期待度 ★★☆☆☆ 満足度 ★★☆☆☆
「たかたかぼうやだ〜」と思ったのは、わたしだけではないはず(笑)
基本的に、エイリアンものというのは怖いので嫌いですが、こういうB級映画(失礼)は怖くなくて、逆にわたしのような恐がりでも楽しめるな。
安全地帯があるというだけで、怖さが半減するのですね。よーくわかりました。 逆に、「逃げ場がない、どこに行っても何をしても襲ってくる」というのは心底怖いんだなぁ。のっぺらぼうも怖いものね。
いろいろと突っ込みながら、楽しませていただきました。
期待度 ★★★★★ 満足度 ★★★★★
やっぱり、チョコレートは魅惑の食べ物です。 随所にちりばめられたショコラのおいしそうなこと。わたしも食べたい。 もともと、チョコレートって食べたら幸せな気分になれる魔法の食べ物ですもんね(わたしだけ? 笑)。
ショコラ売りの母娘によって幸せが振りまかれる話と思っていたけれど、いや、そうではあるのだけど、母娘自体もちょこっとの変化と幸せを最後にもらうのです。いいな、こういう展開。最後はみんなで少しずつ変わって、幸せ分け。 あれこれ、語り出すと長くなりなりそうです。 でも、これは難しいことを言わずに美味しいチョコレートでも食べながら、「よかったね」で見たい映画かもしれない。
一応は悪役のレノ伯爵も、悪い人ではないのです。それなりに筋も通していて、見ていても「憎たらしい」というより「かわいそう」。最後、チョコレートが食べられてよかったね。
感想を書くためにキャストを調べたのですが、あの「マトリックス」のトリニティが今回カロリーヌ(堅物のママ)に化けていたことにはびっくり。美人だなとは思っていたけれど、まさかトリニティとは…まるで別人。だから、女って怖いのよね。 フランスの田舎村が舞台だけど、洋服も見ていて楽しい。意外な色の組み合わせがおしゃれ。それに、ふくらはぎの長さのフレアスカートなんて、日本の母が着たら野暮ったくなりそうだけど、かわいいもんなぁ。
2002年03月11日(月) |
「エントラップメント」 |
期待度 ★★★★☆ 満足度 ★★★★☆
大好きなおじさまショーン・コネリーが出ているだけでポイントが高い映画です。やっぱり、かっこいい。 共演のキャサリン・ゼダ=ジョーンズも美人。 わたしは金髪碧眼よりも、こういう黒みかかったブラウンの髪・目の美女に弱いのです。
血の出ない犯罪ものというのも好きです。緻密に計算された犯罪計画は見ていて楽しい。 途中、「できすぎ?」と思う場面もありましたが、それ自体が伏線になっておりました。なるほどね。
しかし、泥棒さんも陰では地道な努力をしているのだなぁと思います。毎日のトレーニングにつくトレーニング。 華麗なる犯罪の裏にはこういった努力が隠されているのですね(と、感心するのもなんだとは思いますが) そういえば、「ブラック・キャット(知っている人はすごい?)」でも盗みに入る前にはブラッシング200回とか地道なことをしていたっけ。
よし、わたしも毎日腕立て伏せをしようと、こういう映画を見るたびに思うことをまた思うのでした(そして、実際にやったことはない)。
期待度 ★★★★☆ 満足度 ★★★☆☆
クローンうんぬんという話なので深刻なものかと思ったけれど、これはハリウッド・エンターティメントですね。ま、シュワちゃんが主役だもの、そうだよね(笑) アクションがメインで、悩みは少な目(全然ない? 笑)。物足りなくはあるけれど、そういうものでしょう。 なんて思いながら見ていたけれど、ラストの処理はいいな。協力しあうオリジナルとクローン。クローンも死ぬこともなく、めでたしめでたし。
クローン。 たしかに、オリジナルの記憶を完璧にもったクローンだと、まわりの人にとったは同じ人なのかもしれない。 でも、オリジナルの「わたし」というのは「わたし」が死んだ時点でとぎれるわけで、「自分のクローンが再生される=自分の不死」ではないと思うのだけど。 クローンがいるから死んでもいい、なんて思えるもの? わたしだったらいやだな。
|