★悠悠自適な日記☆
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家庭崩壊の予感です。
いや、兆しは私が中学生の頃からあったのだけれども、それでも一応ごまかしごまかし今日までやってきました。
けれども、大きくなりすぎた穴は塞ぐ事ができないのです。家族ごっこもそろそろ終わりです。
私はその過程を、とても冷ややかな目で見てきました。誰が泣こうが怒ろうが苦しもうが、私は誰の見方になることもなく、冷めた目で眺めていました。
私は涙を流しました。けれどもそれは、母に対する同情の涙でもなければ父に対する怒りの涙でもありません。私自身の人間に対する不信感、恐怖の涙であります。
私は話を聞きながら、自分のことばかりを考えていました。これまでなんとか押し沈めていたいた他人への恐怖の血が噴出します。(ここでの「他人」とは血縁でないことではなく、自分ではない誰かのことを意味します。)
家を出たい。一人になりたいわ…。
今更ですが、最近私は理解してしまったのです!!男の色気やらというものに!!キャードキドキ☆(笑)
女の色気といえばうなじとか胸とか鎖骨とか足とか髪をかきあげる仕草だとか、動物的な習性や昔から言われていることも多くて、色気のポイントがある程度絞られている気がします。でも、女が男の色気がなんたるかを語ることが騒がれるようになってきたのは最近のことです。昔はそういうことってはしたないとされていたんですよね。女が男に色気を感じる瞬間、前に何かの雑誌で読んだ時は車をバックする時に腕を助手席の後ろに回す…っていうのがダントツでトップでした。
さて、私はこの春まで狭〜い狭〜い学校という塀に囲まれた生活をしていて、自分と似たようなガキんちょ…どんぐりみたいなゴロゴロした集団の中にいて、つまりは同年代の、似たような習性の人々しか見てきませんでした。ところが、バイトを始めて、まぁそれはそれは色んな年代の人とお知り合いになるわけです。店長は40代だし、私の教育係の副長は28歳。厨房で働くお兄さん達も21〜25歳で、お客様は老若男女問わずです。特に25歳前後の人って、自分ととても近い世代なのに、少し私よりも大人で、これまでに接触する機会がほとんどなかった世代でもあるのです。
これまでに接する事がなかったというもの珍しさに加え、私はこのくらいの、自分より少し大人の年代の人がとても好きなのです。(もちろん精神的な大人という意味を込めて)じぃ〜っと観察するわけです。すると、見えてきたのですよ!!
副長は28歳のくせにかなり小柄で童顔でカリメロに似ています。私より若く見えます。でも副長が接客をする時のお辞儀の角度!これがかなりキレイ!!お辞儀の角度に私はとてつもない色気を感じてしまってドキドキするのです。そりゃあ九州からはるばる彼女が店に訪れてくるわよ!!と納得。(5つ年下の彼女だそうです。)
「副長!私も仕事を頑張りますよ!!」
そして厨房を代表してKさん。推定23歳。18歳で出来ちゃった結婚したとかしてないとか、その辺はあまり知りませんが、お兄さんはよくドリンクバーのグラスを運んできてくれるのですが、ちょうどその時の腕が私の目線の近くにきて、その腕がなんだかとてもセクシー。
「いくらでもグラスを運んできてくださぁい!!」(笑)
最後に私と同じくホール担当のHお兄さん。この方は私と一つしか歳が違わないのですが、自分の仕事をスマートにこなしていく姿に何だか胸キュンです(←死語)ホール担当の人と言えば、私は新人で仕事ができないので何かとなんやかんやと指示を出してくるのですが(あ、嫌って言ってるんじゃないですよ。当然のことです!)このお兄さんに関してはあまり何も言いません。でもたまに私が何も頼んでないのに「大丈夫?」とか「一人で持てる?」と声を掛けてくださるので、その律儀さというか、絶妙なタイミングに私はコロっとやられてしまうのです(笑)
「早く一人前になりま〜す!!」(笑)
では色気って何ぞや!?と聞かれたら、よくわからないなぁ…。でも顔とか性格とか恋愛感情であるとか、そういうものではなくてもっと第六感的なものを私は感じます。誰にでもあるのかもしれないけど、誰にでも感じられるものではなく…別に私がエロイんじゃないです。もっと神聖なものを感じると言いたいのです。人間に神秘です!!
とまぁこんな感じで私は日々いらんことを考えながら生きています。でもこういうことに気付ける自分はちょっと好きです。モノを見る角度が少し変わります。生活にハリが出ます。ちょっと得した気分です。
四月になって、新しい環境になって、たくさんの人と知り合います。…と言っても私の学科は55人しかいない超少人数制の学科な上、サークル活動もアルバイトも資格取得もできないくらい忙しい学科なので、光の扉を開けるかのごとく輝かしい世界へ進出する道は一気に閉ざされ、4年間狭い世界で生きることを余儀なくされた状態でもあります。規模だけはハンパじゃなくデカイ大学なのになぁ…。
1年前の日記でも書きましたが、私はとても人見知りをします。話し掛けたいし、友達になりたいけど、どう話し掛けていいのかがわかりません。横にいる女の子に話し掛けるだけでも心臓バクバク。こういう風に話し掛けて、まずあの話をして…頭の中で何度もシュミレーションを繰り返してから挑む事になります。男の子なんてチョー苦手だもんね!!4月号の「non−no」の心理テストでも、あなたは男の子が苦手です。もっと積極的に話し掛けよう!!って診断されたもんね!!
けれども不思議なもので、私はその場が演劇の場となると、途端に気が大きくなるようです。演劇をするためにはチームワークが大切なので、演劇人は皆礼儀正しく、フレンドリーな人種であると勝手に思い込んでいるためです。そして周囲もそう思い込んでいる為に、なんとなくすぐに友達になれます。入試の時点で既に「みんなともだチ●コ!」(byお坊ちゃまくん…懐かしい)状態です。私は演劇という芸術を友達作りに利用するのです。自分でも信じられないくらい、他の場所でと態度が違います。
演劇の世界にもたれかかっている私も、他の場所でこじんまりとしている私も、どちらも本当の私なんだけれど、どちらも本当の私でないようなグラグラした状態です。
チームワークは大切だから、いつ、どうやって、どこまで自分ことを話していこうかということを凄く考えます。例えば自分が苦労した話。軽い人間だと思われたくないから、自分を理解してもらいたいと思うから、なんとか話そうと思うのだけれど、それをすることで、自分がいかに器の小さい人間であることを見抜かれるのかと思うと怖いし、自分の過去を話すということは、自分で自分の塞がりかけていた傷口を再びエグることにもなります。自分を弁護したくて散々喋った挙句、その後のみじめさに耐えられなくなります。
自分のことなのに、自分のことをどう話していいのかがわからなくて、そもそも自分が何者なのかがわからなくなってきて、毎日微妙なテンションで学校やバイトに行きます。
私は幼い頃、他の子と比べると大人と接している時間が多くて、楽しかったことや嬉しかったことを誰かに喋る度に「子供がしゃしゃり出るんじゃないわよ!」とか「自分のことを話す人間はみっともない!」とか、そういうことをいっぱい言われたから、いつの間にか何を話すのがよくて、何を話すのがいけないのかがわからないままここまで来てしまいました。口で言えないから、だから今ここで文字という媒体を使って吐いてみたりします。
なんか今日の日記はまとまりがないなぁ…。
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