2006年11月30日(木) |
1947年 DVD 愛の調べ |
2006年11月30日 1947年アメリカの 映画 「愛の調べ」 Song of Love 製作・監督:クラレンス・ブラウン 音楽:ブロニスラウ・ケイパー 配役 クララ・シューマン:キャサリン・ヘプバーン ロベルト・シューマン:ポ−ル・ヘンリード ブラームス:ロバート・ウォーカー ほか 発行:コスミック出版 発売:コスミックインターナショナル を鑑賞。
今年没後150年の ロベルト・シューマン。 結婚直前から クララの晩年までを 描いたモノクロ映画 堪能しました。
役者さんたち よく指が動いていましゅ。 (ピアノはルービンシュタイン)
子役たちも名演でしゅ。
ブラームスの クララに寄せる思い 胸に迫りましゅ。
切ない思いで 観終わりました。
シューマンのCDも ぼちぼち聴いていましゅ。
2006年11月29日(水) |
2006年 葉祥明展 |
2006年11月29日 葉祥明展 Feel The Art 会場:東武百貨店宇都宮店 5Fアートステーション 会期:2006年11月29日〜12月12日
仕事の帰りにちょっと立ち寄る。 新作版画の展示即売でしゅ。
ほとんどの作品が 今までのパターンと同じ。
でも安心して 観ていられましゅ。 偉大なるマンネリでしゅ。
ほとんどの作品が 明るい日差しの中の 風景でしゅが 1点だけ夜空の星星が きらめいている作品があり 目を引きました。
彼の作品 とっても明るいのに どこか淋しい風情が ありましゅ。 一体何なのでしょうか。
それにしても 1枚十万円前後は 高いでしゅ。
300枚刷ると 3000万円。 すごいでしゅ。
300枚10作品で 3億円。 言葉もありません。
2006年11月27日(月) |
ロイヤル・ウィニペグ・バレエ団 魔笛 |
2006年11月27日 以前NHK-BS2で放送した クラシック・ロイヤルシート カナダ・ロイヤル・ウィニペグ・バレエ団 魔笛を鑑賞。
音楽:もちろんモーツァルト 振付:マーク・ゴッデン 演出:バーバラ・ウィリス・スウィート 60分のテレビ映像用オリジナル・バレエ
60分のダイジェスト版ながら 魔笛の魅力たっぷりのバレエでしゅ。 序曲もなくいきなり 3人の侍女のコーラスから始まりましゅ。
ストーリーはかなりデフォルメされて 大筋は原作に沿っていましゅ。
パパゲーノがいきなり パパゲーナと一緒に登場したり 侍女たちから 口輪と一緒に 貞操帯を嵌められてしまうのには 唖然としましゅ。
最後はもちろんハッピーエンド。 ザラストロと夜の女王が 仲直りしてしまうのも 面白いでしゅ。
バレエダンサーたちの すばらしい踊りと ちょっとした特撮効果で 魅せまくりましゅ。
パミーナを演じた バレリーナが すごい筋肉質で 顔もこわもてなのが ちょっぴり残念でしゅ。 愛らしい感じ 高貴な印象が まるでありません。
でもほんとに楽しい1時間でした。
タイトルクレジットに バレエダンサーの名前はあっても すばらしい音楽を演奏した 演奏者の名前がないのが 残念でしゅ。
これからバレエに はまりそうでしゅ。
2006年11月26日(日) |
2006年 ロス・コンパニェロス ライブコンサート |
2006年11月26日 アンデスの風 ロス・コンパニェロス ライブコンサート
会場:栃木県立図書館1Fホール
県立図書館が年数回 開催している無料コンサート。
今回初めて クラシック以外の フォルクローレの演奏会。
ロス・コンパニェロスは 2004年結成の 栃木県のオジサン5人組。
ボーカルなしの ギター、チャランゴ、ケーナ、 サンポーニャ、ボンボの 五重奏。
アンデス地方の音楽を 2時間近くにわたって 熱演。
L.A.S.Ponderの 知っていたのは コンドルは飛んでいくと 花祭り それに唯一日本の曲 もののけ姫。
明るく悲しいインディオの 音楽を堪能。
演奏中突如 はるか昔 宇都宮合唱団にいた ソプラノのM.O.さんのことを 思い出した。
小柄で魅力的な人で 彼女は新婚旅行に 南米に行き 結婚通知は 南米の写真でした。
彼らの演奏を聴いて 彼女のことを まざまざと思い出し しんみり、懐かしく 思い出にふけった L.A.S.Ponderでした。
2006年11月25日(土) |
チューリヒ歌劇場 後宮からの誘拐 |
2006年11月25日 この春NHK−BSで放送された チューリヒ歌劇場 モーツァルト作曲 歌劇「後宮からの誘拐」 の録画DVD-Rを鑑賞。
出演 太守セリム:クラウス・マリア・ブランダウアー コンスタンツェ:マリン・ハルテリウス ブロントヒェン:パトリシア・プティボン ほか
チューリヒ歌劇場合唱団・管弦楽団 指揮:クリストフ・ケーニヒ
NHKが今年放送した チューリヒ歌劇場の シリーズのひとつ。
フィガロや魔笛に比べれば 最高の作品では ありませんが やはり楽しいでしゅ。
筋立てに やや無理があるものの 敵役オスミンの 憎憎しげながら 愛嬌ある演技・音楽で 何とか楽しめていましゅ。
ヒロインたちのマスクも まずまずで もちろん演奏は すばらしい。
窮地に陥った ヒロインたちが 最後は太守の 悪に対して 善で報いる 寛大な処置で ほのぼのとした ハッピーエンド。
筋を知っていても わくわくしましゅ。
楽しい土曜日でした。
2006年11月23日(木) |
1978年刊 高橋英郎訳編 モーツァルトとともに一年を |
高橋英郎訳編 モーツァルトとともに一年を 木耳社 1978年 第1刷 2005年 第2刷 を読了。
モーツァルトに関する 記事を日々並べるとともに 彼の膨大な手紙の中からの いくつかを 原文と高橋英郎の訳で 挿入したもの。
L.A.S.Ponderの 音楽カレンダー執筆の 役に立つかと思い 購入しましたが それほどは 役に立ちませんでした。
それよりも モーツァルトの手紙を 原文(多くはドイツ語、 一部イタリア語)で 読めたのが 楽しみでした。
ドイツ語とはいえ オーストリア訛りの上 L.A.S.Ponderの 貧弱極まりないドイツ語力では ほとんど解読不能でした。
でも日本語訳では 味わえない 語呂合わせ(脚韻)などは おもしろかったでしゅ。
モーツァルト・イヤーも あとわずか。
せいぜい 彼の音楽を 存分楽しむことに いたしましゅ。
2006年11月21日(火) |
1994年 DVD ザルツブルク・マリオネット・シアター 魔笛 |
2006年11月21日 DVD モーツァルト作曲 歌劇「魔笛」 ザルツブルク・マリオネット・シアター 1994年ドイツ・グラモフォン製作 を鑑賞。
音楽 フェレンツ・フリチャイ指揮 RIAS交響楽団 RIAS室内合唱団
ザラストロ:ヨーゼフ・グラインドル 夜の女王:リタ・シュトライヒ パミーナ:マリア・シュターダー タミーノ:エルンスト・ヘフリガー パパゲーノ:ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ パパゲーナ:リサ・オットー モノスタトス:マルティン・ヴァンティン
ただの人形劇と思ったら 大違いでした。
ただの人形に 命を吹き込むのは 人形遣いの腕と すばらしい音楽。
ただし全編ではなく 英語の解説付きで 105分のダイジェスト版。 字幕もなく ドイツ語上演なので 少々不安。
でも魔笛は 何度も観て おなじみなので ほとんど不自由しない。
とにかく楽しめました。
人形劇が こんなに面白いのも 題材が魔笛だからでしょうか。
L.A.S.Ponderも 埼玉県足立町立志木小学校の 人形劇クラブで 活動していたのでした。
突如よみがえる 小学校時代の思い出。 懐かしいでしゅ。
2006年11月20日(月) |
1805年 フィデリオ 初演失敗 |
1805年11月20日 ベートーヴェン作曲 歌劇「フィデリオ」 アン・デア・ウィーン劇場で初演
この歌劇 11月15日に初演の 予定でしたが ナポレオン軍との戦争のため 順延となり 結局この日初演。
ところが 聴きに来たのは ドイツ語のわからない フランス軍兵士がほとんど。
それで初演は 散々だったということでしゅ。
ルートヴィヒはその後 2度の改訂を施し 現在上演される 形に近づいたとのことでしゅ。
来年2007年は ベートーヴェン没後180年。
L.A.S.Ponderが 今わらじを脱いでいる グローリア アンサンブル&クワイアーも 来年はルートヴィヒの ミサ曲ハ長調を 演奏する予定でしゅ。
今年はモーツァルト・イヤーで アマデウスに明け暮れしましたが 来年は C調ミサを中心に ルートヴィヒの作品を 聴きまくることに なりそうでしゅ。
フィデリオも 図書館にビデオテープが あったと思いましゅので 年が明けたら ゆっくり鑑賞したいところでしゅ。
2006年11月19日(日) |
2006年 ニキ美術館 |
2006年11月19日 ニキ美術館
かみさんと那須の 絶景一望閣に泊まりに行った 翌日那須のニキ美術館へ。
以前かみさんを 連れて行ったときは 作品の貸し出し中で ロビーと売店しか開いておらず それでも ビデオを観るなどして 2時間ほど過ごしたのでしゅが 今回は 全館を観て回る。
L.A.S.Ponder自身は すでに3〜4回来ているので 展示換えのない全作品は おなじみ。
エジプトシリーズの 古代エジプトの神々 美しくも妖しく 何度観ても魅了されましゅ。
超大作「ブッダ」もいいでしゅ。
肥満した女性が 圧倒的迫力で迫る 「ナナ」のシリーズは いささか食傷気味でしゅ。
かみさんの反応は 今ひとつでしたが 今回も楽しいひと時が 過ごせました。
またいずれ行ってみたいものでしゅ。
2006年11月17日(金) |
2006年 とちぎ美術探訪 |
2006年11月17日 とちぎ美術探訪 県内ミュージアムが誇る 日本絵画の名品たち
会場:栃木県立美術館 会期:2006年10月29日〜12月10日 主催:栃木県立美術館 栃木県教育委員会 下野新聞社
いよいよ予算不足で チープな企画 と思いきや 意外な名品に出会えて うれしいでしゅ。
ちらしの表を飾る 日光山輪王寺宝物殿蔵の 狩野探幽作「釈迦三尊像」など すごい迫力でしゅ。
わざわざ日光まで 行かなくても 宇都宮で観られるのでしゅから 堪えられません。
小品では 鹿沼の川上澄夫美術館蔵 川上澄夫作「鬼ごと」など 「初夏の風」に匹敵する 傑作でしゅ。
県内とはいえ よくぞこれだけ集めました。
しかし 地方公立美術館の惨状は すさまじいようでしゅ。
以前日本経済新聞紙上でも 栃木県立美術館が 予算不足のため 開館日を減らさざるを得ない 現状を報じていました。
栃木県立美術館では 1日開館するのに 20万円かかるそうでしゅ。 それが出せずに 開館日がどんどん減っている そうでしゅ。
また所蔵作品を 保存修復する予算がないために 修復不可能なほど 作品が傷んでしまっているのを 止めようがないことも 報じられていました。
一体栃木県の 文化行政は 何をやっているのでしょうか。 ぷんぷん。
2006年11月15日(水) |
DVD 1976年 コーミッシュ・オパー・ベルリン フィガロの結婚 |
1976年7月 コーミシェ・オパー・ベルリン オペラ映画 フィガロの結婚 のDVD ドリームライフ事業部 を図書館から借りて鑑賞。
モーツァルト作曲 ボーマルシェ原作 ロレンツォ・ダ・ポンテ台本 ヴァルター・フェルゼンシュタイン ドイツ語版翻案脚色演出
配役 アルマヴィーヴァ伯爵:ウヴェ・クライシヒ 伯爵夫人:マグダレーナ・ファレヴィチ フィガロ:ヨージェフ・デネ スザンナ:ウルズラ・ラインハルト=キス ケルビーノ:ウテ・トロケル=ブルクハルト ほか
指揮:ゲーツァ・オバーフンク 美術:ラインハルト・ツィンマーマン 衣装:エレオノーレ・クライバー 合唱指揮:ゲアハルト・ヴュトナー 演奏:コーミッシュ・オパー・ベルリン管弦楽団・合唱団 収録:1976年7月4−8日
ドイツ語のフィガロ なかなかいけましゅ。 といっても 知ってるドイツ語はちらほら。 でも聴いててほとんど 不自然さがありません。 さすがフェルゼンシュタインでしゅ。
スーブレット役のスザンナ ぴったしの顔つきでしゅ。 伯爵夫人ロジーナも 気品があり憂いあり どんぴしゃでしゅ。
もちろん演奏は抜群でしゅ。 アリアはもちろん 三重唱から七重唱まで アンサンブルも絶妙。
旧東ドイツで これほどすばらしいオペラが 上演されていたとは!
夢のような一夜でした。 L.A.S.Ponderを 一時であれ すべてを忘れさせ これほど幸せに してくれるオペラは フィガロと魔笛くらいでしょうか。
このDVDも 買って所有したくなりました。 はてしない購入欲、所有欲との 戦いでしゅ。
2006年11月13日(月) |
1968年 ロッシーニ没 |
1968年11月13日 作曲家ジョアッキーノ・ロッシーニ パリ近郊のパッシーにて没。 1792年02月29日生まれ。
L.A.S.Ponder 今年はモーツァルトイヤーで アマデウス作曲、ボーマルシェ原作の 歌劇フィガロの結婚 何回か観ましたが その前段となる ロッシーニ作曲、ボーマルシェ原作 歌劇セビリアの理髪師 まだ観てないでしゅ。
ロッシーニの最高傑作 セビリアの理容師 序曲だけは何度も聴き 有名なアリアも聴いたことは ありましゅが 歌劇は観ないことには 始まりません。
図書館に1本だけ ビデオがあったので 早く観たいでしゅ。
さてロッシーニさん 前半生で数々の業績を上げ 一財産作り 後半生はほとんど仕事せず グルメとして 楽しい人生を送ったそうでしゅ。
死ぬまで働き続けなければならない L.A.S.Ponder まったくうらやましい限りでしゅ。
2006年11月12日(日) |
2006年 グローリア アンサンブル&クワイアーvol.14 |
2006年11月12日 グローリア アンサンブル&クワイアーvol.14 生誕250年記念 ザルツブルクのモーツァルト 会場:栃木県総合文化センター メインホール 指揮:片岡真理、内田等 合唱とオケ:グローリア アンサンブル&クワイアーvol.14 ソプラノ:小林晴美 アルト:岩森美里 テノール:小林彰英 バス:太田直樹 モーツァルト:内田潤一郎 ピアノ:荻町なつこ、清水聖美
L.A.S.Ponder 10ヶ月歌い続けてきた モーツァルトの演奏会でしゅ。
メインは 荘厳ミサ K.337 ヴェスペレK.339 どちらもモーツァルト ザルツブルクを出奔する 直前の名曲でしゅ。 他にアヴェ・ヴェルム・コルプス 聖なるマリア、神の母
直前まで不安だったヴェスペレも 何とか演奏。 アマデウスの世界を堪能しました。
お客様も996名入場、 当初心配された赤字も出さずに済みそうでしゅ。
グローリア アンサンブル&クワイアー自体 今年は崩壊の危機にありましたが 多くの人々の努力で 何とか持ち堪えました。
いやあこの一年 モーツァルトに明け暮れました。 手元にあるモーツァルトのCDを 車の中で聴きまくり ヴェスペレは 音取りCDも含めて 何百回聴いたことか。 入浴時は防滴スピーカーで聴き 毎晩聴きながら眠りにつく 毎日でした。
しばらくはアマデウスのCDとはお別れ。 あと見残しているオペラの ビデオ、DVDを鑑賞するつもりでしゅ。
2006年11月11日(土) |
2006年 キエフ・オペラ アイーダ |
2006年11月11日 キエフ・オペラ ダラス・シェフチェンコ記念 ウクライナ国立歌劇場 ヴェルディ作曲 歌劇「アイーダ」
会場:栃木県総合文化センター メインホール
指揮:ヴォロディミル・コジュハル 管弦楽:ウクライナ国立歌劇場管弦楽団 合唱:ウクライナ国立歌劇場合唱団 バレエ:ウクライナ国立歌劇場バレエ団 演出:グナチュク
キャスト アイーダ:オクサナ・クラマレヴァ ラダメス:オレクサンドル・フレツ アムネリス:テチヤナ・ピミノヴァ ほか
栃木ではめったに 観られないので 観に行ってきました。
ただし席はC席6000円なので 最上階4階のサイド最後席。 ステージの一部が見えません。 オペラ高いでしゅ。
全国ドサ回り公演のため 舞台装置は最小限。
衣装はそれなりの 立派なもの。
音楽は立派でした。 ソロ歌手はよく歌っているし 合唱も少人数の割には重厚な響き 管弦楽もすばらしいでしゅ。
合唱団員が少ないためか エチオピアの捕虜たちが 一人もおらず アモナスロ(エチオピア王)一人 というのは いかにも不自然でしゅ。
タイトルロールのアイーダが 太りすぎなのが 不満でしゅ。
ラダメスも太りすぎ 合唱団員も 肥満体が多く ちょっと気になりましゅ。
最後席なので字幕がよく見えず残念。 しかしオペラグラスの 威力絶大でしゅ。 コントラバスの弦まで見えました。
今年はオペラにはまった一年でしゅ。
お金と時間と自由があれば 東京でもヨーロッパでも オペラ観にいきたいでしゅ。
2006年11月09日(木) |
2006年 録画 モーツァルト・ウィーン・コンサート |
NHK−BS2で放送された モーツァルト・ウィーン・コンサートの DVD-Rを鑑賞。
合唱:ウィーン少年合唱団 コルス・ヴィエネンシス 管弦楽:オーストリア放送交響楽団 指揮:ベルトランド・デ・ビリー
ウィーン シュテファン大聖堂 2006年1月27日
モーツァルトの誕生日に モーツァルトゆかりの教会で 行われたコンサートの 実況録画。
たっぷり72分堪能いたしやした。
曲目は 戴冠ミサK.317をメインに L.A.S.Ponderも 今月12日に歌う 聖なるマリア、神の母K.273 ヴェスペレK.339よりLaudate Domini Ave Verum Corpus K.618 など宗教音楽。
少年と男声による 男だけの混声合唱曲 澄んだ響きが 超気持ちいいでしゅ。
ウィーン少年合唱団も 素人向けの ポピュラーな曲でなく 本格的な宗教音楽で すばらしい実力を 遺憾なく発揮しました。
ソプラノの サンドリーヌ・ピオーが 3曲ほど歌いましたが 声はなかなかでしゅが マスクが L.A.S.Ponder好みでは ありませんでした。
11月12日に グローリア アンサンブル&クワイアーで モーツァルトの ミサ・ソレムニスK.337 歌いましゅが 指揮のうっちい先生から サンクトゥスは ウィーン少年合唱団のような 澄んだ声で歌え と言われておりましゅ。
さてさて グローリア アンサンブル&クワイアーの おじさん、おばさんたちに ウィーン少年合唱団のような 澄んだ歌声は 出せるのでしょうか。
2006年11月08日(水) |
2006年 黒田悦子絵画展 |
2006年11月8日 つらつら椿 黒田悦子絵画展 会場:宇都宮東武百貨店7階美術画廊 会期:2006年11月8日〜14日
昼休みのわずかな時間を デパートの美術画廊へ。
タイトルのとおり 椿を中心とした 絵画20数点。
椿もさることながら 椿を生けてある 磁器=花瓶がすばらしい。
黒田悦子という 画家は 初耳でしゅが 一体どういう人なのでしょうか。 絵にはたいそうな 値段がついていましゅが 絵画だけで食べていける プロの画家なのでしょうか。
相当の力量と 思われましゅが ちょっと気になりました。
時間がないので ゆっくりは 観ていられませんでしたが ちょっと気になる 絵でした。
2006年11月07日(火) |
2006年 田中一村の世界 |
2006年11月7日 市制70周年記念 秋の特別企画展 田中一村の世界 会場:とちぎ蔵の街美術館 会期:2006年10月11日〜11月26日 主催:栃木市、栃木市教育委員会、とちぎ蔵の街美術館
午前中ちょこっと時間ができたので とちぎ蔵の街美術館へ。
田中一村は 1908年栃木町生まれ。 幼少期を東京で 青壮年期を千葉市で そして50歳から 死ぬまでを奄美大島で 過ごした清貧の画家。
今回は 奄美大島にある 田中一村記念美術館所蔵の 日本画30数点と 蔵の街美術館所蔵の写真10点ほどの 小規模な展覧会。
もともと展示スペースの 狭い美術館。 一村の全貌というわけには いきませんが その生涯の一部は うかがい知ることができました。
南国の風景に 魅入られて 奄美に移り住み 後半生を過ごした一村。
まさに芸術のための人生。 その画業もさることながら その生き様に魅せられましゅ。
L.A.S.Ponderも 南国に移り住みたいでしゅが 女房子どもに 手を焼きながら 東路の果て 関東の極北で 鬱屈した 人生を送る 毎日でしゅ。
2006年11月06日(月) |
1991年 メト レヴァイン 魔笛 |
メトロポリタン歌劇場 1991年の エマヌエル・シカネーダー台本 モーツァルト作曲 歌劇「魔笛」K.620の ビデオを鑑賞。
配役 ザラストロ:クルト・モル 夜の女王:ルチアーナ・セッラ パミーナ:キャスリーン・バトル タミーノ:フランシスコ・アライサ パパゲーノ:マンフレート・ヘム パパゲーナ:バーバラ・キルダフ ほか
指揮:ジェームズ・レヴァイン メトロポリタン歌劇場管弦楽団・合唱団 ステージ・デザイン:ディヴィッド・ホックニー
図書館から借りたビデオテープ 状態悪いでしゅが 何とか見るに堪えましゅ。
内容はもちろん 満足でしゅ。
ホックニーの舞台デザイン ちょっと違和感があるものの お伽話にぴったりでしゅ。
夜の女王のコロラトゥーラ・ソプラノ しびれましゅ。
3人の童子の ボーイ・ソプラノも すばらしく澄んでいましゅ。
脚本・音楽とも 問題あるものの 実に楽しめましゅ。
ここのところ 続けざまに 魔笛のビデオ観ていましゅが 飽きるということがありません。
時間とお金と自由があれば もっともっと いろいろなビデオが 観られるのでしゅが このくらいで 満足しなければ 罰が当たるでしょうか。
2006年11月05日(日) |
2006年 栃木合唱団第34回定期演奏会 |
2006年11月5日 栃木市制70周年記念 栃木合唱団創立50周年 第34回定期演奏会 会場:栃木市文化会館大ホール
栃木県でも 伝統ある混声合唱団の 50周年記念演奏会 かみさんと行ってきました。
第一部は 下野楽遊奏楽合奏団の 弦楽伴奏で モーツァルトの 宗教曲4曲。
L.A.S.Ponderたちも グローリア アンサンブル&クワイアーで 11月12日演奏する Ave Verum Corpus まことの御体K.618 Sancta Maria Mater Dei 聖なるマリア、神の母K.273 が安心して聴けました。 ベートーヴェンの 第九のメロディが出てくる Misericordias Domini 主の御憐れみをK.222 もよかったでしゅ。
第二部は 楽しく歌って半世紀・・・思い出の歌 12曲の長丁場
一番よかったのは 最後に歌った 平井康三郎作詞・作曲の 「合唱讃歌」 あっけらかんとした 今の時代にあっては 脳天気とも思える すばらしい歌でしゅ。 今日のコンサート中 一番よかったでしゅ。
第三部は 合唱団OB、栃木市合唱連盟有志と合同で 三善晃編曲 2台のピアノによる合唱組曲 「唱歌の四季」
大編成のよさは それなりにあったものの それなりの演奏でした。
アンコールは かなり凝った編曲で 会場の聴衆と一緒に 「赤とんぼ」 これもまずまずでした。
L.A.S.Ponder 学生時代 栃木合唱団のすばらしい演奏を 聴いて何度も 感動した覚えがあって 期待して行ったのでしゅが まずまずの演奏会でした。
L.A.S.Ponderの 感受性が老化してしまったのでしょうか。
それにしても存続の危機を 乗り越えて よくぞ50年続いたものでしゅ。 現団長は創立以来50年 歌っているというのも すごいでしゅ。
2006年11月04日(土) |
池辺晋一郎著 モーツァルトの音符たち |
池辺晋一郎著 モーツァルトの音符たち 池辺晋一郎の「新モーツァルト考」 音楽の友社 2002年
もともとは雑誌「音楽の友」に 2年にわたり 連載されたもの。
以前バッハの ロ短調ミサを歌った年に 読んだ 「バッハの音符たち」に ついで池辺著の 2冊目。
駄洒落は少なく まともな論考が 冴え渡りましゅ。
たくさんの譜例 茂木一衛著 モーツァルトのおもちゃ箱 を読んだときには なかなか思い浮かばなかった メロディが アーラ不思議 この本では 楽譜の見ているだけで メロディが浮かんできましゅ。
さすが作曲家池辺 モーツァルトの楽譜と 池辺作曲のつまらない例を 比べさせて モーツァルトのすごさを 納得させてくれましゅ。
池辺晋一郎の他の著作 もっと読んでみたいでしゅ。
2006年11月02日(木) |
1989年 メト レヴァイン アイーダ |
メトロポリタン歌劇場 1989年の アントーニオ・ギスランティーニ台本 ジュゼッペ・ヴェルディ作曲 歌劇「アイーダ」の ビデオを鑑賞。
配役 エジプト王:ディミトリ・カヴラコス アムネリス(エジプト王女):ドローラ・ツァーイック アイーダ(奴隷、実はエチオピア王女):アプレーリ・ミッロ ラダメス(エジプトの衛兵隊長):プラシド・ドミンゴ ランフィス(祭司長):パータ・ブルチュラーゼ アモナズロ(エチオピア王):シェリル・ミルンズ
指揮:ジェームズ・レヴァイン メトロポリタン歌劇場管弦楽団・合唱団・バレエ団 合唱指揮:デイヴィッド・スティヴェンダー 1989年10月 メトロポリタン歌劇場ライブ収録 日本語字幕:小瀬村幸子
157分は長いでしゅ。 第1幕で早くも居眠り。 最初に戻ってもう一度鑑賞。
ドミンゴのアリア 「清きアイーダ」 まず聴かせましゅ。
アイーダのマスク 今ひとつでしゅ。
アムネリスを歌う ドローラ・ツァーイック 顔が怖いでしゅ。 ボディも太めで 強い女が好きな L.A.S.Ponder好みでしゅ。
アリアうまいでしゅ。
このオペラよくできてましゅが ヒロインは実は 恋に悩み、ラダメスに嫌われ 悩み苦悩する アムネリスでしゅ。
アイーダとアムネリスと ラダメスの三角関係。 アムネリスの怒りが ひしひしと迫ってきましゅ。
メトの合唱団も がんばっていましゅ。 エジプトの僧侶たち スキンヘッドで よく歌ってましゅ。
第1幕山場の 凱旋行進では 本物の馬まで登場 金かけてましゅ。
最後 地下の墓で死を迎える アイーダとラダメス 実は幸福な最後でしゅ。 そしてアムネリスの絶唱。 聴かせどころでしゅ。
すごいオペラでした。 実物の公演 劇場で観たいでしゅ。
2006年11月01日(水) |
2006年 千住博・小泉淳作 版画二人展 十四代辻常陸作陶展 |
2006年11月1日 千住博・小泉淳作 版画二人展 会場:宇都宮東武百貨店7階美術画廊 会期:2006年11月1日〜11月7日
小泉淳作という版画家は 初めて聞きましゅが 千住博の版画というので 東武百貨店に行ったついでに しばし鑑賞。
千住博の日本画・版画は 以前にも鑑賞したことが あるのでしゅが やはりいいでしゅ。
特にウォーターフォールは 現実の滝を離れて 夢幽玄の境地、 独自の世界でしゅね。
実を言うと 滝の版画以外は あまり面白い作品がありませんでした。
小泉淳作は動物を 描いた作品に 観るべきものが 何点かありました。
それにしても 版画のくせに べらぼうな値段が ついているのが 不満でしゅ。
もちろん買う気も 買うお金もありません。 残念!
2006年11月1日 十四代辻常陸作陶展 会場:宇都宮東武百貨店5階イベントプラザ 会期:2006年11月1日〜11月6日
明治42年生まれというから オン年97歳。 よく70余年も 作陶に打ち込んできたものでしゅ。
古典的なブルーの陶器の数々 なかなか面白いでしゅ。
L.A.S.Ponder 焼き物は まったくわかりませんが 思わず立ち止まって 見とれてしまう作品が 多々あり 飽きさせません。
ただ仰々しく 禁裏御用達とか 宮内庁御用達とか 書き並べなくても いいものはいいのに、 そんなに御用達というのが ありがたいのでしょうか。
それに840万円の 大皿には あきれました。 840万円の皿で 食事をすると どういう気分になるのでしょうか。 なんだか消化に悪そうでしゅ。
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