つまみ簪職人と元銀行員。 幼馴染じいちゃんコンビの話。
政さんは、妻に逃げられ娘と孫も寄り付かないので、弟子のいる源さんのことを羨ましがってます。 けど、ぎっくり腰になった時に助けに来てくれる幼馴染がいるなんて、いいやん。
政さん源さん、それぞれの奥さんとの話が可愛かった。 内心で思ってるだけじゃなくて、ちゃんと口で感謝と愛を伝えないといかんよ、政さん!
つまみ細工のワークショップを体験したばかりなので、簪職人の仕事内容がイメージしやすかった。
有川浩「三匹のおっさん」といい、小説界はじいさんブームなのだろうか。 これをコバルトで連載してたって、渋すぎ。
70代って元気だなぁ。 伊藤礼さんのエッセイ「耕せど耕せど」を思い出した。
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