2005年10月31日(月) |
2005年 15000ヒットお礼 |
2005年10月31日 15000ヒットお礼
このつたない日記を 訪れて下さる方々 リンクを張って下さる方々に 厚く御礼申し上げましゅ。
2003年10月30日に 4000ヒットの お礼を申し上げてから 2年間で11000回のアクセス。
600回は自己アクセスとしても 10000以上。
気の遠くなるような数字でしゅ。
日本全国に (ひょっとしたら国外からも) 見守って下さる方々がいる不思議。
開始当初の 音楽史的感想は すでにネタ切れ状態。
これからは 歴史的ネタ以上に 身辺雑記的記述が 増えていくと思いましゅが もう少しがんばりましゅ。
なにとぞよろしく お願い申し上げましゅ。
寒い政治的季節に・・・
2005年10月30日(日) |
1995年 ゆりかもめ 開通 |
1995年10月30日 東京臨海副都心と都心を結ぶ 新交通システム「ゆりかもめ」開通式典
ゆりかもめが開通してもう10年になりましたか。
先月9月17日 高校の同窓会で 日本未来科学館への 往復で ゆりかもめに乗りましたが その運賃の高さに 悲鳴を上げました。
別にどうということもない 乗り物でしゅが 何であんなに高いんでしょう。
日本未来科学館で働いている 同窓生が嘆いていました。
台場方面の労働者が ゆりかもめしか 利用できないのをいいことに 暴利をむさぼるのは ひどいでしゅ。
2005年10月29日(土) |
1969(昭和44)年 ホームビデオ記念日 |
1969(昭和44)年10月29日 ホームビデオ記念日
ソニーと松下電器が 家庭用VTRの開発を発表。
ソニーはベータ方式 松下電器はVHS方式を採用し、 これから数年、 両陣営の熾烈な争いが繰り広げられる。
L.A.S.Ponderは ベータ方式のソニー製ビデオデッキを購入。
業務関係のビデオも ベータ方式のビデオを収集。
悲惨な結婚式のビデオも ベータ方式で撮影。
しかしビデオは VHSの圧勝となり すべてのベータ方式 ビデオテープが パーとなりました。
業界の規格不統一が L.A.S.Ponderの 私生活にも とんだ波紋を 呼んだのでした。
そして現在 次世代DVDが 規格不統一のまま 2種類出回りそうな情勢。
消費者不在の 業界争いは いいかげんにして欲しいでしゅ。
2005年10月27日(木) |
1907年10月27日 チェンバリスト ヘルムート・ヴァルヒャ ライプツヒで誕生 |
1907年10月27日 ドイツのオルガニスト、チェンバリスト ヘルムート・ヴァルヒャ Helumut Walcha ライプツィヒで誕生 1991年没
この人のすごいところは 視力障害者、16歳で完全失明ながら バッハのオルガン全集の録音を 完成させていることでしゅ。
もちろん母と妻の 献身的助力によるところも 大きいということでしゅ。
L.A.S.Ponder 学生時代 栃木県立図書館から 彼のアンマーチェンバロの LPレコードを借りて 聴いていました。 バッハのチェンバロ曲に 接したはじめでしゅ。
そういえば 最近はヴァルヒャの 演奏を聴いていません。
スタンダードとも言われる 彼の演奏 また聴いてみたいものでしゅ。
2005年10月26日(水) |
鎌田 實著 がんばらない |
2005年 鎌田 實著 がんばらない 集英社文庫 集英社 2003年 読了
いつも本を薦めてくれる クライアントのお勧めで 読む。
著者は 大学紛争時代 全共闘系から 諏訪中央病院に赴任。 長くこの地で活躍。
終末期医療で 頑張らないことの重要性を 信州の風土の中で実践。
稀有のことでしゅ。
世の中には 頑張った方がいいこと 頑張ってもダメなこと 頑張らない方がいいこと いろいろありましゅ。
それを一律 頑張れということには 無理がありましゅ。
頑張らないで 泣いた方がいいことも たくさんありでしゅ。 それですっきりすればいいんでしゅ。
そして真実を知ることの重要性。 告知ということ。
なかなかいい本でした。
2005年10月24日(月) |
1974年 ダヴィッド・オイストラフ没、66歳 |
1974年10月24日 ソヴィエト連邦のヴァイオリニスト ダヴィッド・オイストラフ David Oistrakh 没、66歳。 1908年9月17日 誕生
オイストラフのCDを 持っているかどうか 定かではありませんが 昔NHKみんなの歌で 「パパのバイオリン」という 歌があり そのなかで
♪あのオイストラフも クライスラーもかなわない・・・ ビゴリンビゴリン ビゴビゴリン・・・
という一節が確かあって 急に懐かしく思い出しました。
2005年10月21日(金) |
瀬戸内晴美著 中世炎上 |
2005年10月21日 瀬戸内晴美著 中世炎上 新潮文庫 新潮社 昭和52年 読了
うーん すごい小説でしゅ。
元になったのは 先に読んだ 後深草院二条著 瀬戸内晴美現代語訳 とはずがたり
幼くして後深草院に育てられ のちに愛人となった二条
二条の母 大納言典侍(だいなごんのすけ)は 後深草院の乳母(めのと)で 年若い院に恋の手ほどきをする。 長じて院は 二条に亡き大納言典侍の面影を 求めながら 愛欲生活に溺れていく。
院は二条を寵愛しながらも 弟で煩悩・妄執にまみれた 性助法親王(しょうじょほっしんのう)や これまた皇位継承を争う 実弟の亀山院や 上流貴族に 二条を抱かせてしまうなど 異常性欲、異常性格の持ち主。
そのほか二条は さまざまな愛欲を 重ねながらも 院と着かず離れずの 関係を続ける。
源氏物語をなぞるように 退廃・爛熟を極める 中世の貴族社会。
前著現代語訳とはずがたりを 何倍にも膨らませた 瀬戸内の筆力に脱帽でしゅ。
L.A.S.Ponder 自らの貧しい愛欲生活に ため息をつきながら 数奇な運命を生きた 二条の生涯を 辿ったのでした。
2005年10月20日(木) |
1931年 ドイツ映画「会議は踊る」封切り |
1931年10月20日 ドイツ映画「会議は踊る」が ヨーロッパで封切り
1814年メッテルニッヒの牛耳った ウィーン会議を舞台に、 ロシア皇帝と町娘の “ただ一度だけ”の恋を描いた 音楽映画。
昔観ました。 なつかしいでしゅ。 甘美きわまりない 主題曲「ただ一度だけ」に 涙でしゅ。
♪人生にただ一度だけ まだ信じられないわ ほんのつかの間 でもいいの 魔法の光がきらきらと降り注ぐ 人生にただ一度だけ ひょっとして夢かしら 人生にただ一度だけ 起きることを それが起こって そして終わったのね
安いDVDが出れば また観て 涙したいでしゅ。
2005年10月19日 三島由紀夫著 音楽 新潮文庫 新潮社 昭和45年 読了
6年ほどわらじを脱いでいた 救急救命東京研修所の 6期生同窓会で 静岡の修善寺への往復で 一気に読了。
三島にこんな作品が あったなんて・・・ 不明を恥じるばかりでしゅ。
今はかなり下火となった 精神分析医の報告の形で 不感症の女性に 悪戦苦闘する 日々を描いたもの。
L.A.S.Ponder 職業柄 もっと早く読んでおくべきでした。
しかしこれは 一種のエンターテイメントでも ありましゅ。
息を継がせぬ展開で 一気に楽しめました。
2005年10月16日(日) |
チョ・チャンイン著 スンイ 12歳の明日 |
2005年10月16日 チョ・チャンイン(趙 昌仁)著 金 至子(キム・チジャ) 訳 スンイ 12歳の明日 いのちのことば社フォレストブックス 2005年
クライアントのお勧めで 読む。
12歳の足の悪い少年と 8歳の脳腫瘍の妹 そして28歳のゴロツキが ソウルから釜山までを 点々とする物語。
12歳のスンイを利用するだけの ごろつきナルチ。 だが純粋無垢のスンイと 行動を共にするうちに ナルチに微妙な変化が・・・
韓国で28万部のベストセラー小説とか。 今日一日で一気に読み終えてしまいました。
2005年10月13日(木) |
2005年 構造社 昭和初期彫刻の鬼才たち |
2005年10月13日 構造社 昭和初期彫刻の鬼才たち 会場 宇都宮美術館 会期 2005年9月11日〜10月23日
午前中仕事にあぶれてしまったのを 幸いに もうじき終わってしまう 展覧会へ。
構造社なんて初めて聞きましゅ。 何でも大正15年結成の 彫刻家の団体だそうでしゅ。 のちに絵画部、雑の部も。
とにかく今まで 明らかでなかった 構造社の作品を発掘し その全貌を探ろうとした 宇都宮美術館の意欲的取り組みでしゅ。
とにかく20人の作家の 大小さまざまな意欲作が これでもかこれでもかと並ぶ。
個人蔵の作品を中心に 良くぞここまで集めました。 栃木県立美術館に比べて 宇都宮美術館は 元気でしゅ。
全展示を観ようと 欲張ったため 疲れ果て 例によって 休憩室で爆睡。 おかげで 午後はスッキリ 仕事が はかどりました。
2005年10月10日(月) |
2005年 ジグの空想音楽会 |
2005年10月10日 第17回栃木「蔵の街」音楽祭 ジグの空想音楽会 演奏 ロバの音楽座 会場 栃木市文化会館大ホール 作・構成・演出 松本雅隆 協力 栃木おやこ劇場
一度は観たいと 思っていた「ロバの音楽座」 ようやく観ることができました。
蔵の街音楽祭唯一の 未就学児入場歓迎の コンサート。
コンサートというより これはショーでしゅね。
古楽器と空想楽器(創作楽器)による パフォーマンス。(作詞作曲 松本雅隆) 充分楽しめましたが 子ども達の心を充分に つかみきれたかどうかは 疑問が残りましゅ。
それにしても 客の入りが3割程度というのは さみしいでしゅ。
クルムホルン、ハーディガーディなど 初めて実演に接する古楽器も ちょっぴり楽しめました。
一度は堪能できましゅが 次は当分後でもいいでしゅ。
古楽中心の 栃木「蔵の街」音楽祭 素晴らしい取り組みでしゅ。 栃木市の文化レベルの高さが 偲ばれましゅ。
さらに充実して 長く続くことを 期待しましゅ。
惜しむらくは L.A.S.Ponder 忙しすぎて 聴きにいけないことが 残念でしゅ。
2005年10月09日(日) |
2005年 コール・エッコ第17回定期演奏会ゲネプロ |
2005年10月9日 コール・エッコ第17回定期演奏会 ゲネラル・プローべ 岩舟町コスモスホール
1時男声集合 山台作りからはじめ 「風になりたい」の振り付け 予定より30分遅れで 3時30分からゲネプロ開始。
第1ステージ 技術委員長から テナーがめちゃくちゃと 指摘されていた ビル・ダグラス作曲 Deep Peace やはりうまくいかず。
第2ステージ ポピュラーステージ 「川の流れのように」 わずか8小節のソロに 緊張はピークに。 無事終了。
「風になりたい」 ダンスなしのコーラス隊になるも 歌がうまくでず 不安の残る内容。
5時15分 予定より遅れてゲネプロ終了。
6時からのダメだしを欠席して 宇都宮の グローリア アンサンブル&クワイアー練習へ。
コール・エッコ演奏会まで あと2週間 不安材料を一つ一つつぶして 無事本番を迎えられるでしょうか?
ちなみに本番は 2005年10月22日(土) 6時30分開演 栃木県岩舟町文化会館コスモスホール
L.A.S.Ponder 6回目の定期演奏会 果たして 打ち上げで 美酒に酔いしれることが できるでしょうか?
2005年10月08日(土) |
2005年 池坊宝生流いけばな展 |
2005年10月8日 創流80周年記念 池坊宝生流いけばな展 華と気の共鳴
会期 10月6日〜11日 会場 東武宇都宮百貨店イベントプラザ 主催 池坊宝生流・下野新聞社 後援 栃木県文化協会・栃木県茶華道協会 とちぎテレビ・栃木ケーブルテレビ 太山寺茶華道総司所
そこはかとなく流れ来る 花の香りに誘われて 思わず長居してしまいました。
前衛的な生け花から見ると 多少地味な気もしましゅが 大作もあり 見応えがありましゅ。
野に咲く花たちが ここまで人工的に 変身させられるのを観て 自然の営為と 人間の営為の 落差に涙する L.A.S.Ponderでした。
2005年10月06日(木) |
丸山桂介著 バッハ ロゴスの響き |
バッハ ロゴスの響き 創造と非有に関する断章 丸山桂介著 春秋社 1994年
宇都宮市立図書館で 借りて読了。
バッハのマニフィカートを 歌うので バッハ本をいくつか読んでいましたが これは バッハの生涯や バッハの作品に関する本ではなく ヨハネ受難曲などと バッハの精神史に関する 哲学的考察でした。
久しぶりに 超難解な 本でしゅ。
バッハの宗教観、精神を培った 当時の教会、神学、哲学。 そしてルター。
読めば読むほど 深遠なる哲学世界に 引き込まれましゅ。
2005年10月05日(水) |
2005年 第59回 栃木県芸術祭美術展 |
2005年10月5日 第59回 栃木県芸術祭美術展 洋画・彫塑・工芸 会場 栃木県立美術館 会期 2005年9月24日〜10月6日 主催 栃木県文化協会・栃木県・栃木県立美術館 を観る。
昼間1時間ほど時間ができたので 観にいきました。 平日の昼間にもかかわらず かなりの人出でしゅ。 家族、親類、知人の作品を 観に来たのでしょうか。 普段と客層が違いましゅ。
L.A.S.Ponderの知っている人も 出品していて 親しみが持てましゅ。
廃墟・廃屋を描いた作品が いくつかあり 興味をそそられましゅ。
人類の未来は 荒廃した廃墟ではないのか? 人類の滅亡を 予見する芸術家の目に 狂いはないのか?
明るい希望に満ち溢れた作品が ほとんどないのも気になりましゅ。
2005年10月03日(月) |
1968(昭和43)年 テレビドラマ「男はつらいよ」放送開始 |
1968(昭和43)年10月3日 フジテレビで、渥美清主演のドラマ 「男はつらいよ」の放送が始る。
松竹映画「男はつらいよ」の ルーツでしゅね。
まさか30年48作の大ロングランになるとは 夢にも思わなかったでしょう。 テレビというのは 何が起こるかわからないものでしゅ。
今年NHK-BSで 「男はつらいよ」シリーズ 全48作の放送が始まりました。
できるだけ録画を心がけていましゅが 観る暇がありません。 失業か長期入院でもしたら ゆっくり鑑賞しましゅ。
2005年10月02日(日) |
俵万智著「ひまわりの日々」 |
俵万智著「ひまわりの日々」 福武文庫 1998年ベネッセコーポレーション 再読
初めて読む本と思ったら 2度目でした。
俵万智の第3歌集「チョコレート革命」 当時の日々を綴った エッセイでした。
劇作家つかこうへいとの関わりや ワンコリアフェスティヴァルなど 歌人の社会との関わりが 丹念に綴られており 興味深いでしゅ。
初めてのバリ旅行記も おもしろいでしゅ。
単行本は 1995年刊行でしゅので 今から10年前になりましゅ。
不倫を綴った チョコレート革命から 本物の未婚の母となった 俵万智。
今後どのような 文章を見せてくれるのか とっても楽しみでしゅ。
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