先日首になったガス馬車御者。 なんでも、会社を困らせるため、保険証を返さないそうだ。 もともと、自分の仕事の仕方が悪いのにそれは棚に上げて、だ。
保険証を持っていれば保険料を払わなければならない。 会社に少しでも迷惑がかかるように。 なんとも浅はかな考え。 自分の給料が目減りして、なくなれば保険証を紛失したものとして切る。 それだけなのだ。
なんっつーか、おろかだな。 自分のない頭を絞って考えた最後の抵抗がそれとは。 父親として、男として、人間としてそのレベルか。 倅がそれ見たら泣くよ。 みっともない……。
元大型ガス馬車御者の所長が、一台ガス馬車を持ってきてほしいといった。 何でも、ぶつけてしまって破損したガス馬車の代わりに一台持ってきてほしいという。 でも、ハゲの統括する部署と、彼の統括する部署では営業区域が違うため、ガス馬車のやり取りは難しい。
ところが、それを説明してもわかってくれない。 それどころか、「こっちにも覚悟がある」と啖呵を切る。
いや、ちょっとまって。 何でそんなことで覚悟を要するようなことを言い出すわけ? いったい、何があなたをそこまで駆り立てる?
ただ、営業車をやり取りするために、なぜにそこまでいこじになる? 営業所だって、車は何とかすればまかなえるはずなのに。
要は、ハゲに対するあてつけと、自分の我を通したい自尊心と、会社に対して影響力を持っているという周囲に対するアピールのみ。
くだらん。
もう一人のバスのねーさんから、急遽無線が入る。 エンジンから黒い煙が出ているというのだ。 案の定無線番のバーちゃんはパニクる。 「どうしたらいい?」
どうしたらいいってかさ、考えればわかるでしょ。 大型ガス馬車業務は、『決められた時間に決められた車両で決められた回数運行する』のが目的。 であれば、それをできる限り通常に近い状態に戻すのが先決だろうに。 ということで、急遽日○に連絡をさせ、現場を支持しこさせる。 同時に、おいらははげ専用車を持っていき、代替車として運行させる。 おいらは、近隣住民に大型ガス馬車が動かないことを説明するためにその場に残る。
しばらくして、日○の人とはげが到着。 日野の人間はエンジンをみて、すぐにクーラーベルトのベアリング部が焼きついていることにきづく。さすがプロ。 交換は部品があればすぐできるとのこと。 しかし、部品は取り寄せになるという。クーラーなしであれば走れるが、お客を快適に乗せるということを考える場合、クーラーなしはありえない。 その時点で選択肢は限られる。
親会社に連絡し、はげの車両でやっている代替をジャンボガス馬車(HIエース)で代替する案。 系列会社の持つマイクロガス馬車で代替する案。 どちらにせよ、課長に、後々はげから正式な依頼があるはず、と伝えてある。日程的に抑えられるものは双方抑えてくれ、といってあるので、はげが後々交渉するとなれば、結論はすぐ出るだろう。
大型ガス馬車を会社の敷地にとりあえず輸送し、その後おいらはジャンボガス馬車を取りに本社へ。 そのままねーさんのところへ車両を運び、ハゲ車に乗り換えもどる。
目的が見えれば、作業の項目ははっきりし、行動も迅速になる。 それが裏付けられた今回のバックアップ作業。 トラブル対処を見てると、やはりはげは考えて動いているように見える。 それでもなぜか不人気のはげ。 ある意味哀れ(TT)
--------------- 気になったのはハゲの言葉。 なんかおいらに話すとき、語尾が敬語のときがあるんだよね。 気味悪い(−−;
いろいろトラブルの火種はある。 しかし、今日はすごく平和だった。 いつもこうならいいのにな。 おいらのミスならおいらが責任を取ればいいし、おいらが注意すればいい。 けど、おいら以外の人間が無関心で起こした問題の場合、対処のしようがない。 それがひどく問題。
あー。明日も平和がいいな。
ねーさんが大型ガス馬車においらを呼ぶ。 昨日の助言の結果を報告してくれるらしい。
------------------ 前日、おいらは喧嘩の仕方を教えた。 不良のがき同士の喧嘩なら、ぶちのめすだけで済む。 その後は警察沙汰になろうが何しようが、未成年で済む。 けれど、大人の喧嘩の場合、それではすまない。 相手を追い詰めるのでも手順がある。 その手順を間違えたり、タイミングを間違えたりすると、反撃の機会を与えたり、こちらまで非ができてしまうことがある。 そのために、ことを慎重に進めなければならない。
けれど、それがわかっていない人間は多い。 おいらが知る限りでは、ほとんどの人間がそうだ。 感情に任せて怒鳴りつけ、感情に任せて行動する。 その結果が、孫の首を絞める祖母であり、誹謗中傷をして結果会社をおわれることになった人間であり。 そういう人間が、概して言うせりふは必ず、「こんなことになると思っていなかった」だ。 けれど、明らかにそうなるのはわかりきっている。 部外者から見れば。
ということは、頭に血が上っていてわからなかったことを意味する。 つまりは、大人になりきれて居ない。 そういうことだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
今回、ねーさんの敵はゴリさんのお客だった。 その人間が非常識なことをするからだとねーさんは怒っている。 しかし、そのお客はゴリさんを通じていろいろ会社にアプローチを仕掛けている。 ゴリさんは、部外者なのに完全に争いに巻き込まれている。
しかし、今回の相手はおいらから見て明らかにただの偏屈、ではなかった。 「大家が言っている!」というのは、ねーさんが言うのはわかるが、そのお客もいっている。これが何を意味するのか。 もし、そのお客なりねーさんなりが、はったりをかましているならば、それは手順を間違えているといわざるを得ない。大家が言っていないといった時点で、大家の名前を出しているほうは負けなのだ。 それがわからない年でもあるまい。双方。 となれば、簡単なのは大家が二枚舌を使っているということ。
もし、そういう仮説を立てられるなら、大家を渦中に引きずり込めばいい。もともとは大家がきちっと態度を示さないから起きている問題なのだ。発端は異なるが、深刻化しているのは大家の態度に他ならない。
おいらは、『大家に会社に電話させろ』といった。 大家が電話をするという態度によって、どちらかの『大家が言っている』という嘘を見抜く意味合いがあるが、それ以上においらは大家が二枚舌を使っている可能性が高いと踏んでいた。 その事実を公然とさせるために、あえて『大家に』要求するようねーさんに助言をしたのだ。
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結果、ねーさんに対して、以前言ったことを否定した。 単純に、逃げられないと見た大家は、おそらくだが家賃の高いゴリさんの客を取ったのだ。ねーさんは大型ガス馬車があるためここから離れられない。そう踏んだのだろう。
だが。 そんなに事態は甘くない。 ねーさんは、大型ガス馬車を辞めたがっているのだ。 やめること自体には何の足かせもない。 もし、ねーさんとねーさんの親がその住宅を出たとする。そうなると、部屋が二部屋空いてしまうのだ。つまり、その分の家賃収入がなくなる。 ゴリさんのお客が、多少多めに払っていたとしても、店子二人分を払っているとは思えない。 大家はどちらにせよ痛手をこうむる。
自営業も会社員もそうなのだが、きちっと仕事をしないと、いずれは自分に降りかかってくる。 仕事は、特に自分の仕事はしっかりこなさねばならない。 そうしないと、いつかは自分に跳ね返ってくる。 法律だのなんだのは、きちっとやっている人間を保護するためのもので、ただ弱者を保護するためのものじゃない。 それを心に留めておくべき。 大家は、おそらくそれを学ぶために手痛い代償を払うことになるだろう。
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人間、何年やっていても、おろかな人間はおろかだ。 べつに賢く生きろといっているのではない。 ずるをしてだましきったり逃げ切ったりできないなら、まじめに生きたほうが得だよ、といっている。 それをわからないと、愚挙を繰り返す。
おいらはおばかちんだ。 ずるをしてもそのずるをだましきれる自信はないし、逃げ切れる自信もない。 なので、まじめにやっている。 ただそれだけ。 人はその領分をわきまえなければならない。
無線番のバーちゃんは、年寄りのほうが経験を積んでいるから、若い人間より慎重だ、といった。 けれども、それは何も考えていない年寄りのほうが、何も考えていない若者より、ピンチを迎え、乗り切った回数が多かったというだけに過ぎない。 いくら人生経験豊富な老人といえど、常に周囲に注意を払い、観察し、考察し、結論を持っている人間にはかなわない。
年寄りを卑下するつもりはないが、やはり生きていく以上いろんなことに注意を払いたい。そんな風に思う今日この頃。
社長が倅とおいらを捕まえて一言。
「おまえも、社長就任前になんかなんちゃんとくんで新規事業を立ち上げたらどうだ」
いや、その前に既存事業の足場を固めようよ(^^; 同じ人員で事業だけ増やしても足元が危うくなるだけだよ(−−;
今日は新居での初のお目覚め。 快適は快適だった。 けど、それ以前に前日の暑さがひどく、寝入りがすごく悪かったけど。
朝起きて、すぐに荷物整理開始。 ボーっとしてたら、いつまでも終わらない。 さくさくやらねば。 というわけで、おいらは洋室の荷物の梱包とき&キッチンの食器棚敷き準備。 そのうち、ゆずも準備を始めた。 おいらは、そこで前回売りそこねたゲームソフトを売り、そのお金で朝食兼昼食を購入。
家に帰ってきてそれらを食べると、ある程度荷解きをし、おいらは洋室の荷物をほとんど完了させる。 ゆずも食器棚はほとんど準備を整えた。
近所のホームセンターで買い物後、エネルギー充填のため焼肉を食す。 その後、元の家から新居へと残りの荷物を運び、終了。 今は風呂に入ってゆっくり日記書いてます。
今日も暑かった。 体力の消耗が激しい。 水分補給だけで、5Lくらい飲んでいる気がする。 いいか悪いかは別として、それくらいは飲んでおかないとね。 ふう。
本日、引越しを敢行しました。 2LDKから、4LDKへ。 広いです。家。 でも、それ以上に驚いたのが、荷物の量。 よくもまあ、あの2LDKの家にこれだけ収まっていたな、というくらいの荷物の量。 そして、この炎天下。 良く引越しやさんもぶったおれなかったものだって感じ。 おいらもゆずも、引越しやさんも昼抜きでがんばりました。
でも、まだ荷物はいえに残ってます。 つみきれなかったんだな。トラックに。2t車で乗らないってどういうこと(−−; おいらは結構いろんなものを処分したのだが、それですら全然間に合っていない。 いつの間にそんなに荷物が増えたのだろう。
家庭を持つということは荷物を抱えるということを意味する。 そんなことを痛感した引越しでした。
明日は引き続き荷解き&追加買出し。 午前中涼しいうちに一気に荷解きをやってしまい、その後暑いときにかいだし、がいいのかなとおもっています。
すでに徐々に眠くなってきています……。
群馬に越してきてから最初にもった自分の家。 しかし、自分の家だという実感をあまり持てぬまま、三年という月日がたった。 まず、ガス馬車御者で居たせいで、家にほとんど居なかったんだよね。 朝7:00過ぎから夜の11:30まで。 楽しかったので苦じゃなかったけど、家に居る時間がないと、全く家という気がしない。 落ち着かないんだよね。全く。 で、さらにいつの間にかコーディネートが進んでいて、おいらのしたかった、テレビをボーっと見ながら転寝する、とか、ゲームをしながら転寝する、とか、そういう類のことが一切できない間取りだった。 座椅子がおいてあったから、座椅子に座ればいいんだけど実は座椅子は嫌い。 胡坐をかくときは地べたがいい。 そんなことをいろいろ考えていた。
実際、最後の夜も何の感慨もなかったな。 まあ、翌日の作業のことばっかり考えていたからだという話もあるけど。
明日は引越し。予想外にばたばたか。
7・15に、某箇所で郵便局強盗があったらしい。 その犯人は白い軽自動車で逃げたという。 本社に、白い軽自動車はまだ使っているかという問い合わせが警察からあった。 使ってます。まさにおいらが。
ということで、警察の人間が車両探索に来る。 おいらが対応。 話を聞くと、刑事は、白い軽自動車しか手がかりがなく(じっさいはわかりませんが)しらみつぶしに白い軽自動車所有者をあたるらしい。 なぜか、名前と生年月日を聞かれた。(−−;
あとで記事を見てみると、犯人は ・十八歳十二年目〜二十二年目 ・身長170前後
おいらと決定的な差があるのは
・痩せ型
徐々に痩せてきた人、だったら該当したかも(−−;
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今週は不運がいっぱい。 月曜……あほな大家とあほな住民の喧嘩にゴリさんとおいらとねーさんが巻き込まれる 火曜……中元の持ってき先の守衛所からマイクでもろに怒鳴られる 水曜……リストラさせられる 木曜……郵便局強盗の重要参考人になる
明日はいったい何が起きるか(−−;
ま、厄落として新居にいきましょー。
2004年07月21日(水) |
誰がはげを作り上げた? |
最初、はげがまったく人の話をきかないし無責任なのは、彼の本質部分かとおもっていた。
しかし、今回のリストラを経験して、おもったのは、はげを作り出したのは、間違いなくガス馬車御者連中だということ。 話の全容がわからないまま、自分のおもったことを言い立てるのみ。 説明しても要領を得ない。 そうなれば、無視してでも話を進めざるを得ない。
や●ざあがりのひとに見損なったといわれた。 でも、真相はどうだろうか。 彼がやってきたすべて物を、や●ざ上がりの人は見ていただろうか。 おそらくみていないに違いない。 彼が泣きついてきて、それに対する義憤に駆られているに違いないのだ。
説得しても無駄。 であれば無視して進めるしかない。 その手はとりたくないが、今度徐々に発生してくるだろう。 そういうはげ化現象が。
生まれて初めてリストラした。 良い気分ではない。やりきれない。
N本さんだ。 彼の仕事の仕方には問題があった。
メーターの操作がうまくできなかった。 道が覚えられなかった。 お客のいうところにいけなくてトラぶった。 時間受けのお客を迎えに行くときにコンビニによって買い物していた。 セクハラ発言が目立つ。 六人乗れる車を五人しか乗れないと言い張って、挙句の果てに車検証にそうかいてあるとまで断言する。みればすぐわかるのに。 信号無視をする。しかも、全く信号の存在に気づいていない。
そして、何よりも問題だったのが、上記のミスをしたときに、少しガス馬車業界にいればすぐわかるようなその場逃れのウソをついたことだった。 それですべての信頼を失った。 メーターミスをしようが、道を間違えようが、お客のところにいけなくてトラぶろうが、正直どうとでもフォローはできる。 しかし、ミスに対して嘘をつくということは、そのフォローの道を閉ざしてしまうことになるのだ。 その結果が招くことは、客の離反。そして、その延長には会社の破綻がある。 そして、注意しても結局直らなかった。
彼が悪い。 彼は社会人としてあるまじき行為をしてしまった。 彼はリストラされてしかるべき人間だとおもう。 実際、おいらも彼を試用期間中に排除する方向で意見を言った。 けれど……。 やはり、人の生活の糧を奪ってしまうことは、やはり抵抗がある。 明日から、彼は無職だ。 それも、すべて自分が招いたこと。 会社の人間たるもの、会社の利益を損ねそうな人間は、排除すべきなのもわかる。 けれど……。
なぜもっと注意したときに真摯に聞き入れてくれなかったのだろうか。 はげはいった。 「人生50年。奴は生返事と嘘とで社会の海を渡ってきた」 まさにそうなんだろう。
手を下さざるを得なかったショックは大きい。 大型ガス馬車にのった変態に手を下したのとはやはり感覚が違う。 どんな人間であれ、半年一緒に居れば情も移ろうというもの。 彼が新しい職場を見つけたとして、やはり彼がその性質を直さない限り、待っている道は同じだ。
このいやな感覚は忘れられないだろう。 一生忘れてはいけないんだろう。 お願いだから気づいてほしい。 あなたの生き方では、社会では通用しないんだよ。 おねがいだから気づいて。 お願いだから……。
日報が三日分たまり、いろいろ仕事がたまると、なかなか日時処理がうまくいかない。 基本的においらは午前十一時から十二時までにすべての日時処理が終わる。 それが終わらなかったのだ。
大型ガス馬車の両替機の故障。 ゴリさんの苦情聞き。
つかれたっす。 トラブル多いのも困るけどさ。 平和に暮らしたい……。
2004年07月18日(日) |
さらば過去の思い出たち2 |
今日は、漫画たちとおわかれをしてきました。
●ドラゴンボール
おいらの作家としての演出の仕方のテキストでした。 口でなぞれば誰もが単純といわざるを得ないストーリー。 しかし、それを感じさせない演出と画力は圧倒的でした。 おそらく、今の漫画の演出で、影響を受けていない漫画はあまりないような気さえします。 おいらが既成の漫画やアニメ、その他番組の演出で満足していなかったとき、圧倒的な力で満足させてくれたのがドラゴンボールでした。
光り輝く超サイヤ人。ほとばしる氣の炎。 すべて、おいらが望んでいた演出でした。 今書いている話は、やはり演出面でどうしても似てしまいます。 自分の目指しているものを一歩先に具現化されてしまったから。 でも、いいです。 そうすることで上を目指せます。 ありがとう、ドラゴンボール。
●ボンボン坂高校演劇部
ギャグマンガ。 ぬけさく先生率いるとんちんかんのたぶん弟子だろうこの作品。 絵柄が好きでした。 ストーリー、ギャグ全く無視でヒロインの表情に酔っていました。 漫画のヒロインに酔ったのはこの漫画が最後。 漫画はどんな内容であれ絵がまずは命だということを気づかされた作品。 いや、面白くないわけじゃないんだけどさ
過去十八年と十二年の思い出が徐々に旅立っていく。 とりあえず、出張する連中はこんなもん。 あとは、おいらとともに移動のために荷造りされるだけ。
この家もあと一週間。
2004年07月17日(土) |
さらば過去の思い出たち |
今日、家にあるゲーム機をすべてうっぱらってきた。 その行動に出た原因は、実はPS2の熱暴走によるフリーズ症状が出てきたからだ。 ファンのところのほこりを掃除していなかったわけだが、そこを掃除してもフリーズ癖は直らなかった。要は、中の基盤まで行かれてしまったのだろう。 全然電源が入らないわけではない。ただ、止まる。 それが問題なんで、うっぱらって来た。 それと一緒に引越しの際に荷物を少なくするために残りのゲーム機も売ってきた。 もう、ほとんどやらない代物だったので、実生活には困らない。 しかし、そのハードには、それの当時の思い出がたくさん詰まっている。
捨てたのではない。 新たなるところに旅立ったのだ。
そう思うことでしか、彼らを手放すことはできない。
●スーパーファミコン
これをおいらが購入したのは高校一年のときだった。 それまでの主流機だったファミコンの性能も限界を迎え、また、当時最強といっても過言ではなかった家庭用ゲーム機のメーカーが高性能機を販売し始めたのだ。 そして、需要に対して供給が間に合わず、品切れの状態が続いていた。 今でも付き合いのある彼のお父さんに発注をお願いしたが、それよりも早く高校の近くの電気屋で入荷したことを聞き、買ってしまった。 その後の彼の父親が買ってきたSFCはまるで眼中になかった。 彼はおいらに文句を言ったが、彼の父親はおいらに何一つ愚痴を言わなかった。 友達だからということはあるが、それ以上に子供としてみてたので、言っても無駄だと思ったのだろうか。 高校といえば、自分は少し大人になったと錯覚する時期だ。 今考えてみても謝りたい事例のひとつである。 しかし、彼も、彼の父親もすでに忘れているだろう。 すでにおいらの過去の過ちとして永遠に刻まれていくに過ぎない。 たぶん、謝ったとしても、彼の家に当時のSFC代金24800円を送ったとしても、全く意味のないことだろう。自己満足ということを除いては。
この当時の、自分にある引け目ですら忘れられないおいら。 自分に対して曲がったことをすると、永遠にその束縛から離れられないというおいらの特性は、ここでも生きている。
●セガサターン
瀬肩三四郎(だっけ、漢字)で有名なセガサターン。 このハードを買ったきっかけは、SFCで目覚めたサッカーゲームの3D版をやってみたかった、という動機だった。 しかし、かっては見たものの、作り手のやりこみが足りないのは明らかで、ゲームとしての品質には欠ける。 セガのゲームでやりこんだのは、バン●イにしては珍しくまともだった横スクロールの「機動戦士ガンダム」。 しかし、その作りこみでやったのかな、と思って買ったZは駄作でしたな。後編はまあまあだったけど。 後は、当時SFCの逸話で出てきた彼と、ゲーセンではまっていたバーチャロンというゲームを結構やりこんだが、いかんせんマシンパワーが足りずがっかりだった。
このマシンの逸話は、やはり彼女だろう。 お互いに好きあっていたが、年齢の壁を超えられなかった彼女。 年齢を超えて彼女を振り向かせることができなかった悔しさを、あのハードはおいらと共有していた。 未だにゆずやら大型ガス馬車のねーさんをひっ捕まえては、『年上じゃなきゃ付き合えないって言うな!!』と口をすっぱくして言っているのだが、連中はおそらくおいらのどうしても超えられなかった壁の高さに思い至ることはないだろう。 っつか、ゆずが思い至ったら、それはそれでぶっ殺されそうな気はするけど。 大型ガス馬車のねーさんの彼氏は、現在ゆずと同い年。 どうあれ年下と付き合っているのだから、許す(^^) ちなみに、ねーさんは今熱海で彼氏とラブラブ温泉中のはず。いいのー。 ただ、バツ一子持ちは、全力で恋愛にぶつかっていけないのがつらいよね。 やっぱり子供優先だし。次恋愛に全力でいけるとしたら、子供が仕上がってから。 そうなったら、婆じゃん(−−; ゆずが安定期に入ったら温泉にいこっと。 さて、このセガサターンは、彼女がおいらを初めて家に呼んでくれ、手料理を食べさせてくれたときに貸し出したハード。 彼女もサターンのゲームをやってみたかったみたいね。 同時に、家族全員分のおかずがひとつの大皿に盛られている現状を見て愕然としたのもこのとき。 おいらは、女の子の家に行ってご飯食ったことなかったんだよね。当時。常に外食だったし。そういうところでカルチャーショックを受けていたりしました。 今、ゆずがご飯作ったときにも、野菜炒めとかは一枚の皿だけど、焼き魚は人数分だからな。全く実家と違和感がないのも不思議なところだ。 もっとも、一枚のほうが洗うのは楽だけどさ。 そして、彼女に「好きだけど年齢の壁はどうしても越えられない」という一言をもらう前にハードを彼女の元に残したまま姿を消そうとしたこともあった思い出の一品。 ああ、思い出すだけでも切なくなってくる(^^; 恋愛でもまっすぐにしかいけなかったおいら。自分がかわいくて、自分のためなら友人も彼女すら裏切れるそいつが、うらやましくもあったっけ。でも、おいらがそれをしたらおそらく今この世に居ないだろう。不器用なんだよ、O型は。
●64
これも、コナミが発売したサッカーゲームの3D版がやりたくて買ったハード。 このソフトは出来が良かったね。 まだ実家だったけれど、秋葉原までわざわざ本体とソフトを買いに行ったっけ。 ゼルダの伝説シリーズが初めて3Dで出たのを買った。 これも楽しめた。 ただ、64はCDROM対応ではなかったため、やはり次世代機(当時)戦争には少し生き残れなかった。CDROMのアクセス速度などの問題を指摘し、高速処理を売りにしていたのだけどね。 ハードウェアの成長は早い。
このハードのときは、もんじさんの率いるサッカーチームの合宿にもっていったり、と大活躍だった。 でもやっぱりサッカーゲームのみ。 このハードがメインで動いていたときは、すでにゆずとあっています。
●PS2
さらに次世代機。 これは、64のサッカーゲームがこっちをプラットフォームとして出るということだったので移行したハード。 しかし、このサッカーゲームは2000までが良かった。 その後のは今までのネームバリューをすべて壊すほどに最悪のつくりで、おいらはその時点でそのサッカーゲームから離脱。
現在はウイイレにはまり中。のはずだった。壊れなきゃね。
2000は実家で。2000FEは群馬で買ったソフト。 ちょうど移行期にまたいでいた。 あと、PS2のガンダムを初めて買ったのもこの時期。 まあ、やりこんだよね。 でも、所詮はアニメオタク集団が作ったソフト。 ゲーム性はぼろぼろ。 その後の連邦VSジオンのほうがやりこんだね。 今もやるし。たまに。
---------------------- これらの思い出を、すべて売ってきました。 トータル5300。 安い(−−; 時代等々を考えた投資を考えると、全部で20万以上は投資しているはずなのだが……。
子から夫へ。そして父へ。 その切り替えの引越しのための整理。 近いうちに独身時代にためた漫画もだいぶ旅に出す予定。
PS プレステ2は、新しいバージョンを買います。 子から夫へ、夫から父へなろうが、ゲームは卒業してません。 でも、RPGはもうできないな……。 連どらもそうなんだけど、もう他人のトラブルに泣き、笑い、怒るほど、現在の生活には余裕がありません。
ゴリさんの友達と、ねーさんたち一族との喧嘩。 このトラブル、大型ガス馬車事業すら破壊しかねないほどの問題になりかねなかった。 ところが、誰一人としてその問題を深刻に捉えていない。 おいらは夜中の四時まで頭悩ませてたのに。
だが、今回は意外な方向で事態が改善していく。
くそじじいが大きくし、ゴリさんが大きくした問題だったが、喧嘩の本質を専務はわかっていた。そして取締役に動くように指示。
事態は解決へとぐっと動き出す。 おいらはねーさんに、ゴリ友達に足をすくわれるような要素はないことを確認する。 ねーさん、むっとしていたが、きちっと答えてくれた。
しかし、ねーさん怖いねー。 もうちょっと問い詰めたら食いつかれそうな勢いだった。 ありゃ、旦那さんと子供の親権めぐって裁判して勝つわけだわ。
元ヤンキーはだてじゃない!
ちょっと、大人としての根性には疑問は残るが、それでも今の会社に残っている根性は評価します。
ガス馬車のねーさんとゴリさんの対立、いよいよ決定的なものに。 そして、それはどう見ても看過できない状況になってきた。 詳しくはかけませんが、何とかしないと。 でも、何とかできるかはわからない。 最悪、二人とも会社を辞めざるを得ない。 どういう形にせよ……。
おいらは、二人とも嫌いではないので、何とかうまく鞘を収めてほしかったが、それとはまた別のところで事態は走り出した。
この前マンションから道楽で飛び降りたKという芸能人は言っていた。 「ピースだよ」←意味わかんねーし。 ほかにもいろんなところで平和をうたう芸能人がいる。
平和ってなんだろう。 争いのないこと? 戦争のないこと?
でも、戦争って国対国の喧嘩。 戦争がなければ平和かといったらそうじゃない。 喧嘩はどこにでもある。闘争はどこにでもある。 単純においらの周りのことをピックアップしただけでも……
・ごりさんの愛人(すんげーばばあ)対 大型ガス馬車のねーさん一族+大家の喧嘩 ・元大型ガス馬車御者の所長 対 無線番のばーちゃん ・元大型ガス馬車御者の所長 対 はげ ・元大型ガス馬車御者の所長 対 男娼ガス馬車御者 ・元大型ガス馬車御者の所長 対 元所長 ・(水面下で)くそ爺 対 全ガス馬車御者 ・(結構表立って)かしまし爺 対 全ガス馬車御者 ・古株ガス馬車御者 対 新米にして稼ぐガス馬車御者 ・(水面下で)無線番のバーちゃん 対 すべてのガス馬車御者
ほぼ全員じゃねーか(−−; 本社では
・営業所事務ねーさん 対 本社事務ねーさん ・倅 対 課長 ・(水面下で)倅 対 事務員全員 ・倅(長男) 対 倅(次男) ・(水面下で)社長 対 倅(長男)
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人間だって生き物だし、相性と言う問題はある。 いやならプライベートで付き合わなければいい。 けどさ。 高々8:30〜17:30の勤務時間内だけなんだからさ、 道化に徹すれば? 表立って喧嘩して、いったいなにになるの? 相性が合わなくたって、それを表に出してどうなるの? いいじゃん、相手に合わせて仕事をすれば。 相手に合わせてる気になって仕事をすれば。 みんながみんな、表面だけでも相手にあわせて仕事をすれば、少なくとも勤務時間内は静かだよ。 何でそれができないかな。 大人? 社会人? へそが茶を沸かす。 喧嘩で作業内容が遅れていることを考えれば、まったく非効率この上ない。 喧嘩ならよそでやれ。 もちろん、それがともに進歩していくための議論なら大いに結構だけどさ。
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戦争がなきゃ平和なんて嘘っぱちだ。 そこらじゅうに闘争はごろごろおっこっているよ。 闘争があっても戦争がなきゃ平和なんてばかげてる。 万物の霊長と豪語するなら、喧嘩をなくしてみれば?
別にキリストみたいにすべての人間を愛せとは言わない。 けどさ。 表立ってうまくやることくらいできるでしょ。 むずかしいのかな。そういうの。
最近、社内外のトラブルの種類は、闘争が多い。 ま、トラブルなんざたいてい闘争だけどさ。
喧嘩するなら、内容だけ決めてきっちり喧嘩すれば? 余分なところに話題が言及するから討論じゃなくて闘争になっちゃうんだよ。
そういう風におもうようになって、かなり経つ。 初めて書いたけどさ。
例の倅のコメントをぼかしつつ、専務に言ってみる。 「ことの深刻さがわかってない」と。 誰がとは限定しなかったけど、話の流れからわかったと思う。
その後おいらが帰るまで口を開かなかった。 特に倅がなんかしたという話を具体的にしたわけではない。 しかし、下の倅から話はあがっているのだろうか。 どちらにせよ、おいらに良いイメージは持っていないのは間違いない。
ま、これくらいにしとくかな。つつくのは。 変わらないんだ、なにも。 おいらごときが大騒ぎしようが何しようが、かわりゃしないんだよね。
それは、オーナーの絶対的権限であり、それ以上に、逆らえないんだよね、会社の流れに。
ああ、ばかばかしい。 久しぶりに本気でかかわったおいらが馬鹿だったよ。 やっぱり、本気でかかわるとろくなことがないんだね。
まあ、所詮は人間がやるものだもの。 どんなに営利を至上目的にした軍隊然とした組織を気取ってみても、中は情でぼろぼろ。 育てる気はまるでない。 今回の件で、社長がそうなのか、倅がそうなのか、まるでわからないが、幻滅したのは間違いない。
どこの職場もそうだし、職場に限らず、人間関係というのは人が集まれば必ず発生する。 なんとなくそりの合う人。 なんとなく嫌いな人。 なんとなく話しづらい人。 なんとなく話しやすい人。
今までいろんなグループを見てきたが、今まで一度たりともグループ内全員が仲良くて仕方ないという集団は見たことがない。 それはうちの会社もしかりだ。
人は、人を認識するとき、まず自分と比較をする。 背が高い。 背が低い。 太っている。 細い。 顔がかっこいい、かわいい。 顔がぶさいく、醜い。 学歴は自分より上だ、下だ。 自分より金を持っている持っていない。
ひとがひとをりかいするとき、それは当然価値観が同一のものでないとある程度相容れない。 価値観が同一であるということは、そこに比較対象が発生する。 その比較というのが、人間によっていろいろと異なるだけ。
小さい頃、仲が良かった不良二人組に聞いたことがある。 どっちがけんか強いの? 双方が俺だ、を主張し、いつの間にか喧嘩が始まった。 決着がつく前に双方血みどろで先生が止めに入った。
人間そんなものだ。 自分より優れている人と群れていたい人間は不思議と少ない。 それは現在の自分を肯定し許容してくれるものを求めているからだ。 そして、それは概して自分が認められているという錯覚を得たいがために他ならない。 自分のプライドをすべて捨てて、向上心のみになったとき、人は初めて挑戦していける。
そういう人間に全くお目にかかったことがない。 悲しいことだが。
俺が俺が。
今の会社にいて、一番聴いた言葉だ。 耳障り。 向上心なきものは去れ。 最近痛切にそう思うようになった。
朝起きて、選挙に行ってくそじじいとばったり。 いやな朝のスタート。
----------------- 朝出るとき体重計に乗って90あったのでびっくりしていたが、選挙投票後、一回りしてきたら87に落ちてた。 どういうこと? 汗かいたから、ほとんど水分だってことでしょーか。
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新居の大家向けに契約書を作る。 今の住んでいる家の契約書を元に作成してみたが、 結構良い待遇だよね。敷金礼金なしだし。
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虫取りの余韻。 未だ続く。 しかし、また、大型ガス馬車のねーさんの娘さんがほしいといってくるかは別問題。 せっかくポイントを見つけたことだし、もう一度取りに行ってみたい。
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ゆずがマタニティ用の服を買い始めた。 最近は結構センスの良いマタニティウェアがいっぱいある。 二昔前の明らかに『妊婦さん』というものはなりを潜め、 通常のファッションの延長にマタニティがある。 もちろん機能はそれに特化しているのだろうけど。 妊娠というのは、一家の後継者を生むための重要な儀式、 という意味合いはだいぶ薄れてきている。 そのせいか、マタニティライフを楽しむ、という表現が出るようになってきた。 良い傾向だとは思うが、親が子に負う義務は全く変化していない。 むしろ多様化する価値観を迎えるにあたって、親としての責務は大きい。 過去の情報の伝達のみに終始せず、現状を見極め適切な行動を取るための教育を、親は子に授ける必要がある。 要は、学歴一辺倒になるなってことだったり、一流企業に入ることに躍起になるな、ということだったりするんだけどさ。
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今日は割りに涼しいねー。 蒸してないのが涼しい理由だろうね。 おいらは今までずっと見てきて、せみが鳴き始めているのに梅雨明け宣言していない年は、たいてい「実は明けてました」ということを言い出すことが多いな、っておもってる。 梅雨があけたかあけないかの判断は、せみなんじゃないかな。 そんな気がしてます。 せみがちょくちょく鳴き始めた。 もうそろそろ梅雨明けだね。
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今年は海にいけるかと思ったが、ゆずのおなかを考えるといけそうにない。 プールは大丈夫なのにね。 子供ができたら、海にもつれてってあげないと。
子供にしてあげたい、教えてあげたいことはいっぱいある。 それが教育とかいう仰々しいものではなく、ちょっとした楽しみ、同じことをするんでも、考え方によってなんでも楽しくなるんだよ。 それを子供に教えてあげたい。 もっとも、そういう風に物事感じる時点でおいらはがきんちょなのかもしれないけどさ。
早朝、五時に起きて行って参りました。 土曜日はだめだねー。 よその親父も同じことを考えているらしく、行く先々でいるんだ、これが。 おいらが目をつけていたポイントは、ことごとく民家のそば。 近所のがきんちょ連れの親父にはどうしてもかなわない! そこで、おいらは苦肉の策に出た。 ガス馬車時に培った記憶で、北のほうの農場周りの林に出かけたのだ。
農場があるということは腐葉土がある。腐葉土があるということは虫が卵を産む。 ましてや保安林であれば、朽木もそのままであり、環境としては整っている! ただ、昨日書いたようにめんどくささが先にたって、わざわざ調べることをしなかったのだ。
いろいろよそを回ったので時間にして六時ちょいすぎ。 虫取りの時間としては、六時は遅すぎる。 けれども、目をつけていたとおり、ポイントはいっぱいあった。 樹液が泡吹いて噴出しているのだ。 かなぶんもいっぱいいた。 そこでのこぎりクワガタのメスを二匹ゲット。 何とか面目躍如だ。
一匹は木の幹に止まっていたのを見つけたが、もう一匹は木を蹴っ飛ばしたら落ちてきた。 クワガタというのは、外部から衝撃を加えると死んだ振りをするため、木が振動したりするとぱっと足を離しておっこってくるのだ。 昔は、木の幹にいたところを鳥に襲われた瞬間、手を離して自由落下するため、逃亡することができたが、人間が相手だと話が違う。下に待ち伏せていておびき寄せる形になる。
しかし、虫を取っている間中ずっとどきどきわくわくしてましたな。 宝探しをしているような感じ。 虫取りは、虫そのものを手に入れる喜びと、宝探しを同時に楽しめる実はすごく高尚な遊びなのかもしれない。 飼う飼わない別にして、楽しかった。 おそらく、表情はずっとニコニコしていたに違いない。
---------------------- 不思議なもので、木を蹴っ飛ばしたときの威力。 これが、体も体重も父親よりも大きくなった今より、おいらが小さい頃の父親のキックのほうがすごく威力があった気がする。 自分がいくら蹴っ飛ばしても揺れもしなかった木が、親父が蹴っ飛ばすとクワガタがぼとぼと降って来るのだ。 それは本当に二十年以上前の記憶。 けれども、その記憶は常に生き残っている。
生まれてくる子が男の子か女の子かわからないけれど、とにかく大人になった今でも思い出せば楽しかった思い出がよみがえるような、そんな遊びをさせてあげたい。
とはいえ、ゆずが虫取りを許可するかはまた別問題(^^;
大型ガス馬車のねーさんに虫かごを買ってきてもらった。 その虫かごに、クワガタなりカブトムシを取って入れて返すのだ。 ねーさんの娘さんが、彼氏(まだ小学校二年だぞ! 二年生で彼氏がいるのか!!? お父さんはゆるさんぞぉぉぉぉぉ!!(爆))が結構昆虫博士(ねーさんは昆虫オタクと表現したがそれはあまりにもかわいそう。小学生の男の子は誰しもが昆虫博士なのだ)らしく、いろいろ話を聞いているうちに彼女自身もほしくなったらしい。
といえばいろいろ親切にやってあげてるように見えるが、単純においらが虫取りしたかっただけ(^^;
大人になればなるほど、いろいろ億劫になるものだ。 わざわざ早朝に起きて蚊に食われながら林の中にカブトムシをとりにいくのは、やはり面倒くさい。 しかし、その一方で、目の端に林をみて歩いていると、どうしてもそばに行って見たくなる。 たいていそれでいなくて、半ばあきらめた状態で納得して帰っていくのだが、どこかにやはり足りないものがあった。
今回、ねーさんの娘さんがほしがったということで、「しかたねえなあ」といいながらも内心どきどきで準備を始める。 といっても、懐中電灯と虫かごをじゅんびするだけだけどさ。
おそらく、おいら自身が虫を取ってくるといったら、ゆずはぶち切れ状態だっただろうが、今回、他人がほしがっているということで、しぶしぶながら承諾する。
はあ、明日の朝が楽しみだ(^^)v
新しい給与計算システムを導入するため、システム会社にプレゼンを依頼する。
で、彼は自分の構想を説明する。 その構想は、ぱっと見よく考えられているように見える。 しかし、内容を少しわかっている人間からすれば、あなだらけだ。
そして、おいらから見て決定的なミスがあった。 システムを導入するマシンが、自作機だというのだ。 通常のシステム会社は自作機を嫌がる。 動作が不安定のとき、自作機が原因であることも多々あるのだ。
それを指摘したが、倅は「お前はマニアックすぎる」の一言で切って捨てた。 システム会社の人間にそれを指摘されたが、「市販のものを入れる理由となるサポートが当てにならない」の一言で切って捨てた。
その修正は誰がやると思ってるねん!
本当に、人の意見を聞かなくなってきた。 彼なりの経験をいっぱい積んでいて、それゆえの頑固なら、仕方ないかな、ともおもう。 しかし、彼の貧相な経験の中で、彼の主張は根拠に弱い。しかし、彼はそれを検討することなく続けている。 本来は親であるはずの人間たちが彼を育てようとしない。 哀れかもしれない。倅。
この前の大型ガス馬車の話だって、従業員の命より金か! とおいらは本気で思った。 これは、対立すれば排除される。彼は独裁の中で倒れていくのだろう。 そんな感覚をより強くしている。
ガス馬車御者を仕切るためには、運行管理者という資格も必要だが、それ以外にも無線技術者の資格も必要。 今日、その講習と試験を受けてきました。 朝五時おきで休憩なしぶっ通しなんでいささか疲れてますが……。
やはり、知識をいろいろ仕入れた時点で講義を聴くと、良くわかるね。 300MHZの振動幅が1Mという話を聞く。 携帯電話は800MHZ。ということは、振動幅がやく30センチ。 800×X=300×1。
携帯電話の感度が悪いときに三十センチの幅で振れば感度がよくなるという噂は聞いていた。しかし、まさかこんなところで確認できるとは思わなかった(^^;
ちなみに、業務的なことは全く知識に残っていません(爆)
エコー写真を見た。 もう人間の形をしてる。 右手を上げているのがわかった。
8週目にしてすでにカメラ目線(?)ができるようになっているとは。 こりゃ、生まれる直前には、リップサービスもできるようになっているような気がします。 芸人だな(−−;
PS リップサービスって、ちょっとここじゃ書けない意味だとおもってたことがあります。 ニュースを聞いてて赤面したことあり。
事務所に迷い込んだらしい。 にゃーにゃーと泣き声がする。 握りこぶし二個分くらいの大きさの黒い物体がこそこそと動く。 (おいらはみてないけど)
それを追っかけまわして喜ぶじいさんども。 ごりさんも、くそじじいも、かしましじじいも、や●ざ上がりも、みんな網を持って追い掛け回す。
果たしてつかまるのか。 捕まえてどうするのか。
その辺の疑問を抱えつつ、おいらは帰る。 平和な事務所だ(^^;
2004年07月04日(日) |
価値観の相違から一日 |
倅の発言から一日たった。 やはり腑に落ちないのは腑に落ちない。 これを言うことで倅と対立が深まってしまっても困るが、かといって看過もできない。 方向性はオーナーに従うべき。 しかし、おいらの立場からすれば、ドライバー連中の苦情を「言わせておけ」できってしまって、こちらから何かを言うことはできない。 制度がおかしいだの、あれを設置しろ、これを設置しろ、というやからは無視してもかまわないとは思う。オーナーの意図、だからだ。 しかし、今回は助けを求めてきているのだ。 その助けをオーナーの意図で放置する、ということはおいらはおかしいと思う。
ましてや、おいらはオーナーではない。 オーナーの考えを代弁しているにすぎない。 そのとき、彼らが言うことを聞くかといえば絶対に聞かないだろう。
勝手な言い分は無視すれば良い。 または、適当にごまかすかすれば良い。 だが、今回は本気でSOSを出してきていたのだ。 それに対してやりすぎだ、とか危険手当を取られるだとか、そもそも見当違いの気がしてならない。
社長の本意を聞いてみたい、というのはますます強くなった。
変態事件の顛末。
1.変態出現
去年の十一月ごろから、変態が乗り始める。 十二月過ぎ、大型ガス馬車のねーさんが諸事情で運行を遅らせてしまい、その仕返しだと思い込む。そうではなかったが。 二月ごろからいたずらが頻発するようになる。
・運転席のねーさんの顔をまじまじとのぞき見てにたーっとする。 ・コンビニの袋をわしゃわしゃと狂ったように音を立てる。 ・窓を脂ぎった手でギトギトに汚していく。 ・休憩中のガス馬車をねーさんごと写真に収めていく。 ・不必要に周回コースを乗り続け、ずっとそばにい続ける。
ねーさんにきいた話ではこの程度だが、実際はさらにあるかもしれない。
2.会社に対しての告白
いい加減ノイローゼになりそうだという苦情をうけて、初めてそういった事実があることをおいらが知る。無理もない。実際にされているいたずらそのものは、法に抵触するかどうかのぎりぎりのところだが、それを半年も続けられていて、会社も何も手を打たないということになれば、その先の事態に発展しかねないし、女性である以上、身の危険も感じざるを得ない。
3.行動開始!
個人をおいらが見ておくとともに、会社が動き出したことを奴に知らせるため、あえて背広で大型ガス馬車にのる。変態はおいらの存在に気づいた模様。 変態は、おいらが乗ってプレッシャーをかけてからも、おいらが乗らない時間を見計らってはいたずらをし続ける。朝乗ったら帰りも乗っていたが、朝乗っても帰り乗らなかったり、といろいろタイミングをずらして、おいらが仕事上乗れない時間を向こうも割り出していたようだ。 同時進行で内偵をすすめ、某会社の期間工であることを突き止める。
4.進まぬ調査、続くいたずら
某会社の期間工も、宿に400人以上いて、期間工同士も互いの顔を知らない状態であるため、個人の特定までには至らない。 それでも、某会社に期間工でいることを突き止めただけでも、威嚇になると考えたのだろうか。ねーさんのうちの一人が、止まぬいたずらに業を煮やし、「これ以上いたずらを続けると、●●の会社に言うよ!」と啖呵を切った。 今まで薄ら笑いを浮かべ続けていた変態は、そのとき初めてあぜんくらった顔をしたという。 それからはほとんど乗らなくなった。乗っても黙って乗り、いたずらはしなくなった。事態は収束したかに思えた……が。
5.遅れてきた変態
一ヶ月ほどたったころ、今度は誰も乗らぬ大型ガス馬車で、ねーさんたちと二人っきりのときのみいたずらをするようになったのだ。 いたずらが再開して二日目。ねーさんがもう一度啖呵を切る。 「あんた、なんかうらみでもあるの? 言いたいことがあるならはっきりいえば? これ以上意味なくいたずら続けるようなら、大型ガス馬車に乗れなくなるよ!」 だが、一ヶ月前の啖呵とは違い、変態は実際には言ってこないだろうとたかをくくったのだろう。にたーっとして降りていったという。
6.告発
先週の金曜日。 営業報告書を持っていくのと同時に、役場に行き、変態について、役場から正式に某企業に抗議をしてもらうように、大型ガス馬車担当の人間に依頼をする。 これ以上つづけるなら某企業に報告するという警告も無視し、いたずらを続けるのだ。これ以上放置しておけば、何か起きる可能性は十分にある。性的な感覚をもってねーさんたちに接している変態。何かあって、会社も役場も何もしなければ、逆に訴えられるのは役場だ。 役場は、名前は特定できないのか、と尋ねたが、期間工は多くてだめだという旨を伝えると、了承したようだ。
7.事態の収束
依頼をした午後には、某企業から連絡が入る。 そこで、担当に上記の内容のいたずらと、実際には反撃が怖くて手を下さなかったが、警告を無視して続けるいたずらに、これ以上は本当に身の危険を感じざるを得ないことを説明すると、人物特定のために会社に来てほしい旨を告げられた。 そこで、バスのねーさんの一人を引き連れ、その企業の事務所で十時過ぎまでかかって人物特定を完了させる。 それから一週間、連絡を待っていたが、やっと連絡が来たときは、変態はやめてしまった、ということだった。 某企業の人間が注意をしたところ、しらを切っていたらしいが、うしろめたかったのだろうか、注意した翌日にはやめてしまい、そのさらに翌日には寮からもでていってしまったらしい。
そこまでやる必要があったかは、疑問だが、放置もできない状態だったので、おいらは致し方ないと思っている。 変態だって変態なりの生活があるはず。いきなりやめさせる方向で話を進めたわけではないし、変態には逃げるチャンスを何度も与えたのだ。それでもやめないということは、それなりの悪意があると判断せざるを得ないだろう。 少なくとも、流れを追っていった上での対応だったので、結果だけを見たら、やめる状況に追い込んだといわれても仕方のない部分が往々にしてあるが、逆に放置はできないし、走り出した自体をとめることはできない。
8.倅の苦情
今日、倅と弁当を買いに行ったときのこと。 何の気なしに、これで大型ガス馬車に一日乗ってみて、何もなければこの件は片付いたという判断をして間違いないと思う、といった。 すると、倅の反応には驚かされた。
・やめさせるまで追い込んで、何かあったらおいらにも責任がかかってくるよ ・そもそも、根本的に違う ・あまりガス馬車を甘やかせると、危険手当を出せといいかねない
いやいや、ちょっとまて。 根本的に違うというのはどういうことだ? 今回の変態対応をするなということか? やめさせるまで追い込んで、というが、やめさせることを念頭において動いたわけではない。結果がそうなってしまったにすぎない。途中でやめるわけにもいかず、放置をするわけにもいかず。であれば、どうすべきであったのか。 危険手当をつけろといいかねないってのは、あまりに勝手な経営者の言い分。 危険手当をつける必要はないだろうし、それをつけろといったところで、おいらは受け付けないだろう。何より、今回の件はイレギュラーだったのだ。 イレギュラーであれば、その手当ては発生しないだろう。
要は今回の対応は倅にしてみれば不満だったということのようだ。 しかも、社長も同意見だという。あくまで倅の話だが。 月曜日、社長に話を聞いてみようと思っている。 もちろん、食って掛かるつもりはない。 今回は全力を尽くして対応したが、未経験だったゆえにいろいろと不手際もあった気がする。経験豊かな社長の見解と、さらに好ましい選択肢があったかどうかという話。 その答えによっては、今度の勤務態度を変える必要があるような気がする。 倅のあほに付き合って壊されたPCの修復に手伝ってあげる必要もないし、その他もろもろ。勤務時間内だけ仕事して、後はさっさと帰る。 おいらはそうするつもり。 仕事がないので、いきなりけんかを売ってやめることは無理だろうしね。子供ができたらそうもできない。
PS 今回の件は、倅をすっ飛ばして直接社長とやり取りをしていた。 もちろん連絡は密に。 それゆえ、倅もおいらが「社長の意見だよ」といわれればおとなしく聞くのではないか、と高をくくっているように思えるのだが……。
大型ガス馬車に乗る変態。 その件に動きがあってから一週間。 役場からも某企業からも何の連絡もない。 とりあえず、動きがあってから一週間だ。明日で。 であれば、動きが有ったにしてもなかったにしても、大型ガス馬車には乗らねばならない。 そんなことを思っていた矢先のこと。
某企業から電話がある。 「奴は、6/30付けでやめちゃったんですよ。7/1付けで退寮もしてしまいました」
はあ? 話を聞いてみると、呼び出して問い詰めると、のらりくらりと。 その、おいらとの窓口になった人ではなく、職場の上司が厳しく注意したそうだが、その報告を受けた窓口の人は「それじゃだめだ、一筆とれ!」といった翌日には、すでに退職していたようだ。
その職場の上司は「うしろめたかったのかねー」といったそうだが、 そりゃそうだろう。
ただ、野獣は野に放たれてしまった。 今までは某企業にいたわけだし、動きも読めた。 ところが、今回からは動きが読めなくなる。 その結果、いつどこで出現するかわからなくなってしまったのだ。
他の人間は、「考えすぎだよ」という。 もういたずらなんかしないだろう、と。 でも、おいらが心配しているのはいたずらじゃない。 報復だ。 もし、社会的な自分の立場がどうなってもいいから、密告したガス馬車御者に復讐しようと誓っていた場合、それが一番恐ろしい。 客が少ない時間帯に扉を開けた瞬間、カビトリ剤なり除草剤の原液なりを引っ掛けて逃げてしまえば、おそらく逃げられてしまうだろう。 たしかに、こちらは相手の顔も名前も把握している。 相手もそれを知っているだろう。 だが、某企業に勤めている事実をこちらが把握していることを指摘しても、なおいたずらを続けた経緯がある。 つまり、しつこい。
そんな奴が怒れば何をするかわからないということだ。 常に最悪の事態を想定して動かなければ、天才とは戦えない。 馬鹿と天才は紙一重だ。 普通やらないことを平気でやってくるのが馬鹿。 であれば、考えうる最悪の状態を想定して動かねばならない。
この辺はゆずもすごく納得するところだ。 おいらに考え方が似てきたか?
人間だから、過ちを犯すことはあるだろう。 そして、注意していても結果的に同じところで躓いてしまう場合もあるだろう。
けれど。 同じことを同じだけして、同じ失敗を繰り返すのは、おいらには単なる馬鹿としか思えない。 周囲の迷惑も考えず、ただ同じように思いつきで行動し、同じように行き当たりばったりの対応をして、同じように作業に時間をかける。 最初から予期される問題を問題として取り上げないことも前と同じ。 そして、予期される結果を招き、トラブルだと大騒ぎして、自分がさも正論を言っているようにいう。
一年間付き合ってきたが、全く成長が見られない人間というのも珍しい。
おいらに言葉はない。
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