初日 最新 目次 MAIL HOME


やすみ日記
梅子
MAIL
HOME

2012年02月24日(金)
「限界集落株式会社」黒野伸一

アメリカの大学でMBAを取ったエリートが、過疎の村を立て直す! という話。
エリートなのに、虫が駄目で、逃げ回るところが可愛い。

トントン拍子に上手く行き過ぎと思う部分もあるのですが、面白かったです。
恋愛もハッピーエンドで良かった。
楡周平の「プラチナ・タウン」を思い出しました。



2012年02月23日(木)
映画「逆転裁判」

私は面白かったです。
お客15人くらいでしたが(^^;
ヒットして、続編作られたら良いのになーと思ってたけど、無理かしら。

原作をほぼ知らないので、スピード感のある法廷のやり取りは、興味深かった。

「私はそんなにヒラヒラしていない!」で、傍聴席がずっこけたかと思うと、
灰根さんとさゆりさんのシーンは、シリアスで悲しい。

アホ+社会派+サスペンスな感じでした。

トノサマンの巨大バルーンは、CGとは思えない。リアル!

バンッと机を叩いたら、映像が浮かび上がるとか、
法廷のCGもかっこよかったですね。

成歩堂君は、ずっとオロオロしてて、可愛かった。
最後に、狩魔検事に、小さく「異議あり」って言うシーンはかっこよかったです。

小学生の成歩堂・御剣・矢張、
髪型が今と同じで、ひと目で分かるので、笑ってしまった。



2012年02月22日(水)
「メンテナンスマンはマタ・ハリの夢を見るか?」福田和代

雑誌「esora」12号収録の短編です。

SFだけど、凄く現実味のある話で面白かったです。

宇宙エレベーターが、A国の軍事衛星を捕獲。引渡しを拒否するが、A国からスパイを送り込まれて…という話。

拓海が、スパイの女に迫られてると知って、
同僚が、バスローブ姿でゲイカップルの振りをして追い返すシーンに吹いた。

直人と拓海の、幼馴染コンビが可愛いです。



2012年02月21日(火)
「「踊る大捜査線」は日本映画の何を変えたのか」日本映画専門チャンネル ・編

脚本家・荒井晴彦さんがごっつ辛口で、
「テレビは100人いたら全員に分かるように書くけど、映画人は分かってくれる人が一人でも良い!」とのこと。
お客さん一人やったら、お金かけて商業でやる意味ないのでは。

警視庁捜査一課の刑事さんが、家族に「管理官って居るの?」って聞かれて、「何で警察の内部情報を知ってるんだ?」と仰天した話、面白い。
それまでの刑事ドラマって、リアリティ度外視だったんですね。

「テレビでは、お茶の間から掛け離れた設定はやらない。SF・ファンタジーとか。時代物は戦国時代がギリギリ」
っていう話も、へー! と思いました。
日本のSF小説で面白いものがあっても、映画化はされにくいのかもしれませんね。残念。



2012年02月20日(月)
「五感で学べ」川上康介

滋賀にある、全寮制・農業専門学校を追った、ルポです。

なんと授業料・寮費がタダなんです。
その代わり、自衛隊よりも厳しい!

社員さんは、入社して1年で30キロも痩せたとか(^^;
ダイエットしたかったら、週末だけ農業やるといいかもしれませんね。

ここの生徒さんは、真剣に将来について悩み、仲間と汗を流してます。若いっていいなぁ。



2012年02月19日(日)
「会社ごっこ」泉美木蘭

24歳で起業して、借金かさんで倒産しちゃった女の子の実話。

こんな杜撰な事業計画で、銀行がお金貸してくれるのか! というのが驚き。

返すアテのないお金を借り続けるなんて、見てるだけで胃が痛い
実家頼らずに、自分で借金返しちゃうなんてすごいな。

アホのオトマルでも、1000万円ドブに捨ててくれる身内さえ居れば、社長になれるもんなんですね(呆)

色々、反面教師として、勉強になります。



2012年02月12日(日)
「シアター!」有川浩

小劇場+経営立て直しモノです。
キャラ立ってて、面白かったー。
自信を失ってた集団が、徐々に手応えを感じていく、という物語は好きです。

友達の劇団を見に行ったら、そこで貰ったチラシに、ちゃんとしたあらすじ書いてるのが一つも無くて、劇団ってこういう物なの? ジャンルもあらすじも分からなければ、興味持ってもらいようがないのでは…と思っていたのですが。

この本読んで、小劇団の世界がちょっと分かった気がします。



2012年02月11日(土)
「女子高生ちえの社長日記」甲斐莊正晃

小説形式で、会社の仕組みをわかりやすく説明してます。
読みやすくて面白ーい。

「もしドラ」っぽい作りだなと思ったら、「もしドラ」より前に出た本だったんですね。

営業と工場の仲が悪いとか、製造業のあるあるネタ満載です。



2012年02月10日(金)
「おひとりさまでもだいじょうぶ。」吉田太一

(読んだ感想)
おひとりさま、全然大丈夫じゃないよ! 

遺品整理業の方の書いた、孤独死の実例&対策本です。
友達付き合いを大事にして、部屋を綺麗にしなくては…と思いました。



2012年02月09日(木)
「外食王の飢え」城山三郎

一日で読みました! 面白!

ロイヤルとすかいらーくをモデルにした、ファミレスの企業対決物です。

今では全国チェーンって当たり前ですが、時代は戦後まもなく。
セントラルキッチン導入しようとしたら、コック達から猛反発食らったり。
お金を借りようにも、外食産業の信用があまりなかったり。

レオーネ・倉原社長と、サンセット・沢兄弟が、対照的で面白いなぁ。

一流の贅沢な生活をして、料理は自分で味見し、全てに口出し。簡単に人の首を飛ばす、倉原社長の下で働くのは大変そうだ。

沢兄弟が質素に生活し、分からないことは素直に専門家に任せ、
「子供に会社を継がせない(会社は皆の物だから)」「兄弟は近くに住まない」などの取り決めをしてるのも面白い。



2012年02月08日(水)
「幕末単身赴任 下級武士の食日記」青木直己

幕末の紀州藩士(28才)の日記です。
昼から酒を飲み、出かければ甘味を食べ、3日とあけず友人が来てアホ話をし…って楽しそうだなぁ!

マメに魚など買って自炊し、「新しい鍋の調子が良い」と言って喜んだり、
同居している叔父さんに、おかずを食べられた! と怒ったり。

民助(友人)が寝巻きで菊見に行くって言うのを、全力で止めたり。

月に10日くらいしか出勤しなかったり(しかも午前中のみ)。貧乏だけど、呑気そうで羨ましいです。
幕末なのに、政治的なことに関心なさそうだし。こういう武士もいたんだなー。

↓このサイトに、イラスト入りで詳しく感想が載ってます。
http://bakuren.itigo.jp/sakai.html



2012年02月06日(月)
梅田で多紀さんと食事

梅田で多紀さんと待ち合わせて、食事しました。

「ルクアの1階で」と言われたのに、3階で待ってました。私のアホー!

阪急三番街のKITCHEN GARDENにて。
どれも美味しそうなので、迷いました。

その後、デリスデュパレでケーキを食べました。
内装の可愛いお店でした。混んでなくて、ゆっくりできます。ケーキも大きいし。

阪急三番街をぐるぐる歩いていて、「リバーカフェ」と「こなな」が美味しそうで、今度来たいなと思いました。
量も多そうだし(笑)

途中で岡本太郎のガチャガチャを発見。
いいなー。太陽の塔かノンか若い夢が欲しい。今度やってみたいです。

「ピングドラム、訳分からないなりに、最終回、感動しましたね」という話をしました。
私「アホで始まり、暗くなり、いい話っぽく終了。しかし、人から『どんな話?』って聞かれても説明できない」
多紀さん「あれは愛の話なんです!」
私「ハッピーエンドなのかどうかも、人によって解釈変わるでしょうね」

多紀さん「ドラマ『ハングリー』が少年漫画っぽいです。最近の少年漫画は、努力しないで、最初っから天才的な才能を持ってることが多いので。ドラゴンボールはまだしも修行してる方なんです」

へー。少女漫画は、もともとそういう話が多そうですけどね。