2004年04月30日(金) |
ダーティペアの大冒険(なつかし) |
ダーティペアの大冒険 高千穂遥著 早川文庫 1980/5/30
19才の美女コンビ、ケイとユリが大暴れ。シリーズ第一弾。
アニメにもなったダーティペアシリーズ。クラッシャーとのまとめた作品もあり。とにかく元気な女の子たちである。ユリよりケイが好み。長髪の子もいいけどね。やはり短髪だろう。
イラストが安彦良和。年齢層を落としたダーティペアフラッシュもでてるがキャラがうわべだけ。これが一番。
あたりがないため再読ばかりだな。
評価 ○
棘の街 堂場瞬一著 幻冬舎 2004/3/25
ホームレスと衣料を交換し、ワザと子どもに襲われる。正当防衛を成立させてから徹底的にたたきのめす。非番警官のサービス。 記憶をうしなった少年を拾う。生き別れの息子。
焦点がしぼりきれてない。
評価 △
烈火の月 野沢尚著 小学館 2004/1/12
はみ出し警官吾妻と麻薬取締官瑛子。組織からはじき出された二人が事件を追う。子どもに対する負い目。瑛子は麻薬中毒者にされる。
映像でみたほうが面白いかも。テンポよく場面がかわる。
評価 △
2004年04月27日(火) |
レディ・ガンナーと宝石泥棒 |
レディ・ガンナーと宝石泥棒 茅田砂胡著 角川スニーカー文庫 2003/3/1
船上できいた駆け落ち計画。鰐娘ミュリエルの友人であった。 駆け落ちと同時になくなったティアラ。それをもとめてキャサリンたちは動く。
勢いだけ。
評価 ×
黄昏の百合の骨 恩田陸著 講談社 2004//3/10
魔女の家にやってきた理瀬。祖母の遺言の真意はなにか? 百合に暗示されてることはなにか?
恩田作品を読んでいるひとにはたまらないものかも。登場人物重複。 これだけでも大丈夫。たいした伏線ではない。百合が暗示しているもの一つはすぐわかる。もう一点については無理矢理である。
ってことはファン用だな。
評価 △
2004年04月25日(日) |
日帰りクエスト1〜4(元気!) |
日帰りクエスト1〜4 神坂一著 角川スニーカー文庫
竜人に襲われ、国王らが殺された国。再起を目指し王子と共にたちあがる。
適当な害のないのを試しに召還してみっべ。 んだんだ。 じょしこぉこぉせい?なんじゃそりゃ。 いろんが学問をおさめてる賢者様か。 あー この世界おもしろい。観光気分だわん。 脅してでもなんでもかよってやる!やりぃ!おもろいじゃん!
責任感皆無の女子高校生エリがまきこまれた(ひきおこした)異世界での騒動。立地点が違うということはこういうことか。妙に納得。
元気な女の子だなぁ
評価 ○(再読ですな)
猫舌男爵 皆川博子著 講談社 2004/3/25
水葬楽:死が近づいたとき溶液に浸し時を音楽をきいてすごす。徐々に寿命が短くなっていく時代。兄と別れ一人の時をすごす。 猫舌男爵:とんでもない訳。山田風太郎 オムレツ少年の儀式: 睡蓮:逆一代記。画家。 太陽馬
山田風太郎にうけた。水葬楽のイメージ強烈。
評価 △
持衰 篠崎紘一著 郁朋社 2002/3/1
夕日を浴びて(縄文時代):父の妻青菜女と通じた歩無智。猪肉とひきかえに他の村へひきわたされた青菜女をとりもどそうとする。狩人から農耕へ。 持衰(弥生時代):兄醜雄を慕う黒女は持衰になる。無事をいのる。派遣した男達が無事もどらないときは命を絶たれる。男達がもどったときには・・・ 常世へ(古墳時代):川を鎮めるために石女を神女として捧げる。神男といれかわった猛男は石女をつれて逃げる。親が身代わりになる。
原始宗教。描かれてる時代がみえていい。
評価 ○
2004年04月22日(木) |
これをダジャレで言えますか? |
これをダジャレで言えますか? 多治家礼著 角川春樹事務所
ダジャレ練習帳二の巻
麺が噛めん。 うどんを食べるぞ、ヨーウ、ドン! 窓がない?まー、どうしよう ナイスショットは内緒っと ガリレオがリレー?
おやじ製造練習帳だろうか・・寒くなることまちがいなし。
評価 ー
ウワサを科学する ウワサ科学研究所編 KTC中央出版 2003/9/18
非科学的と簡単に言い切ってもいいですか?
ふしぎ現象・運命・運勢・飲食物・自然科学・生活習慣・身体機能
みひらきで説明。右4行ほどだけをチェック(十分さ)
評価 △
2004年04月20日(火) |
地球滅亡後の生き残り方(再読) |
地球滅亡後の生き残り方 非日常研究会著 同文書院 1997/8/7
非日常実用講座6 アフター・ノストラダムスはこう生き抜け!
巨大隕石の衝突 温暖化 全面核戦争 各種疫病の大流行 バイオテクノロジーの暴発 宇宙人の侵略 食糧危機 生物の異常発生 エネルギー資源の枯渇 オゾン層の破壊・大気の消失
再読。この手のものは趣味なんだろう。ついつい借りてきてしまった。 中のイラストが笑える。ぱらぱらぱら。
評価 ○
2004年04月19日(月) |
蛇にピアス(女の子だね) |
蛇にピアス 金原ひとみ著 文芸春秋3月号
あらすじ略
女の子。お近づきになりたくない。妙な勢いはある。 読了30分で設定以外記憶に残っていない。蛇のような舌をつくるやりかた。ピアスの穴拡張方法等しらない知識をえた。
評価 △(読了できたので)
2004年04月18日(日) |
プチ美人とお金(豪快だねぇ) |
プチ美人とお金 丸山あかね・室井佑月著 原書房 2004/2/29
ライターの言いたい放題。
三枚1000円の苺のパンツ・女じゃなくても結婚できたじゃない・ひとり焼き肉はあるよ・お金さえあれば大概ひとりで大丈夫・あの男もあたしを捨てる・NASAの化粧水・タダ食い得意・はりきって行けば行くほどなにもない<太字抜粋
豪快な女性たちだ。
評価 ○
2004年04月17日(土) |
探偵 沖田総司 (流行物) |
探偵沖田総司 加野厚志著 毎日新聞社 2003/11/1
坂本龍馬暗殺犯人をさがせ。新選組にかけられた疑いをはらすのだ。 近藤勇から命じられ沖田総司が情報を集める。
タイトルと中身離れすぎ。
評価 △(時代としてはいいがタイトルで期待しすぎ(変なのをね))
2004年04月16日(金) |
イニシエーション・ラブ |
イニシエーション・ラブ 乾くるみ著 原書房 2004/4/5
たっくんとまゆの恋愛物語。 A面ー合コンでの出会い。初体験。クリスマスイベントまで B面ー遠距離恋愛。別れ。
目次にすでに罠が。ラストでくつがえされ再読。今年最高のミステリー。 だそうで。。。 どこに罠が? どこでどんでんでんがえしが? んんん? どこがミステリ??? 甘い恋愛話でさらっと流して読んでしまい、なにをいわれてるのかわからなかった。 ラストまで集中力もたない。
評価 △(こんなのを謎というかねぇ)
2004年04月15日(木) |
ユルユルカ(薬屋探偵妖綺談) |
ユルユルカ 高里椎奈著 講談社ノベルス 2004/3/5
Q:人間界・万引き少年の飛び降り。高遠妖精の存在をつかむ K:ケルト妖精の祭。盗まれた山百合。リベザルへの疑い。賭け J:願いを叶えたほうの勝ち。存在を賭ける。少年の反逆。
シリーズが長くなるとここからいきなり入ることできなくなるな。 妖精うんちくが多かった。
評価 △(惰性か)
2004年04月14日(水) |
レディガンナーと二人の皇子(上) |
レディガンナーと二人の皇子(上) 茅田砂胡著 角川スニーカー文庫 2004/3/1
「やくたたず」ヴィンスが拉致された。次期皇太子候補の護衛をすることになった4人組。この次期皇太子候補、「オレ様」自分が一番・暴君として育てられていた。キャサリンに命を助けられて、「女のくせに。でしゃばりめ・・・」等々暴言をはいたから子どものケンカの開始だ。
どこかでみたような設定。どこにでもあるケンカ。それがテンポよくくりひろげられる。茅田作品のいいところはほどよい勢いである。
評価 ○(下はいつ読めるのかな)
2004年04月13日(火) |
嗤う闇(音道シリーズ短編) |
嗤う闇 乃南アサ著 新潮社 2004/3/20
音道貴子シリーズ短編3
その夜の二人:世話好きな女性が襲われた。周囲からは「あの人は恨みをかっているはずがない」といわれる女性を襲った原因はなんだったのか。 残りの春:元映画スターの起こしたトラブル。 木綿の部屋:同僚滝沢の娘夫婦・だましあい。 嗤う闇:連続レイプ犯はあこがれの人だった。
不安定さが消えた音道。犯罪にも落ち着いて対処している。派手なものはないが読ませる。
評価 ○
看守眼 横山秀夫著 新潮社 2004.1
短編集
書くのわすれてました・・・記憶に残ってることは・・・うーーん 横山作品は長編より短編!!(毎回これだけだな)
評価 △(よみやすいから ○でもいいけど たった一月で中身わすれてるもんなぁ)
2004年04月11日(日) |
エロチカ(エロ???) |
エロチカ アンソロジー 講談社 2004/3/15
淫魔季(津原泰水) 愛の嵐(山田正紀) 大首(京極夏彦) 愛ランド(桐野夏生) 思慕(貫井徳郎) 柘榴(皆川博子) あの穴(北野勇作) 危険な遊び(我孫子武丸)
官能小説に挑戦してみて、わかったことがある。エロスとは、偶然に生まれたものでもなければ、その人が生まれつき持っている性質でもない、ということだ。実は、エロスは確かなスキルに裏打ちされ、鍛え抜かれるべきものなのである。自分はエロス的でないと思う人間は、ソフト、ハード面、共にテクニックを磨く努力が足りないのだ。<序文 桐野
官能小説じゃないとおもいますが<桐野
評価 ×
2004年04月10日(土) |
1ポンドの悲しみ(短編集) |
1ポンドの悲しみ 石田衣良著 集英社 2004/3/10
ふたりの名前・誰かのウエディング・十一月のつぼみ・声を探しに・昔のボーイフレンド・スローガール・1ポンドの悲しみ・デートは本屋で・秋の終わりの二週間・スターティング・オーバー
「デートは本屋で」 部屋にはいるとまず本棚をチェックするクセがある。その並びから嗜好・ひととなりを探る。今まで全く重なりのない人には会ったことがない。。。。 だれかデートしませんか?
評価 △(さらっと映像前提にしてるな)
幻夜 東野圭吾著 集英社 2004/1/30
阪神淡路大地震。二人の道は交わった。叔父にとどめをさした男と、過去を捨てた女。のしあがっていく。利用されながらも離れられない。
分厚さを感じないほどすっとよめた。女の存在が幻。男達の描写に注目。
評価 ○
2004年04月08日(木) |
姫百合たちの放課後(ギャグ) |
姫百合たちの放課後 森奈津子著 フィールドワイ 2004/1/21
短編集 姫百合たちの放課後 女子高物 姫百合日記 交換日記 放課後の生活指導 女教師を餌食に 花と指 新体操パロ?自慰道。二人羽織。 2001年宇宙の足袋 宇宙人から地球を守る お面の告白 三島+ガラスの仮面。ゴーストライター暴走 一九九一年の生体実験 スケ番滅亡秘話 お姉様は飛行機恐怖症 死ぬならやるだけやってから
ピンクの装丁。いかにも少女小説。西澤・倉阪等と仲良しの森奈津子。 ギャグにするにはすべっている。レズビアン小説。
評価 △(こんなジャンルもあったか)
ひとごろし 明野照葉著 角川春樹事務所 2004/3
なじみの喫茶店でであった女。過去のある時期の情報が欠落していた。なぜか?夫を殺し、服役していた。
化粧をすると人格がかわる女。いつもの憑き物系の印象つよし。憑き物よみたきゃ明野ですな♪
評価 △
家守奇譚 梨木香歩著 新潮社 2004/1
古い家のそこらかしこから感じられる不思議な者達。 連作
霧の中を歩いていてひょいと見える情景だけをきりとったよう。 ムードある作品。
評価 ○
2004年04月05日(月) |
火星ダーク・バラード |
火星ダーク・バラード 上田早夕里著 角川春樹事務所 2003/12
火星治安管理局員水島は同僚を亡くす。その原因になったのが水島の銃だと鑑識結果がでたが・・・ 真実をもとめるうちに不思議な力をもつ少女と出会い、火星の暗黒面にはいりこむ。
小松左京賞
呆けたような少女の装丁。奇をてらったものもなく古典的な作品である。この賞の受賞作は結構このみかも。
評価 ○
2004年04月04日(日) |
男の出産 (ギャップありすぎ) |
男の出産 松久淳著 河出書房新社 1999/12
妻の妊娠から出産までのどたばたを『BRUTUS』に連載。まとめたもの。
『天国の本屋』を書いたひとなんだろうなぁ。ギャップありすぎ。妊夫生活。女性が読んでも反感はいだかないだろう。(かなり情けないが)
評価 ○
博士の愛した数式 小川洋子著 新潮社 2003/8/30
私の記憶は80分。老博士と家政婦、その息子の交流を描いた作品。 ミステリタッチの描写はなく、事実としてたんたんと描く。
空気が優しい。
評価 ○
雑談力 武藤清栄著 明日香出版社 2003/11
口べたな人に贈る本。
いや私実は口べたなんですよ。そうですかチャットは雑談力高めてくれるんですか。ふむふむなるほど〜。
評価 ー(役にたたないな)
「おたく」の精神史 大塚英志著 講談社 2004/2
1980年代の雑誌等からみた「おたく」発生。
エロ雑誌編集ねたからはじまって、影響をあたえた作家等を紹介。 ふむふむなるほど。ほほうこういう系列ですか。
評価 ○(おもろい)
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