★悠悠自適な日記☆
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2004年09月26日(日) 「いらっしゃいませ」の裏側。

 この日記は思ったことを素直に書くというよりも、自分の考えや主張、自分への模索を深めるために書くことを目的にしています。…が、今日はちょっと愚痴話を。誰にもぶつけることができなくてちょっとつらいので。

 私のバイト先のファミレスにはUさんという社員がいます。Uさんは私が新人として入ってきた時に移動になった方で、今は別の支店に勤務していらっしゃいます。私達の店舗は現在社員が店長と新人さんしかいないため、ヘルプというカタチで最近頻繁に私達の店舗にも勤務されます。

 このUさん、あまり評判が良くありません。私が入ったころからその噂は聞いていたのですが、最近少しずつ仕事できるようになってきて、その理由が理解できるようになってきました。

 Uさんについて思うこと。お客さんに対して愛がないこと。

 私達のお店は、(というか接客業は全てそうだと思うのですが)お客さんのことを一番に考え、行動することが1番重要なことで、それをモットーに社員やバイトさんのチームワークが成立しています。

 効率よく仕事ができると、結果としてお客さんにも、働き手にも良い影響をもたらします。私はまだどうすれば効率がいいのかを模索している段階ですが、わからないことは質問するし、周囲の方も親切に教えてくださいます。教えられてすぐに出来てしまう程仕事はマニュアル通りにいかないし、臨機応変さがモノをいうのですが、それでも少しずつ、何が良くて何が悪いことなのかを自分でも考えられるくらいの余裕は生まれてきました。

 しかし、少しずつできるようになってきたね。と、他の人から言われる一方で、私はUさんに説教を受けます。「君と一緒に入ると僕に負担がかかる。」と。「君のせいで…」ということを何度も言われます。特に最近。ちょっと、かなり、参ります。

 「君のせいで…。」という言葉をきっかけに、仕事の効率化についての話を5分くらい受けます。全部聞いたことのある話です。ところがこの話、他の人に教えてもらった話と微妙に違います。他の人は、その方がお客さんのためになるから〜という内容が多いのに対して、Uさんは自分の仕事の効率化のことしか言いません。自分の仕事が何らかのかたちで妨げられた時のみ、私への説教が始まります。

 今日の場合、Uさんはタバコの自動販売機のお金を精査していました。私はドリンクバーのコーヒーかすを取り除いていました。ベルスターが鳴りました。オーダーを取りに行かなければなりません。私は急いでドリンクバーのセッティングをしてオーダーを取りに行こうとしました。ところが、Uさんが一足先にオーダーを取りに行っていました。すると、説教されました。何故オーダーを取りに行かないんだ。僕の仕事の邪魔をするんだ…と。

 確かにタバコの精査の時はその場を離れてはなりません。私がオーダーを取りに行かなければなりません。ただ、私もドリンクバーをそのままにして離れることはできません。しかし、私の仕事はほんの数秒でできることなので、Uさんがわざわざオーダーを取りに行かなくても私が行けたのです。私はそのつもりで、私がオーダーを取りに行くつもりでいたし、その数秒を待ってくれればいいのに、Uさんは自分から率先してオーダーを取りに行き、後で私に説教をします。「何でいかなかったの?何で僕にオーダーを取らせるの?」ベルスターが鳴った際に「ナカシマさん、オーダー行ってね。」の一言で済む話です。自分の仕事を邪魔されたくなければ放っておけばいいのです。そうすれば私がオーダーを取りに行くし、他の人が行けたかもしれません。

 小さな些細なこと。お互いのコンタクトが取れれば回避できる問題です。確かにできなければならないことで、それは私にも問題があるのかもしれないけれども、私はUさんと一緒に入ると、他の人と微妙に勝手が違うことにオロオロしてわからなくなることが多いです。

 こんな些細なことにむちゃくちゃこだわる癖に、お客さんからのクレームに対しては、「しゃーないよね。防ぎようがないよね。僕らに落ち度はないよね」なんて裏で言っていたりする。たまに切れてバックヤードにごみを投げつけていたりする。なんだろう、この自分優先な考え方は。Uさんと一緒に入るとお客さんを軽視して閉店作業をバンバン進める。早く仕事が終わるけれど、私は好きじゃないです。

 こんなことが続くので、最近バイトに行くのがおっくうです。やめたいなって思います。でも、いい職場なんです。皆、優しいのです。私は恵まれていると思います。Uさんだって、本当はうちの店舗勤務じゃないので、放っておけばそのうちいなくなるでしょう。こんなバカみたいな些細な問題で仕事をやめたりはしません。ただ、芝居の稽古が始まるし、こんなことに気を揉むのは嫌です。芝居の稽古に没頭したいです。そういう意味ではやめたいなって思います。体が限界値に来ているから、気持ちもちょっと滅入ってきているような気がします。私はそんなに体が弱い子じゃないのに、最近ちょっとしたことで体の色んな部分が悲鳴をあげます。死期は近いかもしれない…(笑)

 仕事の話って、日記にしても全然面白くないなー。読み手はつまんないよ。きっと。とりとめもない日記でした。


2004年09月18日(土) 静かに、私は…。

 楽しいことが大好きです。お祭りとか大好きです。人前でドンチャンするのも大好きです。うわぁー!!っていうのが、好きです。

 舞踊でも芝居でもただのネタでも、私は広い空間で裸足になると、嬉しくて、楽しくて、気持ちが高揚します。自分の中の枷が取れて、私は解放されたんだ!自由になれたんだ!!そう思います。

 それを何かにぶつけたいと思います。芝居だとか舞踊だとか芸術だとか、そんな真面目なことだけじゃなくて、それは学祭でも、何かの打ち上げでも、なんでもいいのです。うわぁー!!っていう感動が味わえれば。

 もともと私はそんな人間。遊ぶの大好き楽しいこと大好きお祭り大好きな人間。

 だけど、今私は比較的そういう人達を静かに見ているだけの常態です。なんでだろうなぁ、楽しんでいる人を見ると凄く羨ましいと思うのになぁ…。

 ふと思いました。大学に入ってから、私は一緒にうわぁー!!ってなれる友人をまだ見つけていないのです。誰とも仲良くするけれど、心の底からうわぁー!!ってなれる友達がいないのです。仲良しな友達はいるけれど、優しいし、好きだけど、うわぁー!!!じゃない。みんなお嬢様に見えてしまう。なんでだろう。

 私は一緒にうわぁー!!って、同じ時を楽しく心地よく(ついでに言えば汚く、全てをさらけ出して)やっていける人と何かを作っていきたいと思います。

 でも、私がそんな人と巡り合えないな〜と思うのは、私が、そういう雰囲気を出していないからかもしれません。しっかり者の性というか、どうも、常に周りを冷静に見ておかないといけない気がして、そんなことをしているうちに、私自身がハジける方法を忘れてしまったのかもしれません。冷静に人を見ていることも大切だし、そんな自分は嫌いじゃないのだけれど。

 あ!でも常日ごろからハジけるのが得意で満足しちゃえるのならば、芝居なんかやっていないかもしれない!出したいことを溜め込んでいるから芝居なんぞに託そうと思えるのかもしれない!!お、この日記を書き始めた時はもんもんと悩んでいたのに、ここで今何か解決した気が!このままでえ〜やん!!(笑)ポジティブ私!

 そんなわけで、静かに私は、一緒にハジけることのできる仲間を募集しています。

 夕日に向かって走りたい二十歳目前の私です(笑)


2004年09月17日(金) 今やりたいこと、いつかやること

 私の大学は、芝居と舞踊の授業があり、最終的にはどちらかを中心に学んでいくことを決めなければなりません。

 私は舞踊の授業がかなり好きです。体は固いし、表現力に乏しいし、それはそれは下手くそなのですが、でも、床の上で、何かが自分の中から出ていて、一瞬「無」になる、その瞬間がたまらなく好きだったりします。

 芝居の実習では、小劇場で通用するためのノウハウと、比較的「静かな演劇」を求められます。じっくりと相手の目を見て、静かに喋り、その中で微かに、確かに動く心に注目をする、そんな芝居を求められます。私は不器用で、相手の目を見ることが苦手。けれどもそれを少しずつ、その中で生まれる感動の瞬間を掴みつつあります。

 どちらも好きです。でも、私が将来的にやりたいことは、これのどちらでもあり、どちらでもありません。

 卒業をしたら、芝居をしようと思っています。人間には食欲、性欲、睡眠欲と3つの欲望があって、でも私はそれに更に「芝居欲」っていうのを付け加えてもいいくらい、芝居は生きるために必要なカテゴリーです。

 ならば芝居を選び、芝居をすればいい話なのですが、私がやりたいことは、舞踊がなければ成立しません。だから、舞踊を、せめて大学にいる間は、思いっきりやりたいと思います。

 私にはどちらも必要で、どちらも学べるこの大学を結構気に入っているのに、(たまに学生の意欲の低さにうんざりしたりするけれども)最終的にはどちらかを選ばなければならないし、そうしないと4年間ではどちらも中途半端に終わってしまうのでしょう。

 今私はどちらかといえば舞踊より芝居を中心にした生活を送っていて、(充実しすぎて忙しすぎて訳わからなくなってるのですが)今学んでいることに不満はないのだけれども、足りない。舞踊が、自分のやりたいことの中で足りないのです。

 芝居という存在が私の中で自然で消えることのない欲望ならば、今は舞踊をやっていても、いずれは芝居に戻ってこれるのかもしれません。ただ、やっぱり気になります。芝居は一人ではできなくて、自分の周りは芝居がやりたくて、芝居をするのに、私は、芝居をやるって決めてるのに舞踊をやるの?みたいな。きっと周りが芝居をやっていたら、凄く気になってしまいます。

 入学当初からずっと悩んでいることです。舞踊をやっている人よりも芝居をやっている友達の方が話が合うということもあるし、私は人間関係を上手く築くことが苦手なので、そういうことも凄く気にしてしまいます。さて、どうしようかなぁ…。向上心故の悩みです。


2004年09月09日(木) すき

 私は人を「好き」になる。同時に、私の中に「隙」が生まれる。

 「隙」のない女は扱いにくく、適度に「隙」のある女の方が一般的には好まれるらしい。

 私は「好き」になりすぎて、「隙」だらけになる。

 「好き」になりすぎて、「隙」だらけになった私はつけこまれる。なめられる。利用される。他者に。

 「好き」になりすぎて、「隙」だらけになった私は都合のいい女になる。都合のいい女にされてしまう。嫌だ。

 私は私の考えを持って、私にしかできない、私だからできるという信念を、愛し方を、それが伝わるようにしようとしているのに、いつの間にか、それは、愛ではなく、甘えのおかずにされていないか。

 そんなことが、ふと頭をよぎる。「好き」になっても「隙」だらけにはなりたくない。

 私の中は今、「すき」でいっぱいだ。しっかりしないと!!


嶋子 |MAILHomePage

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