初日 最新 目次 MAIL HOME


やすみ日記
梅子
MAIL
HOME

2010年12月30日(木)
私信。

>あもさん
「洋服感覚で楽しむ コットン、リネン、ウールの着物」小砂麻美
この本、読みました!

前に日記で紹介されてた、「着物に合わせる洋小物」も読みました。
どちらも、とても可愛いのですが…自分でやるには、センスが必要ですね(^^;

今日、会社の大掃除で、ファーの衿にリボンがついた物をもらったので、手始めに、これを着物に合わせてみたいです。



2010年12月17日(金)
映画「愛を読むひと」

小説「朗読者」の映画版です。

ケイト・ウィンスレッドは、良かった。
音楽と映像も美しい。

けど、説明不足じゃないか? というところがちらほら。
(ハンナが、マイケルの前から去るところ。仕事やめて住居も越したという説明が無い)

基本は、原作の筋どおりなんですけど、ハンナの内面をあらわすエピソードがカットされてるので(ホテルでメモのことで喧嘩、学校をサボろうとして怒られる、など)、原作ほど感情移入できないままでした。

マイケルが「君がいないと生きられない」とベソベソ泣いて、ハンナが眉間にしわ寄せてるシーンは良かった。
甘ちゃんなマイケルとの対比が、よく出ていました。

原作とは違って、二人でサイクリング旅行に行くところ、マイケルが朗読テープを吹き込むところで泣けた。
原作では、マイケルが、出所直前のハンナと話すところで、泣いたのですが。



2010年12月16日(木)
「不可能は、可能になる」古田貴之

バク転するロボットや、八本足の自動車を作った、古田貴之さんの自伝です。

古田さんを知ったのは「アトムの世紀」という番組でした。
とにかく寝ない! 食べない! 
どんなに時間が差し迫まろうとトラブルが起きようと、にこにこと作業してはって、すごい…と思いました。

サッカーするロボットの開発費が70万円とか(安っ!)
院生時代、一人でモーレツに勉強しすぎて、助手になった時、誰も研究を手伝ってくれなかったり。
研究者の生活が赤裸々に描かれてます。

この本読むと、簡単に「もう駄目だ」と言ってはいけない気がします。



2010年12月15日(水)
「フェイク」楡周平

三流大学を卒業し、高級クラブのボーイになった主人公が、様々な事件に巻き込まれるという話。

真保祐一「奪取」みたいな感じで、世の中を裏側から見た様子が、面白かったです。

売れっ子ホステスなど、美女が出てくる割に、主人公との色恋沙汰ゼロっていうのも、さばさばして読みやすいですね。

大企業相手の復讐、方法がユニーク。
他の薬だと深刻になっちゃうけど、○○薬をすり替えって、笑えますね。
恐喝では、お金の受け渡しが一番の難関だけど、その手があったか!って思いました。



2010年12月14日(火)
「お母さんという女」益田ミリ

読みやすい、簡潔なマンガと文章。

ほっこりした。
かわいいお母さんや。

「母の言葉を思い出すと、私は大丈夫、と思える」
という一文がいいなぁ。

「『愛されて育つと、物書きにはなれない』と言われた」という話にビックリ。
そんな説、あるんや!
もしもその通りなら、文筆家は、皆、不幸の家庭の出身と言うことになってしまうよ(^^;



2010年12月13日(月)
映画「ボックス!」

百田尚樹原作、高校ボクシングの話です。

幼馴染。同級生でライバル。天才型と努力型。
青春の王道という感じで、楽しかった!

不良っぽいカブちゃんが、好きな子には素直になれず、
病室の前に、こっそりアイスの棒を置いてくるのが、可愛いな(笑)





2010年12月12日(日)
「少女マンガで読み解く乙女心のツボ」和久井香菜子

折原みとさんのレビュー(http://www.cyzowoman.com/2010/10/post_2431.html)が面白かったので、読んでみたのですが、笑いました。

少女漫画を題材に、女の萌えツボを解説する本です。

 ・ブリッコ肯定派と自立派の戦いが、昔から続けられてる。
(ブリッコ派代表は「NANA」)

 ・「王家の紋章」を例に、
 女はたいした苦労もせず、大勢の男に熱愛されたい。自分のために国を傾けてくれたら、自分の価値も上がる。

 ・元気男とアンニュイ男だったら、断然アンニュイがモテる。その方が、悩み事を聞いたり、つけいる隙があるから。

 ・男は金持ちの方が良いが、「金持ちが好き」と公言する女はいない。
後で、実は男が金持ちだったと判明することが多い。

などなど。
身も蓋もねえー! と思いつつ、なるほどなーと思いました。



2010年12月11日(土)
上村松園展

「上村松園展」(京都国立近代美術館)に行ってきました。

着物割引があるので、着物で行きました。
が、小雨がパラパラ!

悪天候なのに、混んでました。
(明日が最終日ですしね)

半襟や帯揚げの柄、かんざしの細工まで、細かく描かれていて、綺麗でした。
顔も、清楚で美しいな〜。
(「焔」と「花がたみ」は怖いですが)
30代前後の絵が、好きです(「花」とか)。

お客さんの会話が、想像力豊かで面白かったです。
★「長夜」を見ながら
「衿がぐしゃっとなってる」
「寝そべって雑誌読んでるからな」
「読んでるのは、きっと恋愛小説やで!」

★「時雨」を見ながら
「今日みたいな天気やな」
「着物やと大変や」
「かんざし落ちて、可哀相に〜」

★「人生の春」を見ながら
「お嫁さん嫌そうな顔してる」
「政略結婚やで、きっと」
「本当は、幼なじみのことが好きなんだよ」

「人生の春」の会話は、テレビ番組でやってたものです。
思い出すと、可笑しい(笑)

「長夜」は、オレンジの着物に青い帯という、ポップな組み合わせでした。
keage2



2010年12月08日(水)
「朗読者」ベルンハルト・シュリンク

全世界で500万部のベストセラーになった、ドイツの小説です。

15歳の夏。僕は、母親ほど歳の離れたハンナと恋に落ちる。
夏が終わる頃、ハンナは黙って姿を消した。

大学生になった僕は、裁判を傍聴していて、ハンナと再会する。
ハンナは、強制収容所の看守をしていた罪で、裁かれていたのだった。

ーーという話です。
映画版は「愛を読むひと」というタイトルなのですが、全然、甘い恋愛の話じゃないです!!
「僕」の、無神経さ鈍感さにイライラしっぱなしでした。

ネタバレ



私ですら、ハンナの秘密にすぐ気づいたのに、15歳のミヒャエルはなんで気づかんのじゃ!
気づいてたら、ハンナに字を教えることもできたのに!!

再会してからも、ハンナが自分がやっていないことまで認めて、罪を被ろうとしているのを、止めようともしない。
挙句に父親に相談して「相手の意思を尊重して、放って置くべき」とお墨付きを得、安堵してるし。
「相手の意思を尊重」って言うけど、ミヒャエルは全くハンナと話をしていないじゃないか!!

こんな感想ですが、とても想像の余地が広がる、胸を打つ小説でした。
映画も見てみます。



2010年12月07日(火)
「ラストワンマイル」楡周平

ヤマト運輸VS楽天+TBS、といった感じの経済小説です。
熱くて面白かったー!

郵政に、コンビニ宅配のシェアを奪われ。
ネットショップ「蚤の市」も、法外な値引きを要求される。
絶体絶命の暁星運輸は、自社でネットのショッピングモールを立ち上げ、「蚤の市」のシェアを奪おうとするのだが…という話。

出店料を無料にして、運送料で儲けるというアイデアは、なるほどなーと思います。
札束で横っ面をひっぱたくような、IT企業の冷酷なビジネスに反発する気持ちも分かりますし。

ライバルの「蚤の市」社長。
しがらみや情にとらわれず、頭が切れ、攻撃的で、アメリカ人みたい。
銀行やテレビ局のトップが、会社の将来に興味が無く、自分の地位を守ることしか頭に無いことに、苛立つのも分かります。

でも、やはり、汗水垂らして働いてる横沢たち、暁星運輸メンバーの方を応援したくなります。
武村が、暁星運輸の反撃を知って青ざめるシーンは、「ざまーみろ!」と思いました。



2010年12月06日(月)
若手能 スペシャル野外ライブ

「若手能 スペシャル野外ライブ」に行ってきました。
http://www.library.pref.osaka.jp/nakato/sohmu/nohgaku/nohgaku1012.html

大阪・中之島の図書館前で行われたのですが、あたり一帯、中央公会堂や歩道もライトアップされてて、綺麗でした。

明治時代の古い建物の前で演じるという、変わった雰囲気がよかったです。
しかし、地謡の方(石の階段の上に正座)や演じてる方が、寒そう。

道路を挟んで鑑賞しているので、普通に自転車や歩行者が通るのが、変な感じです(笑)

最後の「猩々」。
演者がどこから登場するのかと思っていたら、脇にある、図書館の入り口でした。
図書館利用者も、隣に赤い長髪の人が居たら、ビックリですね(笑)

「猩々」は、酔っ払ってふらふらになった人の話です(多分)。
演じ終わって、面を外されました。
中から出てきたのは、前半の司会を担当した、可愛い声の女の子でした。
あの酔っ払いの中身が乙女!

地謡もほとんど若い女の子で、やわらかい感じでしたね。
「羽衣」は何度か見てますが、今回は衣装・面無しで、紋付袴でおじさんが舞われてました。
「これが天女…?」
思い込もうとしたけど、やっぱり力強い印象になってしまいます(^^; 動きがよく分かって面白かったです。

※※※※

帰りは、なつのさんとモスバーガーでお茶しました。
なつのさんは、黄色い紬に草色の半襟が似合っていて、素敵でした。

※※※※

着物の防寒。
上半身:ババシャツ3枚+薄手のフリース(フードを切った物)
下半身:ストッキング+レギンス+腹巻+別珍足袋
更に、ベルベットのコート、ストール、アームウォーマーで完全武装。

おかげで、一時間近く野外に居ても、それほど寒く無かったです。
ただ、電車の中と、歩いてるときが暑かった(^^; 南森町から20分くらい歩いたので)



2010年12月04日(土)
「犬部!―北里大学獣医学部」片野ゆか

捨てられたペットの、保護・飼い主探しをしている、大学サークルを取材した本です。

北里大学は青森県十和田市にあるのですが、犬部が年間保護する動物は150匹くらい。そんなに多いのか!
それを十人くらいの部員で面倒見るのだから、そらもう大変。
それぞれの動物や部員に、ドラマがあって面白いです。

動物実験に反対して、授業で動物を殺さず、単位が取れるようにと運動する学生。
チラシに書かれた「うさぎ」の文字に惹かれて入部した、元金融会社勤務のクールな学生。
懐かない犬と、のんびり暮らす学生。

皆、真面目で一生懸命で、動物も学生も可愛い。

超人見知りの犬が、部員がだっこのポーズをとると、腕の中に飛び込んでくるの、可愛いなぁ。



2010年12月02日(木)
「坂の上の雲」1話

「坂の上の雲」

一足先に、ハイビジョンで第二部が始まりましたね。
私はようやく、録画した1話を見たところです。

東京へ行った信さんと、淳さんが数年ぶりに会うシーン。
可憐な美少年だった信さんが、阿部寛に成長してて、(変わりすぎだ!)
と思いました(笑)

****************
一昨日の「徹子の部屋」は、「武士の家計簿」の磯田道史さんでした。

武士の家計簿を入手すべく、古本屋に一軒一軒名刺を配って歩いた話。
(そんな布石を打ってたんですね!)
子どもの頃、縄文式住居を部屋の中に作って、その中でソーセージ食べてたとか(笑)
面白かったー。

大学の先生だけあって、すらすら言葉が出てきて、よくしゃべる方でした。
ちなみに、磯田家では家計簿をつけてないそうです(笑)



2010年12月01日(水)
「誤解でございます」松永美穂

ドイツ語翻訳家のエッセイです。「朗読者」の訳で有名。

メイド喫茶に行って、「自分は没落した貴族の娘で、婚期を逃し、慣れない外回りの仕事から戻って、一息ついている」気分になったり。
仁侠映画の主人公・おまつになったり。
妄想が面白すぎる(笑)

「ドイツ現代作家の日本語版は、たいてい初版が2〜3000部くらい」と聞いて、ビックリ。
同人誌並みの小部数ですよ!
「朗読者」は、例外的なベストセラーだそうです。

原作者に会って、おみやげを渡すとき、値札をはがし忘れて、落ち込んだり。
ドジ話が、かわいい(笑)

「夜は短し歩けよ乙女」(森見登美彦)、映画「ゆれる」とか、知ってる作品の感想が色々載ってて、面白いです。