「L.A.S.Ponder氏」の音楽カレンダー

2006年04月30日(日) 1883年 エドアール・マネ 没

1883年4月30日
フランスの画家
エドアール・マネ
Édouard Manet 没、51歳。
 1832年1月23日誕生

フランス印象主義の父だとか。

一大スキャンダルとなった
「草上の昼食」すごいでしゅね。

服を着た男性達と
裸の女性たちの
ピクニック、
当時の人々は
秘密クラブを
垣間見たような
印象を抱いたとか。

確かに今観ても
妖しい光景でしゅ。



2006年04月29日(土) 2006年 第10回 琴の音によせて

2006年4月29日
第10回 琴の音によせて
主催:筑紫雅会 麓 琴教室
会場:栃木県総合文化センター サブホール

良い琴の音色が
聴けるかもしれないと思って
出かけてきました。

お琴の教室に通う
ご婦人方のおさらい会のような
ものでしゅね。

20人近い
筝、十七弦、三弦が並ぶと
壮観でしゅ。

音楽的にはどうなのでしょうか、
L.A.S.Ponder
筝曲については
何も知らないので
なんともいえませんが。

知っている曲は
宮城道雄作曲の
「春の海」だけでした。

時間がなくて
最後の曲は聴かずに
帰ってきてしまいましたが
最後の曲の前に
演奏された
筝3面による
筑紫歌都子作曲
「小雨の夜」は
なかなか素晴らしい曲で
演奏も聞かせるものが
ありました。

袴姿のご婦人方を
観ていると
源氏物語の
管弦の遊びなど
平安朝の雅な遊びを
想像し楽しいひと時でした。

美しいご婦人方の
筝を聴きながら
お酒を飲めたら
どんなに素晴らしいことでしょう。



2006年04月27日(木) DVD 映画「アマデウス」

かねて買ってあった
DVD アマデウス
製作:ソウル・ゼインツ
監督:ミロス・フォアマン
脚本・原作:ピーター・シェーファー

キャスト
サリエリ:F・マーリー・エイブラハム
モーツァルト:トム・ハルス
コンスタンツェ:エリザベス・ベリッジ

ワーナー・ブラザーズ 1984年
を鑑賞。

20年ほど前に観た
映画のシーンが
よみがえりましゅ。

虚実ない交ぜにしたこの映画
誤ったモーツァルト像を
世界に広めた功罪は
甚大でしゅ。

それにしてもおもしろいでしゅ。
実は
両面・1層ディスクのこのDVD
間違ってB面から
見始めてしまいました。
いきなり黒覆面の男が
レクィエムの作曲依頼に
現れたのでおかしいと思いましたが
あまりのおもしろさに
そのまま視聴。
エンドマークを見て
A面を観るという
変則的視聴。

それでもぐいぐい惹きつけられるおもしろさ。
特にオペラのシーンは圧巻でしゅ。

この映画の主人公は
一応サリエリということになっていましゅが、
完全にアマデウスに食われていましゅ。

あーあ、おもしろかったでしゅ。
年内にもう一度観たいでしゅ。



2006年04月24日(月) 1706年 マルティーニ神父 誕生

1706年4月24日
イタリアの作曲家、理論家
ジョヴァンニ・バティスタ・マルティーニ 誕生
 1784年8月3日 没

対位法の権威だそうでしゅ。

モーツァルトの伝記類を
読んでいて
必ずでてくるのが
アマデウスが
マルティーニ神父から
対位法を習ったということでしゅ。

L.A.S.Ponderが
今グローリア アンサンブル&クワイアーで
歌っている
ミサ・ソレムニスK337にも
ベネディクトゥスの合唱で
フーガが
出てきましゅが
流石に良く出来ていましゅ。



2006年04月23日(日) 2006年 稲見郁恵fl 樫村陽子pf コンサート

2006年4月23日
栃木県立図書館
第93回クラシック・ライヴ・コンサート
フルート&ピアノ コンサート
出演:稲見 郁恵 フルート
   樫村 陽子 ピアノ
会場:栃木県立図書館1階ホール
主催:栃木県立図書館

百席あまりの図書館ホールが
満席、さらに椅子を出しても
立ち見が出る盛況。

曲目は通俗名曲の
オンパレード。

1列目中央で聴いたため
フルーティストまで2m以内の至近距離。
息使いはおろか
唇の動きまでわかり
どきどきでしゅ。

演奏者の緊張、どきどきまで
伝わりました。

ちょっぴり美形なので
観ていてドキドキ。

良かったのは
バッハ作曲管弦楽組曲第2番から
ポロネーズ、バディネリのピアノ伴奏編曲と
モーツァルト作曲フルート四重奏曲ニ長調の
ピアノ伴奏編曲でした。

ピアノ独奏曲では
バッハ作曲
主よ人の望みの喜びよ
でした。

栃木県立図書館コンサート
久々に聴きましたが
大谷石と木の壁のホール
とってもいい感じでしゅ。

L.A.S.Ponderも
昔エルベ合唱団で
このコンサートに
出演したことがあるような
気がしましゅ。
バッハかモーツァルトを
歌ったと思いましゅ。

無料のコンサートでしゅが
2千円出しても
惜しくはない内容でした。

なんだか2千円得したような
気がしましゅ。



2006年04月20日(木) 二期会 魔笛

かねてNHKで放映され
録画しておいた
モーツァルト作曲
歌劇「魔笛」
2005年3月
二期会
新国立劇場の
ビデオを鑑賞。

指揮:下野竜也
演出:実相寺昭夫
合唱:二期会合唱団
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
出演:黒木純、望月哲也、多田羅迪夫ほか

うーん、いきなり登場の
タミーノが日本の王子でしゅ。
中世の鎧をまとい
日本刀を振りかざしていましゅ。
ちょっぴり違和感。

台詞は日本語
歌はドイツ語で
特に違和感ありませんでしゅ。

装置も現代風で大丈夫かしら
と思いましたが
後半
新国立劇場の回り舞台を
効果的に使った舞台装置が利いて
良い舞台運び。

怪獣担当は円谷プロダクションで
カネゴンほかウルトラマンの怪獣たち。

第2幕は定型的で
安心して鑑賞できました。

出色はパパゲーナ。
くさい役どころでしゅが
アリア、重唱よく歌ってましゅ。

前半は退屈でしたが
後半楽しめました。

アドリブはほどほどにして欲しいともいましたが
また時間を置いて
鑑賞したいビデオでしゅ。



2006年04月19日(水) 海老澤敏著 モーツァルトのザルツブルク

海老澤敏著 
モーツァルトのザルツブルク
 新 私のモーツァルト・クロニクル
音楽之友社 1996年

を栃木県立図書館から
借りて読了。

モーツァルトの伝記を読む一方
日本のモーツァルト学者の
思い入れたっぷりの
エッセイ集も
味わいありましゅ。

1991年のモーツァルトイヤーの
どたばたから
1996年にかけての
海老澤氏の活動。

いやあおもしろいでしゅ。
モーツァルト、コンスタンツェ、
そしてシカネーダーはじめ
周辺の人々。

今年いっぱい
モーツァルトとの
お付き合い
ますます楽しみでしゅ。

モーツァルトが
生前一番嫌っていた街
ザルツブルク。

それが今では
モーツァルトなしでは
考えられなくなっているのでしゅから
歴史の皮肉というのは
恐ろしいものでしゅ。



2006年04月17日(月) 1977年 Kiroroの玉城千春 誕生

1977年4月17日
Kiroroのヴォーカル 玉城千春 
沖縄で誕生

マスクは決して美形ではないものの
その声は癒やし系でしゅ。

メジャーデビュー曲
「長い間」がいいでしゅ。

長い間
玉城千春 作詞作曲

♪長い間待たせてごめん
 また急に仕事が入った
 いつも一緒にいられなくて
 淋しい思いをさせたね

 (略)

 気づいたのあなたがこんなに 胸の中にいること
 愛してる まさかねそんな事言えない

 あなたのその言葉だけを信じて
 今日まで待っていた私
 笑顔だけは 忘れないように
 あなたの側にいたいから ♪

CD、ビデオ、DVD何点かありましゅ。
 
メンバー二人の相次ぐ
結婚、出産。
最近ベストアルバム出たようでしゅが
今後の活動は
どうなるのでしょうか?



2006年04月16日(日) 1828年 ゴヤ 没、82歳

1828年4月16日
スペインの画家 ゴヤ
Francisco José de Goya y Lucientes
フランスのボルドーで没、82歳。
 1746年3月30日誕生

王政復古を嫌って
フランスへ亡命した最晩年。
最後の油絵「ボルドーのミルク売り娘」。
ゴヤらしくない
という説もありましゅが
最後の澄み切った境地とも
言えるでしょう。

いつかプラド美術館を訪ねて
実物を鑑賞したいものでしゅ。



2006年04月15日(土) 2006年 自治医科大学ピアノ同好会

2006年4月15日
自治医科大学ピアノ同好会
春のピアノコンサート
主催:自治医科大学学友会
主演:自治医科大学ピアノ同好会
協賛:アート・イン・ホスピタル

会場:自治医科大学附属病院地下1階
アート・イン・ホスピタル

自治医大の学生・教職員による
ピアノコンサート。

会場は
大学地下に入っている
本屋「大学書房」の社長が
趣味で作ったギャラリー兼うどん屋。

うどん屋でコンサート
というのもすごいでしゅが
ピアノはなんと
ベーゼンドルファーのグランドピアノ。

L.A.S.Ponderの同級生の長女が
Let it beを連弾で弾いたのには
びっくり。
もう看護学部に入る歳なんだ。

良かったのは
某ドクターの演奏した
ショパンの軍隊ポロネーズ。

とりはなんと
顧問の大槻マミ太郎皮膚科学教授の
弾き語りで
一青 窈のハナミズキ。

この手のコンサートは
教職員・学生の
発表の場と
患者さんへのサービスでしゅが
近所で気軽に
ひと時を過ごせる場所として
ありがたいことでしゅ。



2006年04月13日(木) 映画 ボーマルシェ 革命前夜

今年はモーツァルトイヤー

フィガロの原作者
ボーマルシェも
無視することが出来ません。

ということで
かねて買ってあった
中古ビデオ

ボーマルシェ 革命前夜
製作:シャルル・ガッソ
監督:エドゥアール・モリナロ
脚本・脚色・台詞:エドゥアール・モリナロ、
         ジャン=クロード・ブリスヴィル
音楽:ジャン=クロード・プティ
キャスト
 ファブリス・ルキーニ
 マニュエル・ブラン
 サンドリーヌ・キベルラン
フランス1996年
を鑑賞。

18世紀パリ
セビリャの理容師を書いたボーマルシェ。
貴族の位を金で買い
裁判官から一転投獄、そして
スパイとしてイギリスに渡り
フィガロが結婚を書いて
大成功するまで。

まさに革命前夜
波乱万丈の人生でしゅ。
いやはや大変でしゅね。

映画は当時のパリのセットを
中心にとっても見ごたえがありましゅ。

フランス語がわかれば
もっと楽しめるのでしょうが
字幕でも充分楽しめました。



2006年04月12日(水) 1942年 ハービー・ハンコック 誕生

1942年4月12日
ジャズピアニスト
ハービー・ハンコック
Herbie Hancock シカゴで誕生。

最近ジャズは
ほとんど聴いていませんが
ハンコックのピアノデュオの
CD一枚だけ持ってましゅ。
すごくいいでしゅ。

若い頃は
ジャズライヴ
時々行きましたが
最近は全然行ってません。

ジャズライヴというと
酒とタバコとトイレの
匂いがしましゅ。

酒はともかく
タバコとトイレの匂い
何とかならないものでしょうか。



2006年04月11日(火) 2006年 松本哲男展

2006年
松本哲男展 
会場:佐野市立吉澤記念美術館
会期:後期2006年3月28日〜5月7日

2005年宇都宮美術館でも
大規模な回顧展を観たし
吉澤記念美術館は小さな美術館だから
パスしようとも
思ったけれど
行ってしまいました。

狭い展示スペースいっぱいに
大迫力の大作が十数点。
どうやって搬入したのかと思いましゅ。

昭和18年佐野市生まれの
松本哲男。
故郷に錦を飾りました。

暗く重厚なタッチの作品群、
思わずうなってしまいましゅ。

去年の宇都宮美術館でも
観ているのかもしれませんが
新鮮でしゅ。

特に
「風の景」「スコットランド」が
印象的でした。

これだったら前期も
行けばよかったでしゅ。



2006年04月10日(月) 1950(昭和25)年 和田アキ子 誕生

1950(昭和25)年4月10日
歌手 和田アキ子 大阪市東成区で誕生。

2005年 在日朝鮮人二世であることを公表。
へーえ そうだったんでしゅか。

でかい顔とでかい身体は
脅威的でしゅ。

ヘビースモーカーであることも
いやでしゅ。

厚かましい態度、
ふてぶてしい言動は
嫌いでしゅが
♪あの鐘を鳴らすのはあなた 1972年は
好きでしゅ。

というわけで
彼女のCD少しと
彼女の出演したテレビ音楽番組の
ビデオはとってありましゅ。




2006年04月09日(日) 2002年 詩人、批評家 安東次男 没

2002年4月9日
詩人、批評家 安東次男(あんどうつぐお)没、82歳。
 1919年7月7日 誕生

L.A.S.Ponder
彼の著した
百人一首の本を
何度か読んでいましゅ。

数年に一度正月になると
百人一首の本を読むのでしゅが
そのとき読む本のひとつに
安東次男の一冊がありましゅ。

取り立ててどうという印象もないのでしゅが
詩人らしくコンパクトにまとまった
解説書だったような気がしましゅ。

なんだかまた
読みかえしたくなってきました。

彼の詩集も読んでみたいでしゅ。



2006年04月08日(土) 1959(昭和34)年 高浜虚子没

1959(昭和34)年4月8日
俳人 高浜虚子
神奈川県鎌倉市で没、85歳。
 1874(明治7)年2月22日 誕生

俳誌「ホトトギス」を継承
一時代を築きました。

L.A.S.Ponder
予備校一橋学院で
彼の俳句
春風や闘志いだきて丘に立つ 大正2年
を当時の俳壇情勢とともに学び
ちょっぴり感激したことを
思い出しました。

この句に関連して
晩年には
俳句運動に鑑みて
闘志尚存して春の風を見る
という句も
学習しました。

懐かしい予備校時代の
思いででしゅ。



2006年04月06日(木) カール・ベーム 後宮からの誘拐

クリストフ・フリードリッヒ・プレッツナー原作
ゴットリープ・シュテファニー翻案
モーツァルト作曲
歌劇「後宮からの誘拐」K.384

宇都宮市立図書館から
ビデオを借りて鑑賞。

カール・ベーム指揮
アウグスト・エファーディング演出
バイエルン国立歌劇場管弦楽団・合唱団

配役
セリム・パシャ:トーマス・ホルツマン
コンスタンツェ:エディタ・グルベローヴァ
ブロンデ:レリ・グリスト
ベルモンテ:フランシスコ・アライサ
ペドリッロ:ノルベルト・オルト
オスミン:マルッティ・タルヴェラ

1980年4月
バイエルン国立歌劇場ライヴ

初めて
後宮からの誘拐を鑑賞。

ストーリーは単純ながら
音楽は素晴らしい。
序曲からわくわくさせましゅ。
アリアもさることながら
重唱が楽しいでしゅ。
独唱陣でひときわ素晴らしいのは
グルベローヴァでしゅ。
若い頃はこういうマスクでしたか。

大道具はやや単調。
衣装がちょっと現代風なのは
いただけません。

観衆の拍手は
老指揮者ベームに対してのものが
最大、最長でした。

他の演奏団体の
後宮も観たいでしゅ。 



2006年04月05日(水) 1973年 住吉美紀アナ 誕生

1973(昭和48)年4月5日
NHKの住吉美紀アナウンサー
神奈川で誕生

NHK-BS2の
迷宮美術館の司会
楽しいでしゅ。

ちょっぴりこわい顔でしゅが
段田安則とのコンビ
絶妙でしゅ。

単調になりがちな
美術番組を
軽妙な司会で
面白おかしく魅せましゅ。

放映が楽しみでしゅ。



2006年04月03日(月) 井上太郎著 旅路のアマデウス

井上太郎著 
旅路のアマデウス
NTT出版 1996年
を宇都宮市立図書館から借りて
読了。

うーん。
旅から旅のアマデウス。
なんと35年の人生のうち
3分の1近くを
旅に暮らしたという。

幼い頃の旅は
アマデウスの体を痛めつけ
成長発達を阻害し
寿命を縮めたという。

しかし当時の
衛生事情、医療状況から考えると
あれだけの大旅行に耐えたということは
アマデウスが健康優良児であった
とも考えられましゅ。

またアマデウスの音楽的成長は
数々の旅行抜きには
ありえなかったことも
もっともでしゅ。

いつか
アマデウスの旅の跡を
たどって
オーストリア、ドイツ、イタリアに
行ってみたいでしゅ。



2006年04月01日(土) 1974(昭和49)年 筑波大学開学

1974(昭和49)年4月1日
筑波大学開学

東京教育大学を廃校にして
筑波大学が開学しました。

茨城の何もない野原に
筑波研究学園都市を建設し
開学した筑波大学。

L.A.S.Ponder
筑波大学第一学群自然学類化学専攻の
推薦入試を受けましたが
書類審査で敗退。

もし合格していたら
どんな人生を
送っていたいことでしょうか。

つくば市を通るたびに
感慨一入でしゅ。


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