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2010年11月26日(金) ■ |
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「悪の教典」貴志祐介 |
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外面の良い先生が、実は殺人鬼だったという話。 浦沢直樹「MONSTER」のヨハンみたいなイメージ。
怖いよー後味悪いよー。 面白かったですが、明るくオススメ☆とは言いにくい話ですね。
三省堂京都店さんが、カラスの「思考」「記憶」の、立体POPを作ってはったのが印象的でした。 http://www.books-sanseido.co.jp/blog/kyoto/2010/08/post-474.html <ネタバレ突っ込み> ↓ ↓ 蓼沼は、立ち向かおうとせずに、逃げて通報しようよ! 二人殺害を隠すために、クラス40人皆殺しって、無理にもほどがあるだろう
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2010年11月25日(木) ■ |
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「再会」藤谷治 (「船に乗れ!」番外編) |
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「船に乗れ!」(藤谷治)の番外編を読みました。
音楽小説アンソロジー「Heart Beat」収録の「再会」。 (最近、「ポリリズム」というタイトルで文庫化されました)。
サトルが、チェロをやめて27年後、伊藤君と再会する話。
伊藤君は現在、フルートの世界的な奏者。 初の日本リサイタルに、サトルを招きます。
サトルは、コンサート中「慧は、俺一人のために吹いてる」と思ってるけど、うぬぼれじゃないと思う。 二人の想い出の曲、二曲も入ってるし。
サトルは、音楽をやめて、普通のおっさんになってしまった自分を恥じてるけど、皆に心配されてるし好かれてるし、良いやん! 本編のしんどさが、ちょっと緩和される短編でした。
「船に乗れ!」のファンサイト。 「サトルはモテ過ぎである」という考察が面白い(笑)私もそう思う。↓ http://www.h2.dion.ne.jp/~kisohiro/fune2.htm
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2010年11月24日(水) ■ |
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「すゞしろ日記」山口晃 |
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画家・山口晃さんのコミックエッセイです。 ゆる〜くて、面白い。
妻の洗濯物を干す時。 どっちが上か分からなくて難儀したり。
何の苦労もなく、薄っぺらい人生経験しかないことを嘆いたり。
どうでもいいことを、面白可笑しく絵で表現してます。
読んでるうちに、色んなことがどーでもよくなってくる(笑)
自画像はヒゲモジャのおじさんですが、実物は男前です(えらいギャップだ…)。 http://www.jump.co.jp/bs-i/chojin/archive/040.html
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2010年11月23日(火) ■ |
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映画「マークスの山」 |
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映画「マークスの山」を見ました。
のりこさんの言うように、萩原聖人は良かったですね。
ただ、話はしょり過ぎで、よく分からない所が多々
合田刑事のキャラクターも、よく分かりません。 はねっかえりの一匹狼なのに、ぴっちり七三分けで華奢。坊ちゃんっぽい外見。 家庭の事情や、検察との対立がカットされてるので、孤独感や、それでも自分なりの正義を貫きたいって気持ちが伝わってこない。 最後に靴洗ってるシーンも、何の説明もないので、原作未読の人は、???ってなったろう。
水沢と林原の殴り合いのシーンも、必然性が分からない。 あれだけ用意周到な林原が、一人でのこのこ行って、とどめささないって、何故? しかも、水沢はあれだけ大怪我してて、山の頂上まで登れるものか?
水沢の動機、マークス五人が野村を殺した理由も、よく分からない。
暴力・流血・ラブシーンに時間を割くぐらいなら、人物描写をもっと! と思いました。 マークス五人の性格も背景も把握できないまま、物語が終了した…って感じでした。
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2010年11月22日(月) ■ |
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弘法市 |
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日曜日、母・妹と、弘法市に行ってきました。
凄い人&暑さでヘロヘロになり、私は結局何も買ってません。 久しぶりに来たら、迷って同じところをぐるぐる回ってしまい(反対側に行こうとしたら、何度も行き止まり)、結局、一旦外に出て、別の門から入りました。
飲み物も持参するべきでした。暑い〜(^^; 着物で来てる人も多くて、可愛かったですね。 書を書いて、外国人相手に、英語で売ってる女の子が居た。面白いな。
母は、色々買ってました。苔玉とか。いいなぁ。
ウルトラライトダウンの人、一日で10人は見かけましたよ!(笑)
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2010年11月20日(土) ■ |
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ユニクロのウルトラライトダウン |
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のりこさんオススメ、ユニクロのウルトラライトダウン。 ショート丈を買うか、ロングにするか、色は…と悩んでいたのですが。
近所のユニクロでセールがあったので、二着買っちゃいました! 着てないみたいに軽いです。不思議な感じだ…。
ロング丈は、のりこさんと同じこげ茶にしました。 (ベージュ希望でしたが、実物見たらペカペカしすぎてる気が。白は可愛いけど汚しそうな気がする) ショート丈は、ピンク希望でしたが、売り切れてたので、水色に。
ユニクロ、開店と同時に行ったのに、既に凄い人でしたよ通路通れないし、レジ前に大行列。
本当は、今日は伊丹にプラネタリウム見に行きたかったのですが、眠くて、遠出する元気がないので断念。 またいつか、関西にメガスターが来ることがあったら、その時は行きたいです。
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2010年11月15日(月) ■ |
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ANATAKIKOUのインストアライブ |
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ANATAKIKOUのインストアライブ(アップルストア心斎橋)に行ってきました。
のりこさんと待ち合わせて、アセンス(書店)の斜め前あたりの「DEAR CAFE」へ。 リゾット、とても美味しかったです。
のりこさんが「ユニクロのウルトラライトジャケット、超軽いんですよ!」と熱烈プッシュされてましたので、ユニクロ心斎橋店へ。 マネキンが宙を飛んでました(驚)店が大きい! 心斎橋店には、靴や、ドレスっぽいワンピースまでありました。
30分前に、アップルストア心斎橋へ。 リハーサルが始まっているのに、お客さんが集まっていない…。 と思っていたら、本番前には沢山の人(100人くらい?)。 女の子がほとんど。おしゃれ眼鏡の人が多いです。
久々に見る松浦さんは、顔が丸くなってました(笑) 二人になって、曲から不思議さが抜けて、スィートさが増した感じ。 ドラムの藤井さんは、MACの箱で叩いてた!
「寒がりのセーター(?)」「(曲名不明)」「雨あがり(?)」「旅の別れ」「いけないあなた」「アーチ、越えて」 やった曲は、こんな感じだったかな?
音源になってない曲の名前は、よく覚えてないです。 CD出して欲しいですね。ワンマンライブもして欲しい。
のりこさんも言ってはった通り、松浦さん、声安定してましたね。 新曲も可愛かったし、「アーチ、越えて」はとても好きだったので、嬉しかった。 良いライブでした。
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2010年11月14日(日) ■ |
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西本願寺、着物ファッションショー |
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西本願寺で行われました、着物ファッションショーに行ってきました。
歴史ある建物で、美しいモデルさん&着物を見られて、眼福でした。 が、吹きさらしなので、少々寒かった…。
着物で行ったので、記念品を頂きました。 絞り染めの、大判のハンカチ二枚。 着物で食事をする時に、役立ちます。
帰りは、京都駅近くの「なか卯」で食事。 大正時代の建物で、ステンドグラスがとても可愛いです。 はいからうどん、美味しかった。 http://www.geocities.jp/neo_sekkei/syosai_e01.htm
ヨドバシカメラに寄りました。 人がいっぱい! 手芸店も服屋も書店も、なんでもあります。 京都駅前にレストランが増えて、便利ですね。
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2010年11月13日(土) ■ |
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「再生巨流」楡周平 |
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面白すぎて、深夜までかかって一気に読んでしまいました。
仕事は出来るが協調性ゼロの男が、新規事業を立ち上げる話。 佐川急便が、アスクルに取って代わろうとするようなものでしょうか。
主人公は、俺様ぶりが煙たがられて、たった三人の部署に飛ばされ、「一年間で4億円の売上げを作れ」というありえないノルマを課せられます。
本部長には、何度もアイデアを却下され、ついに社主に直訴に行きます。 ビジネスの筋を曲げない、社主の考え方が好きです。 主人公が、手を組む文具通販会社の情報を借りようとしているのを、一喝したり。 事業を立ち上げた後、主人公が初期投資のことを気にしていたら、「それより、販売店を守る方が大事だろう」と言うところ。
WOWOWでドラマ化が決定してるそうです。
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NHK かんさい熱視線「人間とロボットの未来〜アンドロイド開発最前線〜」 を見ました。
大阪大学・石黒教授の造った、超リアルなアンドロイド!! 1000万円で市販されたり、アンドロイドが演じる演劇が上映されたりしてるそうです。 顔の表情が、遠隔操作で、舞台裏の女優さん→アンドロイドに反映される技術、凄いな。
(再放送)月曜日 午前11:05〜11:30 http://www.nhk.or.jp/osaka/program/nessisen/
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2010年11月11日(木) ■ |
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「水神」帚木蓬生 |
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江戸時代、百姓が筑後川に堰を築く話。 「五庄屋物語」として、福岡では有名な史実だそうです。
水不足で、枯れた田畑の描写、読んでるだけでひもじくなります。 五人の庄屋が、藩に呼び出されて、堰作りを陳情する場面。泣きそうになった。
藩は、金を出さないばかりか(五庄屋の自腹)、失敗したら五庄屋を処刑する、と磔台を立てます。悪趣味な。 返って、百姓達は「庄屋どんを守らなきゃ!」と工事に励むし、堰作りに反対してた庄屋も、五庄屋に同情して味方してくれるし、結果オーライでした。
老侍の菊竹様、いい人過ぎる。
最後、堰が完成して、水が流れてきたときには、我が事のように嬉しかったです。
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2010年11月07日(日) ■ |
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雅楽の演奏会 |
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くみさんに誘われまして、雅楽の演奏会に行ってきました。
場所は、谷町九丁目の大阪国際交流センター。
雅楽については、ほとんど知らないので、ホーとかファーとかきれいな音が鳴ってるなーという感じで、リラックスして聞いてました。 衣装がきれいだった。 舞を舞ってるのは女性だけど、衣装は勇ましい感じ。
帰りは、くみさんの同級生の方と、ミヅキさん・らいらさんと、総勢8名で、お食事しました。 忍術研究会の活動とか(笑)京都のニンジャレストランの話とか、色々面白かったです。 皆で、京都にもんじゃ焼き食べに行きたいですね! という話をしてました。
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2010年11月06日(土) ■ |
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「めづめづ和文化研究所 京都」小栗左多里, トニー・ラズロ |
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京都で、色んな伝統文化を体験する、コミックエッセイです。
和菓子とか、気になってた体験が、分かりやすく可愛い絵で載ってて、楽しかったです。 香道も、また体験してみたい。
雅楽のこともちょっと載ってて、明日の予習にも良かったです。
町家の前の竹垣(?)、「犬夜来」って名前だったのか…。知らなかった。
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2010年11月02日(火) ■ |
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「マークスの山」高村薫 |
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のりこさんにオススメされたとおり、ハードカバー版で。
終盤、警察が犯人を割り出してからの流れは、面白かったです。 中盤は、描写が詳細過ぎて、読むのがしんどかった(^^; 警察内部の描写がリアルですね。
・警官同士が、縄張りを争っていがみ合ってる ・警官が大勢出てきて、あだ名が付いてる ・孤高の美形モテ男が犯人 という点で、「オリンピックの身代金」を思い出しました。
母が昔読んだというので、感想どうだった? と訊いたら、「これが女の書く小説か! と思った」とのことでした。 私は逆に、合田刑事の、加納兄妹に対する思い入れのウェットさは、女性作家っぽいかもと思いました。 ★ ★ 先日のファッションショーで聴いた曲が気になってます。
声はピチカートファイブっぽい。 「戦場に行くならエレガントな服着て」 というような歌詞。 ネットで検索しても、見つかりません(^^;
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2010年11月01日(月) ■ |
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「エイキエイキのぶっちゃけ隊!」影木栄貴 |
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DAIGOのお姉さんによる、コミックエッセイです。
影木さんが、お母さんに「BLやめて、普通のマンガだけ描けないの?」と言われて、 「BLは私の魂なの!! 描けなくなったら、私が私でなくなるのよ!!」と涙ながらに必死で説得する場面、笑った(笑) その後、「あなたの人生です。信じる道を進みなさい」とFAXくれたお母さん、ええ人やな〜(笑)
全体的に、ほのぼのとした家族愛が、可愛い絵で描かれていて、楽しかったです。 政治家の家族って、大変なんだなと思った。 おじーちゃん(竹下元首相)が亡くなるシーンに、ホロリときた。
こんな凄いコネがあるのに、自力で頑張って就職して、激務の仕事しながら、マンガ描き続けてデビューって、偉いなー。
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