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やすみ日記
梅子
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2009年06月30日(火)
「花嫁はマリッジブルー」(凪良ゆう)

花嫁という単語から、甘々でキャピ☆っとした話を想像していましたが、全然違いました。
地の文のツッコミが面白く、受の子もしっかりしてて、面白かったです。

弟が、姉の婚約者を好きになってしまう話で、切なくてよかったです。
勝ち気受好きの方にオススメ。

「御曹司を、年末ジャンボか何かと間違えてないか?」(玉の輿に浮かれる両親に対して)
「こんな犬神家みたいな家は嫌だ!」(婚約者宅を訪問中)
などのセリフが可笑しかったです。
姉の婚約者である御曹司の家が、絵に描いたようなドロドロした家庭なんですよ! ほんまに火サスみたい(笑)
姉の元彼で売れないミュージシャンの、エディもヘタレで良い奴だった!

しかし、最終的に弟とくっついた御曹司が、「跡取りのことは何とかする」と言ってましたが、どうするの…?



2009年06月29日(月)
「FLESH&BLOOD」13 松岡なつき

和哉、どこ行ったんやー!? という巻でしたね。

カイト、結核確定みたいなので、一旦現代に戻るのかなぁ。
和哉が16世紀に来るのを、どうしても止められないのなら、何とかメッセージを伝えて、結核の薬を持ってきてもらえば良かったのに(無理か ^^;)
ラウルが逃亡したのが気になります。16世紀に来た和哉と、鉢合わせたりするんやろか…。

ビセンテは男前度増してますね。良い奴だ。アロンソと良い友人になれれば良いのになぁ。
ジェフリーは優しく、ナイジェルはカイトを気にしすぎで気の毒だ…。
次巻も楽しみです。



2009年06月28日(日)
「ルーブル美術館展 美の宮殿の子どもたち」

「ルーブル美術館展 美の宮殿の子どもたち」(大阪・国立国際美術館)に行ってきました。

昨日、4時くらいに行ったのですが、人がいっぱい。閉館間際でねらい目かと思ったんですが(^^;
子どもがテーマですが、ミイラや石像などエジプト関係の物が多かったです。

石像は皆、子どもということを表すため、指をしゃぶっているのですが、一体、勢い余って鼻に指突っ込んでるのもありました(笑)

台車にハリネズミが乗った、可愛いおもちゃがありました。
昔のものなのに、現代っぽいデザインだなぁと思っていたら、グッズ売り場に、これのキーホールダー等グッズが山ほどありました。商魂逞しい(笑)
木でできた騎手のおもちゃを見て、「ヒストリエ」5巻を思い出しました。

ジョシュア・レノルズ「マスター・ヘア」。
可愛い女の子…ではなくて男の子です(笑)この時代、少年に少女の格好をさせる習わしがあったそうで。美少年ですねー。

ジャン・シメオン・シャルダン「食前の祈り」。
柔らかい線で、きれいな絵でした。

帰りはドージマ地下センターの和カフェ「茶茶」で、あんみつを食べました。
空いてるし、和風の内装で、落ち着けます。



2009年06月25日(木)
電車の中の会話

今日、電車の中で聞いた、隣の男性二人(A,Bとします)の会話。
A「良いスーツですね。ラルフローレン?」
B「いや、ビバリーヒルズ」
A「…バーバリーですね!」
なぜ分かるんだ、Aさん!(笑)
そして、Bさんが上着をめくってタグを見せてはったけど、本当にバーバリーらしい。
パッと見、何の変哲もないグレーのスーツなんですけどね。よくブランド物だって分かるなぁ。そして、真顔でビバリーヒルズって答えるBさんは天然(笑)

今、村上春樹の「1Q84」を読んでます。
母は、「レオンと君の名はと必殺仕事人を思い出す」と言ってたけど、私は「のび太の宇宙開拓史」を思い出します(笑/月が二つあるので)。

妹が、電話で嬉しそうに「京都駅でゾーヴァ展があるねんで!」と言ったので、「うん、知ってる。友達と行く約束してるよ」と言ったら、途端に元気がなくなりました。私と行きたかったらしい(^^; 
「二回行ってもいいから一緒に行こう!」と言ったのですが、「もう、ええわ」と拗ねてしまいました。ごめんよー。



2009年06月21日(日)
「ある日、アヒルバス」山本幸久

東京のバスガイドさん達を描いた、お仕事小説。
痛快で、面白かったー! 

デコちゃんが、好物のピノののことを考えるあまり、「そう思いますピノ」と仕事中に口走ってしまったり(笑)
「君は当分彼氏ができない」と言われて、「空にアイラブユーって書かれたり、ケーキに指輪が入ってたりすることはないんですか!」と言い返すあたりが笑えました。恋愛に夢見すぎや(笑)

女性の敵を一撃で倒す、40代のベテラン・鋼鉄母さんも、強すぎます(笑)

鋼鉄母さんといつも対立してる、派手ギャルの亜紀ちゃんが、一番、鋼鉄母さんの会社での地位の低さに腹を立てるのも、いい話やな〜と思いました。
亜紀ちゃんが「もっと女性が働きやすい職場に!」と、革命を起こそうとするのも格好いい。




2009年06月20日(土)
京都大アンティークフェア

京都大アンティークフェア(パルスプラザ)に行ってきました。

夏用の白い帯を探しに行ったのですが、着物のお店はそれほど多くないですね。
でも、面白い物がいっぱい〜。立派な和箪笥が目立ちました。
館内アナウンスで「岩田専太郎さんの絵をお持ちの店主は、事務室まで。絵をお探しのお客さんがお待ちです」と流れて、(そんなアナウンスするんや…)とちょっと面白かったです。

お客を放置してくれる(見やすい)、若いお兄さんのお店で、帯が2000円均一でした。ビニールに入った新品同様なのばっかり。
思わず、あれもこれも欲しい! って思いかけたんですが、よく考えたら、そんなに買っても締めないかも、と1本に絞りました。

京都駅に戻って、接方来でランチ。半個室で、落ち着けますね。



2009年06月12日(金)
絶望先生で森見登美彦

今週のマガジンの「さよなら絶望先生」で、森見登美彦が取り上げられてました。
「面白いと言わないと、自分に教養がないように思える作家」という扱いで(笑)
他にも、ラーメンズが例に挙がってました。
私も、今は森見さんをアホで楽しいなあと思ってますが、最初は「京大出身の作家」と聞いて、平野啓一郎さんみたいな難しい話を想像してました。

ところで、夏野さんから貰ったメールに、「草食系男子、BL界では増えてほしくないです」と書いてありました。
確かに、草食系ばっかりになったら、攻が居なくなりますね(笑)

でも、森見さん・万城目さんみたいな雰囲気のBLを読んでみたいです。
草食系のモテない男子が主人公で、京都の大学生が不思議な事件に巻き込まれるっていう。
数日間、ネタを考えてたんですが、すごい陳腐なのしか思いつきません(^^;



2009年06月11日(木)
「ぼくたちも妊娠できますか?」ビル・ソーンズ

「ぼくたちも妊娠できますか?―平凡な日常を驚きの世界に変えるQ&A」(ビル ソーンズ, リッチ ソーンズ)

素人の素朴な疑問に、科学者が真面目に答えてくれる本です。
どうでもいい知識が身に付きます(笑)
「理論的には、男性でも妊娠できる」という答えにはビックリ。
「犬は飼い主の病気が分かる」とか、犬関係のQ&A見てると、より犬がいとおしくなりますね。



2009年06月07日(日)
「ホルモー六景」万城目学


「鴨川ホルモー」の後日談&別視点等の短編集です。いやー、アホらしくてちょっといい話で楽しかった。

二人静の、モテない系女子の自意識過剰っぷりの描き方が上手くて、可笑しかったです。

凡ちゃんのアルバイトの話「ローマ風の休日」、初初しい恋で、可愛いなぁ。

「長持の恋」は、ホロリと来ました。
時空を超える恋って、切ないですね。でも、最後のしるしの出現の仕方は笑えました。

「同志社大学黄龍陣」は復活したの? と思ったら、「もっちゃん」のラストにそれらしいことが載ってましたね。興戸駅や京田辺キャンパスが懐かしかったです。

「もっちゃん」に萌えました。
親友の恋路を応援するつもりが、偶然邪魔してしまい、やがて親友は小説家になる…という話。
親友が、主人公に愛用の懐中時計を託すとか、主人公が「あいつは失恋したから小説家になれたんだ」と、自分の行為を正当化しているあたり、君ら実は相思相愛ちゃうんかと(笑)
大正時代あたりの、古くさい雰囲気もいいですな。

「プロローグ」で、阿部が「高村は、俺が言っても切らなかったちょんまげを、彼女のために切った」と嫉妬してるのも、ちょっと萌えました。

__________
BSで、ハイビジョン特集「中国の絶美は“玉”にあり」を見ました。

玉を加工することを「攻める」と言うそうで、ちょっと反応しました(笑)
小さい壷の中に、透かし彫りの玉が入ってるという物を、一つの石から掘り出すとか、もの凄い超絶技巧。
サザビーズのオークションで、乾隆帝の印章が7億円てのもビックリ。誰が買うんや〜!



2009年06月06日(土)
「残酷な神が支配する」萩尾望都

「残酷な神が支配する」を読んでます(今、9巻まで)。

いやもう、息を止めてしまいそうです。しんどい。「ブラッドハーレーの馬車」を読んだ時並に心が沈みました…。

義父が死んで、めでたし! といかないところが複雑な話ですね…。
最初の方、こんだけ家族や使用人が気づいてるのに、母親が知らないっておかしいだろう!? と思ってたら、やっぱり気づいてたのか。元からむかついてたけど、更に嫌いになりました。
元妻の姉も、気づいてたんなら何とかしてやれ!! 
義兄の鈍感野郎め! 気づくのが遅いんじゃ!!
義父は頭がおかし過ぎる。どんな育ち方したんじゃ!?

人は、自分に都合の良い現実しか見ないんだなぁ…と、母親や義兄を見ていて思いました。
この、悲劇しか先にないような話が、どうやって決着着くのか想像着かないです。



2009年06月03日(水)
お知らせ

お知らせが遅くなりましたが、サイトを閉鎖いたしました。
今まで訪れて下さった皆様、ご感想を下さった皆様、本当にありがとうございました。凄く楽しくて、良い想い出になりました。
日記だけ、引き続き書いていく予定です。



2009年06月02日(火)
「恋愛犯」凪良ゆう

ストーカー攻視点なので、この先どんな悲劇が!? とヒヤヒヤしながら読み進みました。

攻は、人の目を一切気にしない変人ですが、もの凄く純粋です。最初は、受に対する異常な執着心が怖い…と思っていたのですが、後半だんだん、ほだされてきました。

記憶喪失になった受に、攻が嘘をついて、一緒に暮らすようになる…という話です。

ネタバレ受は、記憶が戻って、攻と一緒に暮らしてた間のことを忘れてしまいます。
再会して、「好きかどうか分からない」という受に、攻が「セックスしよう。最後まで嫌がらずにできたら、俺を好きだってことだ」と言うのですが、ちょっと唐突ですね(^^;

相手は恋人同士だった記憶失ってるのに、自分だけが覚えているって、こういう切ないパターン、大好きです。
そこからもう一度恋に落ちるまでと、最初に勢田が日永を拒絶してから、好きになるまでの描写を、もっとじっくり読みたかったです。



2009年06月01日(月)
「神南署安積班」(今野敏)

ドラマ「ハンチョウ」原作シリーズの、短編集です。

「部下」が一番好きでした。
村雨さんの手柄を取られそうになって、渋谷署に抗議に行く安曇さん。
村雨さんが、桜井くんの手柄を、嬉しそうに何度も話す場面。
二人とも、部下想い炸裂でニヤニヤしました(笑)

花を贈る話もほほえましいですね。
安曇さん、良い部下に恵まれてるなぁ。

「噂」の速水さんも格好良かったです。ドラマだと、仕事してる場面出てきませんからね(笑)


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「恋愛犯」(凪良ゆう)を読んでます。
ストーカー攻視点。
今のところ、サイコホラーを読んでる気分です(^^;