2010年09月19日(日) |
4週間の入院生活から1か月 |
夏の暑い盛りに、4週間弱の入院生活を送る羽目になった。 海の日に入院して、退院したのは8月の14日だった。 ほんとに暑い盛りに、空調の効いた病院で暮らしていたわけだが、 海の日の前日の夕方から発熱して、海の日の朝には39度以上に なった。 とりあえずいつも透析してもらっている病院の腎センターに三人 で行き、医師と相談した結果、入院することにした。 風邪などで発熱した時とはどこか違うと体が教えたのか、入院し ますと自分からお願いした。
どうやら、なにがしかのウィルス感染したらしいが、どこで炎症 が起きているのか不明のまま炎症を抑えるべく治療を開始した。 最初の1週間は、38度以上の熱があったので、全く食事をとる ことができず、2週目に入り37度代になったところでいざ食事 をとろうと思っても、ほとんどのものを喉が受付けない。 匂いでえづき、飲み込めなくてえづくといった有り様である。 ついに食べられるものなら 何を食べてもいいと言われ、自宅からソルダムをもってきてもら い、それが最初の食事だった。 3週目には熱も下がり、食事もだんだんと食べられるようになり、 あとは炎症反応が落ち着くのをまつだけだったが、2週間の間、 ベッドの上と移動は車椅子だったため、足腰の筋肉が落ちてしま い、手すりにつかまってやっと歩けるという状態だった。
27日間の入院中、もぐちゃんはというと、1週目は夫が休んで くれて、終業式からいくつかのイベントをこなしてくれた。 2週目からは、学童に送って行ってから会社に行き、1時間早め に帰してもらって学童に迎えにいき、帰宅したら二人で病院に見 舞いに来るという毎日を過ごしていた。 学童に持っていく弁当も夫は毎日用意してくれた。 いやあ、夏休みで良かったし、学童保育が有って良かったし、何 よりも夫と夫の会社に感謝である。
退院して1か月以上になるが、少しずつ筋肉も戻ってきていると 感じている。 ただ、食事をとれなかったことで体重も減り、貧血も進んでしま ったので、貧血が改善されないと輸血と言われてしまいそうな値 でうろうろしている。
この入院期間中はまるで父子家庭だったわけだが、目覚し時計を とめるのはもぐちゃんの係だったり、二人の生活の中でそれなり のルールがあってそれをちゃんと守っていたり。 2週間めまでは母は自分のことで精いっぱいで、もぐちゃんの心 配をする余裕はなかったのだが、もぐちゃんがとびひになってし まい、3週目にはそれが心配で仕方が無くて、そのことを夫に話 すと、やっと自分以外を心配する余裕ができたんだねと言われた。
なんだか、母の入院中に、少しおにいちゃんになったような気が して、もぐちゃんの寝顔をしみじみと見てしまうのだが、寝顔は かわいいままなのだった。
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