木原音瀬さんのオヤジロマネスク1・2、オヤジルネサンス1・2を読みました。 「Now here」2・3(オヤジロマネスク1・2収録)。完結。遊び人主人公が、遊びで引っかけた45歳のウブな相手に夢中になる話。でも、完膚無きまでに振られちゃうんですよね。その後がいじらしかったです。「顔も見たくない」と言われたから、入院中の相手にお見舞いも渡せなくて、毎日、名前を隠して、他の人に言付けて。自分からだって分からなくても、少しでも役に立てば良いって。きゅーんときました。しかし、最後は強引すぎて、そりゃストーカーだよと思いましたが、ちょっとだけ、相手の気持ちもこっちに向いてる気がするので、いいのかな(いいのか?)。 ラブ&キャッチ1・2(オヤジルネサンス1・2収録)。ハゲパンチ社長かわいい! 続きが気になります〜vv しかし、私もパンチパーマの鬘をかぶるくらいなら、スキンヘッドにした方がいいんじゃと思います。そんでオシャレな帽子でもかぶった方がマシなのに。看病されてうれし涙を流す場面。いいシーンなのに、「チョロ毛が震え」という文に吹き出しました。主人公に好かれてると思いこんだ社長の、「冒険してみようかと思って」という返答も、妙におじさんぽくて可笑しい。最初は、ハゲ!!パンチパーマ!?47歳!!とか衝撃を受けていたのが、段々慣れて、最後らへんには、社長のつるっとした後頭部も愛しくなってくるから不思議です。恐るべき、木原さんマジック。
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