2002年05月31日(金) 鉄パイプ

本日、恐ろしい事件(になりそうなイベント)に遭遇した。
乗せたのは、聖苑(お葬式をやるところ)に勤めている旦那さんを持つおばあちゃん。
以前のなんにゅうに、いろいろねたを提供してくれたおばあちゃんだ。
鈴虫を飼うために7000円を惜しげもなくガス馬車に投じ、聖苑にて犬の遺体の頭を吹き飛ばす旦那さんを持つおばあちゃん。
そのおばあちゃんが、鉄パイプを持って旦那さんをぶっ飛ばしに行くというのだから、穏やかではない。

その旦那さんというのが、とにかく金使いが荒い。
実は、このおばあちゃんには三十近い娘さんが数人いるのだが、そのうちの一人が、『一人では生活していくのが危うい』子なのだ。
親が亡くなった後は、施設に入って何とかやっていけるような子。
そのこのために、実はおばあちゃんは、数百万円の貯金をしていた。
数百万円で施設費が全てまかなえるかどうかは別として、とにかくお金を必死に溜めていたのだ。
ところが、その溜めているお金を、片っ端から旦那さんがパチンコにつぎ込んでいるのが判明したのだ。
そこまでは、前回もあったお話。
しかし、今回は、前回の件で説教をしたにも拘わらず、全く聞く耳持たなかった旦那に対し、ばあちゃんがついに堪忍袋の緒を切ったという感じだ。
まさに、堪忍袋が『バリバリ…!!』と音を立ててちぎれ飛んだという感じ。

「奴は、わたしがおんなだとおもってなめてるんだ」
「目にモノ見せてくれる」
「本当は、見せしめに奴の車をぼこぼこにするつもりだけど、奴が邪魔をするようなら、奴の頭もぶっ飛ばす」

だんだん過激になってくる。
勿論止めましたとも。
だって、車をぶっ飛ばすだけなら、夫婦喧嘩をしていて皿が飛び交って割れたレベル。なんの罪にもなりはしない。
でも、旦那の頭をぶっとばすとなると、傷害罪になりかねない。
当たり所が悪ければ、即死だ。
その事実を知って連れて行ったおいらは、傷害幇助罪?
場合によっては、殺人幇助罪?
だって、お客がいけ、という以上行かねばならん。
海の中だの宇宙だの過去の世界だの、物理的に不可能な所は拒否できるけどさ(ってか、それは心中しようということなのでは!!?)。
お客がやばい目的で行くことを知っていて、阻止できなかった場合、犯罪になるのでしょうか(−−;

ひええええええ……。

降ろして三十分後。
そのおばあちゃん、聖苑から乗ったようです。無線が聞こえた。
果たして、ぶっ飛ばしたのは車だけなのか。それとも……。
非常に気になる所だが……。



2002年05月30日(木) 睡眠時間

最近、睡眠時間が異常に多い。
まず、朝。
朝は早朝ウォーキングの為、5:50に起床。
出社が八時半で、ガス馬車の掃除をして、新聞を読んだら、大体10:00過ぎ。
仕事が出るまで、寝ます。場合によっては、熟睡…。
三十分から一時間寝ます。
昼飯食って、13:00から、仕事が出るまで寝ます。
15:00くらいには目がさめます。
仕事が出ないようであれば、パソコンを起動させ、原稿を執筆。
ちなみに、今は全く投稿用でないのを書いてます。
以前買った本の成果を試す意味で、短編を。
仕事がばたばたして、20:00あたりから、23:00くらいまで、仕事がなければ寝てます。
仕事があれば、行って帰ってきたらまた寝ます。
仕事終了後、25:30位に寝ます。
…こうみてみると、集中して寝てないのか。
それが、年がら年中眠い原因なのかな。
でも、仕方ないのだ。家でやりたいことできないからね。

しかし…結婚してから、個人の趣味の時間が減ったなあ…。
ゲーム、もっとじっくりやりたい。ゆずと対戦したい…。
人と対戦したい…。でも、はめわざばかりやるゲーマーとはしたくない(−−;



2002年05月29日(水) W杯

ついに、あさって開幕。
フーリガンの問題やら、チケットの問題やら、話題は多いけれど、
がんばってほしいな。
ちなみに、おいらは優勝はアルゼンチンだと思っております。



2002年05月28日(火) 片栗粉と小麦粉

今日はお休み。
お休みは料理の順番。
一応自分で、ある程度うまいものができていると思っている。
ところが、おいらがほとんど毎回犯すミスがある。
それは、

「片栗粉と小麦粉を間違える」

のだ。
今日も、鶏肉に片栗粉をまぶしてあげるはずが、小麦粉をまぶしてあげてしまった。
それはつまり、竜田揚げを作ろうとして、から揚げを作ってしまったのだ。
むう…。
そういえば、前もあんかけを作ろうとして、にんじんやたまねぎを煮込んだものに片栗粉を水にといたものを入れようとして、小麦粉を水にといたものを入れてしまって、「すいとん」になってしまったことがあった。
ま、うまかったからいいけど(−−;
まあ、片栗と小麦粉の違いがわかったのが、ここ一年くらいだから、無理もないよね。
…無理もないんだよ!(爆)

これじゃあ、おいらは料理人にはなれないぜ(^^;


追記

うちのばあちゃん、今度は脳梗塞で倒れました。
三度目だから、次はいつ大きいのがきてもおかしくない、とのこと。
治療できないんだよね。もう。
脳梗塞で、梗塞をとかす薬を使っているので、血がとまりにくくなっている。
つまり、脳出血があったら、アウトなのだ。
もう顔面麻痺がでているという。
再来週は、お見舞いした後、中学校のときの友達と、ファミレスでワールドカップを観戦する予定だったけども、その一週前にもかえることにします。



2002年05月27日(月) リストラ

今日は、はやでの仕事がある。
朝5:30の空港行きのバスのりなので、遅れられない。
朝は、4:50に起きて、出発。
まあ、おいらは朝は強いから平気なのだけど。虫取りで慣らしているし(爆)

その人は某三●電機の人だったんだけど、北海道に出張なのだそうだ。
「じゃあ、いっぱい遊んでこれますね」
というと、突然嘆きモードに。
「そうでもないんだよぉ、出張が決まったのが二週間前で、行き先が決まらないまま研修受けてさ、行き先が決まったのが一週間前。で、辞令が出たのが昨日」
最近は、そういう急激に決まるものも多いらしい。
おいらがかつてはげに言った、一ヶ月前の公示は当たり前、という社会人の常識は、通用しないらしい。
しかし、それでも嘆く程のことはない。

とおもったら、次に衝撃的な言葉が。
「この出張の結果次第によっては、定年まで北海道で勤務になる可能性があるんだよー」
話を聞いてみると、上司から、「(やめるんなら)早く決めてね。
今なら、退職金+1000万つくから」と言われたらしい。
ようは、リストラ…。
1000万は魅力だが、齢50にして転職は難しい。
大型の免許を持っていればまた別だろうけど…。
かれは、嘆きながら、バスに乗り込んでいった。

こう考えると、おいらも転職考えちゃうよねー。
給与体系が悪いからと言って、ガス馬車御者の場合、きちんとやっていればやめさせられることはまずないだろうから。
まあ、大手の会社では、年間契約のところもあるらしいけど。
でも、どんな企業であれ、まずは上役連中の金の回し方を改善しない限りはよくならないと思うのはおいらだけだろうか。

今日も夕立が。
その後、濃い虹が。
あまりに濃い為に、二重になってた。
地平線からアーチを描いて、地平線に戻る虹をはっきり見たのは生まれて初めて。
うちの近辺は、遮蔽物がないからなあ・・・。



2002年05月26日(日) タイプ

今日、とにかく暇でした。
で、うちのガス馬車御者のおじさん連中が、姫の詮索をはじめる。

「うちのガス馬車御者の中で好みの奴いる?」

対する姫。
彼女ももう三十路のせいか、あしらい方がわかっている。
当然、会社の中で一番若いおいらが話題に上る。
既婚者なんですけど(^^;

当然、姫はおいらのことはタイプでないという。

姫が仕事に行った後、おっさんが喜ぶ喜ぶ。
「お前のはらみたら百年の恋も冷めるってよ」

でもねー。
冷静に考えてみてよ。
たとえタイプだったとしても、タイプだよ、とはいわんだろ。
もし仮に言えば言ったで問題が発生する。
言えば、おいらが何らかのリアクションをしなければならない。
「ありがとー」ではすまない。
済む場合もあるけど。
何もしなければ、姫に対して失礼に当たるし、なんかすればおいらは身の破滅。
おいらは、ゆずと別れるつもりは全くないし。
おっさん、そういうところまでわかって話をしているのか、それともわかっていないのか。
わかっていないならば、年の割にあほだな、で片付くし、わかっているなら、かなり非道である。
彼女もそういう状況に転ぶのがわかっているから、あえてそういった。
それでおいらもよいと思う。

たまに、のっぴきならん状況に追い込む職場の連中、早めに付き合いを絶つべきなのかもしれん…。



2002年05月25日(土) 自由と自分勝手

本日乗せたお客の話。
彼は会社の中間管理職なのだが、派遣社員を雇うことを決定するのは彼らしい。
そんな彼が嘆いていることが一つあるという。

最近の若い人間は、自由と自分勝手を履き違えているらしい。
派遣で最近来た子は、一日出社した後「この会社は私にあわない」といって辞めていったそうだ。
あうかあわないかは、まずは本人の努力だろ(^^;
それをしないで、会社側が本人に合わせてくれることを期待するのはナンセンス。
会社の状況を見て、自分のほうが正しいと思えば会社側に伝えるなり、やめるなりすればよいとおもうのだが。

もう一人の派遣の子の話。
彼女は、出社していきなり、デスクやパーティション(デスクを囲う壁のようなもの。間仕切りといったほうがよいか?)に落書きを始めるらしい。
で、彼が注意すると、彼のことをにらみつけ、「私の自由ですから」という。
あのね、会社の備品に落書きをするということは、器物損壊で訴えられてもおかしくないんですけど(^^;

おいらが元いた会社にも、会社で仕事をするはずなのに、海にはいていくようなサンダルと、どう見ても渋谷で徘徊しているようなコギャルがきている服を着てきた派遣の子がいた。
女の子の仲間に注意されているのだから、世話ない。
しかも、会社に来て、最初に頼まれた仕事を「私、そんなのできません」とことわったというから、変な奴もここまで来たか、という感じ。

派遣の子が全て悪いというのではない。
正社員として会社にいてもわけのわからん事をする奴は多いし。
しかし、親は何を教えているんでしょうか。
そういえば、電車の中で走り回る子供に注意したら、しゃしゃり出てきて、「うちの子の教育方針は、何者にも縛られない自由、なんです」といった馬鹿親がいた。

ああ、あほが増えていく日本。こまるなあ。
何者にも縛られない自由って言うなら、人を殺しても構わないってことだよねえ。
言っていることがナンセンス極まりないね。
自分がやられたらやだから、他の人にやらない、という考え方はこういう人間には通用しないようだ。



2002年05月24日(金) 復帰後初ペア

例の復活したガス馬車御者と一緒の事務所で仕事しました。
相変わらずビッグマウスといわれるほら吹きで、調子のいいことを言っていましたが、何か変わった気がする…。
なんというか、今までは、自分のうそに自分が酔って、何者かになりきろうとしていたけれども、今日はそういう印象は受けなかった。
別に入院したわけでもないし、ちょっと仕事を休んでいただけなのに、彼の中で何か心境の変化があったのだろうか。
齢60にして、心が変わることがあるのかしら。
もしそうだとしたら、かなりの大物かもしれないけど。

2002/05/25 AM1:10追記

うちの三匹のかぶとむしのうちの一匹が死にました。
1番小さく、1番角が短かったけど、他の2匹に引けを取らず強かった。
喧嘩好きのどてっぱらに穴をあけたのは、奴だ。
後2ヶ月生きてくれれば、自然に帰れたのにね。
残りの2匹よ、ちびの分まで生きてね。
ちなみに、残りの2匹は『喧嘩好き』と『ハンサム』。
喧嘩好きは、文字通り喧嘩が好きで、足を数本失っている。そのせいで今はそれほどでもないが、生まれてすぐの頃は最強だった。
ハンサムは、足もそろっているし、角の形もGOOD.
身体のバランスが1番整っている。ただ、生まれてすぐ、喧嘩好きに羽に穴あけられたんだよね。それがネックか。



2002年05月23日(木) かっこう

今日はあまりネタがなかったので、先日の休みの話を。

ある日の早朝。
日が昇っているはずなのだけど、うす曇なので、静かな朝、という感じ。
遠くでカッコウの鳴き声がする。
「カッコー……カッコー……」
早朝にカッコウの鳴き声。これで湖畔であればなお雰囲気が出ていてオッケー。
ちなみに、カッコウの鳴き声をアメリカンコミック風に書くと
”KAKKOOOOOOOOH……!!”
あの、太字で画面いっぱいにどーんと書いてある、あれね。まあ、意味はないけど。

おいらは、パソコンをいじりながらそのカッコウの声を聞いていた。
ゆずは、洗面所でコンタクトを入れている。
と、ちょっとおなかが動いて”BOOH!”と。
うまい具合にカッコウの声の間に。
「カッコー……”ブ”カッコー……」
いいタイミングだったので、思わずおいらは爆笑。
「カッコウ…ブカッコウ…」
格好、不恰好。
大笑いしていたら、いつのまにか、よそ行きの服に着替えて居間に戻ってきていたゆずにクビを閉められましたとさ。
おしまい。



2002年05月22日(水) 癒しの休日

今日はお休み。
今日は埼玉の森林公園に行ってきました。
まあ、目的は散歩。
森林散策と、ハーブ園を見て、かえってきましたが、ずいぶんリラックスできました。
もう、せみが鳴いていたのにはびっくり。といっても、「ジー……ジー……」と、ほとんど電池の切れかけのサイレンのよう。まだ寒くて、準備運動の最中、という感じでした。
うちのカブトムシどもを放す下見も兼ねていたのですが、クヌギの木に樹液は出ていましたが、まだ、自然のカブトムシが羽化した目安になるカナブンがいなかったため、時期的に早いのでは、とかんがえ、まだしばらくうちで面倒見ます。

その後、生まれて初めてユニクロで買い物しました。
ユニクロといえば、訳のわからないCMであれば大抵ユニクロのCMだといっておけばまず間違いない気がします。まあ、どうでもいいけど。
そこで、おいらのジーンズを一本、スラックスを一本、ゆずはスラックスを二本買いました。
普通の人は、ウエストとすその長さだけを見ればいいのですが、おいらの場合、ももが太いため、ウエストとすその長さが正しくとも、ももがぴちぴちになる可能性があります。そのため、偉い時間がかかった(^^;

その向かいにあるオートバックスに行ったのは、ゆずのハンドルカバーを買うため。
しかし、直径37.5のハンドルカバーがなかったので買わず、その代わり、おいらのずっとほしかったドライビンググローブ(指貫)を買いました。
3000円の買い物。
ドライビンググローブ、いいですね。
指を離すと、掌がハンドルに当たっていても、ハンドルがうまい具合に滑ってくれます。指を当てると、ハンドルはきちんと手の中におさまり、うまく捜査することができます。
うーん、買ってよかった。
問題は…。おいらの手がグローブのように分厚いため、脱着に時間がかかりすぎます。
いくらフリーサイズと言っても、掌の分厚さまで計算したものではないようです。
ぐはっ!(**)



2002年05月21日(火) 親戚?先祖?祖先?

午後一時は昼寝の時間。
おきててもいいんだけどね。これから夜遅くまで働くことを考えると、寝ていたほうが得策。
何しろ、昼間、おばあちゃんが無線番のときは起こしにきてくれるけど、夜のはげの場合は起こしにこない。事務所で大声張り上げて呼ぶだけ。扉閉まってたらきこえやしないっつーの。んでもって、反応がなければ怒るんだから、世話ない。というか、あほ。
昼婆夜禿…というのが、うちのガス馬車御者の通常ローテーション。

さて、今日も毎日のごとく寝ていたんだけど、来客が。
おいらの番だったので、おいらが乗せる。
久しぶりのよい天気で、遠くの山がはっきり見える。ここ数日曇天だったせいもあり、思わずその話を客にする。その山は、はれていても見えない場合もあるからね。空がガスっていた場合は特に。
お客とのコミュニケーションをとる最初の取っ掛かりは天気。
で、話していくうちに、とんでもないことがわかった。
このおじいちゃん、八十なのだけど、その血統にびっくり。
爺ちゃんの二十八代前の親戚…というよりは、祖先?いや、先祖か…が、なんと日本史で有名な人物、新田義貞のはとこだった、というのだ。

新田義貞と言えば、鎌倉幕府の北条高時を滅ぼした武将。
歴史上非常に有名な人物でございます。もちろん、近所の出前蕎麦屋さんがその名前を冠するのもその時代背景ゆえ。(しらねえか(^^;)

そのはとこというから、当然鎌倉幕府の討伐にも参加している。そのはとこは、鎌倉討伐後、細谷と言う地名をもらって、細谷を名乗るようになった。
その人も細谷さんと言う人だった。
土地は、農地改革(1960年)以前までは、二万五千坪以上あり、近所にも数百世帯の親戚が住んでいたという。
財産もあったことだろう。

でも、それよりも何よりも、第二次世界大戦に借り出された友人のほとんどが死んでしまったことの方が嫌だと言う。いまだに夢に見るというから、とんでもないことなのだろう。
齢八十だとすると、関東大震災も体験している。といっても、一歳とか、そういう年齢で、だけども。
乗せている時間は数分だったけれども、日本史を勉強しなおしたい衝動に駆られるお客だった。



2002年05月20日(月) 怠慢

この前、ガンのテレビを見た。
最先端の抗がん剤を使いたいのにもかかわらず、保険適用にならないので、金銭的に使うことができない。また、認可されていない薬を使うと、以後の診療全てが保険適用外になってしまうのも、最先端の抗がん剤を使えない理由になっている。
病院側の負担が大きくなるかららしいが。その抗がん剤がグローバルスタンダードであるのにもかかわらず。

こういう問題は、医療に限ったものではない。
リフォームのインチキ業者の跋扈にしても、違法なリフォーム会社を取り締まるような、法整備が進んでいないかららしい。作ったころはそれなりに意義があったのだろうが、時代が変わったのにもかかわらず、法律を全くいじっていないせいで、結果的に時代遅れになってしまっている。

それはガス馬車御者にも言えること。
今の時代、客は馬鹿みたいにいないのだ。
それを、初乗り660円で、営業区域を決めていて、などと、古いことをやっていては、ガス馬車会社はつぶれてしまう。
仮につぶれなくともなり手がいなくなる。
年金生活者しかなれないような職業では、話にならない。

今回の総領事館の事件にしろ、国の怠慢が非常に目立つ。
やる気あるのかな。
それとも、日本を崩壊させるつもりなのか。
ぜひとも話を聞きたいところだ。偉い人に。



2002年05月19日(日) 仕事復帰

明日から、カマを掘られて療養中だったガス馬車御者が復活する。
わざわざ、明日から復活せんでもいいのに…。
どうせ、仕事なんかないんだからさ、数少ない仕事を分け合うことをしなくても、彼の場合は、休業補償が出るのだ。
にもかかわらず、出てくるというのは、どういうつもりなんだろう。
どうせ、この親父も、短い客には無茶苦茶態度悪くて、遠い客にはにこにこしているという、古いガス馬車御者独特のいやらしさを持っている。

会社も、何で、手を打たないのかね。
こういうのを聞いてしまうと、非常にやる気がうせる…。
転職を考えているも、求人広告を見てもあまりいいものが入っていない。
どうするかねえ・・・。



2002年05月18日(土) 心霊番組

心霊番組があったりすると、最近必ず見るようにしている。
小さいころにはやった「あなたの知らない世界」シリーズは怖くて全く観ていなかったんだけれど。

興味本位、といったら、他に表現の仕様がないのだけど、世の中を全て知りたいおいらとしては、そういう世界がどういうものなのか、納得したかったりする。

それは置いておいて・・・。
取材などで、話が盛り上がってきて、いよいよその衝撃的なシーン…というときに、必ず仕事が入る。
というか、仕事が入らなかったためしがない。

・衝撃の心霊写真
・ロケでの超常現象に遭遇
・心霊現象の因縁
・心霊現象に出会ったときの対策

その他、知識として持っておいたほうがいいのかな、というときにかぎって、仕事に出るのだ。
待っている順番が最初であろうと、三番目であろうと、電話が鳴って仕事に引っ張られるのだ。
一度など、一番おけつについていたにもかかわらず、指名で呼ばれたこともある。
こう何度も続くと、世界がおいらにそういう知識をもたれたくないのではないか、というかんぐりが出てしまう(考えすぎ(^^;)

家ではゆずがめちゃくちゃ拒絶するから見れないし…。
なんでなんでしょ??



2002年05月17日(金) 乗車拒否

本日、お客からクレームの電話があった。
なんでも、乗車拒否があったらしい。
しかも、話を聞いてみると、「おじさん」らしいのだ。
まさか…。職場はそういう雰囲気に包まれた。
まさか、あのおじさんが、乗車拒否などするはずがない。
ガス馬車御者に対しての物腰もやわらかいのに、お客に対する物腰がやわらかくないはずがない。
どうも、断ったときの言葉づかいもやわらかかったらしいけど、一体なぜ断ったのか…。

おじさんには結局直接聞けずじまい。
なんか、理由があったのだろうか。



2002年05月16日(木) 充実した一日

本日九時過ぎに家を出て、ゆずの出張先である藤岡の下見をする。
その後、気が向いたので長瀞(ながとろって読めませんでした(TT))へ行く。
そこで、岩畳を見ながら、鮎定食をいただく。
この鮎定食がうまかった。
とろろをかけて食べるご飯と共に、おいしくいただきました。

食事の後は、岩畳の散策。
散策には六十センチくらいの棒は必需品。
池の中の藻をどかしたり、落ち葉をかき混ぜたり、手の届かない花を手元に引き寄せたり。
ゆずはばちばち写真をとっていました。
おたまじゃくしもカエルになりかけが増え、そろそろ初夏かな、と思わせる。
おそらく、今日より少し遅ければ梅雨に入り、それが終われば炎天下。
とてもではないが散歩できる状況ではない。
次にいい陽気で散歩しようと思ったら、秋口でしょうな。
というわけで、ラッキーだったかもしれない。

その後、家に帰り、チェイサーのオイルを交換。
トヨタのお店は、オイル交換に百円をプラスすると、お手軽十項目点検をやってくれる。
なんとなく、いつもはそれを選ぶのだが、今日はそれが功を奏した。
なんと、左後輪に釘が刺さっていたと言うのだ。
しかも、ほんの少しずつだが、もれているらしい。
修理をしてもらったが、いつもガス馬車御者に乗せているお客さんの勤めているお店と言うこともあって、なんと彼がパンク修理代サービスしてくれた(^^
うれしいねえ。
でも、それ以上にその日にタイヤ調査しなければ、道端でタイヤがつぶれていたかもしれない。幸運だった。

しかも、今日の夕食はカレー(^^
うーん、よい日だ(^^



2002年05月15日(水) プロデューサー

昨日、某会館から番組プロデューサーを乗せる。
純粋に気になったので聞いてみた。
演歌歌手になりたいという人間は増えているのか減っているのか、を。

彼いわく、演歌歌手になりたい人間は増えているそうだ。
しかし、能力があっても機会がない、という。
いい曲を作ってもらっても、消費者の耳に届かなければ意味がない。
逆に、人気が出ても実力が伴わない歌手も多いと言う。
人気がバロメーターとはいえ、実力が伴わない人が出てくるのは嫌だ、と彼は嘆いていた。

視聴率偏重とも重なるところがあって、彼自身耳が痛いという。

芸術面が営利のみにはしると、見るも無残な結果になるなあ…。



2002年05月14日(火) 心頭滅却しても暑いものは暑い

午後一時から二時半くらいまでは、とにかく暇。
最近、仕事は特に暇なのだけど、それとは関係なしに、この時間は暇。

というわけで、おいらたちは大抵寝てます。
で、今日も例外なく寝てました。
しかし、今日は暑かった。
ひたすら暑い。
なんでだろう。
確かに、うちの事務所は安物なので、暑さをさえぎる設備とかはない。
でも、それにしても暑すぎる。
真夏であればわかる。
しかし、真夏でないのに暑い。
夏であれば、外に出たほうが暑いのだが、今日に限っては、外のほうが涼しい。
なぜ!!?

おいらは暑くて寝返りを打っていた。
全身汗みずくで寝ていた。
あまりにも暑いので、本来この時期に入れないはずのクーラーを入れようと立ち上がる。
すると、エアコンは動いている。

しかも暖房で(−−;
暑いわけだ。
しかも、おいらは温風が直撃。
むう、知らなかったとはいえ、よく寝ていたものだ。
その後エアコンにして、快適に眠りましたとさ。



2002年05月13日(月) どういう乗り方?

本日、あるすし屋さんに呼ばれる。
そこで乗ったのがよっぱらいのじーちゃん。
何を言っているのか意味不明だったが、目的地だけはわかったので走り出す。
と、よく聞いてみると、目的地も違っている。
目的地は、最寄の繁華街かと思ったら、本当に最寄の場所だった。
二十メートル。道路をまたいですぐのところ。
820円。
ま、仕事ですから。
いいですよ?
けど、それじゃあまりにもおかねのむだじゃないかい?
道路渡るくらい、自分の足で歩いたら?と思ったのはおいらだけじゃないだろう。
でも、足元がふらついているから、道路歩いて渡るの危ないかもね。

乗っけた時間ほんの十数秒。
二十メートルで、820円。
いい仕事なんだか、悪い仕事なんだか…。



2002年05月12日(日) 党員

本日、某駅から観光にきたおじさんと若いあんちゃんを乗せた。

うちの近所は、歴史上の人物の発祥の地&挙兵の地なので、それを見にくる客が多いのだ。
おじさん、結構よく知っていたところをみると、かなりの勉強家らしい。
対する若い安ちゃん、お前は一体何をしにきた?
車の中ではねてて、史跡の前でも入り口のところでボーとしていて。

最後、お客が降りるときに、お金を受け取るために振り返ると、背広に人が二人鈴を取り合っているような、会社でいえば社員章をつけていた。
これは、ムネオハウスを作らせた人がいた政治団体ではないか。
ということは、この人は党員?
議員バッチはつけていなかったから、ひょっとしたら、ただの党員か、はたまた秘書かはわからんけど、その団体の人のようだ。

しかし、観光できたくせに、領収書をもらうということは、政党に請求するつもりか?
公私混同では?(−−;



2002年05月11日(土) 理不尽な比較

本日土曜日。
ということは、会社関係の仕事はほとんどなく、飲みに行く人を繁華街に連れて行く仕事がメインとなる。

Aさんと言うお客。
結構乗ってくれる常連さん。しかも、繁華街にのみに行くときしか使わない。まあ、通常車に乗れる人であれば、そういう乗り方をするのは当たり前といえば当たり前。
しかし、あまりガス馬車のことはわかっていない。

昨日、『おじさん』が、Aさんをつれて、繁華街に行った。
Aさんが行きたいというお店は、『おじさん』は知らなかったので、無線で聞いてたどり着いたという。そのとき、Aさんも道順についてはあまり詳しくなかった。そのため黙って乗っていたという。

で、今日。
Aさんが、今日も同じ店に行くという。
おいらもその店には行ったことがなかったので、無線で確認する。
おいらも無線どおりに走り、目的地まで後十数メートルのところまで到達する。
無線の指示通り直進すれば、つくはず。しかし、その位置ではまだお店の看板は見えていなかった。
突然、Aさんが
「あ、この道じゃない。一本北だ」
無線で走っているため、おや?とは思ったが、おいらも正確な場所を知らない以上、お客の言うとおり走らねばならないと思って、いうことを聞く。
ところが、それが悪かった。
一本北の道に行っても、ない。東西に走るが見当たらない。
もう一度無線で聞くと、先ほどの場所でよかったのだという。
おいらは慌てて車を戻し、Aさんが行きたがっていたお店の前につけた。

降りるとき、Aさんはこういう。
「入社五日目のおじちゃんは、一回の無線で行き着いたのに、入社一年半たつあんちゃんが、一回の無線で行き着けないってのは駄目だねえ…」

ちょっとまて。
おいらは、無線どおりに走って、目的地まで後従数メートルのところまできていたのだ。
それを、お客のあんたが別の場所だ、というから、逆らうわけにも行かず、ガス馬車を動かしたのだ。
しかし、その結果間違っていた。んで、元の場所に戻ったのだ。

確かに、無線は『おじさん』より、一回多く使ったよ?
でも、誰のせいで使ったと思ってるねん!
そういう比較は止めようよ。気分悪くなるしさ!

PS

『おじさん』は、うちのガス馬車会社で17年やっているベテラン。
でも、異動してきたので、あまり近所のことはわからない(メインストリートはわかる)。
そのため、お客に聞くときは「はいったばっかりなんですよ」という風にいうと、お客は「しかたねえな」ってかんじで教えてくれるので、当り障りなく道を聞ける、という話を聞いていたので、入社五日目、ということにしたらしい。
それも、今回のトラブルをよりめんどくさくした理由の一つでもある。
まあ、おいらも「はいってまもないんです」テクは結構使うので、あまり責められないんだけどね(爆)



2002年05月10日(金) お見舞い延期

今日は、お休みだったので、おいら一人だけ実家に帰るはずだった。
ゆずは仕事でしたので。

ところが、風邪が悪化したため、自宅にて療養。
でも、暇だったので、スパイダーマンを見にいこうと思い立つ。
CM観てて面白そうだったしね。
ところが、実は上映開始は明日から。
先行上映は全席指定。だめじゃん(^^;

というわけで、コンタクト購入一週間検診を受けただけ。
あとはずーっとサッカーゲームしてました。
実は、買ったのはFIFA2002。PS2バージョン。
このシリーズ、最初の作品ができが悪かったので、それ以降手をつけていなかった。
それはKONAMIシリーズの実況ウイニングイレブンシリーズも同じ。
おいらは、実況ワールドサッカーシリーズしかやらない人間だったのだ。
しかし、そのシリーズも2000を機に徐々に質が落ちていく。
今じゃ、最悪のゲームだといっても過言ではない。
なにしろ、選手が自分の思うように動かないのだから。

面白いサッカーゲームを、と思い、わらにもすがる思いで買ったのが2002.
けど、これが正解だった。おいらが駄目だと思っていた点が全てといっていいほど修正されていた。後はキーコンフィグがきちっとできれば文句なかったのに。

ゆずを病院に迎えにいき、夕食をとった後、某店でウイニングイレブンのテストゲームをやったが、やはり駄目だった。
買わなくてよかったな、と思ってしまった(^^;

今日はぐーたらに過ごしただけでした。



2002年05月09日(木) 上司の退職

おいらが前に勤めていたいんちきSE会社。
おいらはここでみっちりと社会人としてのノウハウを叩き込まれた。
ここの会社が、というよりは、ある上司の下でやったおかげで、だ。

ビジネスのメールの書き方。
自分にはどうやっても責任が降りかかってこないように仕事をせよ、という作業スタイル(いい加減にやれ、ということではなくて、どういう風に全体が転んでも自分の元には責任がこないくらいに完璧にあらゆる状況を想定して作業せよ、といういうこと)

その上司が退職したという。
ちょっとびっくりした。
その上司といろいろ話していて、彼から話を聞いたのだが、彼はその会社での人生設計をきっちり立てていたという。
その彼が退職を決断したということは、かなり大きな心境の変化があったということだろう。
一体、彼に何があったのか。

彼が退職した後、おいらがいた頃に会社にいた人間は、半数以上が辞めたことになる。
今の世の中、一つの会社にずっといるってことはめずらしいことだけども、それでも彼の場合は驚きだった。

やっぱ、残業120overが六年も、七年も続いているとね…
おいらは、三年でダウン(爆)
今は静岡で奥様と元気にされているそうだ。
まあ、元気なのは良いことですけどね。

おいらも、生涯設計考えちゃうよなー。
ずっと群馬にいるわけでもないだろうし。
ゆずが今の病院辞めたら群馬にいる意味もないし。
どうするかなー。



2002年05月08日(水) かぜ?

おとといあたりから、体が重く、頭も痛くなっていた。
うちのばーちゃんが入院したから、波長が似ているおいらにも影響が出た、だとか、普段やってないサッカーをやったから、体調が悪くなったんだ、とか。(たった二分の出場で、それはありえないだろう(^^;)

そのご、更に体調が悪くなる。
頭が全体的に痛く、体の節々が痛い。
たまに足とか手がしくしく痛む。
こりゃ完全に風邪だわ。
というわけで、風邪薬を飲んで、今日は一日中事務所で寝てました。
仕事をして、事務所で寝て。
事務所で寝て、仕事をして。

こういう勤務ができるのはガス馬車御者ならでは。
ラッキーといえばらっきー。

でも、早く直ってほしいなあ。



2002年05月07日(火) 通報の是非

本日、相変わらず早朝ウォーキングを実施。
サッカーが終わってから、とりあえずまたウォーキングに戻したのだ。
ウォーキングのルートには、ゆずの病院の駐車場も含まれる。
ゆずが、アコゴンこすっていないかのチェックの意味合いもある(笑)

今日もそのルートを通っていると、一台のフォレスターを発見。
フォレスターは、スバル製のミニバンに近い車。
その車に違和感を覚え、近づく。左後部座席の窓が開けっ放しになっているのだ。
よく見ると、破片が下に散乱している。
どうやら、車上あらしに遭ったらしい。
ゆずに、病院の駐車場はよくやられるよ、という話を聞いていたので、直ぐに運転席の脇をチェックすると、カーナビがあったらしい痕跡と、ニッパーで斬られた配線が何本か垂れ下がっていた。

とりあえず警備員に通報しようとするが、電話でゆずに止められる。
「どうせ、疑われるのが落ちだからやめておけ」と。
確かに、病院の駐車場にわけのわからん男がいたら、それだけで疑われる可能性は大きい。
ということで、おいらはそのまま放置して帰ることにした。

しかし、くやしいよね。
善意、というか、正義の気持ちで連絡しようとしているのに、通報した人間が疑われるとは。

大分前のなんにゅうで書いたレイプ未遂の話も、まさにこれ。
トラブルに巻き込まれたくなかったら、見ぬふりをしろ。
そんな理不尽なことがあるかい。
でも、これは警察が悪いんじゃない。
会社が、そういう善意の行動で何かしら損害をこうむった人間を保護する事をしないからだ。

交通事故で人がはねられていようが、それを介抱することで会社を遅刻したとしたら、これは注意の対象になる。
今回のレイプ未遂事件にしても、警察に報告すれば、参考人として呼ばれる。
その際に、会社側は何の保証もしてやらない。
駅のホームで暴行を受けていても、殆どの人が見てみぬふりをするのは、巻き込まれるのが嫌だから。
巻き込まれて、損害をこうむるのは自分だから、だろう。
助けてあげることで、怪我して会社に出れなくなって、上司に怒られるのは助けた人間なのだ。

おいらは提案したい。
何か事件があったとき、その事件にいい意味でかかわった人間は警察に証明書を発行してもらい、それを提出したら、会社側はそれなりの保護措置を講じるようなシステムを作ったらどうか。
そうすれば、見てみぬふりもへるだろう。
ひょっとしたら、駅のホームで無残に命を散らせる人も減っていたかもしれない。

一部の正義感をもって行動する人間が1番被害をこうむる世の中は間違っている。
おいらはそう思うのだが・・・。



2002年05月06日(月) 自然治癒

うちのばあちゃん、どうやら峠は越えたようです。
CTで見えた白い陰、徐々に小さくなっているようです。
5/8まで入院後、退院。
リハビリをする様子。

しかし、人間の体は不思議だよね。
脳から血が出たら、たすからなさそうなイメージがあるけど、発見が早かったせいか、助かった。
しかし、その一方で、健康のためにりんごを食べていたりすると、糖尿病になったりしている。

車にはねられても無傷の人がいる一方で、ストレスで発狂する人もいる。

一体、人間の体は頑丈なのか、もろいのか、よくわからん…。
さらに、人間の精神的な状況によってもその強度が変わってくるから、厄介だ。
人体の本質というのも、永遠のなぞかもしれない。



2002年05月05日(日) その後…

うちの母親の話によると、まだ様子見でなんともいえないようす。

しかし、今この段にあって、何かがおきたら、どういう手順で動けばよいのか考えている自分が嫌。

こういうのは打算的とはイワンのだろうが…

さて、うちのガス馬車会社、また不穏な動きが。
新しく配属された二人目もやめるという話が出始めている。

はげっ!きさま、どう責任をとるつもりだ!!?



2002年05月04日(土) 昇竜凋落

本日は、新宿のホテルで目覚める。
その後すぐにうちの実家へ。
家に着く直前、母の日用のカーネーションを購入。
実家に行き、お土産のケーキとカーネーションを渡す。
その後、うちのばあちゃんの世話を手伝う。
で、帰宅。

おいら的には、親の役に立てたという思いと、ちとゆずとうちの両親が打ち解けてきた、という思いがあって、大満足。

ところが、その後事態は急変。
ばあちゃんが、脳卒中で日赤に運ばれたというのだ。
状況は不明。
現在電話待ち…。



2002年05月03日(金) 久しぶりの楽しみ

本日、二連休一日目。
この日の予定は、13:00〜15:00までサッカー。その後、17:00〜…飲み会。

サッカーは、以前からちょくちょく出入りしているサッカー部。
しかし、ゆずに群馬へ拉致されてから、参加回数が極端に減っている。
数えるだけでも…

・11月合宿

位のものだろう。数えるまでもないって?あと、ちまちま一、二回いっているが、いついったか忘れた。
さて、このサッカー。
おいらは、非常に楽しみにしていて、早朝ウォーキングを、この日の一週間前からはサッカーの自主トレに当てていた。
といっても、三十分ほどボール蹴っ飛ばしてくるだけだけど。
朝練の最初のころは、体が動かない。
というか、動かないどころのさわぎではない。
今まで痛くなったことのない筋肉が痛くなってしまったのだ。
太もも外側。ちょっとこの辺の話は以前のなんにゅうにかぶってしまうのでかかないけれども。
練習をして一週間。
最終日になってくると、以前の感覚が戻ってくる。
といっても、現役のころ、というよりは、社会人になってちょっとボールにさわっていたころ、の話だけど。
…で、当日。
道混んでました。
大渋滞。プラス、寝過ごし。そのせいで、大幅に到着が遅れる。
遅れるなんてもんじゃない。
ついたのは、グランド貸しきり時間終了十五分前。
グラウンドが、神奈川のみなとみらいということも不幸の一つだったかもしれない。
群馬からみなとみらいまでは…東北道→首都高→(ホテルにアコゴン置いて)新宿→(埼京線)渋谷→(東横線)→桜木町。
おいらの予想では、三時間でつくはずが、ほぼ六時間。
かかりすぎ。

さて、前面人工芝のこのグラウンドは、よかった。
けれど、試合に出たのは終了二分前。
それでもね、ボールに触れたのはよかったっす。
その日は左のトップで出たのだけど、右からのロングボールをDFと競り合い、中へセンタリング。二本目は、こぼれだまを振り向きざまボレーシュート。
ボールはゴールの左二十センチ横をすり抜けていったけど、高さ的にはOK。
これだけでじゅうぶんっす。
というか、これ以上やっていたらばてたかも。
でも、物足りないおいらは、その後行われたフットサルにも十分間出る。
その後、飲み会に移動。

この飲み会は、山奥大学悪がき三人組+ゆず+「COOLBOY'Sかあちゃん」の五人で行われました。
この悪がき三人組。
高校が一緒で、なぜか大学も一緒だったにもかかわらず、高校の話題がとにかく出ない。ことごとく出ない。やっぱり出ない。高校の教師のことはおろか、校舎の事、イベントのこと、その他もろもろ、まったく記憶にないといって過言ではない。
出る話は、予備校の話、大学の話、社会人の話。
いかに不毛な高校生活だったかを理解してもらうには十分すぎる展開かもしれない(笑)
なんと、飲み会が終わった時間は、23:00。
途中、おいらが悪い酔いしたりしたけど、非常に有意義で楽しい時間でした。
ゆずと、COOLBOY'Sかあちゃんを友人関係に持っていくというおいらの目論見は見事に成功しました。
家族ぐるみの付き合いしたかったしね。
更に、草津温泉旅行も、企画だけは練りました。
ああ、楽しみ♪
その日は、新宿にホテルを取って、ご宿泊。



2002年05月02日(木) 人事異動の弊害

今日、一人のガス馬車御者が会社をやめました。
朝きたら、はげのテーブルの上に退職願が。
そうか、やっぱり、はげの異動が気に入らなかったか。
考えてみれば、はげが自分の手元から、自分の嫌いな人間を遠ざけるためだけに行われた人事。
その人の特性や経験などはまったく加味されていない。
「おじさん」も、最近、やめたい、やめたい、と言うようになった。
やはり、今までやったことのない仕事は、六十歳の老体には負担以外の何物でもない。
このままでいくと、嘱託の社員はどんどんやめていくことになるだろう。
新しくガス馬車御者が入ってくるとしても、まともに仕事ができるようになるのは半年から一年以上かかる。
他のガス馬車御者がどんどんやめると、会社は回らなくなる。
そのとき、はげはどうやって責任をとるつもりなのだろうか。

社長よ、早くはげを罷免しろ。
それが一番の方策だ。



2002年05月01日(水) 限られた命をどういきるか

本日、朝最初にこなした仕事が、病院往復だった。
お客の家の前につけると、首輪をつけているが綱をつけていない犬が、車の前にひょこひょこ出てくる。
なんだろうと思ったが、そのままお客を待つ。犬は、こちらの様子をうかがいながら、お客が出てくるはずの集合住宅の敷地の中に入っていった。
ややあって、お客が出てくる。このお客は、よく飲み屋に連れて行くおじいちゃん。
今日は病院というのは、ちょっと意外。
病院を往復後、また集合住宅の前に車をつけると、犬が迎えにきた。
どうやら、お客の犬らしい。
お客がガス馬車から降りると、犬はゆっくりと駆け寄り、二、三回尻尾を振り、飼い主を見上げ、短く甘い声でうなる。
お客は、頭を軽く撫ぜ、そのままゆっくりと奥の集合住宅へと歩みを進めた。
犬は、そのお客の歩みの邪魔をすることなく、後につき、ゆっくりゆっくりと奥に入っていった。

おいらは、その様子を見ていて、ああ、この犬と飼い主は、長年連れ添った夫婦みたいだな、と思ってしまった。
最近熟年離婚が増えている中で、こういう夫婦が一体どれほどいるのだろうか、と考え、なんかほのぼのとしたいいものを見せてもらったな、という気になっていた。



…と、夜。
再びそのお客から呼び出しがかかる。
今回は恒例ののみらしい。
と、気になる一言が。
「あの犬、いるでしょ?あの犬が生きている間は生きていたいんだよね……」

どういう意味だろう。
おいらがその真意を正すと、彼は、食道がんで余命が半年なのだそうだ。
びっくり。
そういえば、前々から、胸がいたい、心臓が痛い、といっていたっけ。
ゆずに聞いたところ、すでに食べることができないのであれば、だいぶ進行している、とのこと。
彼は医者に行ったわけではないが、体調から全てをさとっているのだという。

彼は三年前に、悪性の脳腫瘍をとった。
その際、医者に、今回は運良く取れたが、三年後にまた足にむくみがきたりしたら要注意だ、といわれていたようだ。
そして、実際に足にむくみがきた。加えて食べることができない。
実は、今日の朝の病院は、ガン検査の申し込みだったのだそうだ。
彼ははっきりいった。今回病院に行くのは、痛みをとめるのと、正確な余命を知るためなのだと。

飲みにいくのは、痛みを紛らわせるため。
しかし、そんなもので痛みがまぎれることはない。
すでに、ガンは彼の楽しみすら徐々に奪い始めていた。

「犬のためにはできるだけ長く生きていてあげないとね」
おいらにとって、そう声をかけることが精一杯だった。
お前は後半年で死ぬ、といわれた人の気持ちなど、わかるはずがない。
頭ではわかっていても、心で理解できないだろう。
彼は、自分自身が後半年でこの世を去ることに、後悔はないようだった。
心残りは、あの犬…。

会社の社長をしていたが、愛人の問題で家族離散。その後会社も倒産し、集合住宅の一員として今を暮らしている彼。
その人生は、おそらくおいらには想像もつかないことだったろう。

ガス馬車御者をやらなければ知らなかったような一つの人生が、一つの局面を迎えようとしている。


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彩葉 [MAIL]

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