★悠悠自適な日記☆
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2002年11月30日(土) ガチャポン

 私は昔からガチャポンをするのが大好きです。この歳になってもまだたまにやったりします。100円を入れて(最近は200円が多い)ハンドルを回すと、夢の詰まったカプセルが出てきます。これまでで一番熱心に集めたのが中学生の時に流行った「エヴァンゲリオン」と「ワンピース」のキーホルダーです。友達と交換したりして全部集めました。マニア丸出しです。

 最近鈴蘭台のダイエーで「メカミッキーマウス」のキーホルダーなるものを見つけ、私はどうしてもそれのメカミッキーかメカドナルドが欲しくなりました。で、100円を入れたところ、メカグーフィが出ました。グーフィもカワイイので別にいいのですが、私はやっぱりどうしてもメカミッキーが欲しいと思いました。そのことを弟に話すと、次の日にはさっそうとメカミッキーをゲットしてきやがりました。今弟の財布にぶらさがって揺れています。

 そして、昨日のダンスの帰りに、やはりどうしても気になって、閉店間際のダイエーに足を運び、100円玉を投入しました。おそるおそるハンドルを回します…。カモン!!メカミッキー!!

「……………。」

 しかし、メカミッキーどころか、カプセルすら出てきません。「ナンデ?ナンデ?」私は泣きそうになりながらハンドルをがちゃがちゃしました。よく機械を確かめてみると、中にはカプセルがひとつも入っていません。やってしまいました…。

 さて、問題はカラッポの機械に取り込まれてしまった100円を取り戻すかどうかです。確かに、本来100円とカプセルが引き換えなのに、そのカプセルが出てこないということは、詐欺なワケです。しかし、閉店間際のダイエーで、レジのお姉さん(しかも自分とあまり歳が変わらない)に訴えるのも恥ずかしいです。

 悩みに悩んだ挙句、結局、そのまま諦めて帰って来てしまいました。ゴメンネ100円…。


2002年11月22日(金) はじまりはここから

 某D大学とK大学のAO入試、両方不合格でした。特にD大学は面接でも手ごたえを感じていたので、本当に悔しくて、ショックでした。昨日まで大学でやりたいと思っていたことや目標が全てぶっ飛んで、何をしていいのか、何がやりたいのかがわからなくなりました。たまたま一緒にK大のAO入試を受けていた友達(高校も、受けた学部も違うんだけど)は受かっていました。これからはバイトの日々だそうです。

 その友達はあまり勉強が得意ではなくて、3年前、自分の本当に行きたかった高校には不合格でした。しかしその友達が、今は私より遥かに上の位置にいます。その子は決して高校でがむしゃらに勉強したとはお世辞でも言えないのですが、しかし、自分のやってきたこと(ちなみにその子は放送部で部長等をして大会などに出場したそうです。)をふんだんに利用して未来を掴み取りました。高校が思うように行かなかった分、むしろそのおかげで自分の未来を切り開きました。とても素晴らしいことで、私も嬉しく思います。

 しかし、私は落ちました。私も自分がやってきたことに対して後悔はしていないし、その友達より劣っていると思ったこともありません。自分のやってきたことは誇れると思います。しかし、落ちてしまいました。それがどういうことを意味するのかは考えても仕方の無い事ではあるのですが、悔しいのです。友達が合格した事は本当に嬉しいけれど、自分が落ちた事は、死ぬほど悔しいのです。

 昔から私は密かに抱えている闇があります。それは『自分は死ぬ物狂いができないのではないか?』という闇です。

 私は中学の時、どうしても行きたいと思っていた高校がありました。しかし、結局成績が伸びず、ひとつランクを下げた高校を受験することになりました。ところが、仲が良くて、成績も同じくらいだった友達のMちゃんは異常な努力をして余裕でその高校に進学してしまいました。

「コツコツやるのは当たり前。本気の時に死ぬ物狂いができないのは努力じゃないんだ…。」

 Mちゃんはそんなことを言っていました。そして、それから私はMちゃんとはあまり言葉を交わせなくなりました。もう3年くらい顔を見ていません。

 今でも何かできないことがある度にMちゃんの言葉が頭をよぎり、自己嫌悪に陥ってきました。自分は肝心な時に努力ができないのかもしれない。いつも死ぬ物狂いなのにそれは違うのかもしれない…。その不安がいつも自分の中にあって、拭い去ることができないのです。今回のAO入試でも、自分では思い残す事が何も浮かんでこないのに、それでも不安が消えないのです。

 長いこと書き連ねましたが、何を言いたいのかというと、落ちた今こそ、「死ぬ物狂いが出来ないんじゃないかと悩む自分」から脱出しなければならない…と。そのためには、やはりもっと死ぬ物狂いで未来を切り開いて自信をつけていかなければならないということなのだと思います。

 今回落ちたK大学、今のところE判定。AO入試に半年も費やしてしまい、周りとは比べ物にならない程遅れをとっています。入試まであと2ヶ月。今度こそ死ぬ物狂いをして最後に笑いたいのです。私は逃げない。


2002年11月18日(月) ZI・GO・KUの地獄祭り

 昨日は面接の後に、i_gardenの「ZI・GO・KUの地獄祭り」を観に行ってきました。K大の面接時間が予定より大幅に遅れたので間に合うのかハラハラしていましたが、ギリギリ開演前の地獄セミナー(予約特典…らしい。)にも参加することができました。

 さて、その地獄祭りは何かというと、いわゆるコントでございます。私が敬愛するこの劇団さんは普段とても真面目で深く、難しいテーマのお芝居を扱っておられるのですが、いざコントとなると、子供が見たら一瞬にして夢を奪われてしまいそうな、親御さんが見たら悲しくて泣き出してしまいそうな、そのくらいイケナイ…あ、いや、おもしろいネタを披露されています。それらはCASH BOXという三ノ宮のライブハウスでの活動が主で、最近は、本来メインであるハズのお芝居よりもこっちの活動の方がさかんなのではないかと思われます。

 コントは主にガンダム、ジブリ、FF、DQ、ドラゴンボール、最近の流行の映画のネタなどで構成されています。(つまりはパクリ。)私はガンダムよりエヴァンゲリオンの時代の人間なのでガンダムネタはさっぱり分からないし、ジブリはあまり好きではありません。FFはやりましたがDQやドラゴンボールは全然知らないので観ていて全然何のネタなのかわかっていないものも多いのですが、なんだかその場の雰囲気と役者の勢いに載せられて爆笑しています。

 下ネタも多いです。そんなに笑いを下ネタに頼らなくても十分役者の実力で見せられる劇団なのに、ナゼか下ネタが多いです。私は結構好きなので別に構わないのですが。下ネタは最高におもしろい状態と嫌われる状態は紙一重だと私は思っているのですが、この劇団さんはギリギリのところで最高の状態を保っています。ホント、ギリギリです。

 いつもここのネタに私は爆笑させられて帰るのですが、家に帰って、ふと我に返った時、自分が人として歩んでいる道は本当に正しいのだろうかと不安で仕方なくなります。おもしろいのに、こういう効能があることからi_gardenのコントは「地獄」と名づけられます。

 それでも私は毎度毎度しつこく劇場(ライブハウス)に足を運び、すんごい前列であの方々の姿を拝みます。なんだかかっぱえびせんを食べ続けているようなハマリっぷりです。

 今回は「学園天国」のダンスがあり、「TAKE IT EASY」の大好きな女優さんの出演もあり、とても楽しめました。特に、ダンスはポップ&キュートで、お気に入りです。また観たいです!むしろ、アレを踊ってみたいです。

 面接Wの後にしてはとてもスパイスの効いた祭りでした。


2002年11月17日(日) 面接めぐり。

<某D大学AO入試2次審査>
 控え室で待っている間が一番緊張しました。周りはパッと見中学生のような女生徒にツンとした態度で座っているお嬢様の様な人…私が一番ソワソワしていたのかもしれません。

 前の人の面接は30分ピッタリで終わり、それぞれの学部の人が一気に退出してきました。どこの学科を受験した子かは分かりませんでしたが、涙をポロポロ流しながら出てきた女の子、「メッチャキンチョウシタワ…」とブツブツ言いながら出てきた身長2mくらいの外国人(多分ハーフ)を見て、次に私が呼ばれるまでの10分は私まで泣き叫びそうになるくらい緊張していました。

 ところが面接官の方々はとても穏やかな方で、私の緊張を和らげようととても気を遣って頂きました。

「何時に家を出たの?」
「7時20分です。」
「じゃぁ早く着きすぎたでしょう?どうやって時間潰したの?」
「マクドナルドでホットケーキを食べていました。」
「おいしかった?」
「緊張していてあまり味がわかりませんでした。」
「君、全然緊張してるように見えないよ?」
 
 …とまぁこんな感じで面接は始まり、このまま上手くいくかのように思われました。ところがです!「あなたの学校の特色を教えて下さい。」と言われ、私は予想していなかった質問に慌てて「部活動がさかんです。」と当り障りないことを言いました。すると面接官は「それだけ?」うぅ…どうしようどうしよう…。何を血迷ったのか、私が応えたのは「た…体育の先生がとても怖いです…。」あぁ…やってしまった…。私は面接官にただ笑って流してもらう事を願いました。しかし面接官の反応は、大真面目な顔で、「そうですか…。(しばらく沈黙)」あぁ…せっかくマクドナルドの話題で穏やかな空気が流れていたのに一瞬にして壊れました。

 それでも本題に入ってからは、比較的私の得意分野…つまりは日頃から考えまくっていた質問をされたので、勢いにのってしゃべりまくりました。最後に面接官には笑顔で「君は高校生とは思えないほど心理学について研究しているね」とも言われたので、まぁそんなに悪くない面接だったと思います。体育教師についての発言を除いては。あとは、質問に対してキチンと答えが返せていたらいいのですが、そのへんはよくわかりません。

<某K大学AO入試2次審査>
 午後はK大学に移動しての面接でした。午前に受けたD大学での面接がそこそこだったので、控え室にいる間は全く緊張しませんでした。むしろK大では何故か1時間半も待ち時間があったので眠ってしまう程でした。それくらい気が抜けていたし、疲れが出ていました。

 ところがです!面接で名前を呼ばれて中に入った瞬間、頭の中が真っ白になりました。D大学の面接とは空気が全く違うのです。張り詰めた空気、そのくせに偉そうでやる気のなさそうな面接官(35〜40歳くらいの男に70くらいの今にも死にそうなじいさん)面接官の机に評価対象カードはなく、わら半紙とボールペン…。椅子に座った瞬間「アカンわ…」と思いました。そしてその通りになりました。面接官は私の願書をパラパラと捲り「で、君はこの大学の何に惹かれたんですか?」それでも私は懸命に「…で、…な事柄に興味を持ち…を勉強をしたいと思っったのでK大学を選びました。」と応える。そして次の質問。「では、どうしてこの大学を志望したのですか?」おいおい今言ったやんけ!心の中でそう突っ込みながらも、私の説明がいけなかったのかなと思い、もう一度頑張って応える。そして次の質問「では、大学では何を学びたいのですか?」だから今言ったやんけ!!私も必死なので泣きそうになりました。このように、聞く気があるのか最初から落とすつもりなのか、相手の意向がさっぱりわからない曖昧な質問が展開されました。

 その後(演劇サークルには入らないと言ったのに)「うちの大学の演劇サークルについて何か調べましたか?」「演劇サークルの人とは友達になりたいですか?」「演劇サークルの人に声を掛けられたら一緒に芝居をしますか?」「心理学では菌を扱う実験などがありますがそれに耐えれますか?」…などなど、そんなこと聞いてどないすんねん!と言いたくなるような質問ばかりでした。時間稼ぎなんだろうなぁ…という雰囲気が最初から感じられました。それで最後には「あなたの人間性がよくわかりました。」と言われ、とても腹立たしい気持ちになりました。人間性や意欲を重視する試験なのに、私が発言した内容に何ひとつ指摘をしてもらえず、一方通行で、押し付けるような、何ひとつコミュニケーションのとれない面接になりました。二度とこの大学に来る事はないだろうと思いながら大学を後にしました。同時に、K大学への魅力も感じられなくなりました。

 同じような入試制度で、同じような学科に同じような願書を提出しているのにK大学とD大学とは大違いです。そういえば、D大学は受理通知も1次審査の合格通知も日程通りに届きましたが、K大学は受理通知などなく、合格通知も日程通りに届きませんでした。そこには明らかに伝統の差、レベルの差、AO入試に対する取りくみ方の違いが感じられました。K大学もD大学程ではないものの、そこそこネームバリューがある大学だっただけにショックでした。

 受からない限り私も偉そうなことを言えた義理ではないのですが…。
 受かって欲しいです。まずはそこからです。


2002年11月16日(土) 決戦前夜

 いよいよ明日です…。明日で私が来年大学生になれるか浪人するかプーになるかがほぼ確定します。これまでにないくらい緊張しています。最初で最後の面接練習をしてから今日までで(つまりは2日)2kg体重が減りました。最近太って困っていたので元に戻ったというだけなのですが、その戻り方が健康的ではありません。緊張して布団の中にいるものの一睡もできない、ご飯が喉を通らない等、とても不健康です。今日はなんとか食べましたが(トンカツを。)眠れるかどうか不安です。友達や家族の励ましなどにより昨日より落ち着いていますが、それでも本当に不安です。

 『とにかく楽しく会話を進める!』これが、私の明日の精一杯の目標です。何を質問されるのか、ある程度予想してメモなんか作ったりしているのですが、どうせその通りにしゃべれっこありません。そして、考えれば考えるほど「アレを聞かれるんじゃないかな?コレを聞かれるんじゃないかな?」と不安になって仕方なくなってくるのです。特に、専門の学問についてあまり深く突っ込まれると困ります。大学でこれから学ぼうとしていることなので深く知っている必要もないと思うのですが、かといって大学側が相手の意欲を見るためにそのまま放っておいてくれる筈もありません。では、どこまで知っていなくちゃいけないのだろう…と、頭の中が渦を巻きます。ぐるぐるぐるぐる…。

 明日の午前は京都で30分以上の面接を受け、午後は大阪でまた30分面接を受け、夜は芝居(しかもコント)を観に行きます。なんだかものすごいスケジュールです。今日は月曜日に備えて英語の予習をやっておくつもりでしたが、結局それどころではありませんでした。月曜日、無事に社会復帰できるのでしょうか…?

 MDには大好きで気合いの入る音楽(主に林原めぐみ)を入れました。電池もバッチリ充電しました。受験票も入れました!お守りも持ちました!話術だけはイマイチですがとにかく決戦は日曜日!!なんとか平常心を保って頑張って参りたいと思います。
 


2002年11月15日(金) 最後の夏スカート

 11月15日。6月半ばから今までずっと夏スカートを着用して参りました。「11月半ばになってなんで未だ夏スカートやねん!」と突っ込まれまくったのですが、それはあさっての面接に備えてです。私の高校のスカートは夏用も冬用も雨が降れば一発でヒダがなくなってしまいます。面接の日にはしっかりクリーニングがかかった状態で挑みたいので、今日まで寒いのを我慢して夏スカートを履いていたワケです。

 しかし、そんな夏スカートも今日で履き収めです。この先コスプレでもしない限り着用することはないでしょう。いや、私の高校の制服はかなり田舎っぺなデザインなのでコスプレにもなりゃしませんが。

 別に最後だからといって思い入れもほとんどありません。むしろ開放されて嬉しいくらいです。なぜならば、私は1年生の冬に「長すぎるんじゃぁ!」という理由で夏冬両方のスカートを少し短く切ってしまったのです。ところがその切った長さが何故か夏用と冬用が均等でなく、夏スカートの方が短くなってしまったのです。しかも、3年という年月を経て、私の体重は増加傾向にあり、お尻が少し大きくなったのか更にスカートが短く見える始末です。(…といってもひざより少し上というだけでそんなに際どい長さではないのです。全然。)去年くらいまではそれでもよかったのですが、最近は長めのスカートが復活の兆しを見せかけているので、とても恥ずかしかったのです。更に、どこでおてんば娘を発揮したのか、一度どこかで破いてしまったらしく、大きな縫い目があります。そのような理由から、やっとのことで冬スカートに移れると思うとホッとしています。

 しかし、むやみに冬スカートまで短くしなくてよかったと思います。まさか面接を受けることになるとはこれっぽっちも思っていませんでしたから。面接ギリギリのラインです。むしろ理想の長さです。だいたい、買った時のスカートが長すぎるのです。ひざからさらに7センチくらいありましたから。

 まぁ、何はともあれ、夏スカートにはお疲れ様なのであります。


2002年11月13日(水) 模擬面接

 今日は、17日の面接(某D大とK大のダブルっすよ!!)に備えて担任の先生に面接練習をして頂きました。本当は昨日の予定だったのですが、風邪でダウンしてしまった上、明日からは演劇部の県大会なので担任(兼顧問)はいないので、今日が最初で最後の面接練習となりました。

 もう、しゃべれないったらしゃべれない…。

 きっと、約15分の質問で何回その場が静まり返ったことでしょうか?考えていたことの半分も伝えられないし、考えていなかった質問(その方が多い)は様々な考えが頭の中を超高速でスクロールした挙句、初期化されて真っ白です。とにかく簡潔に、且つ相手に分かりやすくおもしろいトークを展開するのが苦手です。4日前なので担任も優しく「萎縮しすぎないでもっと落ち着いて主張しまくれば大丈夫大丈夫…」と言って下さいますが、ここまで自分の思うように話せないとなると「大丈夫」という言葉も「そんなんじゃ落ちるわアホ!」に聞こえてきます。

 自分が思い描いているように全然話はできないものです。とっさの一言が出てきません。当日は30分の面接が2つ。今日の15分でさえ心臓が圧迫されて潰れそうだったのにはたして本番耐えられるのでしょうか?質問内容を想定したメモを作っているものの30分もあれば暗記も役に立ちません。(そもそも暗記が大の苦手)

 これまでのんきに構えていましたがこんなにも落ちる事を意識したのは初めてでした。恐いよう…。


2002年11月09日(土) 冷静と情熱のあいだ

 ゴールデンシアターで「冷静と情熱のあいだ」を見ました。とても静かに物語は進んで、でも感情は激しく交錯していて、とても美しい映画だなぁと思いました。
私は以前にこの小説の赤と青の両方を読んでいたのですんなり物語りの世界に入り込むことができました。映画は、どちらかと言えば青の、辻仁成さんの方の小説を主体に、赤と青の両方の共通する部分を切り取って再現したという感じでした。この映画は観に行きたいと思っていたのに行けなかったので、家族の邪魔も入らず家で一人で見れてよかったです。

 テレビでとはいえ、映画を見るのは本当に久しぶりです。私は普段本当に映画を見ません。一番最近劇場に足を運んだので「バトルロワイアル」です。(で、その前に見に行ったのが「ドラえもん」…苦笑)
そういえば「ハリーポッター」も「ロード・オブ・ザ・リング」も「千と千尋の神隠し」も見ていません。あらかじめ本が出ているなら映画で見るよりも本で読む方が好きなのです。映画で見ると、2時間に収められているわけですから、なんだか断片的に、主人公のいい部分だけを見せられているような気がしてしまうのです。最近の映画は長いですが、長いのは椅子に座っているのがしんどいです。それなので、まず小説を読んで、それでも見たいと思ったら劇場に行きます。その方が、それぞれの登場人物の気持ちが楽しめるからです。偏見だと言われたら、そうなのかもしれませんが。

 ハリーポッターは、本が家に全巻揃っているものの、まだ一冊も手をつけていません。ハリウッドのアクション映画は、あまり自分から見たいと思いません。(見たらそれなりに楽しめるのですが。)ジブリは、好みが分かれるのでテレビで見ればいいやと思ってしまいます。「耳をすませば」や「魔女の宅急便」「天空の城のラピュタ」は好きですが「もののけ姫」「ナウシカ」「となりのトトロ」はあまり好きではありません。(そして他は見ていません。)

 そして映画は後でビデオになるけど、芝居は一回コッキリだなぁと思うと、やはり映画を観に行くお金で芝居を観たいな〜と思ってしまうのです。

 でも「ドラえもん」は何度でも映画館に足を運びたいです。価値観の違いです。


2002年11月07日(木) スケジュールン

 今日は芸術鑑賞会。神戸文化ホールで超ステッキングな京劇(いや、ホンマ凄かったんですってば!)を観た後、私はミスドの箱を三箱も抱え、友達と湊川でプリクラを撮って家路に着きました。

 で、なぜそんなにもミスドのドーナツを大量に買い込んだのかと言うと、アレです。『スケジュールン』です。毎年この時期はミスドでポイントを10点分貯めると来年の手帳がもらえるのです。ちなみに、今私が使っている手帳も去年にもらった『スケジュールン』です。ここ2〜3年、ずっと私は『スケジュールン』を使っているのですが、去年のデザイン(つまり今使っているモノ)イマイチだったので、今年こそは、普通のカワイくて個性的な手帳をファンシーなお店で買おうと心に決めていたのです。

 しか〜し、今年のデザインは、アラかわいい…★『デニムのスケジュールン』に一目惚れしてしまいました。Gパンのお尻みたいなデザインで、ポップ&キュート(笑)。ミスドの手帳は毎年すぐになくなってしまうので、急がなくては!!と思い、母と交渉して10点が溜まるギリギリの値段までドーナツの購入を許可されました。普通なら1箱買えばだいたい10点溜まるのですが、運がいいのか悪いのか、ひとつ100円セールです。(いつもやってると思うのは気のせいかしら?)で、10点溜まるまでしつこく買ってたら3箱分にもなってしまったというわけです。後々考えるとそれだけ買うなら普通に手帳買った方が安くて私らしい個性的なモノが買えたんじゃないかなと思えてきて、このドーナツ付き手帳はすごい衝動買いだった気もするのですが、悲しくなるので気にしないことにしています。

 今、家の中はドーナツで溢れかえっています。まぁ3箱なんて、家族4人でたいらげればすぐだと思うのですが。しかし、甘いドーナツは昔程食べられなくなっている気がします。大人になったのでしょうか…?

 今は嬉しい『デニムのスケジュールン』。あと1ヶ月もしたらいたるところで人が使ってるのを見ることになるのでしょう。ちぇっ!!


2002年11月05日(火) プリクラ

 弟からプリクラなるものをもらいました。私はてっきり彼女と撮ったモノがもらえると思って期待していたのですが、男子5人くらいで撮ったものでがっかりでした。いや、別にいいんですけど…。

 さて、私も女子高生らしく(?)手帳なんぞにこれまでに撮ったプリクラを貼ったりしているわけなのですが、その手帳を人に見せると必ず言われることがあります。

 「普通に写ってるのがないな…。」

 これまでに10人は言われました。弟曰く、「ピースをして、可愛らしく笑っているモノ」がないそうです。友達は「あんたと撮ったら絶対おかしいのができるわ!」と言います。しかし、普通に写るってなんなのでしょうか…?私はカメラをずっと見つめてピースとか、ただ笑顔で写るのは、なんだか照れてしまうのです。「3…2…1!」とカウントされる間ずっとその笑顔で静止するんですよ!?恥ずかしいじゃないですか!?だから友達と撮るときは、あらかじめテーマを決めてから挑みます。私の顔は基本的に小作りなので、できるだけ顔の表情が豊かに見えるようにあえて顔の全てを開きまくるというのは本能でやっているような気がしないでもないですが。

 弟のプリクラをもらったお礼に、私はレインボーアフロのヅラで撮ったプリクラを贈呈しました。あまり嬉しくなさそうでした。


2002年11月03日(日) デッドボール

 今日は高校演劇コンクールが近いので後輩達の稽古を観に行ってきました。久しぶりの稽古場なのでもっと興奮して見る事ができるかなと思っていたら、とんでもない…。苦痛で仕方ない状況でした。

 なぜならば、その稽古は当り障りのない駄目出しばかりで、その芝居で一番欠けていること(正確に言えば、脚本の内容)を誰も指摘しないからです。それぞれに思っていることはあるのでしょう。見て見ぬフリをしています。あまりにも内容がひどいので、それを指摘してやろうかとも思いましたが、顧問に止められたのでしぶしぶ私も見て見ぬフリをしました。

 そういえば、一度後輩にこんなことを言われたことがあります。
「自分達が中心になって稽古してても、なかなかみんなで意見交換がやりにくい。私も含めてなんだけど、あんまりみんなしゃべらなくて途中で間があいて、なんかどうでも良くなるし、お互いの意見は一致してない事も多いし、難しいです。」と。後輩達は個人個人とても優しい子なのでしょう。芝居より先に人間関係が優先されてしまう様です。

 それは、私達と一緒にやっていた頃からうすうす感じていたことではありました。例えば、意志の疎通をキャッチボールに例えると、私達が先輩にひとつボールを投げたら100個ぐらい凄い勢いで投げ返されて、私達はそれを拾い集めて投げ返すのに必死でしたが、私達が後輩とキャッチボールをすると、後輩はグローブすら持ってなくて、投げる球は全部デッドボールみたいな感じになります。そしてその球は永遠に返ってこないのです。私達はいつもひとりでボールを投げている様な空しさがありました。私達が先輩から受け継いだいい部分は一生懸命伝えたつもりだったのですが、何一つそれが残っていなかったという感じです。それでもいい芝居ができていればいいのですが、何せ学芸会です。

 別に私達と先輩が素晴らしかったわけではありません。しかし本来はこれが普通だったのです。私達は今でも一緒に芝居をしたことがない2つ上の先輩とも交流があり、たまに連絡を取り合ったりするのですが(もちろんひとつ上の先輩とはもっと仲良し♪)今の後輩とは、きっとそういう仲にはならないと思います。仲が悪いわけではありません。しかしその関係は、部活を通じて仲良くなった関係ではないからです。先輩とは、言いたいことを言い合い、たまに喧嘩もして、それで作り上げられた仲ですが、後輩は気を遣って気を遣ってそれを避けまくってきました。

 後輩と私達、どちらが空回りしているのかわかりませんが、駄目なとこもいいところも隠さずにもっと見せて欲しかったし、言って欲しかったなぁと思います。そしてそれが無い限り、いい活動はできないんだろうなぁと思いました。


2002年11月02日(土) 新米

 今日はコンタクトレンズを買いに行きました。三ノ宮にあるいつものお店(っていうか眼科)だったのですが、私の担当をしていた女の人がものすごく頼りなくて、とてもハラハラしました。きっと新米なのでしょう。

新米「では、一度裸眼の視力を測るのでこちらでレンズをお外し下さい。」
私 「いや、メガネなんですけど…。(見たらわかるやんけ!!)」
新米「あ、そうですよね。失礼しました。」

 いかにもマニュアル通り喋っていらっしゃる…。

新米「(パンフレットを広げて)これまでに1日使い捨てコンタクトを使ったことがありますか?」
私 「1DAYアキビューです。(あんたが手に持ってるカルテに書いてるやん!)」
新米「では今回もそれでよろしいでしょうか?」
私 「他の種類のものとはどう違うのでしょうか?」
新米「酸素透過率が違います。」
私 「…。(説明それだけかい!)それでいいです。」

 その後、普通なら用意されたコンタクトが、しなやかに私の瞳に装着されるのですが、案の定、入る気配を見せません。数十秒その人は私の瞳と格闘した挙句…

新米「自分で入れた方がいいですよね…。」
私 「はい、その方がいいみたいです。(できんのかい!!)」
新米「では、手を洗ってきて下さい。」
私 「…。(手を洗うはいいが目が見えていないのでせっけんと周囲の薬品の区別がつかない。しばし困惑。)
新米「…。(気が付かない。)」

 こんなことがずっと続きました。この後も、名前を呼ぶ声が小さすぎて聞こえない、値段が聞き取れないなどいろいろありました。今日程怯えながらコンタクトを購入したのは初めてです。その新米の相手が私だったからよかったものの、もし初めてコンタクトを買いに来た人だったらどうなったのだろうと心配になりました。二度と来なくなるでしょう…。私も今回はあまりにものいい加減さに呆れて次から病院変えようかと何度も考えました。客に心配されてちゃおしまいです。もっとしっかりしてほしいものです。新米ってそんなものなのかもしれないけど…。


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