独り言
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2004年10月29日(金) Paranoia paragraph

僕は君で、君は彼
彼は彼女とその母親でもあり、ヒステリックな事以外は完璧だった

僕は母親となり、父親を奪い、いずれ私生児を身籠る事になるんだけど、生まれてきたのはかつての恋敵だった

僕は盲目の双眼鏡で、海鳥の亡骸を探している
僕は大海に漂う羅針盤を手当たり次第集めて、繋ぎあわせて、教会に飾るステンドグラスを用意するので必死だった
モチーフは薄汚れたセラピスト
それは僕であり君でもある
裁く方も裁かれる方も罪人である事に変わりはないんだから

そしていづれは僕は身籠り
生まれてきたのはかつての恋敵だった


2004年10月28日(木) 提案:彼を『火あぶり』にしたって何も出てきやしない。…だから放っておくのが一番だと思うんだ。教室の隅のホコリみたいにさ。

映画自体には興味無いけど『PUNISHER』のサントラ収録、SEETHERの『BROKEN』は、アコギとストリングスを大々的に取り入れ、3コードながら、とてもドラマチックで良い。
Amy Leeをfeat.したのも大正解。
『DISCLAIMER II』収録のオリジナルVer.も良いが、アレンジ次第で曲は全く別の表情を見せると実感。
『SLOW MOTION』ではNICKELBACKを再認識。相当良い。あのマッチョ髭はナシだけど。

あと、一年以上足踏みしてたJACK JOHNSONを遂に購入。…嫌いじゃないけど…BEN HARPERの方が断然好きです。ハイ。

ストテンのNO.4が\600…そりゃ買うさ。


2004年10月17日(日) Across The Universe

「何ものも私の世界を変える事は出来ない」

それは私自身への信頼、自信の表れか?
それとも私以外のあらゆる『何もの』に突き付けた絶縁状?
あるいはあきらめ…

もし『何もの』の囲いの中に『私』という意味も含まれていて、それが嘘では無く実際に彼がそんな精神世界を生きていたとしたら、それは生きながらに死んでいる様な、限りなく無に近い、恐ろしい程解放された場所なのだろう…か?

言っとくが俺は誰かみたいにヤバい宗教なんてやってない
人に生き方を教わるなんて…どうかしてる


これからだって思ったままに書いてやるさ


2004年10月15日(金) その手紙は差出人も受取人も不明だが、表にLove Letterと記されている。郵便局員は好奇心から封を開け…そして全てを無かった事にする

お前に寄生して、お前をフィルターにして世界を見たい
俺の眼球は歪んでて、どうも駄目みたいで…
だからやさしく矯正して欲しい

こんな俺を、皆は変り者だと呼ぶけど
これでも努力してるんだ
愛想笑いだって巧くなった

人と擦れ違う度に怯えてしまうのは今も変わらないけど
あの『ひどく隔離された箱の中』に逆戻りするのだけは後免だ

だって、親が自分の事に関して悲しむ顔なんて二度と見たくないだろ?

結局、俺はお前に『無関心』を装って欲しいだけ

そしてハルニレの木になって
君と二人で健全な白痴の振りをしたいんだ


2004年10月13日(水) 全ての物事には起源があって音楽も然りだ。『初めての音楽』についての短絡的過ぎる考察。

憶測だけど
多分とてもシンプルなビートで形成された
ちょっとした『悪ふざけ』だったんじゃないかと思うよ
ガキが箸で食器を叩きながら
「め〜し!!め〜し!!」ってやる様な

あれって誰に教えられた訳でも強要された訳でも無く
凄く自然発生的なモノだよね

その中にいた少しセンスのある奴が
ビートに変化を加えはじめて…

俺が4歳の時に歌を歌ってるのを録音したテープが今も残ってて
その中で俺は人生初のオリジナル曲を披露してる
夏の楽しい思い出にさよならする歌

…でも凄く楽しそうだ



探しモノは見つかったか?


2004年10月12日(火) ある人物は「『進化』と『退化』は逆の意味だが『進歩』と『退化』はある意味同じだ」と語る。

TVやステレオ等の数多くの文明の英知や、経済機構、その他あらゆる近代的システムを、まるで夜に見る夢の様にパッと消してしまったら、人間は生きていけるだろうか?

俺は大草原に独り、文句は言えない


でもそんな事を考えてるとワクワクするよね
原始的な欲求を求める事のみが許される状況下で
それでも歌を歌うだろうか?
…あるいは、だからこそ歌うかもね

音楽は救済を親に持つ?

どーでもいいけど
“道徳の授業”って今もあるのかなぁ?
子供ながらに神経疑ったよ

「…いったい誰の道徳を俺達に押しつけるんだ?」ってね


2004年10月11日(月) 奈落の底で彼は第三の成長期をむかえる。開催されたクイズ番組は非常に質素なもので、出題者も回答者も彼に帰属する。

「なぜ歌を歌うのか?」と問われたら
何と答えよう?
「なぜ歌を創るのか?」と問われたら
何と答えよう?

生きる事の意味を求めるのと同様に無意味な事に思われるが
頭の中で繰り返されるこの問いに背を向ける術を僕は知らない
だから何度でもこうして意図的に暗がりに身を落とす

「なぜ山に登るのか?」
「そこに山があるから」
この上なく端的に真理をついた様相を呈するこの言葉にのみ真実が宿るとしても
探す事をやめる理由にはならない

まずは
「完璧な治療薬などありはしない」という
腐った固定観念を捨てる必要性を探そう


2004年10月09日(土) 世界の終わりよりも最低なあの悲しみ

天国からのコレクトコールがあったら迷わずにつないでおくれ
金なら幾らだって払うよ
どうしても彼と話がしたいから


俺がお前を思い出すとき
俺は決まって溺れている
お前を救う事は出来なかったけど
お前はいつでも俺を救ってくれる


まずは自分を信じることから始めなきゃな
でも俺…自分が大嫌いなんだよね
何処かの誰かみたいに自分に溺れてみたいよ


下らな過ぎて
涙がでるね











こんなに乾いてるのは
きっとお前が逝ったから


2004年10月04日(月) 言葉遊び『か』

軽く笑い飛ばしてくれ
決まり切った綺麗事や
苦し紛れのジョーク
軽薄な強迫観念や
心にも無い友愛

肩透かしをくらって
昨日と同じ今日の中
空腹はいつもの事で
毛繕いする相手はいない
転がした岩はカビだらけ

掻き消してくれ
切り刻んでくれ
繰り返し断頭台で
軽快なリズムにあわせて
心から楽しみたいから


そして天然痘は
『ペテン師』の烙印を
自ら買い付ける


「人生は喜びに満ちて
愛と希望の名の元に
いつだって手を広げて
僕等を受け入れてくれる
生まれてきてホント良かったよ」

そして作り笑顔を


2004年10月01日(金) A.J.

ずっとずっと
この夜に居座り続けて
Crosstown TrafficとMOBY DICKを
永遠にループしながら
アルコールに溺れて
それが全てになればいいのに

でも
きっともうすぐ夜は明けて
俺はまた過呼吸に苦しむんだ
そしていづれ窒息死して
一ヵ月以上放置され
そこにあの野良猫が花の種を運んでくる
俺を苗床に花はすくすくと育つんだけど
そいつは俺の大嫌いなユリの花なんだ
でも
おかげで葬式を開く手間がはぶけたって
みんな喜んでたよ
だから俺も幸せ
だって生まれて初めて人の役にたてたんだから

俺の人生って何度目だろうね


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