ダメダメちゃむ日記
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「涙涙の3月でしたね」 ドクターは言った。 毎週診察の度に泣いていたものね。
「僕はわかってますよ!」 とドクターは何度も言った。 「家族がいるじゃないか」 とダーは言った。
けれど、私は家庭と病院だけという蔵の中でひっそりと暮らしたい訳ではない。 社会の中で、仕事を持って生きていきたい。 共生への強い願い。 障害に対する誤解と偏見への恐怖と怒り。 それは「ちゃむさんの立場があっての言葉」だと言われた。 障害を持った人間の普遍的な願いだと思った言葉は、私の個人的な思いとして収束させられた。 学校という名の小さな管理社会。 「みんな同じ」であることを強制する、学ばない教員たち。 そして、その中で生きてきた人たちが社会を構成する。 恐い! 怖い! こわい! 娘2人に「絶対的な世界への安心」を植え付けるための言葉をかけながら、その一方で、生き直そうとする私にあるのは世界への絶対的な絶望だけだ。
「研究発表云々ではなく、今はあなたにとってとても大切な生きるための過程だと思いますよ」 ドクターは言った。私もそう思う。 今を乗り越えよう。 道化の仮面もはぎ、私を護るために頑丈に作った筈の世界への防波堤が壊れ、今、人の中に放り出された、何ももたない何の価値もない裸のままの自分を生き始めてみよう。 人の言葉は痛く、自分の言葉を語るたびに見えない血が噴き出すが、それでも私は初めて生きたいと思い始めた。 ダーや娘のためでなく、自分の人生を自分で今から作っていく。 社会の現状は厳しく、うつ病患者に、精神障害者に向けられる視線は無理解で誤解と偏見に満ちている。 生きることは辛く、哀しい。けれど、生きていく道のりに、辿り着けるかもしれないその行き先には、きっと何かが待っている。 私は障害を持っている。私はこれまで散々傷つけられた。 けれど、そんな私でも、できるものなら幸せになってみたい。
何もできねーや。 うつうつうつうつ。 月9も録り逃したわ。 ┐('〜`;)┌ やれやれ。
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