diary…?
さわね



 演劇ワークショップ



浜松フェスティバルの演技ワークショップがありました。

劇作で私が提出した「遠藤部長は昨日クビになりました」という台本が使用されるとのことで、
発表時間の少し前から見学させていただきました。

「遠藤…」は、2グループで使用されていて、浜松の演出家の方が演出しているのも見せていただきました。
演出も人それぞれで、面白いですね。
改めて思うのは、自分の演出はせっかちだなということ。

役者を待つということを大切にしなくちゃと反省。

発表で出来上がった「遠藤…」の芝居も、自分のイメージとはずいぶん違うもので、新鮮でした。

その場で、尊敬する劇団の演出の方に「よかったらいつか、台本を書かせていただけませんか?」とお願いをしました。
すると、快いお言葉をいただきました。
現実となるかは、これからの話になりますが、こうやって声を掛けられたことが自分にとっては一歩です。
今までプライドというより、「断られたら格好悪い」というくだらない見栄が理由で、こういったことは口に出来ませんでした。

これからは、もうそういうのは捨てようと決めました。
相手側に迷惑をかけたりするのは違いますが、新しい環境に挑戦すればするほど力は付いていくはずです。

2012年12月19日(水)



 頑固な店。



舞台が始まるまで時間もなく、ホール近く飛び込みで入ったイタリアンレストラン。

おじさんが一人でやっている小さなお店で、お洒落な感じです。

ただ壁には「お皿を重ねないこと」など注意文が…。

メニューを見て、「注文お願いします」というと、「待って」とぶっきらぼうに返され、そこから暫く。
他にお客は一人もいないのに。。。

ウニのパスタを注文すると、「今はないよ」と言われ、他のものを注文すると、「それだけでいいの?」って質問されます。
その後も、この席には荷物を置かないようになど、うるさい。

料理を待っている間、携帯でお店を調べてみると、「料理は美味しいが店主は頑固でおすすめできません…」という言葉が並びます。

かなり待たされて出てきたものを食べると確かに美味しい。。。

時々、頑固で美味しいっていうのを売りにしているようなとこもありますが、
やっぱり個人的にはお店の愛想が悪いところはダメだなぁ…。


2012年12月18日(火)



 どうにか。

二ヶ月ほど前。
自主映画の台本書きのお話をいただきました。

長編で、書き下ろし。

未経験の分野でご迷惑かけてもいけないと悩みましたが、
私の作品を好きだとおっしゃってくださったこともあり、思い切って受けさせていただきました。

劇団の公演もありましたし、次の朗読劇台本書きもあり、並行していく形で進めてきました。

その初稿が、どうにか先日書き上がり、お渡ししました。
ずいぶん緊張しましたが、お返事には書き手として嬉しいお言葉をいただきました。
一安心というのが、率直な感想です。

今月いっぱいかけて推敲して、来年早々に最終稿をお渡しする予定。

来年、この本が映画になることを今から夢見ています。

今年も残り少ないですが、貪欲に新しい作品にも挑戦していきます。

2012年12月10日(月)



 観劇記録。

先週は、名古屋で劇団あおきりみかんの「よく聞く」を観劇。

奥さんと友人2人とで、久しぶりの観劇ぷち旅行です。

道中が楽しいです♪
三河でえびせん屋さんに寄ったり、劇場周辺をぷらぷらしたり。

目的の公演も楽しませていただきました。
脚本・演出の鹿目さんは昨年、はままつの演劇フェスの劇作講座での先生です。

中・後半と進むうちに物語の車線が増えていき、面白さも重ねっていく感じ。

客席には劇団固定のファンの方も多いようで、一見のお客さんには「何で笑ってるの?」というところが、ちらほら。
劇団のファンをつくるということは、こういうことかもしれません。
ただ、一見のお客さんは居心地がなんとなく悪いです。

さすがの人気劇団さまなので、スタッフも多く、充実していらっしゃいます。
気持ちの良いてきぱき対応だったですが、帰り際に少し不快な対応を感じました。

自分の劇団の際に言いますが、お客さんと直接接するスタッフの方が劇団の顔になるわけで、とても大切です。


昨日は、浜松で劇団からっかぜさんの「ら抜きの殺意」を観劇。

永井愛さんの名作台本です。

客席に入って、立派な舞台美術に圧倒されます。
それに負けず、役者さんの演技もさすが、からっかぜさん。
特に主演のお二人の男性役者さんは最近観た舞台の中でも最も素晴らしいです。


今日は浜北で観劇予定です。

我ながら、よく観ています。
半分趣味で、半分勉強です。

2012年12月09日(日)



 稽古再開。

公演後、約1ヶ月のお休みをはさんで、久しぶりの稽古でした。

リーディング用短編台本4本、短編台本1本をオープン。

残念ながら、集まりが悪く、全作は出来ませんでしたが、良い稽古でした。

リーディング用の台本、まだ書き手として経験が浅いので、書いたときのイメージと、演じられるのでは距離があります。
反面、手応えも感じました。
「台詞が言霊になってお客さまの心に届く」、出来ればそこまでのクオリティにしたいと思っています。

話は変わって、出張公演のことで、半月ほど、ぐずぐずと悩んでいる案件がありました。
今日、稽古内で仲間に相談すると、解決への道標を示してくれました。
それも、さらっと。
たぶん、周囲が想像するよりも、私はすごくグッときてました。
感動という言葉も大袈裟ではないかもしれません。

自分一人の頭で考えること、両手で出来ることなんて、たかがしれているのだと改めて思い知りました。

演劇は一人では創れない。
創れないから楽しいんだ。

2012年12月01日(土)
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