独り言
i| p| f
N.I.N.の『march of the pigs』を聴きながら お前等と自転車で駆け抜けたあの坂は もう無い
俺が SOUNDGARDENの『BLACK HOLL SUN』に夢中になってる頃 お前等ときたら 女のケツを追っかけることで手一杯って 顔してたな
『something in the way』の素晴らしさを説いたところで お前等にとっちゃそれは無意味な享受で 古典の授業よりも退屈な時間だったに違いない
…俺はただお前等より少しROCKが好きだっただけ 下手の横好きを絵に書いた様な生き様
…だからどうしたってんだ
なぁお前等 墓場からでも空は見えんのかい?
2004年07月22日(木) |
おわっ!!次はジミヘンですか♪ |
TVでNIRVANAの『Smells Like Teen Spirit』のビデオクリップが流れていた。 何百回とビデオテープが擦り切れる位に見た映像なのに、固まって見入ってしまった。
シンプルでダイナミック。 プライマルでエモーショナル。 ヘビィーでパワフル。 でも間違いなくポップソングなんだ。
カートコバーンはどんな思いでNIRVANAにいたんだろう? NIRVANAに何を求めていたんだろう?
生きてりゃ多分37歳。 枯れてく彼も見てみたかった。
アバディーンにある、所謂『KURT'S PARK』が正式名称になるらしいよ。 だからどうしたって話だけどな。
ブラウン管とブイ・ティー・アール 目覚めの珈琲と真っ赤なラーク 昔の漫画と寝呆けたクーラー わずかな金とリハビリテーション ぬる目の酒とカシューナッツ オンボロ長屋と無意味な錠前
…それだけありゃ生きていけそうな…気さえする
…なぁみんな
そっちはどうだい? 夏はまだ海の向こうか? 昔の様に…バカ騒ぎして…楽しけりゃそれでHappyなんて…口が裂けても言えなくなっちまった あの海は今も綺麗なままなんだろうけど…
バカなフリすりゃ楽に渡れる バカにしたけりゃすりゃいいよ
どうだっていいんだ そんな事は
全て忘れて 何処か遠くの空の下 水飴でも頬張りながら 「…以前に何処かでお逢いしましたか?」 なんて下らない台詞を うわの空の太陽に投げかける
太陽は 顔色一つ変えず 「えぇ、きっとそうでしょう。あなたがそう思うなら。」 と、つぶやくと また少しだけ時を受け入れ また少しだけ西の方へと傾いた
カラスアゲハが 一秒よりもずっと短い間中 私を光から遠ざけたのは …ちょうど午後三時の事です。
待ち人に許されるのは 腐敗だけだと カラスアゲハが 教えてくれた様な気がした
そんな夢を見た午前三時…五分前。
2004年07月19日(月) |
azteca baby |
「ホラ…また一つ……消えた」
「見てごらんよ。…ホラまた!!」
ハリボテの悲しみを叫ぶ位なら これぐらい純粋な方がいい
そう お前は どんな時でも 驚くほど小綺麗な 身成りをして 言葉を 吐く
遠くアステカの空の下 母親の産毛をまとったままの 見慣れない赤子が 世界に向けて こう呟く
「生まれながらに生きる事を許されない私からしてみれば、あなたが溜め息をつく姿さえ、まるで王族のバレエ鑑賞の様に見える。…私にはね、溜め息をつく事さえ許されないんだ。」
そしてその赤子は水の様に溶けて消えた。
閉めきった部屋の中
ゆりかごは微動だにせず
煙草の煙が描きだす抽象画は
ギリギリのシルエットを僕に突き付ける
開けられない遮光カーテン
付けられない蛍光灯
染み付いたトマトソース
慢性的な痛み
音の無い世界
痛み
無音
…音
君は誰?
…まぁいいさ、君が誰だろうと。
あっ、ちょっと待ってくれよ。 君に聞きたいことがあるんだ。
「…君は虹を見たことがあるかい?」
「もしあるなら少し詳しく話してくれないか?」
…それぐらい俺は退屈に見初められちまったって事だよ。
俺の書いた曲とそれを歌う俺自身が昨日初めてシンクロしたんだと思う。
『月光』 『あきらめにも似た決意』 『それでも僕等いつも歩くんだ』
…心を込めるという行為。 頭だけでは手に負えない。
真っ白な頭の中、魂が叫べとささやく。 無意識な衝動。 全身が騒めく。
…何物でもない。 そう、何物でもない。
自分等のライブ終了後にバスを追いかけてまで駆け付けてくれた仲間達。 予定外にもかかわらず、yokを想い遠くから急遽聴きにきてくれた君。
そしてあの場に居てくれた全ての人に…心の底から…ありがとう。
2004年07月15日(木) |
UNPLUGGED IN NEW YORK |
カートコバーンは俺の歳の頃にはすでに自分の世界を手に入れていた。
死んでしまったのを知った時は、ただ呆然としただけだったけど、このアルバムを聴いて痛い程実感したのを覚えてる。
ベットの中でヘッドフォンして、繰り返し何度も聴いては、繰り返し何度も泣いた記憶がある。
この人の声は何故こんなにも響いてくるんだろう?
俺にとってカートコバーンは永遠のアイドル。
カートコバーンにはなれるハズも無いけど、俺は今日も歌を歌う。
UNPLUGGED IN 下北沢。 歌を歌おう。
自殺する勇気があるなら、生きてみろよ。 死んじまう事を考えたら、恐いものなんてねぇハズだろ。
言ったはずだ。
「お前に逃げ道は無い。」
お前が抱く苦悩なんて、世界の傷跡に比べりゃクソみてぇなもんだ。 ソファーに付いた煙草の焦げ跡程度だな。
いつまでも被害者ぶってんじゃねぇよ、バーカ。
…死にたきゃ死ねよ。 誰も止めやねぇ。 ただどうしてもそうすると言うなら、愛の届かない最果ての空の下にしてくれ。
…誰もテメェの最後なんて見たくねぇんだよ。
そして天然痘は自らの手でワクチンを生成する。
…嘘だろ?
…笑えねぇよ。
…そんなはずない。
…もっとちゃんと見てくれよ。
…なぁ……嘘だろ?
ハッハッハッ!! 勧告を受けた時の俺の顔ったら無かったぜ。 まるでこの世の終わりみたいな顔しやがって。 馬鹿げてる。 そんなはずはない。 大丈夫。 大した事ねぇよ。
不安が俺のドアをノックする。 神様が俺に授けたのは薄汚れた松葉杖だけ。 俺はまた上手に歩ける様になるのだろうか?
不安が俺のドアをノックする。 このコメディーはまだしばらく続きそうだ。
チャップリンにはなれそうもねぇな。
もし神様なんてモノが存在するなら 立て続けに俺に突き付けられた悲劇は奴の仕業だろう
俺に何を求める?
鼓動を失い 片足をもがれた
おかげであんなに渇望していた時間が 今じゃ分けてやりたい位俺の手元にあって 「腐りゃしねぇか?」なんて いらぬ心配ばかりしちまう
俺のこのしみったれた性分を 洗い流す術を誰か知っていたら 今すぐにこの病巣から抜け出して 会いに行くよ
破壊からは何も生まれない 暴力は奪うだけだ
…綺麗事はもうたくさんだ
この下らねぇコメディーはもう終わりにしてくれよ
2004年07月11日(日) |
センチメンタル・ジャーニー |
あなたと話がしたい
あなたの思い出になりたくない
あなたを思い出にしたくない
あなたはこれからも生きていくだろうし
僕達もこれからを生きていこうと思う
あなたが描いた未来絵図を見せて欲しい
僕等が描いた未来絵図を見せてあげたい
今までに繰り返してきた『数知れぬ他愛もない出会いと別れ』とは違うと信じたい
あなたと話がしたい
あなたと話がしたいんだ
あなたにとって僕等が何者でも無いとしても
僕等にとってあなたはお姫様なんだ
こんな事を平気で言う俺を馬鹿だと言うなら
きっとそうだろうよ
彼女にとってあの時間はどんなものだったのだろう? そんな事ばかり考えてしまう。 短いながらも一緒に歩いてきた人間としては 「決して無駄ではなかった」と想って欲しい。
悲しみに暮れたって太陽は昇りゃしねぇ。 新たな太陽が俺にははっきり見えるよ。 なぁお前にも見えるだろ?なぁ?
「yokの上には必ず太陽が昇る。」
yokと彼女、それぞれの新たな門出を一番近くで見られた事に万歳!!
俺はカンの弾くギターが大好きです。 …そして彼女の叩くドラムが大好きなんだ。
それはいつまでも変わらない。
ありがとう。
あまりに世界が冷たくて あまりに時間が責め立てるから 大事なことを忘れていたんだ
ある男が俺に宛てた手紙は 思い出させてくれた
大事なことを
答えはいつだって単純な方がいい
音に身を委ねて なるようになろう
頭を軽くして 心を磨ぎ澄まし
難しい事なんて何もない そう 何もないんだ
明日のLiveは今までのyokのLiveの中で一番良いものになるよ それは間違いないんだ
音と言葉に地の底よりも深い愛を込めて
P.S. チャーリーが俺にくれた自転車はとても乗り心地がいいんだ。ありがとう、チャーリー。
…クックックッ。
…プッ…クックッ。
…フフフッ。
…ハッハッハッ!!
アーハッハッ!! ギャハハハハ!!!!
ドハッ!!ゲボッ…ヴー…うんっ。
……フフフッ。
アーハッハッハッ!!
ギャーッハッハッ!!! ドヒャーッハッハッハッ!!!!!!!
…あーぁ。
うんっ。
「冗談は。」
「顔だけに。」
「しろよ。」
2004年07月04日(日) |
電池切れにご注意下さい |
何もかもが真っ白なのは夏の暑さのせい?
子供の頃に見たあの映画が今でも大好きなんだ。
もう終わりにしよう。
つまらない悪事ばかりが頭に浮かぶから。
天然痘は今日も無実の罪を責められる。
「最後の夜を迎える時、あなたなら何をしたいですか?」
そんな時でも、 いつもと変わらず平然とした顔でいられたらいいなと思うけど、 どうしようも無い俺は多分人一倍慌てふためき、 焦るが故に何も手に付かず、 意味もなく誰かに電話したり、 意味の無い時計の針を必死で追いかけたり、 最後の最後で惨めに命乞いしたりするんだろうな。
死神にキスだってしかねない。 神様を裏切ってでも生き長らえようとするはずさ。
格好悪すぎて、そんな自分が愛しくなるよ。 笑いたきゃ笑えばいいさ。 俺はどうせもう、 そこには居ないんだから。
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