遅ればせながら、鋼の錬金術師・劇場版「シャンバラを征く者」を見ました。 先日テレビでやってたのを録画していたのを、ようやく。結構面白かったです。 テレビシリーズ、最後の方飛び飛びで見てたので、話がよく分かってないんですが。エドが、アルを助けるために練成した結果、エドが現実世界(戦前ドイツ)に飛ばされ、錬金術世界に残ったアルは、肉体を取り戻したが、記憶喪失に。エドは、科学の発達した現実世界で、アルそっくりのハイデリヒと暮らしながら、元の世界に戻る手だてを探している…という話だったんですね。 話は、ちょっと強引でしたが、兄弟愛が堪能できて楽しかったです(笑)アルが、現実世界でエドと再会した時、鎧姿で「兄さん兄さん!!」と、力任せにエドを抱きしめるところとか。錬金術世界にエドが戻ったときも、真っ先に駆けつけるのは、アルの方が良かったなー。エドが戻るために尽力したのは、ウィンリィじゃなくてアルだし(ウィンリィファンの方ごめんなさい)。 ハイデリヒが切なくて、胸きゅんでした。エドが「アルに会ったんだ! 向こうの世界に帰れるかも」と言ったとき、淋しそうに目をふせるところとか。エドに「(戦争に利用されるような)ロケット作りなんてやめろ!」と言われながら、病気をおして開発を続けてたのは、エドを元の世界に戻すためだったとか。泣ける。別れ際に「僕は、(エドの)夢の中の人間じゃない。生きてるんだ」と、エドに告げるところが切ないです。 ノ−アが、トゥーレ協会に協力した理由は、説得力なかった。ジプシーの描写が軽いと思いました。「自分の国が欲しかった」って、それだけのために錬金術世界への扉開ける? トゥーレ協会、向こうに軍隊送り込もうとしてるのに? 上手く心理描写すれば納得いったと思うけど、唐突すぎでした。 エッカルトも、「錬金術世界は異質で恐ろしいから破壊する」って、唐突だな…。扉を開けなければいいだけの話なのに。それに、最初は、ナチスに協力するための兵力が欲しかったんじゃなかったでしたっけ? 破壊してどうするんだ。 エドが飛行機を切断して「向こうの世界に戻る」と言い、アルが「兄さん!」と叫ぶシーンは、少しホロっとしました。 安易に人が死に過ぎなのと、テーマをエピソードでなく、セリフで説明しているのが、残念でした。 ◇ Lマガジンに「アメリカン・ギャングスター」が2Pに渡って載ってました。見たかったー。 試写会の券を持ってたんですが、急に、応募していた会社から課題が出まして、行けなかったんです。そして、そこは落ちました(--;
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