
言われていた時間より少し早めに店内へ入ったら 着ぐるみの犬?がギターの馬鹿テクを披露している真っ最中 グランドピアノにはアロハシャツの老齢ピアニスト
教育テレビの番組収録? まさに そんな光景(苦笑)
演奏がカッコ良ければ良いほど 愛らしい着ぐるみとのギャップが笑えてくる 歌のお兄さんならぬ ピアノのおじいさんも この場で見るにはかなりの違和感だったが
実はこういうのって嫌いじゃない(笑)
あんまりインパクトのあるビジュアルだったので携帯での撮影を試みたが 黄色い体毛が照明をやたらに吸収して 明る過ぎの何が写ってるんだか解らない写真になってしまった 日記に上げようと思ってたのに 残念!
そしてその次がお待ちかねBahahaの出番 今日のBahahaはのっけから勢いがあって ドキドキ度も2〜5倍(当社比)7/25の『HARUYAMA ZERO TWO』を控えて気合いを入れ始めてんのかな?と単純に考えた 春山さんの髪型も 顔が見えて良いなと以前に思った後ろ留めだったし 普段は割とピアノの櫻井さんを見ていることが多いのに 今日は気が付くと春山さんを見ていて ああ 惹きつけるオーラがいつもより強いんだな〜 と思って気分が良くなる
カッコイイことは良いことだ(笑)
聴いている途中 何度か声の掠れというか濁りというか 普段の春山さんとは違う質の声になることがあって もしかして喉の調子でもオカシイのかな?なんて漠然と思い始めた それでもその状態がずっと続くわけではないし 本人が辛そうな顔をする訳でもないので ただの気の所為かも知れないと 敢えて気にしないようにして続きを聴くことにする
ちょっとご無沙汰だった『砂の空』 …スゲー良い! 何か私この曲聴く度に感動してる気がすんだけど 好きなのか?(今更何を…) というか 張りがあって艶があって綺麗にのびる彼の声にすごく合ってる曲なんだろうと思う そして伴奏がまた色っぽいんだ だからつい聞き惚れてしまう
今日なんかは歌い終わった春山さんが「…ピアノ 上手いね」なんて一見可笑しなコメントをしていたが 実は変でも何でもなくて つくづく感じ入って素直に出てきてしまう感想なんじゃないかと 私は思った
櫻井さんのピアノは活きが良くて好きだ 活きが良いという言い方が適当かは解らないが 何というか生気がある 音に命がある …とまで言うとちょっと大袈裟か(苦笑) 楽しい曲は思い切り楽しく 淋しい曲は淋しそうに 憂いを含むようなときには詞以上に音に憂いが籠もる こんな風に文字で表すのは簡単なことだが 実際にそう感じさせる人はそうザラにいるものじゃない 出会うものじゃない
ぶっちゃけた話 櫻井さん本人は友好的で紳士的で 容姿だって人並み以上の男前だが あまりセクシャルな印象はない 本人が意識して抑えているのかも知れないが 至って爽やかな好青年という雰囲気だ しかし奏でる音は そんな程度では済まされない情感に満ちている
実は色っぽい人なのかも
と思うのは大抵演奏中 それも“姿”を見て思うのではなく“音色”を聴いて思うこと
イイね 色っぽい音 色っぽいバンド 魅惑のBahaha Orchestra(笑)
こんな魅力たっぷりの彼らが今夜のトリだったので 終演後には即アンコールを乞う拍手が鳴り響いた ほどなくして再登場したその選曲は『ハニ・バニ』 事前に準備があったかどうか定かじゃないと思ったのは 歌詞のすっ飛ばしが多かったから
オチがついてる
-------------------------------------------- 会場の裏手でメンバーとちょい会話 春山さんに声(ノド)の事を訊いてみたら「歌い方変えてみたんだ」だって 「ふーん…」と言いながらノド飴を渡したら すぐに口に放り込んで 「ロックっぽく歌ってみたんだけどイケてなかった?」と返されたので 「いや ただ声が違うなーとは思った」と答えを濁す
個人的な好みを言ったら普段の声の方が好きだったが いろいろ試してみたいんだろうと思ったので否定しちゃイカンかな と 積極的に試行錯誤なんてのは なかなかデキるもんじゃないしね そいういう真面目なところはホント尊敬に価する
こんな風に光り続ける人であって欲しいね
『マイ・ソウル』Bahaha Orchestra
新横浜でPOWDERのライブがあるので愛知から友人がやって来た
つい先週まで来るか来ぬかで悩んでいた彼女だったが 私が「もし来るなら昼に横浜でやるN.U.の無料ライブ一緒に行かない?」と軽く誘ってみたら“来る”に傾いたらしく 自らその情報をネットで確認したらしい そうしたらN.U.だけでなくマイクロニクル(N.U.と同じ事務所のバンドで以前 別バンドのついででライブに付き合わせたことがあった)も一緒に出ることが判明し 「12日行くことにしました!」という威勢の良いメールが届いたのが 今週に入ったか入らなかったかくらい
ライブの度にこまめに顔は合わせているものの 毎度ゆっくりとは時間が取れない相手だったので たまにはサシで遊ぼうぜ!ってなノリで 14時に「みなとみらい」駅で待ち合わせをした
私は午前中 B'Zファン というか稲葉ファンの友人に頼まれて 10時から40分間くらいパソコンにヘバりつき稲葉浩志ソロライブのチケット一般発売を狙ってe+にアクセスを繰り返していた 人気のアーティストだと回線が混雑してなかなかつながらないのが現状だが e+と ぴあ特電でしか受付がないというので仕方なく更新ボタンを押し続ける
15分経過したところで一番狙いの武道館にアクセスができた …と思ったら「予定枚数完売」のメッセージ すぐさま横浜アリーナに切り替えて 更に更新ボタンを押し続けること30分 何とかチケット手配画面まで辿り着いたものの指定席は完売していて 残っているのは1000円割引の「立ち見」のみだった
友人に電話をして確認すると「立ち見でもいいから取って!」と即答されたので そのまま予約完了まで操作を続け その後別の日程でアクセスしてみたら横アリも「予定枚数完売」のメッセージが出るようになっていた ギリギリだったのかな?まぁ確保出来て良かったと思おう ちょっと肩の荷が降りる
予約完了のメールを友人に転送して それから横浜での待ち合わせに間に合うように身支度を開始 ほどなくして友人から「立ち見だと1000円安いのね。どうせ席あっても立っちゃうのに。」とかいうメールが届き ごもっとも(笑)と一人笑い
予定していた電車に乗ってひと心地ついていたら携帯に電話が入り すぐに途切れた 何だか電波が良くないらしい 誰だろう?と思って履歴をみたら さっきまでやり取りしていた友人で 電波の様子を見ながら「ごめん今電車で移動中で電波悪いみたい。何かあった?」とメールすると 「外ですか!実はネットオークションで武道館のチケット落として欲しいのが出てて…」
ああ さっき取れなかったもんね(苦笑)
「終了時間はいつ?帰りは夜中になるけど間に合うようなら入札しとくよ」と返したら 時間は大丈夫なのでお願いしますという返答だった
そういやオークション利用の登録するきっかけになったのも確か この友人のB'Zチケットの落札が目的だったような… 当時は彼女がパソコンを持ってなかったので 何かと代理で検索したりしていて その頃は月額利用料だけ支払えば良かったから軽い気持ちで会員登録したんだと思い出した その後自分の用で利用することは滅多になく時折思い出したように知人の頼まれごとを引き受けたり という状態が続いていたのが 去年の秋ぐらいから急に頻繁に利用するようになり現在に至っている
理由?そんなもん『処刑人』に決まってるじゃんよ っちゅーかノーマン?(笑)
思い出したら笑えてきた
14時ジャスト どちらも遅れることなく「みなとみらい」駅の改札で合流 目指すのはランドマークタワー下の円形広場だ
検索で案内図があればと思い探してみたのだが そのものズバリの地図はなく テキストでの案内に「ドックヤードガーデン横」という説明がしてあったのを手がかりに まずはそのドックヤードガーデンに向かうことにした その場所なら以前行ったことがあるので辿り着けるはずだ
まだ新しい駅である「みなとみらい」からは案内表示にしたがってランドマークを目指した 整えられた地下通路は その無機質な性質上気を抜けば簡単に方向を見失ってしまうので インフォメーションを見つけるなりドッグヤードガーデンまでの道順を尋ねて確認する
その時の受付嬢の説明 「この道を真っ直ぐ行った先にあるエスカレーターで1階に出られるとランドマークタワーです。ドックヤードガーデンはその地下になります。」
1階に上がる必要はあるのか?
一瞬浮かんだ疑問を「いやいや この通路ではつながっていなくて一旦ランドマークに入らないといけないんだろう」と自らうち消し 言われた方向へ進路を取った そしてランドマークに到着
…ってか ここが1階じゃん! エスカレーター上がったら2階じゃん! お姉さん?!(^△^;)
インフォメーションから地続きで着く階がクインズスクエアの1階だった そうとは思っていない我々は言われた通りに上階に上がって目の前に現れた新星堂に あり?っと首を捻る 外を見下ろせばドックヤードガーデンがポッカリと穴のように見えていたので 迷わずに来れたのは確かだったが 微妙な疑問が残るのは何故なのか(苦笑)
せっかくなので新星堂に入店し 本日発売のグルタミンが入っているか確認してもらったら 「申し訳ありませんこれからの発注になってしまいます」 あーやっぱり? 「じゃあ結構です」と店を出ようとして足を止め
「ところで円形広場ってどこになりますかね?」 と訊いてみたら 店長と思しき中年の男性スタッフがすかさず
「そこのエスカレーターを降りて外に出て橋を渡ったらすぐ右側です」 と流れるように説明してくれた 慣れてるなオッサン!グッジョブやで!
言われた通りに行くとそこでは何者かが演奏の真っ最中で すぐにそこが目的の場所と解った 近づいて行ったら観客の中にくつろいだ様子で植物壇の脇に腰掛けているN.U.メンバーの姿 私「あ いるいる」 友「庭瀬くん髪の色 あっかるいね〜」 私「私は髪よりもシャツが気になる(苦笑)」 友「ホントだ…」
いや何 ちょっと派手目なシャツを着てらしてもんで… 白地に赤い柄が入っているのに下に着ているのが白のランニングっていう合わせ方にも ちょっとチェックが入ったかも(苦笑)
今日のイベントは13時と15時の2ステージ回し 雨天中止の予定だったので台風にぶち当たった今日は中止も覚悟していたというのに 朝起きてみたらお日様サンサンの良いお天気で 午前中はそのまま晴れ続けていたし 午後もやや陰ってきてはいたものの すぐには降り出す様子もなく 野外のライブにやたら天候運の良いN.U.の記録更新を確信する
雨こそ降っていないが台風の余力か剛風が吹きすさんでいる タワーに挟まれた上 すぐ後ろにはドックヤードガーデンが大きく口を開けた いわゆる「ビル風」の通り道に位置した場所である 場所確認のためにここまで来てはみたが 我々は15時からの回狙いだったので開始までには45分程余裕がある どっかでお茶でもしていようと 一旦その場を離れた
開始10分前をきったので会場に戻ると さっきとは違ったバンドが演奏の最中で メンバーがみんなしてミニマムな身長なのが可愛いなー と思っていたらギター・ボーカルの彼が弾くギターの柄に見覚えが… 私「…あれ? あのギター…」 友「マイクロさんだよ!!」
気付いたのは友人の方が早かった
印象的な唐草模様のギターを見ても 全然気付かなかった私は一体何者なのか(汗) それから慌てて前の方に移動して 残り3曲くらいは聴くことができた
しかし なんでこの時間に演っているんだ? 確か13時と15時ってN.U.と同じスケジュールだったはずなのに… と考えているのを 次に出てきたN.U.が解決する
「僕らN.U.と○○とマイクロニクルの3組で行っているこのライブイベントですが 一回りして再びトップバッターのN.U.に出番が戻って参りました!」
あー そういうことでしたか マイクロさん聴きに来た人は1時間以上待っちゃったってことだね? このまま聴いてれば またマイクロさんまで順番がいくって訳ね I see, I see.
半円状のステージを囲むように ゆるめの階段が外側に広がっていく形の広場なので 演奏を聴く人は階段に腰掛けるか一番上の段に立つかの 暗黙の座席ルールが成り立っている 我々はマイクロさんの時よりも前に移動して 最前列に座る2組の親子のすぐ後ろに陣取った 前に座っているのは小さなお子様だけだから視界は至極良好♪という塩梅
N.U.の演奏はマイクロさんの時には感じなかったハウりが結構耳についた 社長が何度も簡易PAで調節を頑張っていたようだったが 最後までそのハウリングは直らず終い アコースティックギターのクリアな音が好きなので残念に思ったが アコギだったからこそ強風が穴を掠めて変な音出してたのかも知れない とも思う 屋外でのライブには色々弊害があるってことだな
終演後 広場の隅に置かれた新星堂の出張売店デスクで各バンドの音源が販売されていた演奏を終えたメンバー本人がその場に立って客の相手をする
今N.U.はヨコハマ物語とかいう企画に参加していて 毎月1日に1曲入りのCDを横浜限定で発売している スタートしたのが5月からだから 今出ているのは5月分6月分の2枚 こーれーが 本当に横浜の指定8店舗でしか注文がかけられなくて 都内では入手できない代物なのだ 万一イベントが雨天中止でも横浜に行く気だったのは このCDを買いたいがためだった
だって大好きな『観覧車』が5月の1枚なんだもん!!
そんな訳で 今日初めて聴いた6月の1枚と合わせて購入 この場に来られなかった友人に頼まれていた分として『観覧車』を更に1枚 N.U.に興味は示してくれているが 実際に聴いたのは1・2度の友人なので 2枚とも買っていいかちょっと考えてしまい 取りあえず私的イチオシの方を確保してみたと 確かこの曲聴いてるはずだし(本人が覚えてるかは解らないけど/苦笑)
CD販売は新星堂スタッフが対応 メンバーはその隣で購入特典のポストカードに記念スタンプを押していた この感じだとスタンプの列に並ばなければ話は出来ない雰囲気… かな?と ハッキリ言ってスタンプはいらなかったのだが ここまで来て何も喋らずに帰るのも癪だし 買ったCDにサインして欲しかったので 仕方なく列尾についた
自分らの番が回って来たら こっちから声をかける前に 「おひさしぶりです!」と庭瀬くん 「ってーか 何でおるん?さっき見かけてビックリしたわ!」そのまま友人に向かってこんなコメント 愛想の良さはバリバリに健在だ その間の宇田さんといったら黙々とスタンプを押していて何やら職人オーラを放っていた 庭瀬くんが友人と話をしている間 彼を観察していたら押し終えたスタンプを満足そうに眺めてから顔を上げた その目と視線があったので どうも と会釈したら 向こうも同じように会釈を返してくる
対 照 的 な 2 人 (笑)
メールやり取りの担当で 一応リーダーの庭瀬くんは 初対面だろうが古いファンだろうが あまり対応に差がない というか違いがよく解らない でも宇田さんの方は結構ミシリーのようで 付き合いが浅い深いで態度が明らかに違う 別に嫌な対応をされる訳ではないが 表情や言動に「緊張」の文字が色濃く伺える もしくは「警戒」? 「絶対に気を許してないよな?今」って感じ(苦笑)
でも いつだか 宇田さんは私のことなんて覚えてないだろうって思っていた時分に 目の前を2人が横切ったことがあり 庭瀬くんはまるっきり目線もくれず素通りして行ったが 宇田さんは私を見て「あ」という顔になり すり抜けざまにペコリと頭を下げてくれたことがあった これがこん時かなり嬉しくて 一気に宇田株が上がったという 単純にして明解な私の心理!
それでも間が空くと元に戻ってしまうのか 今日の宇田さんとは やっぱりぎこちないままのやり取りで終わった・。 …だからたまには都内に来いよッ! 毎月ワンマンっつったって平日に新横じゃ行けねーって(涙)
スタンプを押してもらってから「サインはしてもらえないの?」と訊いてみたら 「これが終わったら大丈夫よ その辺いるから声かけてや」とのこと 良かった良かった 横浜くんだりまで来た甲斐があった-3
その後 ファンの子らに囲まれた彼らの手すきを狙って 約束通りCDにサインをもらう 「どこがいい?」と聞かれて「皿!」と言ったら苦笑された …何故笑う?(-ー;)
ファンの子が写真を撮りたい様子でにじり寄ってきたので 彼らをあけ渡そうとしたら「東村山や愛知にも行けるように頑張りますんで!」と庭瀬くんの社交辞令が飛び出した 愛知はリアルに思える部分ありだけど 東村山って… 愛知も一緒にウソ臭くなるから適当なこと言うのやめなさいって
マイクロニクルのステージも見て行けそうだったので その場に残って友人とよもやま話に花を咲かせているところへ CDの購入を託され別行動をしていた友人からメールが届いた 彼女はこの後POWDERのライブに行くことになっていたので今一緒にいる友人とも何やら相談?がしたかったらしく 私はメールを打つよりも手っ取り早いと思い電話で直接話をした 途中隣の友人と替わったりして各々の用件を済ませてから切る その中で私は
「CD買ったけど2枚あって 両方買うのも何だったから取りあえず片方だけ買ったよ」と伝えたのだが 「両方買っていいよー」と返事がきたので 「じゃあ買っちゃうよ?横浜でないと買えないから」と念を押し 電話を切るなりデスクへ走った
「すみませんN.U.のCDまだありますか?」 「え?あ 店に引き上げちゃいました」
ええー!
店はそれほど遠くにある訳ではなかったが 買いに行ってる間にメンバーが帰ってしまわないとも限らない せっかくだからサイン入れてもらいたいし あーうー…
や め た
半ばふてくされながらマイクロニクルの出番を待っていたら 庭瀬くんが後ろを颯爽と走り抜けて行くのが見えた ほら やっぱり居なくなっちゃったじゃん
POPなマイクロニクルの演奏がいよいよ始まるぞ! ってタイミングで庭瀬くんが戻って来た 両手に1本ずつペットボトルのお茶を持っている ああ ドリンク買って来たのか… 行きと同じコースで我々の後ろを抜けるようだったので 「ねえ」と声をかけて引き止め 「追加買おうとしたら もうしまっちゃったって言われたよー」と文句を垂れてみた すると 「え どっち?2枚目! えっと …店まで行けばバッチリ売ってるで!」と言いやがった 「えー店まで行くのー?これからマイクロさんなのにー 買ってきたらサインしてくれんの?」と畳みかけたら 「するする!はよ買ってきーな」
まったく コ ン チ キ シ ョ ー め !
そんな訳で湿度の高い曇天の中 小走りで新星堂にCDを買いにいくハメになった 何か電話で余計なこと訊いちゃったかな私… 後悔してみたところで時既に遅し だ
CD購入の際「N.U. 来月もCD出ますけどご予約なさいますか?」と訊かれ「結構です!」と大急ぎで来た道を引き返す 移動しながら外側のビニール包装を開封し 現場に着くと同時に庭瀬くんの元へサインを頼みに行った 私も友人もこの後それぞれに用事が控えているので そうのんびりもしてられない
「どこにする?」 「皿」 「それ 何かこだわりがあんのん?」 「? だってケースとバラになってもサインはモノとセットで残るでしょ?」 「あ〜 なるほど!」 というか 理由なんてあってもなくても別にイイじゃんッ サインはここ!って決まりでもあんのか
自分の分のサインを終えた庭瀬くんが 周囲をキョロキョロと見回し始めたので 「宇田さんだったら向こうにいたから行って頼んで来るよ そのマジック借りていい?」と申し出たら 「おお じゃあコレ(マジック)は宇田に渡しておいて」 「うん ありがとう」
で 宇田さんのところに行くと 花壇のへりに腰掛けている彼の両隣にはファンの女の子らが並んで腰を降ろしていて ちょっと声のかけづらい雰囲気がデキ上がっていたが そこを振りきって 「宇田さん!サイン下さーい」 「あ? あーはいはいサインね」 やや慌て気味にCDのケースを開く彼
パキ☆
宇「あ」 周「あ!」
彼の手の中のケースは 2つに分かれていた
「やべ!俺壊しちゃった?!」 「外れただけなら直してくれればいいよ 壊してたら弁償して」 「マ〜ジすか?!」 相当に慌てているようだったが 手の中のケースを見た限りではかみ合わせの部分が外れただけで割れた様子はなかったので ちょっとかまってしまった 元に戻そうと躍起になっている彼のつむじを見ながらニヤニヤ 周りで一部始終を見ていたファンの子らも皆でからかいの声をあげている その所為でか なかなか元に戻せない宇田さんはテンパりながら 「弁償かよ〜」と半笑いになってきたので 「体で払ってくれてもいいよ」と添えたら 一同大はしゃぎ(笑)宇田さんだけが真剣さを増したようだった
結局ケースをはめ直し何事もなかったようにサインをしてくれた 向こうはどう思ったか知らないが なかなか楽しいやり取りをさせてもらったな はは(笑)
マイクロニクルを最後まで聴いてから 近くにいた庭瀬くんに「帰るねー」と声をかけて退散 ランドマークタワー内に戻り更に別の友人1人と合流してカフェに入り軽く食べる こちらもライブつながり(大元を正せば3人ともブルームつながり)の友人だが 今日は新横浜のPOWDERに行くか 関内での別ライブに行くが迷っているようだったので 別ライブの方の内容を訊いてみると
小野正利 松岡英明 松ヶ下宏之 染谷俊 という錚々たる面子だという しかもCLUB24なんて小さなハコで 当日券\3500ときたもんだ 「…悪いことは言わないから そっち行きなって」 …誰でもこう言うと思うぞ(苦笑) 「そうだね じゃあ行ってみて当日券が完売してたら新横に切り替えるよ」 そうしなさい そうしなさい!(^^;)
18:30頃に解散 それぞれの目的地に合わせて 一人は地下鉄桜木町から新横浜へ 一人はJR桜木町から関内へ そして私は高速鉄道みなとみらいから吉祥寺を目指したのだった
『太陽が笑ってた』N.U.
レイ・チャールズ氏が亡くなりましたね 73歳? 大往生 かな
個人的には和泉流の狂言師 野村万之丞氏の訃報の方がビックリだったんですが 44歳て 逝くにはまだ早いでしょ…
4月に「人が集まらなくて困ってるんだけど来てみない?」と横浜能楽堂に誘いの声がかかったとき 自分はスケジュールが合わなくてお断りしたんだけれども 友人に心当たりのある人がいたので紹介したんですよね そのお誘いを下さった人っていうのが 万之丞さんの関係者の方だった訳でして
直接面識があった訳じゃないですが やっぱりショックはあるなぁ… 癌だったって話だから若さが裏目に出ちゃったんだろうなー
血縁で気になるのは萬斎さん 気をつけて下さいよ! ↑「ぐびり ぐびり ぷはー」のCMが親子で可愛い(笑)
『梟(梟山伏)』和泉流狂言
2004年06月10日(木) |
Save Yourself |
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あ!この人たち絶対ライブのがイイ!DVDと声が違うぞ〜(笑) AUDIOSLAVE 1st無事到着 美品♪
『Cochise(コーチス)』AUDIOSLAVE
2004年06月09日(水) |
ラッキー・ファミリー |
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月初め 同窓会に出席する為に故郷である岩手の港町に5日間ほど帰省していた母 その時に会った古い知人に 身内が魚介の地方販売をしているという方がいて
「特別安くはできませんがモノは確かですよ」とやんわり勧められ
地元のモノなら確かに美味しいだろうし 直接付き合いのある人からの口利きだから モノの確かさにもより気を配ってくれるだろうと 知人のよしみで注文をしてきたそうだ
それが届くというので 2日ほど前 家族全員に「水曜日にウニが届きます」という召集令がかけられた
私と妹は水曜日のレディースデーを利用して 今まで何だかんだと見損ねていた『ロスト・イン・トランスレーション』をレイトショーで観に行くつもりでいたのだが この召集に少し考えた後
「やっぱりナマモノ優先でしょう」と2人揃って映画を蹴り 本家を目指すことにする
水曜日は 毎日22時23時の帰宅が当たり前になっている過剰労働気味の妹も 基本的に「ノー残業デー」とされているので 比較的帰りやすい曜日なので うまいこと家族全員が揃いそうだった
21:30 妹の帰宅を待って夕飯となる
食卓に並ぶのは 焼きホッケ2尾 筍と人参の煮物×人数分 炊きたてごはん×希望者数 そして新鮮な生うに×人数分 塩ウニ1パック
生ウニ人数分よ?小皿とはいえ それなりの量が取り分けられていてキラキラ輝いて …うわひゃー 甘い! 塩ウニも こんなに塩があまくて日持ちするのか?くらいに薄味 だからウニの味がちゃんと解る これもまた美味!炊きたてのごはんがすすんでしまうぅ(><;)
もう夜に炭水化物がどうのとか言ってらんねっス 美味しいものは美味しく食べてこそ 心身の健康に役立つのだ!
誰が何と言おうと 間違いない
『ラッキー・ファミリー』1997年/香港
皇太子さん ヨーロッパ外遊前の発言で見直したと思ってたけど 今回でさらにまた感心しちゃったよ おっとりした口調であっても 正式の場で堂々とハッキリと筋の通ったこと言ってるじゃん
言っちゃった彼もスゴイと思うけど 言わせちゃった側はもっとスゴイよなぁ 今回は文書だけだったけど 事務方が止めなきゃ自分で言ってたっぽいしね
余程のことだと思うよ?ああ公言せざるを得ない情況って 想像するだに 悲惨だ
早く元気になるといいよねぇ
雅子妃が 皇太子が 皇室が
この日本( が
『越殿楽 (えてんらく)』雅楽
日付が変わってすぐくらいに日記管理画面を立ち上げたら 掲示板に書き込みがあったことが解ったので見てみたら ハリマオのボーカル夢立さんだった(驚汗)
ハリマオのサイトがリニューアルしたことをお知らせしてくれていたのだが 社交辞令なのかどうなのか「日記をほとんど毎日」見てくれてると書いてあって 思いっきりビビってしまった
あやー… だいぶ勝手なこと書いてたからなぁ… もうここは独り言の場くらいな気分で何の統一性もなく 文字通り好き放題やってるんで…
す すみません
失礼があったらお詫びしますが 書くのはやめません(挑戦的な…/汗) ここをご覧の皆々様 今後ともどうぞ宜しくm(_ _;)m
------------------------------------ 結局AUDIOSLAVEの1st落札しちゃったよ
送料込みで\1,400 ちょっと予算オーバーだったけど 新品をHMVまで見に行ったら国内盤が\2,625 輸入盤でも\2,499 recofanで中古を見ても\1,000を切っている物はなく 未開封中古の輸入盤が\1,600ってのが品と価格の折り合いが良いかな?くらいだったんだもん
落札したのは中古だけど国内盤だし まぁこんなもんかな って
recofan行ったついでに長年何となく探しているバッハの音源を漁ってみたけど 欲しい楽曲の盤がなくて あえなく断念 実はバロック音楽も好きなんよね チェンバロオンリーなんだけど
学生ん時先輩にダビってもらった『2台のチェンバロのための協奏曲』っつーのがスゴイお気に入りで 何度も聴いていたらテープ擦り切れちゃって(苦笑) 何しろカセットテープの時代だからね〜…
あれが誰の作曲だったのかは先輩に訊かないと解らないけれど 色々聴いてみたらバッハが自分のツボ突いてるってことが解ってきたんで 先輩からもらったまんまの音源を手に入れることはできなくても バッハのチェンバロ曲で良いのがあればそれでも良いやって 思うようになってて
今すぐ欲しいとか どうしても聴きたい って訳でもないんで 手頃な盤があれば買ってこーくらいの気分で何年も経ってると そんな具合
あと最近映画やCMでよく耳にする「無伴奏チェロ組曲第1番ト長調(BWV1007)」がね ちょっと欲しくなってるんだ
『戦場のピアニスト』や『マスター・アンド・コマンダー』の劇中で演奏されていたのが印象的だったんで曲名を調べたら バッハでやんの(笑)
「J.S.Bach」 ヨハン・シュトラウス・バッハ
この人ん家一族揃って音楽家なんでね まぁ「バッハ」といったら普通はこの人のこと指すと思うけど 一応念のため
…本当趣味バラバラだな〜 自分でもこのまとまりのなさにビックリするわ やれやれ(苦笑)
『G線上のアリア』J.S.Bach
民放で『クリムゾン・リバー』鑑賞
いや〜 今『〜2』が公開中じゃない? 脚本にリュック・ベッソンを迎えて主演は初作同様ジャン・レノ と仏人大人気映画人がメインになって作ってる国産サスペンス まぁクリストファー・リーは英国人だけどもね
今回ブノワ・マジメルが演じている役を一作目ではヴァンサン・カッセルが演っていて 「ヴァンサンが出ないなら観ない」なんて意見もあるくらい人気の高い人なんだけれども 雑誌等で見る限りマジメルさんも個人的には好み系の殿方だったから「別に良いじゃん彼でも」って思ってたんだよね
でも噂のヴァンサンバージョンを見てしまったら 「見ない!」と言っている人たちの気持ちが解ってしまった… 何だろうねあのカッコ良さは 決して美形とかハンサムとか言われる顔じゃないんだけどな とにかく惹きつける惹きつける
見た目には充分男前でむしろ顔の端正さでは上をいくだろうってマジメルさんの 影が薄れたよー 何か気持ちを持って行かれる役者だったなぁヴァンサンは
主演のジャン・レノは渋く決めていて それはそれでカッコイイんだけども 犬が苦手で目の前にすると硬直しちゃうなんて設定は なかなか製作側の遊び心が伺えるし 吹替陣も控え目な面子で自然に入り込めたのが良かった
ちなみに今回ヴァンサンの声をあてていた関俊彦はその昔 あっちの番組でもこっちの番組でも 主人公挌のキャラクターを吹き替えていたアニメ声優で 当時そんな番組を色々見ていた私にとっちゃ往年のスター的存在の人な訳だ それでも若手に押されて いわゆる“アイドル声優”の時代がやってきたくらいから影が薄くなり始めて 落ち着きキャラをあてるようになったなー…と思っていたら とんと名前をお見かけしなくなった まぁ自分自身がそういう番組見なくなってきたってのもあるんだけど(苦笑)
それが最近まだチラホラと声を耳にするようになって来て NHKのアニメーションだとかバラエティー番組のナレーションとか 一世を風靡していた頃を知っている身としちゃ ほんのりウラ寂しいものを感じてしまう訳なんだけれども 今回みたいな“若気”でも抑えた雰囲気の青年を演らせてピッタリはまるようになったんだー なんて感慨もあったりなかったり
ヴァンサン本人の声とは違うけれど 関さんの洋画吹替キャリアが今後も続いていくと良いなぁ と思ったのでありました
ん?何の話に行数割いてんだ? …ああ 『クリムゾン・リバー』だった(苦笑)
民放なんでノーカットで見たわけじゃないけれど 感想としては「残り30分まではドキドキハラハラで面白かった」かな
残りの30分は不可解な事件の謎解きだったんだけどね ちょっと無理矢理感があって イマイチ納得しきれなかったんだわ…
途中まではさー フランスの田舎町で起きた2つの事件を別々に追っている捜査官が それぞれに真相に近づいていって ある日お互いに同じ容疑者に辿りつき 2つの事件が実は共通する1つの犯罪に起因していることに気付く 成り行き上手を組んだ2人が真犯人に迫っていく って展開で面白かったんだよー すごく ものすごく
でもね 犯人があそこまでした動機がハッキリせなんだままで 共犯者はいつから加担していて どこまで手を汚していたんだかサッパリだったし 諸悪の根源は絶たれぬままに大団円チックな流れになっちゃって
あれあれあれー? それでいいの? ねえ? ねえ?!(@@;) みたいな?
こりゃやはり ノーカットでちゃんと見なきゃダメかなー… ヴァンサンもいることだし 安い時にでも借りてみるかー マジメルさんの『〜2』はどんななんやろ? リュック・ベッソンも勢いだけのこと多いからなぁ(苦笑)
『バイオ・スケアード 悪魔の遺伝子』1980年/アメリカ -------------------------------------- 遅くなるつもりなく夕方ちょっと出かけていたんだけど 予定を少し遅れてしまったので 夕飯用の買い物をしてから本家へ直行したんですよ 今日は母が夜お出掛けで 弟は学校の課題があるとかでお友達の家に泊まりっぱなし 珍しく休日に仕事がお休みだった父が一人でいると聞いたものだから 昼と夕飯くらい付き合うかーっと妹と話してたんス で お昼は近所のお店へ行って3人で食べて 夜までには帰ってくるってつもりで 外出してたって訳
本家に着いたら丁度20時で 時計を見た途端に私はあることを思い出しました
ああ!大河ドラマ!!! やっちゃいましたよ…
「今まで一度も録り逃してないよ〜ん♪」なんて 昨日友人に自慢したばかりだったのにのぅ(涙) っつーか録るより生で見ろよって感じなんですけど 日曜の20時なんて大抵家にいないって話でございまして 何だりかんだりで もう10週くらい見てないんですわ
だから今夜生で見ても話が見えないだろうと ね さっさと諦めて土曜昼間の再放送を録ることにしました
ちょいヘコみ みょーん…
最高気温29℃ 今からこんなで一体どうなるんでしょう今年の夏は…(汗)
東京厚生年金会館にて14時開演 本日は劇団☆新感線の公演『髑髏城の七人』を観に行く日なのでございます
今年の新感線は春秋共にこの『髑髏城の七人』が公演されることになっておりまして 今回(一応「春」)を“アカドクロ” 秋の公演を“アオドクロ”と銘打って別キャストで企画されているのでございます 大ざっぱな言い方をすると劇団員をバサッと2分して豪華目な客演をパラパラっと付け足したような面子で成り立っておりましてですね 劇団のファンにしてみたら どっち観たらエエねん?!ちゅー話ですわ ホンマ
古田新太と高田聖子の二枚看板は見事に分けられているし そのすぐ後ろを固めている橋本じゅん・粟根まことの個性派2名もバラされていて 個人的にヒジョーにビミョーなセレクション
今回のアカドクロは主演が新太さんで 準主演にじゅんさんがいて 客演に水野美紀 坂井真紀 梶原善 他にもいたけどよく知らん人でした(ひでぇ…)
アオドクロの方に聖子さんと粟根さんがいっちゃてるんですが 主演が市川染五郎って段階でちょっとヒイていて その他の客演に鈴木杏 池内博之 高杉亘 ラサール石井 佐藤アツヒロ とか何とか 更に客演が強化されているもんだから 一体どこの劇団の舞台じゃい!って状態で…
この『髑髏城の七人』は今回で3度目の上演になる 新感線の演目の中でも特に完成度の高い名演目でして 初演が90年再演が97年と7年毎に上演されています そしてそのどれもに古田新太が主演しています 今年で劇団生活20周年だそうですよ古田氏 スゲェです
物語の舞台は戦国の乱世 信長〜秀吉〜家康と目まぐるしく世の覇者が入れ替わる時代に かつて信長に仕えた3人の人物が彼の没後8年という歳月を経て 朽ちかけた縁(えにし)への決着をつけるために それぞれの立場・方法でもって挑んでいく
っていうようなのが大筋で その周囲に集まる個性的な面々や小気味の良い笑い そして洗練された殺陣でたたみかけ 緩めては引き締め 張りつめさせては空気を抜く といった絶妙なテンポの洒脱な展開を旨とする新感線節は 骨組みのしっかりとした中島かずきのシナリオに 劇団の主宰者でもある いのうえひでのり の演出が相まって生まれる見応えのあるものです
いつも一緒に新感線の舞台を観に行っている友人… 今日も一緒なんですが その人は前回の『髑髏城〜』で新感線にハマって 私はその次の公演から巻き込まれるようにして通うようになったのが この劇団との馴れ初めでした 最近では私の方がチケット取りに汗水たらしている状態で いつの間に立場逆転したんだろ?ってなもんで(苦笑)
今回 水野美紀が演じていた役を その時は粟根まことが演じていて そのキャラクターにすっかり魂を持って行かれたんだそうです …持ってイカレた? とにかくそんな訳で以来友人は粟根ファン(苦笑)
丁度前回の公演をギリギリ観ることができなかった私は 今回の再演を楽しみにしていて その期待を裏切らない素晴らしい舞台に拍手喝采 当初観る気のなかったアオドクロの方にも チケ取りの汗を流してみる?って気になりました 多分今回と細かい部分の演出を変えてくるだろうし 友人はホラ 粟根っちが出るから 元々行きたかったみたいだしね(^^;) そんな訳で 血で血を洗うようなチケット争奪戦に またぞろ参加の兆しが見え隠れ
キャスト違いの同じ演目っつったって 劇団や団員のファンは結局こうなんのよね〜…(遠い目)
あ そういや何か 新感線の演目『阿修羅城の瞳』が市川染五郎主演で映画化されるらしいです 2005年公開予定ですって 髑髏城同様よく出来た話なので 気が向いたらお試しください 自分的には 舞台で観たのとどう違っているか見物ですかね(たまたま千秋楽で観たもんでハプニング続出の印象深い作品だったりするのだ/笑)
『七人の侍』1954年/日本 ------------------------------------------------- 3時間の公演を観終えてから新宿駅付近まで歩いて戻り ちょっとお茶なぞして時間をつぶす 歌舞伎町に移築?されたトロイの木馬を見たいという友人を現場まで案内し そこで解散 私はその後18時に西武新宿駅で家族と合流して 西新宿のセンチュリーハイアット(ホテル)の上階レストランで生演奏付きのビュッフェを楽しんだ 妹が仕事の関係者から割引券をもらってきて 生演奏が面白そうだって話になって そのジャンルがオールディーズだったので父母に誘いの声をかけたら割合アッサリOKの返事がきたので じゃあ早速行ってみよう!みたいなノリでね
ビュッフェで飲み放題も付いていたから 食べ盛りの弟も誘ってはみたものの やれ課題だバイトだと言ってほとんど家に帰っていないそうなので 今回も結局捕まらず終いでした
独立したいならさっさと出てしまえばいいのにねぇ… そんな思いきりもつかないようで何ともかんとも(苦笑)ある意味青春を謳歌する一般的な青少年なのかも知れませんなー この歳になって家族や友達とばっか遊んでいるようなのは あまり頂けないなと常々思ってはおりますが そういう質なんだから仕方ない 朱夏を謳歌してるってことで納得してよ(誰に言ってる?)
色と季節を使って人の一生を4つに分けた時の言い方「青春・朱夏・白秋・玄冬」玄は黒と同意語です ちなみに飯盛山で自刃した白虎市中二番隊で有名な会津の隊編制は「白虎・朱雀・青龍・玄武」(玄武隊:50歳以上/青龍隊:49歳〜36歳/朱雀隊:35歳〜18歳/白虎隊:17歳〜15歳)色で年齢分けするイメージっていうのはいつ頃からのもんなんでしょ?
もっとも「白虎・朱雀・青龍・玄武」は本来 方位を表す四神なんですけどね 「白虎(西・秋)朱雀(南・夏)青龍(東・春)玄武(北・冬)」 …ん? 会津は白と青わざと逆転さしたのか? ←何の話だ
以前に買った『A celtic romance』を宗教色が強くてちょっと違うかも と評したと思いましたが 聴いてるうちに段々良くなって来ちゃいました(^^;)ゞ イージーリスニングに丁度良いことに気がついたと言いますか 結局ケルト系好きみたいです
ケルトとお友達にアイルランド系がありますが 本来私はこっち派でして アイリッシュな民族音楽が好きなのです 手っ取り早い例を挙げるならThe Corrsって兄弟グループがいるでしょ? 彼女達の1stとかかなり解りやすいと思います
ただし!この人達はこの1枚目だけです 枚数重ねる毎に人気は上がっていますがどんどん民族色薄れてってしまって こないだ出た最新アルバムなんか完全にフツーのPOPになっちゃってました 私的にはダメダメです あんなに素敵だったのに勿体ない… 1995年リリース『Forgiven,Not Forgotten/遥かなる想い』 ←超おすすめ
そして今そのケルトCDと一緒にコンポに入っているのが 映画『ヘドウィグ&アングリーインチ』のサントラでございます こっちはグラムロック系…ソフトフトグラムくらいかな?の音楽なんですが やっぱりカッコイイんですわ
先日某レコード店のDVD売り場でこの映画が「コメディ」の棚に入っていたのを発見して「ええ?!コメディにされちゃうの?!!」と大ショックを受けました
元々はオフ・ブロードウェイの舞台作品だから「ミュージカル」や「音楽系」に並べてもらえると嬉しかったんだけど… いや この際「ゲイムービー」でもイイよ 何にしたって「コメディ」はないでしょ「コメディ」は(泣)
ネットオークションでダラダラ検索をかけていたら AUDIOSLAVEの1stアルバムが100円スタートで出品されてました 既に1名が入札していましたが まだ最低価格の100円のままだったので 競ってみようかと考え中 正規の価格で買うほど猛烈に欲しいと思う系統じゃないので 送料込みで1000円以内だったら良いかもー なんて
…お? 何か音楽通っぽい日記になりましたね 実は全然詳しくも何ともないんですけど(^^;)ゞ 趣味が破綻してて好みが極端だってだけでね ふっ…(遠い目)
『スパイラル』GARNET CROW
今日は20:40頃の出番で鈴木祐樹のアコースティックソロライブがあったので その時間に間に合うように職場を出て まず新宿で一旦下車
新星堂にて6/12発売のアルバム『高速ロケンロー』(グルタミン)を予約するも 「これから発注をかけるので発売日には入荷されないと思います…」と店員さん 「…どのくらいで届きますか?」と尋ねると 「2〜3日後くらいかと 1週間は過ぎないと思います」
1週間遅れたら19日の会場で買った方が早いわ!(汗)
それでもショップに予約をかけるのが目的だったので 仕方なくそのまま予約をお願いして来た
再び電車に乗ってライブ会場のある吉祥寺へ 到着後は真っ直ぐ 新星堂DISK INN へ向かった 今度は友人の分をこの店舗で予約する ここの店員さんは何も言ってくれなかったのでこちらから 「発売日に入荷しますか?」と尋ねたところ 何を確認するでもなく 「え?はい 入ります」と答えた若い女の子店員
…大丈夫?
そこはかとなく不安を感じつつ それでも「入ってくる」と断言した彼女を信じることにして店を後にした
スーさんの出番にはまだ時間があったので 近くのBOOKOFFで欲しかったCDやDVDを物色 特に目ぼしいものがなく 惰性で時代小説の棚をひやかしてみたが 内容と価格の折り合いがつかなかったので何も買わずに店を出た 20時を回ったので駅近くのマックで一人わびしい夕食にする
そして20:30 そろそろ行くかとマックを出て会場の曼荼羅を目指して歩く 入口の階段を降りてチケットを買おうとしたところで 場内から耳慣れた楽曲が流れてきた
げ スーさんじゃん?!(汗)
時間は20:35 目指した20:40には遅れていないが演奏は始まっていた 巻いたのか?! 「鈴木祐樹で予約しているんですが」と名前を告げてから「どのくらいに始まりました?」とチケット売りのお兄さんに訊いてみたら 「10分前くらいからですかね?」と答えながら私の名前をリストの中から探している様子 「…すみません お名前これですか?」「そうですッ!」
ああもう!これだから漢字でフルネームの予約ってイヤなのよ! 読めない人いるんだもん 時間がないときイラつくじゃないか! 「ドリンクは…」「グレープフルーツジュース!」
のんびりやってんじゃねーぞ!「鈴木祐樹で予約した」って言ってんだろ! もう今歌ってんだろ! ごるぁ! 妙に丁寧な受付の行動にイラだちを感じながら ドリンクチケットとフライヤーを受け取り足早に場内へ
うわ 少なッ!
4組中3番目の割に客数が少ない 前の方も席がパラパラ空いていて すんなり座れたのは個人的に助かったが 演奏する側にしてみたら寂しい人数には違いないだろう オマケに遅れて来たのがハッキリしっかり向こうにバレてそうだ…(黙)
何曲目なんだか知らないが 今更録音するのも往生際悪いかな と思って周囲を確認すると 友人たちがそれぞれに録音しているのがわかった 後で誰かにダビってもらおう… そう考えてMDセットは出さずに済ませた
そんな日に限ってこんなセレクション ------------------------------------- ○虚飾の果てに(POWDER) ●すべてはジャムのように(POWDER) ●Homesick Gray(スプリングベル) ●言葉の灰(スプリングベル) ●イメージの夜空(SB時代?没にされた曲) ●夢を見ること(SB春山曲) ●真昼に見た夢(スプリングベル) ●トゲの生えた舌(BAMBI) ------------------------------------- イジメか? イジメなのか?!
スプリングベル率高いなー しかも「人の歌を歌います」って歌ったのが春山さんの曲でびっくりしたのコトよ てっきりメジャー作品のカバーって意味だと思ってたから 歌い出した途端隣にいた友人と顔を見合わせてしまったじゃないか スーさんめ スーさんめ スーさんめ…(恨)
そして譜面を整理していて発見した"没曲"を今日限定で歌うと宣言して演奏 スーさんめ スーさんめ スーさんめ…
MCの中で「アンディ・ウォーホールも言ってるだろ?“誰でも15分はスーパースターになれる”って」と言ってるのを聞いて 何となく彼の趣向を思ってみる ウォーホールとか チェルシーホテルとか 解る人にはピンとくる取り合わせなんだけど もしかしてビート・ジェネレーションとか好きなのかな?とか 「誰でも一生のうち15分間は有名人になれる時がくる」ってウォーホールの言葉は 多分20世紀の名言集とかに載ってるんじゃなかろうかってくらい有名な言葉なんだけど 一般的にはどのくらい浸透してるのかしら? スーさんのあのMCの意味解ってた人少なそうだなぁ(苦笑)
そんなこんなで終演後 すぐに友人たちのところへ行って「ダビングお願いしたいです!」と交渉したら 「プレイヤーの調子悪くて録れてないっぽい」1名 「マイクが外れてた?!」1名 「カタカタいってたけど その雑音が入ってても良ければ…」1名 「録れてると思うんですけど最近調子悪いから…」1名
うわああー!マジですか?!
途中からでも録ってれば良かった!! 今日一番の大失敗!!!! <(>д<;)>
今更そんなこと言っても仕方がないので 録れていそうな2人にダビングをよくよくお願いし 傷心のうちに帰宅したのだった
そういや3月の春ソロも遅刻であたま2曲を聞き逃して 4月のスーソロではマイクの挿込口を間違えて40分間無音のMDをこしらえたし こないだ5月の春ソロではMDの中身を忘れたんだった 何だか曼荼羅でポカることが多いな… 方角悪いんかなぁ?(風水の所為にすんな)
『15ミニッツ』2001年/アメリカ
ちなみにスーさんの後のトリにURITAくん その昔スプリングベルPresentsのイベントライブに招かれたことのあるアーティストだ トイレのついでに少し聴いたけど 前に聴いたのと同じ曲を歌っていて「ああこの曲は前に聴いてるな〜」と懐かしく思った が 「…何か ヘタになってないか?」と首を傾げる 女の子のような綺麗な声でトリッキーな歌い方をする意外とパワフルな印象があった子だったけど 音程はちょいズレしてるし ギターは拙いし 歌詞を言い澱むような部分があって あれれれ?と再確認
何かありましたか? URITAくん??(汗)
小学6年生がネット上のトラブルから同級生をカッターで殺害? 取り調べに対し落ち着いた様子で「殺すつもりで呼び出した」と答える11歳の少女??
完全に理解不能です
解るのは 彼女のあまりの幼さと 身近にあり過ぎて鈍感になりつつある 劣悪な環境の存在
世の中の毒に対する抗体ができる前に 猛毒にあてられてしまったようで
今や当然のように存在している毒がいけないのか むやみに触れてしまった彼女がいけなかったのか
周りがいくら悔やみ 論じたところで
裂かれた喉頸は塞がらず 返り浴びた朱が落ちる日は もう来やしない
解るのは もう戻らないってこと
もう戻れないってこと
『ロスト・チルドレン』1995年/フランス
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