2006年06月24日(土) |
プリンス東海 静岡学園高校戦 |
06年06月25日 (土) 14:15開始 エコパサブグラウンド JFA プリンスリーグU-18 東海2006 対 私立 静岡学園高等学校 ※45分ハーフ 天候:晴れ
▼試合展開
[前半] 清水エスパルスユース (〜39分) 控え:吉田、望月恭、渥美、曽根、池田、神田、佐野諒、山崎竜、藤牧 −−−−−−− 山崎晃 −−−−−−− − 望月卓 −岩本−−鍋田−−小出−− −−−−− 桑原彬 −前田−−−−−− −−小泉−−−−−−−−− 桑原卓 − −−−−−−長沢−−町田−−−−−− 38分:前田→佐野諒
−−−−−−國吉−−杉浦−−−−−− −−枝本−−−−−−−−−−刈込−− −−−−−−大塚−−藤井−−−−−− −−小川−−小坂−−藤田−−山田−− −−−−−−−−船崎−−−−−−−− 交代:なし 私立 静岡学園高等学校
9分、清水、FKを繋いで望月卓を体で跳ね除けた國吉の左30度ミドルを、山崎晃がキャッチ。すぐさまパントキックを蹴ると、町田が頭で裏に流して小泉が飛び出す。PA内右、角度のないところから跳び込んだGKの柔らかく越えるシュートを決め、1−0。
静岡学園 清水エスパルスユース 7(2) シュート 3(1) ×桑卓、◎小泉、×町田 4(1) 右クロス 1(1) ○卓馬 4(1) 左クロス 2(0) ×桑卓、×桑卓 1(0) 右側CK 1(1) ○小泉 0(0) 左側CK 0(0) 1(−) 犯OS 1(−) ・桑卓 5(0) ファウル 12(2) ・桑彬、・岩本、・町田、・町田、・小泉、×卓馬、・長沢、・前田、・鍋田、×鍋田 ・岩本、・佐諒
[後半] 清水エスパルスユース (25分〜) −−−−−−− 山崎晃 −−−−−−− − 望月卓 −岩本−−渥美− 桑原卓 − 08分:町田 →山崎竜 −−−−−−神田− 佐野諒 −−−−− 17分:桑原彬→神田 −−−−−−−−−−−−− 山崎竜 − 22分:小出 →藤牧 −−−−−−藤牧−−長沢−−−−−− 24分:鍋田 →渥美
−−−−−−國吉−−杉浦−−−−−− −−枝本−−−−−−−−−−藤井−− HT:刈込→佐野、小川→奥田 −−−−−−大塚−−佐野−−−−−− 21分:藤井→小倉 −−奥田−−小坂−−藤田−−山田−− 32分:山田→岩本 −−−−−−−−船崎−−−−−−−− 41分:小倉→松下 私立 静岡学園高等学校 (〜21分)
13分、静学、國吉?の中央突破を岩本がスライディングでカットするが、こぼれたボールを杉浦がワンタッチで倒れた岩本の裏へ小さくスルーパス。そこへ枝本が飛び出し、左足で放ったシュートがファーポストに当たってゴールに吸い込まれる。1−1。 21分、静学、ゴールキックからの速攻。PA内左に流れた國吉がキープ、岩本が応対するが急加速についていけず、半身前に出た國吉が中央に流したボールを、枝本がごっつあんゴール。1−2。 38分、清水、國吉のシミュレーションで、PA内から山崎晃がFK。藤牧がヘッドで後方のPA内へと擦らすが、小川が頭で跳ね返す。尚も愚直に頭で押し返した藤牧、受けた長沢が胸トラップから反転しようとしたところを藤田がのしかかり、PK。桑原卓が速いボールを、正確に左端へ決める。2−2。 44分、静学、清水のゴールキックを跳ね返すと、中央で受けた枝本が左へ叩く。そこへフリーで流れた國吉が正確なクロスを入れ、ファーからPA内中央へ斜めに飛び出してきた松下がヘッドを決める。2−3。 47分 (ロスタイム)、静学、清水の右CKをニアで跳ね返してカウンター。左へ流れて受けた國吉が望月卓を突破して中央へグラウンダーのクロスを入れると、走り込んだ松下がGK山崎晃と1対1。が、更に右へとパスを流し、飛び出した杉浦が無人のゴールへ蹴り込むだけ。2−4。
静岡学園 清水エスパルスユース 13(7) シュート 8(4) ×長沢、○長沢、×長沢、○神田、×神田、○長沢、◎桑卓、×長沢 0(0) 右クロス 3(0) ×卓馬、×神田、×卓馬 5(5) 左クロス 1(0) ×竜男 0(0) 右側CK 1(0) ×神田 3(0) 左側CK 1(0) ×桑卓 1(−) 犯OS 0(−) 8(2) ファウル 14(2) ・長沢、・長沢、・桑彬、・岩本、・桑彬、×小出、・神田、・小泉、・神田、・藤牧 ・長沢、・長沢、・藤牧、×竜男
試合展開は、むしろ理想的なものだった。先制点を奪い、その先制点を49分間守り続け、その間、静学に膨大な無駄走りを強いた。静学は前半から下がってボールを受ける動きと、それと入れ替わって後方の選手が前に出る動きを徹底しており、スタミナ面で清水を上回る彼らでも、酷暑の中でこれを続けるのは不可能である。清水は優位な立場にあった。
だが、自分たちの優位性に確信をもてないのが今の清水である。同点1分後の14分、佐野諒が持ち上がり、最後は桑原彬のスルーパスで抜け出した長沢がPKをもらいながら、それを決めることができなかった。長沢は名古屋戦 (A)、U-19代表と3回連続してPKを外しているが、それ自体はいい。世界でもPKを苦手とするストライカーは多いし、ましてまだ筋力が十分でない長沢である。問題なのは20分、神田、岩本、佐野諒と細かく繋いで桑原卓がドリブル突破、右にはたいて神田がDFの裏を横切る完璧なスルーパスをファーの長沢に通した場面。長沢は強烈なシュートをファーに外してしまったが、決定機をコントロールシュートで簡単に決めるのが長沢の良さのはず。自分の特徴を見失ってるように思えた。 その1分後に勝ち越しゴールを許し、この場面で小出が足を痛めて交代。24分には鍋田も担架に乗って交代し、1分後、小泉が相手陣内のファウルで警告を受けると、その異議で退場になってしまう。過信と自信喪失が錯綜して空回りするチームは、多大な労力を掛けて攻め続けて同点に追いつく意地を見せたが、最後は完全に足が止まったところを2点叩き込まれ、2−4で敗戦した。上位の静学・グランパスとの対戦で1分3敗・得失点差−7と大きく負け越した以上、ここからの巻き返しは難しいだろう。次節の浜名戦は、長沢、小泉、岩本、佐野克 (恐らく) が出場停止である。
だからこそ、残りの試合を無駄にしてはならない。今の清水は課題が目に付く、完全型にはほど遠いチーム。W杯を見て分かるとおり、今のサッカーは前の選手を追い越す動きとミドルシュートが不可欠だが、空中戦も含めて常に基準点となる長沢がいながら、彼を追い越す動きが少ない。逆にスピードに乗って飛び出してくる後方の選手を、DFラインで止めるのは至難の業であり、ミドルシュートへの対応を含めて中盤の守備に不満が残る。貴重な公式戦の場を最大限に活かして、次に繋げてもらいたい。クラブ選手権で決勝まで進めば、高円宮杯出場権を手にすることができるのだから。
▼試合結果 清水エスパルスユース 2−4 私立 静岡学園高等学校 得点:前半09分:清水・小泉 慶治 (町田 朋弥・スルーパス) 後半13分:静学・枝本雄一郎 (杉浦 恭平・スルーパス) 後半21分:静学・枝本雄一郎 (國吉 貴博・左クロス) 後半38分:清水・桑原 卓哉 ※PK 後半44分:静学・松下 綾太 (國吉 貴博・左クロス) 後半44分:静学・杉浦 恭平 (松下 綾太・ショートパス) 警告:前半31分:清水・前田 陽平 前半36分:清水・鍋田 圭吾 前半39分:清水・岩本 大 後半13分:静学・奥田 秀吉 後半25分:清水・小泉 慶治 後半25分:清水・小泉 慶治 後半33分:清水・長沢 駿 後半37分:静学・國吉 貴博 後半38分:静学・藤田 将史 後半44分:静学・松下 綾太 退場:後半25分:清水・小泉 慶治
▼選手寸評 [私撰MVP] なし [私撰MIP] 神田 和哉、鍋田 圭吾 [相手方好印象選手] 枝本雄一郎、大塚 光司
2006年06月10日(土) |
プリンス東海 名古屋グランパスエイト戦 |
06年06月10日 (土) 14:00開始 エコパサブグラウンド JFA プリンスリーグU-18 東海2006 対 名古屋グランパスエイト ※45分ハーフ 天候:曇り
▼試合展開 清水は先週の試合から怪我で離脱していた岩本が復帰。LHに桑原卓を入れ、3年生中心の布陣で必勝を期す。3年生8人、2年生2人、1年生1人。名古屋は新川が怪我で離脱、西山がその代役を務める。CBに強靱なフィジカルを誇るものの足下のミスが目立つ三宅 (U-17代表) ではなく、ユーティリティーな1年生・磯村を起用した。3年生7人、2年生3人、1年生1人。
[前半] 清水エスパルスユース (〜39分) 控え:吉田、鍋田、渥美、桑原彬、池田、神田、佐野傑、山崎竜、藤牧 −−−−−−− 山崎晃 −−−−−−− − 望月卓 −岩本− 佐野克 −小出−− −−−−−−滝戸− 佐野諒 −−−−− −−小泉−−−−−−−−− 桑原卓 − −−−−−−長沢−−町田−−−−−− 39分:滝戸→桑原彬
−−−−中田−−久保−−西山−−−− −−−−−−福島−−花井−−−−−− −−−−−−−−吉田−−−−−−−− −−後藤−−森本−−磯村−−酒井−− −−−−−−− 長谷川 −−−−−−− 交代:なし 名古屋グランパスエイト
6分、名古屋、岩本が久保をフェイントで抜いて持ち上がろうとしたのを、逆に奪う。久保は左サイドから縦にドリブル、清水DFラインがそれに合わせてリトリート (後退) したろころ、久保はマイナスのセンタリング。DFラインが下がって大きく空いたバイタルエリア、そこを埋めたのは走り込んだ名古屋の花井。遅れた清水CHを尻目に、フリーで放った低い弾道の30Mミドルがゴール左に突き刺さる。0−1。 31分、名古屋、岩本の反則で中盤左から50Mほどは残したFK。花井の蹴ったボールはPA内ファーで佐野克が頭で跳ね返すが、PA外で吉田が体でカット。即座に放ったミドルは清水DFがブロック、しかしそのリバウンドも吉田の下にこぼれ、二度目の正直の25Mミドルがゴール左に決まる。0−2。 37分、名古屋、右サイドから速攻。花井のドリブルを佐野克は小出に当たらせようとしたが、更に右外を西山が回るのを見て、自らが当たりに行く。と、花井のパス。佐野克のマークを外した久保がダイレクトでスルーパスを送り、3列目から全力疾走の福島が抜け出し、ダイレクトでゴール右へ突き刺す。0−3。
グランパス 清水エスパルスユース 6(3) シュート 5(2) ○町田、×滝戸、×長沢、○長沢、×桑彬 1(1) 右クロス 4(0) ×卓馬、×小泉、×卓馬、×小泉 4(2) 左クロス 11(1) ○桑卓、×長沢、×小出、×小出、×桑卓、×桑卓、×小出、×克彦、×桑卓、○小出 ×小出 0(0) 右側CK 1(0) ×滝戸 1(0) 左側CK 1(0) ×小泉 1(−) 犯OS 2(−) ・町田、・桑卓 3(0) ファウル 10(0) ・滝戸、・小泉、・長沢、・町田、・町田、・小泉、・小出、・町田、・岩本、・桑彬
[後半] 清水エスパルスユース −−−−−−− 山崎晃 −−−−−−− − 望月卓 −岩本− 佐野克 −小出−− −−−−−−− 桑原彬 −−−−−−− −−小泉−−−−町田−−− 桑原卓 − −−−−− 山崎竜 −長沢−−−−−− 交代:なし
−−−−中田−−久保−−磯村−−−− −−−−−−福島−−花井−−−−−− −−−−−−−−吉田−−−−−−−− −−後藤−−森本−−三宅−−酒井−− 17分:西山→三宅 (左図参照) −−−−−−− 長谷川 −−−−−−− 29分:磯村→奥村 名古屋グランパスエイト
20分、名古屋、ポストに中田を潰せず、ワンツーで花井が抜け出すが、そこは岩本が1対1に勝利。奪ってクサビのパスを桑原彬を当てるが、待って受けようとした桑原彬を追い越し、福島がパスカット。トップスピードのまま中央突破、最後はシュートをゴール左へ決める。0−4。 25分、清水、岩本が中盤に上がってスライディングでクサビをカット、それを拾った町田は素早く向き直し、大きく右にスルーパスを送る。快速を飛ばした小泉がややマイナスでクロスを入れるが、ニアの山崎竜は合わせられず、しかしファーの長沢が落ち着いてGKと逆サイドの左へ押し込み、1−4。
グランパス 清水エスパルスユース 7(2) シュート 5(1) ×克彦、×桑彬、×長沢、×町田、◎長沢 2(1) 右クロス 10(2) ×卓馬、×卓馬、○小泉、×町田、◎小泉、×小泉、×小泉、×小泉、×町田、×卓馬 1(0) 左クロス 5(1) ○小出、×小出、×小出、×桑卓、×小出 2(1) 右側CK 2(1) ○小泉、×小泉 1(1) 左側CK 0(0) 2(−) 犯OS 1(−) ・桑卓 4(1) ファウル 8(0) ・克彦、・岩本、・克彦、・克彦、・卓馬、・卓馬、・町田、・桑卓
ボールを持ったのが清水、スペースを得たのが名古屋。 サイドで上回ったのが清水、中央で上回ったのが名古屋。 相手が守りに引いた時に攻めていたのが清水、相手が攻めに前に出たときに攻めていたのが名古屋。 その差。
▼試合結果 清水エスパルスユース 1−4 名古屋グランパスエイト 得点:前半06分:名古屋・花井 聖 (久保 裕一・左クロス) 前半31分:名古屋・吉田 麻也 ※クリアカット 前半36分:名古屋・福島 新太 (久保 裕一・スルーパス) 後半21分:名古屋・福島 新太 ※パスカット 後半25分:清水Y・長沢 駿 (小泉 慶治・右クロス) 警告:前半29分:清水Y・町田 朋弥 (ラフプレー) 後半10分:名古屋・西山 洋平 (ラフプレー) 後半18分:清水Y・佐野 克彦 (ラフプレー)
▼選手寸評 [私撰MVP] なし [私撰MIP] 小出 洋孝、小泉 慶治 [相手方好印象選手] 吉田 麻也、福島 新太
2006年06月04日(日) |
JY: 練習試合 VALOR FC戦 |
Jrユース 06年06月03日 (土) 16:00開始 鈴与三保グラウンド 練習試合 対 VALOR FC ※35分×2+30分 天候:晴れ
▼試合展開 [1本目] 清水エスパルスユース −−−−−−−−長島−−−−−−−− −−加藤−−植野−−山崎−−小澤−− −−−−−−−−青木−−−−−−−− −−−−深澤−− 畑 −−山田−−−− −−−−−−関口−−櫻井−−−−−− 交代:なし
−−−−−−15−−10−−−−−− −−20−−−−−−−−−−22−− −−−−−−12−−06−−−−−− −−25−−17−−19−−33−− −−−−−−−−01−−−−−−−− 交代:なし VALOR FC
16分、清水、ロングボールを受けた櫻井が右へサイドチェンジ。深く抉った深澤のクロスをニアで畑が叩き込んで、1−0 26分、清水、櫻井が右に捌いて深澤がクロス。ファーで山田が確保、1人抜きPAに切れ込むと小さく戻して小澤、2−0
VALOR FC 清水エスパルス 1(1) シュート 13(4) ○山田、○青木、×深澤、×青木、○櫻井、×深澤、◎畑、 ×山崎、◎小澤、×関口 ×櫻井、×山田、×関口 0(0) 右クロス 13(6) ×石原、×畑、 ○深澤、○青木、○加藤、×深澤、×深澤、○加藤、○深澤、○加藤 ×加藤、×加藤、×深澤 1(0) 左クロス 7(2) ○小澤、×小澤、×関口、○小澤、×小澤、×小澤、×小澤 0(0) 右側CK 0(0) 0(0) 左側CK 1(1) ○青木 1(−) 犯OS数 3(−) ・関口、・青木、・深澤 1(0) ファウル 2(0) ・深澤、・関口
[2本目] 清水エスパルスユース −−−−−−−−長島−−−−−−−− −−加藤−−小澤−−山崎−− 荻 −− −−−−−−−−青木−−−−−−−− −−−−山田−−大島−−関口−−−− −−−−−− 畑 −−櫻井−−−−−− 26分:加藤→西川、山田→荒井、関口→本川、櫻井→石原 (下記参照)
−−−−−−−−長島−−−−−−−− −−西川−−小澤−−山崎−− 荻 −− −−−−−−−−青木−−−−−−−− −−−−荒井−−大島−−本川−−−− −−−−−− 畑 −−石原−−−−−− 27分:長島→水野
−−−−−−15−−10−−−−−− −−20−−−−−−−−−−22−− −−−−−−12−−06−−−−−− −−25−−17−−19−−33−− −−−−−−−−01−−−−−−−− 交代:なし VALOR FC
15分、清水、奪取した山田が畑とワンツーし後方に戻す。青木のアーリー右クロスのDFクリアを櫻井が打ち返し、3−0 17分、清水、バックパスをGKが蹴り出すが青木がカット、ポストに入った大島と縦のワンツーでPAに抜け右足、4−0 18分、清水、畑のボレーをGK弾き、加藤のショート右CK。青木がアーリークロスを畑が走り込みながらボレー、5−0 22分、清水、青木の対角フィードを山田が戻し、青木のアーリー右クロス、関口ボレーはGK弾くが自ら押し込み、6−0 24分、清水、青木のスルーパスに畑の反応は遅れる。が、DFも釣られてボールを見失い、結局櫻井が抜けて右足、7−0 28分、清水、左から加速した大島が石原にクサビ、石原は小さく裏へ流し、駆け込んだ本川が左足でファーへ決め、8−0 32分、清水、相手FKを山崎がカット、縦に繋ぐ。ポストに入った本川を大島が追い越し突破、左20度から決めて、9−0
VALOR FC 清水エスパルス 3(0) シュート 18(11) ×畑、 ○畑、 ○山崎、×畑、 ×畑、 ◎櫻井、◎青木、○畑、 ◎畑、 ×畑 ○関口、◎関口、×櫻井、◎櫻井、×畑、 ◎本川、◎大島、×山崎 2(1) 右クロス 16(8) ×山田、○加藤、○青木、○加藤、○山田、×青木、○加藤、◎青木、○加藤、○畑 ×加藤、×小澤、×加藤、×西川、×西川、×石原 1(1) 左クロス 4(2) ×関口、○荻、 ×山崎、○本川 0(0) 右側CK 3(2) ○青木、○青木、△加藤 2(0) 左側CK 2(0) ×青木、×青木 1(−) 犯OS数 1(−) ・櫻井 0(0) ファウル 3(0) ・関口、・青木、・青木
[3本目] 清水エスパルスユース −−−−−−−−水野−−−−−−−− −−西川−−植野−− 荻 −−深澤−− −−−−−−−−荒井−−−−−−−− −−−−石原−−櫻井−−本川−−−− −−−−−−大島−−関口−−−−−− 16分:櫻井→山田、関口→加藤
−−−−−−15−−23−−−−−− −−20−−−−−−−−−−32−− −−−−−−12−−22−−−−−− −−08−−17−−19−−33−− −−−−−−−−16−−−−−−−− 交代:なし VALOR FC
04分、清水、相手ゴールキックを石原がヘッドで跳ね返すと関口がそのまま抜け、GKとの1対1を右足で沈める、10−0 12分、清水、荻の縦パスを櫻井が受け、大きく右へ展開。サイドに開いた関口が突破、クロスをニアで大島ボレー、11−0 15分、清水、飛び出た関口がループを狙うがバー直撃、跳ね返りをDFが頭でGKに戻そうとするが櫻井が奪って、12−0 16分、清水、大島が右に捌き石原がクロス。DFがニアでカットしたが、近くの関口がすかさずファーへ蹴り返し、13−0 19分、清水、荒井、大島、本川と斜めのパスを繋いで縦に進み、最後は山田が左斜めに出したスルーパスから大島、14−0 26分、清水、山田が左からPA前横断ドリブルを見せるや、シザースでスルーパス。抜けた大島がターンシュート、15−0
VALOR FC 清水エスパルス 1(0) シュート 13(8) ×大島、×植野、◎関口、◎大島、○石原、×櫻井、×関口、◎櫻井、◎関口、○加藤 ◎大島、×大島、◎大島 3(0) 右クロス 7(3) ○石原、◎関口、○西川、×西川、×石原、×石原、×西川 1(1) 左クロス 5(0) ×深澤、×本川、×深澤、×加藤、×深澤 0(0) 右側CK 2(0) △石原、×石原 0(0) 左側CK 1(1) ○石原 0(−) 犯OS数 1(−) ・西川 0(0) ファウル 0(0)
清水エスパルスJrユース 15−0 VALOR FC
クラブ選手権静岡大会でPK戦の末に2位に終わり、惜しくもTV放送出場権を逃したJrユースは、同大会9位で惜しくも東海大会出場権 (8位まで) を逃したVALOR FCと練習試合を組んだ。田代・柴原は、U-14エリートプログラム参加のため不在である。結果は15−0の完勝だったが、個人的に注目したのは、クラブ選手権静岡大会で東海大会出場を決めた準決勝以降に採用された、4-1-3-2システム (中盤ダイヤモンドの4-4-2) だった。
この学年は初めて見た1年生の時から、連動してスペースをつくり、飛び出し、パスを出せるチームだった。執拗で愚直なサイドアタックは清水下部組織の代名詞になっているが、とかく今年に関していえば、ポストプレーとスルーパスで中央突破を目論む方が有効かもしれない。この試合、岩下監督はタイミングをズラした飛び出しの連鎖、FWやOHが縦幅を広げてスペースをつくる動き、縦のポジションチェンジなどを口うるさく指導していた。選手もそれによく応え、計100分という長い試合を「もうバテたのか!」という岩下監督の檄の下、最後まで走り回った。今後の完成が楽しみである。 戦術の鍵を握るのは、青木・鍋田・畑ら清水第八SC出身選手になりそうだ (ちなみにGKの長島もそう)。特にワンボランチを担う青木の重要性は高い。守備で体を張り、運動量も豊富だが、「ミドルパスを駆使する浩太」といった選手であり、確かにそれを用いて中盤の底から組み立てもできるが、より前でゴールに直結するパスを見たいところだ。青木が守備に忙殺されるようでは、このシステムの完成は難しい。怪我で離脱中の鍋田だが、戦術マイスターの彼はクロスに合わせるよりもポストプレーが得意なだけに、更に活きることと思う。トップ下には柴原が入りそうだが、下がって受けるのが好きな畑が柴原と縦にポジションチェンジし、ゴール前にスルーパスを通すスペースを作れるかがポイント。しかし、このポジションでは関口や櫻井も好調で、そう簡単に定位置を譲るまい。
山田と加藤の焼津西少年団出身の2人も重要だ。守備が計算できるようになった加藤は豊かな走力と精妙なクロスで、ここぞにダメを押す存在。強く、巧く、そして誰より走る山田は、4-4-2のSHよりも広いスペースと攻守に多くの役割を任されている。というより、山田のサイドに攻撃が偏りすぎるのは、むしろ課題。2本目などは山田と加藤が共に同サイドにあり、酷く右サイド偏重になった。バランスを維持するには、もう一人のSHの活躍が必要だが、比較の対象が山田なだけに、なかなか難儀な問題だ。この日、山田と同時起用されたのは深澤と関口だが、この日トップ下とFWで凄まじい得点力を発揮した大島の他、滝戸・田代あたりも候補になるだろう。 一方で守備では従来からの傾向ではあるが、逆に相手にスルーパスを通される場面が何度かあった。運動能力とクリア精度の双方に秀でた山崎の活躍で大事には至らなかったが、修正が必要だろう。しかし、そのために青木が中盤の底に固定されて攻撃参加できないようでは本末転倒であり、青木が前に出たときにSHがそのスペースをカバーできるか。山田は計算できるだけに、結局もう一人のSHがキーポイントだろう。既に候補者の名を列挙したが、この多士済々の中から誰が台頭してくるのか、胸を膨らませて待ちたい。
▼個人的好印象選手 青木 達也 (DH): 力強く体を張ったプレーでフィルター役となり、同時にスペースを立体で把握するパスで5点に絡む。 加藤 喬大 (RB,FW): 機を見た攻め上がりは長い距離を走って、馬力に溢れている。攻撃のダイナミズムを体現する。 畑 直樹 (OH,FW): もう3点は獲れた気もするが、バイシクルにスコーピオンと空中で踊りまくるエンターテナー。
2006年06月03日(土) |
クラブ選手権 東海予選 JUVEN FC戦 |
06年06月03日 (土) 14:00開始 日本平スタジアム 第30回日本クラブユースサッカー選手権 (U-18) 東海地区予選 対 JUVEN FC ※40分ハーフ 天候:晴れ
▼試合展開 静岡県大会を1位で通過した清水は、いきなり全国大会出場権 (3枠) を賭けた準決勝から東海大会に登場。日本平で開催ということもあり、Jリーグ中断中で試合観戦に飢えた数百人のサポーターが会場に駆けつけた。先発は2週間前の県大会磐田戦とほぼ同じ面子が並んだが、主将でCBの岩本が負傷欠場。166cmと小柄ながら、運動能力に長けた渥美が代役を務める。隣の佐野克も代表ではSBを任されていることを考えれば、本職SBの2人でCBを担うことに。3年生7人、2年生2人、1年生2人。 ジュベントゥーヂフットボールクラブは15年以上の歴史を持つ、岐阜県の街クラブである。数年前まではJUVENTUDEと表記していたはずなのだが、ブラジルの本家と区別するためか、JUVENと表記を変えたようだ。ちなみに会場でも誤解を生んでいたが、ユベントス (JUVENTUS) の方はラテン語。ジュベントゥーヂはポルトガル語で、共に「青春」という意味である。そんな豆知識はともかく、愛知4位のSC豊田、同2位のグランパス三好FCを連破し、全国大会を狙える位置まで勝ち進んできた。
[前半] 清水エスパルスユース −−−−−−− 山崎晃 −−−−−−− − 望月卓 −渥美− 佐野克 −小出−− −−−−−−滝戸− 佐野諒 −−−−− −−小泉−−−−−−−−− 佐野傑 − −−−−−−長沢−−町田−−−−−− 交代:なし
−−−−−−−−15−−−−−−−− −−−−−−10−−11−−−−−− −−−−14−−08−−12−−−− −−03−−07−−05−−18−− −−−−−−−−01−−−−−−−− 14分:下記布陣にシステム・ポジション変更
−−−−−−14−−15−−−−−− −−−−10−−11−−08−−−− −−−−−−−−12−−−−−−−− −−03−−07−−05−−18−− −−−−−−−−01−−−−−−−− JUVEN FC
開始2分、スローインからLB小出の高速クロスをフリーでFW長沢が頭を合わせるが、左へ外した。清水は佐野諒の配球や長沢・町田2トップのポストプレーから、小気味よくボールを回して左サイドに攻撃の起点をつくる。そして5分、CH佐野諒のサイドチェンジからRH小泉が右クロスを入れるが、GKキャッチ。しかし、そのパントキックを、相手を体で抑えたCB佐野克が左足で跳ね返した。バウンドしたクリアをJUVENの選手が跳ね返せず、裏に流れたボールへLH佐野傑が快速を飛ばす。相手を追い抜き、タッチ際から上げたグラウンダーのクロスがファーへ、しかし小泉が確保、小さく縦に勝負して折り返した右クロスをFW町田が丁寧に左へ流し込み、早々に先制点を挙げた。1−0。 先制後も攻め手を緩めない清水は8分、クリアボールをCH滝戸がダイレクトで左に叩き、長沢が巧みなトラップからクロス、町田がボレーを放つが左に外れる。9分、小出のFKが町田・長沢両名と惜しくも合わずに左CKとなると、滝戸のキックを中央の長沢が高い打点で叩き付けるが、枠左。13分、相手スローインを小出がカットしてタッチ沿いにクリア、受けた長沢は反転から右足アウトで股抜きスルーパスを送る。左に開いた町田がドリブルでPA左端まで持ち込み、中央に折り返したボールを長沢がフリーでボレーを決め、2−0。しかし、2点目直後のキックオフ、佐野克を交わした15番のスルーパスを14番が右45度からシュート、ファーへ外れた。4-3-2-1の守備的布陣で臨んだJUVENだが、ここで4-1-3-2の攻撃的布陣にシフトし、14番は15番と2トップの位置に上がっていた。清水は暫し対応に追われる。
JUVENは20分、RH8番が自陣からドリブルで持ち上がり、大きく左にサイドチェンジ。FW15番がこれを抑え、前に出てきたOH11番のミドル。GK山崎晃がキャッチする。28分にはLH10番のドリブルをCH佐野諒がカットするが、クリアを空振り。奪ったFW14番がドリブルでPA内に侵入するも、佐野克が辛くもシュートをブロックした。清水は守備に人数を回し、2トップとSHの片方を絡めた少数速攻か、滝戸のミドルで打開を図る我慢の時間帯。しかし、その我慢は正しく報われた。30分、滝戸が右に捌いたボールをRB望月卓がキープ、中央寄りにポジションを移していた小泉が大きく外を回って加速、スルーパスで一気にサイドを抉って低いクロスを送る。PA内中央で待ち構えるエース長沢、がスルー、完全にフリーになった町田が右足インサイドでゴール左に流し込み、3−0。 33分、JUVENのDH12番が佐野諒にファウルを犯す。クイックリスタートを目論むが呼吸が合わす、最後は佐野傑のドリブルから左CKへ。滝戸が蹴り込むが、GKと競り合った長沢がファウルを犯し、GKのFKでリスタート。34分、ロングキックに猛牛・佐野克が高く飛び上がり、跳ね返すその時、町田が反応。一気にDFラインの裏までクリアする豪快なヘッドに連動し、裏へ抜け出すや、飛び出たGKを嘲笑う右足アウトサイド。GKの脇の下を緩く抜け、ゴールに吸い込まれた。4−0。猛攻で2点を先攻、相手の反攻をじっくり耐え、縦に速い攻撃で追加点。ほぼ完璧な試合運びを見せ、4−0で試合を折り返した。
JUVEN FC 清水エスパルスユース 2(1) シュート 10(4) ×長沢、◎町田、×町田、×長沢、×町田、◎長沢、×滝戸、×滝戸、◎町田、◎町田 0(0) 右クロス 6(3) ×小泉、◎小泉、○卓馬、×小泉、◎小泉、×佐傑 0(0) 左クロス 11(3) ×佐傑、○小出、×小出、×佐傑、×佐傑、○長沢、×小出、◎町田、×佐傑、×佐傑 ×小出 0(0) 右側CK 1(0) ×佐傑 1(0) 左側CK 5(3) ×滝戸、○滝戸、×滝戸、○滝戸、○滝戸 0(−) 犯OS 0(−) 3(1) ファウル 3(0) ・佐傑、・町田、・長沢
[後半] 清水エスパルスユース (30分〜37分) −−−−−−− 山崎晃 −−−−−−− 10分:町田 →山崎竜 − 望月卓 −渥美− 佐野克 −小出−− 15分:佐野傑→佐野孝 −−−−− 佐野諒 −神田−−−−−− 24分:滝戸 →神田 − 佐野孝 −−−−−−−−−小泉−− 30分:長沢 →藤牧 (佐野孝と小泉をポジション交換、左記参照) −−−−−−藤牧− 山崎竜 −−−−− 37分:渥美 →岩崎
−−−−−−−−15−−−−−−−− −−−−−−10−−11−−−−−− −−09−−07−−08−−14−− −−−−03−−05−−18−−−− HT:12→09 (システム変更、左記参照) −−−−−−−−01−−−−−−−− 27分:10→13 (14OH、13RW) JUVEN FC (〜27分)
後半、JUVENは再度システム変更、3-4-2-1で攻守のバランスを修正した。オーソドックスな4-4-2を採用する清水は、それに対抗するシステムである3-6-1 (というか、WBを含めた5バック+2ボランチ) を苦手にするきらいがあり、攻撃の中心である長沢が連携で相手を崩すタイプなだけに、その傾向は強い。行徳監督も4-1-3-2にシステムを変更して、打開を図ることもあった。この日も攻撃の起点となる2トップを3バックに、突破口となるSHを相手WBに守られて、攻め倦むこととなる。攻撃は最大の防御、攻める時間が短くなれば相手に攻撃の機会が増えるのが道理であり、7分には望月卓のパスミスを奪ったOH11番が単独突破、PA内でシュート体勢に入るがCB渥美がブロックし、こぼれ球はGK山崎晃が確保した。 組織を崩せないときに頼りになるのは、セットプレーか、個人能力であろう。後半は無得点のまま時間は進んで19分、長沢、FW山崎竜と繋いで小泉が右クロスを入れるが、左サイドに流れる。それを追い掛けた長沢が後方に戻し、小出が中央の滝戸へ、更に前の佐野諒へとパスが渡る。と、右足一閃。守備組織を無にする鮮やかな軌跡が、PA外25Mからゴール左へと描かれた。5−0。更に23分、今度は中盤からマークを弾き飛ばして山崎竜が強引にドリブルを仕掛け、PA手前の滝戸へ小さくパス。内側を向いていた滝戸は、そのまま彼を追い越した山崎竜にワンツーを返すのが自然に見えたが、右足アウトで小さく外へパスを流した。そこへ後方から助走する小泉、右クロスを長沢が鮮やかに頭でゴール左へ流し込み、6−0。
後半は無失点を維持してきたJUVENだが、この連続失点で精神的な体力が切れてしまったように見えた。DH8番を中心に忠実に掛けてきたプレスも、綻びが見える。しかし、清水の方も戦術の鍵となっている滝戸、長沢を交代させ、強引な展開が増えてきた。それでも32分、山崎竜のスルーパスでRH佐野孝がエンジンを吹かす。たまらずDH7番が後ろから引っ掛け、PA直前で小泉のFKとなるが、DFがクリアして左CKに。再び小泉のキックを中央で藤牧がDFの背後から体を投げ出し、ごり押しのヘッドで、7−0。次いで36分、左スローインから佐野諒、得意のピンポイントクロスを送る。絶妙の軌跡でDF2枚の頭上を越え、ファーの佐野孝が胸トラップボレー、左ポスト直撃。が、リバウンドをLH小泉がカットしてゴールエリア左角の藤牧に繋ぐと、藤牧は強引なターンから左へ持ち出してシュートコースを確保、鋭角から左足を強振して連続ゴールを挙げた。8−0。 完全に集中力の切れたJUVENを、清水のパワーとスピードが襲い掛かる。ロスタイム、CH神田が自陣から50Mダイアゴナルフィード。受けた佐野孝はトラップの際にマークを弾き飛ばし、中央へと持ち上がると右に切り返してPA右角からシュートを放つが、GKがディフレクトする。左CK、既に佐野克ら後方の選手は上がらず、JUVENも前に選手を残す。結果、人口密度が薄くなったPA内、小泉のキックがニアの山崎竜を越えて落ちた先には誰もおらず、一人跳び込んだ佐野孝が左足インサイドで合わせ、9−0。駄目を押し、その直後試合終了を告げるホイッスルが鳴った。力量差の大きい相手ではあるが、4月29日の浜名戦以来の完封で勝利を収め、無事に全国大会出場が決まったのである。
JUVEN FC 清水エスパルスユース 1(0) シュート 11(6) ×小泉、×滝戸、×滝戸、◎佐諒、◎長沢、◎藤牧、×孝洋、◎藤牧、×藤牧、○孝洋 ◎孝洋 1(0) 右クロス 8(2) ×小泉、×小泉、×卓馬、×小泉、◎小泉、○卓馬、×卓馬、×小泉 1(0) 左クロス 6(2) ×小出、×小出、×孝洋、×孝洋、○佐諒、○竜男 0(0) 右側CK 0(0) 0(0) 左側CK 2(2) ◎小泉、◎小泉 1(−) 犯OS 2(−) ・小泉、・竜男 9(4) ファウル 6(1) ・佐傑、・渥美、×竜男、・佐諒、・小泉、・孝洋
▼試合結果 清水エスパルスユース 9−0 JUVEN FC 得点:前半05分:清水・町田 朋弥 (小泉 慶治・右クロス) 前半13分:清水・長沢 駿 (町田 朋弥・左クロス) 前半30分:清水・町田 朋弥 (小泉 慶治・右クロス) 前半34分:清水・町田 朋弥 (佐野 克彦・スルーパス) 後半19分:清水・佐野 諒 (滝戸 諒 ・縦パス) 後半23分:清水・長沢 駿 (小泉 慶治・右クロス) 後半33分:清水・藤牧 祥吾 (小泉 慶治・左コーナーキック) 後半36分:清水・藤牧 祥吾 (小泉 慶治・ショートパス) 後半39分:清水・佐野 孝洋 (小泉 慶治・左コーナーキック) 警告:後半31分:清水・佐野 諒 (ラフプレー) 後半32分:JUVE・07番 (ラフプレー)
▼選手寸評 [私撰MVP] ●小泉 慶治 (3年・RH) 全体では左からの仕掛けが多く、さほど目立たなかったが、結果として6アシスト。ドリブルからのクロスに絶対の自分の形があり、いざボールが渡った時に確実に得点への仕事ができる。調子が悪くてもアレックスは外せない、そんな感じ。
[私撰MIP] ●佐野 諒 (2年・CH) フィジカル的に苦労しなければ、フィールドの魔術師の本領発揮。足技のトリックと急所への視点で、正確なパスを駆使して展開を縦にドライヴさせた。しかし、ただのファンタジスタではなく、サイドをフォローする運動量も見せている。
●小出 洋孝 (3年・LB) SBが板に付いてきた。相手のドリブルを確実にブロックし、中央へのカバーリングも合格点。本来攻撃の選手なのに、変に前掛かりに色気を出さないのは、低い位置からでも攻撃に貢献できる速く、低く、正確な左足キックがあるからだ。
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