カタルシス
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2004年04月30日(金)  要らないのなら 僕が拾う 

仕事を終えて表参道へ向かう
今夜はAnalog Machineのボーカル・哲平さんが参加しているバンド『SPEAKER』の都内初ライブがあるのだ

SPEAKERの企画イベントなので彼らの出番はトリ 時間に余裕があったのだが妹の友達ご贔屓という『PSYCHEDELIC MOTORS』の出番が5組中3番目で19:20頃だと聞いていたので その時間に間に合うようにと道を急いだ このまま行けば19:30には会場に着く 多少は押すだろうから丁度良い頃合だろう

案の定着いてみたらまだ2番目のバンドが演奏中だったので 先にトイレに向かって身づくろいをした 結構蒸し蒸ししてて汗かいてるし…(不快)
その洗面所でばったりと友人に出会ったので そのまま行動を共にする

お試し観賞の『PSYCHEDELIC MOTORS』さん SEがAnalogと同じ曲(『RADIO HEAD』の曲 タイトル知らな〜い/苦笑)で唐突に懐かしさが込み上げる 友人も同じ部分で反応したもんだから 手を取り頷き合ってしまった
そして演奏はというと 悪くない 嫌いじゃない 特にリズム隊 イイ感じ でも… ボーカルの声がちょっと苦手系だった …惜しい!(^^;)

演奏が終る度に結構な人数の入れ替えが起こるので 4組目は中に残らずドリンクカウンターの画面を通して傍観することにした 本命のために余力を残すという意味もある

哲平さんと懇意にしているスーさんがマネージャーのカリーさんを連れて現われた 来るとは聞いていたけれど明日はダブルヘッダーだし リハとかコンディション安定のために大事を取るかも知れないなーと思っていて 来ても哲平さん達だけ見てすぐ帰っちゃうだろうと予想していたら 存外のんびりした構えで カリーさん共々ずっと我々の相手をしてくれた 明日行けない身としては貴重な接触だ

前のバンドが終ったので場内へ引き返す 普段あまり前の方でライブを見ることがない我々だが 実はAnalogのライブは最前列やその次くらいの場所に毎回陣取っていたので 今回も哲平さん見たさに前の方前の方へと移動して 最終的に私は2列目 友人2人は最前列という かぶりつきの場所をGETした SPEAKER自体は初めて聞くバンドなのに 気合入れ過ぎだったかな…(^^;)ゞ

ステージ奥の壁をスクリーンに コラージュ的な映像がSEに乗って映し出される お待ちかね 真打SPEAKERの登場だ 一人二人とステージを影が横切る 三人四人… 多いな(苦笑) 五人目がポジションに付いてから一拍を明けて ボーカルの哲平さんが中央に進み出た

わー! という喚声が起こり 彼らのライブが始まった








打ち込みを多用して 映像とのコラボレートで演出されるステージ 近未来チックなイメージのバンドだった メインボーカルの哲平さんの他にギターボーカルさんがいて フロントに相応しい顔立ちが印象に残る それでも終始照明が暗くメンバーの姿がハッキリと見える瞬間は皆無で 懐かしい哲平さんもボンヤリとした影でしかなかった 前から2列目でこんなんじゃ 後ろの方にいる人には全然顔なんて見えていないだろう

初ライブがこんなでイイのか?SPEAKER

Analog時代の曲をリメイクしたものも混じっていたが 全体的にあまりピンと来ない音楽で 技術的に優れているのだろうとは薄々感じ取れるものの Analog Machineの生音感には及ばない気がした 要するに手応えがイマイチだったと
何よりも音が多過ぎて肝心のボーカルが埋もれてしまっているのが一番の難点と感じる 哲平さんの歌が好きって個人的な見解も含まれるが 歌詞の聞き取れない歌は『歌』じゃない 言ってる意味が伝わらないくらいだったらインスト曲を聴く方がいい

歌ってそういうもんじゃないの?

これから本格的な活動に入っていこうとしているSPEAKERの私的評価は 不本意なことにあまり高くない 哲平さんは好きだけど あれじゃ面白くないよ…


5月にレーベルから音源発売だそーです
全国展開だそーです
見かけたら手に取って見てあげて下さい


多分ジャケとかデザインカッコイイと思うんだ
サイトやフライヤーのデザイン スゴい凝ってるから

『スクラップ』Analog Machine


2004年04月29日(木)  fly day fly 

午前中珍しくゆっくりして 昼過ぎからいつもの映画友達と待ち合わせて『ホーンテッド マンション』を観に行きました 予想通りの娯楽色で映画作品としては可もなく不可もなく といったところ でも初めからそんなモンだろうと思っていたんで特別落胆することもなく 割合楽しんで観られました

午前中私が付き合わなかった『CASSHERN』を朝一で観ていた友人2人は 途中で眠たくなったようですが 元々ストーリーなんて単純な話だったので 多少間が抜けても問題なく続きが観られて良かったと言っていました  それもなんだか微妙な誉め言葉ではありますな(苦笑)

今日は母の誕生日だったので 映画のあとは特にお茶等はせず 必要な買い物だけを済ませてサクサクと地元に戻りました
本家を訪ねたら妹と弟がキッチンに立っていて 母監督の元セッセと食事の下ごしらえをしている最中だったので 遅ればせながら自分も参加します

それにしても弟が家にいるのは珍しい 最近は本家を訪ねても友人宅に泊まりに行っていたり深夜までバイトだったり なかなか顔を見ていなかった 聞けば何日も帰って来ないことだって珍しくないんだそうですが かといって独立しようって気配がある訳でもなく 要するに学生特有の“甘え”を今とばかりに遂行しているみたいです やれやれ… 

結婚記念日にはやっぱりいなかったから さすがに今回くらいはご機嫌取っといた方が良いと判断したのでしょうか? ギリギリではありますが まずまず賢明な判断だと思います(苦笑)

ちょっぴり豪華な夕飯を済ませた後 お決まりのようにティータイム 食後のお茶入れは弟が担当です(もちろん家にいればの話ですが)
お茶を飲みながら何となくついていたTVを見ていたら『ロビンフッド』をやっていました

ケビン・コスナーが主演というのはすぐに思い当たりましたが 他に誰が出てるんだっけ?と考えながら続きを見ます 悪者らしきフード姿の男性が画面に映り あら このカッコイイおじさんは?と思ったところに 画面テロップ「アラン・リックマン」の文字

えええ!アラン? 気付かんかったーッ!!(汗)

若いな13年前のリックマン氏 特徴的な口元はヒゲで隠れていてよく見えていなかったし 何よりもあの色気ムンムンの声が吹替に差し換わっていたから 私が“アラン・リックマン”を判別する部分が全くもってナッシングだった訳ですよ それにしたってマジマジと顔をみて「誰だろー?」とまで思ってしまった不覚は否めません… 驚いて声を上げたら妹も彼と気付かなかったようで「13年で顔変わったんだねーこの人」と言い切っていました

何気に自信家だナ 妹よ(--;)

そんな風にダラっと画面を見ているうちに 一人出演者を思い出しました
確かクリスチャン・スレーターが出てたな… しかもスリムな頃の!
ちょっと彼が出て来るところまで見たくなって チャンネルを変えずにいました

そのうちモーガン・フリーマンが出てきて 黒人は年齢不詳な人が多いし 役柄的にも渋さは充分でしたが 13年前のモーガンはさすがに若いと感じました

それにしたって彼の顔つきでイスラム系の役は ちょっと違うんじゃないかと(汗)

そうこうして やっとスレーターの出番 やっぱりまだスリムな若者の姿で出てきたので そうそう こんなだったよね昔は 何てニヤニヤ しかし声を聞いて脱力

なんで山路やねん

本当何でも演っちゃうよなぁあの人 声結構独特だからキャラ選ぶ方だと思うんだけど そんなのお構いなしに誰かれ構わず吹替してる 嫌いじゃないけど 似合ってない時は映画観るのが苦痛にすらなってくる 違和感がさー…(黙)

結局 話に惹かれなかったので その辺で見るのをやめました 山路氏の声よりロビンのキャラが気にくわなくて嫌になっっちゃいまして
あんな男が実際にいたらムカついてしょうがない そうに違いない

間違いない


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明日は私も妹も普通に仕事の日だ
「早く帰れたら友達に誘われたライブに行って来るから帰り遅くなるね」
という妹 私も丁度明日は表参道FABでライブだった

Analog Machineの哲平さんが別のバンドを組んで活動を始めていて そのバンドの都内初ライブなのだ

妹に場所を尋ねると彼女も表参道だと言うので じゃあ帰り合流できるかもね なんて話していたら しばらくして友達からのメールを受け取った妹が「私もFABだ!」と素っ頓狂な声を上げた

どうやら対バンみたい(笑)

今回のライブは哲平さんの所属しているバンド『SPEAKER』の企画イベントなので 妹の友達が好きだというバンドさんは彼らと知り合いということになる 世の中狭いなぁ〜と思った

間に合うようだったら そのバンド『PSYCHEDELIC MOTORS』も聴いてみよっと♪

『fly day fly』Analog Machine


2004年04月28日(水)  トゲの生えたベロ 

今日はPOWDERのVo.スージーこと 鈴木祐樹のアコースティックソロライブがあったので行って来ました

前回は唐突にスプリングベルの解散ライブに突入してくれて 大いに心穏やかではなくなりましたが 彼のライブ自体は良い感じだったので 結構期待大な感じで 今夜もそわそわと吉祥寺曼荼羅へ参上した訳だったんですが 祐樹さん

ことごとく歌詞をお間違えになっておられまして!

私ゃヘコみましたよ いや多分 一番ヘコんでんのは彼本人だと思うんだけどね でも あれはないぜよお兄さん(涙)

曲と並んで歌詞が命の鈴木祐樹じゃないか エレキの音にかき消されることもなく聴き手に“ことば”を伝える絶好の機会を みすみす逃しちゃうなんて 勿体ないにもほどがある きっとそんなの本人も解ってると思うけど 敢えて言いたい

ちょっとで良いから 練習してください!

忙しいの解る 体キツイのも解るけど ハズしちゃいけないポイントってあるじゃない せっかく良い歌作ってんだから100%伝えようよ ねぇ ねぇー ねぇぇえ?

テンションは相変わらず前向きでとても良いオーラ放ってる 「ありがとう」をたくさん言うようになってるし笑顔だって悪くない なのに肝心要の歌があれではこっちが困るのよ! 歌聴きに行ってるんだから しっかり“聴かせ”ろー!(涙)

そんな訳で 今回の評価は低いです もっと頑張って下さい 次に期待します …裏切るなかれ(念!)


トリだった吉田あきらさん 迫力あったな ギター気持ち良かったし 声もよく出てて 伝わる歌を歌ってた ついつい最後まで聴いてしまって アンケートなんかも書いちゃったりして 来月春山さんとも対バンなんで 彼も一緒に聴いて帰ろうかなーなんて 思ってみたりしました

ブルージー

『トゲの生えたベロ』POWDER


2004年04月27日(火)  キル・ビル 

なんでも鑑定団に 長曾祢虎徹の拵え大小揃いが出品されていた 鑑定結果は 三・千・万


…本物ッ?!(驚)


ある所にゃ あるもんだ  …びっくりした

『キル・ビル』2003年/アメリカ

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今日はダッドとマァムの結婚アニバーサリー30th
白ワインで乾杯なのさ☆ コ〜ングラッチレイション!


2004年04月26日(月)  はるか、ノスタルジィ 

サイトをちょっと整理 主に『Diary』部分ね
いつも直接この日記に来ちゃってる人はTOPから入ってみて下さい 微妙に変わってます(笑)

それから ブルームのサイトで使用終了した「web clap」を再利用 というか実は初めからこっちに使い回すつもりで登録したんだけどね
同じ人からでも何でも 良い感想から苦情まで 反応が見える方がやり甲斐につながるので よろしくお願いします〜

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夜 金田一耕助シリーズ『白蝋の死美人』を見た
今の古谷一行に金田一を演らすのはどうかと思ったが 何だか色々頑張って踏ん張ってる感じの番組になっちゃってたので もぉ何でもいいよ…という気分で後半を見てしまった

筋書きが甘いのはCM含みの2時間枠で話をまとめようとした所為なのか 人気シリーズの恩恵に頼り過ぎたのか とにかくサッパリ盛り上がりのない印象

古谷一行の他には 河合警部に谷啓 物語の主軸を担う名門一家の女家長に岡田茉莉子 その家の嫁で元女優の美女役に杉本彩 復顔の権威に清水紘治 …2時間ドラマ色だな

私の目当ては元劇団☆新感線の橋本さとしだったんだけど 珍しく本当にキーパーソンで 悪人じゃない役だったのがちと驚き
普段だとキーパーソンと見せかけてただのカマせキャラとか 重要な役だけどサイテー人間とかすぐ死ぬ役とか 善人だとホンの端役 だったりしてたんでね(苦笑)

それにしてもあの事件 終わり方あれで良かったのかなぁ? どうでもいいっちゃ いいことだけど

金田一の時代設定に合わせた風景を「必死に探して撮って来ました!」みたいな背景には ちょっと拍手を贈りたくなった こんな場所よく見つけたよなー…って街が映っててさ
でも 懐古的な雰囲気を意識するあまりセピア色のフィルターを多用していたのは頂けない 普通に映した方がいいって普通に 逆にデジタルで撮ったであろう画面をワザと粗い画質に処理したのは惜しい努力だったと思った ワザとらしさが薄れるまであとひと息! あんなに頑張ってる風だったのにフィルム撮りの質感にはやっぱり及ばないんだよなー

技術はどんどん進化してってるけど「古き良き時代」を撮るのは年々難しくなってるってことだね 残念なことだわ

『はるか、ノスタルジィ』1992年/日本


2004年04月25日(日)  ビューティフル・サンデー 

今日はお昼からBahahaのライブ

何でお昼なのかと思っていたら 「ライブハウスのオーディションなんだよ」と グルタミン打ち上げのときに豪さんから聞いてしまった

なるほど そういう訳でしたか

櫻井さんが別のお仕事で来られなくて でもモッティさんがまたお手伝いに来てくれるってことで イレギュラーな3人編制だなぁと苦笑しつつ 昼間のBahahaを堪能するべく下北沢へ向かった

『BASEMENT BAR』これが今日の会場
ハリマオやグルタミンのライブで何度か来たことがあったので 行き慣れた場所だった 階段を降りるといつもの常連客さんらとハチ合わせになり お互いご挨拶 中から漏れ聴こえる音はまだ 前の演奏者の手によるものだ

13:30頃の出番だと聞いていたので その時間を目安に入ったけれど 前のバンドの曲を3〜4曲聴いたように思ったから もしや彼らのほとんどを聴いてしまったんじゃないだろうか? いや別に聴いて悪い訳じゃないんだけれど Vo.がちょっと何か 自分的にはアレだったもんで… 「頑張ってね」って感じで(-.-;)ゞ

そんでBahahaの出番

いつものような衣装は着ずに 普段着然として登場した3人 私は普段のクセというか 他のお客さんとの兼ね合いというか 真ん中よりもベース側に寄ってステージを見守ることにした モッティさんが近いv

以下セットリスト
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●デビルジュース
●狼風ライラ
●Cool Bop
●今週水曜日は雨だってさ
●大航海時代
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きゃー!何やら男っぽいセレクショ〜ンv 『デビルジュース』カッチョええ!!
そして久々に見たモッティさんの「客煽り」にドキドキしちゃった やっぱイイなベースを弾いてるときの彼!(>w<)

終演後 ちょっとだけモッティさんと話をさせてもらったら 櫻井さんの代わりに来てくれた訳じゃなく 元々は4人で出るって話で練習とか始めていたら 後から櫻井さんのスケジュールが変わってしまい 今日の状態になったんだって教えてくれた

「4人で演るって話でGOサインが出てから 大ちゃんの都合が悪くなっちゃったんだよ」
モッティさんの口から“大ちゃん”!(笑) うひゃー何かオイシイ!

オカッチさんと春山さんは他のファンの皆さんのお相手中だったので 軽くご挨拶をしてその場を退散して来た いい加減お腹減っててね〜(^^;)ゞ

その後友人2人と共に3人で渋谷へ移動 カレーの『サムラート』でランチプレートを食べて散々まったりした後 いい加減な時間になったので店を出てそれぞれの帰途に就く それでも5時だよー

日曜は早く帰るに限るゼ♪ 昼ライブ万歳!

『Beautiful Sunday』DANIEL BOONE


2004年04月24日(土)  動くな、死ね、甦れ! 

今日は久しぶりの悠さん(Bluem of Youth Vo.別所悠二)ライブです 日程を見たときに土曜だったので珍しくFC先行でチケットの申込みをしたんですが 諸々の手数料を払っても200番台… ちなみに会場は渋谷O-WESTです ビミョーだよね200番台って(苦笑)

友達とは現地で待ち合わせて 番号が呼ばれるまで物販の商品を眺めていたら 今日受け取ったロシア音楽祭のDVDがターっと積まれていたので一瞬ムカっときました だって完全受注生産って言ってたからさ だから手数料や送料も仕方なく負担したのに その場で買えるんだったらその方が良かったじゃんよ しかも3月初頭には届いていたハズのモノが やっと昨日来たのよ? 何か腹立たしく思うのも無理はないと思うんですけど

そんな憤懣を抱えたまま入場 ちょっと驚いたことにカメラチェックがありませんでした あれ?って思いましたが どのみち録音しようとか撮影しようとかは 考えてもいなかったので 私としては何も変わりません ただ ガードが緩くなってるのかな〜?という雰囲気は感じました

今日のライブは今年の初めから悠氏が一人で全国を回っていた『ひとりユージ』のファイナルにあたる日で 土曜日だということで地方からのお客さんも結構いたようでした 未だにこれだけの熱狂を見せる人達がいることに安著を感じるのと同じくらい不安も感じてしまうアタシ… ブルームの2人がバラバラに活動するようになって一年とちょっと 彼らがソロになってからの新規ファンってどのくらいいるのかしら と思わずにいられない だって名前こそ知らなくても見知った顔ばっかなんだもん(汗)

演奏はアコギがメインで時々キーボード 歌は相変わらずの甘い声色で時々音程をハズす不安定な部分はイキたまま(苦笑) でも以前のような「ダルー」とか「疲れてますー」とかっていうマイナス空気は発しておらず 終始真剣で一生懸命な姿勢を見せていました

うん いいんじゃない?

イマイチ入り込めないのはブルーム時代を知っている固定観念と 楽曲にピンときていないのが原因なんだろうと思います 明らかに惰性で見ているって自覚がありました

それでも5月にまた彼のステージを見に行きます 千綿ヒデノリ氏 浅田信一氏 そして何と押尾コータロー氏と共演です 面子を聞いたとき真っ先に「悠さん大丈夫か?!」と思ってしまった親心

とか何とか言いつつ 押尾さん目当てで 千綿さんのFC優先チケット取っている私(腹黒)


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『ギャングスターNo.1』にベタニとダブル主演だった マルコム・マクダウェルの作品を何気に調べたら 燦然とその頂点に輝く有名作品『時計じかけのオレンジ』が目にとまり TSUTAYAの半額セールを利用して気まぐれにも手を出してしまいました

あまりにも有名過ぎて今更観るのもナンだけどね… という気分も半分あったのですが 評価が高いことも異色問題作としてその名を馳せていることも既知のことだったので 期待も充分に鑑賞を始めたわけでございます

…イキナリ総評言ってもいい?


確かにスゲかったです!!


えっとねー 私個人的には最後の3分間を見るまでは すんごく面白かったです 「funny」じゃなくて「interesting」ね 製作年が1971年… ってことは33年前? 全く信じられません

決して気持ちの良いストーリーではありませんが 中盤辺りの引き込みの強さったらない 先が気になって仕方ない気分になってきます

冒頭からの無意味にも見える暴力シーンや 極端なファッションや色彩を見たときは
「わ ヤバ シュールなアート系?」と思いっきり引いて見てしまったのですが これが後半の伏線になっていたり 作品全体を引き締めるアクセントになっていたりと 見終わってみれば何と計算され尽くした世界だったんだろうと 呆然としてしまう感じでした

マルコム・マクダウェルはこの作品の主人公アレックスを怪演しています 物語はアレックスの希有な半生を追う形のもので 語り部としての本人の声がナレーションで入ってきます

アレックスは3人の仲間と共に暴掠の限りを尽くす怪し気なグループを組織していて 彼はそのリーダー格 そんでもってこの仲間内で交わす言葉が訳の解らない単語の連発なんです
例えばね
「我がドルーク達よ!デボジカとイン・アウトの他にホラー・ショーなことはないか そのガリバーを使って考えてみろ」
とか何とか(こんな台詞があったわけじゃないけど)
「ドルーク」「デボジカ」はロシア語で「仲間」「女の子」って意味なんで何となく解ったし その流れでいくと「イン・アウト」は「セックス」のことかな?とかって想像がつくにはつくでしょう でも「ホラー・ショー」「ガリバー」は結構しばらく考えました

「ひどいガリバー痛なんで学校は休みました」云々のことから「ガリバー」=「頭」だな
「ホラー・ショー」は幅が広そうだけれど「サイコー」とか「ご機嫌」とかに近いニュアンスの言葉だと思います その他にも何個か不思議な言葉はあったけれど 解りそうで結局最後まで盛らなかった「ビディー」って言葉 あれは何と解釈したらイイ言葉なのか!(--;) 「構う」とか「遊ぶ」??? だれか教えて!
その上この言葉 仲間うちだけの特殊な言葉なんだと思っていたら 割合一般人にも通じている風だったので「イギリスってそうなの???」と変な猜疑心に駆られました

この映画 原作があるらしくて この変チクリンな言葉はそのまま活字になっているようです 映画以上に難解な感じ…(汗)そしてこの言葉は8カ国語を操った原作者アンソニー・バージェスが ロシア語などをもとに考案したスラングだそうで それを知った瞬間

「“お前オリジナル”かよ! 解るわけねーよ!!」

と口汚く罵ったことは言うまでもありません

でもねーホント 映画としてはかなりのクオリティだったと思います バラんバラんのものを継ぎ接ぎして成り立ったような場面展開なのに不思議とまとまったものを感じました 私は映画の技巧とかよく解りませんが 派手なアクションや精巧なCG技術なんかなくても 充分面白い作品は作れるもんなんだなと ボンヤリ思いました
後はモチーフになる物語の善し悪しと 場を盛り上げる音楽が揃えば 最強なんじゃないでしょうかね

最後に大きな謎
『時計じかけのオレンジ』

一体どの辺が『時計じかけ』
どの辺が『オレンジ』だったんでしょうか?!


単語に何か意味があるのか?またスラングなのか??

『動くな、死ね、甦れ!』1989年/ロシア


2004年04月23日(金)  36.8度の世界 

今日は私一人職場でお留守番の日だったので 私服に私鞄で出勤 夜グルタミンライブだから丁度いいや〜と思っていたら またしても財布を忘れた…(黙)

グルの出番が20:30 会場は新宿Doctorで西武新宿駅から歩いて数分の場所だったから 定時に退社すれば余裕で間に合うな と確認してやっと落ち着く

夕方になって予定通りの行動を始めたのだが 日中20℃近く上がっていた気温がすっかり下がっていて 羽織っていたGジャン一枚では肌寒さを感じるくらい このまま夜の冷え込みが来たら全然防寒が足りないよ と不安になる 財布を取りに戻ったついでに裏地のついた冬物の上着に着替えて出掛けることにした ある意味この展開は天の助けだったのかも知れないなぁ

西武新宿着20:07の電車に乗って会場を目指す もう少しで到着というところで後ろから呼び止められた 半年前くらいからグルタミンを聴きに来るようになった友人である 彼女と一緒に場内へ入ったらすぐ目の前にハリマオの夢立さんがいて 唐突に「おみやげ!」と海鮮煎餅を渡された
「どこ行って来たんですか?」
「函館♪」
おお〜! 幕末ファンにはよだれモンの旅行地だもんで過敏に反応 どこ行ったかとかあそこ見たかとか散々聞きまくってしまう 話を聞いたらまた行きたくなったー!5月の半ばに行けば五稜郭祭なんだ 行きたいよー行きたいよー でも GWも普通に休みをもらった上 そんな時期に休みなんて申請できねーよー うらぁー(涙)

そうこうしているうちに前のバンドが終わって 次がグルタミンってことに 来ると連絡のあった常連2人がまだ到着していない 始まっちゃう始まっちゃう… 友人と2人そわそわしなから入口を伺っていたら 丁度2人揃って入ってくるのが見えた
良かった!間に合った! \(>▽<)/
2人のうち片方は初めての会場だったので迷ったりしないか心配したのだが 偶然駅でもう1人と会えたらしく 事なきを得たという話 それはツイてたね☆

本日のグルは新曲あり いつも最初の演奏は一生懸命歌詞を聞き取ろうと努力しているんだけど 今回も一部聞き取れないところがあって地団駄を踏む HPに歌詞はUPしてくれてるけど ちゃんと音に乗った状態で飲み下したいから毎回そんな風に頑張っちゃう… でも リスニングの能力に欠けてるのかもしれないなぁ私(汗)トホ・。

終演後 近くの居酒屋で打ち上げ 夜明かししても良かったけれど そこまでの雰囲気ではなかったので終電に合わせて退散 豪さんをはじめ 色んな人の色んな話が聞けて面白かった 今回はたまたま少人数のテーブルに座れたんで会話が散漫になることもなく なかなか充実してて個人的に幸せv あはん♪

久しぶりにアルコールを摂取して ポンワリしながらの帰途 ご機嫌状態だったんで脳内麻薬も出てたかもねー(笑)ひゃひゃひゃ

『36.8度』グルタミン


2004年04月22日(木)  カレンダー 

20:30くらいからBahaha Orchestraのライブがあるというので 平日を押して町田のライブハウスまで行った たまたま仕事のキリが良かったので定時に出たら19時頃に現地へ着けたので 頼んでいなかった前売りを先に確保しようと 一旦ライブハウスの受付を尋ねる

本日の出演バンドが横並びに物販を構えていて Bahahaのデスクは入口から2番目 Key.の櫻井さんとDr.のオカッチさんが座っていた そそと近寄り「チケットください」と声をかけると「おお ありがとう!」と2人の対応 1500円のチケットに2000円を出したら おつりがオカッチさんの財布から出てきた(笑)ポケットマネーすか?

「何時出番ですか」と念のため確かめると「20:30頃」とのことだったので 「また来ます」とその場を後にして駅前のデニーズで一人ボサっと時間を潰すことにする

ここでどうして気付かなかったのか…

仕事を終え次第駆けつけると言っていた友人2人の内 早く着いた1人と一足先に会場を目指すことにして移動を始めたら 駅の近くで知り合いとすれ違った 彼女はVSEESのライブでよく顔を合わせる友達だ 咄嗟に声を掛けたら向こうも驚いたように立ち止まる そして一瞬脳裏を過ぎったイヤな予感が 彼女の第一声で確実なものとなった
「今VESSEのライブ見終わったトコだよ!これちゃん間に合わなかったの?」

ががーんッ!(@Д@;)

瞬間 一緒にいた友人と顔を見合わせて2日前のことを思い出した それはPOWDERライブの帰りのこと…
友人「次会うのは22日のBahahaかな?」
 私「うん でも22日ってVESSEかぶってるんじゃない?」
友人「いやそれは来月でしょ 今月はもうなかったハズ」
 私「あれそうだっけ?君が言うならそうかも」

なんて会話をしていたんだ まだ着いてない方の友人とね 今一緒にいる子はその会話を隣で聞いていたから 当事者でないにしろ 些かの“しまった”感はあったらしい もちろん私はめちゃめちゃ“しまった!”だった訳なんだけれども…

しかも聞けば会場がBahahaと同じライブハウスだというじゃないか ウロ覚えの記憶をたぐって思い出したVESSEからのメール「22日はオンタイムで19:10の出番だ『PLAY HOUSE』(ライブハウスの名前)に集まれ!」
あ〜… 今頃思い出しても遅ぇよ俺!(≧д≦;)
そういや平日に町田へ19:10なんて無理無理 って思ってVESSEのライブへ行くのは諦めたんだった

その後しばらく経ってから Bahahaが20:30に町田っつーんで 平日に町田はきついけど20:00台なら何とかなるかな?と思って 当日になるまでどうなるか解らないから前売りも買わずにいて それがたまたま仕事が落ち着いたもんで19時に町田なんて 通常だったら有り得ない時間と場所に居られたって話だったんだ…

チケット買ったときに何で周りのデスクを見なかったかな〜 見てりゃ気付いたに違いないのに(涙)・。

仕事で間に合わなかった訳じゃなく VESSEがステージを披露していた時間に目と鼻の先にいたんだよ私ゃ 自分のマヌケさ加減に呆れてモノが言えないっつーのは こういう時のことを言うんだろうな と心底後悔したのである

遅れてやってきたもう一人の友人 彼女は私以上にVESSEを愛する人で 他のバンドとライブの日がかぶったら一人ででもVESSEのライブへ行ってしまうくらいなのに 今日のこの日を認識していなかったようだ これもちょっと普段だったら有り得ないことなので きっと何らかの大きな力が我々の邪魔をしていたに違いな… え?何の宗教だって? いや 別にそんな大層なもんじゃねーです 自分のミスを棚に上げたいだけ(^^;)ゞ

その彼女が会場に着くや否や VESSEの物販を指さして「○○ちゃん これ知ってた?」と苦笑をむける我々の顔を 訝し気に見たあと指の指し示す方を向いて一拍後 悲鳴を上げて騒いだ彼女のことは 説明するまでもないだろう…


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気を取り直して本日のBahaha

ベースの梅ちゃんさんを抜いた3人編制でのステージ 音的にそれほどの違和感はないものの やっぱりちょっと淋しい
聞くところによると彼はしばらくお休みするみたいで 2月のライブの後にもらった不思議なテンションのメールを思い出す そういう意味だったのかな やっぱり

それでも決定的なことは何も言っていないから その唯一にすがって 復活の日を楽しみに待っていたいと思う
早く帰って来て〜 梅ちゃんさん!

最後にライブそのものの感想
コーラスが省略され気味だったのがちょい淋しい 一人足りないんだから余計に省いて欲しくなかったにょー(涙)

『カレンダー』松ヶ下宏之


2004年04月21日(水)   I T 

ケーブルTVのお兄ちゃんの勧誘に揺れた心で 再度現在のネット環境を見直してみたら ケーブルでネット契約するのと so-netの環境ランクを上げるのとで 金額的な差がないことが解り というか むしろso-netの方が若干お安かったので ケーブルでのネット加入はやめにして 春のセール期間のうちにランク上げを申し込んでしまうことにした

先週申込みが受理され 工事の日程が「4/21」と告げられて それに伴うモデムとスプリッタの交換部品が宅配で届けられた 工事が済んでいるハズの今日から10日間のうちに モデム等を接続しなおさなくてはならない

まぁ し直すっつっても今あるののVer.違いに差し替えるだけなんで そんな大変な作業じゃないんだけど

うちはNTTからの距離があるので 今までの8MB契約のうち最高でも5MBくらいしか使えてなかったと記憶していたので 今回ランクを上げるにあたって 必ずしも正確でないにしろ目星をつけるために回線の有効率をフリーサイトで調べてみた 結果どんなに最高でも25・6MB程度の利用しかできないらしい

so-netのコースには40MBと26MBのコースがあって モデムとスプリッタの代金がその2コースを境にグンと上がっている 40MBの誘惑は確かにあったけれど 最高でも25・6MBしか使えないといわれたら無駄な気になるじゃん? だっだら26MBで大人しく様子みとくか?みたいなね そんな訳で8MB→12MBのコース変更を選択した

接続を終えて モデムの設定も済ませ いざネットにアクセス〜 と試してみたものの 大容量の用事など皆無な私は今までとさして変らない手ごたえしか感じられない(ブロードバンドとか試してみろよ/苦笑)

…果たしてランク上げ 意味あったんかいのぅ?

『IT』1990年/アメリカ


2004年04月20日(火)  パレード 

高円寺ShowBoatにてPOWDERライブ

今日はトリだと聞いていたから彼らだけを聴くのならそんなに慌てる必要はなかったんだけど 対バンのSpy“C”Dildogってバンドも聴けたら聴いて行こうと思っていたので なる早で会場を目指したら スパイシーさんたち1番目だったんで トリまで中で立ってるのは辛いな〜と思い あっさり聴くのを諦めて友人とのごはんに予定変更

時間を見計らってライブハウスに降りる 上階の『牛角』でまったりしていただけだったので 移動は至って気楽なものだった

ひとつ前のバンドを4曲ほど聴いた後 メンバーがセッティングに出てきた 「おニューのギターを使う」と公言していたスージーの手には 昔馴染みの青いギター BAMBIのシルエットがワンポイントに入った通称『BAMBIギター』(こっちが勝手にそう呼んでるだけ)のようだ
「おニューのギターは?」とセッティング中のスージーに尋ねると「また今度」との返事 なんだー楽しみにしてたのに(笑)

トリだった所為か場内に残っている客数がいつもより多い感じ 我々客の立場からしてみたら 混み合っていて視界も遮られるし あまり歓迎できる状況ではないけれど ステージに立つメンバーにしてみたら客は多いに越したことないだろうし その分気合いの入った演奏が聴けるのであれば その方が個人的には有り難いことだったので たまにはトリも押さえようね なんてことをうっすら考える

そして演奏開始

初っ端に来たのが何と『ICE』 スージーのBAMBI時代のインスト曲で POWDERでは初披露だった
BAMBIの時よりギターが前面に出ていて 初めは「似てるけど違う曲」かと思った 個人的にはベースが押し出されていたBAMBIバージョンが好きだけれど 別の会場で演ったらまた違って聴こえるのかも知れない 今日のShowBoatはやや爆音気味だったから

続いて『チャム』 ラスト3曲ってところで『落とし穴しかない場所』 何だかどうにもBAMBI時代を思い出させるセレクションで ちょっぴり複雑 ここんとこ演奏は毎回良い感じなので その点に関する文句はないんだけど 後半声が上がってくるスージーには「タバコ控えてみたら?」と言ってやりたい

その方が楽なのか 時々妙に可愛らしい声の出し方をする そんな曲じゃないだろ!ってときにもやっちゃうもんだから 気になって仕方ない
私はスーさんの「魂込めてるゼ!」って歌い方が好きなんで あんな風にナヨっとタラっと流されると面白くない訳よ 多少音程が外れてもいいから“入魂”の歌声を聴かせてくれい!

音程といえば 後半ギターの音が何だか気持ち悪かった もしかしてチューニング合ってなかった? 割とよくあるよね 調音しないまま演っちゃって歪んだ和音になってること あれ 気になんないんでしょうか 他の人達は メンバー本人は

終演後 色んな人(ファンじゃなくて個人的な知人・友人の類)にハグしているスーさんが目に付いた あんなにスキンシップ図る人だったっけ? まぁ楽しそうだから良いんだけど 目の前で人に抱きついてはしゃいでいたもんだから 思わず脇腹くすぐっちゃったじゃん じゃれるなら向こうでやんなさい 向こうで
お酒入ってたのかな?

お客さんとして来ていたグルタミンの豪さんと 今度6月にグルのレコ発でご一緒するレストラン・ギャングのタローさんと 少しだけ会話をしー 愛知組が帰省時刻に追われるように帰ってほどなく 我々も退散することにした

昼間28℃とか言っていたので 朝上着なしで出掛けていたワタクシ さすがにキャミの上に7分袖のシャツ1枚では夜風が厳しく「寒いー寒いー」と震えながら帰宅の途についたのであった

マジ 風邪ひくっつの!

『パレード』BAMBI


2004年04月19日(月)  Stairway 

ブルームのFC会報が届いた 夏は色々と目白押しで申し込むものがたくさんあったので 混乱しないようにまとめてみた まずは申し込もうと思ったものを一覧にしてみる

●完全受注生産CD『サルマニア』
●6/27 マンスリーライブ『月刊松印』6月号
●7/19 松ヶ下宏之 バンドスタイル・ワンマン
●7/25 別所ユージ ツアーファイナル

数あるスケジュールの中からこの4つに絞り込んだまでは良かったが それぞれ申込締切日や前売券の価格や枚数制限が微妙に違っていたので その中のひとつに見事に躓いてしまった

上記に挙げた中で受付期間が5/3〜と設定されていた松印6月号にまで振込をしてしまったのである しかもその日がハリマオのライブとかぶっていたことに後から気付き 慌てて友人に連絡を入れてチケットの引き取りを頼んだら「それ5/3からじゃないですか?」

ええ そうなんです!(苦笑)

仕方ないのでFCに宛ててお詫びのメールを送った そこまでが先週末の出来事だ

---- そして本日 ----

昼休みにweb上から自分のメールボックスを確認したらFCからの返信が届いていた
「ご連絡ありがとうございました 振り込まれたのはいつの公演で枚数は何枚でしょうか」
と聞かれていたので 公演日と枚数を知らせるメールを返しておく

夜 自宅に戻ってメールをチェックすると 昼のメールの返信が既に届いている
一体いつからこんなに迅速な対応をするようになったんだろう?(事務所に対してはその対応の不遜さに 並々ならぬ不信感を育て続けていたので)ちょっと驚きながら内容の確認をすると

「入金を確認しました 金額に間違いはなかったので もし宜しければこのまま受付期間になるまで保管しておきますが 従来通り返金をご希望でしょうか」

返金となると手数料は返ってこないので そのまま受理してもらった方が無駄金が発生しなくなるのだが とにかくその親切丁寧な対応にびっくりしてしまい どうしたB●B!とパソコンを一人問い詰めてしまうのだった

結局 そのメールには「保管希望」の返信をして 再度友人に連絡を入れ直す「やっぱり引き取って下さい(苦笑)」自分行かないのに本末転倒な話ではある

そんなフライング騒動を経て 気付けば外は大雨で うまいこと降られずに帰って来た私は 妹が戻る前に玄関にタオルを用意したのだった

こんな日ぐらい早く帰せよなー ぶー (←借りてた映画が観たかった/本音)

『Stairway』Bluem of Youth



2004年04月18日(日)  ゴッド・アンド・モンスター 

早朝のTVを見終わってから妹とお出掛け 本日は恵比寿ガーデンシネマにてジェームズ・フランコ主演の『ソニー』を観に行く約束です

ガーデンシネマは全回番号予約制なので 一番最初の回に行くのが読み易くて時間の無駄がありません そんな訳でその日の一番目の回11:10の上映に入り込むため 10:30恵比寿着というスケジュールを立てて地元を9:30に出発したのでした

現地に着くとまだ開場していなかった様で 入口から一本の列が伸びています 最後尾について程なくドアが開かれ順々に番号をもらう観客達 ざっと見たところだと50人くらいの列だったので 隣にいた妹に「100名には入ってそうじゃん?」と耳打ちしました 公開初日の17日と今日の2日間は先着100名にジェームズ・フランコの生写真プレゼント とかいう前情報があったのを思い出したのです
案の定我々が手にした番号は20・21 並んでいた全員が“『ソニー』の初回”だった訳ではなかったようで 2回目以降だったり 隣で上映中の『グッバイ、レーニン!』を観に来た人も多かったのでしょう 2人揃ってジェームズの生写真GETです(笑)

入口の立て看板にジェームズの直筆サインが入っているのを見つけました 確かこの『ソニー』のプレで来日していて 昨日この会場へ舞台挨拶に来ていると思ったので そのサインは書きたてホヤホヤ24時間以内の代物と判断しました サインと言うより署名な感じの“James Franco”の後に添えられた丸い(スマイルマークに鼻をつけたような)顔のイラストが可愛かったです

上映時刻になるまでの間 ロビーに置かれたたくさんのビラやポスターや 上映作品に関連している記事のスクラップなんかを見てまわります さっき貰った生写真と同じカットの写真を雑誌のスクラップの中に発見し「生写真じゃないじゃん!(笑)」とツッコんでみたり

ミニシアター系の映画館なので置かれているビラの類もミニシアター作品ばかりで その中にあった日比谷シャンテ・シネで予定されている『家族のかたち』という作品のビラを見て体が反応 すぐさま手に取って妹に見せたら「何?」という顔をするので 出演している役者の写真を指さしてみます 今度は「あ!」と反応が返って来たので満足してビラを数枚調達 一体誰が出てるって?ロバート・カーライルとリス・エヴァンスv
誰だか分からない人はHPのTOPに戻って「movie」のページをご覧下さい 2人とも紹介しています(笑)

さて『ソニー』ですが 106席という小規模なキャパの会場にも関わらず ハッキリ言って全然埋まっていませんでした(^^;) 何となく予想はしていましたが ジェームズ・フランコのファンじゃなきゃ観に来ないだろって内容だし ニコラス・ケイジの初監督作品という触れ込みで客を呼ぶにしても 1日あればいいだろって具合で… つまり何? えっとその …お察し頂けませんかね(苦笑)

見所はジェームス・フランコ! 特筆すべきもジェームズ・フランコ! 彼のファンだったら見逃す手はないってくらいの露出です 主演ですから出てて当たり前なんですが とても綺麗に撮られています その点はケイジを評価しましょう あとは本当の意味での「露出」も多くて ジェームズ君そんなに脱いじゃって勿体ない…と思ってしまうくらい 惜しげも無く肌を晒しています そしてやっぱり綺麗です その点は〜以下同文(笑)

男娼…とも違うんですが要はベッドの上で女性にサービスしてお金をもらうってことを生業にしている青年の話で 軍に入り何年間かそんな生活から離れたことをきっかけに堅気になりたいと思い始める訳です でも売れっ子で稼ぎ頭だった彼を娼婦の母が手放したがらなくて 軍から戻ってきた息子を何とか復帰させようと躍起になって 母子愛の葛藤が始まる訳ですよ そこにソニーの留守中母が面倒みていた若い娼婦が絡んでくる

彼女も成り行き上こんな仕事をしてはいるものの 堅気になって普通の人生を送りたいと願っている者の一人で ソニーはその子に惹かれながら母にも逆らえず 憧れていた堅気の世界もこちら側と大差のない 薄汚れたものだったという幻滅も知り 途方に暮れるアンニュイな青年ソニー 果たして彼の選ぶ道とは?…

あらすじはこんな感じです

ソニーが幼い頃に消えたという父親の存在や 一人親身になってくれる泥棒稼業の古馴染み ソニーの帰還に舌なめずりをする肥えたマダム達や せっせと客の手配をする老いた娼婦の母親 

どぎつい生々しさの中にある小さな温もりをソニーはうまく見つけられません 見ていて切ないなーと思わせる部分でした

この題材を長年暖め続け 監督を務めたニコラス・ケイジは ちゃっかりカメオ出演していました 初め全然気付かなくて 暫く経ってから「あれ?この人どっかで… あ ケイジ!」みたいな感じ この作品を観る機会があったら「ケイジをを探せ!」に挑戦ですよ☆

恵比寿から渋谷に移動 マークシティの脇にあるイングリッシュパブで トラディショナル・サンデーディナー(税込999円)を食べました サンデー・ディナーというのは“日曜日に食べるちょっとリッチなランチ”という意味で サンデーが取れても 土曜や祝日や諸々のバンク・ホリデー等に使えば“夕飯”ではなく“リッチなランチ”のことなんだそうです 英国留学中によく失敗したと妹が話してくれました(朝「ディナーまでには帰るかい?」「帰るよ」夕方「ディナーには帰るって言ったのに来ないから片づけちゃったよ」「え?ディナーでしょ??」みたいな)

私はディナー・プレート 妹はお約束のフィッシュ・アンド・チップス(税込1,300円)を注文して 運ばれてきたものは ほぼ全て半分こ ケチャップと一緒に運ばれてきたお酢がモルト・ビネガーだったので 妹は懐かしがってチップスにかけて食べていました うちにもモルト・ビネガーあるんですけど(探して買ってきた)何か味が違うみたいで 旅行に行った時の私の記憶も違和感を感じていたので ブランドが違うのかな〜と思っていました 店で出されたビネガーはうちにあるのとは違うラベルだったので 今度はこれを探してみよう!と囁きあったのでした

ディナー・プレートの内容は
●ポークソテー(ラムかポークが選べる)
●マッシュポテト
●ローストポテト
●グリーンピースとニンジンの添え物(やたらと大量)
●ヨークシャー・プティング(パンの一種 シューみたいな味と食感で中が空洞)
一見してお解りのように炭水化物の宝庫です!ポテト一種類で良いだろって話 でもこれがトラディショナル(一般的)
確かに旅行に行ったときのパブでもこんなプレートを食べました この店かなり本格的なイングリッシュパブみたいです 時間帯の所為かも知れませんが客のほとんどが外国人でしたし 店員さんも英語ペラッペラでしたから そうに違いない

間違いない

渋谷から新宿までまた徒歩で移動 今日も天気が良いので明治神宮を突っ切って代々木に出 前回とは違う経路で高島屋の前まで出ました その後今日が期限のレンタルDVDを返却しにTSUTAYAに行って 半額にかこつけてまた新たなレンタルを…

妹が『時計じかけのオレンジ』 ←『ギャングスターNo.1』を観ての影響(笑)
私が『ケミカル51』(ロバカーとリスが出演)『スカートの翼広げて』(ベタニー出演)
まだ『オスカー・ワイルド』も観てないし 半額だからってこの辺でやめとこか〜


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帰宅後『ケミカル51』を鑑賞〜

映画館で見かけたビラに触発されてロバート・カーライルとリス・エヴァンスの両方が出ているという理由で借りてきました プロデュース・主演がサミュエル・L・ジャクソン 彼も結構好きな俳優さんだったのでね

昼間はニコラス・ケイジ監督の作品 これから観るのはサミュエル・L・ジャクソンプロデュースの作品
双方のお手並み拝見です

サミュエル演じるマケルロイは 大学の薬科を優秀な成績で卒業したエリート …だったハズが卒業の日にマリファナ吸引の現行犯で逮捕され未来をふいにしてしまう それをきっかけにゴロゴロと裏社会へ転落 30年後とある研究室の片隅で薬の調合をしていた彼は画期的なドラッグ「POS51」の開発に成功する 裏社会での彼の肩書きは「調合の天才」と謳われる麻薬の調合師だった
ある日彼は雇い主を裏切って薬の成分配合をその頭脳に収めたまま国外逃走 新たな取引相手と会うためアメリカを離れ一路イギリス リバプールを目指す

一方サッカー気違いのフィーリクス(カーライル)はボスの取引の相手であるマケルロイを空港までお出迎え その際見かけた美女の存在に一抹の不安を残す その美女は彼が以前付き合っていた女性ドーンに似ていたからだ 彼女の生業は「スゴ腕の殺し屋」 そしてそれは確かにドーン本人で 実はマケルロイが裏切った取引相手に雇われてアメリカから彼を追ってきたヒットマンである

ホテルの1室で取引を始めるマケルロイ達 隣のビルから狙いを定める殺し屋ドーン マケルロイを送り届けるという任務を果たし 報酬のチケット(翌日にあるサッカーの試合)を受け取ってさっさと帰りたいフィーリクスだったがチケットのお預けを食らって仕方なく部屋に居残ることに

マケルロイに標的をロックし引き金を引こうとするドーンの狙いを遮るフィーリクスの横顔 昔馴染みの登場に躊躇の色を見せる彼女の携帯が鳴った「マケルロイは殺すな 何があっても薬の配合を吐かすまでは彼の命を守り抜け!」という雇い主からの依頼内容の変更が届く 仕方なくマケルロイの監視を続ける彼女の目の前で取引破談のトラブルが発生した

マケルロイ以外の人間を容赦なく的確に狙撃していくドーン 唯一フィーリクスだけは尻に一発撃ち込んだだけで追撃をやめる 訳も解らぬままパニック状態のフィーリクスと妙に落ち着き払ったマケルロイの奇妙なコンビは 死屍累々のホテルから脱出 様々なトラブルを乗り越えて何とか逃げ延びた2人はドーンの存在を確認すると同時に 新たな取引先を探すことになった

ちょっと細かく書き過ぎましたかね?でも面白そうでしょ(笑)バリバリのアクション・コメディです
マケルロイはインテリらしいテンションであまりアメリカの雰囲気を感じませんが 対するフィーリクスはかなり英国人(フーリガン的/笑) 作品の前半は特にアメリカとイギリスの文化の違いをコメディのネタにしているので面白かったです 後半はそんな演出など忘れ去ってる感じ

「POS51」とはコカインの51倍強力で LSDの51倍の幻覚作用があり エクスタシーの51倍の絶頂感が得られるという代物なんですが 何で51倍に設定したのか意味が解らない それに51倍って言われても普通想像つかないと思うんですけど… この「51」に関しては最後まで観れば「51」という数字にこだわった意味が解るのですが そこへ持っていくための伏線にしていたにしてはちょっと不自然過ぎる印象 その流れで考えたら原題をそのまま訳さずに『ケミカル51』という邦題で誤魔化したのは珍しく正解(笑)

リス・エヴァンスの位置はちょっと微妙でしたが 英国の裏社会の大物みたいな役どころです でも大物には見えないんですよねイマイチ マフィアのドンのように手下を大勢従えて偉そうにしているんじゃなくて パーカー着て武器の売買も麻薬の売買も 直接自分で取り仕切るフットワークの軽い人物でした 携帯電話を何個も持っていて それぞれにかかってくる内容をその場ですり合わせて得な方に付いちゃうみたいな 打算的なキャラクターで常に軽快で気さくな様子 なのに裏の力はごっついみたいでサッカーの特別席を前日だというのに事も無げに手配してみたり 2千万ポンドという大金もきっちり耳を揃えて用意しちゃう 一体何者?!と思って見ていたのに それは解決しないまま終わってしまいました…
むねーん!

でもでも 大した出番を期待していなかったリスだったので 短いながらもチョコチョコ顔を出してくれたし 何気にキーパーソンでもあったので ロバカー的にもリス的にもオイシイ映画だったなーと思いました 話も幾つか謎が残ったままだったけれど単純に面白かったし 良かったんじゃないでしょうかサミュエルさん

個人的にはニコラスよりもサミュエルに軍配!

そういやニコラス・ケイジってフランシス・コッポラの甥っ子だって知ってました?
するってーと今年のオスカーで作品賞にノミネートされていた『ロスト・イン・トランスレーション』の監督ソフィア・コッポラとは従兄妹同士ってことになるの? へぇ〜 へぇ〜 へぇ〜…

『ゴッド・アンド・モンスター』1998年/アメリカ


2004年04月17日(土)  シャングリラ 

友人と有楽町で待ちあわせて 本日より公開の映画『オーシャン・オブ・ファイヤー』の朝一の回を観に行きました 朝一といっても10:25〜上映なんで割と余裕あったんですが(『パイレーツ〜』とか8時だったから…)

19世紀末の灼熱のアラビア砂漠を舞台に 全長3000マイル(約4800km)にも及ぶ過酷なサバイバル・レースに参加した一人のカウボーイ フランク・ホプキンスと その愛馬ヒダルゴの運命を 実話を基に描いた作品 主演は『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのアラゴルン役で人気を博したヴィゴ・モーテンセン 

サバイバル・レースを冒険活劇風に撮ったモノなので 物語がどうこうというものではありませんでしたが 主人公のフランクがネイティブと移住民のハーフで 大陸発見後のアメリカ人がネイティブを迫害する様子を見て 双方の間に生まれた自分の存在意義に悶々とする日々や マスタング(ネイテヴ・アメリカンの小型の雑種)である愛馬のヒダルゴとの対等な信頼関係 そしてレースへの参加を決意した後の凛々しい姿は人間味溢れていて実に魅力的でした 特別ヴィゴのファンな訳ではありませんが 今回のフランク役は『LOtR』でのアラゴルンよりも私的にはヒットなカッコ良さでしたv うひゃひゃ

その他 しきたりに雁字搦めになっているアラビアの高貴な人々や とにかく血筋にこだわる英国夫人 虐げられながらもひたむきに生きているネイティブの生き残りたちや 横柄な移住民軍人など 多種多様な人間模様が それぞれ極端なくらいの個性で描かれていて とても親しめる登場人物たちでした。

アラビア豪族?の当主にオマリー・シャリフ『アラビアのロレンス』にも出演している大御所俳優です ヴィゴは彼の出演を聞き二つ返事でこの仕事を受けたとか
イナゴを食べるシーンでイナゴ型のスナックを渡され「何で本物を食べさせない?」と監督に文句を言ったり 撮影しているうちにすっかりヒダルゴに惚れ込みクランクアップ後買い取ってしまったり(『LOtR』で乗ってた馬もだそうで 今回で3頭目になるので広い厩舎を用意したらしい) やっぱりちょっと普通のハリウッド俳優とは違ってるよなぁと思う そんな彼のセンスには敬意を払いたいです。

パーソナル俳優 ヴィゴ・モーテンセン☆

映画の後は五反田へ移動してD'URBANのファミリーセールをチョロッと覗き その近辺で遅いランチを摂りました 友人2人とはそこで分かれ 私は一人新宿TSUTAYAへ寄り今日までのレンタルDVDを返却します

今日明日でレンタル半額のセールをしているので 何となく見たいものがあれば…と棚を眺め 前々から気になっていた『オスカー・ワイルド』と ベタニー主演の『ギャングスターNo.1』を借りて帰路に就きました。


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その夜『ギャングスターNo.1』を鑑賞〜

裏世界に君臨する55歳のギャングスターが 駆け出しの頃を回想する形式で綴られるモノローグ映画 ベタニーは若かりし日のギャングスターを演じています 文句なしの主演です

当時その世界の花形と謳われていたギャングのボス・フレディの配下に加わった主人公 容姿端麗にして英国紳士の気品と風格を持ち合わせるフレディは ギャング達の尊敬と畏怖の対象であり 主人公にとっても甘美な憧れの偶像となっていた

ギャング達は皆ボスに習い スマートにスーツを着こなし 全てにおいて洗練された身のこなしを義務づけられている ボスの意にそぐわないものは事も無げに切り捨てられる世界で 日に日にのし上がっていく主人公 ボスも頻繁に彼を連れ歩くようになっていく

ある日ボスの行きつけの店で出会った女性店員がボスのお眼鏡にかない 2人は特別な関係になっていく その馴れ初めを全て見ていた主人公の心中は穏やかではなかった いつでも彼女を伴い幸せそうなボスの姿を 少し離れた場所から睨み見る彼 その脳裏には憧れのボスを出し抜く野望が 沸々と湧いてくるのだった…

というような流れで 色々あって主人公はボスを蹴落としてギャング界トップの座を手中に収めるのですが ギャングのすることなので なかなかに殺伐とした内容な訳ですよ 『ロック・ユー!』チョーサー役でのどこか憎めないトリッキーさとは明らかに別種の ダークで破滅的な気狂い感 ちょっとどころでなく怖い笑顔… 顔立ちが端正な分迫力があるし 色素が薄い分表情が読み辛くて 不気味さが際だっています

そして面白いなと思ったのが「名前」なんですが チョイ役の人物にもちゃんと名前がつけられているのに 唯一この主人公には名前がありません 自分から名乗りもしなければ誰からも呼ばれない 闇の世界を牛耳る程のギャングスターでありながら ボスの時のような部下からの「尊敬」や「畏怖」は得られないのです むしろトップの座に固執する余りのえげつないやり方には 陰で「敬遠」「侮蔑」の目を向けられていて どんなに配下が増えていこうとも 彼の孤独は深まるばかり

「名前」がないのは「居場所」がないことを表していたのでしょうか?

唯一の拠り所であった「ボス」という絶対的な存在とのつながりが 魅力的な女性の登場によってそのバランスを失い 果ては崩壊してしまいます
内在する愛憎の均衡「度の過ぎた憧れの末路」を見たような気がしました

55歳のギャングスターを演じるのは『時計じかけのオレンジ』主演のマルコム・マクダウェル
ギャングスター憧れのボス フレディ・メイズにデヴィッド・シューリス とベテラン揃い
1968年前後の古き良き時代の再現にも 一目おける作品だったと思います

ところで

どうでもよいことかも知れませんが フレディ役のデヴィッド・シューリス氏が アラン・リックマン氏と激似だと思っているのは私だけでしょうか?!
アランがもうちっと若くなったら あんなだと思うんですが…

つーか クリソツだってば!マジで

『シャングリラ』電気グルーヴ


2004年04月16日(金)  男の系譜 

漫画家の横山光輝氏が亡くなったというニュースを 布団の中からラジオで聞いた 昨日だか一昨日に寝タバコでボヤを出し 全火傷で重体だったらしいが そんなことは全然知らなかったので まさに寝耳に水の訃報だった

『鉄人28号』や『魔法使いサリー』など 代表作が何作か挙げられていたが 私的には何と言っても『三国志』の執筆者で 『水滸伝』や『伊達政宗』なんかも確か読みかじっていた記憶があった

小説では吉川栄治 TVならNHK人形劇 そして漫画はとにかく彼の描いた全60巻が 私の『三国志』バイブルみたいな存在で これを読破した中学時代の自分を思い返しながら スゴイ仕事をした人だったなぁ〜と敬意を改めた

後から聞いた話では 故人は肺ガンを告知されていてファンの間ではうっすらとした覚悟があったそうなのだが 火事から逃げ遅れて火傷で絶命という衝撃的な絶筆を遂げるとは夢にも思っていなかったらしく 横山ファンの友人は相当なショックを受けている様子だった

肺ガン告知をされてた人が寝タバコか… そんなにタバコが好きだったのかな(寂) 更には足を骨折して自宅で療養している最中の事故だったらしい 全ての偶然が彼を死に導いていたようで やるせないものが残る

死出の旅にも紫煙をくゆらす氏を偲びながら 冥福を祈りたい


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珍しく妹の帰りが早かったので 観残していた『ロック・ユー!』を観た
中世に実在した人物をモデルに描いたフィクション 騎士に憧れる平民出の若者が努力と実力と強運で本物の騎士になるまでの話
何だか農民出の近藤勇が想い焦がれた武士になったのと大筋が似てるなーとか思ってみたり(苦笑)

モデルはいても映画自体は脚色された作り話なので 退屈せずに観てしまえる勢いがあった 主演のヒース・レジャーはこのとき21歳 …には見えない落ち着きよう 顔も悪くないし体も締まってたのに イマイチ大物街道から外れた道を歩いている彼だが この作品で見る限りでは悪い役者じゃないと思えた 何でブレイクせんかったのかね
最近じゃデコの後退と腹のタルみが気になる微妙な見てくれになってしまってて それはヤバいだろアンタ(汗)な状態なんだけれども この『ロック・ユー!』ではちゃんとカッコイイ騎士の姿を文句なしに保っている

さて 今回の本命であるポール・ベタニーが演じるのは実在の人物「文筆家:ジェフリー・チョーサー」だ 彼には何をしていたか不明な何年間かがあるらしく 今回の物語はその間の出来事という設定になっている ご当人相当な変わり者だったそうなので ベタニの演技もイッっちゃった雰囲気で 観ていて非常に楽しめるキャラクターだった

白に近い金髪 それと大差のない肌の色 明るい碧眼 細身の長身… パッと見ただけでも"普通じゃない"容貌 そしてヨレヨレに着た服がたなびく様子の秀麗なこと! だらしないだけの格好が どうしてあんな風に見えてしまうのか謎だ

これぞベタニマジック!!(阿呆言ってます…)

頭良いのにお馬鹿でね キレ者なのに天然で(笑) チョーサーというキャラクターは実に楽しく活き活きと描かれていて 監督・脚本ブライアン・ヘルゲランドの愛を感じて仕方がない 絶対チョーサーが一番贔屓なキャラと見た!(笑) 間違いない

『ロック・ユー!』ってのは多分劇中に使われているQweenの『ROCK YOU』から抜粋して邦題にしたものだろう 原題が『A Knight's Tale』(騎士の伝説)という至極真っ当なタイトルなのでインパクトを狙ったものかと
中世の物語であるにも関わらず 挿入曲にロック多用し 服装や髪型にも斬新な色彩とデザインが用いられていて目を引かされた

実際の中世に忠実な部分と 形式を飛び出した斬新なスタイルが混在している様は 北野武が『座頭市』で主人公を金髪にしたり劇中でタップを踏ませたのと 似たような感覚じゃないかと思った

本能的な抵抗を感じつつも 見てしまえば存外すんなり見られるものだと実感したわけよ

2時間ちょっとのあったけれど それほど長さは感じなかった 特典映像の『未公開シーン』を観たら さらに長くなってもこのシーンは入れた方が良かったんじゃないか? と思うシーンがいくつかあって 『ロード・オブ・ザ・リング』のようにスペシャルエディション版出せば良いのに〜 と思ってしまった(ニーズがなさそう…)

ライバルの紋章官が主人をあまり慕っていない様子や 紋章官としてのチョーサーの口上に憧れる様なんかが 全部削がれてしまっているのは物語を面白くする要素を減らしているようで勿体無い
そして何故かベタニはカット部分の方に見せ場が多い(苦笑)

ベタニ以外期待していなかったので 徹底的にこだわって作りこまれている部分など 予想外の面白さだったので◎!

『男の系譜』池波正太郎

 


2004年04月15日(木)  タイミング 

両国にある江戸東京博物館のチケットをいつもくれる知り合いがいるんだけれど 今回はもらえる気配がなかったんで 友達がネットオークションで落としたチケットを分けてもらい 定価1360円のところ700円ほどの負担で観て来たんだわ

それからまた他の人とも行こうって話があったんで 私も友達に習ってネットオークションでペアチケットを落札したのね 2枚で1110円+いろいろ手数料な感じで そんでその入金を済ませて自宅に帰って来たら ポストに入ってんのよ 何がって?江戸博のチケットよ どうやらいつもの知り合いが入れてってくれたみたいなんだな 毎度のことなんだけどしっかり2枚セットでね 封筒に入ってんの

な〜んとなく予感があったんだけど こんなタイミングでくるとは思ってなかったんで さすがにヘタれたさ 買わなくてもいいチケットを買っちゃった訳だからね しかも支払ったその日に届いてるし この"間"の悪さにはもう 笑うしかなかったわな

最終的に2枚余ることになってしまったので 心当たりにメールを飛ばす マヌケな夜の話



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あ 無事解放おめでとう
8日間もお疲れさまでした
帰ったら多分いろいろ大変だから
今のうちにゆっくりしといて下さい
新たな戦いが始まっちゃうだろうからね

とりあえず健闘を祈ります

『タイミング』ブラック・ビスケッツ


2004年04月14日(水)  ロック・ユー! 

水曜日はレディースデー

映画を観に行っても良かったけれど 雨だったし 特に観たい作品もなかったので 帰り途中にあるTSUTAYAに寄った 実はこちらも「水曜日はレディースデー」
映画(ビデオorDVD)レンタルがちょっとだけ割引になるのだ♪

今まで妹の持っていたカードに頼り 彼女にレンタルしてもらっていたTSUTAYAだったが この4月から主だった店舗でカードが共通になったので それなら作っても良いな と 自分のカードをやっと持つようになった

入会の日に『スパイダーマン』と『ロック・ユー!』を借りて来ていて それぞれ次の日曜までの期限だから 今日3泊4日で何かを借りれば土曜が期限で丁度良いかも さて何を借りようか…と思ってフラフラしていたら 前回借りようと一旦手に取ったものの「準新作」で期限や値段が他の2枚と違ってしまう『キス☆キス☆バン☆バン』のDVDが3枚中2枚「貸出中」になっているのが目に入った

む!人気があるのか?!

残った1枚を何となく持ち歩いてしまう貧乏性な私…
店内には「4月17・18日は旧作半額デー!」と書かれたポスターが貼られていて 今週末に来れば旧作が半額でレンタルできるんだな〜という意識が漠然と頭にインプットされる この場合「新作」や「準新作」はサービス対象外になるらしい

…ん?

そこでふと考えた
今日の割引は「新作」「準新作」に対応してるんだろうか? 店をぐるぐる廻りながら「レディースデー」について書かれたPOPを探す 見つけたポスターの済みに「旧作50円引き・新作100円引き」と書かれているのが確認できた

対応してる!

だったら今日は新しいのを借りよう 旧作は週末の方が断然お得だもんね!

という訳で ずっとキープしていた『キス☆キス☆バン☆バン』 晴れてレンタル決定でーす♪
ちなみに『ロック・ユー!』と『キス☆キス☆バン☆バン』はポール・ベタニー出演作 最近すっかり意中の人v てへ(>u<)ゝ☆


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帰宅後 ベタニー氏の誘惑に勝てず 今日借りてきたばかりの『キス☆キス☆バン☆バン』を観賞

舞台は英国 組織一の殺し屋フィリックスは年と共に衰える腕を自覚していた ある仕事を最後に引退を決意し 弟子のジミーと入れ違いに組織を抜けることを表明する

仲間の抗議も受け付けずジミーを残して組織を去ったフィリックスを仲間達は「裏切り者」として抹殺することにして その仕切り役に彼の弟子である新人のジミーを指名する 無論断ることなどできず渋々引き受けるジミー

一方 そんな事態になっているとは知りもしないフィリックスは 引退後を悠悠自適に過ごすつもりが 現役時代に溜め込んだ借金が相当な額になっているのにため息をつく 施設に預けている実の父親の治療費も滞納している 仕方なく職探しを始め 昔馴染みからようやく得たのは「留守の間息子の面倒をみてくれ」という“子守り”の仕事だった

ガラじゃないからと断りにいったフィリックスの前に「大事な仕事に行くんだから宜しく頼む」と大金を積む古美術の密売人 生まれてから一度も外に出さずに育ててきたという愛息をフィリックスに託して揚々と出かけてしまう 諦めて金を受け取ったフィリックスが息子の部屋へ行ってみると そこにいたのは33年間一歩も部屋から出たことのない純真無垢な“箱入り息子”だった

「部屋から出すな」という依頼人の言い付けを無視して息子を外へ連れ出すフィリックス 外界を知らない息子のババには 見るもの全てが興味と恐怖の対象で 行く先々で大騒動 神経質なフィリックスと子供のままの33歳児ババの てんやわんやな生活が始まった そしてその背後に忍び寄る殺し屋達の魔の手…

フィリックスの運命やいかに?!

というのが物語の大筋 8割方コメディです 残りの2割でホロリとさせる ハートフル・アクション・バイオレンス・コメディ?(既に意味不明)

主演のステラン・スカースガードも良かったのだけれど 出演者全員がイイ味を出していて甲乙つけ難し! ベタニーの演じる弟子のジミーが精悍でカッコイイのに いじらしくてたまらんのです 出番は少なめですがかなりオイシイ役どころ ベタニ的には超オススメです

そして無垢な33歳を演じるクリス・ペンは あのショーン・ペンの実の弟なんだそうで 体型の所為もあるけれど全然似てない兄弟やなぁ… と思いました 顔は面影追えたけど芝居は全然別物 ちゃんとアイデンティティになってるのかな

観終わって思ったのは この映画のテーマは「父子」じゃないかな ってこと
☆殺し屋のフィリックスと弟子のジミー
☆フィリックスの父とフィリックス
☆過保護な密売人と箱入り息子のババ
☆子守りのフィリックスとババ
☆フィリックスとその子供

色んなパターンの「父子」が出てきて それぞれの父子愛を現しているんじゃないかなーと 私は思いました あとは殺し屋の組織をまとめている男が先代の息子で フィリックスに「親父さんの時代は良かった」なんてことを言われてちょっと逆上してたりね 「父子」というキーワードが随所に見られる作品でした

まぁ それが狙いなのかは 製作側のみぞ知るですが 私はそう見てました

キャラだけじゃなくお話も割と良い感じです ただ『キス☆キス☆バン☆バン』というタイトルの意味は解らないままでしたけど…(黙)

『ロック・ユー!』2001年/アメリカ


2004年04月13日(火)  買い物ブギ 

仕事帰りに時間があったので 家電店を3軒ほどハシゴして 機能と価格の折り合いが良い「浄水機」を買った

今まで我家では本家の人間がここで生活をしていた頃からの古株浄水機(蛇口からチューブを引いてろ過機を通るタイプ ←割と邪魔/苦笑)があったのだが フィルターも何も取り替えずに何年経ってんだ?って話になって むしろ浄水機を通さない方が状態良いんじゃないだろうか 何てことを考えて ここしばらくは浄水機を通さずに水を使っていたので シンクに置かれたろ過機は飾ってあるだけの代物と化していた

それを先日やっと 父に取り外してもらえたのだ(土曜日ね)

場所をとる据え置きタイプの浄水機はもう結構だったので 蛇口の先端に取り付けるタイプのものを 何となく気にしていたが 時間ができた今日購入を決行することにした

いざ新宿に密集する大手家電量販店を覗いてみると 意外と希望に添うものがなく 見つけても在庫切れだったりしてなかなか即買いできない 3軒目を見てもなかったら休みの日まで待って地元で買うか… と考え出していた 微々たる差かもしれないが 都心の量販店より地元の方がモノが安いことが多いのだ(笑)

そして3軒目 目的の商品が棚に並んでいた しかも他の2店より安価?! わお!ラッキー☆

そんな訳で浄水機を1点購入〜

昨日から始めたMDが 粉を溶かすのに結構な量の水(もしくは湯)が必要で 半端な器ではかき混ぜるのに一苦労すると気がついた そこで大きめのカップか ミルクボウルを買って来ようと 雑貨屋や100均や食器を扱う店を数店ひやかして見たが どうにもモノと価格の折り合いが悪く 案外見つからないもんだなぁ…と諦め半分地元まで戻って来る 生活雑貨を買うために入ったスーパーの「在庫処分」のワゴンに ひょんな出会いが乗っていた

一見すると和食器? でも色も柄も特に「和」と限定するものではなく シンプルで可愛いワンポイントがこっそり入っているだけだった 手にとってみると存外軽く「重い食器が嫌い」な私的にも かなりOKな感触 容量はみたところ450ccくらいだろうか 最低でも350ccできれば400ccが注げれば文句なしだったので容量もクリアだ 形はミルクボウルに似た底が深めのすり鉢タイプ

……これでイイんじゃん?

表部分に「30%OFF」のシール 底をひっくり返したら「\504」の値札

これでイイじゃん!

妹の分と1つずつ色違いで購入 ワゴンの中から同じ素材・柄の平皿を発見したので 器と揃いの色を1つずつ持ち出して これも一緒にレジへと運んだ

器も皿も1点353円ですよ お買い得だったなぁ(笑) →●

『買い物ブギ』笠置シズ子



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抗議はまだ理解できるけど イヤガラセの電話って何よ?
世の中 頭の腐ったヤツが多いのぅ(不快)


2004年04月12日(月)  真実の口 

あらあら

何だかボロが出てきちゃったかな
いいセンまでいくかと思ってたけど
足並みが揃ってないね
どうやら彼女が核っぽい感じ?
ご弟妹もだいぶ頑張ってるみたいで

それでも危険なのは確かだし
命張ってるのも本当なのに
なんであんな対応なんだろね
ひどいな ひどい ひとでなし
本当に何かあってからじゃ

手遅れなのに

24時間も過ぎた
3日間も過ぎた
このあと過ぎるのは 何?

そのあとに残るのは 何?

『真実の口』コブクロ.


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関係ないけど やっとMD始めました とりあえず14日は続けます


2004年04月11日(日)  蜘蛛の糸 

11時の待ち合わせで江戸東京博物館があるJR両国駅へ行きました ら 待ち合わせた相手から「忘れ物をしたので遅れる」と連絡が入り 改札前の『LONDON PUB』でお茶して待つことにします

ロンドンパブだからカウンターで注文して支払いを済ませてモノを受け取って 席に着く形式だと思っていたら それは午前10時までのことで 10時以降はテーブルで注文する「後払い制」になっていました 何でやろ?と思いつつ店員に促されるまま空いている席に座ったのですが メニューもなければ 店員もやって来ない 見てると無駄に忙しなく動き回っている店員の姿が時々垣間見える感じで ハッキリ言ってシステムが成ってない 急がない私は苦笑いでその様子を見ていましたが 周りのお客さんはそうでもないようで イライラした会話があちこちから聞こえて来ます

一人の店員が近くを横切ったので「メニューを下さい」と声をかけたら 一斉にあっちからもこっちからも「メニュー」「メニュー」「水は?」の声 ああ お姉さん困ってるわ〜(^^;)

どこかのテーブルに水を運んで来た女の子の帰り際を狙ってケーキセットの注文をします メニューには『お好きなケーキとコーヒーor紅茶』と書かれているのに ケーキの種類がどこにも載っていないので「ケーキは何があるんですか?」と訊くと 慌ててカウンターからケーキのメニューを持って来る むーん スゴイ手際だなこりゃ(汗) 時間をかけるとどっかへ行ってしまいそうだったので パッと見で「アップルバンブリンとホットミルクティーで」と注文しました

ほどなくして運んで来られたセットは ケーキと ティーバッグの入ったティーポットと ティーカップと スティックシュガー2本 コーヒーフレッシュ3個

ポットで来ると思ってなかったので嬉しい驚き でもティーバック入ったままだなぁ…とラベルを見たら『有機栽培紅茶』とプリントされています ティーカップに触れれば暖かく ホットの飲み物を注ぐ為の器としては◎な状態 「へぇ…こだわりがあるんだ」と思わせたものの ミルクがコーヒーフレッシュというのはツメが甘い(苦笑)→●

ケーキにフォークを立てたら予想以上の硬さに「おお!何か英国っぽい!(笑)」と一人でウケ 英国特有のドライケーキみたいな手応えです 一口パクリ… む 甘いッ(>w<)
主体になっているのは おそらくバウンドケーキで プレーンとココアのマーブル(というより別々に焼いたものを砕いて混ぜて型にプレスしたような感じ)で 上にスライスされたリンゴが乗ってシロップでコーティングしてある様子 "バンブリン"の意味は解りませんが初めて食べました そして更には食べ進めていくだに募る違和感… ?何だこの違和感は??? それはリンゴだけを食べた時に判明します

リンゴに塗られているシロップ 実はシロップではなくアプリコットジャムでした つまり林檎なのに"あんず味"なんです 要するに「リンゴの味じゃねーなー…」と感じての"違和感"だった訳です 思わず「こんなんありかよ〜(苦笑)」と突っ伏してしまいました

そんな私はパブのテーブルで一人 百面相してる変な客に見えたことでしょう…

周りのテーブルにはリクルートスーツの若者と その親御さんと思しき2人連れが何組もいて 入社説明会か何かがあるのかな?と思わせました 若者は男女入り乱れでしたが学生という感じの格好ではなく どう見ても"リクルートスーツ"なんです でも 母親もしくは父親らしき壮年の同伴者がいて 面接や入社式に親?そんなのあるのかな?? という疑問が残りました

そんな私の一人なぞなぞの最中にも 客から店員への苦情が絶えず 「イングリッシュパブなんだから前払いに戻せばいいのに…」と呆れ半分同情するのでした

待ち合わせの友人が到着したので店を出ます


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本日の目的はただ今開催中の『新選組!展』の観覧です 幕末好きとしては良し悪し以前に押さえておきたいポイントでしょ!ということで 歴史仲間の友人と前々から約束していたのでした

『新選組!』と銘打ってあるくらいですからNHKの大河ドラマ関係の資料なんかも展示されているのかと思いきや 何のことはないフツーの『新選組』関係の物が展示されているだけでした いや 別にそれでもこっちは構わないんですけどね 「!」をつける必要ってあったんでしょうかね?(^^;)

展示物のほとんどが 多摩・京都・北海道・会津の資料館・図書館・市町村蔵で 今までに見たことあるものばかりでした 目新しかったのは池田屋襲撃の様子を立体模型にして人形?を置き ビジュアルに説明づけした展示物があったことくらいでしょうか? 個人の日記から面白そうな既述を書き出してみるとかしてくれても良かったように思うんですけど

私 地元の図書館で小島鹿之助の日記を見つけたことがあって 軽く目を通しただけでも「沖田(総司)訪問」とか「(土方)歳三 無心○○両」とかの既述が目についたんですけどねぇ 割と普通な展示会でパッとしませんな

隊士の勇姿を絵姿に残した中島登の絵巻が"巻物"の状態で展示されていて「おお!」と思ったのですが ホンの一部しか開かれていなくて地団太を踏みました 今まで抜粋したペラの状態では何点か見たことがありましたが(有名どころを集めた面子で)巻物の状態で見るのは初めてだったので 一瞬ときめきましたが 土方と近藤の他は地味〜な(というか名前も知らない)隊士ばかりで無念極まりなかったです 収穫は中島三郎助親子くらいだったなぁ…・。

そんな展示会でも一般人気はスゴいらしくて場内は結構な混雑 12時頃に入って出てきたのが14:30近くだったので 2時間半は掛けたことになりますか 我々は馬鹿正直に列に並んだりはしていなかったので 他の客に比べたら全然さっさと見てきているハズなんですが 予想以上の時間が経っていました これからお昼を食べに行きます(苦笑)

両国には特に何もないので このあと中野に用があるという友人の言葉を受けて それなら新宿まで出れば私も好都合だ♪という話になり新宿へ 駅ビルのレストラン街にある『九龍點心』という中華飲茶の店で70分間のバイキング お腹を空かして入ったのに出るときには破裂しそうなほどの満腹感で 食べ放題はイカンなと反省するのでした


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友人とはそこで別れ 私は家へ帰ろうと膨れたお腹をかかえながら移動を始めたら 妹からメールで「いま渋谷です これから明治神宮を森林浴がてら散歩するつもりですが一緒にいかが?」とのメッセージ 電話をかけて「行くー」と返事して原宿の神宮橋で待ち合わせすることになりました 引き返して直ぐに電車に乗り込みます

休日の原宿神宮橋はコスプレ集団の溜まり場になっています 旅行中の外国人や 立派なカメラを持った男性達に ポーズをとって写真に撮られている女の子達 ビスクドールのようなゴシックロリータ系がいれば ビジュアルバンドのコスプレもありで 珍妙奇天烈な空間になっていることは間違いありません そしてその大概がイケてない顔をしています… 全然いないとは言いませんが もうちょっと綺麗な人や可愛い人の割合が高くても良いと思うのですが

あのくらいのレベルが集まる場所なんでしょうかね(黙)

その人ごみを抜けたところに明治神宮の門があります 妹は門を背に橋の上の面々をニヤニヤ眺めていました おそらく思うところは私と大差ないのでしょう 目が合った途端に苦笑いを見せました

神宮の中をわざと大回りして代々木方面へ 陽が落ち始める時間なので木洩れ陽はありませんでしたが 両サイドを木々に囲まれ視界に緑しか入らない空間は 都内では滅多に得られぬものです このくらいの季節だと黄色に近い新緑の緑が鮮やかに映えて"癒し"の効果を発揮しているように思えます トコトコと歩き進むと存外アッサリ代々木側の門にたどり着いてしまいました もっとも「間もなく閉宮」を知らせる放送が掛かり始めていたので のんびり腰を据えるほどの時間は どうせありませんでしたが

神宮を出て代々木駅の脇のガードをくぐり そのまま新宿を目指します 都内は狭いというのは本当で 2・3駅くらい簡単に歩けてしまいます これが地元になったらそう楽な話ではありませんが 都心は特に見るものも沢山で退屈しないし いざとなったらいくらでも足の確保ができるので ついつい変な道を進んでしまったりするのです

代々木から紀伊国屋・?島屋を過ぎ新宿三丁目の端にある世界堂でちょっと文具を探して(結局目当てのものはなかった) 帰りは新宿通りを駅に向かって直進 途中にあるTSUTAYAでDVDを2枚借りて 私鉄の駅まで歩き地元へ戻りました

今くらいの気候だと歩こうって気になるんですけどね そろそろ暑い「夏」がやって来ちゃいますんでね 散歩も一時休止になりそうです


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自宅に戻り 妹は夕飯代わりの大量サラダ 私はお腹が減らないままだったので紅茶だけ飲みながら 借りてきたDVDの1枚を観賞しました

夏に続編が公開する『スパイダーマン』(笑)

いや何ジェームズ・フランコが見たかったんですよ 17日から公開の映画『ソニー』の主演なんですけど 私は『デュース・ワイルド』を見ていて「うわジェームス・ディーンがいる!(汗)」と思った子で 後でプロフィールを見たらTV映画でJDの役をしてて注目された人らしくて やっぱりね〜みたいな印象が残ってまして

その彼が主演する映画だってんでその『ソニー』の前売をサクサク買ってしまったんですが この映画ニコラス・ケイジの初監督作として注目されている作品だそうで そういや名前書いてあったなくらいの認識だったので 今更「注目の作品」とか言われて ちょっと焦っている今日この頃…

そんな経緯でジェームス・フランコの雰囲気を確認しておこう と思ったのと 最近『〜2』の劇場告知をよく見るので気になっちゃいまして ヒロインのキルスティン・ダンストよりも トビー・マグワイヤの方がキュートに見えて仕方がない劇場予告(笑)

「アメコミヒーローの映画化なんて〜」と思っていましたが 役者陣は魅力的でしたし 見ちゃえ見ちゃえ!みたいな勢いで

ライバル役にウィレム・デフォー やっぱこの人スゴイです こんなアメコミ実写の作品でも見事な仕事振り 本物だわ〜…と思いました
そして妙にウケしまった役名「ノーマン」(笑)息子役のジェームス・フランコは「ハリー」 頼むからもう勘弁して!と思っていたら 日本語吹替だとデフォーの声を山路和弘が担当しているのでした

とどめは兄声! ビバ☆スパイダーマン!!(>▽<)""

『蜘蛛の糸』芥川龍之介

 


2004年04月10日(土)  好きなもの好きなだけ積んで 

妹が部屋の模様替えに際し購入を決心したプチタイプのシャンデリアを買いに 父に頼んで福生にある雑貨店まで車を出してもらった

別にその店じゃなくても扱いのある割合人気の商品なのだそうだが 妹が仕事で営業を担当している店舗だそうで「できればそこで買ってあげたい」という希望による選択だった ついでに言えば車で行けば持ち帰りの苦も 発送手数料といった余計な出費も不要という打算もあったりなかったり(笑)

すこぶる快晴の中 正午に家を出発 午前中の内に入浴・洗濯・布団干しを済ませていた私は 夕方までフリーだったので何となくその買い物について行くことにした 時間的に昼時だったので父ともども何か食べて来れば良いかな〜くらいには考えている 福生なんて滅多いく場所じゃないしね 店は横田基地のゲートの真ん前だっていうし ていの良いドライブってことで♪

道路をはさんで向こう側は米軍基地 横並びには小さな軒がツラっとつながり 輸入雑貨や軍用品の下がり物を売る店が目についた その中に妹が営業担当している雑貨屋さんがある

「こんにちわー」と愛想良く店員に声をかけている妹の後姿を横目に 手近にある雑貨たちを 手に取り・覗き込み・イジり倒す 自慢じゃないがこの手の雑多な小物類が大好きだ 気をつけないと衝動買いするくらいの迂闊さが私にはある ので注意注意…

遅れて入って来た父と一緒に店員の女性に紹介され ヘコリと頭を下げる 明るくハツラツとした可愛らしい女の子だったが あとで妹から「あの人店長さんで33歳だよ」と言われて仰天した とてもとても年上には見えなかったし その辺を歩いてるだけだったら10代の学生さんにだって見えそうな若々しさだったからだ でも三十路に乗った店長さん… 「若さ」なんてものは実年齢じゃないな! 10代でフケてる人もいれば40・50になっても若々しい人はいる どうせだったら限りある人生 できるだけ若いまま過ごしていたいもんだわ

少々大きめのダンボールを車の荷台に詰め込んで少し移動 基地のゲートから真っ直ぐ伸びる道沿いに「杏仁豆腐が美味しい」と妹ご推薦の中華屋があったので そこでお昼にすることに決めた 『韮饅頭』とかって名前の店(『万豚記』等のチェーンで有名なキワ・コーポレーション系列)

担々麺と水餃子と的士飯というのを注文して3人で分けっこ食べ 的士=タクシーなんだけれども 的士飯の内容は野菜・木耳・イカ・エビetcのチリソースあんかけを白米にぶっかけたものだった なんで「タクシー」なのかちょっと謎??? でも大き目の深皿にもっさり盛られていたので分けて食べても結構なボリューム 近くのテーブルでお客さんが「お持ち帰りできますか?」と言っていたのが この量を見て納得できたのだった

でもウチは食べたよ全部 担々麺は父の主食だったので味見程度だけど 水餃子は12個入りで1人ノルマ4個 これもお腹に溜まる系だった でも私は的士飯の取り分を微妙に操作していたので完食できたし 妹が3つでギブアップした分は父がフォローしていたので無問題☆ そして私と妹は食後の杏仁豆腐をゆったりと味わった お会計は姉妹で折半

自宅に戻ってシャンデリアのセッティングをする 初め父に頼らず設置するつもりだったらしい妹に「せっかくいるんだからお願いしたら?」と促したらアッサリ甘え 父の方も何だかんだと娘に優しいので しばらく2人でワサワサと作業をしていた様子 私は自室で私用を足していたが「おねえちゃーん手伝わない?」と声がしたので覗きに行くと ダンボールの中にみっちり詰まった小箱を取り出しては 中からプチプチパッキンにくるまれたガラスの飾りを抜き出して 天井から釣り下がっている骨組みに1個ずつ引っ掛けている 2人足元には小箱とパッキンと薄い包み紙が山のように散乱していた 「まだまだあるヨー」と言って手を動かす2人に加わって ガラスの飾りをブラ下げる作業を手伝う 取り付けながら「…地震の時大丈夫か?これ(汗)」なんてことが頭をよぎった

まぁ そんときゃそん時だな(苦笑)→●



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夕方になって吉祥寺へ向かう POWDERのライブがあったのさ
今回対バンに『The Spy"C"Dildog』というバンドがいた 以前グルタミンと対バンだったときに聴いたことがあり 割と良かったのでその場で発売したてのアルバムを1枚購入して帰った なんてことがある私は わざわざ彼らだけを聴きに行くのは難だけど 対バンだったら聴いてきたいな と思っていたので実行してみることにした

本日2番目だったPOWDERは演奏・歌ともに良ろしかったと思う
またもやちょっと歌詞が変になってたりはしてたけど それを吹き飛ばすくらいのオーラ出してたし 最近のスーさんは本当に光ってるみたいでイイ感じ 今日は新曲の披露もあったけれど どうにもいっぱいいっぱいな感じだったので 次回以降に期待したいと思う(苦笑)

何かね「ジャム」がどうのこうの言ってたよ 果物を煮詰めて作るあの「ジャム」のことみたい タイトルは聞いたら教えてくれたけど 長くて忘れた…(^^;)ゞ

『The Spy"C"Dildog(ザ・スパイシーディルドッグ)』は前回聴いたときよりもボーカルさんの色気が増している気がして やっぱり圧倒される部分があった 楽曲なんかは断然POWDERのが好きなんだけど 最後までテンションが衰えないとことか 演奏中にメンバーがファンに向ける視線とか ライブならではの「引力」をすごく感じる人たちなんだな 前の方で飛んだり跳ねたり喚声をあげたりしてるファンの子らの気持ちはよく解る 私はハマりゃしない系統だけど もそっと好みに近かったら堕ちてるだろうな と 漠然と感じるバンドさん

次回の高円寺でもPOWDERと対バンなんで 興味のある人は少しだけでも聴いてみてちょ 多分2番目だから(POWDERはトリだそうなので その1組前かな?)

前回スタパンで不細工なツーショットを撮ってしまったので 今日は自分でカメラを持って行ってクリさんに再挑戦を試みた 最後まで残っていた所為かさなやんもスーさんもお手すきの様子だったので どさくさ紛れにツーショットを撮りまくる

普段写真とか撮らない方なので人からもらうモノ以外持っていないし ましてやツーショットなんて貴重も貴重 「一緒に撮って」と私が頼むこと自体がまずないので 出会ってから割と経っているスーさんですら 並んで写真を撮るのは3回目…くらい?(うち1回はBAMBI解散の日メンバー3人と撮らしてもらった4ショット) 一晩にあんなに写真撮らせてもらうなんて ありえなかったね〜…(苦笑)

そんな訳で 今夜は色々と収穫の多い夜だったv むふ

『MAGICAL BANQUET』The Spy "C" Dildog


2004年04月09日(金)  悪の華 

『マスター・アンド・コマンダー』で魅惑の軍医スティーヴン・マチュリン氏を演じていたポール・ベタニー

彼の主演作『デッド・ベイビーズ』を鑑賞〜

ひと言で言うならば『トレイン・スポッティング』に内容の雰囲気が似てます でもオチがあれよりもよりダーク 冗談ごかした表現で撮られていますが かなり笑えません(苦笑)

舞台は英国 富豪の屋敷(というか城)に同居する統一感ゼロの若者6人 屋敷の主・その友人で新婚の夫婦・未婚で倦怠期のカップル・精神病院に入院歴のある醜男

その屋敷に週末のバカンスを楽しみに訪ねて来るアメリカからの知り合いが4人加わり その10人の人物が物語構成していきます ドラッグとセックスが入り乱れるまさに「乱交」の宴に 世間を騒がす快楽殺人者の存在が絡まってきて 一見無関係そうなその2つが いつの間にかない交ぜになって さぁ大変!

って話

一応サスペンスのようなので これ以上は詳しく書きませんが 面白いかと問われると答えに困る感じ? 気持ち良いかと訊かれたら間違いなく「不快」の部類に入るものだし 筋書きの善し悪しを尋ねられたら「“秀逸”にはほど遠い内容」だったと断言します

方向性というか 着眼点は悪くなかったと思うのですが 時間が足りな過ぎて「全てにおいて説明不足」な話でした これは2時間の映画にするよりも 10回くらいの連続ドラマにして それぞれの背景や描写をもっと掘り下げてみたら良かったんではないかと 解りやすかったんではないかと

何でこんな作品に出てるんだろう…と首を傾げたくなったベタニー氏は 品にも美にも欠けた登場人物の中で 唯一品格と美貌を保つ役柄でした というか 無駄に奇麗? 写真ではあんまりオーラを感じる人ではないのに 動いて喋ると…可憐! 男性のクセにあんなの卑怯です!!

という訳で ベタニー氏を鑑賞するという点においては なかなかに高得点の1本でした(ポイントはそこだけかよ!)

『悪の華』BUCK TICK


2004年04月08日(木)  この腐敗した世界に 

ほら見ろ

言わんこっちゃない

そのうちこんなことが
絶対起こると思ってた

彼らの間に利害の一致や協力関係があったとしても
弾劾されているのは あんた達なのだと

それだけは確実に間違いないと
誰もが知っていることで

誰と共に生き 共に死ぬかの選択は
言い訳や屁理屈なんかじゃ誤魔化せるハズもなく

今ここで何を取るのかと迫られて
慌てふためき醜態を晒してるあんた達に

数多の冷視が向けられる3日間が



始まったんだよ

『月光』鬼束ちひろ


2004年04月07日(水)  この指とまれ 

二夜連続でライブです 今日はAXでコブクロ.さんです

考えてみたらコブクロ.でスタンディングなのは初めてなので 一体どんな感じになるんだろう?と思っていたけれど 大して違和感なくフツーのライブでした 全立見だと1500くらのキャパがあるAXを ギュウギュウでないにしろ「満員」といえる程度には埋めていて いつのか間にか大きくなっちゃって…と思うのと同時に こんなに埋まってるAXに来るのは随分久し振りなことに気付くのでした

毎度2時間半〜3時間近い長丁場な彼らのライブを 立ったままで聴くのは大丈夫なんだろうかと不安に思う部分もあったのですが

「本日会場で販売しているCD・ビデオ・DVDのいずれか一点をお買い上げの方には漏れなく握手会の参加券をお付けします」

という触れ込みがあったと聞き なら多分それを理由に早めに切り上げてくれる魂胆だろうと思っていたら そのままドンピシャだったようで 最後の曲が終ったのが開始から2時間経っていないくらいでした 普段の彼らだったらあり得ない短さです! それからEC2曲追加しても2時間半弱で 体に優しいライブでした(笑)

今回の彼らの演奏形態はバンドなしで基本はアコギ1本 そこにハープやカズーが入るか入らないかって程度のシンプルなもので 路上で演っているのと変らないスタイルでした 一昨年の秋〜冬にかけて行われたマンスリーライブ以来の完全アコスタイル? 関東でライブハウスが初めてな上 この規模の会場でワンマンでフルアコってのも初めてだったみたいです でもまぁ 違和感はゼロでしたけど

途中のMCでカラオケに行くか行かないかって話になったとき Vo.の黒田くんは「滅多に行かない派」 Vo.G.cho.の小渕くんは「よく行く派」で分かれ どんな歌を歌うのかと問われて 2人で行ったときに歌ったのは黒田くんがT-BOLANで小渕くんがTM.Revolution と言ったので会場が大沸き(笑)「歌って〜!」という客のリクエストに応えてサビだけ披露するノリノリの小渕くんと 恥ずかしそうな黒田くん

似ているのか似てないのかよく解らないけど プライベートなときにも一緒にいることが多いらしい彼らを えらい仲良しさんだな と思ったのでした

っつーかラブラブ?
っつーかバカップル?

これからも是非 仲良く音楽続けてってください

いや本当に

すべからくマジで(苦笑)

『この指とまれ』コブクロ.


2004年04月06日(火)  どうやらガス欠みたいだわ 

吉祥寺 Star Pine's Cafe にてPOWDERのライブあり

珍しく早めに出られたので愛知からの友人と合流して先にごはんを済ませたのですが 久し振りに入ったデニーズは何だか値段が高かった… 前からこんな感じでしたっけ? 特別味が良い訳でもないし たかがファミレスにしちゃ納得いかない値段な気がしたなぁ ああ でも苺のソルベは美味でしたv(笑)

中に入ったら丁度1組目のバンドが終ったところで タイミング良しというか ギリギリというか めちゃめちゃ予定通りの時間に始まりそうだったので 一瞬冷や汗をかきましたが間に合ったので良しとします

初め前の方に陣取っていたにも関わらず あまりの爆音加減にジリジリと後ろへ下がる私 音がワンワンしてて聴きづらい印象でした んで POWDERのテンションはというと これがイイ感じだったのですが あちこちでちょいミスがあったり 歌詞間違えたり 挙句の果てにはリズムがバラけかけたりと 落ち着いて聴いていると「一体どうした?!(汗)」な状態でした けれどもスージーの声だけはしっかり出ていたので 何か全部良く聴こえてしまって イカンな〜この"ファン耳"は(^^;) と自己ツッコミなどしてしまうライブ

それでも一応書いておくと 歌詞間違いは『トゲの生えたベロ』 はちゃめちゃ演奏は『灰みたいな花』が特にスゴいことになってました(苦笑)

演奏後 メンバーが3人揃って物販の店番をしていて珍しいな〜と思って見てました 愛知の友人が帰りの時間を気にしながらも 結構沢山彼らと話しが出来ていたみたいだったので 良かった良かったと近くで眺めていたら クリさんの写真を撮ろうと私のいる方へ寄ってきたので どさくさに紛れてクリさんとのツーショットを撮ってもらいました デジカメだったのでその場でチェックさせてもらったら クリさんが超カッチョ良く写っている隣で かなりイケてない顔の私… 「これクリさんにはあげないで」と友人に頼み込んだのでした

くそー くそー 何だってあんなに写りが悪いんだよ〜!(ノД`)・。
せっかくのツーショットが台無しじゃん!

「5月は一日に2回もある!チラシを見てね」とステージ上でのリーダーさなやん発言 手元のフライヤーの束の中にPOWDERの告知は入っていません おいおい 前回はアンケートがなくて その前はアンケートBOXがなくて 今回はフライヤーですかい(苦笑)
なので物販に彼らが現われた時「チラシちょーだい」と手を出したら スージーが荷物の中をゴソゴソ…

取り出だしましたるは まさしくPOWDERのフライヤー だがしかし何故か1枚のみ!
バンバンッ←机を叩く音(講談風)

んー 何かね 元原稿しかなかったみたいなんだよね 増刷してなかったってこと? そういうこと だからみんなでその1枚を替わりばんこに見て メモる人ケータイに打ち込む人写メで撮る人 メルマガが来るだろうからと何もしない人 千差万別の記憶の仕方で予定をチェックしたのでした 私?私は"頭で覚える"人 っつーかね5/1に曼荼羅と新横浜BELLSでって言われてもさ もうその日予定入っちゃってるんで 今更どうにもできんわ!って話でして そんな訳でGWのダブルヘッダーは

5/1(水・祝)
吉祥寺曼荼羅
  ↓
新横浜BELLS
(オールナイトイベント)


だそうでーす 行けそうな人は頑張ってね〜(苦笑)

『ガス欠ツーシート』POWDER


2004年04月05日(月)  つきせぬ想い 

ああ〜今日はいい天気だねぇ まったくもって お散歩日和だよねぇぇぇえ

昨日の雨がウソのような晴天にちょっとキレて 普段だったら考えもしないことを実行した
それは何か

昼休みに墓参り

墓参りっつっても花も線香も禁止されてるから ただ拝んでくるだけなんだけどね 年に一度くらいは手を合わせに行きたいと思っているから 今日のこの天気に触発されて 行っちゃう気になった訳だ

信濃町〜浜松町 下車して徒歩で増上寺まで ハッキリ言って時間が足りてない でも仕事のお使い外出を利用してちょっぴりオーバーする分を誤魔化した(何とでもお言い!)

昼時の浜松町は昼食に出かけるOLやビジネスマンでごった返していた おまけに増上寺では花祭りの催事が目白押しで 観光客と思しき年配の方々がゆったりとした歩みで行く手を遮ってくれる 天気が良いのであちこちで記念撮影する微笑ましい光景も 今の私には"障害"でしかない

くそう 時間がねーちゅうーんじゃ! 誰か助けろ!(泣)

ほうほうの体で大門をくぐり 本殿をすり抜けて 真っ直ぐに裏手の霊廟へと向かった 見上げれば満開の桜越しに東京タワー なんとも圧巻

廟内には墓塔が8基 埋葬されているのは歴代将軍数名とその妻女 子女を含んだ38名だそうだが ほとんどの墓塔を会釈で通り過ぎ 家茂の墓塔と和宮の墓塔の前でのみ合掌黙祷を奉げた 他の将軍様達ごめんなさい 時間がないの時間が…(汗)

名残惜しかったけれど 後ろ髪を引かれる思いで退場 本殿で御守を一つ買って 来た道を足早に引き返す

慌しい墓参ではあったけれど 天気の良い中散歩(走?)できたのも含めて 結構満足感があった さて あとは真面目に仕事でもしますかね〜 (おい!)

『つきせぬ想い』1993年/香港


2004年04月04日(日)  今夜はトーク・ハード 

…何故雨か

なにゆえに雨なのか!

今夜は春山さんプレゼンツのイベントライブがあるので随分前からワクワクしていた日だったのに 昨日の陽気が嘘のような冷たい雨 朝からややブルー… というのもライブの前に芝・増上寺に寄って軽く家茂のお墓参りして来ようと思っていた

以前は常時公開されていた徳川霊廟が施錠されてしまって以降は 毎年花祭りの祭事が執り行われる今の時期 つまり4月最初の1週間が一般人が廟に踏み入れることのできる限られたチャンスなのだ

1週間毎日公開されているにはいるんだけど 9〜16時なもんで平日は行こうと思っても無理がある訳さ だから毎年この1週間の中の土日を狙って行くのに 去年も土日が台風のような雨に見舞われて墓参を断念していて 今回がダメとなると2年連続で参れないってことになるから 本当は行きたい… が ライブに付き合わす妹を巻き込んで雨の墓参を敢行するほど 人でなしにもなれない

午前中ケーブルTVのアンテナ調節とやらがやって来て しばらくの間部屋の中で作業をしていた
アンテナ調節と言っても目的はケーブル受信の契約なんかだと思っていたので(丁度頃合いの時期だし)大して気に止めずに自分のことをして過ごしていたら そこは百戦錬磨の営業さん 何だかんだで我々姉妹の会話に入り込んできて 上手いこと話を聞かされるハメになった ただし予想していた「受信契約」ではなく「電話回線」の話だった

NTTが独占している我家の近辺で電話回線業の権利を このケーブル会社が取得したらしい この春の引っ越し・独立の時期を狙ってコンタクトを取る!というのが真の目的だったようだ

内容を聞くだにお得な話ばかりで 何ども眉に唾を塗るような姿勢で聞いていたのだが もともとアンチ大手というか NTTの高飛車なやり方をあまり快く思っていない部分があったので「NTTじゃない回線で電話やネットができる」というのが 妙に甘美に響いてきた そしてこの営業のお兄さんが何となくカワイイのが毒っぽい(笑) 顔は似てないんだけどV6の井ノ原くんやTIMのレッド吉田に表情とかが似てて ボケたり噛んだりするとすかさずツッコンでくるし フレンドリーなのに腰が低くて「営業魂」を感じさせる人だった 若いのにスゲー 自分にゃ絶対真似できん

そんな彼の術中にハマって電話回線とプロバイダーを替えてしまおうかと本気で検討中 そしたら本メインのメルアドとかHPのURLとかが変わってくるけど それはまた後での話ってことで …まぁちょっと面倒くさいのは確かだけどね


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往生際悪く最後の期待をかけた時刻になっても 雨は降り止みそうがなかったので 増上寺は断念してライブ会場のある渋谷へ直行することにした

妹の希望に合わせて少しだけ早めに行き『Franc franc』やその近辺の店でベッドを見てから ライブハウスの上にあるマックで軽く食べて時間を調節 そろそろ頃合いと表に出たらグルタミンのベーシスト工藤さんとバッタリ会った そのまま3人で裏手に廻って会場の『PULG』に入る

初来店のPLUGは地下2階 …本当に2階か?(汗)階段を降りて降りて やっと受付にたどり着いたら中からピアノの音がしてる SEじゃないな…生で演奏してる音だな…何か櫻井さんっぽいな…(黙) 妹と2人慌てて場内へ入ったら やっぱり櫻井さんがステージで演奏をしていて「しまった!」と思う 開場時間には余裕で来られたのにわざわざ時間調整してしまってこのザマだ 後で聞いたら掲示板に「開演の前にフロントアクトがあるよ」って書き込みがあったらしい 全くぬかっていたことに その書き込みを私は見ていなかった(大後悔)

会場にはイスが並べられていたが そのほとんどが埋まっていたので仕方なく後ろの方に立つことにした けれども そのすぐ後ろに関係者席?があって彼らの視界を遮ってしまうのが気になって仕方ない 見たら一番後ろの席が1つだけ空いていたので妹を促してそこに座らせる 隣の席を見たらグルタミンの豪さん夫妻でちょっと驚いた

物販に立っていた係りの男性が私のその動きを見てか声をかけてきた(演奏中だったので正確にはジェスチャーのみ) 壁を背に横並びになっている物販の席の前の方に空きがあるのでどうぞ とステージの真ん前の席を指し示す 見ると丁度2つイスが空いていた え あそこに座っていいの?ラッキー♪ 曲と曲の間で妹と共に前へ移動 思いがけず最前列(最端だけど)をGET!!

フロントアクトが終ってから先に来ていた友人に声を掛けに行ったら 私の分と妹の分の席を確保していてくれてたらしいのでよくよくお礼を言う それでも後ろに立っている人数がどんどん増えていたので 壁際の席より座りやすいだろうと思い 確保してくれていた分を他に譲ってもらうように謝った DJブースがその席のすぐ横だったので「写真よろしくv」とおねだりするのは忘れていない

しばらくしたら その席に○○さんが座ったので ああ いい人が座ってくれたvと胸をなでおろす 春山さんが大好きな彼女に座ってもらえれば あの席も本望だろう(笑)その席が埋まるまで気になっていたのだが 遅れてきた△△さんがその隣に並んだのを見て 思い残すことはなくなった ホッ…

白いスーツにサングラス 肩にはストール?を引っ掛けて 時々ハットをかぶりながら軽妙に喋る春山さんは どっかからの借り物みたいで何だかオカシイ 喋りの内容も面白いようなスベっているような ヒジョーにビミョーなラインを行ったり来たりしているのだけれど それが返って面白く感じさせてて いい加減笑かしてもらった 面白いぞキャプテン!(笑泣)

お招き出演者の シグナルズ ポンティアック ナオリュウ それぞれの演奏も充分楽しむに値するものだったが 各々の演奏中 音に合わせて動くわ踊るわの白スーツが目に付いて どうにもこうにも

落ち着かない!(><;)

DJブースの真向かいにあたる壁を背にしている分 気を抜くと視界に踊る春山さんが入ってしまうので ステージに集中するのが一苦労だった

キャプテン 動き過ぎです!(爆)

最後にトリのBahaha Orchestraが出てきた頃には 会場超満員で 後方の混雑を眺めながら「イベントは大成功だ〜」と感心した

演奏も勿論超良くって 出演できなかった梅ちゃんさんの代わりに 元BAMBIのベーシスト・モッティさんが加わった新生Bahahaの音を存分に楽しむことができた
それにしてもレコ発なのに 来られないなんて梅ちゃんさん のっぺきならない理由があったんだろうなぁ…(発売されたCDのベースはちゃんと彼だったので ちょい安心?/苦笑)

時間が時間だったので 終演後ゆっくりすることもできなかったけれど バイクメンのセコッチこと葛迫さんに久し振りに会えてスッゲー嬉しかったし 最近ライブで会えなくなった□□さんに会えたのにもホッとしたし モッティさんには声かけられたし お客さんとして来ていたスーさんも「バイバイ」くらいは言えた

帰ろうとしたらグルタミン豪さんに声をかけられて「JET持ってくるの忘れた」と謝られたので「全然いいですよ〜聴いてやってください〜」と返事した そもそも他人のライブなんだから 持って来てなくても当たり前なのに わざわざ謝ってくれるんだから丁寧な人だよなぁ〜v 奥さま共々手を振ってサヨナラしてくれた

今夜はホンに冷えるのぉ〜… 長い階段を上りきったところで妹と◇◇さんと3人 身震いしながら帰途に就くのであった

『今夜はトーク・ハード』1990年/アメリカ


2004年04月03日(土)  ハッピーファミリー 

すこぶる快晴! 今日も歯医者の妹と待ちあわせて11:30に信濃町で合流 そこから四ツ谷まで一駅歩きながら道々に咲き乱れる桜を眺める

四ツ谷から東京メトロ(元営団)に乗って銀座へ移動 日比谷シャンテシネで今日から公開の『スパニッシュ・アパートメント』を観る 数寄屋橋のHMVでやっとJETのマキシシングルを購入

遅い昼食を食べようと店を探すも いい加減な時間過ぎて(15:30)手ごろな場所が見つからない 新橋に向かって進む中「かりんとう」の専門店『たちばな』によって かりんとうを1袋購入

そのまま新橋へ出てシオサイト内の『鼎泰豐』にて小龍包・炒飯・煮込麺を半分ずつ食す その後同じ並びに日本茶の店があって大行列を成していたのが気になりひやかしに行ったら 茶房と抹茶ソフトの人気だったらしく ソフトクリームの方の列に何故か並ぶ我々

しばらくしたら壁に貼ってあるポスターに気づき何気なく内容を読んでいたら 京都『祇園辻利』さんだったと解った “高台寺前の抹茶ソフト”といったら 京都へ行くたび必ず食べてこようとする私のお気に入りの店だ 東京に進出していたことも こんな行列ができる人気だったことも初めて知ったのでビックリしてしまう ここ何年も京都には行っていないので実に久しぶりの味わいだった うまうまv

ちょっと食べ過ぎた感じだったので新橋から電車には乗らず 再び銀座まで歩いて戻る 丸ノ内線で新宿を目指し「新宿三丁目」で下車 部屋の模様替えを画策中の妹に付き合って『in the Room』でベッド選び を装ったウィンドウショッピング(笑) 同じく『MUJI』へも寄る

続いて道なりにさくらやとビックカメラに立ち寄って 簡単に体脂肪が測れるヘルスメーターを買う ずっと欲しかったんだよ うちのメーターへっぽこな上古くて汚かったからさ…(--;)

地元の駅から自宅へ寄らずに本家を訪ね 父母とごはん&お茶で悠々過ごした 妹が来週平日5連休なので(会社から強制的に取らされた必須消費分の休暇)月曜から二泊三日で父母妹3人旅行を決行する その打ち合せみたいなものを兼ねての訪問だ 明日は私が妹を連れてライブに行ってしまうので 事前にゆっくり話ができる最後の夜という訳 私も無関係ながら横で話を聞きいてウキウキ感を共有

一日が終わった

『ハッピーファミリー』RAMONES


2004年04月02日(金)  英霊たちの応援歌 

今年もJETが FUJIROCKに出るという情報に きゃあきゃあしていたら “風車の弥七”がお隠れになられたと友人からのメール… 慌ててネットでニュースを確認したら 日付的には4/1だったみたい 御年73 弥七も気づかぬうちに歳をとっていたんだなぁ…(うっかり八兵衛は今63だそうな)

メールをくれた友人曰く「また昭和が一つ終わった」だと 淋しいこと言うな言うな!(泣) しかし「風車の弥七も鬼籍に入られてしまった」という彼女の言い回しに 昭和どころかもっと古い時代ですら未だ息づいているんではなかろうかと ふと思う夜半だった

『英霊たちの応援歌』1979年/日本


2004年04月01日(木)  逢いたくて 逢えなくて 

今日はレスリーの命日 1周忌です

だからなんだ?って言われると困るんだけど ちょっぴり神妙な気分なので書いてみました

彼の冥福を心から祈って


『夜半歌声 〜逢いたくて 逢えなくて〜』1995年/香港


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