2007年08月18日(土) |
JY: クラブ選手権 全国大会 京都サンガ戦 |
ジュニアユース: 07年08月18日 (土) 11:00開始 Jヴィレッジ スタジアム adidas CUP 2007 第22回日本クラブユースサッカー選手権 (U-15) 大会 準決勝 対 京都サンガF.C. U15 ※40分ハーフ 天候: 曇り
[前半] 清水エスパルスジュニアユース −−−−−−−−井出−−−−−−−− −−深澤−−中原−− 荻 −−片井−− −−−−田代−−石原−−成田−−−− −−−−−−松田−−柴原−−−−−− −−−−−−−−遠藤−−−−−−−−
−−−−−−−−宮吉−−−−−−−− −−伊藤−−−−山下−−−−駒井−− −−−−−−山田−−西岡−−−−−− −−槍田−−植田−−梅田−−岡井−− −−−−−−−−村下−−−−−−−− 京都サンガF.C. U15
37分、京都、清水の攻撃を凌ぐと中盤底から細かく繋いで中央左寄りの伊東へ。更に左に振ったパスでLB槍田が攻め上がる。RB深澤がマークするため釣り出されると、その背後へとパスを送った。これに反応したLH伊藤が疾走、清水もMF石原が内側を追走するが、伊藤は腕のタックル合戦に力で押し勝ち、石原を薙ぎ倒して方向転換、左側からPA内に突入する。左足で狙い澄ましたシュートが右ポストを直撃、跳ね返ってゴールに吸い込まれた。0−1
京都サンガ 清水エスパルスジュニアユース 8(4) シュート 4(1) ×遠藤、×成田、×深澤、○松田 2(0) 右クロス 2(0) ×田代、×成田 4(1) 左クロス 5(1) ×片井、×成田、○片井、×片井、×柴原 2(1) 右側CK 3(2) ×成田、○成田、○成田 0(0) 左側CK 3(1) ×柴原、○柴原、×柴原 0(−) 犯OS 2(−) ・松田、・松田 1(0) ファウル 4(0) ・田代、×荻、 ・片井、・松田
[後半] 清水エスパルスジュニアユース (70分〜) −−−−−−−−井出−−−−−−−− −−坂口−−中原−− 荻 −−深澤−− −−−−田代−−石原−−村上−−−− −−−−−−柴原−− 原 −−−−−− −−−−−−−−影山−−−−−−−−
−−−−−−−−宮吉−−−−−−−− −−石黒−−−−国領−−−−家城−− −−−−−−山田−−西岡−−−−−− −−槍田−−植田−−梅田−−岡井−− −−−−−−−−村下−−−−−−−− 京都サンガF.C. U15 (75〜80+1分)
58分、清水、警告: 片井 59分、京都、中盤中央でMFがボールを落ち着かせ、右サイドに流す。加速しながらボールを受けたRH駒井がドリブル開始。内側を併走するLB片井だが徐々に距離が離れ、体を入れて自分の前に押し入ろうとする駒井の背中に、たまらず体重を預けたところ、既にPA内。駒井は潰れ、片井に警告、PKが与えられる。これを山田が低いボールできっちり蹴り込み、0−2 59分、京都、交代: 山下→国領 62分、清水、交代: 遠藤→影山
65分、京都、DH山田が右サイドに捌き、駒井のドリブル。今度は斜めにPA内へ突入するが、追走する片井とCBとでサンドし、シュートを撃たせない。駒井は斜めに横断する形でPA内左奥まで移動し、外側を向いたままスピードダウン。と、ここで左足から右足に切り返すと同時に体を開き、瞬間、右足シュート。清水は虚に突かれるが、運良くゴール左ポストを直撃する。が、勢いよく当たったボールはPA外まで転がり、そこに走り込んだ山田が15Mシュート。体勢を崩していたGK井出は反応できず、0−3 65分、清水、交代: 松田→村上 66分、清水、キックオフからMF成田が左サイドを縦に水を運び、中央に戻してMF村上が繋ぎ、バイタルエリアでFW柴原へパスを受ける。受けた柴原、前を向いた姿勢からまず反転。後方へパスの選択かと思えば更に反転し、対面DFを交わして縦へ。守備の厚い京都、すかさず進路を塞ぐが、柴原は尚も反転、続けて振り向きざまに突如、トーキックでシュート。GK村下、反応が遅れるが幸いにも右ポスト直撃、が鋭くFW影山が駆け込み、ゴールに押し込んだ。1−3 66分、清水、交代: 片井→坂口 (坂口RB、深澤LB)
70分、清水、交代: 成田→原 (村上MF、原FW) 71分、京都、交代: 駒井→家城 75分、京都、交代: 伊藤→石黒 80+1分、京都、交代: 宮吉→畑田
京都サンガ 清水エスパルスジュニアユース 8(4) シュート 2(1) ×柴原、◎影山 5(2) 右クロス 5(0) ×松田、×田代、×村上、×中原、×田代 1(0) 左クロス 5(0) ×成田、×成田、×成田、×成田、×原 1(1) 右側CK 1(0) ×成田 1(0) 左側CK 1(0) ×柴原 4(−) 犯OS 2(−) ・遠藤、・柴原 5(1) ファウル 6(2) ・遠藤、・成田、×片山、×深澤、・成田、・原
●個人的MVP 柴原 誠 ●個人的MIP 田代 諒、井出 裕也
京都の布陣は4-2-3-1とも、4-3-3とも。SBは殆ど上がらずにスペースに蓋をし、ダブルボランチがバイタルエリアに鍵を掛け、トップ下の山下もしばしば守備のヘルプに戻った。中央に起点を作れない清水はサイドに展開するが、クロスを跳ね返され、前半だけでCKを6つ奪うがそれも跳ね返される。唯一の決定機は30分、柴原が個人技で中央で起点になり、松田へスルーパスを通したものだった。一方、引いて守る京都の攻撃はロングボール中心になるが、田代・石原ら中盤の守備が生命線の清水には、むしろ有効な攻撃だった。逆サイドのスペースに駒井や伊藤が必ず待ち構え、スピードでロングボールをものにする。彼ら2人が引いてる時すら宮吉が一人で脅威に。清水DF陣は彼らの圧力に抗しきれず、ミスを犯して自ら試合を難しくしていた。そして前半終了間際の37分、この試合で2、3回しかなかったLB槍田の攻撃参加から、伊藤が強引に突破し、京都が先制して前半を終える。そして、後半になると攻めるしかない清水に対し、スペースを得た駒井は水を得た魚。更に2点を追加され、清水は柴原の個人技で1点を返すのが精一杯だった。
●大会総評 大会を通じて4-3-3を採用。大まかな役割分担としては、田代が奪う、(石原が繋ぐ)、成田が運ぶ、柴原が決めるというものがあったが、前の6人は非常に流動的。特に守備面では各自の担当するスペースを設けず、流動的に6人が前から前からプレスを掛け、奪い次第、速やかに攻撃に移行して一気に仕掛ける。ボールを奪えば前に残っていた選手が裏を狙い、クサビが入った時は前線でキープしている間に後方から次々に他の選手が追い越す波状攻撃。ドリブルを多用することもあって強引な印象が強かったが、自分たちが主導権を握った際の攻撃力は圧倒的だった。
だが、システムの完成度はおせじにも高いとは言えなかった。MF3人が奪いに前へ出るので、そこを交わされると中盤がぽっかり空いてしまい、相手に長い距離をノープレッシャーでボールを運ばれたり、そのスペースへロングボールを通されたりして、カウンターを食らう。或いはMF3人が守りに入って中盤から上がらなくなると、前に残るFW3人との間の大きなスペースでクリアボールを相手に拾われ、波状攻撃を許した。攻撃でもボールは1つである以上、波状攻撃に動揺せずにきっちりチャレンジ&カバーをしているチームには限界があり、柴原のようにチャレンジの1枚目もカバーの2枚目も抜ける選手ならともかく、強引にドリブルを仕掛けて止められ、前述のカウンターへと繋がることが多かった。
しかし、それでもこれで良かったと私には思えるのである。何故なら、相手のミスを待つのではなく、自分たちからボールを奪いに行き、自分たちから仕掛けてゴールを奪う姿勢こそ、育成年代で最も重要なことだと考えるからだ。選手の役割分担が曖昧だったのも、育成を考えればむしろ長所。田代を中盤の底に、成田を左サイドに、柴原を相手ゴール前に固定した方が負けにくいチームになっただろうが、流動的なシステムでは田代がドリブルで仕掛け、成田が中に絞ってスルーパスを出し、柴原が戻って守備に加わる。得手不得手を考慮せずに様々な経験を積んだことは、今後戦術的なサッカーをやる上でも必ず生きてくるだろう。監督が戦術で勝たせるのは、勝利至上主義のプロの舞台でこそ。加藤監督は、よく我慢したと思う。
●選手寸評 (身体情報他は大会パンフレットのとおり ※エスパルス公式HPから不変) 01:井出 裕也 GK 92.07.15 172/68 6試合437分間出場 172cmとGKとしては小柄な井出だが、高さに課題を抱えることは殆どなかった。空間把握能力に長け、ボールの落下地点に機敏に移動することで身長の不利をカバー。その能力は立体空間以上に平面空間で発揮され、相手の長いパスが通るのを未然に防いでいた。また、キャッチング技術の安定感は特筆もので、更にキャッチしてからのキックは精度・判断共に一流、しばしば攻撃の起点として機能した。課題を感じたのは、むしろ横の動き。速いボールを逆サイドに撃たれた時に腕が届ききれない時があり、狭い角度をファーに抜かれての失点が散見された。
02:浅見 優喜 DF 92.10.01 180/59 2試合 23分間出場 SB起用では攻撃参加、CBでも相手の前に出てのクリアに積極性を示し、足の速さを証明していた。
03:石原 崇兆 FW 92.11.17 162/51 6試合423分間出場1アシスト チームの勝敗の鍵を握った石原。前からタックルを仕掛ける田代に連動して幅広く動き、こぼれたボールを拾って確実に次へ展開する、重要な役割を担っていた。更にそれ以外の役割まで果たした試合…、元FWらしいドリブルでボールを前に運んだり、小兵ながら機敏に相手の懐に潜り込んでボールを奪ったりした試合では、大勝を収めている。逆に石原のところでボールを奪えなかった試合では、否応なく苦戦を強いられた。田代から独立してなお、石原が重要な役割を完遂できるかが、冬への宿題だろう。
04:遠藤 聖也 MF 92.04.29 171/55 6試合324分間出場2ゴール1アシスト 4-3-3と中盤の薄い清水にあって、遠藤は横幅広く前線からプレスを掛け、最も汗をかいていた。いざボールを奪うと、他のFW同様にスピードを活かして裏を狙うわけだが、遠藤にしか果たせなかった役割にポストプレーがある。前からボールを奪えなくなったとき、遠藤が長身 (登録は171cmだが、175cmはありそう) を活かしてキープし、追い越す味方にパスを落とせるかが、厳しい試合の勝敗を分けた。浦和戦ではMVPの働き。一方、ボックス内で強引に、しかし正確かつ強力なシュートを撃つ点では物足りなさも残り、今後経験を積んで、よりFWらしく成長することを期待したい。
05:荻 祐也 DF 92.11.05 178/69 6試合450分間出場 フル出場。大会当初は相手のカウンターに対してずるずる下がるような対応が多く、低調だったが、相手が強くなるにつれて調子も上向きに。どうも楽な展開に集中力を切らす癖があるようだが、逆に言えば集中力が高まる相手には安定したプレーを見せる。空中戦の強さ、特にヘディングの飛距離については言うまでもないが、大型DFの印象に違ってスピードがあり、ドリブルを挑む相手にも正面からきちんと対応していた。また、そのロングキックで攻撃の起点にもなっており、声で味方を鼓舞するなど、実はプレー幅が広い。
06:小野田史也 MF 92.06.28 173/63 2試合 44分間出場 2試合ともFWで出場。パス回しで絡む回数は少なかったが、フィジカルの強さを活かし、ボックス内での存在感があった。
07:片井 寛喜 DF 92.07.27 171/60 6試合416分間出場 対人守備に強さを発揮。相手の体と自分の体の間にボールがある状況の下では、どのように仕掛けられようが、抜きに掛かる相手の体を確実にブロック、はね除けてしまう。高さも速さも水準以上。守備面の安定さに比べると攻撃面では目立たなかったが、ここぞの場面ではセットプレーでの高さや、1対1で前に向かう速さで貢献した。だが、なまじ競り合いに強い分、相手が1対1を避けてスペースに飛び出したとき、遅れて体で止めてしまうことがあり、それが不幸にも大事な準決勝…京都戦のPKへの伏線に繋がっていた。
08:村上 舞人 MF 93.05.30 160/51 3試合100分間出場 開幕戦は緊張が見られ、ややパスのタイミングが拙速に過ぎる時もあったが、よく前に動いて顔を出し、テンポ良くパスを散らしてリズムをつくっていた。要所を捉えてボールも人も動かすセンスの良さと、判断の速さはさすが。
09:坂口 翼 MF 92.05.31 163/59 5試合194分間出場 生まれついてのスピードに加えて足下から離れないテクニックを備え、ドリブルで縦に抜ける能力は戦術から独立した価値を持つ。途中交代で試合の流れを変えるのに重宝された。一方、縦のスペースを塞がれた時、その突破力故に、流動性を求める周囲に対して擦れ違いを生むときもあった。
10:柴原 誠 MF 92.04.23 165/53 5試合365分間出場5ゴール4アシスト 対戦する相手全てに厳重に警戒された柴原。5得点のうちPKが3つ、流れの中でのゴールは1点だけと、数字だけを見ると物足りなさも残る。だが、自由にできるスペースと時間が著しく限定される中、完璧なトラップで刹那に足下に収め、高速ターンから向きを変え、2歩目の加速でかわすと3歩目で置き去りに。165cmと相対的に小柄になってきたが、そんな選手が厳重に警戒される中、確実に繋ぎに入るのだから恐れ入る。緒戦の富山北戦のFK、浦和戦のスルーパス、京都戦のドリブルシュートと、苦しい展開でこそ結果を出すのも本物の証拠だ。
11:仙北屋 陵 MF 92.10.02 170/50 2試合 27分間出場 FWでの起用。サイドに盛んに流れ、外から中へ得意のドリブルで切れ込むプレーを見せていた。
12:田代 諒 FW 92.04.15 177/60 6試合450分間出場3ゴール1アシスト その昔、当Jrユース出身の菊地を「スーパー明神」と呼ぶ声があったが、田代は新たな系譜を切り開くのかもしれない。奪い、運び、繋ぐという地味な作業を一試合通して繰り返す。中学生の時点で本家を越える180cmの体に恵まれながら、豊富な運動量と厳しい体の寄せは本家譲り。田代が突破される場面は、大会通して皆無だった。そんな田代を、前からの守備と奪ってからの速攻に参加させる現システムは、田代の成長のためには実に有意義。大きい体を未だ使い余し、個人突破や高速プレー中の精度に問題を残すが、数十Mの長い走り込みと、サイドから仕掛けてのクロスで攻撃貢献している。
13:中原 伸尚 DF 92.04.14 170/61 6試合450分間出場 大会緒戦から常に正しい選択を繰り返し、安定したパフォーマンス。集中力を切らすことなく、状況に合わせた周囲との適切な距離感を保っていた。チームが前掛かりになっている時は広いスペースを担当することになったが、鋭く前に出てボールを刈り取ることで、カウンターの危険を未然に防いでいた。SBで起用された熊本戦では、本職CBとは思えない果敢なオーバーラップを見せている。一方、荻とは逆に強引な仕掛け、特に空中戦に脆さを見せるときもあり、とりわけ京都戦の宮吉の「強さと上手さ」には苦しんでいた。
14:成田 恭輔 DF 92.05.02 170/60 6試合386分間出場2ゴール7アシスト 7アシストの数字が雄弁に語る活躍。遠い位置からでも「悪魔の左足」を振るい、速くキレのあるクロスやプレスキックをゴール前に供給しただけでなく、中央に絞れば前線の飛び出しを見て即妙にスルーパスを送り、決定機を創出した。だが、それ以上に所謂「水を運ぶ」仕事が重要で、低い位置から「悪魔の左足」で一気に前線にパスを通したり、囲んだ相手を抜き去るや高速ドリブルで一気に前線まで駆け抜けた。ただ、FW起用された時間帯ではやや期待はずれ。無理に左足に持ち替えようとして時機を逃すなど、臨機応変のプレーに課題を残した。
15:深澤 諄也 DF 92.05.06 171/55 6試合442分間出場1ゴール1アシスト 清水FCではトップ下もやっていたように、攻撃面にも持ち味のある選手なのだが、前の6人が入れ替わり立ち替わり攻撃参加する戦術上、4バックの1人として攻め上がる機会はあまりなかった。それでも基本に忠実なトラップ・パスを活かした安定した繋ぎ、アーリークロスで影ながら貢献。守備でも判断に長け、先にポジションに入っては空中戦の跳ね返しが的確で、地上戦でも体幹の強さで侵入を許さなかった。唯一苦手としたのが、クイックネスに秀でた相手。体を当てて相手の体勢を崩しながら、そこから再加速されて振り切られる場面が何度か見られた。
16:鈴木 教真 GK 92.04.28 172/70 1試合 13分間出場 熊本戦に出場。セットプレーのピンチが2度ほどあったが、危うげなく切り抜けた。
17:藤田 大志 MF 92.04.14 174/57 2試合 17分間出場 富山北戦と湘南戦に出場。中盤から両サイドの奥までダイナミックに動き、終盤落ちた全体の運動量を補充した。
18:前澤 甲気 DF 93.03.21 164/58 1試合 1分間出場 僅かな出場時間に留まったが、その僅かな時間に前澤らしい柔らかいパスを供給、得点にも絡んでいる。
19:松田 侑真 FW 92.05.28 162/54 6試合258分間出場3ゴール 着実に点を積み重ねて、決勝トーナメントからはスタメンの座を奪い、全試合に出場。小柄な身長を考えると前線で体を張ってポストになるには苦しく、また単独突破を仕掛ける回数も少なくて、消えている時間帯も長かった。だが、幅広く動いて着実にパスを受け、テンポ良く捌いて試合にリズムを作ると、DFの裏を常に狙っていた。飛び出しつつダイレクトで合わせながら、吹かさずにサイドに低く流し込むシュート技術は一級品。
20:三渡州舞人 FW 92.11.28 180/64 21:瀧川 翔 GK 93.04.12 170/67 21:犬飼 智也 DF 93.05.12 170/57
23:影山 貴紀 FW 93.04.30 167/63 4試合114分間出場3ゴール 2年生勢では最長の出場時間。3得点は周囲のお膳立てあってのものだが、決めなければいけない場面できっちり決めたのは立派。ゴール前での身体能力の高さと冷静さが光った。サイドに流れての個人突破もあり、FWらしさを見せた。
24:片山 紳 MF 93.04.11 152/45 1試合 1分間出場 恐らくボールタッチなし。よって評価不能。
25:原 優真 FW 93.08.23 163/61 2試合 14分間出場 3トップの一角として出場。サイドに開き、ドリブルで勝負する姿勢は見ていて気持ちが良かった。守備にも献身的。
おまけ:各チームの先発 ●東京ヴェルディ 3-1 柏レイソルU-15 東京ヴェルディ1969ジュニアユース −−−−−−−−松澤−−−−−−−− −−大木−−牧野−−木鈴−−荻原−− −−−−−−−−渋谷−−−−−−−− −−−−山浦−−小林−−南部−−−− −−−−−−相馬−−高木−−−−−−
−−−−−−宮本−−山嵜−−−−−− −−−−仲間−−−−−−鳥山−−−− −−−−−−相馬−−熊谷−−−−−− −−鈴木− 上之園 −池田−−石田−− −−−−−−−−増川−−−−−−−− 柏レイソルU-15
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2007年08月16日(木) |
JY: クラブ選手権 全国大会 ブレイズ熊本戦 |
ジュニアユース: 07年08月16日 (木) 11:00開始 Jヴィレッジ Pitch 5 adidas CUP 2007 第22回日本クラブユースサッカー選手権 (U-15) 大会 準々決勝 対 ブレイズ熊本 ※40分ハーフ 天候: 晴れ
[前半] 清水エスパルスジュニアユース −−−−−−−−井出−−−−−−−− −−深澤−−中原−− 荻 −−片井−− −−−−田代−−石原−−成田−−−− −−−−−−坂口−−松田−−−−−− −−−−−−−−遠藤−−−−−−−−
−−−−−−清田−−川崎−−−−−− −−−−本田−−−−−− 城 −−−− −−−−−−宮崎−−坂本−−−−−− −−末上−−森本−−畑本−−松本−− −−−−−−− 大岩根 −−−−−−− ブレイズ熊本
11分、清水、中盤左サイドで持ち上がったLB片井がサイドチェンジ。MF田代が中央右寄りでパスを足で落とすと、すぐ近くのMF石原がダイレクトで右サイドに流す。スペースを駆け上がるRB深澤は、ボールに追いつくやダイレクトでアーリークロスを入れた。一気にPAファーサイド、沈むボールをFW松田がしっかり左足のボレーで押し込み、1−0 19分、熊本、警告: 川崎 25分、清水、中盤中央左寄り、競り合いの中で石原が体を張ると、入れ替わってボールを前へ持ち運んだMF成田が独走。一気に30Mほどを縦突破、PA左横から高速のクロスを入れる。だが、DFが足でカット、したはずがクリアミス。隣にいた松田への絶好の落としとなり、松田は余裕で持ち直して、ゴール右へ蹴り込んだ。2−0
37分、清水、相手の左CKをGK井出が前に出てパンチング。PA手前にポジショニングしていた坂口が頭で押し出すと、後方から追い越してきた成田が受けてカウンターへ。中央右寄りを50Mほどを一気に縦へ踏破し、縦を塞がると中へ進路を転換、そして左足35Mミドル。ゴール左上へ巻き込まれ、3−0 40+1分、清水、中盤の競り合いから抜け出たボールを石原が前へ繋ぎ、成田の元へ。成田はドリブルの構えを見せるが、ここは中央に横パス。相手ボランチがPAまで下がっており、その前のスペースに走り込む田代、30Mミドルを放った。しかし、PA内の人口密度が幸い、シュートブロック。が、なおもプレー後の田代の反応は速く、こぼれたボールを自ら前に出る勢いままに、再び20Mシュート。低いボールが密集地を抜け、ゴール右に突き刺さる。4−0
ブレイズ 清水エスパルスジュニアユース 5(2) シュート 10(8) ○松田、◎松田、○成田、○遠藤、×坂口、◎松田、○片井、×松田、◎成田、◎田代 3(0) 右クロス 6(2) ×深澤、×坂口、◎深澤、×田代、○坂口、×松田 3(2) 左クロス 10(2) ×遠藤、×片井、○片井、×成田、×遠藤、×片井、×片井、×石原、×遠藤、○片井 0(0) 右側CK 1(0) ×成田 2(1) 左側CK 3(0) ×成田、×成田、×成田 2(−) 犯OS 2(−) ・遠藤、・坂口 7(0) ファウル 8(0) ・松田、・坂口、・松田、・坂口、・坂口、・松田、・中原、・片井
[後半] 清水エスパルスジュニアユース (67分〜) −−−−−−−−鈴木−−−−−−−− −−深澤−−浅見−− 荻 −−中原−− −−−−坂口−−村上−−田代−−−− −−−−− 仙北屋 −松田−−−−−− −−−−−−− 小野田 −−−−−−−
−−−−−−成松−−本田−−−−−− −−−−川崎−−−−−− 城 −−−− −−−−−−上田−−坂本−−−−−− −−末上−−森本−−畑本−−松本−− −−−−−−− 大岩根 −−−−−−− ブレイズ熊本 (61〜72分)
40分、清水、交代: 成田→村上、遠藤→小野田 40分、熊本、ポジションチェンジ: 川崎LH、本田FW 45分、熊本、交代: 宮崎→上田 54分、清水、交代: 石原→仙北屋 (村上MF、仙北屋FW) 61分、清水、交代: 片井→浅見 (浅見CB、中原LB) 61分、熊本、交代: 清田→成松 67分、清水、交代: 井出→鈴木 69分、清水、警告: 深澤 72分、熊本、交代: 川崎→梶山
ブレイズ 清水エスパルスジュニアユース 2(1) シュート 8(4) ×田代、○片井、○田代、×小野、×松田、○小野、×深澤、○小野 2(0) 右クロス 6(1) ×深澤、○仙北、×深澤、×深澤、×深澤、×坂口 0(0) 左クロス 7(2) ×片井、○石原、×村上、○田代、×田代、×中原、×松田 1(0) 右側CK 0(0) 2(0) 左側CK 2(1) ○石原、×村上 1(−) 犯OS 2(−) ・坂口、・仙北 6(2) ファウル 7(1) ・田代、・石原、・松田、・深澤、・松田、・仙北、×荻
●個人的MVP 成田 恭輔 ●個人的MIP 中原 伸尚、松田 侑真
柴原抜きの清水は開始6分、FW川崎に左サイドを破られてPA内突入を許し、ゴール直前での左クロスをDFクリアしきれず、ファーに流れたところにフリーのRH城が待ち構える絶体絶命の場面。が、城のシュートを速やかにポジショニングを直したGK井出が弾いて、万死に一生を救う。それからは石原・田代というフィルターがボールを支配し、遠藤を起点、成田を突破口として、更に両SBも積極的に攻撃参加する波状攻撃を仕掛けた。折からの酷暑で20分過ぎから熊本は清水の流動性についていけなくなり、呼吸をするように決定機を量産。ゴール前で粘っこい守備を見せた熊本も、終了間際に成田・田代の圧力に耐えきれずに0−4。前半で勝負は決まった。後半は控え選手中心となったが、右に深澤、左に片井 (中原)、そして中央に田代と守備は盤石。49分の川崎のシュート以外にピンチはなく、最後まで攻めきって勝利を収めた。
おまけ:各チームの先発 ●ガンバ大阪 2-3 東京ヴェルディ ガンバ大阪ジュニアユース −−−−−−−−田尻−−−−−−−− − 山千代 −河浪−− 金 −−山田−− −−−−−−水野− 小田原 −−−−− −−−−望月−−−−−−大森−−−− −−−−−−原口−−川岸−−−−−−
−−−−−−相馬−−小林−−−−−− −−−−渋谷−−南部−−高木−−−− −−−−−−−−牧野−−−−−−−− −−荻原−−木鈴−−高野−−大木−− −−−−−−−−松澤−−−−−−−− 東京ヴェルディ1969ジュニアユース
2007年08月15日(水) |
JY: クラブ選手権 全国大会 浦和レッドダイヤモンズ戦 |
ジュニアユース: 07年08月15日 (水) 11:00開始 Jヴィレッジ Pitch 3 adidas CUP 2007 第22回日本クラブユースサッカー選手権 (U-15) 大会 ラウンド16 対 浦和レッドダイヤモンズジュニアユース ※40分ハーフ 天候: 晴れ
[前半] 清水エスパルスジュニアユース −−−−−−−−井出−−−−−−−− −−深澤−−中原−− 荻 −−片井−− −−−−田代−−石原−−成田−−−− −−−−−−柴原−−松田−−−−−− −−−−−−−−遠藤−−−−−−−−
−−−−− 鈴木大 −清水−−−−−− −−矢島−−−−−−−−−−小峯−− −−−−−−広瀬−−若井−−−−−− −−西山−−岡本−−町山− 鈴木悠 − −−−−−−−−中島−−−−−−−− 浦和レッドダイヤモンズジュニアユース
03分、浦和、細かく繋いで左に開いたLH矢島が、CH広瀬との小さいワンツーで加速してドリブル開始。左横からPAへと突入するがRB深澤もついていき、体を寄せてスピードを落とさせる。だが、両者体勢を崩したところから矢島がグイと前に出て突破、角度のない位置から右足でファーサイドに突き刺し、0−1 05分、清水、MF田代の右クロスを浦和CBがクリアするが、PA前にクリアしたボールを田代が中に絞って拾う。そのまま中央へ持ち出すと、PA右へとスルーパス。FW遠藤が背中でCB岡本を後ろに押し出し、体を前に入れて抜け出そうとしたところ、岡本が後ろから押し倒してPK。キッカーは柴原。GK中島が先に飛んだのを見て、きっちり残った足の先に蹴り込み、1−1
19分、清水、警告: 石原 24分、清水、MF成田からサイドスペースに流れたFW松田にパスが出るが、相手に潰されて左CKに。柴原のキックはニアの成田に合うが、相手DFに当たって宙に舞う。それを田代が競り落とすと、PA内左にいた遠藤が左足ダイレクトで合わせ、更にゴール直前の成田が押し込んだ。2−1 30分、清水、警告: 柴原
浦和レッズ 清水エスパルスジュニアユース 5(4) シュート 3(2) ◎柴原、×田代、◎成田 0(0) 右クロス 5(0) ×松田、×田代、×柴原、×田代、×柴原 1(1) 左クロス 4(0) ×成田、×成田、×成田、×柴原 0(0) 右側CK 0(0) 1(0) 左側CK 3(2) ×柴原、○柴原、○柴原 1(−) 犯OS 1(−) ・松田 11(2) ファウル 11(1) ・遠藤、・片井、・松田、・石原、×田代、・柴原、・柴原、・柴原、・片井、・田代 ・中原
[後半] 清水エスパルスジュニアユース (66〜76分) −−−−−−−−井出−−−−−−−− −−深澤−−中原−− 荻 −−片井−− −−−−田代−−石原−−成田−−−− −−−−−−柴原−−影山−−−−−− −−−−−−−−遠藤−−−−−−−−
−−−−− 鈴木大 −磯部−−−−−− −−矢島−−−−−−−−−−清水−− −−−−−−広瀬−−若井−−−−−− −−西山−−岡本−−町山− 鈴木悠 − −−−−−−−−中島−−−−−−−− 浦和レッドダイヤモンズジュニアユース
45分、浦和、交代: 小峯→磯部 (清水RH、磯部FW) 51分、清水、警告: 荻 57分、浦和、警告: 町田 66分、清水、交代: 松田→影山 75分、浦和、密集地を強引に突破を図り、最後はFW鈴木大のロビングからFW磯部がRB片井に体を預けながらターン、たまらず片井が背後から押し倒してファウル、FKが与えられる。PA直前20M、右75度、鈴木大が左足、低いボールで壁の左横を通してゴール左隅に流し込み、2−2 76分、清水、交代: 影山→原
80分、清水、成田のショートパスを足下に受けたFW柴原がトラップ、反転から加速して3人の囲みを突破。なおも粘るCB町山のファウルを受けながらも (このファウルで町山は警告、退場)、左足片足残してスルーパスを送る。連動して抜け出した遠藤、ドリブルで持ち出し、一つ早いタイミングから左足で流し込むと、前に出ていたGK中島の右を抜け、緩いスピードのままゴールへと転がり込んだ。3−2 80分、浦和、警告: 町田 80分、浦和、退場: 町田 80+3分、清水、退場: 柴原
浦和レッズ 清水エスパルスジュニアユース 8(5) シュート 3(2) ×遠藤、○柴原、◎遠藤 3(1) 右クロス 4(0) ×成田、×成田、×深澤、×田代 4(1) 左クロス 1(2) ×原 3(1) 右側CK 0(0) 0(0) 左側CK 0(0) 1(−) 犯OS 1(−) ・柴原 7(3) ファウル 9(1) ・成田、・深澤、・中原、・遠藤、・柴原、・成田、・片井、×片井、・柴原
●個人的MVP 遠藤 聖也 ●個人的MIP 深澤 諄也、成田 恭輔
開始早々、昨年もやられた矢島の突破から先制点を許すが、清水もすぐに得意の波状攻撃の流れで同点に追いつくと、その後は渋い展開に。清水がボール支配率で上回り、サイドから攻めようとするが決定的に崩すには至らない。浦和は遠い位置からミドルで狙って活路を見出す。24分、セットプレーの二次攻撃から清水が逆転、その後もやや清水優勢のまま折り返した。後半早々、今度は浦和がセットプレー、ショートCKから鈴木大が左足で右クロス、FWが落としてRH清水がヘディングを放つが、DFが頭で掻き出した。MF3人が守備に下がり、FW3人が前線に残るため、セカンドボールをその間で拾われ、攻められ続ける。しかし、深澤が相手のキープレイヤー、矢島を後半完全に抑えたのが効いて、決定的なシュートは34分、田代のクリアがブロックされて左30度フリーのCB岡本が放った場面ぐらい (GK井出がキャッチ)。その間、カウンターの好機に抜け出した成田や柴原がシュートミスしていた清水は36分、FKを直接ねじ込まれて追いつかれてしまう。昨年同様、今年も延長戦かと思われたが、柴原のスルーパスから今度は遠藤が飛び出して再リード。4分14秒のロスタイムを凌いで、準々決勝に駒を進めた。
おまけ:各チームの先発 ●湘南ベルマーレ 1-2 横浜 F・マリノス 横浜 F・マリノスジュニアユース −−−−−−−−椎橋−−−−−−−− −−山田−−劔持−−小林−−星広−− −−−−−−加藤−−渡辺−−−−−− −−−−松本−−−−−−星雄−−−− −−−−−−菅原−−吉田−−−−−−
−−−−−−立木−−関谷−−−−−− −−−−松田−−−−−−佐藤−−−− −−−−−−磯村−−田中−−−−−− −−堀越−− 原 −−岡崎−−渡辺−− −−−−−−−−山口−−−−−−−− 湘南ベルマーレジュニアユース
2007年08月13日(月) |
JY: クラブ選手権 全国大会 湘南ベルマーレ戦 |
ジュニアユース: 07年08月13日 (月) 13:00開始 Jヴィレッジ Pitch 5 adidas CUP 2007 第22回日本クラブユースサッカー選手権 (U-15) 大会 Aグループ 対 湘南ベルマーレジュニアユース ※35分ハーフ 天候: 晴れ
[前半] 清水エスパルスジュニアユース −−−−−−−−井出−−−−−−−− −−片井−−中原−− 荻 −−深澤−− −−−−田代−−石原−−成田−−−− −−−−−−影山−−柴原−−−−−− −−−−−−−−遠藤−−−−−−−−
−−−−−−立木−−関谷−−−−−− −−−−佐藤−−−−−−藤沢−−−− −−−−−−磯村−−田中−−−−−− −−河田−− 原 −−畠山−−堀越−− −−−−−−−−國本−−−−−−−− 湘南ベルマーレジュニアユース
ベルマーレ 清水エスパルスジュニアユース 2(0) シュート 3(1) ×田代、×成田、○影山 1(0) 右クロス 2(0) ×成田、×片井 2(1) 左クロス 4(2) ○柴原、×成田、×柴原、○田代 2(0) 右側CK 0(0) 0(0) 左側CK 0(0) 0(−) 犯OS 1(−) ・遠藤 10(1) ファウル 5(0) ・影山、・片井、・遠藤、・田代、・片井
[後半] 清水エスパルスジュニアユース (42〜57分) −−−−−−−−井出−−−−−−−− −−片井−−中原−− 荻 −−深澤−− −−−−−−田代−−石原−−−−−− −−坂口−−−−−−−−−−成田−− −−−−−−影山−−柴原−−−−−−
−−−−−−立木−−関谷−−−−−− −−−−見留−−−−−−藤沢−−−− −−−−−−磯村−−田中−−−−−− −−河田−− 原 −−畠山−−堀越−− −−−−−−−−國本−−−−−−−− 湘南ベルマーレジュニアユース (35〜51分)
35分、湘南、交代: 佐藤→見留 38分、湘南、警告: 堀越 42分、清水、交代: 遠藤→坂口 (4-4-2に変更、坂口RH、成田LH) 51分、湘南、交代: 堀越→福井 57分、清水、交代: 成田→藤田 (4-3-3に変更、藤田CH、坂口FW) 59分、湘南、交代: 藤沢→坪井 61分、清水、交代: 影山→松田 63分、湘南、交代: 立木→松田 67分、湘南、交代: 國本→山口
ベルマーレ 清水エスパルスジュニアユース 3(2) シュート 10(2) ×影山、×柴原、○柴原、○田代、×柴原、×柴原、×田代、×田代、×影山、×石原 3(1) 右クロス 4(1) ×影山、×片井、○成田、×片井 1(0) 左クロス 4(1) ○成田、×成田、×成田、×深澤 0(0) 右側CK 3(1) ×成田、○成田、×成田 0(0) 左側CK 2(1) ○柴原、×柴原 2(−) 犯OS 0(−) 5(2) ファウル 5(1) ・荻、 ・坂口、・柴原、・田代、×中原
●個人的MVP 田代 諒 ●個人的MIP 影山 貴紀、片井 寛喜
酷暑の真っ最中、13時からの試合。更に前半は向かい風に湘南の激しいプレスが重なり、低調な内容に。それでも柴原のドリブルからの田代のボレーや成田のシュート、自らの突破から影山の1対1と、個人技主体で攻めた3本のシュートは全て決定機。ポゼッションは高くなかったが、相手をミドル2本に抑えて折り返した。後半早々、湘南CH磯村にスペースを与えて長い距離を持ち運ばれ、FW立木のPA内キープから磯村のPA外シュート、GK井出が弾いたのをCH田中が詰めるが、シュートミスに救われる。だが、それから相手と同じ4-4-2に変更すると、個々が対面の選手を上回る清水が圧倒駅に攻め続け、給水までの10分間にシュート5本を放ち、CK5本を奪った。しかし、交代を挟んで再び4-3-3に戻すと、孤立しがちなSBの周囲のスペースを狙われることになり、湘南にカウンターでペースを奪われる。最後は清水としても予定調和的な勝点1で、グループ1位で決勝トーナメントに臨むこととなった。
おまけ:各チームの先発 (後半先発) ●SSS 2-4 鹿島アントラーズ SSSジュニアユース −−−−−−−−稲垣−−−−−−−− −−駒井−−和田−−葛西−−津田−− −−−−−−鈴木−−埜瀬−−−−−− −−−−伊藤−−−−−−吉田−−−− −−−−−−田中−− 禹 −−−−−−
−−−−−−中川−−平岡−−−−−− −−−−土居−−−−−−宮内−−−− −−−−−−山田−−小川−−−−−− −−田村−−植村−−藤代−−原山−− −−−−−−− 片波見 −−−−−−− 鹿島アントラーズジュニアユース
●大分トリニータ 4-1 アルビレックス新潟 大分トリニータU-15 −−−−−−−−穴見−−−−−−−− −−−−−−酒井−−渡辺−−−−−− −−内田−−−−金色−−−−廣瀬−− −−−−横山−−金川−−佐藤−−−− −−−−−−永松−−藤田−−−−−−
−−−−−−平松−−内川−−−−−− −−−−見田−−−−−−池田−−−− −−−−−−城戸−−前田−−−−−− −−石塚− 五反田 −早川−−石井−− −−−−−−−−高橋−−−−−−−− アルビレックス新潟ジュニアユース
●横浜F・マリノス追浜 3-0 セレッソ大阪 横浜 F・マリノスジュニアユース追浜 −−−−−−−−四宮−−−−−−−− −−唐津−−保田−− 浦 −−平野−− −−−−−−青野−−熊谷−−−−−− −−−−渋谷−−−−−−清水−−−− −−−−−−菅野−−小野−−−−−−
−−−−−−河田−−坂口−−−−−− −−−−加藤−−−−−−寺田−−−− −−−−−−木下−−横井−−−−−− −−横川−−佐藤−−小池−−早田−− −−−−−−−−西浦−−−−−−−− セレッソ大阪U-15
2007年08月12日(日) |
JY: クラブ選手権 全国大会 ベガルタ仙台戦 |
ジュニアユース: 07年08月12日 (日) 15:00開始 Jヴィレッジ Pitch 1 adidas CUP 2007 第22回日本クラブユースサッカー選手権 (U-15) 大会 Aグループ 対 ベガルタ仙台ジュニアユース ※35分ハーフ 天候: 晴れ
[前半] 清水エスパルスジュニアユース −−−−−−−−井出−−−−−−−− −−深澤−−中原−− 荻 −−片井−− −−−−坂口−−石原−−田代−−−− −−−−−−柴原−−成田−−−−−− −−−−−−−−遠藤−−−−−−−−
−−−−−−山内−−小松−−−−−− −−−−越後−−−−−−油井−−−− −−−−−−高橋−−永吉−−−−−− −−奥田−−遠藤−−赤坂−−阿部−− −−−−−−−−坂本−−−−−−−− ベガルタ仙台ジュニアユース
10分、仙台、警告: 奥田 16分、仙台、前に出ていたCB中原が犯したファウルで、中央やや左寄り、40MほどのFK。高橋が左足で速く、小さく巻くボールを蹴り込むと、清水DFより前へ戻りながら小松が頭で擦らす。これが上手い具合にボールの勢いを殺し、ループ気味にゴール右に吸い込まれた。0−1 24分、仙台、MF田代が入れた速いクサビがCB赤坂?に引っ掛かり、跳ね返ったボールが上手い具合に中盤中央、LH越後の足下へ。越後が反転した時点でMF石原・坂口は前に出ており、自らパス出しした田代は対応に遅れ、しかしDFラインは誰も当たりにいかず、ずるずるとリトリート。越後にみすみす20Mは持ち運ばれ、田代が追いついたところでスルーパス。右からCB荻の裏に飛び出たCH高橋が、RB片井を肩で外に押し出し、十分な体勢でシュート。0−2
31分、清水、FW柴原の左スローインをMF石原?が戻すと、柴原がPA横からカットイン。そのまま右足でシュートを放つがバーに嫌われ、ボールは右サイドに流れた。LB奥田が先に抑えたかに見えたが、FW成田が強引に体を入れ、そのまま入れ替わってボールを奪うと同時に前へ。更に足を止め、左足でグラウンダーで戻す。これをニアにいたFW遠藤が右足ボレー。狭いところを抜けてゴール右に決まり、1−2 33分、清水、成田のロングパスから、ギャップのできたDFラインの右裏にいたMF坂口が抜け出す。やや大きくなったトラップが左寄りで併走していた柴原に繋がると、柴原は飛び出したGKを見てその裏に持ち出し、自らは加速してGKを抜き去る。GK坂本、たまらず遅れて柴原の足を手で引っ掛けてPK。しかしカードなし。柴原自ら右足インサイドで速く低く正確にゴール左下隅に蹴り込み、サイドネットに突き刺した。2−2
ベガルタ 清水エスパルスジュニアユース 4(2) シュート 8(4) ○柴原、×柴原、×田代、×柴原、×柴原、◎遠藤、○成田、◎柴原 1(1) 右クロス 6(4) ×柴原、○田代、×坂口、◎成田、○坂口、○柴原 0(0) 左クロス 4(0) ×成田、×片井、×成田、×柴原 0(0) 右側CK 0(0) 0(0) 左側CK 4(0) ×柴原、△柴原、×柴原、×柴原 0(−) 犯OS 1(−) ・坂口 7(1) ファウル 6(0) ・坂口、・田代、・片井、・中原、・片井、・田代
[後半] 清水エスパルスジュニアユース (45〜57分) −−−−−−−−井出−−−−−−−− −−深澤−−中原−− 荻 −−片井−− −−−−−−田代−−石原−−−−−− −−坂口−−−−−−−−−−成田−− −−−−−−遠藤−−柴原−−−−−−
−−−−−−桑原−−小松−−−−−− −−−−越後−−−−−−油井−−−− −−−−−−高橋−−永吉−−−−−− −−奥田−−遠藤−−赤坂−−佐藤−− −−−−−−−−坂本−−−−−−−− ベガルタ仙台ジュニアユース (53分〜)
35分、清水、システム変更: 4-4-2 (成田LH) 45分、清水、LH成田が裏に入れたパスに反応し、遠藤が左サイドに流れて疾走。それを成田が追い越し、パスを受けて深く縦に抉った後、左足で速く低いクロスを入れる。PA内でフリーで受けた柴原が完璧なトラップで足下に収め、次の瞬間、左足シュート。ゴール右隅に低く突き刺し、3−2 45分、清水、交代: 遠藤→影山 46分、仙台、交代: 阿部→佐藤
53分、仙台、交代: 小松→桑原 54分、清水、LB片井が裏のスペースに放り込んだフィードに連動して、成田が加速。トップスピードで相手DFをブチ抜き、PA内に突っ込むところ、置き去りにされたRB佐藤がたまらず体を入れ、成田は前のめりに倒れる。判定はPK、キッカーは再び柴原。右足インフロントで強烈なシュートをゴール右上隅に突き刺し、4−2 57分、清水、交代: 坂口→松田 (4-3-3に変更、松田FW) 63分、清水、成田の右CK。中央に入れたボールは仙台DFがクリアするが小さく、PA外すぐ近くに落ちたボールを細かく繋ごうとしたところ、追い掛けた田代がスライディング。体勢を崩した相手から素早く石原が奪い返し、PA外中央へ顔を出した柴原へパス。と、柴原は更に右に捌く。そこでは影山が完全にフリー。落ち着いてトラップすると、右足インサイドで撃ったシュートは弱く、しかしGKの腕から逃げるように巻いて、左サイドネットに転がり込んだ。5−2 66分、清水、交代: 深澤→浅見、柴原→小野田
70分、清水、自陣左サイドで背後を向けキープする片井に対し、CH永吉が全く速度を緩めずに背中へのしかかり、当然FKが与えられる。蹴るのは成田。60Mは残す距離を一気に蹴り込み、PA中央の小野田には合わず、だが更にワンバウンドしてファーに流れると、CH田代が走り込んでおり、フリーのまま頭を合わせて、6−2 70+1分、清水、交代: 片井→片山 70+2分、清水、仙台の越後の左CKはDFクリア、更に高橋が左アーリークロスを入れるが、GK井出がきっちりキャッチする。と、素早くスローイングで反撃開始。走り出していた成田の先に届くと、成田はそのまま30Mを持ち運び、左クロスを入れる。速いボールにDFはクリアを失敗、ファーに届いて影山はフリー。再生映像を見るかのように、影山は右足インサイドで巻いたシュートを左サイドネットに転がし、7−2
ベガルタ 清水エスパルスジュニアユース 2(2) シュート 14(7) ×田代、×成田、○遠藤、◎柴原、×影山、○影山、×成田、◎柴原、×柴原、◎影山 ×石原、×小野、◎田代、◎影山 0(0) 右クロス 3(0) ×田代、×影山、×石原 1(0) 左クロス 9(2) ×成田、×片井、◎成田、×成田、○成田、×柴原、×成田、×成田、×成田 0(0) 右側CK 2(1) ×成田、○成田 1(0) 左側CK 4(2) ○柴原、×柴原、○柴原、△柴原 1(−) 犯OS 0(−) 4(1) ファウル 0(0)
●個人的MVP 柴原 誠 ●個人的MIP 成田 恭輔、遠藤 聖也
立ち上がりの清水は無理な中央突破が目に付き、どこか集中力散漫。当初は引き気味だった仙台も、何度か中央突破を阻んでカウンターを仕掛けたことでペースを掴み、まずは長い距離のセットプレーから先制。これは幸運な要素が大きかったが、反撃に出た清水はPA内でGKに倒された成田もPKをもらえず、するとMFとDFの2ラインの間にできたスペースをドリブルで持ち運ばれての2失点目を喫する。旧来の課題からの失点に少なからず動揺が見えた。だが、サイドからの攻撃と縦に速い攻撃で、前半のうちに追いつくことに成功。向かい風での同点劇で、ほぼ勝敗が見えていた。後半になると風上に立ち、4-4-2で成田を一列下げて前にスペースを与えたことで、彼のスピードが遺憾なく発揮される。微妙な判定に苛立ちを隠せなかった仙台は、その成田のスピードについていけずにPKを与えた時点で、完全に切れてしまう。その後、15分で3点を叩き込み、終わってみれば7-2。圧勝で決勝トーナメント進出を決めた。
おまけ:各チームの先発 (後半先発) ●高田FC 1-3 柏レイソル 高田フットボールクラブU-15 −−−−−−−−友井−−−−−−−− −−−−−−−−松岡−−−−−−−− −−−−内田−−岸田−−西川−−−− −−中林−武田−吉田−小川−増田−− −−−−−−−−岩崎−−−−−−−−
−−−−−−宮本−−山嵜−−−−−− −−−−仲間−−−−−−鳥山−−−− −−−−−−石田−−熊谷−−−−−− −−鈴木− 上之園 −池田−−石田−− −−−−−−−−弘海−−−−−−−− 柏レイソルU-15
●ジュビロ沼津 1-1 ブレイズ熊本 ACNジュビロ沼津 −−−−−−− 久保田 −−−−−−− −−勝又−−湯本−−佐野− 鈴木海 − −−−−−−小針−−増田−−−−−− −−−−堀江−−−−−−内田−−−− −−−−− 鈴木涼−鈴木航 −−−−−
−−−−−−清田−−上田−−−−−− −−−−本田−−−−−− 城 −−−− −−−−−−宮崎−−坂本−−−−−− −−末上−−森本−−畑本−−松本−− −−−−−−− 大岩根 −−−−−−− ブレイズ熊本
●SQUARE富山 2-1 町田JFC SQUARE富山FC Jry −−−−−−−−野村−−−−−−−− −−数土−−宮島−−山元−−広瀬−− −−−−−−岡田−−和田−−−−−− −−−−井上−−−−− 五百崎 −−− −−−−−−貫田−−今井−−−−−−
−−−−坂本−−篠原−−川越−−−− −−−−−−田中−−濱崎−−−−−− −−−−−−−−田口−−−−−−−− −−土屋−−福田−−鈴木−−中山−− −−−−−−−−三浦−−−−−−−− 町田JFCジュニアユース
●ディアマント鹿児島 3-1 京都サンガ 01ディアマント・F・C鹿児島 −−−−−−−−谷口−−−−−−−− − 上田原 −財部−−本坊−−野間−− −−−−−−山神−−内田−−−−−− −−−−久保−−−−−−安田−−−− −−−−−−本村−−山崎−−−−−−
−−−−−−−−宮吉−−−−−−−− −−石黒−−山下−−国領−−駒井−− −−−−−−−−槍田−−−−−−−− −−渡辺−−植田−−山田−−岡井−− −−−−−−−−村下−−−−−−−− 京都サンガF.C. U15
2007年08月11日(土) |
JY: クラブ選手権 全国大会 富山北FC戦 |
ジュニアユース: 07年08月11日 (土) 10:30開始 Jヴィレッジ Pitch 3 adidas CUP 2007 第22回日本クラブユースサッカー選手権 (U-15) 大会 Aグループ 対 富山北フットボールクラブ ※35分ハーフ 天候: 晴れ
[前半] 清水エスパルスジュニアユース −−−−−−−−井出−−−−−−−− −−深澤−−中原−− 荻 −−片井−− −−−−村上−−石原−−田代−−−− −−−−−−柴原−−成田−−−−−− −−−−−−−−遠藤−−−−−−−−
−−−−−−鈴木−−−−−−−−−− −−−−−−−−− 佐々木 −−−−− −−成田−−沖村−−藤城−−石坂−− −−網谷−−山田−−上野−−金岡−− −−−−−−−−黒田−−−−−−−− 富山北フットボールクラブ
17分、清水、警告: 村上 28分、清水、浮き球に対してFW成田にCH藤城がのしかかる格好になり、FKが与えられる。右75度30M、成田がボールのすぐ横に、柴原は距離を取った。すると、成田が小さく右にボールを動かしてコースをずらし、柴原がダイレクトでシュート。スピードはないが狙い澄ましたボールが170cmのGK、黒田の頭上を抜け、ゴールに突き刺さる。1−0
富山北 清水エスパルスジュニアユース 4(1) シュート 5(4) ○柴原、○深澤、◎柴原、×田代、○柴原 3(0) 右クロス 7(1) ×深澤、×村上、×柴原、×村上、○柴原、×遠藤、×田代 0(0) 左クロス 10(1) ×片井、×片井、×成田、×成田、○成田、×柴原、×柴原、×田代、×遠藤、×成田 2(0) 右側CK 0(0) 0(0) 左側CK 1(0) ×柴原 0(−) 犯OS 2(−) ・柴原、・遠藤 2(1) ファウル 4(1) ・片井、・村上、・成田、×深澤
[後半] 清水エスパルスジュニアユース (55〜66分) −−−−−−−−井出−−−−−−−− −−深澤−−中原−− 荻 −−片井−− −−−−坂口−−石原−−田代−−−− −−−−−−柴原−−成田−−−−−− −−−−−−−−松田−−−−−−−−
−−−−−−鈴木−−−−−−−−−− −−−−−−−−− 佐々木 −−−−− −−女川−−沖村−−藤城−−石坂−− −−網谷−−山田−−上野−−金岡−− −−−−−−−−黒田−−−−−−−− 富山北フットボールクラブ (55分〜)
45分、清水、交代: 村上→松田 (松田FW、成田MF) 47分、清水、右サイドからスローイン。MF石原が素早く横に投げ入れ、受けたRB深澤が斜め前に戻すと、石原がダイレクトでアーリークロスを放り込む。大きく弧を描いたボールに、ファーへ駆け込んできたのはMF田代。沈み込むところを右足アウトフロントを低く合わせ、ゴールに突き刺す。2−0 55分、清水、交代: 遠藤→坂口 (坂口MF、成田FW) 55分、富山、交代: 成田→女川
64分、清水、FW松田のパスからPA内右へと飛び出したMF坂口、勢いのままにシュートを撃つも、ニアを狙ったボールをGK黒田がはたき落とし、右CKに。キッカーは成田。速いボールを蹴り込むと、ファーの田代が頭一つ高く叩き落とす。鋭角に足下へ入ったボールをDFはクリアできず、PA内に転がったボールを深澤が蹴り入れて、3−0 66分、清水、交代: 深澤→藤田 (坂口RB、藤田MF) 69分、清水、交代: 石原→前澤、成田→仙北屋 70+3分、清水、中盤右に開いたMF前澤から、柔らかいピンポイントのクサビがPA内のFW柴原に入る。柴原は背負ったDFを回転軸にして入れ替わろうとするが、足先で運ぶボールがDFと交錯して宙へと浮いた。しかし、右サイドに流れたボールをRB坂口がフォロー。中に動いていた前澤がパスを受け、再びサイドへと斜めにパスを返す。そこに流れた柴原がフリー、速いクロスを入れるとDFクリアしきれずPA内ファーへ抜け、最後は松田が押し込んだ。4−0
富山北 清水エスパルスジュニアユース 3(2) シュート 14(7) ×柴原、○田代、×柴原、×柴原、×柴原、×遠藤、◎田代、×田代、×田代、○深澤 ○松田、○坂口、◎深澤、◎松田 1(0) 右クロス 10(5) ○田代、○深澤、×柴原、×深澤、○深澤、×石原、◎石原、×成田、×坂口、◎柴原 1(0) 左クロス 6(3) ×成田、×成田、○成田、○成田、○成田、×成田 3(0) 右側CK 5(1) ×柴原、△柴原、△成田、×柴原、○成田 1(1) 左側CK 2(0) ×柴原、×成田 1(−) 犯OS 0(−) 5(2) ファウル 4(0) ・深澤、・片井、・坂口、・片井
●個人的MVP 深澤 諄也 ●個人的MIP 石原 崇兆、井出 裕也
緒戦の固さかシュートに持ち込む回数が少なく、4-4-1-1で9人が引いて守る相手に膠着状態に。相手に釣られてMF3人同時に前掛かりになってしまい、DFラインとの間に大きなスペースが生まれ、そこでFW佐々木にボールをキープされてしまった。佐々木がキープし、その間に2列目のRH石坂らが追い越し、一度彼らにはたいてボールを戻し、佐々木がシュートを狙うというパターンで、幾度となく危うい場面を作られている。しかし、前半終盤、膠着状態を定石通りセットプレーで打破すると、後半は完全に清水のペース。運動量でも相手を上回り、流動的な攻撃で様々な箇所に起点を作り、ゴールを狙い続けた。最終的には4−0で快勝。しかし、流動的な攻撃を仕掛ける際に生まれる中盤のスペースを、どのように埋めて相手カウンターに備えるのか、FWやDFとのポジションチェンジの必要性など課題の残る試合でもあった。
おまけ:各チームの先発 (後半先発) ●愛媛FC 1-9 東京ヴェルディ 愛媛FCジュニアユース −−−−−−−− 森 −−−−−−−− −−河本−−中川−−相原−−城村−− −−−−−−−−田村−−−−−−−− −−− 伊藤星−伊藤良 −平田−−−− −−−−−−久保− 佐々木 −−−−−
−−−−−−相馬−−小林−−−−−− −−−−渋谷−−南部−−大木−−−− −−−−−−−−牧野−−−−−−−− −−荻原−−木鈴−−松下−−端山−− −−−−−−−−松澤−−−−−−−− 東京ヴェルディ1969ジュニアユース
●ジュビロ磐田 5-1 FCライオス ヤマハジュビロ磐田 −−−−−−−−千賀−−−−−−−− − 鈴木辰 −金原−−西尾−−望月−− −−−−−−太田−−森下−−−−−− −−−− 南 −−−−− 鈴木凱 −−− −−−−−−柳生−−若松−−−−−−
−−−−−−− 久保田 −−−−−−− −−−−−−原田−−北本−−−−−− −−−−辻村−−田中−−森川−−−− −−東根−−森安−−清水−−藤井−− −−−−−−−−新島−−−−−−−− フットボールクラブライオス
●川崎フロンターレ 0-1 ガンバ大阪 川崎フロンターレU-15 −−−−−−−−増田−−−−−−−− −−長野−−石河−−桑原−−中林−− −−−−−−−−中根−−−−−−−− −−苅部−−吉浜−−中島−−高月−− −−−−−−−−山口−−−−−−−−
−−−−−−原口−−大森−−−−−− −−−−川岸−−−−−−望月−−−− −−−−− 小田原 −水野−−−−−− −−山田−− 金 −−河浪− 山千代 − −−−−−−−−田尻−−−−−−−− ガンバ大阪ジュニアユース
●サンフレッチェ広島 0-2 FC東京むさし サンフレッチェ広島F.C ジュニアユース −−−−−−−−西原−−−−−−−− −−松永−−上田−−荒井−−佐川−− −−−−−− 桂 −−浜田−−−−−− −−−−早瀬−−−−−−津川−−−− −−−−−−宮原−−砂川−−−−−−
−−−−−−加部−−秋岡−−−−−− −−−−小玉−−江口−−遠藤−−−− −−−−−−−−奥村−−−−−−−− −−諸井−−廣木−−寺前−−小林−− −−−−−−−−下川−−−−−−−− FC東京U-15むさし
おまけ2:個人的大会ベストイレブン
−−−−−−−−原口−−−−−−−− −−柴原−−−−小林−−−−駒井−− −−−−−−南部−−田代−−−−−− −−槍田−−小林−−池田−−石田−− −−−−−−−−村下−−−−−−−−
村下 達郎 92.06.12 183/76 京都サンガF.C. U15 (京都パープルサンガジュニア) 石田倖太郎 92.12.25 170/57 柏レイソルU-15 (柏レイソルU-12) 池田 克己 92.04.13 178/63 柏レイソルU-15 (柏レイソルU-12) 小林 広樹 92.08.02 180/60 横浜 F・マリノスジュニアユース(SCH FC) 槍田 竜馬 92.06.02 170/57 京都サンガF.C. U15 (Forest FC 京都) 田代 諒 92.04.15 177/60 清水エスパルスジュニアユース (御殿場JFC) 南部 健造 92.08.22 170/60 東京ヴェルディ1969ジュニアユース (西八王子少年SC) 駒井 善成 92.06.06 166/58 京都サンガF.C. U15 (京都パープルサンガジュニア) 小林 祐希 92.04.24 175/60 東京ヴェルディ1969ジュニアユース (JACPA東京FC) 柴原 誠 92.04.23 165/54 清水エスパルスジュニアユース (静岡JFCサッカースポーツ少年団) 原口 拓人 92.05.03 172/56 ガンバ大阪ジュニアユース (日生中央SC)
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