2013年12月23日(月) |
10歳の息子と80歳の天皇陛下と |
一昨日は息子の10歳の誕生日。 今年は、ロッ○リアのチョコレートケーキを食べた。 確かにおいしかったのだが、大きすぎた。 食べきれん。 来年は、もっと小さいケーキにしようと、三人で話し合った次第。
10歳になったからといって、急に何かが変わるわけではないが、 本人のなかで少しずつ何かが変わっていくのだろうと思う。 20歳が成人だから、10歳は1/2成人式だねと学校では言う。 3学期には、1/2成人式というイベントを企画しているようだ。 親としては、もう10年であり、まだ10年なのである。
天皇誕生日の今日、天皇陛下の映像が多く流される。 皇太子殿下はわたしと同学年である。 ということは、亡くなった両親と天皇陛下や皇后様は同世代だ。 流される映像を見ながら、ふいに涙がこぼれてしまうのは、亡く なった両親のことを思い出すからかもしれない。 50代で亡くなった母と、80歳で亡くなった父。 年を取った母はどんな感じになっていたのだろうかと思う。 自分の誕生日には何とも思わなかったのに、天皇誕生日に両親を 思い出すのは、自分が親になった日に近いからなのだろう。
いくつになっても、親は恋しいし、子どもはいとおしい。
昨日は結婚記念日だった。 婚姻届を出したのが1997年の12月12日だった。 姉の結婚が11月11日だったので、なんとなく12月12日に。 覚えやすいとか、1、2、1、2、と足並みを揃えて暮らすとか まあちょっとは考えた。 一緒に暮らし始めたのは、前の年の1月だったから、約2年間の 同居生活の後の結婚だった。
結婚した頃、姉が2回目のくも膜下出血で入院していた時期で、 姉に続柄「妻」と印刷されている住民票を見せて、喜んでもらっ たのを覚えている。 姉も姉の家族もわたしの親戚も、夫のことはとても気に入ってく れていて、みんながとても喜んでくれた。 ただ、夫の家族や親戚はまったく賛成してはくれていなかった。 そのまま、夫が押し切って婚姻届を出したのだった。 夫と、夫の親戚との間のわだかまりは、未だに解消されていない。 わたしとの結婚に反対したことよりも、親戚の中での自分自身の 立場というか扱われ方が、夫の怒りポイントだったので、それは 未だに未解決なのである。 その話は、夫が嫌がるのでしないようにしている。
昨夜、わたしももぐちゃんも、もう寝る準備をするところだった が、夫がケーキを買って帰って来たので、3人で食べた。 とてもおいしいケーキだった。 パンケーキも買ってきたが、それは今朝、温めて食べた。
結婚記念日には、いつも何周年だっけという話になり、夫が必ず 照れくさそうにもうそんなになるのかという。 わたし達にとっては、ほんの数年前のような気がしているのだが、 もぐちゃんがもうすぐ10歳になるということは、もう16年に なるのである。 同居開始から数えると、およそ18年か。 いつまでたっても、夫のことが大好きなのである。 生まれ変わっても、同じ伴侶をと思うのだが、夫は性別が逆でも いいかもなとか言ったりする。 もぐちゃんが、お母さんはお母さんがいいと、すかさず口を挟む。 お父さんがお母さんにというのは、全く想像できないらしい。 そりゃそうだ。(苦笑)
そんなわけで、これからもよろしくと挨拶を交わすのだった。
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