2004年11月12日(金)  

昨日今日と休みだったんですが、素晴らしい過ごし方をしました。
両日共に、昼2時まで就寝!!アホか、自分。
今日は図書館で延長貸し出ししてきただけ。
なんつう休みだ、こりゃ。

そんで、今日借りてきた本。
・神々と英雄        ニール・フィリップ
・死者の書         スタスニフ・グロフ
・Book Map Plus+      工作舎・編
・コーランを知っていますか 阿刀田 高

Book Mapはかれこれ2ヶ月ぐらい占有してます。
いろんな分野の本を分類している読書の道しるべ。
これ読んで、次どの本読もうか考えてるもんで…

神々と英雄は、むしろ、購入を検討したのですが、絶版らしい。
世界中の神様と神話が、イラスト入りで説明されてます。
仏様がいないのが、またおもしろいのですが。なんで?
児童書コーナーにあるのを略奪。子供に見せるのもったいない!
書庫に加えたい!欲しいなぁ。小学館に問い合わせようかなぁ。

死者の書は「イメージの博物館」ていうシリーズの一冊。
表紙の「死の勝利」ピーテル・ブリューゲルの画があるんですが、
これなぁ、中学生ぐらいのときに初めて見たとき、衝撃だった。
ひたすら怖いんだわ。
至るところで、骸骨=死に惨殺されまくりの生ける人々。
刃向かう術もなく、絞首台にくくりつけられる人。
水辺では、今にも引きずりこまれんとされる人。
既にどざえもんになっている亡骸もあるし。
勇敢な王様も、死の差し出す砂時計には刃向かえません。
死せる母の腕には既に息絶えた幼子が…それを狙う死んだ犬。
もう、残酷極まりない!阿鼻叫喚!地獄以上!
だって、まだみんな死んでないのですよ。
地獄は死後の世界だし、悪いことした人が行く世界という観念が有るため、
「しょうがないよ、悪人だもの」で落ち着くわけですが、この絵は違う。
右端で、楽器を持って愛の調べを語る恋人同士がいるんですが、
その上にも骸骨がいるんですわ、バイオリン(?)を持って!!
死って、何処にでも現れますぜ。あぁ、怖い。
でも、この絵、好きです。

コーランは何気なく手に取り、パラパラめくったらおもしろそうで、
借りて帰ってきて著者と調べたら、阿刀田氏だった。
あぁ、もう、こりゃ運命ですね(笑)
私の古典文学は阿刀田氏ありき、です。

さて。読むか。




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