2003年08月25日(月) |
「小説家を見つけたら」 |
期待度 ★★★★☆ 満足度 ★★★☆☆
いいお話でした。 が、ちょっと地味というか、渋いというか、退屈というか(^^;)
ショーン・コネリーは素敵なおじさまですが(自転車に乗っている姿はすばらしい)、天才肌の偏屈役が多いですね。これでもそうでした。
天才的な小説家と天才的な文才を持つ少年の交流……天才ではないわたしにはちょっとばかし、見ていて辛いものがあります。 むしろ、挫折した小説家・教師の方に感情移入してしまったりして。 だから、あまりに悪役一点張りの描かれ方にかわいそうになってしまいました。 最後ぐらい、ちょっと花をもたせてあげてもいいのにな。 でも、実際にこういうタイプはけっこう危険なんだろうな。こうならないように、気を付けよう。
ラスト。ショーン・コネリーの質問には「やられた」と思いました。 そうか、そういうことか。
気になることは。 主人公の少年って、一度でも笑ったっけ??? ずっとまじめな顔をしていたような。
2003年08月18日(月) |
「マジェスティック」 |
期待度 ★★★★☆ 満足度 ★★★★☆
It's ファンタジー。 記憶を失った男がたどり着いた田舎町で、戦争で行方不明になった町の英雄に間違えられて……というお話。 好きです、こういう現代のおとぎ話って。 安心してみていられるし、「ああ、世の中って捨てたもんじゃないわよね」と思える。それが、「おとぎ話」ってあたりが現実なのですが(笑 ベタなんですけどね。出来過ぎなんですけれどね。こんなにいい人ばっかりなわけないじゃん?とも思うのですけれどね。でも、そのぶん安心できます。
舞台は50年代ぐらいのアメリカの田舎。こういうところなら、アメリカでも移住してもいいな。
2003年08月11日(月) |
「パイレーツ・オブ・カリビアン」 |
期待度 ★★★★☆ 満足度 ★★★★★
これはイッツ・ザ・エンターティメント! 作りすぎ?ってぐらいのキャラ設定に、豪華なセット、二転三転のストーリー。 面白いというよりも、楽しい映画でした。 2時間以上の映画なのですが、あっという間に終わってしまいました。 ディズニーだけあって、ところどころにDL「カリブの海賊」のモチーフがあったりして、思わず笑っちゃいそうでした。
個人的に残念だったことと言えば、わたし好みの殿方が出てこなかったこと。 主人公の海賊ジャック。たしかに面白いキャラでいい男ではあるのですが、ちょーっと微妙に違う。 クレージーな方は好きなのですが、ジャックのクレージーさは健全なんだよね(ゲイリー・オールドマンみたいなクレージーさが好き♪)。
美少年(青年?)ウィルもたしかに美形ではあるのですが、エリザベスに好きだと言えないのに、なにかとしゃしゃり出る態度がプチ・ストーカーに見えたのはわたしだけ?(ファンの方に絞め殺される? ^^;) エリザベス(この映画の何がすばらしいって、名前! どれも簡単でおとぎ話風です)を見つめるその目。きっと、切なげって言うのでしょうね。でも、ご主人様を見上げる犬みたいで、いや。
むしろ、恋敵であるなんとか提督(名前は忘れたわ♪)の方が好きかも。
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