初日 最新 目次 MAIL HOME


やすみ日記
梅子
MAIL
HOME

2006年02月27日(月)
オ、オーディション…

映画「バッテリー」の出演者、オーディションで選ばれることになったそうですね。
http://www.kadokawa-pictures.com/news/060224_battery/index.html
巧役とか、どうなるんでしょう。映画は2007年公開だそうです。



2006年02月26日(日)
デルヴォーとマグリット展

デルヴォーとマグリット展(姫路市立美術館)に行ってきました。

くみさんと姫路駅で合流して、カフェ ラ ダダへ。英国風の可愛いお店でした。紅茶もケーキもおいしい。 くみさんは、「ウェディング」という紅茶を頼まれてました。甘くて良いにおいでしたが、最後はほろ苦く。「人生と同じですね」と意味深なコメント(笑)

さて、展覧会ですが。マグリットの作品は少なかったけど、他にも同時代のシュールレアリスムの画家の展示があって、面白かったです。
「シュールレアリスムを体験しよう」のコーナーが面白い。写真の切り抜きを自分で紙に貼って、カラーコピーして仕上げるんですよ。飾ってある作品を見てたら、ドアに手を挟まれる石像とか、空飛ぶ姫路城とか、笑えます。
最後おみやげコーナーを見ていて、ふと、くみさんに視線を移すと、すでに大量のハガキを買い占め中。すごい。私は「光の帝国」と「ゴルコンダ」と木と月の絵のハガキを買いました。

その後、姫路城の周りを散歩。大きくって、白壁が綺麗でした。時間がなくて中は見なかったのですが、どっちにしろ、着物だと階段が大変そうですね。今度来るときはスニーカーで来て見よう。

次に、古本屋兼絵本カフェへ。古本は、レトロな本やデザイン系が多くて素敵。二階の絵本カフェは、落ち着ける感じでした。ギャラリーにもなってる。くみさんは、置いてあった文庫本絵本に夢中。山下彩奈さんの「洞窟の二人」という作品でしたが、確かに、絵が可愛くて面白そうでした。

「wakon」にも寄りました。店舗が大きくて、品揃え豊富。店員さんも可愛い。くみさんは、「骨まで愛して」と書かれたチョコを買ってはりました。レトロでかわいー(笑)

次はジュンク堂。プラチナ文庫とプリズム文庫は、背表紙・表紙そっくりで、区別つかないって話をしてました。確かに。「でも、キラキラした表紙だと、売り上げが良いんですよね」とのこと。そうですか…私は目がチカチカします(**)表紙は落ち着いてる方が買いやすいのですが。

最後は、駅ビル内のイタリアンのお店で晩ご飯。海の幸サラダとスップリ(ライスコロッケ)がおいしかったです。
投稿の話をしました。BLのラブシーンについて、くみさんも「投稿時代、そういうシーンをしっかり描いた作品の方が、入賞しましたね」とのこと。あと「レーベル毎の違いが分かりにくい」という話をしたら、「現○○の編集長は、元シャレードの編集長なんですよ」と。なるほど、BL業界ってどこでも繋がってるんですね。
更に「結果が出たやつは、改稿して別のところへ送っちゃえばいいんですよ」(注)と。そんなことして良いんですか! 知らなかったー。
うっかり「今度のユギさんの挿絵、楽しみですね」という話題を振ってしまったら、くみさんは悲しそうな顔に…。「締め切り、明後日なんです」とのこと。すみません、仕事のことを思い出させてしまって(><)

昨日は楽しかったです。くみさん観察日記と化してますね(笑)くみさんファンの皆様、抜け駆けすみませんでしたm(_ _)m

(注:新人賞にもよるそうですので、応募規定をよく読んでください)



2006年02月23日(木)
腑に落ちた

木原音瀬「セカンド・セレナーデ」を読みました。
私ずっと、「眠る兎」がデビュー作だと思ってて、(木原さんも、最初から痛い話を書いてたわけではないのね。どこで路線が変わったのかしら?)と思っていたのですが、「セカンド・セレナーデ」収録の「水のナイフ」が投稿作で、こっちのが古いと知りました。…最初から、木原さんは木原さんだったんですね(--; 主人公、性格悪すぎ。心が冷えるわ。しかも、受がブサイクなんだ…! でも、面白かったです。
木原さんって、どうしていつも救いようのない話を書くんだろうと、ずっと疑問でしたが、作中の脚本家の女の子の台詞「楽しいことより、悲しいことの方が印象に残る」で、少し腑に落ちました。確かに、木原さんの話は忘れようとしても忘れられん。
それにしても、最近、北畠あけ乃さんの綺麗な表紙で復刻されたので、絵につられて買った人はビックリするだろうなぁ。「切ない系の話だと思ったら、何この殺伐とした空気!」って。



2006年02月22日(水)
「COLD SLEEP」

木原音瀬、COLDシリーズ(全三巻)を読みました。
これ、一冊目の「COLD SLEEP」を読んでたらページをめくる手を止められず、今日の帰り「にに二巻…」と探し求め、更に別の店で三巻も買いました。で、一日で読破。
1冊目、すごく甘い、幸せな気持ちで読み終えたのに、2,3巻でたたきのめされました。暴力描写がすさまじくて、後書きの「担当さんに何度も暴力シーンを削れと言われた」という言葉に、目が点に。削ったの!? これでも!? 私は最後まで、記憶が戻ってからの透が怖かった…。またいつキレるんじゃないかと。 
暴力や虐待というものが、いかに人の心を破壊し、後々まで苦しめ、周りの人も巻き込むかということを、これでもかと描いてましたね…。藤島母の虐待っぷりは、女の嫌な部分を凝縮したみたいで、見ていて本当、気分悪かった。藤島の弱さ、優しさも分かる気がする。とても面白かったのですが、読後感が良いとは言いかねる。が、読んで良かったと思います。

「パセリ」2(朝丘みなぎ)も読みました。こっちはすごく良い話。「指輪も祝福もなく『頑張ろう』なんてキレイゴトだ」という台詞にジンと来た。無口な三反園の「好きだ」の一言にも。鼻かんで準備万端な、可愛川もかわいいね。



2006年02月18日(土)
「映画館で逢いましょう」

鳩村衣杏「映画館で逢いましょう」1・2巻を読みました。
映画配給会社の仕事が詳しく描かれて、実に面白い! 一巻は特に、仕事ばっかりになってて、ラブ少なめです。でも、ちゃんと互いに惹かれる説得力がある。
大手印刷会社を退職した主人公が、転職数週間にして、着ぐるみに入って、試写会時間訂正のはがきを夜中に印刷会社に発注し、パーティでてんてこ舞い。いやー楽しいね! エンドロール見ると泣いてしまうってクセも、効果的に活かされてるし、個性的な社員さん達も、いい味出してます。
ただ、主人公が控えめすぎるところが、歯がゆい。一流私大を卒業して大手企業に入って、3000人の倍率くぐり抜けて転職、おまけに顔が良くて仕事もできるのに、これで自分に自信がないって…嫌みなんじゃー!とちゃぶ台ひっくり返しそうになりました。そしたら、キレ者上司が「能力あるのに自信のない奴、嫌い。はた迷惑だから」とバッサリ言ってくれて、スッキリ。全くだよ、島さん。
「邦題を明日までに50考えてこい!」って言われたり、配給に携わる人も大変ですねえ…。確かに、原題と邦題って全然違うものね。このお話を読んで、久々に映画館に行きたくなりました。単館上映系のやつ。なんか面白いの、ないかな〜。



2006年02月17日(金)
朝丘みなぎ「パセリ」

朝丘みなぎ「パセリ」1巻を読みました。
かーわーいー!! 絵も話も。何気ない日常、ふと交わす好意。そうそう、こういうのが読みたかったの!
BL師匠・多紀さんに「対等なカップルが好きなんです!」と話して、教えてもらった漫画です。
可愛川が、「オレは臆病でフニュフニャだ」と、三反園に謝る場面が好きです。いい子だなぁ。パンツパンツと騒いでる場面と、「ちゅどーん」と色仕掛けしてるところも好き。三反園も、クールな美形なのに、嫉妬深かったり人間臭いところが良いねー。
さて、2巻探しに行こ。2巻。(2002年頃発行なので、あんまり本屋に置いてないんですよ)



2006年02月08日(水)
ふゆさんとお食事

ふゆさんとお会いしてきました。

なんと、ふゆさんの職場、お隣のビルだったんですよ。メールで会社の場所を話してて、ビックリしました。「それ隣です!」って(笑)
会社帰りに待ち合わせて、イタリアンのお店に。どのお料理もおいしかったです。
ふゆさんには、ものごっつい本をお薦めしていただきました…「冬の星座」。正直、ふゆさんの説明だけでお腹いっぱいです(><)衝撃の展開なんですよ。
ガラスの仮面最新刊における、桜小路くんの行動を聞いて、大笑いしたり(携帯でマヤちゃんの写真を山ほど撮ったり、いるかのペンダントを贈ったりしたそうな)。学研のもえぎ文庫創刊に驚愕したり(私が「他に、ここがBL出したらビックリするって出版社は、岩波ですね」と言ったら、「それはないでしょう」と言われました)
ふゆさんは、特別BL好きではないが、仕事上扱わざるを得ないので知識はあるって方なので、突っ込みが毎回オモロイです。とび職ものは無いの?とか。あったら、私も読んでみたい。

来週は京都で、再来週はまた大阪に戻ってきます。通勤は大変だけど、お店がいっぱいあるのは楽しいですね。



2006年02月06日(月)
ブロードキャストを突っ走れ!

「ブロードキャストを突っ走れ!」(神奈木智)を読みました。
テレビ局を舞台にした、新人アナと後輩アナの話です。仕事では厳しくて堅物な先輩が、本音を漏らすときだけ京都弁。萌えました。
後輩アナも、素直で明るくて良い子なのよ〜。二人とも、仕事に一生懸命だし。先輩が後輩に、普段の言葉遣いまで厳しく指導してるのが、素敵!
番外編は、狂言師の兄弟の話です。凛とした空気と京都弁が良いね。お兄さんの浮世離れぶりと潔癖っぷりが素敵だ。
どう考えても卯月の恋は上手くいきそうもないので、「三谷にしとけよ」と思っていたのですが、最後らへんにはほだされて、応援したくなりました。が、しかし、そうなると久納家の血筋が途絶える(--;
更に、シャレード誌上で続編を読んだのですが、すっごい気になるところで終わってる! 続きは続きは!? 
それにしても、祭河ななをさんって、随分絵が変わりましたね…。



2006年02月05日(日)
アンハッピーエンド

投稿した新人賞の、他の方の選評も読んだのですが、一つすごく面白そうな話があったのに、アンハッピーエンドだからという理由で落とされてました。雑誌掲載も無し。私はこれが読みたいのに!と歯がみしました。アンハッピーエンドってそんなに駄目かしら? 時には、単純なハッピーエンドより、きりきり舞いするほどの切ない話も読んでみたいのですが。

そして今日、作者さんの名前で、ネット検索したらサイト見つけました。万歳!
で、読みました。心臓がきゅーっとするほど切ないです。良い!すごく良い! 文章も繊細で情感たっぷりで、完成度高いし、田舎の景色や季節の描写も美しい。終わり方も、わずかに希望の見える感じで、いいよ〜いいよ〜。まだ胸がどきどきしてます。読めてよかった…!

朝塚めいさんの「永久機関の夏」という作品です。3月末までの限定公開だそうです。




2006年02月04日(土)
ハスキン

HUSKING BEEのアルバムを聞き返してます。
やっぱ格好良いよ。なんで解散しちゃったのよ、ばかー。…といっても、10年もやってれば色々あるだろうし、仕方ないんでしょうけど。この格好いい曲たちが埋もれちゃうのは寂しいので、どこかのバンドがカバーしてくれないかなぁ。
好きなアルバムは「ステディ・ステイト・セオリー」と「バリアンダンテ」です。
曲は「新利の風」と「WALK」ですね。
最後らへんにファンになったので、イメージチェンジ後の日本語詞のアルバムの方が馴染みがあります。カラオケに一人で行って歌いまくりたいなぁ。



2006年02月03日(金)
お知らせ

バッテリーの更新は、今後いたしません。
今まで訪れてくださった皆様、本当にありがとうございました。
そして、すみません。まだ更新するって言ったのに、できなくて。
理由は、パソコンのハードディスクが壊れて、書きかけのデータも全部だめになり、書き直す気力もないためです。本当にごめんなさい。もともとずっと更新を止めていたので、いまさらという感じではありますが。倉庫の方はそのまま置いておきます。裏のほうも、請求がありましたら、お答えしますので。

定期の払い戻しはできました。最初はだめって言われたんですけど、継続して大阪方向の定期買いたいって言ったらOKでした。



2006年02月02日(木)
食玩

コンビニでお茶を買ったら、おまけが付いてきました。
原人です。血まみれのシマウマの足付き。ギャー!! 天下の海洋堂製作。リアル過ぎて怖い。
会社で「それ何ですかー?」と聞かれたので、「お茶の食玩です」と答えたら、怪訝な顔をされました。他の女の子にも「しょくがん?」「知ってる?」「さあ…」と戸惑いが広がっていきました。
私は、てっきり一般的な言葉だと思ってました…(--; 隠してもにじみ出てしまうオタク臭さを、何とかしたいです。