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終えた公演のこと、これからのこと、書きたいことはたくさんあるのですが、なかなか…。
それでも、少しでも書き留めておけたらと思います。
昔、自分が高校生だった頃、演劇部に入っていたわけでもないのに浜松のアマチュア劇団の芝居を観るのが好きでした。 ある日の舞台。 確か、銀行強盗を巡るシチュエーションの芝居だったと思うのですが。 一人の男性役者さんのコミカルな芝居に引き込まれました。
舞台が終わり、お見送りで役者さんたちが立って「ありがとうございました」を連呼していました。
自分でも不思議ですが、迷うことなく、その男性役者さんのところに行き、「ファンになりました!」と言っていました。
************************** 時は戻り現代に。
今回の舞台、公演終了後に、うちの劇団も役者が並び、お見送りをします。
知人や友人のお客様が声を掛けていきます。
そんな中、一人のうちの女性役者のところに若い女性のお客様が駆け寄りました。
最初は不思議がっていた役者の顔が、ぱっと華やぎます。
何かと思い、近くにいた他の役者に後で尋ねると、「○○さんのファンです!」と言われていたそうです。
ふいに、先ほど書いた自分の昔のことを思い出しました。
ある種の出来事は、時間や場所を越えて繋がります。
演劇は創る体験も、観る体験も素晴らしいことだと信じています。 ただ、それを地域で広げるにはどうしたらよいのか、答えは出ません。
2012年10月27日(土)
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