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やすみ日記
梅子
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2011年02月28日(月)
NHK土曜ドラマ「TAROの塔」

「TAROの塔」1・2回を見ました。面白かったー!
ハゲタカと同じプロデューサーです。画面が暗くて音楽が重い。

丹下健三と岡本太郎の友情が良いですね。
太郎が、「万博会場の屋根に穴を空けて、太陽の塔を建てたいんだ」と言い、
建築家の丹下が、最初は反対しながらも、「(そんな凄い発想をするなんて)だから、太郎さんでなければ駄目だったんだ」と最後に言うところ。

母親の岡本かの子。
子どもみたいで、芸術最優先。こんなお母さん嫌やー!(笑)
でも、他人事なら、見てて面白い。
息子がグレなくて良かったね…。
着物も、派手可愛かった。



2011年02月27日(日)
ダウンジャケットから羽根が出た

電車で座った途端、ダウンジャケットから羽根が出てきました。
突然、隣に羽根の山が出来ててビックリ。

必死でかき集めたのですが、なにせフワフワなので、難しい。
茨木〜長岡天神間、ずーっと羽根を拾ってました。
隣のおじさんにも、ちょこっとついてしまった(謝りました…)

ジャケットは丸めて紙袋に突っ込み、
駅から家まで、コート無しで帰って来ました。寒いー!

ユニクロのウルトラライトダウンをお持ちの方、お気をつけ下さい。

帰宅後、確認したら、縦1cm〜2cmくらいの穴が3ヶ所空いてました。
何かに引っかけた覚えはないのですが…。
11月から3ヶ月くらいしか着てないのに(^^;



2011年02月26日(土)
「虚貌」雫井脩介

社長一家殺傷事件から20年後。
犯人が出所し、かつての仲間が次々と殺されていく…という話。

気の弱い若者が、周りに引きずられ犯罪に至る心理や、女性タレントの焦りや不安など、心理描写が上手いです。
おかげで、突拍子もないトリックも、割とすんなり読めました。

滝中刑事が、娘のヌードグラビアを突きつけられ、上司から責められるシーン。
「何が悪い!」と言い返すところが格好良かった。



2011年02月25日(金)
「年収150万一家」森川弘子

SF作家&イラストレーターの夫婦+4歳娘
の家族が、節約しつつ、楽しく暮らす様子を描いた、コミックエッセイです。
楽しそうで仲良さそうで、いいなー。

新潮45の実録事件シリーズ(「殺ったのはお前だ」など)と交互に読んでたので、余計に心が和んだ。

お菓子手作りって、いいですね。
節約と言う観点以外にも、子どもの身体にもよいし。

ぎんなん拾ったりフリマ行ったり。
家でゲームばっかりやってる子どもより、よほど健康的な生活だ。

年に一回の海外旅行も、自炊したり、パリでパン買って公園で食べたり。
現地の学生さんみたいな生活で、楽しそうだなぁ。

絵も可愛かった。



2011年02月24日(木)
「日本人の知らない日本語」海野凪子&蛇蔵

日本語教師による、コミックエッセイです。

笑いました!
スウェーデンの女の子が、来日前「そんな野蛮な国に行くの? 武士に斬られるよ!」と友達から心配されたとか。
中国人男性が、入学願書に超美文の手紙書いてきたりとか(中国語は装飾過剰が普通らしい)

「袖ビームって何?」「美味しいラーメン屋は?」とか、生徒達のマニアックな答える凪子先生、大変そうだけど、楽しそう(笑)

確かに、日本人でも知らないことがいっぱいだ。



2011年02月23日(水)
「野宿入門」かとうちあき

20代女性の、野宿愛好家のエッセイです。
お金なくても、世の中を楽しく自由に生きていこうぜ! という気にさせられる本です。

蚊よけに、寝袋+茶こしを使う図、笑った。
寝袋といえばマミー型(たらこキューピーみたいな)と思っていたので、封筒型があることを初めて知った。

何かにくよくよ悩んでる時、この本を読んだら、色々どうでもよくなると思います。



2011年02月22日(火)
「仮想儀礼」篠田節子

職を失った男二人が、新興宗教を立ち上げるという話。

女性同士の人間関係とか、リアルだなと思いました。
教団が大きくなる過程の、お金の流れなんかも、詳細。

主人公は、宗教を「精神の安定を供給して、代わりにお金を貰う」ビジネスとして、考えてますが、甘いよ。
信者の抱える重い事情に引いてたけど、宗教なんだから、そういう人たちが来るに決まってるやん!

最後が悲しい。
「砂の王国」と似た設定ですが、「仮想儀礼」の方が読後感が重いですね。

********
「砂の王国」と「仮想儀礼」の比較

両方とも、主人公は、詐欺師の割にいい人です。
女性信者に手を出したりしないし。
必要以上にお金取ったり、脅したりしない。

「仮想」では、家庭で居場所を失った人達を、最後まで受け止めようとするし。
家庭が安全な場所で無い場合、行政はフットワーク重いし、頼れる場所が宗教しかないって、考えさせられる。

「砂の王国」の方が、ビジネス小説っぽくて、明るいですね。
企画した人と教祖が別なので、アイドルを育て上げる、マネージャーの物語みたいだった。



2011年02月21日(月)
私信

>あもさん
落語と言えば、
最近、剛しいらさんの「座布団」が復刊されました。
職業物としても、とても面白いのでオススメです〜。



2011年02月20日(日)
カラオケ

nekoたまさん・多紀さんとカラオケに行ってきました。

NU茶屋町の「花様」でランチ。
ヘルシーで野菜が美味しかったですv 
11時の開店と同時に行ったのですが、すぐ満席になりました。女性ばっかり!

「宮尾登美子の『きのね』はオススメですよ!」という話をしてました。
海老蔵のおばあさまがモデルの話です。

あと、nekoたまさんに、ニジェール滞在記をまとめたフォトブックを見せて頂きました。
ラマダンとか、興味深い写真&文がいっぱい。

****

梅田から15分くらい歩いて、「ジャンカラJR福島駅前店」へ。
新店なので、キレイでした。4F全室禁煙。

フリータイム、700円くらいです。
1時頃〜7時まで居て、パフェ代を足して、一人1000円くらい。
食べ物の持ち込みもOK!
そんなんで採算取れるのかしらと心配になるくらい安い。

抹茶パフェを食べましたが、美味しかったです。

nekoたまさん・多紀さんは、高音がきれいに出るので、羨ましいです。
アイドル系の可愛い曲を歌われてました。

私は、バンプやWEAVER、RADWIMPSなど、男性バンド曲を。
「大迷惑」を歌ったらPVが出て、民生さんの若い頃、可愛いですね! アイドルだ(笑)

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「大正イマジュリィの世界―デザインとイラストレーションのモダーンズ」

大正時代の、装丁や図案の本です。
かっわいい!!

高橋春佳や小村雪岱が良かったなぁ。
この絵の、髪型(バレッタとおさげ?)はどうなっているのだろう?
http://collector.exblog.jp/15742457/

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追記。
「がっちりマンデー」、今週のテーマは「カラオケ」でした。

持ち込みOKな分、人件費削って儲けてるんですね。なるほどー。
(ジャンカラではなくて、店舗数業界一位の「まねきねこ」の話ですが)
http://www.tbs.co.jp/gacchiri/



2011年02月11日(金)
「ミステリーの書き方」日本推理作家協会

東野圭吾・宮部みゆきなど、人気作家43人へのインタビュー・アンケートを元にした本です。
創作の裏側が面白い!

★アイデアに詰まった時は、小説を読んでもムダ。映画や漫画の方がヒントになる。

★売れてる人ほど、ベタなものが好き。マニアックな世界にこだわる人は、ミステリーが大衆向けのジャンルだって、分かってないのでは?

↑そうなんですか?
マニアックな作品にも、読者は居ると思ってました。
「シューマンの指」、世間では高評価ですし(私には、専門的過ぎてチンプンカンプンだった)

★冒頭で、主人公にとって、一番起きて欲しくない事を起こす。
(読者を引き込むため)

★手がかりを出すときは、別の話もして、気をそらす。

なるほどー。

★真ん中でブン投げろっ!
(100枚の短編なら、50枚目で事件を起こす)

分かりやすい!(笑)ちょっと、やってみたいです。