どこの取引先でも、年度内の納品ということを言って来る。 今日の作業は今日中に終わらせなくてはならない。
ある大手家電メーカーさんからの仕事で、マッサージ機の配達と そのマッサージ機に「コインタイマー」を取付けると言う仕事を 受けた。 コインタイマーと、それをマッサージ機につけるための取付台は 注文製作なのだった。 ところが、今日配達に行って、いざ取り付けようとしたらねじが 合わなかったらしい。
大手家電メーカーの営業さんが、たまたま居合わせてくれていた ので、その方が東急ハンズにねじを買いに走ったのだ。 その営業さんからは、事前に取り付けのチェックをしておいて欲 しかったと言われた。 たしかに、コインタイマーも取付台も、うちの会社で仕入れた形 になっているのだから、事前のチェックは必要だったのかもしれ ない。 そう言われてみれば、はたと気が付く。 コインタイマーと取付台は、あらかじめ取り付けておいて運べば あとがらくだったんだよな、と。 まあ、あとの祭りなのだけど。(涙)
この時期は、引っ越しや年度内納品のために、かなりの家電品の 配達があるのだ。 毎日、朝早くから夜間まで外に出ているみんなにすれば、そんな 事前に取付チェックをしている余裕などなかったのだろう。
わたしは、ひたすら謝るしかない。 それは、その営業さんが、うちの会社のためにいろいろと配慮し てくれているのを知っているから。 うちの営業所がいっぱいっぱいで、余裕がないことも知っている から。 間に入ったわたしが、ひたすら謝ってお願いするほかないような 気がするから。 それでも、なんとかその依頼の仕事は納まった。(ふ〜ぅ) 営業さんは、終わった旨の電話を入れてくれて、ほっと一息なの だった。 うちのその営業所とその営業さんの仕事、相性が悪いらしい。 クレームが出たのは、2回目なのだった。(汗)
3月20日から、毎日ドキドキしながら仕事をしている。 何かクレームにならないかと、そればかり。 自分で動くものでないからなおのこと、ドキドキ・イライラして しまうのだろう。 真夏は、もっとドキドキしていた。
そんなドキドキ・イライラともあと15日ほどで、さよならする。 わたしの後は、きっとわたしの前に担当していた部長(その頃は 課長)が担当するのだろう。
やや荒い口調の電話を受ける時 心拍数の上がる一瞬(市屋千鶴)
ゲームボーアドバンスのゲーム、「逆転裁判」。 先に「逆転裁判2」を買ってやり終わっているのだけれど、今日 夫のポイントを使うために入ったTSUTAYAで、思いがけず 見つけてしまったので、500円券を使って購入した。 2880円だったから、2380円で購入したことになる。 この500円券も、ゲームボーイアドバンス本体と「逆転裁判2」 を買った時にもらった券だから、「逆転裁判」の為にあったよう なものだなと、笑ってしまった。
本当は、二人でできるゲームを買おうと思っていた。 プレステ2用の「バーチャファイター4」を見ていたら、プレス テ用の「タツノコファイト」が目について、さらにその横を見た らば「逆転裁判」があったというわけだった。 「タツノコファイト」は、タツノコプロのアニメキャラクターで の対戦型格闘ゲームだ。 ガッチャマンとかテッカマンとかだったと思うが、詳しく見る前 に「逆転裁判」を見つけてしまったので、そのへんは不明。 でも、ヒーローアニメ好きとしては、ちょっとやってみたくなる ゲームかもしれない。(笑) そういう意味では、仮面ライダーもののゲームも同じだろう。 仮面ライダーとして戦うのだから、ふふふ。
この買い物のためというわけではないが、夫の事務所まで往復を 歩いた。 花粉症で、外を出歩くのは短時間にしていたから、久しぶりに歩 いて少し疲れた。(普通に歩いたから片道40分か。)
かなり手抜きの夕食ですませてしまったのだった。
誰にでもなれるとしたら誰になるのかまでわかるあなたの思考 (市屋千鶴)
昨日、お二階さんの引っ越しの話を書いていたと思ったら、今度 は自分達の引っ越しのことを書くはめになった。
昨夜、24時過ぎに帰ってきた夫は、こう宣言した。 「9割、広島っ! 1割、横浜っ!」 となると、どちらにしても今のアパートからは引っ越すことにな るのだった。 その時期は、GW明けから次の職場にということなので、5月に 入ったら早々に引っ越さなくてはならない。
今日は、留守番のために出社したが、社長や部長に引っ越しする ことを話し、4月15日でやめさせてもらうことをお願いした。 それまで、今のわたしの担当している取引先の仕事を誰に引き継 げばいいのか。 部長たちには頭の痛い年度始めとなりそうである。
家に帰って、早速不動産会社に電話をし、引っ越さなくてはなら なくなったことを担当の方に告げた。 引っ越しの時期、敷金と家賃のこと、引っ越しの際に立ち会いの ことなど、まだはっきりはしていないながら、方針は伝えた。 不動産会社のほうはうちに対して、かなり好印象を持ってくれて いるので、相談しやすい。
ともあれ、姉にもきわみちゃんにも引っ越すことになることは、 もう話した。 あとは、本当に広島にきまるのかどうかだけだ。
広島になったら、ぷらむは通信会員にしてもらわなくては。
ひと月でしなきゃならないことばかり思い付くまま朝を迎える (市屋千鶴)
今朝、8時すぎに2階の女性(一人暮らしのはず)がばたばたと 帰ってきた(?)と思ったら、何やらドタバタと歩いている様子。
まるで引っ越しの準備しているみたいだねと、夫と話しながら窓 の外を見てみたら、先日うちで出した段ボールを拾っている若者 がいた。 会社に行くために家を出たらば、うちの窓からは見えない場所に 軽トラックが停まっていて、ちょっと荷物が積んであった。
そうかそうか、お二階さんは。一昨年のGWごろに越してきたか らもう二年になるんだなと思った。 女性の一人暮らしのはずなのにいろいろと騒がしかった一年目。 相手の男性が変わったのか、大分静かになった二年目。 最近では、部屋にいる時間のほうが短いのではないかと思うほど 出かけているようだったので、結婚するのかもしれない。
しかし、こんなに階下の夫婦が観察しているなんて知ったらば、 いや〜な感じがするのだろうな。 が、引っ越してきたときも引っ越していくときも、作業前に挨拶 をしてくれなかったな、とも思ったりして。 お二階さんとお話ししたのは、ベランダから水が垂れてきたとき だけなのだった。 もっとも、引っ越し屋さんが来て引っ越しをするというタイプで はなく、友人や知り合いに頼んでやっているようなので、あまり 引っ越し作業をやるという意識はないのかもしれない。 階下の夫婦が、いつもうるさいなぁって思っていることも、知ら ないままに去っていくのだろう。 次に入る人は、きっと若夫婦で子持ちなんだろうなぁ。 うちも早く引っ越したい。(笑)
明日は、配達件数や工事件数が多いので、内勤者まで現場に出る ことになりそうだ。 というのも、うちの若手社員二人がお休み中。 一人は鎖骨骨折していて、もうずっと休んでいる。 もう一人は、歯の抜歯をしてから、どうも具合が悪いらしい。 事務員Kさんは、先日亡くなったお母さまの法事でお休み。 というわけで、事務所に誰もいなくなるので、わたしが留守番。 きっと、夫も仕事のはずだから。
今日は、くしゃみも鼻水も朝だけだった。 明日明後日、お休みだったら都内に出ようかと思っていたのだが、 ゆっくり寝ていたくなるのかもしれないなぁ。
日常の延長線にあるはずの引っ越し準備に胸騒ぐ朝(市屋千鶴)
今日の風は春二番ということになるらしい。 納まったかに思えた花粉症。 くしゃみはあんまり出なくなったのだが、目がかゆい。 一度かゆくなってしまった目は、かいてしまうからか、鼻の症状 が納まってからもなかなか納まらない。
目がかゆいとコンタクトも入れられない。 今年はコンタクトを買い替える予定なのだが、眼鏡暮らしに慣れ てしまっているからか、使い捨てコンタクトにしてみようかとも 思っている。 それはまあ、目、次第なのだけど。
というわけで、11日の観劇も、13日のぷらむのお花見吟行も 眼鏡で行くことになる。 ぷらむのほうは2月3月と眼鏡での参加だったから、別段違和感 がないだろうけれど、観劇のほうは視力が関係するだろうか。 同期の岩田君は、眼鏡姿の高校時代のわたしを知っているのだか ら何も反応は変わらないと思うのだが。
昨日の定休日、仕事に出ていたのは若い男性とわたしより年上の 部長。 現場から帰ってきた若者は、いつもと違っていた。 眼鏡をかけていたのだった。 男は眼鏡で三分上がるというが、確かに彼はかっこ良く見えた。 (女は三分下がるのになぁ。) 本人は、普段はコンタクトなので眼鏡は嫌だと言っていたけれど、 なかなかどうして、賢そうでかっこ良かったぞー、26歳。 ちなみに、本日も眼鏡姿だった。(嬉) 今年は27歳になるらしいのだが、彼の筋肉のつき方が好きだ。 変わった言い方だが、無駄のなさそうな筋肉のつき方をしている と推察されるのだ。 同じように細身の若い社員もいるが、その子は筋肉がはっきりと ついているのが見えるタイプではない。長距離ランナーみたい。 昨日出社していた若者の、ちゃんと筋肉ついているでしょ、とい った体つきが好きなのだ。
おそらくは、かなりの無い物ねだりなのであろう。(爆)
必要なものだけ付けて生きている君が視線を独占するわけ(市屋千鶴)
今日は、請求書を作らねばならなかったので、出社した。
何かを死にものぐるいでやったことがあるのだろうか。 倒れても倒れても、悔しくて泣いても泣いても立ち上がり、先を 目指して努力を重ねたことがあったのだろうか。 わたしには、そんな経験が全くないことに気付いた。
否応無しに、大人の世界に踏み込まされて、自分ではどうしよう もない事柄があるということを思い知らされた。
わたしは、両親が離婚するまでは、努力すれば何とかなるものだ と、何事もそういう風に考えていた。 たしかに、努力してできることは無限なのかもしれない。 しかし、自分がどうがんばってもどう心を砕いても、動かすこと のできないものがあるのだということを、14歳のわたしは知ら された。 いかに努力しても、結局は成り行きなのかもしれないと、そんな 風にさめた考えを心の奥で持ち始めた頃だったろう。
しかし、そういう他人の心情を動かすなどと言うこととは全く別 のところで、自分自身の努力で何かを成し遂げると言うことを、 わたしはしてきたのだったろうか。 もちろん仕事以外でだ。 仕事は仕事だから、締め切りもあれば、相手もある。 そうではなく、自分自身を向上させる目的でだ。
例えばスポーツ。 中学生では、ソフトボールをやっていた。 姉が中学でソフトボール部に入ったことで、わたしは小学生の頃 から姉とキャッチボールをするようになっていた。 当然のように、ソフトボール部に入った。 市内レベルでは、そこそこやれる自信があったが、それでも走る ことが苦手だという点はそのままだった。 走ることが得意になるような努力はしなかった。
高校では、入部したいスポーツ部がなくて、何もしなかった。 相変わらず走るのは苦手なままだった。 そういえば、離婚して転校した後、マラソンとか駅伝大会とかに ちゃんと参加した記憶がない。(汗)
なぜ、こんなことを考えたのかというと、今月のはじめだったか、 先月だったか、「Gaea Girls」というドキュメントを 見たからだろう。 長与千種率いる「Gaea Japan」の新人さんを追いかけ たドキュメントだった。 殴られてもたたかれても、お前はもうだめだ使い物にならないと 宣言されても、自分をリングの上で輝かせるために泣きながらも 這い上がる新人さんの姿を追っていた。
こういうものを見ると、めちゃくちゃうらやましくなるのだった。 わたしには欠けていたもの、ひた向きに努力する姿。 そしてそこまでして突き進む先に、確かに目にしている目標を持 っていること。 それがうらやましかった。 長与千種が、あんなにやせっぽっっちだった長与千種が、同じよ うにやせてちっぽけな新人さんをなぐって蹴って鍛えている。 長与千種のデビューの頃を思い出してしまった。 「目標にする選手は、長与千種選手です。」とデビュー戦の後の インタビューで答えた新人さん。 長与千種が、うらやましかった。
わたしだってそれなりに悩みながら立ち直りながら生きてきては いるのだけれど、それでも若い頃に何か大切なことをし忘れたよ うな気がしてしようのないことが、ときどきあるのだった。
がむしゃらに進む姿に憧れて名も無きファンの一人となりぬ(市屋千鶴)
昨夜、日記を書いた後に、夫にメールした。 「落花生が残り少しになっちゃいました。 すまんこってす。」
夫から、返事が来た。 「食ってヨシ。」
「らじゃー」と答えて、わたしは残り少ない落花生をばりばりと からを砕いて食べた。
塩分がないから、なんだかいくらでも食べられる気がするけれど、 落花生はカロリーが高いんだよ。 晩ご飯になってしまったね。(おいおい)
落花生を食べていると、亡くなった祖母を思い出す。 あのおばあちゃんはこうやってからを割りながら食べるのが好き だったんだよと、日曜には夫と話しながら食べた。
そうだ、祖母はこうしてからを割りながら食べていた。 わたしと従妹は、その横で一緒にからを割って食べていた。 そういえば、亡くなった母も、落花生を食べながら話をした。
落花生を食べると、母や祖母のことを思い出すねと、姉と落花生 を食べながら話したこともある。
落花生を食べると、いろんなことを思い出すんだよと、夫に話す。 お正月以来、2回目の大袋。3日でなくなった。
片方が大きくなれば控えめな相手ができる落花生、人(市屋千鶴)
高校の同期、岩田君からメールをもらった。 もらったといっても、メーリングリストになっているので、全員 が対象なのだが。 4月の10日から13日まで、岩田君の作、演出のお芝居をやる のだそうな。
先日、先輩方と飲んだ時にも、自分の書いた芝居をやるんだとい う話を聞いていたので、待ってましたといった感じだ。
公演日程は、 4月10日(木) ーー 19:00〜 4月11日(金) ーー 19:00〜 4月12日(土) ーー 14:00〜 、 19:00〜 4月13日(日) ーー 14:00〜 、 18:00〜
日程的には、11日の金曜日か12日の土曜日かだが、一人では なくきわみちゃんを誘ってみようかと思っている。 そんなに高い金額でもないし。
今日は、くしゃみも鼻水もだいぶよくなってきた。 もうそろそろ大丈夫かもしれない。 夫は、21日、22日と出勤だった。 22日は午後から出かけていって、夕食は一緒に食べることがで きたけれど、その2日間というもの、わたしはぼーっとしたまま だった。 ゆっくりしたり、のんびりしたりするのと、ぼーっとしているの は全く違う。 ゆっくりとかのんびりは心地よいものだ。 が、ぼーっとしているのは、 微妙に切ない。 わたしはきっと、かなりな夫依存症なのだと思った。
何も見ず何も思わず君だけに依存している切なき快感(市屋千鶴)
以下、私信です。 >きわみちゃんへ 土曜日がいいなかぁ? メールちょうだいな。
夕方から、この冬最後の灯油販売の車が回っている。 うちは灯油を使わないので影響がないが、灯油も最後になって、 値上げされたらしい。(アナウンスでそう言っている。)
灯油販売の車が流す音楽にもいろいろとあるのだけど、姉の家の 所にくる車は、「た、ち、つ、て、とうゆー、にっこにこー」と いう歌を流してやって来る。 今のところでは、「北風小僧の寒太郎」でやってくる。 NHKの「みんなのうた」でよく聞いていた歌だよね。 この歌が流れている間は、冬なんだなと思ったりして。
花粉症も今年最後のと言えればいいのだが、まだなんとも言えな い状態だ。 花粉症の症状が出始める時期、納まる時期には個人差があって、 わたしの場合はお彼岸が目安だった。 が、それも関東の南部にいた頃のことなのだろうか。 始まりも2月に入ったらすぐ症状が出ていたのだが、こちらに来 てからは、2月の中旬からになった。 やはり、北にあるということだ。 ということは、納まる時期も少しずれると言うことなのだろう。 お彼岸が目安だったものが、桜が咲く頃が目安となった模様。
早く納まって、衣類の整理がしたい。 目標は、今ある衣類を半分くらいにすることだ。 つまりは、ずっと着ていない衣類がそれだけあるということで、 どこに移るにしても、邪魔になってしまうから。 捨てようと思っても、もしかしたら着るかもしれないからという 理由でついついとっておいたものは、結局は着ないんだ。 衣類だけでなく、他にももっと整理しなくちゃならないものがあ るはずだ。
捨てなくちゃ生きていけないものだってあったことなど忘れてしまう (市屋千鶴)
生き方が下手だという言い方があるけれど、その言葉の意味する ところは、使う人次第で変わるような気がする。
生き方が上手というのは、力を抜いているのに輝いて生きている 人のことだろうか。 生き方が下手というのは、どうしても自分を追い込んでしまう人 のことかもしれないなと思った。
世渡りがうまいことを生き方が上手だとは思わない。 それはあくまでも世渡りが上手ということに過ぎないから。
生き方が下手というのと、不器用な生き方というのと、違いは何 だろう。 不器用な生き方しかできないけれど、その生き方に満足していて 自分自身を輝かせているとしたら、生き方が上手なのではないか。 世渡りが上手でそれなりの地位や名誉や資産を持っていたとして も、自分自身の行き方に満足していないとしたら、それは生き方 が下手だということではないのか。
どうしてこんなことを考えたのかというと、わたしもそうだが、 親友のきわみちゃんも生き方が上手だとは言えなかったかもしれ ないなぁと、ふと思ったからだった。 自分で自分を追い込んでしまうようなところが有ったから、しな くてもいい苦労を背負ってしまったりすることがあったんだろう と思うのだ。
これからだよね、上手な生き方ができるようになるのは。 不器用だけど、自分で納得できるように暮らしたいね。
後ろ手に隠したままの生き方じゃ不自由だから両手を開く(市屋千鶴)
今日は朝の9時から「サンダーバード」漬けだ。 終わるのは午後7時。それは困った。(笑)
9時から、総集編版のような拡大枠のものが3本放送されていて 14時からはベスト5を五位からカウントダウンで放送される。 休日にそういうことをされると困るんだよね。
夫は本日、出勤なので、11時頃に自転車で出かけていった。 夫も「サンダーバード」に後ろ髪(上野で短くなったから、つか めないかもしれないが)を引かれながらの出勤だった。
3本の拡大判の1本目は日本語吹替え版だったから、何かをしな がら見ていることができた。 2本目からは、字幕版なので、目が離せない。 といいながら、各話の合間をぬって日記を書いている。 もちろん食事の支度も合間をぬってだった。
以前にもこんなことが有ったな。 そうだ、「ポワロ」特集で十数時間拘束されたんだった。(汗) そのときも夫にあきれられた。(そりゃあ、そうだ。)
4月になると、ケーブルTVでも新しい番組が始まる。 「バビロン5」っていうSFも新シリーズが始める。
でも、 テレビばっかり見てちゃだめだぁ。(動かなくなる。)
本当にしたいことは何なのだろうか。 短歌を作りたい? 乗ったことのない電車に乗りに行きたい? 会社を辞めたい? 引っ越ししたい? 飲みにいきたい? 運動したい? 眠りたい? テレビを見ていたい? 愛し合いたい?
戦争が始まったのに、お気楽にテレビばっかり見ていてもいいの だろうかとも思うが、はたしてわたしに何ができるのだろうか。
求めるものは、平和か、国益か、自己満足か。 その先にあるものも、利権争いなのではないのか。
1965年に「サンダーバード」は世に出た。 その中には、世界海軍という組織が出てくる。 「サンダーバード」の中の世界観は米英中心の世界連合なのかも しれないなどと思いながら、テレビを見続けている。
アメリカは世界警察?未来では世界の救助隊になってる?(市屋千鶴)
昨日の午後、薬を貰いにお医者さんに行った帰り、公園の周りや 家々の庭先に水仙の花を見かけた。
水仙って、なんだか土をあたためているような感じがする。 うつむき加減の花が、スタンドライトのように見えたりもして。
水仙の花には思い出があってね。
中学三年になる時に転校したわたしは、しばらくの間、母の実家 から自転車で通っていた。 市営住宅には、布団なんかを運び込みはしたものの、まだ住める までにはなっておらず、雪が消える頃になっても母の実家にいた。
そのころのわたしは、一番大きなサイズの制服をぴっちりとさせ て髪を男のこのようにショートカットにした女の子だった。 自転車で学校に行くと、かなり早い時間についてしまう。 教室には一番乗りだった。 教室からグランドを見ていると、同じクラスの遠藤君が歩いてく るのが見えた。 彼が2番目に教室にくる生徒だった。
遠藤君はわたしと同じ班になっていて、隣の席だった。 朝早くから教室で話をしてくれた最初の同級生。とてもいい人。
ある日、帰ろうとして自転車のところに行くと、自転車の前かご の中に一輪の水仙が入っていた。 誰が入れたのだろうか。 わたしの自転車とわかっていて入れたのだろうか。 一瞬のうちにいろんなことを考えたわたしだったが、きっとこれ は何かの間違いだと決めつけて、水仙を前かごに挿して帰った。
翌日にその話を教室ですると、いっぺんにあらぬ噂が広まった。 その水仙は遠藤君が入れたものだという噂。 もちろん、遠藤君はそんなことはしていないと言った。 遠藤君は本当にそうしていたら、していないとは言わない男の子 だったから、本当に遠藤君ではないのだろう。
それでも、ずっと男の子みたいに暮らしてきたわたしにとって、 その水仙の花と噂になったこととは、とても気恥ずかしくその実 ちょっとうれしいことだったのだ。 いつも、水仙の花を見ると、遠藤君を思い出す。 遠藤君、やさしかったなぁ。
水仙で詠んだの歌のあれこれ。 ひたむきに小首をかしげ吾を見る幼子に似た水仙の花 (1998.4.14 市屋千鶴) 自転車のかごに一輪水仙の花は夜道を照らすカンテラ (1998.4.14 市屋千鶴) 残雪に陽光(ヒカリ)あつめて水仙のうつむきがちに土暖める (1999.12.22 市屋千鶴) 始まりの予感を秘めた風が吹く校庭のすみ水仙の花 (2000.3.22 市屋千鶴)
ちなみに、作者は三首目が好き。
わたしにも微笑みかけてくれたから遠藤君てば水仙みたい(市屋千鶴)
ある日唐突に思い出すこと。 自分には、男友達がほとんどいないということ。 それ以前に同性の友人でさえ少ない。
人生の中で、前の生活を切り捨てるということが2〜3回あった。 生まれ育った家と村を離れた時。 専門学校から社会人になった時。 転職した時。 友人関係を切り捨てながら生きてきたような気がしている。
幼なじみだったみんなには、理由も告げずに転校した。 転校してから、生まれ育った村には一人でなかな行くことができ ずに、40歳にしてやっと同窓会に出席できた。 それまでの25年間、わたしは彼等を不可侵領域に住むもののよ うに意識の中から閉め出してきた。
専門学校で仲の良かった女の子達とは、年賀状の交換だけの付き 合いになっている。
男にだまされて多大な借金を抱えた挙げ句に、銀行を辞めて転職 したとき、銀行関係の付き合いが切り捨てられた。 後輩や同期や仲の良かった女性達とは、やっぱり年賀状の交換と いうだけの関係になってしまっている。 たぶん、声をかければ池袋で会おうとか、柏で会おうとかという 話になるとは思うのだが。
こうしてみると、男友達は、ほんとにいない。 久しぶりに旧交を温めた高校の同期のみんなくらいのものだが、 それすらも同窓会の打合せで毎月のように会っていた昨年と比べ れば、格段に付き合いが減った。 みな、それぞれの忙しい毎日に戻っていった。
どうもいろんなことを考えてみると、原因はわたしの不精のせい だと思われる。 幼なじみのみんなからも、行き先が分からなかったよといわれ、 高校の同期からも居場所が分からなかったといわれた。
姉は、豆に手紙を書いたりはがきを出したりする性格で、今でも 幼なじみの方達とのやりとりがある。 サクランボが送られてきたり、ラフランスが送られてきたりする。 姉と比べると、わたしはなんと不精なことか。
電子メール時代だから、なんとか付き合いができているような気 がしないでもない。 深く反省するが、やはりこの筆無精はなおらない。 (夫も同じような性格だから、夫は会社以外の友人が少ない。)
この日記だけはできるだけ続けようと、唐突に思った。
今一番大事な友人を失わないように。 新しくできた友人を失わないように。 久しぶりに会えた友人を失わないように。
ここにいると叫ぶだけでは届かない思いもあると知っているのに (市屋千鶴)
夫が広島で仕事をするとしたら、2年ほどの期間になるらしい。 まだまだ、ぜんぜん決まっていない話のままなのだが。
わたし達は二人暮らしだから、わたしがパートをやめれば、どこ にだってついていける。 わたしがコンピュータの仕事をやめて、パートの事務をやってい るのも、夫に笑顔でいたいから。 1年以上になるのなら、どこにだってついていくつもりだ。
だって、山口の実家に帰ることもあるよといわれた時に、どこに だってついていくさと決めたのだもの。
ほんとに、まだ決まっていない話なのに、四日もこのネタだ。 実は、他にネタがない。(笑)
いや、世界動向など見てみれば、話題はあるのだけれど、なぜか 真剣に書くことができないでいる。 ほんとうは、いろいろあるはずなのに。。。。。 自分が思っている以上に、優柔不断なくせにせっかちなんだな。
人間の能力なんて知れたもの一つのことでいっぱいになる(市屋千鶴)
今日は一日、寒くて小雨だった。 ほんの短い距離なのに、自宅と会社の間を歩くだけで、手がかじ かんでしまった。 昼休みを終えて会社に戻ると、まず手を温めなくてはならない。 会社では石油ストーブを使っている。 大きなのが1台と、小さなものを2台。 小さな方は、社長の席のところと、わたしと事務員Kさんの後ろ に置いてある。
昨日から、住む場所についていろいろ考えている。 考えてしまうと言った方が正確か。 前にいたところ辺りに戻るには、今の部屋よりは確実に狭くなる はずだ。 今度引っ越すときには、思いきっていろんなものを捨てなくては ならないだろう。主に衣類や本類。 そうしないと、住人だけでも大きいのに、荷物が多くて住めない なんてことになってしまう。 いや、家賃がいくらかかってもいいのなら、そんなことはないが。
多少古くても、広くて安い部屋がいいという夫。 上下階の音に気を使わなくていいところがいいと思う妻。
引っ越すかどうかも分からないうちからいろいろと考えてしまう のは、多分今のアパートが好きじゃないからだと思う。 早く引っ越したいんだよね、本音はね。
今、一番住みたい町はどこだろう。 前に住んでいた東林間と中央林間の間という場所は、良かった。 結構好きな町だった。 一人の時に住んでいた多摩市や日野市も好きだけどね。 夫は上京してからずっと神奈川県民だった。 前のアパート、嫌いじゃなかったなぁ。 戻るなら、あの辺がいいけれど、どうなんだろう。
とりとめのない考えをしめだして今日のおかずを決めねばならぬ (市屋千鶴)
今日は、上野できわみちゃんと待ち合わせた。 夫も一緒に行き、上野駅の中にある、10分で終わる床屋さんに 行った。
きわみちゃんを待ちながら、夫の床屋さんの仕上りを待ちながら、 本屋さんの周りをうろうろしていた。 なぜ、うろうろなのかというと、鞄の中には週刊ものの少年漫画 が入っていたからだ。 万引きと間違われたりはしないと思ったが、怪しい人にはなりた くなくて。
ぐるっとひとまわりして床屋さんを覗くと、夫らしき姿がない。 あれれと思っていると、きわみちゃんがやってきて、二人で本屋 を探したら、見つかった。 あんまり髪型が分かっていて、わからなかったのだった。(汗) すんごく短くなっていた。(笑)
三人でパスタを食べた。 きわみちゃんは、その後映画を見にいこうと言ったが、断った。 帰りに、ハトのマークのお店で買い物がしたかったし、6時まで には帰っておきたかった。 代金引替の荷物が届くかもしれなかったから。
ごめんね、きわみちゃん。 帰りにゲオに立ち寄ったら、DVDプレーヤーが9千円くらいで 売られていてびっくりした。 こんなものもあるんだな。
きわみちゃんと広島の話をしたら、やっぱり側に帰ってきてよと 言われた。 わたしもそうしたいのはやまやまなのだけどね。 例えば夫が広島に行って帰ってきて、また我孫子勤務になったり したら、遠距離通勤はかわいそうだもんね。
わたしの悪い癖。 きっかけがでると、もう引っ越したくなってしまうこと。(汗)
通勤の時間と引替にしてもいいものはいまどれくらいある? (市屋千鶴)
今日はゆっくりと起きた。 昨夜、夫は22時半頃に帰ってきた。 22時からの新番組(アニメ)を録画予約しておいたが、その前 に帰宅できそうな時間に「かえる」メールが来た。 アニメ見たさに帰ってくるのかと思ったが、そうではなかった。(笑) アニメは録画したものを、昨夜の内に見た。
わたしも、漫画の方は読んだこともあるし、ゲームになったのも 見ていて知らない話ではないので、ビデオを見ながら内容や作風 について話しながら見た。 こういうとこは、自分もオタクチックで良かったと思ったりする。
昨夜、帰ってきた夫は、今のプロジェクトが4月に終わったら、 広島に行く可能性もあるらしいという情報を持ってきた。 もちろんそれはまだメンバー全員が行くのかもはっきりしていな いし、本決まりにもなっていないことらしいのだけど。
もし、広島に行くのなら、単身赴任の可能性が大きい。 年単位で行くとは思いにくいし、そうなると数カ月単位。 帰ってきてから、また今の事務所の仕事になるのかどうかはまだ わからないのだそうだ。
わたしとしては、帰ってからの仕事の場所にもよるが、できれば 前にいた土地に戻りたいなと思った。 今のアパートで、一人で暮らすのは嫌なのだ。 仕事は近所で便利だが、一人で暮らすには、ちょっと寂しすぎる。 それ以前に、アパートそのものが好きではないのだろうな。
などということを考えながら寝たからか、今朝の目覚めに見た夢 は妙な夢だった。 旅支度を一生懸命している夢だった。(汗)
明日は、きわみちゃんに貸していた「世界音痴」が帰ってくる日。
どこだってついてけどどこからも起こせるなんて思わないでね (市屋千鶴)
ホワイトデーだ。 会社では、何ももらわなかった。 ホワイトデーなんて忘れてるのだ、自分も含めて。 おそらく、夫も忘れているだろう。 もっとも、バレンタインデーにそれらしいこともなかったのだか ら、ホワイトデーもそれらしくなくても当然だな。
それはさておき。。。。 シャンプーやリンスや洗剤や、そんなものが一度になくなってし まい、買いにいく道すがら、かわいいコート姿の小学生を見た。 その姿を見て、姪が小学生の頃のことを思い出した。
姪は、小さな頃からピンクや赤やパステル系の色はあまり着たが らなかった。 姪の好きな色は、茶色や深緑や黒や紺色だった。 明るい色といえば、ベージュや水色くらいだったか。
わたしはその頃、緑を好んで着ていた。 深い緑色や、くすんだ緑色。 それを見ていた姪は、「緑のおばちゃんだね。」と言っていた。 その姪がわたしに訊いたこと。
「おばちゃん。 わたしは茶色とか緑色とかが好きだけど、それにはピンクや 赤い色とか黄色とか、あんまり似合わなくなーい?」
わたしの答えはこうだった。 「外を見てごらん。 茶色の土の上に、緑の草があって、ピンクの花が咲くでしょ? 自然の中にある色は、みんな自然な色なんだよ。 だから、ともこの好きな茶色や緑色には、花のような色が 似合うようにできてるんじゃない?」
姪は、ふ〜〜ん、と答えたが、ちょっとうれしそうだった。
中学生になっても、23歳の今になっても、姪の好きな色は黒や 紺色や茶色だけれど、明るい色のインナーを合わせたりするよう になったので、納得したのだろうと思っている。
わたしも、姉も、取り立ててファッションセンスがいいわけでは ないが、姪の素直な疑問に答えられたのは良かったと思う。 なぜか、叔母という存在は、何かを訊ねるのに最適の存在だった らしい。 わたしは、姪や甥がかわいい。 夫もかわいがってくれる。 どちらかというと、姪の方が夫に年齢が近いんだけどね。(笑) さすがに、姪も甥も、夫のことはおじさんとは呼ばない。 さんづけの名前で呼ぶ。
わたしが、姉の家から引っ越す時に、夫は一後輩として手伝いに 来ていた。7年前のことだ。 夫は、その時以来、姪にとっては同じように面白い人らしい。 甥が夫の面白さを知ったのは、もっと後のことだったが。
「おばちゃんとセットでいるのが普通だね」姪の言葉に夫が笑う (市屋千鶴)
昨日は一日外出しなかった。 今週は、月曜から今日まで、とてもお天気だった割には、マスク をしているだけで薬の必要がなかった。 うん、なかなかいい傾向だ。(^^)
我が家では、夫を朝起こす時に3段階に分けて起こす。 最初に声をかけると、まず決まって10分延長という。 10分後に声をかけると、5分延長という。 そしてその5分が経った段階で、本格的に起こすのだ。 「むーけっ!むーけっ!むーけっ!」と、かけ声をかけながら、 夫の掛布団を端からめくっていくのだ。 夫は、「ふぇ〜〜ん、むかれたー。」と観念して起きる。
ずいぶん前からこのかけ声方式にしているのだが、なかなか良い 方法というか、夫向きの起こし方だということだろう。
日記では何度も書いているが、とにかく、夫を起こすのは一日の スタートとして、とても重要なのだ。
夫いわく、 「他の人じゃ、俺の奥さんは勤まらないと思うんよ。 朝、起こせないよ、きっと。」 わたしも、そう思うよ、まったく。(笑)
そのうえ、じゃれる時には、夫のごつごつとした関節から無意識 に攻撃を受けることもある。 おそらく、普通の女性では、けがしてると思うって。 くやしいけれど、自分でもそう思う。 今は少しやせたとは言え、格闘家体型だということにはかわりが ないような気もするし。
まあ、くっつくべくしてくっついた夫婦ということだろうさ。
愛情の示し方など知らずとも出会えばわかるいだきあいかた(市屋千鶴)
今、ケーブルTVで「サンダーバード」を見ながら書いている。
サンダーバードといえば、その昔、良く見ていたものだった。 デジタルリマスター版というものが放送されるようになって、夫 と二人で何話かを見た。 昔に見た画像とは比べものにならないくらいきれいな映像だった。
コンピュータグラフィック(CG)が氾濫している現在のTVや 映画の中にあって、全部が人形と模型というこの番組は、今でも すごいと思う。
銀行員時代、外国部からシステム部に転属になった同期の男性の 動き方が、サンダーバードチックなのに喜んでいたりした。 それも、6歳下の後輩の女の子と一緒に喜んでいる始末で。(笑) その彼は、大学時代から10年越しの交際をしてきた女性と結婚 したのだが、奥様はインテリアデザイナーで仕事用の名刺は旧姓 のままという方だった。 その当時は、身近なところに旧姓の名刺を持って仕事をしている という女性がいなかったから、わたし達女子社員には憧れだった。 彼も奥さんも、なんだか洗練された感じで、偏見に満ちた銀行員 の夫婦象を払拭してくれた。
わたしは、ほんとに銀行員に偏見を持っていたのだった。 なぜなら、やはり同期の男性に、結婚が決まったのに本当に直前 まで回りに知らせずに過ごしてきた理由を訊ねたときの返答とい うのが、こうだったからだ。 「婚約しただけだと、上司に報告できないんだよ。 本当に結婚するのが間違いないと確信するまでね。 だって、婚約破棄だとかになったら、出世にひびくからさ。」
その同期は悪い人ではないし、どちらかというと好きな方だった。 だけど、その返答を聞いた時に、ああ、この人はほんとに銀行員 なんだなぁって思ったのだった。 わたしが銀行員を恋愛の相手や結婚の相手にしたくないなと思っ たのは、この返答を聞いてからのことだった。 わたしには、幸せいっぱいの時期に、隠しとおすなんてできない から。
この返答をしたのは支店から転属してきた人で、サンダーバード に似た人は外国部、国際部が長かった人だった。 サンダーバードと呼ぶわけにもいかないので、「サンダーちゃん」 と陰ながら呼んでいた。
母が亡くなった平成元年の秋は、ちょうど税法改正に伴う大規模 な変更があったときで、システムの切り替え時期にも関わらず、 わたしが母に着いていられたのは、切り替えの確認段階だったと いうこともあるが、サンダーちゃんが任せろと言ってくれたこと と、後輩ががんばってくれたからだった。
「お通夜にも、告別式にも行けないが、システムの切り替えは 任せておけ。」 これが、お通夜の日にサンダーちゃんから貰った伝言だった。 うれしくて、涙が溢れた。
声にした口調までもが伝わって言葉の影の言葉を聞いた(市屋千鶴)
夕方、会社からそのまま買い物に行って帰ってくると、あたりは 夜へもう一歩くらいのところまで近付いている。 西の空の最後の朱色が、だんだんと夜の色に滲んでいく。
なんだか面白そうなフレーズが浮かんだのだが、続きができない。 帰り道から、ずっと考えているんだけどね。 まあ、日記を書いているうちに浮かんでくるだろう。(笑)
土曜日に夫と出かけた帰りも、ちょうど同じくらいの時間だった。 夫に向かって、わたしは、この時間の空が大好きだと告げた。 夕焼けよりももっと夜にちかづいた時間。 夕日の名残に照らされて、全てが影色になってしまう時間。
夫は、ふ〜んと言っただけだったが、なんとなく分かってくれた ようだった。 全部分かってくれなくてもいいんのだ。 ちょっとでも、なんとなくでもわかってくれればいい。 もっと言うなら、わかっていなくても、否定するようなことさえ されなければいいのだ。 感じたままを否定されても困るからね。(^^;
サラマンダーのあくびのような夕暮れに影色をした君を見ている (市屋千鶴)
やっぱり、下の句がいまいち。(涙)
今月のぷらむ短歌会のお題は「眠」。 わたしの歌は、以下の三首だった。
どれもみな同じに見えるビル群の森に迷いて眠り姫になる(市屋千鶴)
これは、方向音痴というか、都会なれしていないというか、ビル の谷間を歩いていると、どこがどこだかわからなくなって、道に 迷ってしまい、くたくたになって眠ってしまおうという歌。 この歌だけを読むと、初句、二句の説明は不要ではないかという 指摘をいただいた。
眠るとき傍らにいるそれこそがたった一つの条件でした(市屋千鶴)
他の方の読みで、夜に対する恐れがあってきっとこの条件が必要 だったのだろうけど、条件でしたという過去形になっていること から、今はもう幸せなのじゃないかと思う、というご意見をいた だいた。なんだかとてもうれしかった。 「それこそが」という言葉が、強すぎるのかどうか。 自分では、「ことだけが」から「それだけが」になって、最終的 に「それこそが」になったのだけどね。
胸に抱く想いがいつか孵ることを祈って眠る母鳥になる(市屋千鶴)
この歌は、だいぶ前に作ったものだったが、少し手直ししてみた。 この母鳥が、とても大きな存在に思えるという感想をいただいて、 これまたうれしかった。
自分が作ったときの気持ちよりも、もっと大きなものを読み取っ て貰ったりすると、それはなんだか妙んこそばゆいような、いい 気持ちなのだった。
今日は、マスクをしているだけでくしゃみも出なかったし、目も 比較的楽だった。 花粉症の一か月半の間の、本当に辛い時期はほんの1〜2週間な のだと思う。 とても辛い日は数日あると、あとはすーっと納まりはじめる。 あと少しで、マスクがいらなくなるはずだ。
ほんとうは、思いっきりくしゃみが出るのは、その瞬間に限って 言えばすっきりするのだ。 やっぱり、どこかわたしの感覚はずれているみたい。(汗)
昼も夜も冷たく光るビル群の森に迷いて眠り姫になる(市屋千鶴)
う〜〜〜ん、まだまだ変わるなぁ。
今日は、ぷらむの日。お茶当番なので、11時過ぎに家を出る。 一番花粉の多い時間帯に、東京の多摩地区に行くなんて、自分で もチャレンジャーだと思う。(笑)
今朝、改めて認識したこと。 いつも飲んでいる鼻炎の薬は、1日3回食後に飲む薬だった。 わたしは、朝晩2回の薬だと思っていた。(汗) 道理で午前中に薬を飲んで、夕方前に効果がなくなるわけだ。
今日は、今朝飲んだ。 ぷらむの前に飲む。 これで、くしゃみは減るだろうか。(笑)
薬局で、鼻炎の薬を買う時に、今飲んでいるものよりも弱い薬を と言ったら、今飲んでいる薬が一番弱い薬だった。 そんな薬なのに、食後3回を朝晩2回だと思っていたなんてね。
南大沢の公民館でぼろぼろになってたら、 どうか助けて下さい。>ぷらむのみなさん
くしゃみとの闘いの日々を繰り返す もしやわたしの快感なのか (市屋千鶴) そんなわけ、ないか。
UPするのが9日になってしまいました。 なにしろ、午後8時半すぎに寝てしまったので。(汗) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
夫婦で出かけた。 この時期は、どこか遠くに行きたいということもなくて、近所で 行ったことのないところに行ってみたりする。
午前中から鼻炎の薬を飲んで、お昼頃にレッツゴーと出かけたの だが、まずバスの中でくしゃみが何回も出た。 マスクをしていてもくしゃみ。 バスを乗り換えて、目的地(郊外のファミレスもどき)に着くま でに、何回もくしゃみをした。
どうやら、マスクをして戸外にいる方がましなようだ。 どうにもこうにも、屋内と戸外の室温の違いかなにかで鼻粘膜が 過剰反応するみたいな感じだ。
目的地で、本まぐろづくしとぴうメニューを食べて、帰りは駅ま でを歩いた。 駅の側の鳩のマークの大型小売店でストレッチパンツをみたりし たが、めぼしいものがなく、というよりその時点で決めたりする 思考能力はなく、夫とともに喫煙所の椅子に座っていると、入り 口からの冷たい空気と中の暖かい空気の渦に翻弄されて、またも やくしゃみをしてしまった。
電車で最寄り駅まで帰ってきて、スーパーで買い物をして帰宅。 夕飯を食べたら、猛烈に眠気が襲ってきた。 夫に許可を貰って23時頃に起こしてと言って寝たのだが、結局 起き上がらずに朝になった。
くしゃみは本当に疲れるものなのだよね。
右目から溢れる涙もかまわずに話しかけてる花粉症の君(市屋千鶴)
題詠マラソン2003という企画は、二月から十一月までの間に 100のお題について一首ずつ短歌を作るというものだ。
その100のお題を拝借して、わたしも歌を詠んでいこうと思う。 まだ十首もできていないのだけどね。(笑) 最終的に百首を作るのだが、同じ方向性を持って詠むようにする のか、それぞれ味わいの違うものにするのか、決めかねている。
三月は年度末。 多くの会社では、年度内の予算の消化というところに力が入る。 したがって、家電品の消費も三月は多くなるのだ。 よく出ているのは、やっぱりプラズマTVだ。 それと、ノンフロン冷蔵庫とか、少ない洗剤で洗える洗濯機とか、 環境に優しい家電商品だ。
年度内納期の仕事を抱えている方たちはたくさんいるのだよね。 どこもかしこも忙しいのだ。 わたしもコンピュータソフトの仕事をしていた頃は、三月は本当 に修羅場だった。 そんな時期に花粉症なんかなってると、かなり辛い。
銀行から転職した翌年、わたしは山形のグループ会社に出張して いた。 一月の後半から二月の頭くらいまでが前期で、この時期は花粉も 飛ばないし、路面凍結だけが恐かった。 前期が終わって、一旦東京に戻ったとたん、花粉症の症状が出た。 東京で花粉症と闘いながらも三週間ほど仕事をして、再び山形の 出張した。 今度は山形で花粉症の悩まされた。 出張先の会社の回りには、ぐるっと杉林があったのだ。 駐車場の車は、白かったはずなのに、夕方には黄色くなっていた。 いやはや、東京にいればもう納まっていた頃だったから、その分 ながーく花粉症になっていたことになったのだった。
年度末に、修羅場を迎えているみなさん。 なにもしてあげられませんが、応援だけさせてください。 どうか、体を壊さないようにがんばって。
ひっそりと白い世界に凛と立つ針葉樹から涙をもらう(市屋千鶴)
今週は雨が多い。もう春間近なのだなぁと思う。
今朝、フジテレビの番組で代理母出産で子供を授かった人の話が 放送されていた。 夫と二人で少しだけ聞いた。
わたし達に子供がいないのは、おそらくはわたしの年齢が高いか らなのだろう。 夫は、自分の精子が少ないのではないかと思っているようだ。 ちゃんと調べてもらったわけではないから、本当のところはわか らない。分かったからどうなると言うものでもないから。 できないことをどうのこうのと思ったりはしない。 できないものはできないのだろう。 ただ、だからといって子づくりしないわけじゃない。 ちゃんと愛し合うし、避妊もしていない。
結婚したばかりの頃は、子供ができないのは大きな重圧だった。 夫の身内から、跡継ぎができないような女は嫁にできないという ようなことを言われたからだろう。 おまけに、そのころは夫と一緒にいる時間が短かった。 その短い時間でさえ、夫は寝てばかりいた。 毎週土曜日に、ソフトボールの練習をしていたが、夫と暮らすた めに引っ越してから、練習場まで1時間半かかるようになった。 午前中からでかけて練習が終わって帰ると、もう夜だった。 夫と一緒にいる事ができる土日のうちの1日を失ってしまうのが せつなくて、休部扱いにしてもらった。
今は、以前よりは一緒にいる時間が長くなった。 しかし、昨年のGWあけから続いている仕事のハードさが、夫の 帰宅時間を遅くしている。帰って来ない夫に、早く寝てしまう妻。 子づくりの機会は減る一方だ。(笑) (もう、この歳だからあきらめかけているのだけどね。)
自分が精神的に子供だから、子供ができないのだろうかと思った こともあるが、そうではなくて、子供がいないから精神的に子供 のままでいられるのかもしれないと思い始めた。
母になる資格がないから子供ができないなどと思ってはいけない。 母になる資格などなくても、子供は作れるのだ。 産んだだけで母になれるわけではないのだし。
子供ができにくいのは、時代を反映しているからだと思うように している。 なぜ、自分のところがと思わないこともないが、わたしの場合は 自分が晩婚であったこと自体にその原因の一つがあるのだから、 自分自身はあきらめがつきやすいというものだろう。
しかし、くよくよしたって子供ができるわけではないし、不妊治 療をするには歳をとりすぎているのだから、二人で楽しく生きて いくことを目標にしなくてはと思っている。 いや、もう十分に二人で楽しく生きているのだけどね。
本当に子供が好きならば、養子縁組してでも小さな命を育てるこ とを選ぶのだろうか。
子供のいないわたしは母ではなく、もう母を亡くしたわたしは、 子でもない。
親でなく子でない我の背中から生きる覚悟は見えていますか (市屋千鶴)
昨日、夫がラーメン屋さんで貰ってきた紅茶は、桃の香りのする 紅茶だった。 ふたを開けた時に、桃の香りがしてわーいと思ったのだが。
今朝、飲んでみようとしたのだが、夫もわたしもごめんなさいを してしまった。 わたしは、桃も好きだし、紅茶も好きだ。 だがフレーバーティーというものが苦手だ。 ジャスミン茶までしか飲めないんだ。 ローズティーだって飲めない。 ラベンダー茶も、チャレンジはしたが惨敗だった。 基本的に花の香りがする食べ物が苦手だ。 いや、香り付きの食べ物だけではなく、花の香りそのものが苦手 なのかもしれない。
お風呂の香りも、バラの香りとかはだめで、できれば果物の香り のものにしたい。 ハーブの香りは平気だし、お線香とかも好きなのだが。 ならば花ではなく、食べ物の桃ならば良さそうなものではないか。 口の中に香料が残る感じが苦手なようだ。
香りを楽しむだけにとどめておくべきか。。。。 この際、香りのついた紅茶も飲めるようになった方がいいのか。
まずいと思うのではない。 食べ物に関してまずいという表現や、おいしくないという表現を あまりしない。 なぜなら、うまいまずいというのは個人的な感覚で、自分にとっ てはまずいと感じるというだけのことだからだ。 それを、まるで全世界がそう思ってでもいるように、「まずいよ」 などと声高に言うことはできない。 それは、自分の口には合わないか、わたしの苦手な味だというこ となのだ。
同様に、「信じられなーい!」という言葉も使わない。 「自分には信じられないことだ。」という発言をすることはある が、なんでもかんでも「信じられなーい!」という一言ですませ てしまうような言葉感覚は持ち合わせていない。
若い頃、銀行の更衣室で、肉まんとあんまんを食べていた。 それも、朝の忙しい時間、みんなが着替えている時にだ。 たしかに、それはあまりいいことではないのだが、しかしながら 信じられない事柄ではない。 実際に目の前でわたしが食べているのだから。 それを見て「信じられなーい!」と言った後輩がいた。
目の前にある出来事を、信じられないなどど言うな。 あんたが信じようと信じまいと、その事実は事実だ。 人から聞いた話をそう言うのならば、かまわない。 それは見ていないのだから、信じられないのだ。
なんて、自分も若いくせに、そう思ったものだった。 その後輩は、「信じられなーい!」ではなく、「その感覚が分か らない。」と言うべきだっただろう。
たしかに、わたしの感覚は、少々ずれているからね。(笑)
声高にまずいと言う人その口で世界のすべてを評価しなさい (市屋千鶴)
北風びゅうびゅうの一日。
昼休みに、夫から携帯電話のメールが届いた。 「ラーメン屋で、紅茶をもらった。」
なぜラーメン屋さんで紅茶なのだろうかと不思議に思いながらも、 「それはうれしいね。」と返事をする。
きっと、それは事務所の近くの、あのラーメン屋だろうと思う。 なにやら、常連になりつつあるらしい。(笑)
ラーメンと言えば、夫はベビースターラーメンにピーナッツが入 ったやつが好きだ。 わたしなどは、そのなかからピーナッツだけを貰ったりする。 それを食べていて、とつぜんチキン○ラーメンが食べたくなった と言ったりする夫。 ときどき、突発的に食べたくなるねと、同意を求められる。 そうだねと答えるが、わたし自身は突発的に食べたくなるのは、 さっぽろ一番み○ラーメンのほうだ。 「しお」でも「しょうゆ」でもなく、「みそ」が好き。
みそラーメンといえば、中学生の頃に母とよく通ったチェーン店 があった。名前ははっきりと覚えていない。 が、そこのみそラーメンにはニンニクがかなり入っていて、母と わたしはニンニク臭くなりながら、その日と翌日を過ごした。 食べにいくのは、大抵、土曜日だった。
ニンニクと言えば、やっぱり母のこと。 高校生で下宿生活をしていた冬の時期、土曜日に帰宅して日曜の 夕方に下宿先に戻るという暮らしだった。
土曜日に家に帰ると、母は豚肉を焼いてくれた。 いわゆる焼肉というのではなく、ただ豚肉を焼くのだ。 そしてタレは、醤油に砂糖とすりおろしたニンニクを混ぜたもの。 不思議なことに、砂糖を少しまぜることで、ぷるぷるした液体に なるのだった。 焼いた豚肉をそのタレにつけて食べる、ただそれだけだったが、 土曜の夜に母と食べるそのメニューは、わたしの大好物だった。
母は、平日は、おそらく漬け物やみそ汁だけで過ごしていたので はないかと、今になって思う。 母の安い給料から、下宿代を捻出するのは大変だったはずだ。 たとえ、20歳そこそこの姉からの仕送りがあったとしてもだ。
姉は、18歳で就職してからずっと仕送りをしてくれていた。 仕送りしながら、自分の結婚資金を貯めたり、簿記学校の学費を 出したりしていた。
わたしが上京して専門学校に通うようになると、今度は母からの 仕送りが来た。 さほど高額ではないその仕送りも、計算すると収入の半分以上を わたしに送るかっこうになっていた。 その仕送りでは、従姉とアパートに家賃を半分ずつにしなければ 暮らしていけなかった。 おまけに、そのアパートは家賃が1万5千円という安さだった。 食事は自炊だし、お弁当も持たせてくれた。 お米だけは、田舎から送ってくるので買わずにすんでいた。
わたしは、みーんなに世話してもらって社会人になったのだと、 つくづく思う。 ラーメンから、ここまで連想の輪が広がった。
ニンニクを二人で食べる関係を母の次には姉、従姉、君(市屋千鶴)
会社の朝礼で、役割分担などに加えて、身だしなみをちゃんとす るように指導する側として、本社の人間もきちんとするようにと いう言葉が有った。
ああ、これはわたし達に言ってるのよねと、わたしと事務員さん Kさんは、社長や部長たちが外出した後で話した。
制服はあるのだが、真冬は寒いからと、パンツスタイルで会社の ジャンパーを着ることにしていたのだ。 が、それも十二月、一月、二月の間ということも決めていた。 ところが、わたしが着ていたジャンパーを、他の営業所の新人に 渡してしまったから、わたしだけジャンパーがなかったのだ。 (ジャンパーは、基本的には男性の制服なのだった。)
土曜日はもう三月だったが、朝の2時間だけだからと普段の格好 で出社した。 今日も、ついつい三月から制服でということを忘れてしまってい たので、そのまま普段の格好で行ってしまっていた。
事務員Kさんは、すぐさまジャンパーを羽織ったが、わたしはそ いうわけにも行かず、自宅でのお昼休みを利用して着替えた。 きっちり制服姿になって、午後の仕事をした。 でも、今日は暖かい方だったから制服でも寒くないのだが、明日 は冷え込むとの予報に、さて制服に何を着込めば寒くないだろう と思案中である。 だって、ジャンパーが無いのだもの。(涙)
着替えて会社に向かったら、ものすごい風になっていた。 春一番と言うには、どうにも雲行きの良くない空模様。 ざーざーと雨が降り始めたら、風が納まってきた。
春一番とともに、制服姿に変わったわたしだった。
昨年の二月に作った歌。
スカートの裾に思いを縫い付けてひるがえらぬよう舞い上がらぬよう (市屋千鶴)
昨夜からの季節風は、近頃ないくらいに強かったのだった。 うちのアパートの、1回の真ん中の部屋が1月に空いたために、 昨日のうちに、不動産屋が「入居者募集中」の幟を立てていった。
6本くらい立っているその幟のうち、2本がわたし達の部屋の側 にあって、季節風の直撃を受ける位置にある。 他の4本は、アパートがつい立ての役割をしているので、そんな に風を受けないのだ。
その北側の2本が、バタバタいってとってもうるさいっ!
昨夜は23時過ぎに夫婦そろって寝たのに、夜中に車のエンジン 音(バックで駐車場に入っている音)で目が覚めてから、その幟 のバタバタという音でなかなか眠れなかった。 というよりも、眠っても眠りが浅くて、すぐに物音で起きてしま ったのだった。 おまけに、朝の5時頃まで上の部屋ではごそごそと話し声やら、 何か落とす音までして、なおさら眠れない。
わたしは眠いぞ。 しかし、夫は普通に眠っている。
うるさくないのだろうかと、起きてから訊いてみると、寝てる時 はわからないって。(笑) 起きてからそのバタバタを聞いたら、たしかにうるさいねって。
さすが三年寝太郎だ。ちょっとやそっとじゃ起きないのだね。
そんな三年寝太郎だが、昨夜は23時過ぎに寝ているからなのか、 今朝は9時過ぎに起こしてもぐずらずに起きた。 10時前に起きるなんて、珍しいことだ。
午前中に「爆竜戦隊アバレンジャー」も「仮面ライダーファイズ」 も見終わっているなんて、珍しい。
そして、今は、パチンコ屋に行っている。(笑) そのために起きたのか、三年寝太郎!
雲一つ無い青空に訊いてみる我がふるさとの春はまだかと(市屋千鶴)
今日は、8時半に会社に出てくれと、昨夜の内に電話があって、 8時半から会社で留守番をしていた。
昨日28日は、営業会議ということで茨城県のひたちなか市にあ る営業所に社長以下部長や各営業所長などが集まっていたのだ。
そして、そのまま泊まりだったので、朝から事務所にいるべき人 が誰も帰って来れていなかったのだった。 事務員さんKさんも、一番下の息子さんの卒業式だったし、他の 事務の男性は、他の営業所に寄って伝票を受け取ってから来るの だというし、一番近いわたしが頼りだったらしい。 他の社員は、8時半にはもう出かけてしまうのだった。
8時半に出社して、いろいろとFAXの整理などをしていると、 最初に来たのは社長だった。 こういうとこが偉いなといつも思う。 他の部長以下所長たちは、9時20分頃に出てきた。 朝早く、宿泊先を出てきたのだろうけどね。
もともと、毎月1日は、請求書を出さなくてはならない取引先が あるので、土日や定休日の水曜日でも、1〜2時間は出社するの だが、まあ、今日は時間帯がずれたということだ。
10時半過ぎに仕事を終えて帰宅すると、肛門科のお医者さんに 行っているはずの夫が、まだ寝ていた。 無理もない。 帰ってきたのは、4時を過ぎてからだったのだから、昨夜ではな く今朝だったのだもの。
そんなわけで、お昼ご飯を食べてから、午後の診察時間に合わせ て二人で家を出た。 わたしも、その肛門科を見てみたかったのだ。
我孫子駅の駅前から、送迎車が15分おきに行き来しているので、 それに乗って病院に行った。 受付から会計まで30分くらいという、意外な早さだった。 それから院外薬局で薬をもらって、また送迎車で駅まで帰った。 薬局は、暖房も効いているうえに給茶器などもあり、トイレまで あって、なかなか待っていても居心地が良さそうだった。 送迎車の近くで待っていると言ったわたしを、いいからこっちに 来いと薬局につれていった夫の気持ちがよく分かった。
雨の中、花粉症とも無縁で、夫と一緒に1日は、なんでもないこ とがちょっと楽しかった。 雨の中で、1本の傘で頭からフードを被って家まで帰る道でさえ。
片方の方を濡らしてしまうのは自惚れだから一人ずつの傘(市屋千鶴)
こんな歌とは正反対な。(^_^)
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