★悠悠自適な日記☆
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2005年08月30日(火) 長いものに巻かれ、臭いものは放置する

 闘わないことはラクなのです。

 温厚に、決められた範囲内で、言われた通りにやっていれば、それはとてもラクで荒波立たなくて…ラク。忠実で、聞こえもいいです。私もできることならそうしていたい。だってみんなと仲良くしたいもの。喧嘩したくないもの。

 でも、で〜も!!

 私は決められた範囲内だけのことで満足したい訳じゃない。皆と同じことをいつまでも続けていては進歩がないもの。今できることが10だとすれば、11を目指したい。10できる範囲の中でのんびりしていると、いつの間にかその10がだんだん狭くなってきて、9.8、9.5…9.0…どんどん狭くなってしまう。人間は放っておくと無意識のうちにラクしようラクしようとしてしまうから。

 だから闘わないといけないんだなって。
 だって私は芝居が好きで舞踊が好きだから。
 稽古をしたい。みんなといい稽古がしたい。
 できる範囲で…ってへらへらやっていると
 どんどん稽古が減ってしまって。
 私は芝居が好きで舞踊が好きだから
 そういうのは嫌なわけで。

 皆何かしらそういう志を持ってきたはずなのに、大学の中にいると、学校の制度や、職員や代表の仕事の都合やなんやかんやがラクしようとするあまり、どんどんできる範囲を狭められてしまいます。それに忠実に従っていればラクだけど、ますます範囲が狭まってしまう。

『長いものには巻かれ、臭いものは放置する』

 そんな大学。

 もっと志を高く持っていたいな。
 できないことも少しずつできるようにしていきたいな。
 そんなエネルギーを持ち続けていたいな。
 だって好きだもの。

 だから、もう少し闘おうと思います。
 大人しく言うことを聞いていろと言われようとも
 確かにそうするのがラクだけれども
 私はラクしない方を選ぼうと思います。
 叩かれて、叩かれて、本当に今とても絶望的で、くじけそうで、
 陰でおお泣きかましたりして心配かけたりするけれど。
 だって好きだからさ。
 皆と良いステップアップをしたいからさ。
 ただそれだけだからさ。
 頑張りたいよ。
 
 私の力だけではどうにもならないから、援護射撃が欲しいな。
  


2005年08月29日(月) バトン回ってきましたとさ2

今度は友達から回ってきました。
こういうのん好きです。(ヨネありがとうねー。)

*好きな女性歌手は?

 林原めぐみ


*その人のどこに魅力を感じますか?

 言葉。
 声優さんですが、声質よりも、めぐさん自身から出てくるその言葉に感動する。
 恋も、実力も、声も、才能も、子供も、名声も、女性として、アーティストとして私の欲しいもの全てを持っている気がします。



*いつからファンですか?

 中学1年生から。
 エヴァブームの後、『ロストユニバース』をやってる頃から。
 この時期からハートフルステーションのリスナーに。



*ライブに行った事は?

 ハートフルステーション400回記念公開録音には参加しました。
 神戸文化ホールの2階からめぐさん!!
 奥井雅美もゲストで感動!!

*その人の好きな曲5曲を挙げてください。

 ・Give a reason (夢をあきらめないための一曲)
・infinitiy~∞~(この曲がなければ今の私はなかったよ。)
 ・hesitation (素直と我が儘の違いについて考えるのです。)
 ・rasing waves (公演当日の朝はこの曲を必ず聴いて挑みます)
・GOOD LUCK (癒し!)


*カラオケで歌ったりしてますか?

 アニソン大会になればバリバリでし。


*他に好きな女性歌手がいたら何人でも書いてください。

 ・安室奈美恵
  (自分スタイルを貫くアムロはとても素敵でカッコイイ!!)

 ・華原朋美
  (歌詞とTKの音楽に今でも泣けたりするのです。)

 ・森高千里
  (『私』についてとても素直に歌い上げる、自分に正直な歌詞と声がいい!生まれ変われるなら森高になりたい。)

 ・Cocco
  (精神世界にダイブ!)


*このバトンを回す5人。

 ・GOUTENさん
 ・見塚
 ・カルロス
 ・わらわらさん
 ・K5さん

ブログばっかだYO!


2005年08月27日(土) 勢い

 恋には時として勢いが必要なんだと母が言っていました。勢いで乗り切る体力を持ち合わせていないと、ただ安定を望んでいるだけでは上手くいかないことが多いのだそうです。

 結婚は、物凄く勇気がいるから、タイミングを失うとその波に乗れなくて、そうこうしているうちに2人の間に微妙なズレが生じてくるのかもしれません。

 最近親友が、5年近く付き合っていた彼氏と別れました。

 お相手とは、いつ結婚してもいいという間柄で、私も彼女と会う度に、結婚式は和装だの、子供が生まれた時の名前は○○だの、家の家具がどうだの、仕事はどうだの、何を質問しても返ってくる、そんな安定した話をしていたものです。喧嘩しても、仲直りをして、それを繰り返して、2人の間にはとても自然な空気が流れていました。誰もがこの2人の未来を疑いませんでした。

 けれどもその2人は結ばれませんでした。

 2人の間に決定的な事件が起きた訳でもなく、ただ、少しずつひずみが生じて、これ以上付き合いきれないという決断を下したそうです。

 親友からこのメールが来た時、ふと母の言葉を思い出しました。

 この2人はとても仲良しで安定していたけれど、自分の中にある勢いを抑えて抑えてしているうちに、それを出す場所を見失ってしまったのかもしれません。

 そういえば、母は、父と勢いで結婚したと言うてまス。(爆)

 時々、「やっぱり昔付き合ってた○○君と結婚すればよかったー!」とか娘の私を相手にぶちぶち言っていますが、やっぱりその人とは勢いを持てなかったから結婚しなくて、なんでこんな男(ごめん、父さん。)みたいな父とは何だかわからないけれど勢いがあったから結婚して、勢いで私と弟をポコポコっと生み落としていたりするのです。それが父と母のそれぞれの人生にとってどういう結果をもたらしたのかまでは責任を持ちませんが、つまりそういうことなのだと思うのです。

 2人の人生をぐいっと動かしていける体力と、勢い。

 それが持てなかった親友カップルには、残念だけど、そういう縁がなかったのかもしれません。

 仲良しなのに成就しない恋の理不尽さにちょっと心をちくちくさせながら、今日、私は相方さんとの一周年を迎えます。


2005年08月24日(水) さら砂

 今日は相方さんと、某先輩K5さん(某の意味ないやん!)と、突然大学側の公園で舞踊の深夜稽古を行うことになりました。K5さんは次の舞踊の公演に出演するにも関わらず、社員級の仕事を任されているバイトが忙しく、ついでに腰を痛めていたこともあって、稽古が大幅に遅れているからです。その穴を少しでも埋めるために、相方さんが稽古をつけることになったのです。公園で公演の稽古(笑)。後からわらわらさんも参戦。

 私は稽古着を持っておらず、Gパンでは足も思うように開かないのでちょこっと動いては一人で遊んでいるだけだったのですが、夜の公園を裸足で戯れているとなんだか嬉しくてワクワクしてしまいました。

 中学の時、国語の先生がこんなことを言っていたのを思い出します。

 人間は、大人になるにつれて自分の手や足が汚れることを嫌い、避けるようになるらしい。だから大人は砂場で遊ばないし、手に絵の具をつけてベチャベチャにすることもない。子供が泥んこになって帰ってくると「汚い」「ばっちい」と叱る。そう言われて育った子供もやっぱり大人になると汚れることを嫌うようになるのだ。

 大人になると、ただ、手や足に土がついていることが、絵の具が付いていることが「汚い」と認識されるようになってしまうのです。それはただの砂なのに、それはただの絵の具なのに。ただの砂が、ただの絵の具が、手の平に、足の裏にひっついているだけなのに。

 ものを、そのままの姿として、捉えられなくなるということ。

 私は時々こんな恐怖に襲われるのです。大人になるにつれて忘れていく感覚。大人の実を齧ると、子供の心を失う、その恐怖。嫌でも先入観がまとわり付くうっとおしさ。昔あんなにも大人が勝手に決め付けることに、色眼鏡でものを見ること嫌悪感を抱いていたのに、その私が大人になり、まっさらなこころでものを見れなくなる。大人になるにつれて、昔あこがれたさらさらのさら砂が、汚い水に見えてしまいます。。。

 ああ、忘れそう、忘れたくない、どうか、忘れないで…。
 
 さらさらさらさらさらさらさらさらさらさらさらさら…。

 ちょっとためらいながら裸足になり、地面に足を投げ出します。だけど砂の上で戯れている私は、全然汚いと思わず、むしろ少しひんやりしたこの砂が、ところどころ落ちている小石を踏んづけてちくちくする感じが、たまらなく心地よく、気持ちいいのです。ガバっと砂を掴んで、握り締めて、手を開いて、砂が落ちて、手に残った砂を見つめながら私は思いました。

 まだ、大丈夫。

 空には半月さんが頬を赤らめて微笑んでいました。(自称メルヘン少女!)

 やらなきゃならないことがあって、余裕を持とうと急いで終わらせると、時間に余裕ができるかなと思いきや、その空いた時間には新たな仕事が舞い込んできて、それをまた終わらせて、その繰り返し。

 不条理な理由で怒られて悲しくなったり、不誠実な人に混乱したり、よかれと思ってやったことや、先を読んでやったことが逆に失敗して迷惑をかけたり、大人でいることは、まるで終わらない迷路をいつまでもぐるぐると彷徨っているだけなのか…と、やりきれない絶望感に最近ずっと頭を悩ませていました。

 でも、砂のちくちくを踏みしめながら、まだ私は大丈夫だ。自分の心持ちを変えていけると、そう思ったのです。(脳が刺激されてるのかしら?)

 また、夜の公園に自主稽古(遊び)に来たいなと思いました。

 今日一緒にいたメンバーは皆あたたかい人ばかりで、それもきっと私をいい方向に導いてくれたんじゃないかと思います。感謝感謝。




2005年08月18日(木) ○言実行。

 今日は相方さんと同回生のいわっくと飲みにいきました。そこで今回私はこんなことを熱く熱く語る。

 自分の意見や何か仕事を成し遂げたら、それをふんだんに周囲にアピールすべきだ。仕事が進んでいることを皆に知らせれば皆は嬉しいし、安心する。と、同時に周囲もライバル心を燃やしてもっと頑張ろうと思うから、相乗効果で、皆頑張れる…ということです。

 日本には、周りに言いふらすことなく、黙々と陰で努力することが一番良いという考えが根付いており、「不言実行」の教育を受けてきます。「自分が良いことしても自慢しちゃだめよ」「ええ格好したらだめよ」という教育。私も母親によく言って聞かされたものです。だから私も最初は不言実行が、陰で地道に努力していて聞こえの良いものとして考えていました。

 ところが成人式の時に、部活の勢力争いに悩む友達がこんなことを言っていたのです。(イニシャルじゃないD!)

 「自分でいくら意見や功績を持っていても、それが周囲に伝えることをしなければ、何も考えてないのと同じで、何もやっていないのと同じになるよ。」

 そう言われてみると、確かにそうなのです。自分が意見としてもっていることや行動したことを周囲が知らなければ周囲はその人のことを「何も考えていない人」「何もしない人」と評価せざるを得ないし、本当は違うのにそういう評価をすることは、本人だけでなく周囲からしても不本意なのです。

 また、自分の意見や行動を起こしながら、それを伝えようとしないのは、何かがあっった時の責任逃れのようにも思えてしまいます。

 だーかーらー。

 皆、自分の意見はちゃんと言ってみましょうよ。実行したことはちゃんと皆に伝えてみましょうよ。そして周囲は周囲で称えましょうよ。喜びましょうよ。『おおーっ!!』とか言いましょうよ。手とか叩いてみましょうよ。そうするとまた頑張ろうっていう気になりますよ。誰かが頑張っている姿を見るとみんなも頑張ろうという気になりますよ。仕事の能率あがりますよ。

 ちょっとくらい見栄はってもいいじゃないですか。それで本人が理想を求めて頑張るなら価値があるじゃありませんか。応援してあげたら調子にのってやり遂げるかもしれないじゃないですか。それはそれでいいじゃないですか。

 私は「チラシできましたー!!」って言って「おぉー!!」って言って欲しい。皆で達成感を共有できれば私も皆も宣伝活動にいそしめるではないか。皆でチラシを配るのが楽しくなるではないか。舞台美術の子が「エレベーションできた!!」って大声張り上げて言ってくれたら私は「おぉー!!」って言う。その子が嬉しそうにしてたら、私もタタキ頑張ろうと思う。舞台監督が「タイムテーブル通りに仕込みが済んだー!!」って言ってくれたら私も「よっしゃー!!明日もきびきび動こう!!」って思う。

 こういう現場がいい。こういう現場を作りたい。誰が何やってるかわからない現場なんて上手く進まない。だから、私はできるだけ皆に自分のやっていることを伝えて生きたいと思うし、皆にも伝えて欲しいと思う。

 有言実行の現場で私は働きたい。


2005年08月12日(金) おかあさんが来た

 私は現在、相方さんの家に居候をしています。足の手術後、松葉杖ではとうてい自宅から学校に通えないので、しばらくの間相方さんの下宿先にお世話になっていたのです。

 で、気がつけばそのまま居付いていましたとさ。(ちゃんちゃん。)

 さて、今日も私は相方さんの部屋で深夜5時頃まで仕事をし、ぐったりと眠りに就きました。

 プルルルルルル!ピルルルルル!

 朝10時、誰かがチャイムを鳴らす音で目を覚ましました。

 訪れたのはなんと…。

 相方さんのお母さ〜ん!!!!!!!
 うぉ〜い!!!!

 なんでも、相方さんと連絡が取れなくなったため、心配で山口からはるばるやってきたのだとか。こんな展開ないぞ!吉本新喜劇でしか見たことないぞ!(爆)動揺するまま成す術もなく、とりあえず布団だけ畳んで、部屋着姿、洗い物残しっぱなし、パソコン周り書類だらけ、荷物散らかりっぱなしで…

 「初めまして…。」(核爆!)

 あぁ、こんなご対面をしでかしてしまうなんて。相方さんのお母様とはもっとちゃんとした格好で、手土産持って、いつかきちんとご挨拶に伺おうと思っていたのにこんな展開なんて!!!ふと横を見ると、洗濯物のブラジャーやらパンツやらが思いっきり干してあって、ギャー#△×♪■+!!!絶対怒られる!絶対追い出される!すぐさま土下座して謝り倒したい気分でした。

 そして何か出さなきゃと思いそそくさとコンビニへ。あまりにも動揺しすぎて、コンビニと全く違う方向に歩いていてシャトレーゼに向かっていました。せっかくなのでケーキを買って帰りました。

 が、お母様はとても気さくな方で、こんなバカチン小娘をすんなり受け入れてくださいました。本当は『は〜い!あっこで〜す!』のシュンちゃんのお母様みたいなのを想像していたのですが、明るくて、しっかりした良いお母さんでした。私の自転車で出かけたり、稽古中に留守番してもらったり、一緒にお好み焼き食べに言ったりしました。私は私で、留守番してもらえるのならと、つい

 『洗濯機回しておいたのでよければ干しておいてください。』

 と、洗濯まで任せてしまう始末。しかしよく考えてみなさいな私。初対面で、彼氏のお母様に自分の下着干させますか普通!?あぁあああぁぁぁぁ!!そうだ自分の下着も入ってるんだ!盲点だった!!昭和時代なら自害モノだ!後でパニックになって本当に泣きそうでした。お母様に気に入られよう大作戦は見事に失敗です。

 お母様、本当にごめんなさい。本当に動揺してました…。

 だけどただ、ひとつだけ。

 お母さんとお話する時、粗相のないように、余計なことは言わないように心がけていたのですが、それとは反対に、物凄くお話しておきたいなと思うことがありました。

 それは、相方さんのことについて。

 だらしのない部分を見られてしまった分、というか、相方さんのご家族に会ったらずっと、家族が知らない、学校での相方さんの素敵な部分をいっぱい伝えたいなとずっと思っていたのです。何かを創造する時の姿勢や考え、皆から頼りにされて色んなチラシのデザインを請け負ったりしていること。自分よりも他人を優先してしまうが故に、手が回らなくなってふと自分のことがなおざりになってしまって、そこは短所だけど、それは優しい性格が故であること…などなど。

 そして、私の考えを伝えるならば、私たちは今一緒に暮らしているけれど、それは決してふしだらな気持ちではなく、毎日お互いがそれぞれ物凄く充実した日々を送っていて、頑張れば頑張るほど忙しくなって二人はすれ違ってしまうから、その隙間を作らないためにも、少しでも一緒にいる時間を大切にして、たくさんお話をしようとしていること。私の親は実は一緒に生活をすることを反対しているけれど、それほどキツく言われないのは、私が相方さんと過ごし始めてから人間が丸くなったせいだと思っていること。

 結局どれも上手く伝えられなかったのですが、お母さんとお話をしていく上で、付き合うこととか、一緒に生活するとか、お互いの両親のこととか、色々考えを巡らせていくうちに、改めて相方さんの存在についてたくさんのことに気付けたのでした。

 相方さんのお母さんに、そして私の母に、ありがとう。
 いつも感謝しています。

 


嶋子 |MAILHomePage

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